JP3286730B2 - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JP3286730B2
JP3286730B2 JP20077299A JP20077299A JP3286730B2 JP 3286730 B2 JP3286730 B2 JP 3286730B2 JP 20077299 A JP20077299 A JP 20077299A JP 20077299 A JP20077299 A JP 20077299A JP 3286730 B2 JP3286730 B2 JP 3286730B2
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健二 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像の一部を切
り出し他の画像をはめ込む画像処理システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像の一部を選択的に切り出し、
その部分に他の画像をはめ込む画像処理システムが、映
像制作やバーチャルリアリティの分野で利用されてい
る。そして、この画像処理システムでは、通常クロマキ
ーと呼ばれる画像切り出し処理が行われるが、この画像
切り出し処理には、緑や青緑などの単一色の背景スクリ
ーンを用いる必要がある。この場合、緑や青緑などは可
視色であることから、映像制作を行う現場では違和感が
生じ、また背景スクリーンと同一の色を被写体に使えな
いため演出上の制限も発生する。
【0003】そこで、このような、緑や青緑を背景スク
リーンに用いることによる違和感や制限を解消すべく、
例えば特開平4−37383号公報や特開平10−34
1446号公報では、近赤外線カメラを用いた画像切り
出し処理が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、近赤外線カメラを画像切り出し処理に用いると、近
赤外線の物体による反射特性の違いの影響を受けて、被
写体と背景スクリーンとの切り分けが不十分で、明瞭で
なくなるという問題点を有していた。また、この問題点
を解決するために、背景スクリーンから近赤外光を発光
させる場合には、眼への影響があることから、人物を被
写体とすることは難しいものとなっている。
【0005】この発明は上記に鑑み提案されたもので、
被写体と背景スクリーンとの切り分けを明瞭とし、また
眼への悪影響も危惧する必要のない画像処理システムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、画像の一部を切り出し他
の画像をはめ込む画像処理システムにおいて、前面の温
度を均一に制御可能な透明板で構成した背景スクリーン
と、上記背景スクリーンの前方に配した被写体と、上記
背景スクリーンおよび被写体の前方に配し、その背景ス
クリーンおよび被写体から同一光路を通ってきた光の
内、可視領域の光を透過し赤外領域の光を反射する第1
のミラー部と、上記第1のミラー部を透過した可視領域
の光を受光する可視カメラと、上記第1のミラー部を反
射した赤外領域の光を受光する赤外線カメラと、上記可
視カメラおよび赤外線カメラの各撮像データに基づいて
画像の一部を切り出し他の画像をはめ込む所定の処理を
行う画像処理装置と、を備え、上記背景スクリーンおよ
び被写体から可視カメラの受光素子までの光路長と、赤
外線カメラの受光素子までの光路長とを一致させ、且
つ、上記可視カメラと赤外線カメラの各レンズ系のピン
ト位置や画角の調整を連動して制御するようにしたこと
を特徴としている。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、画像の一
部を切り出し他の画像をはめ込む画像処理システムにお
いて、前面の温度を均一に制御可能な透明板で構成した
背景スクリーンと、上記背景スクリーンの前方に配した
被写体と、上記背景スクリーンおよび被写体の前方に配
し、その背景スクリーンおよび被写体から同一光路を通
ってきた光の内、可視領域の光を透過し赤外領域の光を
反射する第1のミラー部と、上記第1のミラー部を透過
した可視領域の光を受光する可視カメラと、上記第1の
ミラー部を反射した赤外領域の光を受光する赤外線カメ
ラと、上記可視カメラおよび赤外線カメラの各撮像デー
タに基づいて画像の一部を切り出し他の画像をはめ込む
所定の処理を行う画像処理装置と、を備え、上記背景ス
クリーンおよび被写体から可視カメラの受光素子までの
光路長と、赤外線カメラの受光素子までの光路長とを一
致させ、且つ、背景スクリーンおよび被写体から第1の
ミラー部までの光路に可視カメラと赤外線カメラとに共
通の1つのレンズ系を配置し、その1つのレンズ系のピ
ント位置や画角の調整を制御するようにしたことを特徴
としている。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、画像の一
部を切り出し他の画像をはめ込む画像処理システムにお
いて、前面の温度を均一に制御可能な透明板で構成した
背景スクリーンと、上記背景スクリーンの前方に配した
被写体と、上記背景スクリーンおよび被写体の前方に配
し、その背景スクリーンおよび被写体から同一光路を通
ってきた光の内、可視領域の光を透過し赤外領域の光を
反射する第1のミラー部と、上記第1のミラー部を透過
した可視領域の光を受光する可視カメラと、上記第1の
ミラー部を反射した赤外領域の光を受光する赤外線カメ
ラと、上記可視カメラおよび赤外線カメラの各撮像デー
タに基づいて画像の一部を切り出し他の画像をはめ込む
所定の処理を行う画像処理装置と、を備え、上記背景ス
クリーンを、スペーサで離隔した2枚の透明板で構成
し、その2枚の透明板の間の空部に一定の温度を有する
媒体を流入させることで透明板の前面の温度を均一に制
御するようにしたことを特徴としている。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。先ず第1の実施形態を図
1、図2および図3を用いて説明する。
【0012】図1はこの発明の画像処理システムの全体
構成を示す図である。図において、この発明の画像処理
システムは、画像の一部を切り出し他の画像をはめ込む
画像処理システムであり、前面の温度を均一に制御可能
な透明板で構成した背景スクリーン1Aと、その背景ス
クリーン1Aの前方に配した被写体1Bと、背景スクリ
ーン1Aおよび被写体1Bの前方に配し、その背景スク
リーン1Aおよび被写体1Bから同一光路Lを通ってき
た光の内、可視領域の光を透過し赤外領域の光を反射す
るミラー部2と、ミラー部2を透過した可視領域の光を
受光する可視カメラ3と、ミラー部2を反射した可視領
域の光を受光する赤外線カメラ4と、可視カメラ3およ
び赤外線カメラ4の各撮像データに基づいて画像の一部
を切り出し他の画像をはめ込む所定の処理を行う画像処
理装置6と、を備えている。
【0013】上記の画像処理システムにおいて、可視カ
メラ3と赤外線カメラ4とは、背景スクリーン1Aおよ
び被写体1Bから可視カメラ3のレンズ系31に設けら
れている受光素子までの光路長と、同じく背景スクリー
ン1Aおよび被写体1Bから赤外線カメラ4のレンズ系
41に設けられている受光素子までの光路長とが一致す
るような位置に、配置してある。
【0014】また、この画像処理システムには、1台の
カメラ制御装置5を設けてあり、この1台のカメラ制御
装置5は、可視カメラ3と赤外線カメラ4の各レンズ系
31,41のピント位置や画角の調整を連動して制御し
ている。
【0015】図2は背景スクリーンの構成を示す図であ
る。背景スクリーン1Aは、図に示すように、ガラスや
アクリルなどの2枚の透明板11,11をスペーサ12
により一定の間隔を持たせて配置し、その空間層(空
部)15に一定の温度を有する空気(例えば、温風や冷
風)や液体(例えば、水)などの媒体を挿入するように
したものである。なお、スペーサ12は、透明板11の
外周側に設けている。空間層15内部の媒体の温度を一
定に保つために循環装置(図示省略)を設ける場合もあ
る。また、背景スクリーン1Aには、布状の薄膜スクリ
ーンを用いてもよい。空間層の媒体の特徴(気体や液
体)により、同層の温度の均一化には様々な方式が考え
られる。図2では、被写体1Bが有する温度よりも高い
温度の空気を、温風流入口13から空間層15に流入さ
せ、温風流出口14から排出する温スクリーンを構築す
る場合の構成例を示す。逆に、冷たい空気を流入させ冷
スクリーンを構築する場合には、流入口と流出口の位置
を入れ替えることにより、効率的に媒体を循環させるこ
とができる。空間層15の媒体として、液体(水など)
を用いる場合についても、スクリーンの温冷条件により
流入口と流出口の位置関係は同様となる。
【0016】図3は画像処理装置の構成を示す図であ
る。上記の画像処理装置6は、次のようにして画像のは
め込みを行う。すなわち、先ずマスクパターン発生部6
1において、赤外線カメラ4により撮影された赤外線映
像の温度情報から、背景部分(背景スクリーン1A)の
抽出を行い、マスクパターンを作成する。次に、画像切
り出し処理部62において、可視カメラ3により撮影さ
れた可視映像から、マスクパターンの部分を除去して、
被写体1Bの部分を切り出す。そして、画像はめ込み処
理部63において、その切り出された映像(被写体1B
の部分)を、画像入力端子64から入力された画像はめ
込み映像にはめ込んで出力映像を作成し、その出力映像
をモニタ7に出力する。なお、画像入力端子64から入
力される画像はめ込み映像としては、例えば別の可視カ
メラにより撮影された映像や、コンピュータで作成した
映像を使用する。
【0017】このように、この第1の実施形態では、被
写体1Bの背景として、均一な温度を有する見た目に透
明な背景スクリーン1Aを用い、その背景スクリーン1
Aを赤外線カメラ4で撮像するようにしたので、クロマ
キー画像切り出し処理を使用する必要はなくなり、した
がって、被写体1Bに緑や青緑などの色も用いることが
でき、演出上の制限を軽減することができる。また、近
赤外線を使用しないので、被写体1Bと背景スクリーン
1Aとの切り分けを明瞭なものとすることができ、眼へ
の悪影響も危惧する必要がなくなる。
【0018】さらに、背景スクリーン1Aや被写体1B
から各カメラ3,4の受光素子までの光路長を同一にし
たので、カメラ間での画像のバラツキを抑えて画像の切
り出しやはめ込みを精度良く行うことができる。その光
路にはミラー部2を用いているので、光路の大部分を共
通化することができ、したがって、この実施形態では、
光路長の同一化を容易に行うことができる。
【0019】また、可視カメラ3と赤外線カメラ4とに
対し同一のカメラ制御装置5を用いるようにしたので、
可視光、赤外光線のそれそれに対してほぼ同一のレンズ
系調整を行うことができ、したがって、この点からもカ
メラ間での画像のバラツキを抑えて画像の切り出しやは
め込みを精度良く行うことができる。
【0020】また、2枚の透明板11,11の間の空間
層15に一定の温度を有する媒体を流入させるようにし
たので、透明板11の前面にわたって温度を均一に制御
することができる。したがって、赤外線カメラ4による
温度情報抽出もより高精度となり、マスクパターンの作
成も高精度に行えるようになる。
【0021】図4はこの発明の第2の実施形態を示す図
である。この第2の実施形態が、上記した第1の実施形
態と異なるのは、背景スクリーン1Aの後方に背面投影
型プロジェクタ81を設置し、背景スクリーン1Aに映
像82(ここでは、立方体)を描き出すようにした点で
ある。また、映像82ではなく、実際に物体をセットす
るようにしてもよい。このように、この発明では背景ス
クリーン1Aに透明なものを使用しているので、その後
方に演出上必要な映像を表示したり、セットを構築する
ことが可能となり、撮影現場での臨場感を高めることが
できる。
【0022】図5はこの発明の第3の実施形態を示す図
である。この第3の実施形態が、上記した第1の実施形
態と異なるのは、可視カメラ3と赤外線カメラ4とに共
通に1つの可視・赤外共用のレンズ系9を備え、そのレ
ンズ系9を、背景スクリーン1Aおよび被写体1Bから
ミラー部2までの光路Lに配置し、そのレンズ系9のピ
ント位置や画角の調整をカメラ制御装置5で制御するよ
うにした点である。
【0023】この構成により、画角やピント合わせなど
の調整を容易に行うことができる。ただし、この共通の
レンズ系9を適用するには、光学レンズが有する収差の
影響が生じるために近赤外領域側の赤外線を用いる必要
があり、この領域での温度情報抽出の精度が問題となる
ことがある。
【0024】図6はこの発明の第4の実施形態を示す図
である。上記した第1の実施形態では、ミラー部2に可
視領域の光を透過し赤外領域の光を反射するホットミラ
ーを使用するようにしたが、この第4の実施形態では、
ミラー部2Aとして、赤外領域の光を透過し可視領域の
光を反射するコールドミラーを使用している。したがっ
て、赤外線カメラ4は、ミラー部2Aを透過した赤外領
域の光を受光し、可視カメラ3はミラー部2Aを反射し
た可視領域の光を受光するように配置されている。
【0025】
【発明の効果】この発明は上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。
【0026】請求項1に記載の発明では、被写体の背景
として、均一な温度を有する見た目に透明な背景スクリ
ーンを用い、その背景スクリーンを赤外線カメラで撮像
するようにしたので、クロマキー画像切り出し処理を使
用する必要はなくなり、したがって、被写体に緑や青緑
などの色も用いることができ、演出上の制限を軽減する
ことができる。また、近赤外線を使用しないので、被写
体と背景スクリーンとの切り分けを明瞭なものとするこ
とができ、眼への悪影響も危惧する必要がなくなる。
【0027】また、請求項に記載の発明では、背景ス
クリーンや被写体から各カメラの受光素子までの光路長
を同一にしたので、カメラ間での画像のバラツキを抑え
て画像の切り出しやはめ込みを精度良く行うことができ
る。その光路にはミラー部を用いているので、光路の大
部分を共通化することができ、したがって、この構成の
下で光路長の同一化を容易に行うことができる。
【0028】更に、請求項に記載の発明では、可視カ
メラと赤外線カメラとの各レンズ系を連動して調整する
ようにしたので、可視光、赤外光線のそれぞれに対して
ほぼ同一のレンズ系調整を行うことができ、したがっ
て、この点からもカメラ間での画像のバラツキを抑えて
画像の切り出しやはめ込みを精度良く行うことができ
る。
【0029】請求項に記載の発明では、上記請求項1
に記載の発明と同様に、被写体に緑や青緑などの色も用
いることができると共にカメラ間での画像のバラツキを
抑えられるといった諸々の効果を期せる。これに加え
て、可視カメラと赤外線カメラとに共通に1つのレンズ
系を備えるようにしたので、画角やピント合わせなどの
調整を容易に行うことができる。
【0030】求項に記載の発明では、上記請求項1
に記載の発明と同様に、被写体に緑や青緑などの色も用
いることができるといった諸々の効果を期せる。これに
加えて、2枚の透明板の間の空部に一定の温度を有する
媒体を流入させるようにしたので、透明板の前面にわた
って温度を均一に制御することができ、したがって、赤
外線カメラによる温度情報抽出もより高精度となり、マ
スクパターンの作成も高精度に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像処理システムの全体構成を示す
図である。
【図2】背景スクリーンの構成を示す図である。
【図3】画像処理装置の構成を示す図である。
【図4】この発明の第2の実施形態を示す図である。
【図5】この発明の第3の実施形態を示す図である。
【図6】この発明の第4の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1A 背景スクリーン 1B 被写体 2 ミラー部 2A ミラー部 3 可視カメラ 4 赤外線カメラ 5 カメラ制御装置 6 画像処理装置 7 モニタ 9 レンズ系 11 透明板 12 スペーサ 13 温風流入口 14 温風流出口 15 空間層(空部) 31 レンズ系 41 レンズ系 61 マスクパターン発生部 62 画像切り出し処理部 63 画像はめ込み処理部 64 画像入力端子 81 背面投影型プロジェクタ 82 映像 L 光路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/272 G06T 3/00 400 G06T 1/00 280 H04N 9/74 - 9/75

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の一部を切り出し他の画像をはめ込
    む画像処理システムにおいて、 前面の温度を均一に制御可能な透明板で構成した背景ス
    クリーンと、 上記背景スクリーンの前方に配した被写体と、 上記背景スクリーンおよび被写体の前方に配し、その背
    景スクリーンおよび被写体から同一光路を通ってきた光
    の内、可視領域の光を透過し赤外領域の光を反射する第
    1のミラー部と、 上記第1のミラー部を透過した可視領域の光を受光する
    可視カメラと、 上記第1のミラー部を反射した赤外領域の光を受光する
    赤外線カメラと、 上記可視カメラおよび赤外線カメラの各撮像データに基
    づいて画像の一部を切り出し他の画像をはめ込む所定の
    処理を行う画像処理装置と、 を備え 上記背景スクリーンおよび被写体から可視カメラの受光
    素子までの光路長と、赤外線カメラの受光素子までの光
    路長とを一致させ、且つ、上記可視カメラと赤外線カメ
    ラの各レンズ系のピント位置や画角の調整を連動して制
    御するようにした ことを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 画像の一部を切り出し他の画像をはめ込
    む画像処理システムにおいて、 前面の温度を均一に制御可能な透明板で構成した背景ス
    クリーンと、 上記背景スクリーンの前方に配した被写体と、 上記背景スクリーンおよび被写体の前方に配し、その背
    景スクリーンおよび被写体から同一光路を通ってきた光
    の内、可視領域の光を透過し赤外領域の光を反射する第
    1のミラー部と、 上記第1のミラー部を透過した可視領域の光を受光する
    可視カメラと、 上記第1のミラー部を反射した赤外領域の光を受光する
    赤外線カメラと、 上記可視カメラおよび赤外線カメラの各撮像データに基
    づいて画像の一部を切り出し他の画像をはめ込む所定の
    処理を行う画像処理装置と、 を備え、 上記背景スクリーンおよび被写体から可視カメラの受光
    素子までの光路長と、赤外線カメラの受光素子までの光
    路長とを一致させ、且つ、背景スクリーンおよび被写体
    から第1のミラー部までの光路に可視カメラと赤外線カ
    メラとに共通の1つのレンズ系を配置し、その1つのレ
    ンズ系のピント位置や画角の調整を制御するようにした
    ことを特徴とする 画像処理システム。
  3. 【請求項3】 画像の一部を切り出し他の画像をはめ込
    む画像処理システムにおいて、 前面の温度を均一に制御可能な透明板で構成した背景ス
    クリーンと、 上記背景スクリーンの前方に配した被写体と、 上記背景スクリーンおよび被写体の前方に配し、その背
    景スクリーンおよび被写体から同一光路を通ってきた光
    の内、可視領域の光を透過し赤外領域の光を反射する第
    1のミラー部と、 上記第1のミラー部を透過した可視領域の光を受光する
    可視カメラと、 上記第1のミラー部を反射した赤外領域の光を受光する
    赤外線カメラと、 上記可視カメラおよび赤外線カメラの各撮像データに基
    づいて画像の一部を切り出し他の画像をはめ込む所定の
    処理を行う画像処理装置と、 を備え、 上記背景スクリーンを、スペーサで離隔した2枚の透明
    板で構成し、その2枚の透明板の間の空部に一定の温度
    を有する媒体を流入させることで透明板の前面の温度を
    均一に制御するようにしたことを特徴とする 画像処理シ
    ステム
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