JP2003344795A - 電子写真装置の光学装置 - Google Patents

電子写真装置の光学装置

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JP2003344795A
JP2003344795A JP2002150765A JP2002150765A JP2003344795A JP 2003344795 A JP2003344795 A JP 2003344795A JP 2002150765 A JP2002150765 A JP 2002150765A JP 2002150765 A JP2002150765 A JP 2002150765A JP 2003344795 A JP2003344795 A JP 2003344795A
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JP
Japan
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light beam
scanned
lens
plastic
optical device
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Application number
JP2002150765A
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English (en)
Inventor
Susumu Tateyama
晋 立山
Minoru Kiyono
稔 清野
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Ricoh Printing Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Printing Solutions Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プラスチックFθレンズを安定して
使用することを課題としている。 【解決手段】本発明は、複数の独立した光ビームを発生
する光ビーム発生手段と、発生した光ビームを偏向面に
よって反射して該光ビームを偏向させる偏向手段と、被
走査面と、前記偏向手段によって偏向された前記光ビー
ムを前記被走査面上に結像させるFθ特性を有する結像
光学系とからなり、前記偏向手段によって偏向された前
記光ビームによって前記被走査面上を走査する光走査装
置において、前記Fθレンズをプラスチック製としたこ
とを特徴とし、さらには、光ビームスポット径焦点位置
における焦点深度の中心値を被走査面上に対してずらし
て調整することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置の光
学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置の高精細化にともな
い、被走査面である感光体面上で必要な光ビームスポッ
ト径を安定して出力する必要がある。また、同時に光学
装置の原価低減としてレンズ類のプラスチック化に伴
い、Fθレンズにおいてもプラスチック化を進める必要
がある。従来のガラスレンズに対してプラスチックFθ
レンズは環境の変化に対して敏感な特性を有しており、
成形後に再度加熱処理を行い内部歪を除去するなど、使
いこなすための工夫を行ってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のガラスレンズに対してプラスチックのFθレンズは環
境の変化に対して敏感な特性を有しており、成形後の再
度加熱処理などを実施しても、レンズ内部の屈折率が温
度および湿度に影響され、見かけ上の焦点の距離が変動
する現象が発生する。また、その変動量もプラス側、マ
イナス側に均一には変動せず、径時的にどちらかの方向
へ焦点の距離が変動してしまう。そのため、従来の光学
装置のように感光体面上で光ビームスポット径が所定の
値に入るようにその焦点深度の中央値に感光体面がくる
ような光ビームスポット径の調整方法では、Fθレンズ
の径時変化により焦点位置が変動することで、感光体面
上での光ビームスポット径が見かけ上変化する現象が発
生してしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、前記Fθレンズをプラスチック製とした
ことを特徴とし、さらには、光ビームスポット径焦点位
置における焦点深度の中心値を被走査面上に対してずら
して調整することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を参照
しながら説明する。図1に本光学装置の全体図を示す。
印刷領域において半導体レーザ1より照射されたレーザ
ビーム2は、コリメータレンズ3により平行光となり、
シリンダレンズ群4にて縦径と横径を絞り込み、ポリゴ
ンミラー5上に一度結像させた後に走査される。ポリゴ
ンミラー5により走査されたレーザビーム2は、 Fθ
レンズ6上で広がった後、再び絞られリターンミラー7
にて反射された後、ロングシリンダレンズ8にてタテ径
のみをさらに絞られて感光体面9に走査される。
【0006】図2に従来の光学装置での感光体面上光ビ
ームスポット径のモデルを示す。光学装置のレンズによ
って絞られたレーザビーム10は感光体面11に図のよ
うに焦点される。この時の光ビームスポット径の規定値
をb(80μm)以下とする時の焦点深度はaとなる。
【0007】図3にプラスチックFθレンズの焦点距離
がc変動した時の感光体面上光ビームスポット径のモデ
ルを示す。Fθレンズの焦点距離c>(a/2)となっ
た時に、見かけ上の感光体面の位置は11から12の位
置と移動し、この時の光ビームスポット径dは規定値の
b(80μm)を超えてしまう。(実際は感光体面の位置
は移動せずにレーザビーム10の位置が変動する。)図
4に本発明の実施例を示す。図3でのFθレンズの特性
を予め把握することで、初期的に焦点距離の変動値dを
想定した位置13に光ビームスポット径の中心値がくる
ように調整する。これにより、径時的にFθレンズの焦
点距離がc変化した場合に光ビームスポット径の中心値
が14の位置まで変化する。いずれの場合においても感
光体面位置10に対して焦点深度aの範囲内となり、光
ビームスポット径の規定値b(80μm)を満足出来る。
但し、この時の焦点距離変動量cは光ビームスポット径
の規定値bにおける焦点深度aに対して、c<aとなる
必要がある。
【0008】以上により、ガラスFθレンズに対して安
価であるプラスチックFθレンズを採用しながら高精細
化の要求を満足することが出来る。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、電子写真装置の光学装
置において、プラスチックFθレンズを使用しても高精
細で安定した品質を維持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真装置の光学装置の全体図。
【図2】電子写真装置の光学装置での感光体面上光ビー
ムスポット径のモデル図。
【図3】プラスチックFθレンズの焦点距離が変動した
時の感光体面上光ビームスポット径のモデル図。
【図4】本発明の実施例を示すモデル図。
【符号の説明】
1・・・半導体レーザ、2・・・レーザビーム2、3・
・・コリメートレンズ、4・・・シリンダレンズ群、5
・・・ポリゴンミラー、6・・・FTHレンズ、7・・
・リターンミラー、8・・・ロングシリンダレンズ、9
・・・感光体面上、10・・・レーザビーム、11・・
・感光体面上、12・・・感光体面上、13・・・焦点
深度の中央値、14・・・焦点深度の中央値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA86 2H045 CA63 CB15 CB22 2H087 KA08 KA19 LA22 RA07 RA08 RA45 UA01 5C051 AA02 CA07 DB02 DB22 DB24 DC04 DC07 FA01 5C072 AA03 BA17 HA02 HA09 HA13 XA01 XA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の独立した光ビームを発生する光ビー
    ム発生手段と、発生した光ビームを偏向面によって反射
    して該光ビームを偏向させる偏向手段と、被走査面と、
    前記偏向手段によって偏向された前記光ビームを前記被
    走査面上に結像させるFθ特性を有する結像光学系とか
    らなり、前記偏向手段によって偏向された前記光ビーム
    によって前記被走査面上を走査する光走査装置におい
    て、前記Fθレンズをプラスチック製としたことを特徴
    とする電子写真装置の光学装置。
  2. 【請求項2】光ビームスポット径焦点位置における焦点
    深度の中心値を前記被走査面上に対してずらして調整す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の光学
    装置
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