JP2003344939A - 写真撮影装置 - Google Patents

写真撮影装置

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JP2003344939A
JP2003344939A JP2002154582A JP2002154582A JP2003344939A JP 2003344939 A JP2003344939 A JP 2003344939A JP 2002154582 A JP2002154582 A JP 2002154582A JP 2002154582 A JP2002154582 A JP 2002154582A JP 2003344939 A JP2003344939 A JP 2003344939A
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photographed
photographing
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mirror
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JP2002154582A
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Shinichi Hanabusa
真一 英
Koichi Iwata
浩一 岩田
Yoshitaka Mukohara
義隆 向原
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示装置からの画像が電気的画像入力手段側に
入り込むことを防止することが可能である。 【解決手段】被撮影者4の顔を撮影する電気的画像入力
手段11と、この電気的画像入力手段11で撮影した撮
影顔画像を表示させる表示装置13bとを所定角度に配
置し、表示装置13bと電気的画像入力手段11との間
にそれぞれの軸に対して所定角度傾斜させてハーフミラ
ー12を配置し、表示装置13bの表示像の軸と、電気
的画像入力手段11の軸とを―致させて被撮影者4の顔
にガラス板19を介して正対させ、被撮影者4の顔を撮
影する写真撮影装置1において、ハーフミラー12のう
ち電気的画像入力手段11の撮影軸と交差する付近の反
射率を低い透過部12aとして形成し、この低い透過部
12bの周囲には、表示装置13bの表示ドットの配置
ピッチに相当する高反射率の細かいミラーを規則的に配
置したメッシュミラー部12bによる回析作用を利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、写真撮影装置に
係り、撮影ボックス体内に設置され、被撮影者により操
作される個人証明写真撮影に好適な写真撮影装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】このような個人証明写真撮影を行なう写
真撮影装置として、撮影ボックス体である撮影装置内に
設けられた撮影室に被撮影者が入り、椅子に腰掛け、料
金を支払い、撮影を行うものがある。
【0003】このような写真撮影装置には、撮影機とし
てカメラユニットと、TVプロジェクタとを備えるもの
を使用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなカメラユニ
ットは、電気的画像入力手段と、この電気的画像入力手
段に対して所定角度に傾けて配置したハーフミラーと、
被撮影者側に配置されたガラス板を備え、またTVプロ
ジェクタには、バックライトを有する表示装置を備え、
表示装置の表示画面にはハーフミラーで反射され被撮影
者から見え、被撮影者への指示、撮影画像などが表示さ
れる。
【0005】したがって、電気的画像入力手段は被撮影
者の顔の前に配置され、被撮影者はTVプロジェクタに
視線を合わせると電気的画像入力手段のレンズに正対す
ることになるが、このような構造の写真撮影装置では、
表示装置からの画像がハーフミラーを経てガラス板に到
ったとき、反射が発生し電気的画像入力手段側に入り込
む所謂「映り込み」が起こり電気的画像入力手段の撮影
に悪影響を与えていた。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、表示装置からの画像が電気的画像入力手段側に入り
込むことを防止することが可能な写真撮影装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0008】請求項1に記載の発明は、被撮影者の顔を
撮影する電気的画像入力手段と、この電気的画像入力手
段で撮影した撮影顔画像を表示させる表示装置とを所定
角度に配置し、前記表示装置と前記電気的画像入力手段
との間にそれぞれの軸に対して所定角度傾斜させてハー
フミラーを配置し、前記表示装置の表示像の軸と、前記
電気的画像入力手段の軸とを―致させて被撮影者の顔に
ガラス板を介して正対させ、被撮影者の顔を撮影する写
真撮影装置において、前記ハーフミラーのうち前記電気
的画像入力手段の撮影軸と交差する付近の反射率を低い
透過部として形成し、この低い透過部の周囲には、前記
表示装置の表示ドットの配置ピッチに相当する高反射率
の細かいミラーを規則的に配置したメッシュミラー部に
よる回析作用を利用することを特徴とする写真撮影装置
である。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、電気
的画像入力手段は透過部から高い透過率で被撮影者を撮
影することができ、またメッシュミラー部は表示装置の
表示ドットを高い割合で反射して被撮影者に表示し、ま
たガラス板からの反射はハーフミラーで遮られ、電気的
画像入力手段側には、入射せず映り込み現象を低下で
き、電気的画像入力手段ヘの悪影響を除去できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記メッシュミ
ラー部には、規則正しく連続する線状のミラーが形成さ
れ、このミラーの回析により表示を行なうことを特徴と
する請求項1に記載の写真撮影装置である。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、メッ
シュミラー部は線状であるから、実際の製品の製造が容
易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の写真撮影装置の
実施の形態を図面に基づいて説明するが、この発明は、
この実施の形態に限定されない。
【0013】図1は写真撮影装置の側面図、図2は撮影
機の配置構造を示す図、図3はハーフミラーの構造を示
す図、図3は写真撮影装置の概略構成を示すブロック図
である。
【0014】この実施の形態の写真撮影装置1は、撮影
ボックス体2内に設けられた撮影室3に被撮影者4が入
り、椅子5に腰掛け、料金を支払い、撮影を行うもので
ある。この写真撮影装置1には、撮影機としてカメラユ
ニット10と、TVプロジェクタ13とを備えるものを
使用することができる。カメラユニット10は電気的画
像入力手段11、電気的画像入力手段11に対して所定
角度、例えば45度に傾けて配置したハーフミラー1
2、被撮影者側に配置されたガラス板19を備え、電気
的画像入力手段11は例えばCCDカメラで構成され
る。
【0015】TVプロジェクタ13には、バックライト
13aを有する表示装置13bを備え、この表示装置1
3bは例えばLCD表示装置で構成され、その表示画面
はハーフミラー12で反射され被撮影者から見え、被撮
影者4への指示、撮影画像などが表示される。したがっ
て、電気的画像入力手段11は被撮影者4の顔の前に配
置され、被撮影者4はTVプロジェクタ13に視線を合
わせると、電気的画像入力手段11のレンズに正対する
ことになる。
【0016】この実施の形態では、ハーフミラー12
は、図3(a)に示すように、その中央部、即ち電気的
画像入力手段11の軸線から所定領域にわたって透過部
12aとして構成され、その反射率を例えば18%とし
ている。このように、ハーフミラー12のうち電気的画
像入力手段11の撮影軸と交差する付近の反射率を低い
透過部12aとして形成している。
【0017】また、その反射率が低い透過部12aの周
囲には、メッシュミラー部12bとして幅W(例えばm
m)ピッチP(例えばmm)のミラー部を多数の平行縞
状に形成している。なお、このメッシュミラー部12b
のパターンは適宜変えることができ、例えば規則的に配
置された多数の微細なドット状とすることができる。
【0018】なお、ハーフミラー12の反射率の値、幅
WやピッチPの値は、使用する表示装置13bのピッ
チ、ドット領域の大きさ、各部の光学的配置により定め
る。
【0019】このように、ハーフミラー12のうち電気
的画像入力手段11の撮影軸と交差する付近の反射率を
低い透過部12aとして形成し、この低い透過部12a
の周囲には、表示装置13bの表示ドットの配置ピッチ
に相当する高反射率の細かいミラーを規則的に配置した
メッシュミラー部12bとしており、メッシュミラー部
12bによる回析作用を利用する。
【0020】電気的画像入力手段11は透過部12aか
ら高い透過率で被撮影者を撮影することができ、またメ
ッシュミラー部12bは表示装置13bの表示ドットを
高い割合で反射して被撮影者4に表示し、またガラス板
19からの反射はハーフミラー12で遮られ、電気的画
像入力手段側には、入射せず映り込み現象を低下でき、
電気的画像入力手段11ヘの悪影響を除去できる。
【0021】また、メッシュミラー部12bには、規則
正しく連続する線状のミラーが形成され、メッシュミラ
ー部12bは線状で、このミラーの回析により表示を行
なうから、実際の製品の製造が容易となる。
【0022】TVプロジェクタ13には、撮影時に表示
装置13bのバックランプ13aの光を遮るシャッタと
してLCD(液晶)シャッタ13cが設けられる。LC
Dシャッタ13cは、公知の液晶の偏光作用を使用した
ものであり、液晶の偏光方向を変更して、表示装置13
bの液晶パネル13b1と直交ニコルの状態を実現し、
バックライト13aの光を完全に遮断し電気的画像入力
手段11側に光が回り込まないようにしている。このた
め、電気的画像入力手段11は被撮影者4の写真を良好
な状態で撮影できる。
【0023】また、写真撮影装置1には、制御部を構成
するメイン制御ユニット30、サーバユニット40、ス
トロボユニット50、ユーザー入力部60、周辺機器7
0,71及びプリンタ80が配置されている。メイン制
御ユニット30にはプリンタ80が接続されている。ま
た、被撮影者4の声を捕らえたり、被撮影者4に音声指
示を与えるマイクスピーカ14も備えられている。
【0024】この実施の形態では、複数1組3個で3組
のキセノンフラッシュA,B,Cが配置されており、各
キセノンフラッシュA,B,Cはストロボユニット50
内のそれぞれ異なるチャージ用コンデンサ(ストロボユ
ニット内)で発光される。この実施の形態では、キセノ
ンフラッシュAが椅子5の後部に、キセノンフラッシュ
Bが椅子5の下部に、キセノンフラッシュCが撮影室3
の天井に配置されている。このように、各個所に3個の
キセノンフラッシュA,B,Cを備え、これらがその他
の個所のフラッシュと同期して短期間(例えば1〜5
秒)で発光する。したがって、全体では短期間で3回の
発光が行われる。
【0025】この実施の形態では、各キセノンフラッシ
ュA,B,Cには2枚の偏光板を組み合わせた透過率可
変フィルタを設けておき、メイン制御ユニット30の制
御により、透過率を所定のものとしている。これによ
り、3回の撮影照明条件を変化させることができる。
【0026】また、電気的画像入力手段11では、この
3回の発光に同期して予備撮影を行う。この際電気的画
像入力手段11はドラフトモードで撮影を行うものと
し、極めて短周期の発光周期であっても確実に画像デー
タを得ることができる。そして、この実施の形態では、
この異なる撮影条件中から1つの条件を選択して、この
撮影条件で本撮影を行ない、その画像をプリントする。
【0027】メイン制御ユニット30とサーバユニット
40とは、LAN30a,40aで接続されている。メ
イン制御ユニット30には、USB(ユニバーサルシリ
アルバス)30b、I/Oコントローラ30c、DVD
30d、SCSII/F30e、フレームメモリ30f
及び音声I/O30gを有する。メイン制御ユニット3
0には、USB30bを介して電気的画像入力手段11
が接続され、またI/Oコントローラ30cを介してイ
メージトランサー11a、ストロボユニット50、ユー
ザー入力部60、周辺機器70が接続されている。
【0028】ユーザー入力部60は、装置の遠隔操作を
行なうものであり、フォーム選択ボタン、撮影ボタン、
画像表示ボタン及びプリントボタン等で構成される。
【0029】また、I/Oコントローラ30cにより周
辺機器70のカードリーダ70a、ビルバリ―70b、
コインメック70cが作動し、コインの投入により撮影
許可信号を送り、予め設定された料金を徴収する。投入
金額が大きい場合には、つり銭を出し領収書も発行され
る。
【0030】電気的画像入力手段11の撮影に同期して
シンクロ11bによりストロボユニット50が作動し、
キセノンフラッシュA,B,Cが発光する。電気的画像
入力手段11の撮影で得られる画像は、イメージトラン
サー11aを介してI/Oコントローラ30cから入力
される。
【0031】TVプロジェクタ13により得られる画像
は、DVD30dを介してフレームメモリ30fに記憶
される。DVD30dは、デジタル記録方式の記録メデ
ィアであり、この発明の写真撮影装置の使用法解説の動
画情報を記憶しており、必要に応じて使用法解説の動画
がTVプロジェクタ13に表示される。
【0032】電気的画像入力手段11により被撮影者4
を撮影し、この被撮影者画像の画像情報を記録する。そ
して、SCSII/F30eは、画像情報を高速にプリ
ンタ80に送る。この実施の形態のプリンタ80は、記
録材料と受像材料とを重ね合わせて熱を与えることによ
って、記録材料の記録層を受像材料の受像層に転移させ
て画像を形成する熱転写記録方式が用いられ、この実施
の形態では昇華型ビデオプリンタが用いられている。
【0033】サーバユニット40は、認証ライブラリー
40b、オンラインNET40c、照会NET40d、
ブラウザ40e及びファイリングシステム40fを有す
る。認証ライブラリー40bを介して免許証リーダ71
a、CAT端末71b等の必要な周辺機器71が接続さ
れている。
【0034】そして、この実施の形態の写真撮影装置の
プログラム構成として図5に示すプログラムが格納され
ており、以下のような処理が行われる。
【0035】電源ONによりシステムイニシャライズを
行ない(ステップa1)、ユーザー入力画面を表示して
画像ユーザー入力部60をオープンにする(ステップa
2)。カードリーダ70a、ビルバリ―70b、コイン
メック70cが作動して金銭処理を行ない、金銭処理が
完了すると(ステップa3)、マイクスピーカ14の作
動で音声データ入力、キャラクター交換等で、撮影のた
めの個別データを入力する(ステップa4)。
【0036】ステップa5において、メインフレーム通
信を行ない、TVプロジェクタ13によりデータ画像を
取得し、解析照会処理を行ない認証し、対認証用画像の
撮影を行ない、認証用基礎データの取得を行ない、デー
タ確認、認証確認を行なう。
【0037】ステップa6において、インターネット接
続を行ない、電気的画像入力手段11をコントロールし
て撮影し、顔画像撮影、個別/顔画像結合し、結合デー
タの送信を行なう。
【0038】ステップa7において、ID画像処理を行
ない、ステップa8において、画像データ送信を行な
い、画像確認処理し、画像可否確認でI/D画像送信を
行なう。
【0039】ステップa9において、リサイズサフェイ
スメイクして対プリントフレーミングを行ない、ステッ
プa10において、認証番号を取得し、認証番号を表示
する。そして、ステップa11において、プリント出力
し、プリントアウトして終了処理を行なう(ステップa
12)。
【0040】図6は各処理部分での処理の流れを示す図
である。
【0041】金銭処理は、コイン投入し(ステップb1
1)、閉じて(ステップb12)、開いて投入可能にし
(ステップb13)、コイン投入が行なわれる(ステッ
プb14)。
【0042】撮影処理は、撮影可能な待機状態にして
(ステップb21)、予備撮影のために撮影感度を64
0×480画素でISO200にセットし(ステップb
22)、3回撮影し(ステップb23)、この予備撮影
の撮影データに基づき、本撮影が行なわれる。この本撮
影のために撮影感度を2200×1800画素でISO
100にセットし(ステップb24)、1回撮影し(ス
テップb25)、撮影データを記憶する(ステップb2
6)。
【0043】コンピュータ処理は、コンピュータが起動
してスタートし(ステップb31)、撮影プリント処理
の選択が行なわれ(ステップb32)、予備撮影で行な
われた3回の撮影画像を取り込みチェックし(ステップ
b33)、各撮影した画像データから1つの照明条件を
選択する。この選択した照明条件で本撮影を行ない撮影
画像を取り込みチェックし(ステップb34)、プリン
ト出力指示し、さらに複数枚のプリント行ない(ステッ
プb35)、終了する(ステップb36)。
【0044】プリンタ処理は、プリント可能な待機状態
にして(ステップb41)、プリント指示に基づきプリ
ントし(ステップb42)、複数プリントして終了する
(ステップb43)。
【0045】照明処理は、ストロボユニット50のチャ
ージ手段でフルチャージされ(ステップb51)、キセ
ノンフラッシュA,B,Cをセットし(ステップb5
2)、それぞれ30%の照明とし(ステップb53)、
予備撮影に同期して照明を行なう。そして、本撮影で
は、ストロボユニット50のチャージ手段でフルチャー
ジされ(ステップb54)、それぞれ100%の照明と
し(ステップb55)、本撮影に同期して照明を行なう
(ステップb56)。
【0046】次に、この実施の形態の写真撮影装置の全
体のシステムフローを図7及び図8に示す。
【0047】図7において、ステップc1の選択におい
て、ID画像であると(ステップc2)、3回の予備撮
影を行なう(ステップc3)。この予備撮影された3回
の画像から所定の基準バランスマトリクスに基づいて、
本撮影で良好な撮影画像が指定される(ステップc4,
5,6)。このとき、表示された複数の予備撮影画像
は、TVプロジェクタ13に表示され、この複数の予備
撮影画像から被撮影者により本撮影の照明条件が指定さ
れ、本撮影が行なわれる。この本撮影の後に、プリント
されるべき画像はTVプロジェクタ13に表示され、被
撮影者4の最終決定の後プリンタ80から出力される
(ステップc7,8,9)。
【0048】なお、予備撮影された3回の画像の全てを
表示して、被撮影者4に選択させることができる。ま
た、キセノンフラッシュA,B,Cは3個所に設けるよ
うにしたが、1個所もしくは4個所以上でもよい。さら
に、キセノンフラッシュA,B,Cだけではなく異なる
種類の照明(フラッシュ、蛍光灯など)を組み合わせる
こともできる。
【0049】この実施の形態では、図8に示すように、
電気的画像入力手段11を用いて、キセノンフラッシュ
A,B,Cの照明条件が異なる条件で予備撮影を行い、
各撮影した画像データから1つの照明条件を選択し、こ
の選択した照明条件で本撮影を行ない、この本撮影によ
る画像データをプリント出力することしている。
【0050】即ち、電気的画像入力手段11を用い異な
る照明条件で予備撮影を行い、各撮影した画像データか
ら1つの照明条件を選択し、この選択した照明条件で本
撮影を行なう。1つの照明手段で異なる条件の照明を行
なってもよいが、キセノンフラッシュA,B,Cのよう
に異なる位置に設けられた複数の照明手段で異なる条件
の照明を行なってもよい。
【0051】この実施の形態では、光源はキセノンフラ
ッシュA,B,Cであり、異なる各位置にそれぞれ別の
チャージ手段で駆動される複数の光源が配置され、各位
置における複数の光源が同期して短時間間隔で発光し、
キセノンフラッシュA,B,Cの放射光量は可変であ
る。
【0052】このように、電気的画像入力手段11を用
い異なる照明条件で予備撮影を行い、各撮影した画像デ
ータから1つの照明条件を選択し、この選択した照明条
件で再度本撮影を行うことで、例えば顔色や照明の状態
がよい写真を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、電気的画像入力手段は透過部から高い透過率で被
撮影者を撮影することができ、またメッシュミラー部は
表示装置の表示ドットを高い割合で反射して被撮影者に
表示し、またガラス板からの反射はハーフミラーで遮ら
れ、電気的画像入力手段側には、入射せず映り込み現象
を低下でき、電気的画像入力手段ヘの悪影響を除去でき
る。
【0054】請求項2に記載の発明では、メッシュミラ
ー部は線状であるから、実際の製品の製造が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真撮影装置の側面図である。
【図2】撮影機の配置構造を示す図である。
【図3】ハーフミラーの構造を示す図である。
【図4】写真撮影装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図5】1 写真撮影装置のプログラム構成を示す図で
ある。
【図6】各処理部分での処理の流れを示す図である。
【図7】写真撮影装置の全体のシステムフローを示す図
である。
【図8】電気的画像入力手段を用いてキセノンフラッシ
ュの照明条件で予備撮影し、この予備撮影の画像に基づ
き本撮影を行ないプリントアウトする図である。
【符号の説明】
1 写真撮影装置 2 撮影ボックス体 3 撮影室 4 被撮影者 10 カメラユニット 11 電気的画像入力手段 12 ハーフミラー 12a 反射率を低い透過部 12b メッシュミラー部 13 TVプロジェクタ 13b 表示装置 19 ガラス板 30 メイン制御ユニット 40 サーバユニット 50 ストロボユニット 70,71 周辺機器 80 プリンタ A,B,C キセノンフラッシュ
フロントページの続き (72)発明者 向原 義隆 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H104 AA19 BC48 5C022 AA13 AC01 AC51

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被撮影者の顔を撮影する電気的画像入力手
    段と、この電気的画像入力手段で撮影した撮影顔画像を
    表示させる表示装置とを所定角度に配置し、 前記表示装置と前記電気的画像入力手段との間にそれぞ
    れの軸に対して所定角度傾斜させてハーフミラーを配置
    し、前記表示装置の表示像の軸と、前記電気的画像入力
    手段の軸とを―致させて被撮影者の顔にガラス板を介し
    て正対させ、被撮影者の顔を撮影する写真撮影装置にお
    いて、 前記ハーフミラーのうち前記電気的画像入力手段の撮影
    軸と交差する付近の反射率を低い透過部として形成し、
    この低い透過部の周囲には、前記表示装置の表示ドット
    の配置ピッチに相当する高反射率の細かいミラーを規則
    的に配置したメッシュミラー部による回析作用を利用す
    ることを特徴とする写真撮影装置。
  2. 【請求項2】前記メッシュミラー部には、規則正しい連
    続する線状のミラーが形成され、このミラーの回析によ
    り表示を行なうことを特徴とする請求項1に記載の写真
    撮影装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010054924A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Furyu Kk 写真撮影編集装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010054924A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Furyu Kk 写真撮影編集装置

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