JPH11295627A - マルチビーム走査装置 - Google Patents

マルチビーム走査装置

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JPH11295627A
JPH11295627A JP10499698A JP10499698A JPH11295627A JP H11295627 A JPH11295627 A JP H11295627A JP 10499698 A JP10499698 A JP 10499698A JP 10499698 A JP10499698 A JP 10499698A JP H11295627 A JPH11295627 A JP H11295627A
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JP
Japan
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light
imaging system
scanning
sub
light beam
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JP10499698A
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English (en)
Inventor
Akihisa Itabashi
彰久 板橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】温度が変動しても、光スポット径の変動および
光スポットの副走査方向のピッチの変動を、許容範囲内
におさえる。 【解決手段】複数の発光部を副走査対応方向に概ね一直
線上に配列した光源部1の、各発光部からの発散光束を
カップリングレンズ2により以後の光学系に適合する光
束に変換し、変換された光束を、副走査対応方向に屈折
力を有する第1結像系3により偏向器4の偏向面近傍に
略線状に結像し、偏向器4により偏向された光束を第2
結像系5,6により被走査媒体7上に光スポットとして
集光し、複数ラインを同時に走査するマルチビーム走査
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマルチビーム走査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の発光部を副走査対応方向(光源か
ら被走査媒体に至る光路上で副走査方向に対応する方
向)に概ね一直線上に配列した光源部の、各発光部から
の光束を同時に偏向させ、被走査媒体上に、副走査方向
に互いに分離した複数の光スポットとして集光せしめ、
被走査媒体の複数ラインを同時に走査するマルチビーム
走査装置が実用化されつつある。
【0003】マルチビーム走査装置においては、被走査
媒体における光スポットのスポット径が所定の許容範囲
内にあることとともに、各光スポットの副走査方向のピ
ッチが揃っていることが重要である。
【0004】一般の事務機器と同様、マルチビーム走査
装置も使用環境温度の影響を免れない。一般的な使用状
況では、マルチビーム走査装置が使用される室内の温度
は10〜30度C程度の範囲であろうが、マルチビーム
走査装置が長時間使用されれば、装置内部の温度は電気
部品の発熱等の影響で50度C以上に上昇することも珍
しく無い。
【0005】マルチビーム走査装置に用いられる光学系
は、通常、使用される室内の標準温度を20度Cとして
設計されるが、上記の如き温度変化があると、光学系の
特性が変化する。例えば、光学系を保持あるいは支持し
ている金属部材が温度変化で膨張したり収縮したりする
と、光学配置に変化が生じるし、光学素子として樹脂製
のものが用いられていれば、温度変化により樹脂製光学
素子の光学特性自体が変化する。このような光学系の特
性変化は、被走査媒体上における各光スポットのスポッ
ト径や光スポットの副走査方向のピッチの変動をもたら
す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑み、所定の温度範内で温度が変動しても、光スポ
ット径の変動および光スポットの副走査方向のピッチの
変動を、許容範囲内におさえることができるマルチビー
ム走査装置の実現を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のマルチビーム
走査装置は「複数の発光部を副走査対応方向に概ね一直
線上に配列した光源部の、各発光部からの発散光束をカ
ップリングレンズにより以後の光学系に適合する光束に
変換し、該変換された光束を、副走査対応方向に屈折力
を有する第1結像系により偏向器の偏向面近傍に略線状
に結像し、偏向器により偏向された光束を第2結像系に
より被走査媒体上に光スポットとして集光し、複数ライ
ンを同時に走査するマルチビーム走査装置」である。光
源部としては、複数の発光部がモノリシックに一体化さ
れた半導体レーザアレイやLEDアレイを好適に用いる
ことができるほか、個別的な半導体レーザやLEDから
の光束をプリズム等で合成し、光学的に合成された仮想
的な発光部が略1直線上に配列するようにしたもの等を
用いることができる。カップリングレンズの作用は、光
源部の各発光部から放射される発散性の光束を以後の光
学系に適した光束に変換することであるが、カップリン
グレンズによりカップリングされた光束は、実質的な平
行光束となってもよいし、弱い発散性の光束あるいは弱
い集束性の光束となってもよい。第1結像系は副走査対
応方向に屈折力を有し、光源部からの各光束を偏向器の
偏向反射面近傍に主走査対応方向(光源から被走査媒体
に至る光路上で主走査方向に対応する方向)に長く、略
線状に結像させる。
【0008】請求項1記載のマルチビーム走査装置は以
下の如き特徴を有する。即ち、設計上の基準温度を含む
所定の使用可能温度範囲を設定され、光源部における任
意の発光部の、副走査対応方向におけるカップリングレ
ンズ光軸からの距離をP1、カップリングレンズの焦点
距離をf1、第1結像系の焦点距離をf2、第2結像系の
副走査対応方向の結像横倍率をβ、上記距離:P1の位
置にある発光部から放射された光束が、被走査媒体上に
集光する位置の、副走査方向における第2結像系光軸か
らの距離をP2とするとき、f1,f2,P1,P2,β
は、設計基準において条件: (1) 0.9<(f1/f2)・(P2/P1)・(1/
|β|) を満足する。
【0009】第2結像系は「主走査対応方向と副走査対
応方向とで屈折力の異なるアナモルフィックレンズを1
枚以上有する」ことができる(請求項2)。偏向器とし
ては回転2面鏡や揺動鏡を用いることができるが、「回
転多面鏡を等速回転させるもの」は高速走査の実現が容
易な点で好適である。この場合の第2結像系は、等角速
度的に偏向する各偏向光束による走査を等速化する機能
を有することが好ましい(請求項3)。上記請求項1ま
たは2または3記載のマルチビーム走査装置において、
第1結像系および/または第2結像系は、樹脂製光学素
子を含むことができ、特に第2結像系に樹脂製光学素子
を含むことができる(請求項4)。この請求項4記載の
マルチビーム走査装置において、設計上の基準温度を2
0度Cとし、使用可能温度範囲を10〜60度Cとする
ことができる(請求項5)。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明のマルチビーム
走査装置の実施の1形態を示している。符号1で示す光
源部は、複数の発光点を副走査対応方向に概ね一直線上
に等間隔で有し、各発光部から「発散性の光束」を放射
する。図1においては、図が繁雑になるのを避けるた
め、光束(の主光線)の1つのみを代表して描いてい
る。光源部1から放射された光束はカップリングレンズ
2により「実質的な平行光束」に変換され、第1結像系
3に入射する。第1結像系3は「副走査対応方向にのみ
正の屈折力を持つシリンドリカルレンズ」であり、カッ
プリングレンズ2側から入射する光束を副走査対応方向
に集束させて、偏向器4の偏向反射面近傍に、主走査対
応方向に長い略線状に結像される。偏向器4は「回転多
面鏡」であり(請求項3)、等速回転することにより反
射光束を等角速度的に偏向させる。偏向光束は、第2結
像系をなすfθレンズ5と長尺レンズ6とを透過し、折
り返しミラー8を介して、被走査媒体7である「光導電
性の感光体」上に光スポットとして集光する。長尺レン
ズ8はトロイダルレンズであって副走査対応方向に強い
正の屈折力をもち、主走査対応方向には微弱な屈折力を
持つアナモルフィックなレンズである(請求項2)。光
源部1の各発光部からの光束は、被走査媒体7上で副走
査対応方向に所定のピッチで分離し、被走査媒体7を複
数ライン同時に走査する。符号100は「走査開始の同
期を取るための同期検知系」を示す。光源部1は具体的
には、1つの素子上に略等間隔に発光点を配列した半導
体レーザアレイである。図2は、図1の実施の形態にお
ける「光源部から被走査媒体に至る光路」を直線的に展
開した状態において、発光部の任意の1つから放射され
た光束の結像状態を示している。符号4aは偏向器の偏
向反射面を示し、符号9は、第2結像系をなすfθレン
ズ5と長尺レンズ6とを「合成系」としてまとめて示し
たものである。図2における上下方向が副走査対応方向
である。発光部1aは、カップリングレンズ2の光軸か
ら副走査対応方向に距離:P1だけ離れている。発光部
1aから放射された光束は、被走査媒体7上の位置1A
に結像する。位置1Aは第2結像系9の光軸(カップリ
ングレンズ2、第1結像系3の光軸と合致している)か
ら距離:P2だけ離れている。カップリングレンズ2の
焦点距離をf1、第1結像系3の焦点距離をf2、第2結
像系9の「副走査対応方向の結像横倍率」をβとする
と、発光部1aから放射された光束が、被走査媒体7上
の位置1Aに結像しているときには、f1,f2,P1
2,βの間に関係: P1=(f1/f2)・P2・(1/|β|) (2) が成り立つ。ここで、光学系の設計の基準温度を20度
Cとし、マルチビーム走査装置の使用可能温度範囲を1
0〜60度Cに設定した場合を考えてみる(請求項
5)。
【0011】図3(a)において、符号3−1,3−
2,3−3で示す曲線は「何れも同じ曲線」であり、第
2結像系3により結像した光束の「副走査方向のビーム
ウエスト近傍において光束径(最大強度の1/e2で定義
される)がどのように変化するか」を示したものであ
る。これらの曲線の最小となる部分がビームウエストを
与える。図3(a)において、Dmaxは被走査媒体上
における副走査方向の光スポット径の許容最大径、Dm
inは同許容最小径であり、Dmin≦D≦Dmaxを
満足するDが副走査方向における「光スポット径の適正
範囲」である。図3(a)において、曲線3−1は、副
走査方向におけるビームウエスト位置を(設計の基準温
度の20度Cにおいて)被走査媒体7の表面(図の縦
軸)に合致させた場合を示している。このとき、結像関
係として式(2)の関係が成り立っている。この状態に
おいて、環境温度が10度Cまで下がると、光源の波長
が短波長化し、第2結像系3の焦点距離が短くなるの
で、ビームウエスト位置は図3(a)の左側へずれ、曲
線3−2のようになる。このとき被走査媒体表面(図の
縦軸位置)における副走査方向の光スポット径は図中の
「D10」であって適正な光スポット径範囲内である。し
かし、環境温度が60度Cになると、ビームウエスト位
置は図の右側へずれて、曲線3−3に示すごとくにな
り、被走査媒体表面における副走査方向の光スポット径
は図中の「D60」となって光スポット径の適正範囲を越
えてしまう。
【0012】そこで、このような場合、この発明におい
ては、図3(b)に示すように、設計の基準温度20度
Cにおいて、ビームウエスト位置を被走査媒体表面(縦
軸位置)よりも図の左方(−側:偏向器側)に予めシフ
トさせて設計するのである。このとき、副走査方向の光
スポット径はビームウエストの回りに曲線3−10のよ
うに変化するので、被走査媒体表面ので光スポット径は
0である。環境温度が10度Cまで下がると、曲線3
−10は偏向器側にずれて曲線3−20のようになり、
被走査媒体上の光スポット径はD10’となる。また、環
境温度が60度Cまで上がると、曲線3−10は偏向器
から遠ざかるようにずれて曲線3−30のようになり、
被走査媒体上の副走査方向の光スポット径はD60’のよ
うになる。しかし、光スポット径:D10’,D60’とも
に、副走査方向の光スポット径の適正範囲内にあるの
で、使用可能温度範囲:10度C〜60度Cにおいて、
適正な副走査方向の光スポット径を実現できる。主走査
対応方向においても同様に温度変化の影響を受けるの
で、上記と同様に、20度Cのときのビームウエスト位
置を、光源とカップリングレンズの距離を調整すること
により、マイナスのデフォーカス側へ「ずらして」設定
する。
【0013】上記のごとく、設計の基準温度:20度C
における、第2結像系により結像した光束の副走査方向
のビームウエスト位置を、被走査媒体表面から偏向器側
へシフトさせるのであるが、このシフトは、第1結像系
により結像する「略線状の結像位置」を光源側へシフト
させることにより行えば良く(シフト量は、使用可能温
度範囲において、副走査方向の光スポット径の変動が、
適正範囲内になるように定める)、このシフトは、説明
中の実施の形態において第1結像系3をなすシリンドリ
カルレンズの焦点距離:f2 を、上記結像の式(2)を
満足する値よりも小さく設定することにより行うのであ
る。このようにすると、発光部1aと、その像である光
スポットとの結像倍率即ち、P2/P1が変化し、被走査
媒体上における光スポットの副走査方向のピッチが設計
上のものと異なることになるが、設定上のピッチに対し
て±10%程度の変化は実用上問題とならないことが実
験的に確認されている。
【0014】発光部と光スポットが結像関係にあるとき
には、前述の通り P1=(f1/f2)・P2・(1/|β|) (2) が成り立っており、この式で、ピッチに関する量:P2
の変化が10%以内になる条件は(2)式の右辺におけ
るP2が0.9より大きくなることであるから、 条件:0.9<(f1/f2)・(P2/P1)・(1/|
β|) が成り立てば良い。上記ビームウエストのシフトを第1
結像系3の焦点距離を変化させる代わりに、第1結像系
自体を光軸方向へシフトさせてもよい。このときも、条
件(1)が成り立つように行えばよい、図4(a)で、
光源部1からの光束は、副走査対応方向において第1結
像系3により偏向反射面4a近傍に結像し、偏向反射面
4aの面倒れを補正するため、偏向反射面4aと被走査
媒体7は略共役な関係にされている。このとき第1結像
系3の結像位置が、図4(b)に示すように「Δx」だ
けシフトすると、被走査媒体上に結像していたビームは
「Δx’」だけシフトし、両シフト量の関係は Δx’
=Δx・β2 (3)で与え
られる。従って、ビームウエストのシフト量:Δx’に
応じて、上記第1結像系の結像位置をどれほどシフトさ
せるべきかは、上記(3)式により定めることができ
る。上の説明は、複数の発光部から放射された光束が被
走査媒体上を走査するのに、一つの偏向反射面で偏向さ
れた光束が全て被走査媒体を走査した後に、次の偏向反
射面で偏向された光束による走査が行われる「隣接走
査」の場合に対応しているが、一つの偏向反射面で偏向
された光束の走査ラインの間を、次の偏向反射面で偏向
された光束が走査するような「飛び越し走査」の場合で
も、条件(1)と許容範囲は変わらない。
【0015】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。図1に即
して説明した実施の形態において、光源部1として、ピ
ッチ:15μmで2つの発光部を有する半導体レーザア
レイを用い、これら2つの発光部の中央部がカップリン
グレンズ2の光軸と合致するようにした。従って、各発
光部は、カップリングレンズ1の光軸から互いに逆の向
きに7.5μm離れて位置する。即ち、各発光部ともP
1=7.5μmである。また、被走査媒体表面における
走査ラインのピッチ(光スポットの副走査方向のピッ
チ)を600dpiとした。設計の基準温度を20度C
とし、この基準温度のときに、ビームウエストが被走査
媒体表面と合致するようにするには、P1=7.5μ
m,P2=21.2μmに応じて、f1=10mm,f2
=40.9mm,β=−0.7とすれば良い。しかし、
この場合、使用可能温度範囲を10〜60度Cとする
と、環境温度が50度以上に上昇したとき、副走査方向
の光スポット径は適正範囲を越えて「肥大」してしまっ
た。実験を繰り返した結果、ビームウエストを被走査媒
体表面から偏向器側へ略1.5mmシフトさせれば良い
ことが分かった。
【0016】このとき、Δx’=1.5として、Δx=
3.06ミリ(=1.5/β2=1.5/0.49)とな
り、これから、第1結像系3の焦点距離:f2’とし
て、37.8mmとすればよいことが分かる。このと
き、f1/f2’=10/37.8=0.26,P2/P1
21.2/7.5=2.8,1/|β|=1.4となる
から、これらの積:(f1/f2)・(P2/P1)・(1/|β
|)=0.26×2.8×1.4=1.02となって
0.9より大きく、条件(1)を満足している。
【0017】このように設定したマルチビーム走査装置
により「隣接走査」を行った結果、使用可能温度範囲:
10〜60度Cにおいて、常に、適正範囲内の光スポッ
ト径・走査ピッチで良好なマルチビーム走査を行うこと
ができた。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規なマルチビーム走査装置を実現できる。このマル
チビーム走査装置は、使用可能温度範囲内で環境温度が
変化しても常に、適正な光スポット径・走査ピッチで、
良好なマルチビーム走査を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマルチビーム走査装置の実施の1形
態を説明するための図である。
【図2】この発明の条件(1)を説明するための図であ
る。
【図3】この発明の原理を説明するための図である。
【図4】ビームウエストのシフトを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 光源部 2 カップリングレンズ 3 第1結像系 4 偏向器 5,6 第2結像系 7 被走査媒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発光部を副走査対応方向に概ね一直
    線上に配列した光源部の、各発光部からの発散光束をカ
    ップリングレンズにより以後の光学系に適合する光束に
    変換し、該変換された光束を、副走査対応方向に屈折力
    を有する第1結像系により偏向器の偏向面近傍に略線状
    に結像し、上記偏向器により偏向された光束を第2結像
    系により被走査媒体上に光スポットとして集光し、複数
    ラインを同時に走査するマルチビーム走査装置におい
    て、 設計上の基準温度を含む所定の使用可能温度範囲を設定
    され、 光源部における任意の発光部の、カップリングレンズ光
    軸からの距離をP1、カップリングレンズの焦点距離を
    1、第1結像系の焦点距離をf2、第2結像系の副走査
    対応方向の結像横倍率をβ、上記距離:P1の位置にあ
    る発光部から放射された光束が、被走査媒体上に集光す
    る位置の、上記第2結像系光軸からの距離をP2とする
    とき、上記f1,f2,P1,P2,βが、設計基準におい
    て条件: (1) 0.9<(f1/f2)・(P2/P1)・(1/
    |β|) を満足することを特徴とするマルチビーム走査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマルチビーム走査装置にお
    いて、 第2結像系が、主走査対応方向と副走査対応方向とで屈
    折力の異なるアナモルフィックレンズを1枚以上有する
    ことを特徴とするマルチビーム走査装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のマルチビーム走査
    装置において、 光ビームを偏向する偏向器は、回転多面鏡を等速回転さ
    せるものであり、第2結像系が、等角速度的に偏向する
    各偏向光束による走査を等速化する機能を有することを
    特徴とするマルチビーム走査装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3記載のマルチビ
    ーム走査装置において、 第2結像系に樹脂製光学素子を含むことを特徴とするマ
    ルチビーム走査装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のマルチビーム走査装置にお
    いて、 設計上の基準温度が20度Cであり、使用可能温度範囲
    が10〜60度Cであることを特徴とするマルチビーム
    走査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215422A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Ricoh Co Ltd 光走査装置
US7012724B2 (en) 1999-11-24 2006-03-14 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning device having a temperature compensation unit
US7515167B2 (en) 2000-03-30 2009-04-07 Ricoh Company, Ltd. Multi-beam scanning device and image forming apparatus using the scanning device

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