JP2003344771A - ズーム光学系及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents

ズーム光学系及びそれを用いた撮像装置

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JP2003344771A JP2002151978A JP2002151978A JP2003344771A JP 2003344771 A JP2003344771 A JP 2003344771A JP 2002151978 A JP2002151978 A JP 2002151978A JP 2002151978 A JP2002151978 A JP 2002151978A JP 2003344771 A JP2003344771 A JP 2003344771A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力、簡素な機構、軽量、小型、高性能を
同時に満たすズーム光学系とそれを用いた撮像装置。 【解決手段】 少なくとも3つの形状可変の反射面G1
〜G4を有し、そのパワーを物体側より順に、負、正、
正で構成して、反射面の形状を変化させることにより変
倍を行い、全ての光学素子には反射面を有しているズー
ム光学系。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズーム光学系及び
それを用いた撮像装置に関し、特に、撮像光学系を備え
た光学装置、あるいは、眼で観察を行う光学系を備えた
光学装置用のズーム光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学系の倍率を変化させるためには、そ
の焦点距離を変化させる必要がある。そのため、連続的
に倍率が変化するズーム光学系を構成するには、レンズ
を移動させて焦点距離を変化させなくてはならない。そ
のために、従来のズーム光学系には避けられない2つの
問題点があった。
【0003】その1つめは、電力と機構の問題である。
変倍時やフォーカシングの際にはモーターを駆動してレ
ンズを移動させるため、ズームの動作が緩慢であった
り、動作音が大きかったり、電力消費量が大きいといっ
た問題があった。しかも、モーターやそれを動作させる
駆動回路を設ける必要があり、レンズ群を移動させるた
めの機械的機構は複雑であり、また、その機械的機構を
設けるために広いスペースが必要になり、装置が大型化
してしまうという問題もあった。
【0004】2つめは、光学性能と大きさの問題であ
る。レンズを移動させるためには、カムに対して機構的
に余裕を与えておかないとスムーズに動かすことができ
なくなるので、移動群は少なからず偏心してしまうのは
避けられない。そのため、レンズを移動させると性能劣
化が必ず生じてしまうという問題があった。また、倍率
は焦点距離という長さに支配されているので、高変倍化
するとどうしてもカメラの厚さ方向が大きくなってしま
う。さらに、高変倍化していくとズームによる収差変動
が大きくなってくるので、レンズ枚数を増やしたりして
補正しなくてはならなくなり、小型化が難しくなってく
る。特に色収差補正は、非球面では補正することができ
ず、レンズの組み合わせでしか補正できないので、大型
化の一因でもあった。
【0005】これらの問題を解決するため、反射光学系
を用いるものが提案されてきている。反射面には色収差
が発生しないという光学的なメリットもある。
【0006】特開平8−248318、特開平11−2
20646では、光路を途中で直角に折り返すことで、
カメラの厚さ方向をコンパクト化したズーム光学系が開
示されている。
【0007】また、特開平8−292372等では、プ
リズム光学系を用いて光路を折り畳み、その相対的な位
置を変化させることで変倍を行うズーム光学系が開示さ
れている。
【0008】また、特願2000−310922〜4で
は、反射面の形状を変化させることで変倍を行うズーム
光学系が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの先
行例は、次に示すように様々な問題点や課題があった。
【0010】特開平8−248318、特開平11−2
20646のものは、単純に光路を折り返しただけなの
で、厚さ方向に関しては小さくすることができるが、根
本的に第1、2の問題共解決できていない。
【0011】特開平8−292372等は、光学系は従
来の屈折光学系とは異なっているが、第1の問題である
光学系を移動させる機構や消費電力の問題に関しては解
決できていない。また、第2の問題も反射面を用いて光
路を折り返しているが、光学系を移動させているので効
果的に小型化されておらず、また、プリズムの入射面、
射出面は屈折作用で色収差が発生してしまっており、反
射面の光学的メリットを活かしきっていない。
【0012】特願2000−310922〜4では、省
電力な静電気力等を用いることで第1の問題は十分に解
決できている。第2の問題も改善できているが、例えば
屈折光学系を用いているので、色収差の発生が避けられ
ず、この点でさらに高性能な光学系の可能性が残されて
いた。
【0013】本発明は従来技術のこのような問題点や課
題に鑑みてなされたものであり、その目的は、省電力、
簡素な機構、軽量、小型、高性能を同時に満たすズーム
光学系とそれを用いた撮像装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の発明のズーム光学系は、少なくとも3つの形
状可変の反射面を有し、そのパワーを物体側より順に、
負、正、正で構成して、反射面の形状を変化させること
により変倍を行い、全ての光学素子には反射面を有して
いることを特徴とするものである。
【0015】本発明の第2の発明のズーム光学系は、少
なくとも3つの形状可変の反射面を有し、そのパワーを
物体側より順に、負、負、正で構成して、反射面の形状
を変化させることにより変倍を行うことを特徴とするも
のである。
【0016】本発明の第3の発明のズーム光学系は、少
なくとも3つの形状可変の反射面を有し、そのパワーを
物体側より順に、負、正、負で構成して反射面の形状を
変化させることにより変倍を行うことを特徴とするもの
である。
【0017】本発明の第4の発明のズーム光学系は、少
なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そのパワーを
物体側より順に、負、正、正、正で構成して反射面の形
状を変化させることにより変倍を行うことを特徴とする
ものである。
【0018】本発明の第5の発明のズーム光学系は、少
なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そのパワーを
物体側より順に、負、正、正、負で構成して反射面の形
状を変化させることにより変倍を行うことを特徴とする
ものである。
【0019】本発明の第6の発明のズーム光学系は、少
なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そのパワーを
物体側より順に、負、正、負、正で構成して反射面の形
状を変化させることにより変倍を行うことを特徴とする
ものである。
【0020】本発明の第7の発明のズーム光学系は、少
なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そのパワーを
物体側より順に、負、負、正、正で構成して反射面の形
状を変化させることにより変倍を行うことを特徴とする
ものである。
【0021】本発明の第8の発明のズーム光学系は、少
なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そのパワーを
物体側より順に、負、負、正、負で構成して反射面の形
状を変化させることにより変倍を行うことを特徴とする
ものである。
【0022】本発明の第9の発明のズーム光学系は、少
なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そのパワーを
物体側より順に、正、負、正、正で構成して反射面の形
状を変化させることにより変倍を行うことを特徴とする
ものである。
【0023】以下に、本発明において、上記構成を取る
理由と作用について説明する。
【0024】本発明の第1のズーム光学系は(第1の発
明)は、少なくとも3つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、負、正、正で構成して、反
射面の形状を変化させることにより変倍を行い、全ての
光学素子には反射面を有していることを特徴とするもの
である。
【0025】第1の構成(第1の発明)において、この
ような構成をとった理由と作用を説明する。
【0026】近軸理論に示されているように、ズーム光
学系には、変倍するために移動する群とそれによる像位
置の変化を補正する群との少なくとも2つの移動群が必
要である。これは可変形状反射面でその面のパワーを変
化させることによるズーム光学系を構成する場合も同様
で、少なくとも2つの反射面を変化させる必要がある。
【0027】しかしながら、反射面の形状だけを変化さ
せても主点位置はその位置に固定されて動かないので、
2つの反射面を変化させるだけでは2つの面のパワー
は、近軸理論の考え方と同様で、全長、反射面の位置、
焦点距離やズーム比等の仕様から略一意的に決まってし
まう。また、光線が垂直に反射しない限り偏心収差が発
生してしまうので、強いパワーを付けると面の形状を工
夫しても単独では完全にはそれを補正し切れない。その
ため、2つの反射面だけを変化させても必ずしも満足な
性能が得られる訳ではない。
【0028】そこで、第1の発明では、少なくとも3面
の形状可変の反射面を備え、そのパワーを、物体側よ
り、負、正、正で構成した。これにより、正のパワーを
2つの面に分割して収差発生量自体を減らすことが可能
になる。光学系が正のパワー、例えば結像光学系を構成
する場合には、正のパワーを適切に分割できて高性能を
達成できる。
【0029】しかしながら、これだけでは高変倍化した
際には高性能を十分満足できない場合がある。高変倍の
ズームレンズを設計するには色収差の補正が重要である
ことはよく知られている。ガラスには色分散が必ずある
ので、パワーを持った屈折光学素子には必ず色収差が発
生している。一方、反射面には色収差の発生が全くな
い。そのため、本発明のズーム光学系に屈折光学素子を
用いた場合、原理的に色収差が残存してしまう。また、
これを補正しようとしても反射面では補正できないの
で、新たに他の屈折光学素子を配置して補正するしかな
く、大型化、コストアップは避けられない。したがっ
て、本発明では屈折光学素子を使用せず、反射光学素子
だけで構成することにより、色収差の発生を完全に0に
して高変倍のズームレンズでも高性能を達成できる。
【0030】また、反射光学素子には、ミラーとプリズ
ムがあるが、どちらを用いてもよい。
【0031】また、本発明の光学系にカバーガラス等の
平行平板ガラスや、ほとんどパワーがなく光学性能や色
収差への影響が小さいような反射面のない屈折光学素子
を用いてもよいことは言うまでもない。
【0032】本発明の第2のズーム光学系は(第2の発
明)は、少なくとも3つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、負、負、正で構成して、反
射面の形状を変化させることにより変倍を行うことを特
徴とするものである。
【0033】第2の構成(第2の発明)において、この
ような構成をとった理由と作用を説明する。
【0034】第2の発明では、同様に少なくとも3面の
形状可変の反射面を備え、そのパワーを、物体側より、
負、負、正で構成した。これにより、負のパワーを2つ
の面に分割して収差発生量自体を減らすことが可能にな
る。これは、例えばズームの広角端で入射角がきつく入
射する場合に発生しやすいコマ収差、ディストーション
を分割された負のパワーで適切に補正できるので、高性
能が達成できる。
【0035】本発明の第3のズーム光学系は(第3の発
明)は、少なくとも3つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、負、正、負で構成して反射
面の形状を変化させることにより変倍を行うことを特徴
とするものである。
【0036】第3の構成(第3の発明)において、この
ような構成をとった理由と作用を説明する。
【0037】3群で構成されるレンズを収差論的に解析
すると、最適なパワー配置があるのが知られている。1
つは単焦点光学系のトリプレットという名で有名な正、
負、正の構成であり、もう1つは負、正、負であること
が分かっている。
【0038】そこで、第3の発明では、少なくとも3面
の形状可変の反射面を備え、そのパワーを、物体側よ
り、負、正、負で構成した。光線の通過する順に異符号
のパワーで構成されているので、面で残存した収差を次
の面で打ち消し合うことにより効果的に補正することが
でき、変倍しても収差変動の少ない光学系を構成するこ
とができる。
【0039】本発明の第4のズーム光学系は(第4の発
明)は、少なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、負、正、正、正で構成して
反射面の形状を変化させることにより変倍を行うことを
特徴とするものである。
【0040】第4の構成(第4の発明)において、この
ような構成をとった理由と作用を説明する。
【0041】第1の発明では、変倍するのに原理的に必
要な2つの反射面だけを変化させても必ずしも満足な性
能が得られる訳ではないことを説明した。一方、本発明
のような反射光学系で光軸を折り曲げると、反射面同士
の有効部が重なり合わないようにする必要があるので、
構成上、反射面の間隔を大きくしたりその反射角を大き
くしなければならない。そのため、効果的に収差を打ち
消し合うことができなかったり、収差の発生量が大きく
なってしまうこともある。そのため、第1〜第3の発明
のようなパワー配置をしても必ずしも高性能を確保でき
ない場合がある。また、構成を考慮しつつ性能を確保し
ようとすると、光学系が大型化したりする場合もある。
【0042】そこで、第4の発明では、少なくとも4面
の形状可変の反射面を備え、そのパワーを、物体側よ
り、負、正、正、正で構成した。これにより、第1反射
面の負パワーで残存した収差を正パワーで打ち消すと同
時に、補正過剰にならないように正パワーを3つに分割
することで、良好に収差を補正することができるように
なる。また、ある反射面の間隔を変えたり反射角を変え
て収差の補正効果が変わったとしても、第2〜第4反射
面は同じ符号のパワーなので、その他の面にてそれを補
償することができるので、高性能で小型な光学系を構成
できるようになる。
【0043】本発明の第5のズーム光学系は(第5の発
明)は、少なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、負、正、正、負で構成して
反射面の形状を変化させることにより変倍を行うことを
特徴とするものである。
【0044】第5の構成(第5の発明)において、この
ような構成をとった理由と作用を説明する。
【0045】また、第5の発明では、同様に4面の形状
可変の反射面を備え、そのパワーを、物体側より、負、
正、正、負で構成した。これにより、第3の発明で説明
した負、正、負のタイプの正パワーを分割できるので、
正パワー部分の反射面間隔や反射角が変化しても収差発
生量が大きくなり難く、高性能な光学系を構成すること
ができる。
【0046】本発明の第6のズーム光学系は(第6の発
明)は、少なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、負、正、負、正で構成して
反射面の形状を変化させることにより変倍を行うことを
特徴とするものである。
【0047】第6の構成(第6の発明)において、この
ような構成をとった理由と作用を説明する。
【0048】また、第6の発明では、同様に4面の形状
可変の反射面を備え、そのパワーを、物体側より、負、
正、負、正で構成した。これにより、光線の通過する順
に異符号のパワーで構成されているので、面で残存した
収差を次の面で打ち消し合うことにより効果的に補正す
ることができ、変倍しても収差変動の少ない光学系を構
成することができる。また、どの面の反射面の間隔や反
射角を変化させても前後の面で収差補正のバランスをと
れるので、収差発生量が大きくなり難く高性能な光学系
を構成することができる。
【0049】本発明の第7のズーム光学系は(第7の発
明)は、少なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、負、負、正、正で構成して
反射面の形状を変化させることにより変倍を行うことを
特徴とするものである。
【0050】第7の構成(第7の発明)において、この
ような構成をとった理由と作用を説明する。
【0051】また、第7の発明では、同様に4面の形状
可変の反射面を備え、そのパワーを、物体側より、負、
負、正、正で構成した。これにより、負、正のパワーを
共に分割できるので、レトロフォーカスタイプの特徴を
色濃く出しつつ、収差発生量の少ない光学系を構成でき
る。また、正パワー若しくは負パワー部分の反射面間隔
や反射角が変化してもパワーが分割されているのでそれ
を補償することができるので、高性能な光学系を構成す
ることができる。
【0052】本発明の第8のズーム光学系は(第8の発
明)は、少なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、負、負、正、負で構成して
反射面の形状を変化させることにより変倍を行うことを
特徴とするものである。
【0053】第8の構成(第8の発明)において、この
ような構成をとった理由と作用を説明する。
【0054】また、第8の発明では、同様に4面の形状
可変の反射面を備え、そのパワーを、物体側より、負、
負、正、負で構成した。これにより、第3の発明で説明
した負、正、負のタイプの1番目の負パワーを分割でき
るので、負パワー部分の反射面間隔や反射角が変化して
も収差発生量が大きくなり難く、高性能な光学系を構成
することができる。特に入射角度がきつくなる広角端で
発生しがちなコマ収差、ディストーション補正に効果が
ある。
【0055】本発明の第9のズーム光学系は(第9の発
明)は、少なくとも4つの形状可変の反射面を有し、そ
のパワーを物体側より順に、正、負、正、正で構成して
反射面の形状を変化させることにより変倍を行うことを
特徴とするものである。
【0056】本発明はこのような第9の発明の構成も含
むものである。
【0057】本発明の第10のズーム光学系は、第1、
第4、第5の発明において、次の条件式を満たすことを
特徴とするものである。
【0058】 0.005<φ2p/φ3p<100 ・・・(1) ただし、φ2p=2・n2 /(cos θ2 ・r2 )、φ3p
2・n3 /(cos θ3 ・r3 )とし、n2 、n3 はそれ
ぞれ正の第2反射面、正の第3反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r2 、r3 はそれぞれ正の第2反射面、正
の第3反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ2 、θ3 はそれぞれ正の第2反射面、正の第3反
射面の反射角である。
【0059】なお、回転非対称面のように曲率半径が関
数式に表れない場合、曲率半径r2、r3 等は非球面効
果を考慮した曲率半径とし、定義式をf(後記の(a)
式又は(b)式)としたとき、次の式ので定義されるR
である。
【0060】1/R=(Lx1 2+2Mx11 +N
1 2)/(Ex1 2+2Fx11 +Gx1 2) ただし、E=1+p2 ;F=pq;G=1+q2 ;L=
r/√(1+p2 +q2);M=s/√(1+p2 +q
2 );N=t/√(1+p2 +q2 ) ここで、pはfのxに関する1次偏微分、qはfのyに
関する1次偏微分、rはfのxに関する2次偏微分、s
はfのx,yに関する2次偏微分、tはfのyに関する
2次偏微分とする。
【0061】また、X方向の曲率半径rx は次の式で表
せる。
【0062】rx =[√{1+(∂f/∂x)2 +(∂
f/∂y)2 }×{1+(∂f/∂x)2 }]/(∂2
f/∂x2 ) また、同様にY方向の曲率半径ry は次の式で表せる。
【0063】ry =[√{1+(∂f/∂x)2 +(∂
f/∂y)2 }×{1+(∂f/∂y)2 }]/(∂2
f/∂y2 ) 詳細は、彌永昌吉他翻訳監修『スミルノフ高等数学教程
4 II 巻[第2分冊]』共立出版参照。
【0064】この第10の構成の作用を説明する。第2
反射面、第3反射面が正のとき、2つの正パワーの反射
面は条件式(1)を満たすのがよい。
【0065】このφ2p、φ3pは、偏心がないときの反射
面のパワーが2n/rであることから、反射角θを考慮
した面のパワー2n/(cos θ・r)を意味している。
また、この条件式は、変倍領域内のあるズーム状態にお
ける反射面の曲率半径がこの数値を満たしていればよい
(以下の条件式でも同様)。
【0066】この条件式の上限の100、下限の0.0
05を越えると、どちらかのパワーが弱くなりすぎ、正
のパワーを分割した効果が薄くなって性能が低下してし
まう。
【0067】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0068】 0.01<φ2p/φ3p<10 ・・・(1−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0069】 0.05<φ2p/φ3p<5 ・・・(1−2) 本発明の第11のズーム光学系は、第1、第4、第5の
発明において、次の条件式を満たすことを特徴とするも
のである。
【0070】 −100<φ1n/φ2p<−0.01 ・・・(2) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ2p
2・n2 /(cos θ2 ・r2 )とし、n1 、n2 はそれ
ぞれ負の第1反射面、正の第2反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r2 はそれぞれ負の第1反射面、正
の第2反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ2 はそれぞれ負の第1反射面、正の第2反
射面の反射角である。
【0071】この第11の構成の作用を説明する。収差
が残存するとその像側の光学系で拡大されてしまうの
で、物体側の光学系で良好に補正しておく必要がある。
そのため、第1、第2の反射面は条件式(2)を満たす
のがよい。
【0072】この条件式の上限の−0.01を越える
と、負の面による収差発生が大きくなりすぎて正の面で
補正し切れなくなり、下限の−100を越えると、正の
面による収差発生が大きくなりすぎて負の面で補正し切
れなくなってしまい、共に性能が低下してしまう。
【0073】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0074】 −50<φ1n/φ2p<−0.1 ・・・(2−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0075】 −15<φ1n/φ2p<−0.5 ・・・(2−1) 本発明の第12のズーム光学系は、第2、第7、第8の
発明において、次の条件式を満たすことを特徴とするも
のである。
【0076】 0.01<φ1n/φ2n<100 ・・・(3) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ2n
2・n2 /(cos θ2 ・r2 )とし、n1 、n2 はそれ
ぞれ負の第1反射面、負の第2反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r2 はそれぞれ負の第1反射面、負
の第2反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ2 はそれぞれ負の第1反射面、負の第2反
射面の反射角である。
【0077】この第12の構成の作用を説明する。この
条件式の上限の100、下限の0.01を越えると、ど
ちらかのパワーが弱くなりすぎ、負のパワーを分割した
効果が薄くなって性能が低下してしまう。
【0078】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0079】 0.03<φ1n/φ2n<20 ・・・(3−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0080】 0.05<φ1n/φ2n<10 ・・・(3−2) 本発明の第13のズーム光学系は、第2、第7、第8の
発明において、次の条件式を満たすことを特徴とするも
のである。
【0081】 −100<φ1n/φ3p<−0.01 ・・・(4) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ3p
2・n3 /(cos θ3 ・r3 )とし、n1 、n3 はそれ
ぞれ負の第1反射面、正の第3反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r3 はそれぞれ負の第1反射面、正
の第3反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ3 はそれぞれ負の第1反射面、正の第3反
射面の反射角である。
【0082】この第13の構成の作用を説明する。収差
を打ち消し合うには異符号のパワーを組み合わせるのが
効果的である。そのため、第1、第3の反射面は条件式
(4)を満たすのがよい。
【0083】この条件式の上限の−0.01を越える
と、負の面による収差発生が大きくなりすぎて正の面で
補正し切れなくなり、下限の−100を越えると、正の
面による収差発生が大きくなりすぎて負の面で補正し切
れなくなってしまい、共に性能が低下してしまう。
【0084】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0085】 −20<φ1n/φ3p<−0.05 ・・・(4−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0086】 −5<φ1n/φ3p<−0.1 ・・・(4−2) 本発明の第14のズーム光学系は、第3、第6の発明に
おいて、次の条件式を満たすことを特徴とするものであ
る。
【0087】 0.01<φ1n/φ3n<100 ・・・(5) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ3n
2・n3 /(cos θ3 ・r3 )とし、n1 、n3 はそれ
ぞれ負の第1反射面、負の第3反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r3 はそれぞれ負の第1反射面、負
の第3反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ3 はそれぞれ負の第1反射面、負の第3反
射面の反射角である。
【0088】この第14の構成の作用を説明する。正の
第2反射面の収差を補正するには、負の第1、第3の反
射面のパワーを適切に設定するのが望ましい。よって、
条件式(5)を満たすのがよい。
【0089】この条件式の上限の10を越えると、第3
反射面のパワーが弱くなりすぎて収差補正効果が減って
しまい、下限の0.01を越えると、第1反射面のパワ
ーが弱くなりすぎて収差補正効果が減ってしまい、共に
性能が低下してしまう。
【0090】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0091】 0.3<φ1n/φ3n<50 ・・・(5−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0092】 0.5<φ1n/φ3n<20 ・・・(5−2) 本発明の第15のズーム光学系は、第3、第6の発明に
おいて、次の条件式を満たすことを特徴とするものであ
る。
【0093】 −100<φ1n/φ2p<−0.01 ・・・(6) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ2p
2・n2 /(cos θ2 ・r2 )とし、n1 、n2 はそれ
ぞれ負の第1反射面、正の第2反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r2 はそれぞれ負の第1反射面、正
の第2反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ2 はそれぞれ負の第1反射面、正の第2反
射面の反射角である。
【0094】この第15の構成の作用を説明する。収差
が残存するとその像側の光学系で拡大されてしまうの
で、物体側の光学系で良好に補正しておく必要がある。
そのため、第1、第2の反射面は条件式(6)を満たす
のがよい。
【0095】この条件式の上限の−0.01を越える
と、負の面による収差発生が大きくなりすぎて正の面で
補正し切れなくなり、下限の−100を越えると、正の
面による収差発生が大きくなりすぎて負の面で補正し切
れなくなってしまい、共に性能が低下してしまう。
【0096】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0097】 −50<φ1n/φ2p<−0.1 ・・・(6−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0098】 −15<φ1n/φ2p<−0.5 ・・・(6−2) 本発明の第16のズーム光学系は、第4の発明におい
て、次の条件式を満たすことを特徴とするものである。
【0099】 0.005<φ2p/φ4p<100 ・・・(7) ただし、φ2p=2・n2 /(cos θ2 ・r2 )、φ4p
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n2 、n4 はそれ
ぞれ正の第2反射面、正の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r2 、r4 はそれぞれ正の第2反射面、正
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ2 、θ4 はそれぞれ正の第2反射面、正の第4反
射面の反射角である。
【0100】この第16の構成の作用を説明する。第
2、第4の反射面は条件式(7)を満たすのがよい。
【0101】この条件式の上限の100、下限の0.0
05を越えると、どちらかのパワーが弱くなりすぎ、正
のパワーを分割した効果が薄くなって性能が低下してし
まう。
【0102】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0103】 0.01<φ2p/φ4p<20 ・・・(7−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0104】 0.05<φ2p/φ4p<5 ・・・(7−2) 本発明の第17のズーム光学系は、第5の発明におい
て、次の条件式を満たすことを特徴とするものである。
【0105】 0.01<φ1n/φ4n<100 ・・・(8) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ4n
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n1 、n4 はそれ
ぞれ負の第1反射面、負の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r4 はそれぞれ負の第1反射面、負
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ4 はそれぞれ負の第1反射面、負の第4反
射面の反射角である。
【0106】この第17の構成の作用を説明する。第
1、第4の反射面は条件式(8)を満たすのがよい。
【0107】この条件式の上限の100を越えると、第
4反射面のパワーが弱くなりすぎて補正不足になってし
まい、下限の0.01を越えると、第4反射面のパワー
が強くなりすぎ補正過剰になってしまう。
【0108】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0109】 0.1<φ1n/φ4n<50 ・・・(8−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0110】 0.5<φ1n/φ4n<10 ・・・(8−2) 本発明の第18のズーム光学系は、第6の発明におい
て、次の条件式を満たすことを特徴とするものである。
【0111】 0.005<φ2p/φ4p<100 ・・・(9) ただし、φ2p=2・n2 /(cos θ2 ・r2 )、φ4p
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n2 、n4 はそれ
ぞれ正の第2反射面、正の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r2 、r4 はそれぞれ正の第2反射面、正
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ2 、θ4 はそれぞれ正の第2反射面、正の第4反
射面の反射角である。
【0112】この第18の構成の作用を説明する。第
2、第4の正の反射面はパワーを適切に分割するように
条件式(9)を満たすのがよい。
【0113】この条件式の上限の100を越えると、第
4反射面のパワーが弱くなりすぎて補正不足になってし
まい、下限の0.005を越えると、第4反射面のパワ
ーが強くなりすぎ補正過剰になってしまう。
【0114】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0115】 0.01<φ2p/φ4p<20 ・・・(9−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0116】 0.05<φ2p/φ4p<5 ・・・(9−2) 本発明の第19のズーム光学系は、第7の発明におい
て、次の条件式を満たすことを特徴とするものである。
【0117】 0.01<φ3p/φ4p<100 ・・・(10) ただし、φ3p=2・n3 /(cos θ3 ・r3 )、φ4p
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n3 、n4 はそれ
ぞれ正の第3反射面、正の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r3 、r4 はそれぞれ正の第3反射面、正
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ3 、θ4 はそれぞれ正の第3反射面、正の第4反
射面の反射角である。
【0118】この第19の構成の作用を説明する。第
2、第4の反射面は条件式(10)を満たすのがよい。
【0119】この条件式の上限の100、下限の0.0
1を越えると、どちらかのパワーが弱くなりすぎ、正の
パワーを分割した効果が薄くなって性能が低下してしま
う。
【0120】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0121】 0.05<φ3p/φ4p<50 ・・・(10−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0122】 0.2<φ3p/φ4p<10 ・・・(10−2) 本発明の第20のズーム光学系は、第8の発明におい
て、次の条件式を満たすことを特徴とするものである。
【0123】 0.005<φ2n/φ4n<100 ・・・(11) ただし、φ2n=2・n2 /(cos θ2 ・r2 )、φ4n
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n2 、n4 はそれ
ぞれ負の第2反射面、負の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r2 、r4 はそれぞれ負の第2反射面、負
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ2 、θ4 はそれぞれ負の第2反射面、負の第4反
射面の反射角である。
【0124】この第20の構成の作用を説明する。第
2、第4の負の反射面はパワーを適切に分割するように
条件式(11)を満たすのがよい。
【0125】この条件式の上限の100を越えると、第
4反射面のパワーが弱くなりすぎて補正不足になってし
まい、下限の0.005を越えると、第4反射面のパワ
ーが強くなりすぎ補正過剰になってしまう。
【0126】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0127】 0.01<φ2n/φ4n<20 ・・・(11−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0128】 0.05<φ2n/φ4n<5 ・・・(11−2) なお、以上の第1〜第9の発明において、偏心した反射
面に単純にパワーを持たせると回転非対称な偏心収差が
発生してしまう。この偏心収差は回転対称の非球面等で
は補正できないため、少なくとも1面回転非対称な面を
構成するのが好ましい。これにより偏心収差を補正する
ことが可能になり、良好な性能を確保できる。また、回
転非対称面では画面の長辺方向をX軸、短辺方向をY軸
としたとき、例えばX方向とY方向でパワーの符号を変
えることが可能であるが、本発明では、少なくとも何れ
かの方向でこのパワーの配置をしていればよい。また、
面形状が正から負、負から正に変化する場合には、何れ
かのズーム状態にて本発明のパワーの並び(配置)にな
っていればよい。
【0129】本発明の第21のズーム光学系は、第1〜
第20の構成において、反射面はミラーから構成される
ことを特徴とするズーム光学系。
【0130】この第21の構成の作用を説明する。反射
面を用いた構成には、主にプリズムとミラーがある。本
発明の反射面はプリズムでもミラーでも構わない。ただ
し、これらはどちらも反射面を用いた光学系であるにも
係わらず、その特性は大きく異なっている。
【0131】まず、これらの反射面に曲率(曲率半径
r)を付けたときには、近軸パワーの計算式より、その
面のパワーは、その内部が1よりも大きい屈折率nの媒
質で満たされているプリズムでは、−2n/rになり、
ミラーでは、−2/rになり、同じ曲率でもパワーが異
なってくる。そのため、プリズムはミラーに比べ1/n
の曲率で同じパワーにすることができることから、プリ
ズムの方が反射面の収差発生量を小さくでき、性能上は
有利である。
【0132】しかしながら、形状可変にする構成上、プ
リズムにした場合には、その内部を液体等の可変物質で
埋めなければならない。そのため、液体の屈折率分布、
透過率、複屈折等の影響を受けやすくなってしまい、性
能的には不利になる。そのため、総合的な性能を考慮す
ると、どちらかというと光路が空気になるミラーの方が
好ましい。
【0133】本発明の第22のズーム光学系は、第1〜
第20の構成において、反射面は対称面が1つのみの回
転非対称な曲面形状であることを特徴とするものであ
る。
【0134】この第22の構成の作用を説明する。カタ
ディオプトリック光学系のように、反射面の有効部が重
なり合うように構成することも可能ではあるが、光束が
けられてしまうので光量が減少してしまい好ましくな
い。そのため、反射面を互いに偏心させて有効面が重な
らないように構成するのがよい。ところが、偏心した反
射面に単純にパワーを持たせると回転非対称な偏心収差
が発生してしまう。この偏心収差は回転対称の非球面等
では補正できないため、少なくとも1面回転非対称な面
を設ける必要がある。これにより偏心収差を補正するこ
とが可能になり、良好な性能を確保できる。また、面を
偏心させた場合でも、図13に示すように、その偏心回
転軸方向には対称な光線があるので、対称面を1つのみ
有する反射面が、製造管理上好ましい。
【0135】なお、回転非対称な曲面形状としては、限
定的でないが、代表的には自由曲面がある。自由曲面の
面の形状は以下(a)式により定義し、その定義式のZ
軸が自由曲面の軸となる。
【0136】 ここで、(a)式の第1項は球面項、第2項は自由曲面
項である。Mは2以上の自然数である。
【0137】球面項中、 c:頂点の曲率 k:コーニック定数(円錐定数) r=√(X2 +Y2 ) である。
【0138】自由曲面項は、 ただし、Cj (jは2以上の整数)は係数である。
【0139】上記自由曲面は、一般的には、X−Z面、
Y−Z面共に対称面を持つことはないが、Xの奇数次項
を全て0にすることによって、Y−Z面と平行な対称面
が1つだけ存在する自由曲面となる。また、Yの奇数次
項を全て0にすることによって、X−Z面と平行な対称
面が1つだけ存在する自由曲面となる。
【0140】本発明の第23のズーム光学系は、第1〜
第20の構成において、フォーカシングも形状可変反射
面で行うことを特徴とするものである。
【0141】この第23の構成の作用を説明する。本発
明のズーム光学系では、変倍時に移動する光学素子がな
いので、フォーカシングも形状可変反射面で行い、その
ための移動群を設けないようにしてもよい。このとき、
形状可変反射面の中の1つだけをそれに用いるのが制御
上最も良い。ただし、フォーカシング時の収差変動を補
正するため、複数の反射面を用いても構わない。また、
面形状はズーミング時の変形とは異なる規則で動かして
もよい。その場合、制御系の記憶装置にフォーカシング
用のテーブルを別に用意しておくのが好ましい。
【0142】本発明の第24のズーム光学系は、第1〜
第20の構成において、少なくとも1面の可変形状反射
面は下記の条件式を満たすことを特徴とするものであ
る。
【0143】 0.005<|2n・Ih/( cosθ・rmax )|<5 ・・・(12) ただし、rmax は軸上主光線が通過する地点での最大変
形時の曲率半径、nは入射射出側のd線の屈折率、θは
反射角、Ihは最大像高である。
【0144】この第24の構成の作用を説明する。偏心
した反射面にパワーを付けた場合、偏心収差が発生して
しまう。例えば、光軸の中心でもコマ収差が発生する。
この偏心収差量は主に面のパワーと反射角の2つに依存
している。そのため、少なくとも1面の最大変形時の形
状可変反射面は条件式(12)を満たすのがよい。
【0145】この条件式は、偏心がないときの反射面の
パワーが2n/rであることから、反射角θを考慮した
面のパワー2n/( cosθ・r)を像高のサイズIhで
正規化していることを意味している。
【0146】この条件式の上限の5を越えると、偏心収
差の発生量が大きくなりすぎて性能が低下してしまい、
下限の0.005を越えると、変倍に必要なパワーが確
保できず効果的にズーミングできなくなってしまう。
【0147】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0148】 0.01<|2n・Ih/( cosθ・rmax )|<1 ・・・(12−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0149】 0.05<|2n・Ih/( cosθ・rmax )|<0.5 ・・・(12−2) 本発明の第25のズーム光学系は、第1〜第20の構成
において、少なくとも1面の可変形状反射面は下記の条
件式を満たすことを特徴とするものである。
【0150】 0.0001<|(1/rw −1/rt )・Ih|<10 ・・・(13) ただし、rw は広角端での軸上主光線が通過する地点で
の曲率半径、rt は望遠端での軸上主光線が通過する地
点での曲率半径、Ihは最大像高である。
【0151】この第25の構成の作用を説明する。広角
端から望遠端まで変倍するには、反射面の変形量がある
程度必要である。そのため、少なくとも1面の可変形状
反射面は上記条件式(13)を満たすのがよい。
【0152】この条件式の上限の10、下限の0.00
01を越えると、パワーの変化量が大きくなりすぎ、変
倍に伴う収差変動が大きくなりすぎてしまう。
【0153】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0154】 0.001<|(1/rw −1/rt )・Ih|<1 ・・・(13−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0155】 0.01<|(1/rw −1/rt )・Ih|<0.5・・・(13−2) 本発明の第26のズーム光学系は、第1〜第20の構成
において、下記の条件式を満たすことを特徴とするもの
である。
【0156】 0.1<r1X/r1Y<10 ・・・(14) ただし、r1Xは最も物体側に配置された反射面の広角端
での軸上主光線が通過する地点のX方向の曲率半径、r
1Yは最も物体側に配置された反射面の広角端での軸上主
光線が通過する地点でのY方向の曲率半径である。
【0157】この第26の構成の作用を説明する。最初
に光線が入射する第1反射面では、パワーが小さい収差
補正効果だけの役割より、光学系を形作る例えば結像の
役割を強く与えるのが望ましい。そのため、第1反射面
の直交するX方向、Y方向(軸上主光線に沿って進む方
向をZ軸方向、軸上主光線が折り曲げられる平面をY−
Z平面とし、このY−Z平面内のZ軸に直交する方向に
X軸をとる。)のパワーはどちらも比較的同じ強さの方
が好ましい。そのため、その比率を表す条件式(14)
を満たすのがよい。
【0158】この条件式の上限の10を越えると、X方
向のパワーが弱くなりすぎ、下限の0.1を越えると、
Y方向のパワーが弱くなりすぎ、共に性能の低下、大型
化を招いてしまう。
【0159】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0160】 0.18<r1X/r1Y<5.5 ・・・(14−1) さらに好ましくは、次の条件式を満たすのがよい。
【0161】 0.22<r1X/r1Y<4.5 ・・・(14−2) 本発明の第27のズーム光学系は、第1〜第20の構成
において、少なくとも1面の反射面は次の条件式を満た
すことを特徴とするものである。
【0162】 15°<θ<75° ・・・(15) ただし、θは反射面における軸上主光線の反射角であ
る。
【0163】この第27の構成の作用を説明する。偏心
収差の発生はパワーだけでなくその反射角にも依存す
る。そのため、少なくとも1面の反射面は条件式(1
5)を満たすのがよい。
【0164】この条件式の上限の75°を越えると、偏
心収差の発生量が大きくなりすぎて性能が劣化してしま
い、下限の15を越えると、お互いの反射面の有効面が
重なってしまい光線がけられてしまう。
【0165】なお好ましくは、次の条件式を満たすのが
よい。
【0166】 30°<θ<60° ・・・(15−1) 本発明の第28のズーム光学系は、第1〜第20の構成
において、明るさ絞りの物体側に少なくとも2面の反射
面を配置していることを特徴とするものである。
【0167】この第28の構成の作用を説明する。収差
論で知られるように、倍率色収差とディストーションは
明るさ絞りの位置によっての収差発生の傾向が異なって
くる。これは周辺光束では明るさ絞りの前後でその補正
効果が逆になるためである。本発明のズーム光学系で
は、色収差補正に関しては明るさ絞りの影響を受け難い
ので、その配置には従来の屈折光学系よりも自由度が高
い。しかしながら、ディストーション補正に関しては、
明るさ絞りの影響を大きく受けるのでその位置は重要で
ある。なお、一般的に、物体側の光学系で収差が残存す
ると、その像側の光学系で拡大されてしまい補正するの
が難しくなってしまうので、好ましくは明るさ絞りより
も物体側でディストーション、特に非対称のディストー
ションを小さく補正しておくのがよい。そのため、明る
さ絞りよりも物体側には少なくとも2面の反射面を配置
するのが好ましい。そのとき、反射面を同じ符号のパワ
ーで構成しパワーを分割することにより非対称ディスト
ーションの発生を小さくしてもよいし、異符号のパワー
で構成して打ち消すことによりその発生を小さくしても
よい。
【0168】本発明の第29のズーム光学系は、第1〜
第20の構成において、静電気駆動又は電磁気力駆動又
は圧電効果又は流体駆動の形状可変ミラーを用いたこと
を特徴とするものである。
【0169】この第29の構成の作用を説明する。静電
気駆動、電磁気力駆動、圧電効果、流体駆動の形状可変
ミラーについては、後記の実施例で説明する。このよう
な駆動方式の形状可変ミラーを用いることにより、省電
力、簡素な機構、軽量、小型、高性能を同時に満たすズ
ーム光学系を得ることが可能になる。
【0170】本発明の第30のズーム光学系は、第1〜
第20の構成において、形状可変反射面の中心部を固定
し、周辺部の面形状を変形させることを特徴とするもの
である。
【0171】この第30の構成の作用を説明する。反射
面を変形させる場合、図14(a)に示すように、周辺
部を固定してその中心部を変形させる方法がある。しか
しながら、この方法では、軸上主光線が面を通過する位
置が反射面の変形量に応じて変化してしまうため、自動
的に偏心が生じてしまう。これは、変倍に伴い収差が悪
化したり、像が移動したりしやすいことを意味する。本
発明では、どちらの方式をとってもよいが、図14
(b)に示すように、中心部を固定して周辺部を変形さ
せる方法の方が光学性能上好ましい。
【0172】なお、本発明は、第1〜第30の構成のズ
ーム光学系と、その像側に配置された電子撮像素子とを
有する撮像装置を含むものである。
【0173】
【発明の実施の形態】本発明のズーム光学系の数値実施
例1〜9について説明する。なお、各実施例の構成パラ
メータは後に示す。
【0174】各実施例において、図1〜図9に示すよう
に、軸上主光線1を、物体中心(図では省略)を出て絞
り2の中心を通る光線で定義する。そして、後記の数値
データに示すように、光学系の特定の面(面番号1と面
番号5(実施例1、2、4、5、6、7)、面番号1と
面番号4(実施例3、8、9))を基準面(それぞれ基
準面1、2)とし、その面の中心をそれ以降の偏心光学
系の原点とする。なお、面の中心は、軸上主光線1がそ
の面と交差する位置である。
【0175】また、これらの原点について定められる座
標系に関しては、軸上主光線1に沿って進む方向をZ軸
方向、軸上主光線1が折り曲げられる平面をY−Z平面
とし、このY−Z平面内のZ軸に直交する方向にX軸を
とる。そして、軸上主光線1に沿った方向をZ軸の正方
向とし、図1〜図9の紙面の表から裏へ進む方向をX軸
の正方向とし、このX軸、Z軸と右手直交座標系を構成
する軸をY軸の正方向とする。
【0176】実施例1〜9では、上記Y−Z平面内で各
面の偏心を行っており、また、各回転非対称自由曲面の
唯一の対称面をY−Z面としている。
【0177】偏心面については、上記で定めた座標系の
原点の中心から、その面の面頂位置の偏心量(X軸方
向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX、Y、Z)と、そ
の面の中心軸(自由曲面については、前記の(a)式の
Z軸)のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする傾き角
(それぞれα、β、γ)とが与えられている。なお、そ
の場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反
時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを
意味する。
【0178】また、各実施例の光学系を構成する光学作
用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成
する場合には面間隔が与えられており、その他、媒質の
屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
【0179】なお、上記数値データに関する説明は、本
発明の各実施例の数値データに共通である。
【0180】なお、回転非対称な曲面形状の面である自
由曲面の前記の(a)式以外の定義式として、Zern
ike多項式がある。 この面の形状は次式(b)により
定義する。式(b)のZ軸がZernike多項式の軸
となる。回転非対称面の定義は、X−Y面に対するZの
軸の高さの極座標で定義され、RはX−Y面内のZ軸か
らの距離、AはZ軸回りの方位角で、X軸から測った回
転角で表せられる。
【0181】 x=R×cos(A) y=R×sin(A) Z=D2 +D3 Rcos(A)+D4 Rsin(A) +D5 2 cos(2A)+D6 (R2 −1)+D7 2 sin(2A) +D8 3 cos(3A) +D9 (3R3 −2R)cos(A) +D10(3R3 −2R)sin(A)+D113 sin(3A) +D124cos(4A)+D13(4R4 −3R2 )cos(2A) +D14(6R4 −6R2 +1)+D15(4R4 −3R2 )sin(2A) +D164 sin(4A) +D175 cos(5A) +D18(5R5 −4R3 )cos(3A) +D19(10R5 −12R3 +3R)cos(A) +D20(10R5 −12R3 +3R)sin(A) +D21(5R5 −4R3 )sin(3A) +D225 sin(5A) +D236cos(6A)+D24(6R6 −5R4 )cos(4A) +D25(15R6 −20R4 +6R2 )cos(2A) +D26(20R6 −30R4 +12R2 −1) +D27(15R6 −20R4 +6R2 )sin(2A) +D28(6R6 −5R4 )sin(4A) +D296sin(6A)・・・・・ ・・・・(b) ただし、Dm (mは2以上の整数)は係数である。な
お、X軸方向に対称な光学系として設計するには、
4 ,D5 ,D6 ,D10,D11,D12,D13,D14,D
20,D21,D22…を利用する。
【0182】上記定義式は、回転非対称な曲面形状の面
の例示のために示したものであり、他のいかなる定義式
に対しても同じ効果が得られることは言うまでもない。
数学的に同値ならば、他の定義で曲面形状を表してもよ
い。
【0183】本発明においては、(a)式中のXの奇数
次の項を全て0にすることによって、Y−Z面と平行な
対称面を持つ自由曲面としている。
【0184】本発明のズーム光学系において、フレア光
線をカットするために、ミラー入射面前、反射面上、射
出面後に、フレア絞りを形成してもよい。また、枠によ
りフレア光線をカットするように構成してもよいし、別
の部材を配置してもよい。また、光学系に直接印刷して
も、塗装しても、シール等を接着してもよい。また、そ
の形状は、円形、楕円形、矩形、多角形、関数曲線で囲
まれる範囲等いかなる形状でも構わない。また、有害光
束をカットするだけでなく、画面周辺のコマフレア等の
光束をカットしてもよい。
【0185】実施例1、2、4、5、では、ではフレア
絞りを明るさ絞り前後に、実施例6、7ではフレア絞り
を明るさ絞り前に配置しているが、何れの実施例におい
ても、フレア絞りを第1反射面の前後、第2反射面の物
体側、第3反射面の像側、第4反射面の前後に配置して
もよい。
【0186】また、以下の実施例の反射光学系は、それ
らの例に限定されるものではなく、他のタイプ、例えば
プリズムで構成しても構わない。また、光量損失を軽減
するため、レンズ、プリズムに増反射コートを施すよう
にしてもよい。
【0187】また、以下の実施例のパラメータを係数倍
して使用してもよい。例えば、実施例1〜9よりも小さ
く係数倍して、携帯電話等に搭載する小型モジュール光
学系に用いてもよいし、大きく係数倍して、銀塩カメラ
の光学系に用いてもよい。また、実像式変倍ファインダ
に用いてもよい。この場合、対物光学系に用いることが
好ましい。
【0188】なお、回転非対称面を用いた場合の焦点距
離の定義は、以下の通りである。
【0189】回転非対称面を用いると、厳密な焦点距離
の定義ができなくなる場合がある。以下本発明における
焦点距離fの定義は、軸上主光線と平行な微小高さhの
光線を物体側から入射させ、光学系から射出した光線の
軸上主光線となす角度をα(単位はラジアン)としたと
き、 f=h/α とする。
【0190】この計算法は、縦方向で測った計算法であ
るため、球面収差の影響が出る場合がある。そのため、
横方向で測った焦点距離を使用しても構わない。ただ
し、この方法はディストーションの影響を受けるので、
適宜収差の影響を受け難い計算方法を選択するのが好ま
しい。
【0191】以下、本発明における2つめの焦点距離f
の定義は、軸上主光線に対して微小角度β(単位はラジ
アン)の光線を物体側から入射させ、光学系が形成した
像高をIhとしたとき、 f=Ih/β とする。
【0192】(実施例1)実施例1の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図1に示す。図1の(a)は広角端、図
1の(b)は標準状態、図1の(c)は望遠端の断面図
である。を示す。
【0193】実施例1は、X方向半画角26.19°〜
13.82°〜9.31°、Y方向半画角20.25°
〜10.45°〜7.01°、結像サイズは5.312
×3.984mm(対角のサイズは6.64mm、最大
像高は3.32mm)、また、回転対称光学系の焦点距
離に換算すると、対物光学系の5.4〜10.8〜1
6.2mmに相当し、Fナンバーは2.9〜3.4相当
である。また、第4面にφ6.48mm、第6面にφ
5.94mmのフレア絞りを配置している。なお、明る
さ絞り2は、X方向が4.59mm、Y方向が5.94
mmの楕円形状である。
【0194】実施例1は、物体側から光の通る順に、広
角端では凸形状の負ミラー、望遠端ではX方向が凹形状
の正パワーでY方向が凸形状の負パワーのミラーからな
る第1群G1、X方向が凸形状の負パワー、Y方向が凹
形状の正パワーのミラーからなる第2群G2、フレア絞
り、明るさ絞り2、フレア絞り、凹形状の正ミラーから
なる第3群G3、凹形状の正ミラーからなる第4群G4
で構成されており、像面はIで示され、撮像装置に用い
る場合は、像面IにCCD等の電子撮像素子が配置され
る。
【0195】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1はX方向では負のパワーが弱くなり、一旦パワーレ
スになって正のパワーが強くなるように、Y方向では負
のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラーG2はX
方向では負のパワーが弱くなるように、Y方向では正の
パワーが弱くなるように変形し、第3ミラーG3は正の
パワーが弱くなるように変形し、第4ミラーG4はX方
向では正のパワーが弱くなるように、Y方向では正のパ
ワーが強くなるように変形している。また、何れの反射
面も対称面が1つだけの回転非対称な自由曲面で構成し
ている。
【0196】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき、第2ミラーG2では第1ミラーG1と同じ方向に
曲がり、第3ミラーG3では第2ミラーG2とは異なる
方向に曲がり、第4ミラーG4では第3ミラーG4と同
じ方向に曲がる光路をとるように反射面を配置してい
る。
【0197】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0198】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第5面までは第1面である基準面1を、第6面か
ら第9面までは第5面である基準面2を基準とした偏心
量を表している。
【0199】(実施例2)実施例2の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図2に示す。図2の(a)は広角端、図
2の(b)は標準状態、図2の(c)は望遠端の断面図
である。
【0200】実施例2は、X方向半画角26.19°〜
18.15°〜13.82°、Y方向半画角20.25
°〜13.82°〜10.45°、結像サイズは5.3
12×3.984mm(対角のサイズは6.64mm、
最大像高は3.32mm)、また、回転対称光学系の焦
点距離に換算すると、対物光学系の5.4〜8.1〜1
0.8mmに相当し、Fナンバーは2.9〜3.5相当
である。また、第4面にφ7mm、第6面はX方向が9
mm、Y方向が7.4mmの楕円形状のフレア絞りを配
置している。なお、明るさ絞り2は、X方向が6mm、
Y方向が5mmの楕円形状である。
【0201】実施例2は、物体側から光の通る順に、凸
形状の負ミラーからなる第1群G1、凸形状の負ミラー
からなる第2群G2、フレア絞り、明るさ絞り2、フレ
ア絞り、凹形状の正ミラーからなる第3群G3、X方向
が凸形状の負パワーでY方向が凹形状の正パワーのミラ
ーからなる第4群G4で構成されており、像面はIで示
され、撮像装置に用いる場合は、像面IにCCD等の電
子撮像素子が配置される。
【0202】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1は負のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラー
G2は負のパワーが弱くなるように変形し、第3ミラー
G3は正のパワーが弱くなるように変形し、第4ミラー
G4はX方向では負のパワーが強くなるように、Y方向
では正のパワーが弱くなるように変形している。また、
何れの反射面も対称面が1つだけの回転非対称な自由曲
面で構成している。
【0203】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき、第2ミラーG2では第1ミラーG1と同じ方向に
曲がり、第3ミラーG3では第2ミラーG2とは異なる
方向に曲がり、第4ミラーG4では第3ミラーG3と異
なる方向に曲がる光路をとるように反射面を配置してい
る。
【0204】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0205】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第5面までは第1面である基準面1を、第6面か
ら第9面までは第5面である基準面2を基準とした偏心
量を表している。
【0206】また、本実施例では、形状可変ミラーの周
辺部を固定し、中心部の面形状を変形させる方式をとっ
ている。構成パラメータの数値では、変倍に伴い、偏心
Y、Zが変化しているが、ミラー自体が移動している訳
ではなく、周辺部が固定されて、中心部が変形している
ことを意味している。
【0207】また、前記したように、形状可変ミラーの
周辺部を固定する場合に、自然と偏心が発生してしまう
ので、変倍に伴い自由曲面定義式の傾きの項(本実施例
ではC3 の項)あるいは角度を動かすと、偏心収差が補
正できるので好ましい。
【0208】(実施例3)実施例3の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図3に示す。図3の(a)は広角端、図
3の(b)は標準状態、図3の(c)は望遠端の断面図
である。
【0209】実施例3は、X方向半画角26.19°〜
18.15°〜13.82°、Y方向半画角20.25
°〜13.82°〜10.45°、結像サイズは5.3
12×3.984mm(対角のサイズは6.64mm、
最大像高は3.32mm)、また、回転対称光学系の焦
点距離に換算すると、対物光学系の5.4〜8.1〜1
0.8mmに相当し、Fナンバーは2.8〜3.6相当
である。また、明るさ絞り2は、X方向が3.4mm、
Y方向が5.4mmの楕円形状である。
【0210】実施例3は、物体側から光の通る順に、凸
形状の負ミラーからなる第1群G1、X方向が凸形状の
負パワー、Y方向が凹形状の正パワーのミラーからなる
第2群G2、明るさ絞り2、凹形状の正ミラーからなる
第3群G3、X方向が凹形状の正パワー、Y方向が広角
端では凹形状の正パワー、望遠端では凸形状の負パワー
のミラーからなる第4群G4で構成されており、像面は
Iで示され、撮像装置に用いる場合は、像面IにCCD
等の電子撮像素子が配置される。
【0211】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1は負のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラー
G2はX方向では負のパワーが弱くなるように、Y方向
では正のパワーが強くなるように変形し、第3ミラーG
3は正のパワーが弱くなるように変形し、第4ミラーG
4はX方向では正のパワーが弱くなるように、Y方向で
は正のパワーが弱くなり、一旦パワーレスになって負の
パワーが強くなるように変形している。また、何れの反
射面も対称面が1つだけの回転非対称な自由曲面で構成
している。
【0212】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき、第2ミラーG2では第1ミラーG1と同じ方向に
曲がり、第3ミラーG3では第2ミラーG2とは異なる
方向に曲がり、第4ミラーG4では第3ミラーG3と同
じ方向に曲がる光路をとり、さらに、第2ミラーG2〜
第3ミラーG3の射影軸上主光線と、第4ミラーG4〜
像面Iまでの射影軸上主光線とが交差するように反射面
を配置している。
【0213】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0214】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第4面までは第1面である基準面1を、第5面か
ら第7面までは第4面である基準面2を基準とした偏心
量を表している。
【0215】(実施例4)実施例4の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図4に示す。図4の(a)は広角端、図
4の(b)は標準状態、図4の(c)は望遠端の断面図
である。
【0216】実施例4は、X方向半画角26.19°〜
13.82°〜9.31°、Y方向半画角20.25°
〜10.45°〜7.01°、結像サイズは5.312
×3.984mm(対角のサイズは6.64mm、最大
像高は3.32mm)、また、回転対称光学系の焦点距
離に換算すると、対物光学系の5.4〜10.8〜1
6.2mmに相当し、Fナンバーは2.5〜3.8相当
である。また、第4面にφ6mm、第6面はφ6mmの
フレア絞りを配置している。なお、明るさ絞り2は、X
方向が4.8mm、Y方向が5.4mmの楕円形状であ
る。
【0217】実施例4は、物体側から光の通る順に、X
方向は広角端では凸形状の負パワーで望遠端では凹形状
の正パワー、Y方向は凸形状の負パワーのミラーからな
る第1群G1、X方向は広角端では凹形状の正パワーで
望遠端では凸形状の負パワー、Y方向は凹形状の正パワ
ーのミラーからなる第2群G2、フレア絞り、明るさ絞
り2、フレア絞り、凹形状の正ミラーからなる第3群G
3、凹形状の正ミラーからなる第4群G4で構成されて
おり、像面はIで示され、撮像装置に用いる場合は、像
面IにCCD等の電子撮像素子が配置される。
【0218】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1はX方向では負のパワーが弱くなり、一旦パワーレ
スになって正のパワーが強くなるように、Y方向では負
のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラーG2はX
方向では正のパワーが弱くなり一旦パワーレスになって
負のパワーが強くなるように、Y方向では正のパワーが
強くなるように変形し、第3ミラーG3はX方向では正
のパワーが強くなるように、Y方向では正のパワーが弱
くなるように変形し、第4ミラーG4は正のパワーが弱
くなるように変形している。また、何れの反射面も対称
面が1つだけの回転非対称な自由曲面で構成している。
【0219】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき、第2ミラーG2では第1ミラーG1と異なる方向
に曲がり、第3ミラーG3では第2ミラーG2とは異な
る方向に曲がり、第4ミラーG4では第3ミラーG3と
同じ方向に曲がる光路をとるように反射面を配置してい
る。
【0220】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0221】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第5面までは第1面である基準面1を、第6面か
ら第9面までは第5面である基準面2を基準とした偏心
量を表している。
【0222】(実施例5)実施例5の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図5に示す。図5の(a)は広角端、図
5の(b)は標準状態、図5の(c)は望遠端の断面図
である。
【0223】実施例5は、X方向半画角26.19°〜
18.15°〜13.82°、Y方向半画角20.25
°〜13.82°〜10.45°、結像サイズは5.3
12×3.984mm(対角のサイズは6.64mm、
最大像高は3.32mm)、また、回転対称光学系の焦
点距離に換算すると、対物光学系の5.4〜8.1〜1
0.8mmに相当し、Fナンバーは7.1〜7.8相当
である。また、第4面にφ4.86mm、第6面はφ
4.86mmのフレア絞りを配置している。なお、明る
さ絞り2はφ4.32mmである。
【0224】実施例5は、物体側から光の通る順に、凸
形状の負ミラーからなる第1群G1、凹形状の正ミラー
からなる第2群G2、フレア絞り、明るさ絞り2、フレ
ア絞り、X方向が凸形状の負パワー、Y方向が凹形状の
正パワーのミラーからなる第3群G3、X方向が凹形状
の正パワー、Y方向が凸形状の負パワーのミラーからな
る第4群G4で構成されており、像面はIで示され、撮
像装置に用いる場合は、像面IにCCD等の電子撮像素
子が配置される。
【0225】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1は負のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラー
G2は正のパワーが弱くなるように変形し、第3ミラー
G3はX方向では負のパワーが弱くなるように、Y方向
では正のパワーが強くなるように変形し、第4ミラーG
4はX方向では正のパワーが弱くなるように、Y方向で
は負のパワーが弱くなるように変形している。また、何
れの反射面も対称面が1つだけの回転非対称な自由曲面
で構成している。
【0226】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき、第2ミラーG2では第1ミラーG1と異なる方向
に曲がり、第3ミラーG3では第2ミラーG2とは異な
る方向に曲がり、第4ミラーG4では第3ミラーG4と
異なる方向に曲がる光路をとるように反射面を配置して
いる。
【0227】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0228】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第5面までは第1面である基準面1を、第6面か
ら第9面までは第5面である基準面2を基準とした偏心
量を表している。
【0229】(実施例6)実施例6の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図6に示す。図6の(a)は広角端、図
6の(b)は標準状態、図6の(c)は望遠端の断面図
である。
【0230】実施例6は、X方向半画角26.19°〜
18.15°〜13.82°、Y方向半画角20.25
°〜13.82°〜10.45°、結像サイズは5.3
12×3.984mm(対角のサイズは6.64mm、
最大像高は3.32mm)、また、回転対称光学系の焦
点距離に換算すると、対物光学系の5.4〜8.1〜1
0.8mmに相当し、Fナンバーは2.8〜3.0相当
である。また、第4面にX方向が6mm、Y方向が7m
mの楕円形状のフレア絞りを配置している。また、明る
さ絞り2はX方向が5.4mm、Y方向が7.4mmの
楕円形状である。
【0231】実施例6は、物体側から光の通る順に、凸
形状の負ミラーからなる第1群G1、X方向が凹形状の
正パワー、Y方向が凸形状の負パワーのミラーからなる
第2群G2、フレア絞り、明るさ絞り2、X方向が広角
端では凸形状の負パワー、望遠端では凹形状の正パワ
ー、Y方向が凹形状の正ミラーからなる第3群G3、X
方向が凹形状の正パワー、Y方向が凸形状の負パワーの
ミラーからなる第4群G4で構成されており、像面はI
で示され、撮像装置に用いる場合は、像面IにCCD等
の電子撮像素子が配置される。
【0232】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1は負のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラー
G2はX方向では正のパワーが弱くなるように、Y方向
では負のパワーが弱くなるように変形し、第3ミラーG
3はX方向では負のパワーが弱くなり、一旦パワーレス
になって正のパワーが強くなるように、Y方向では正の
パワーが弱くなるように変形し、第4ミラーG4はX方
向では正のパワーが弱くなるように、Y方向では負のパ
ワーが強くなるように変形している。また、何れの反射
面も対称面が1つだけの回転非対称な自由曲面で構成し
ている。
【0233】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき、第2ミラーG2では第1ミラーG1と異なる方向
に曲がり、第3ミラーG3では第2ミラーG3とは異な
る方向に曲がり、第4ミラーG4では第3ミラーG3と
同じ方向に曲がる光路をとり、さらに、第2ミラーG2
〜第3ミラーG3の射影軸上主光線と第4ミラーG4〜
〜像面Iまでの射影軸上主光線とが交差するように反射
面を配置している。
【0234】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0235】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第5面までは第1面である基準面1を、第6面か
ら第8面までは第5面である基準面2を基準とした偏心
量を表している。
【0236】(実施例7)実施例7の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図7に示す。図7の(a)は広角端、図
7の(b)は望遠端の断面図である。
【0237】実施例7は、X方向半画角26.19°〜
18.15°、Y方向半画角20.25°〜13.82
°、結像サイズは5.312×3.984mm(対角の
サイズは6.64mm、最大像高は3.32mm)、ま
た、回転対称光学系の焦点距離に換算すると、対物光学
系の5.4〜8.1mmに相当し、Fナンバーは2.9
〜3.2相当である。また、第4面にφ7のフレア絞り
を配置している。また、明るさ絞り2はX方向が8m
m、Y方向が4.6mmの楕円形状である。
【0238】実施例7は、物体側から光の通る順に、凸
形状の負ミラーからなる第1群G1、凹形状の正ミラー
からなる第2群G2、フレア絞り、明るさ絞り2、X方
向が凹形状の正パワー、Y方向が凸形状の負パワーのミ
ラーからなる第3群G3、X方向が凸形状の負パワー、
Y方向が凹形状の正パワーのミラーからなる第4群G4
で構成されており、像面はIで示され、撮像装置に用い
る場合は、像面IにCCD等の電子撮像素子が配置され
る。
【0239】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1は負のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラー
G2は正のパワーが弱くなるように変形し、第3ミラー
G3はX方向では正のパワーが弱くなるように、Y方向
では負のパワーが弱くなるように変形し、第4ミラーG
4はX方向では負のパワーが弱くなるように、Y方向で
は正のパワーが弱くなるように変形している。また、何
れの反射面も対称面が1つだけの回転非対称な自由曲面
で構成している。
【0240】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき、第2ミラーG2では第1ミラーG1と同じ方向に
曲がり、第3ミラーG3では第2ミラーG2とは同じ方
向に曲がり、第4ミラーG4では第3ミラーG3と異な
る方向に曲がる光路をとり、さらに、物体面〜第1ミラ
ーG1の射影軸上主光線と第2ミラーG2〜第3ミラー
G3までの射影軸上主光線とが交差するように反射面を
配置している。
【0241】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0242】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第5面までは第1面である基準面1を、第6面か
ら第8面までは第5面である基準面2を基準とした偏心
量を表している。
【0243】(実施例8)実施例8の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図8に示す。図8の(a)は広角端、図
8の(b)は標準状態、図8の(c)は望遠端の断面図
である。
【0244】実施例8は、X方向半画角26.19°〜
18.15°〜13.82°、Y方向半画角20.25
°〜13.82°〜10.45°、結像サイズは5.3
12×3.984mm(対角のサイズは6.64mm、
最大像高は3.32mm)、また、回転対称光学系の焦
点距離に換算すると、対物光学系の5.4〜8.1〜1
0.8mmに相当し、Fナンバーは3.4〜3.6相当
である。また、明るさ絞り2はφ4.6である。
【0245】実施例8は、物体側から光の通る順に、凸
形状の負ミラーからなる第1群G1、凹形状の正パワー
のミラーからなる第2群G2、明るさ絞り2、凹形状の
正パワーのミラーからなる第3群G3、凹形状の正パワ
ーのミラーからなる第4群G4で構成されており、像面
はIで示され、撮像装置に用いる場合は、像面IにCC
D等の電子撮像素子が配置される。
【0246】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1は負のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラー
G2は正のパワーが弱くなるように変形し、第3ミラー
G3はX方向では正のパワーが弱くなるように、Y方向
では正のパワーが強くなるように変形し、第4ミラーG
4は正のパワーが弱くなるように変形している。また、
何れの反射面も対称面が1つだけの回転非対称な自由曲
面で構成している。
【0247】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき、第2ミラーG2では第1ミラーG1と同じ方向に
曲がり、第3ミラーG3では第2ミラーG2とは同じ方
向に曲がり、第4ミラーでG4は第3ミラーG3と同じ
方向に曲がる光路をとり、さらに、物点〜第1ミラーG
1の射影軸上主光線と第2ミラーG2〜第3ミラーG3
までの射影軸上主光線とが交差するように反射面を配置
している。
【0248】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0249】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第4面までは第1面である心基準面1を、第5面
から第7面までは第4面である基準面2を基準とした偏
心量を表している。
【0250】(実施例9)実施例9の軸上主光線を含む
Y−Z断面図を図9に示す。図9の(a)は広角端、図
9の(b)は望遠端の断面図である。
【0251】実施例9は、X方向半画角26.19°〜
18.15°、Y方向半画角20.25°〜13.82
°、結像サイズは5.312×3.984mm(対角の
サイズは6.64mm、最大像高は3.32mm)、ま
た、回転対称光学系の焦点距離に換算すると、対物光学
系の5.4〜8.1mmに相当し、Fナンバーは2.8
〜2.9相当である。また、明るさ絞り2はφ4.6で
ある。
【0252】実施例9は、物体側から光の通る順に、凸
形状の負ミラーからなる第1群G1、X方向が広角端で
は凹形状の正パワーで望遠端では凸形状の負パワー、Y
方向が凹形状の正パワーのミラーからなる第2群G2、
明るさ絞り2、X方向が凹形状の正パワー、Y方向が凸
形状の負パワーのミラーからなる第3群G3、凹形状の
正パワーのミラーからなる第4群G4で構成されてお
り、像面はIで示され、撮像装置に用いる場合は、像面
IにCCD等の電子撮像素子が配置される。
【0253】なお、何れの反射面も可変形状ミラーで構
成されており、変倍に際してミラーの位置は固定であ
る。また、広角端から望遠端にいくにつれ、第1ミラー
G1は負のパワーが弱くなるように変形し、第2ミラー
G2は正のパワーが弱くなるように変形し、第3ミラー
G3はX方向では正のパワーが弱くなるように、Y方向
では負のパワーが弱くなるように変形し、第4ミラーG
4はX方向では負のパワーが弱くなるように、Y方向で
は正のパワーが弱くなるように変形している。また、何
れの反射面も対称面が1つだけの回転非対称な自由曲面
で構成している。
【0254】また、反射面は、軸上主光線1若しくは軸
上主光線1の一部を含む平面上に射影することにより定
義する射影軸上主光線が、光線の進行方向を基準にした
とき第2ミラーG2では第1ミラーG1と同じ方向に曲
がり、第3ミラーG3では第2ミラーG2とは同じ方向
に曲がり、第4ミラーG4では第3ミラーG3と同じ方
向に曲がる光路をとり、さらに、物体面〜第1ミラーG
1の射影軸上主光線と第2ミラーG2〜第3ミラーG3
までの射影軸上主光線とが交差するように、また、第2
ミラーG2〜第3ミラーG3の射影軸上主光線と第4ミ
ラーG4〜像面Iまでの射影軸上主光線とが交差するよ
うに反射面を配置している。
【0255】また、本実施例では、軸上主光線1は同一
平面上に含まれるように構成しているが、カメラ内のレ
イアウトに合わせてこれをねじれの位置になるように構
成してもよい。
【0256】なお、後記の構成パラメータ中では、第2
面から第4面までは第1面である基準面1を、第5面か
ら第7面までは第4面である基準面2を基準とした偏心
量を表している。
【0257】以下に、上記実施例1〜9の構成パラメー
タを示す。なお、以下の表中の“FFS”は自由曲面、
“RP”は基準面、“HRP”は仮想面、“RE”は反
射面、“FS”はフレア絞りをそれぞれ示す。また、ズ
ーム状態に関して、“WE”、“ST”、“TE”はそ
れぞれ広角端、標準状態、望遠端を示す。
【0258】 実施例1 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(FS) 偏心(3) 5 ∞(絞り,RP2) 偏心(4) 6 ∞(FS) 偏心(5) 7 FFS(RE) 偏心(6) 8 FFS(RE) 偏心(7) 9 ∞(HRP) 2.796 偏心(8) 像 面 ∞ FFS WE ST TE C4 4.8310×10-3 5.8469×10-4 -1.2387×10-36 1.8978×10-2 6.0759×10-3 2.0350×10-38 1.2365×10-4 7.6254×10-5 6.1857×10-510 -3.5780×10-4 -4.3932×10-5 -2.3336×10-511 -4.6060×10-6 -1.9625×10-6 -8.3504×10-713 -3.3756×10-5 -1.2429×10-5 -6.3867×10-615 -2.5468×10-5 -6.8944×10-6 -2.5869×10-617 -5.3005×10-8 -5.7806×10-8 -6.6215×10-819 2.1139×10-6 6.5479×10-7 3.0738×10-721 1.9271×10-6 3.2285×10-7 1.2701×10-7 FFS WE ST TE C4 2.4911×10-2 1.2003×10-2 6.7958×10-36 -4.6038×10-3 -3.5661×10-3 -3.0137×10-38 1.6856×10-4 2.5392×10-4 2.1491×10-410 1.0900×10-4 1.5002×10-4 9.8379×10-511 1.3088×10-4 4.6041×10-5 2.3041×10-513 9.5713×10-5 5.5046×10-5 3.0597×10-515 1.0190×10-5 8.7650×10-6 5.3772×10-617 -1.2150×10-6 -2.1554×10-6 -2.2971×10-619 4.9795×10-7 4.3576×10-7 -3.7115×10-721 7.0002×10-7 5.9644×10-7 2.5020×10-7 FFS WE ST TE C4 2.2107×10-2 1.8291×10-2 1.5347×10-26 7.0106×10-3 5.6580×10-3 3.7537×10-38 1.1564×10-4 1.4564×10-4 1.3941×10-410 1.2197×10-4 2.1106×10-4 2.0119×10-411 1.6908×10-5 1.2092×10-5 9.8068×10-613 2.9388×10-5 1.8289×10-5 1.2440×10-515 -9.3081×10-7 -9.2766×10-6 -6.2300×10-617 -1.7377×10-6 2.1009×10-7 9.8015×10-719 -3.3064×10-7 7.1484×10-8 2.7765×10-721 1.5350×10-7 7.3218×10-7 3.8620×10-7 FFS WE ST TE C4 1.8387×10-2 1.6288×10-2 1.4117×10-26 3.8276×10-3 5.6164×10-3 7.2700×10-38 -9.8763×10-4 -6.0997×10-4 -4.1844×10-410 1.0646×10-4 1.2755×10-4 1.0317×10-511 -2.0584×10-5 -1.0222×10-5 -9.5722×10-613 -3.0261×10-6 1.0265×10-5 7.9072×10-615 -2.6379×10-5 -4.4691×10-6 1.9435×10-617 -5.1867×10-6 -3.5108×10-7 1.2928×10-619 -1.1113×10-6 -9.1954×10-7 -8.1460×10-721 2.5665×10-6 1.2619×10-6 5.2445×10-7 偏心(1) X 0.000 Y 0.000 Z 8.100 α 45.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(2) X 0.000 Y -25.108 Z 8.101 α -45.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -25.109 Z 4.565 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y -25.109 Z 0.951 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y 0.000 Z -4.859 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) X 0.000 Y 0.000 Z -8.100 α -45.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(7) X 0.000 Y -13.031 Z -8.100 α 45.001 β 0.000 γ 0.000 偏心(8) X 0.000 Y -13.031 Z 0.000 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0259】 実施例2 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(FS) 偏心(3) 5 ∞(絞り,RP2) 偏心(4) 6 ∞(FS) 偏心(5) 7 FFS(RE) 偏心(6) 8 FFS(RE) 偏心(7) 9 ∞(HRP) 0.278 偏心(8) 像 面 ∞ FFS WE ST TE C3 3.4641×10-3 -3.2703×10-4 4.2512×10-44 6.6208×10-3 4.4617×10-3 2.8413×10-36 6.4551×10-3 3.0835×10-3 1.7601×10-38 -3.3234×10-5 -9.2773×10-7 1.0001×10-510 -4.0021×10-6 2.2230×10-5 1.1563×10-511 2.8544×10-6 -2.1443×10-6 -1.2330×10-713 -1.1635×10-5 -4.6805×10-6 -1.6328×10-615 -8.9120×10-6 -4.5530×10-6 -2.2969×10-617 -1.1563×10-7 4.6702×10-8 2.2110×10-919 5.4921×10-7 2.4714×10-7 8.2423×10-821 2.7089×10-7 1.5819×10-7 7.5588×10-8 FFS WE ST TE C3 6.8898×10-3 5.6975×10-4 -6.7024×10-44 6.2720×10-2 4.9530×10-2 4.0632×10-26 7.2180×10-3 7.3430×10-3 6.4368×10-38 1.5475×10-3 1.1632×10-3 8.8916×10-410 4.6088×10-4 4.0753×10-4 2.5318×10-411 5.3697×10-4 3.5640×10-4 2.1393×10-413 3.0209×10-4 1.9932×10-4 1.1375×10-415 4.6890×10-5 3.5439×10-5 1.9645×10-517 8.0913×10-5 3.0037×10-5 1.5188×10-519 1.6967×10-5 1.3948×10-5 7.0146×10-621 2.5284×10-6 1.8914×10-6 3.3869×10-8 FFS WE ST TE C3 1.6413×10-3 -1.5263×10-4 -9.2964×10-44 2.9213×10-2 2.8300×10-2 2.7397×10-26 1.5326×10-2 1.5381×10-2 1.5021×10-28 -1.4276×10-4 -1.2800×10-4 -1.1997×10-410 3.8607×10-5 2.5383×10-5 -2.1369×10-511 2.9223×10-5 2.7972×10-5 2.5670×10-513 3.8427×10-5 3.4474×10-5 2.9578×10-515 9.7571×10-6 8.6530×10-6 8.2604×10-617 -4.9367×10-7 -4.6035×10-7 -5.3311×10-719 5.7291×10-8 -2.3692×10-7 -3.6753×10-721 2.5742×10-7 2.1351×10-7 2.9540×10-7 FFS WE ST TE C3 2.6419×10-4 -5.1977×10-4 1.5211×10-34 1.7528×10-2 2.2415×10-2 2.6649×10-26 -8.7104×10-3 -5.5992×10-3 -2.8129×10-38 -1.2017×10-3 -1.3133×10-3 -1.3550×10-310 3.7541×10-4 2.1408×10-4 -9.6757×10-511 2.4639×10-4 3.2062×10-4 2.9379×10-413 2.8843×10-4 2.5644×10-4 2.1620×10-415 2.0740×10-5 1.9757×10-5 3.5412×10-517 -5.2368×10-5 -5.0412×10-5 -4.4469×10-519 -1.9841×10-5 -2.1653×10-5 -2.1926×10-5 偏心(1) WE ST TE X 0.000 0.000 0.000 Y -0.269 -0.097 0.000 Z 7.827 8.001 8.100 α 44.083 44.584 44.578 β 0.000 0.000 0.000 γ 0.000 0.000 0.000 偏心(2) WE ST TE X 0.000 0.000 0.000 Y -25.022 -25.124 -25.193 Z 7.536 7.637 7.705 α -45.485 -45.473 -45.505 β 0.000 0.000 0.000 γ 0.000 0.000 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -25.187 Z 5.091 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y -25.186 Z 1.630 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y 0.005 Z -5.410 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) WE ST TE X 0.000 0.000 0.000 Y 0.010 0.006 0.002 Z -7.688 -7.680 -7.673 α -29.252 -29.408 -29.440 β 0.000 0.000 0.000 γ 0.000 0.000 0.000 偏心(7) WE ST TE X 0.000 0.000 0.000 Y -13.095 -13.114 -13.089 Z 0.214 0.248 0.358 α -29.348 -29.362 -29.441 β 0.000 0.000 0.000 γ 0.000 0.000 0.000 偏心(8) X 0.000 Y -13.097 Z -7.885 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0260】 実施例3 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(絞り,RP2) 偏心(3) 5 FFS(RE) 偏心(4) 6 FFS(RE) 偏心(5) 7 ∞(HRP) 4.000 偏心(6) 像 面 ∞ FFS WE ST TE C4 5.6357×10-3 2.9832×10-3 8.0075×10-46 1.3024×10-2 1.0602×10-2 6.3596×10-38 -2.3297×10-4 -1.0935×10-4 -6.8789×10-510 -1.3002×10-4 -1.3450×10-4 -5.5437×10-511 -9.2523×10-6 -6.6024×10-6 -5.7631×10-713 -3.9962×10-6 2.6662×10-7 1.2062×10-515 -1.5752×10-5 -2.9692×10-6 6.6989×10-617 3.1938×10-7 4.0536×10-7 -6.5685×10-819 2.5162×10-6 -6.7134×10-8 5.9928×10-821 3.1365×10-7 4.7333×10-7 -2.2552×10-7 FFS WE ST TE C4 1.9241×10-2 1.0773×10-2 4.7110×10-36 -3.3448×10-4 -3.3912×10-3 -3.3342×10-38 -1.3299×10-3 -5.3972×10-4 -2.4597×10-410 2.4140×10-4 1.3235×10-4 1.2974×10-411 1.0532×10-4 5.2897×10-5 2.6181×10-513 2.0204×10-4 5.6185×10-5 5.1461×10-515 2.7295×10-5 8.2799×10-6 3.8656×10-617 -3.3888×10-5 -9.6622×10-6 -8.3955×10-619 -7.7041×10-6 -4.0788×10-6 -4.7223×10-621 1.6002×10-6 6.0125×10-7 4.3576×10-7 FFS WE ST TE C4 1.6994×10-2 1.4619×10-2 1.2495×10-26 1.4985×10-2 1.3312×10-2 1.2987×10-28 -6.5819×10-4 -4.5501×10-4 -3.6531×10-410 1.8183×10-4 1.8921×10-4 1.7827×10-411 9.7537×10-6 1.1615×10-5 1.2600×10-513 6.1757×10-5 6.0026×10-5 6.2462×10-515 3.4861×10-6 -2.5208×10-6 -7.2377×10-617 -3.9653×10-6 2.1402×10-7 7.3399×10-719 -4.3401×10-6 -2.2875×10-6 -1.5763×10-621 4.5594×10-7 3.5995×10-7 7.4130×10-7 FFS WE ST TE C4 -1.4695×10-2 -1.4095×10-2 -1.3408×10-26 -2.7582×10-3 7.9445×10-4 2.7787×10-38 -1.4913×10-3 -1.1052×10-3 -9.0827×10-410 5.0624×10-4 5.7209×10-4 5.6947×10-411 2.9152×10-5 1.8051×10-5 1.4398×10-513 1.4052×10-4 9.4382×10-5 9.4940×10-515 5.2565×10-5 3.6046×10-5 4.6055×10-617 -1.3045×10-5 -3.8217×10-6 -3.7603×10-719 -1.1658×10-5 -6.2460×10-6 -9.4743×10-721 4.9063×10-6 1.7548×10-6 1.2374×10-6 偏心(1) X 0.000 Y 0.000 Z 8.100 α 45.966 β 0.000 γ 0.000 偏心(2) X 0.000 Y -19.441 Z 8.756 α -44.045 β 0.000 γ 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -19.439 Z 3.756 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y 0.003 Z -9.649 α -25.569 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y -7.000 Z -4.001 α -70.561 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) X 0.000 Y 0.000 Z -4.000 α 90.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0261】 実施例4 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(FS) 偏心(3) 5 ∞(絞り,RP2) 偏心(4) 6 ∞(FS) 偏心(5) 7 FFS(RE) 偏心(6) 8 FFS(RE) 偏心(7) 9 ∞(HRP) -1.000 偏心(8) 像 面 ∞ FFS WE ST TE C4 1.2950×10-2 1.6696×10-3 -1.3686×10-36 8.2608×10-3 4.8458×10-3 3.8125×10-38 -1.7945×10-4 -5.2659×10-5 -5.0261×10-510 3.5816×10-5 7.7063×10-6 -8.2207×10-611 -4.4045×10-6 -1.7778×10-6 -9.1586×10-713 -1.8177×10-5 -8.5842×10-6 1.5504×10-615 -1.3509×10-5 -8.6311×10-6 -1.4772×10-517 3.5929×10-8 1.0624×10-8 2.3921×10-719 7.2909×10-8 7.0113×10-8 3.5173×10-721 1.4600×10-8 -5.4609×10-8 -2.8713×10-7 FFS WE ST TE C4 3.8948×10-3 -8.2147×10-3 -1.0280×10-26 1.2090×10-3 2.4389×10-3 2.9926×10-38 -5.0372×10-4 -2.1156×10-4 -1.4022×10-410 -3.9818×10-5 -7.1952×10-5 -8.6191×10-511 -4.1321×10-5 -5.6293×10-5 -5.4260×10-513 -2.4542×10-5 -2.4536×10-5 -1.4642×10-515 -5.9709×10-6 -2.4905×10-6 -3.2901×10-617 5.6634×10-7 1.3364×10-7 5.2315×10-719 -1.3719×10-6 1.1488×10-7 -6.9193×10-721 9.8509×10-8 -7.1441×10-9 -3.2660×10-8 FFS WE ST TE C4 -1.3920×10-2 -1.8668×10-2 -1.8598×10-26 -6.1220×10-3 -5.6627×10-3 -5.7458×10-38 -5.2971×10-4 -8.8874×10-5 -4.4876×10-510 -1.0025×10-4 -1.4265×10-4 -1.4281×10-411 -4.1480×10-6 -9.1501×10-6 -2.3028×10-613 1.9795×10-5 -7.9685×10-6 1.8614×10-515 -1.1850×10-6 -5.5637×10-9 -5.4820×10-617 1.3966×10-6 -4.7074×10-8 -4.6567×10-619 1.7053×10-6 -5.7364×10-7 -5.2902×10-621 -1.3733×10-7 2.5870×10-7 5.1725×10-7 FFS WE ST TE C4 -2.4395×10-2 -1.7588×10-2 -1.3597×10-26 -1.3946×10-2 -8.2091×10-3 -1.7386×10-38 5.8210×10-4 8.1306×10-4 7.2761×10-410 5.9338×10-4 2.8716×10-4 1.4218×10-411 3.5862×10-6 1.0295×10-5 5.8827×10-613 -7.1852×10-5 -2.4103×10-5 -1.4423×10-415 -2.5287×10-5 2.7229×10-6 8.2349×10-517 -5.7654×10-7 1.0287×10-6 -1.2838×10-519 2.3661×10-6 6.1831×10-7 2.3235×10-621 4.0447×10-9 7.8064×10-7 -4.1697×10-6 偏心(1) X 0.000 Y 0.000 Z 8.100 α 37.331 β 0.000 γ 0.000 偏心(2) X 0.000 Y -26.047 Z 0.955 α 14.873 β 0.000 γ 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -30.473 Z 5.394 α -45.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y -31.885 Z 6.811 α -45.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y 0.002 Z 1.055 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) X 0.000 Y 0.008 Z 5.216 α 45.210 β 0.000 γ 0.000 偏心(7) X 0.000 Y -12.977 Z 5.294 α -44.841 β 0.000 γ 0.000 偏心(8) X 0.000 Y -12.975 Z -2.215 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0262】 実施例5 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(FS) 偏心(3) 5 ∞(絞り,RP2) 偏心(4) 6 ∞(FS) 偏心(5) 7 FFS(RE) 偏心(6) 8 FFS(RE) 偏心(7) 9 ∞(HRP) 1.000 偏心(8) 像 面 ∞ FFS WE ST TE C4 4.5870×10-2 2.9925×10-2 2.1195×10-26 6.9286×10-2 4.1853×10-2 2.8010×10-28 -6.7663×10-3 -3.6873×10-3 -2.3951×10-310 -5.1222×10-4 1.3523×10-4 1.9598×10-4 FFS WE ST TE C4 1.7638×10-2 1.4816×10-2 1.4424×10-26 6.4033×10-3 4.8916×10-3 4.5009×10-38 -4.9893×10-4 -6.8830×10-4 -7.7172×10-410 -1.3162×10-4 -1.5480×10-4 -1.4722×10-4 FFS WE ST TE C4 6.3336×10-3 -9.0792×10-4 4.0554×10-56 -1.2231×10-2 -1.3277×10-2 -1.3083×10-28 -8.3626×10-4 -9.0568×10-4 -1.1240×10-310 2.5259×10-5 5.5711×10-5 6.0687×10-5 FFS WE ST TE C4 1.6729×10-2 9.5998×10-3 9.3393×10-36 -4.3223×10-2 -4.5206×10-2 -4.1267×10-28 1.8360×10-3 9.0432×10-4 -9.8226×10-610 4.1519×10-3 4.2640×10-3 3.5867×10-3 偏心(1) X 0.000 Y 0.000 Z 8.100 α 37.456 β 0.000 γ 0.000 偏心(2) X 0.000 Y -25.168 Z 1.314 α 37.480 β 0.000 γ 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -25.167 Z 4.339 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y -25.161 Z 11.098 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y 0.002 Z 2.257 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) X 0.000 Y 0.005 Z 5.216 α 37.493 β 0.000 γ 0.000 偏心(7) X 0.000 Y -13.014 Z 1.712 α 37.477 β 0.000 γ 0.000 偏心(8) X 0.000 Y -13.011 Z 12.004 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0263】 実施例6 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(FS) 偏心(3) 5 ∞(絞り,RP2) 偏心(4) 6 FFS(RE) 偏心(5) 7 FFS(RE) 偏心(6) 8 ∞(HRP) 1.000 偏心(7) 像 面 ∞ FFS WE ST TE C4 4.5063×10-2 2.5362×10-2 1.1159×10-26 2.2203×10-2 1.2830×10-2 9.8289×10-38 1.4001×10-3 6.5805×10-4 3.0287×10-410 -6.1474×10-4 -3.2332×10-4 -3.6524×10-411 4.3180×10-5 -3.0244×10-6 -8.0986×10-613 -2.1553×10-4 -4.2395×10-5 -1.0433×10-515 1.8878×10-5 5.2497×10-5 1.9632×10-517 3.0519×10-5 5.1692×10-6 5.2928×10-719 2.2266×10-5 8.2293×10-6 4.7136×10-721 -4.7090×10-6 -3.1402×10-6 -1.3299×10-6 FFS WE ST TE C4 1.9974×10-2 1.5751×10-2 8.7154×10-36 -2.2979×10-3 -3.2048×10-3 -1.6158×10-38 4.2261×10-4 2.4443×10-4 2.1506×10-410 -3.0666×10-4 -2.4520×10-4 -4.4375×10-411 3.1719×10-6 -4.1634×10-6 -1.3528×10-513 -5.2497×10-5 -3.2939×10-5 -2.6726×10-515 -4.1055×10-5 4.9099×10-6 -1.5809×10-517 5.8612×10-6 2.8433×10-6 1.9568×10-619 4.6897×10-6 4.5710×10-6 1.4288×10-621 -2.7004×10-6 -6.7914×10-8 -1.0334×10-6 FFS WE ST TE C4 4.6043×10-3 -7.2714×10-4 -5.8518×10-36 -2.1701×10-2 -2.2375×10-2 -2.1479×10-28 1.4755×10-3 7.9120×10-4 4.5426×10-410 2.6191×10-4 3.1538×10-4 1.7666×10-411 -4.0409×10-5 -2.5097×10-5 -1.7825×10-513 -8.6590×10-5 -4.7685×10-5 -3.5273×10-515 -3.4047×10-5 -2.1166×10-5 -1.6368×10-517 -7.8392×10-6 -9.7299×10-7 2.1801×10-719 6.4235×10-9 2.5834×10-6 2.5389×10-621 1.6676×10-6 9.1926×10-7 3.1856×10-7 FFS WE ST TE C4 2.0036×10-2 1.5982×10-2 1.3244×10-26 -1.4417×10-2 -1.9622×10-2 -2.0573×10-28 1.5469×10-3 1.1932×10-3 9.9428×10-410 1.2621×10-3 1.5172×10-3 5.2824×10-411 -2.4104×10-5 -2.4090×10-5 -2.1347×10-513 -4.7195×10-4 -2.4638×10-4 -1.1903×10-415 -9.3668×10-5 6.8471×10-5 3.5417×10-517 1.0633×10-5 8.7381×10-6 5.1686×10-619 5.3264×10-5 2.4790×10-5 1.4138×10-521 3.6660×10-6 -8.3401×10-6 -2.1332×10-6 偏心(1) X 0.000 Y 0.000 Z 8.100 α 36.863 β 0.000 γ 0.000 偏心(2) X 0.000 Y -14.398 Z 3.896 α 36.762 β 0.000 γ 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -14.417 Z 8.897 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y -14.420 Z 9.897 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y -0.036 Z 9.002 α 22.607 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) X 0.000 Y -6.123 Z 2.998 α 67.723 β 0.000 γ 0.000 偏心(7) X 0.000 Y 4.876 Z 3.000 α 90.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0264】 実施例7 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(FS) 偏心(3) 5 ∞(絞り,RP2) 偏心(4) 6 FFS(RE) 偏心(5) 7 FFS(RE) 偏心(6) 8 ∞(HRP) -7.000 偏心(7) 像 面 ∞ FFS WE TE C4 7.1406×10-2 4.3964×10-26 3.1797×10-2 1.4039×10-28 1.0526×10-2 3.3704×10-310 9.7941×10-4 7.0864×10-411 1.9599×10-3 4.5851×10-413 1.1831×10-4 4.9988×10-515 4.9561×10-5 -1.1645×10-517 -7.2344×10-5 -1.2534×10-419 2.7947×10-6 1.2691×10-521 1.3940×10-6 -2.0616×10-6 FFS WE TE C4 1.5351×10-2 1.3088×10-26 1.5985×10-2 1.0565×10-28 1.1546×10-3 9.6180×10-410 1.5934×10-4 3.0977×10-411 4.3807×10-6 7.6538×10-613 5.2925×10-5 3.8426×10-515 6.3826×10-6 -1.3648×10-517 -8.6800×10-6 -1.0431×10-519 3.8919×10-6 3.9826×10-6 FFS WE TE C4 1.8610×10-2 1.8332×10-26 -8.1922×10-3 -3.9278×10-38 7.0790×10-4 7.3706×10-510 -7.4321×10-4 -2.7725×10-411 -2.2769×10-5 -1.5789×10-513 1.5301×10-4 1.2428×10-415 -1.1907×10-4 -2.9087×10-517 1.2280×10-5 1.7605×10-519 -2.6880×10-6 -9.1734×10-621 -1.2110×10-5 1.9060×10-6 FFS WE TE C4 1.5526×10-2 1.4384×10-26 -2.0773×10-2 -1.9080×10-28 2.1080×10-3 7.6702×10-410 3.9788×10-5 1.1324×10-411 -2.9965×10-4 -2.5569×10-413 2.1963×10-4 1.8679×10-415 -2.4614×10-5 -1.9671×10-517 6.9517×10-5 9.4141×10-519 -1.2563×10-5 -1.6919×10-521 -1.9881×10-7 1.2233×10-6 偏心(1) X 0.000 Y 0.000 Z 6.000 α -26.771 β 0.000 γ 0.000 偏心(2) X 0.000 Y 9.004 Z -0.675 α -70.699 β 0.000 γ 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -7.099 Z -0.072 α 90.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y -9.098 Z 0.000 α 90.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y -0.284 Z -8.065 α -32.506 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) X 0.000 Y -10.288 Z -3.886 α -33.669 β 0.000 γ 0.000 偏心(7) X 0.000 Y -10.246 Z -8.864 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0265】 実施例8 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(絞り,RP2) 偏心(3) 5 FFS(RE) 偏心(4) 6 FFS(RE) 偏心(5) 7 ∞(HRP) 7.000 偏心(6) 像 面 ∞ FFS WE ST TE C4 2.7025×10-2 8.3231×10-3 6.5702×10-36 2.6510×10-2 1.3683×10-2 1.4108×10-28 2.2857×10-3 3.6108×10-4 2.1912×10-410 1.1582×10-3 5.3701×10-4 4.4559×10-4 FFS WE ST TE C4 4.0556×10-3 -1.0059×10-3 9.1167×10-46 1.0566×10-2 6.9207×10-3 9.4983×10-38 1.1609×10-3 3.5837×10-4 1.8364×10-410 4.8210×10-4 4.3412×10-4 2.9597×10-4 FFS WE ST TE C4 1.4709×10-2 1.4524×10-2 1.3555×10-26 3.4343×10-3 4.9923×10-3 4.0699×10-38 6.6313×10-4 2.0902×10-4 1.2321×10-410 3.6497×10-4 2.6635×10-4 1.9295×10-4 FFS WE ST TE C4 1.3909×10-2 1.4921×10-2 1.3254×10-26 1.0375×10-2 8.6580×10-3 7.5143×10-38 6.3242×10-4 -2.7615×10-4 -3.4715×10-410 -7.4413×10-5 -5.3361×10-5 -6.2237×10-5 偏心(1) X 0.000 Y 0.000 Z 6.001 α -27.045 β 0.000 γ 0.000 偏心(2) X 0.000 Y 9.000 Z -0.520 α -71.211 β 0.000 γ 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -8.993 Z 0.000 α 90.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y -0.234 Z -7.998 α -36.870 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y -11.840 Z -4.977 α 52.280 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) X 0.000 Y -11.849 Z 0.028 α 0.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0266】 実施例9 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 物体面 ∞ ∞ 1 ∞(HRP,RP1) 2 FFS(RE) 偏心(1) 3 FFS(RE) 偏心(2) 4 ∞(絞り,RP2) 偏心(3) 5 FFS(RE) 偏心(4) 6 FFS(RE) 偏心(5) 7 ∞(HRP) -7.000 偏心(6) 像 面 ∞ FFS WE TE C4 2.7476×10-2 4.3850×10-36 3.6187×10-2 1.6695×10-28 6.6922×10-3 6.9929×10-410 1.2069×10-3 6.5796×10-411 1.6974×10-4 -1.3488×10-513 5.5020×10-4 5.2615×10-515 -1.4409×10-4 -3.6582×10-517 2.0103×10-5 -9.0505×10-719 8.7740×10-6 2.1816×10-621 -1.0274×10-5 -3.4005×10-6 FFS WE TE C4 8.3502×10-3 -2.0454×10-36 1.6806×10-2 1.1264×10-28 1.8811×10-3 7.4180×10-410 3.0228×10-4 3.4568×10-411 -5.5041×10-5 -4.0654×10-513 -1.5926×10-5 -1.2403×10-515 -6.1477×10-6 -1.1157×10-517 -1.6312×10-5 2.7958×10-719 4.0660×10-6 1.4375×10-621 -1.2971×10-7 -9.0263×10-7 FFS WE TE C4 1.5456×10-2 1.2073×10-26 -2.1177×10-2 -3.6109×10-38 2.4503×10-3 8.3885×10-410 1.7094×10-3 8.5154×10-411 -1.7709×10-5 -1.0569×10-513 -2.3125×10-4 -8.1036×10-515 2.4562×10-5 -8.8202×10-617 -1.5563×10-6 2.4871×10-619 -1.5008×10-5 3.0799×10-6 FFS WE TE C4 -3.5014×10-3 -1.1861×10-26 -2.9976×10-2 -2.0933×10-28 2.6671×10-3 6.5941×10-410 2.6670×10-4 2.7952×10-411 -5.8512×10-5 -1.3574×10-513 1.3603×10-4 -4.4098×10-515 -4.6893×10-5 -6.6445×10-617 -8.0065×10-6 6.1442×10-719 2.6731×10-5 5.2593×10-621 5.2980×10-6 3.5601×10-6 偏心(1) X 0.000 Y 0.000 Z 6.003 α -27.541 β 0.000 γ 0.000 偏心(2) X 0.000 Y 9.000 Z -0.329 α -71.978 β 0.000 γ 0.000 偏心(3) X 0.000 Y -8.990 Z -0.000 α 90.000 β 0.000 γ 0.000 偏心(4) X 0.000 Y -0.190 Z -10.007 α -21.575 β 0.000 γ 0.000 偏心(5) X 0.000 Y -5.025 Z -5.059 α -67.230 β 0.000 γ 0.000 偏心(6) X 0.000 Y -0.000 Z -5.000 α -90.000 β 0.000 γ 0.000 。
【0267】次に上記実施例1の横収差図を図10〜図
12に示す。この中、図10は広角端、図11は標準状
態、図13は望遠端の収差図である。これらの横収差図
において、括弧内に示された数字は(水平(X方向)画
角,垂直(Y方向)画角)を表し、その画角における横
収差を示す。また、これらの横収差図においては、下か
ら上へ順に、画面中心、Y軸上画角の−約70%の位
置、X方向画角の約70%でY方向画角の−約70%の
位置、X軸上画角の約70%の位置、X方向画角の約7
0%でY方向画角の約70%の位置、Y軸上画角の約7
0%の位置の横収差図である。
【0268】次に、上記各実施例の条件式(1)〜(1
1)に関する値を示す。 (注)上記の上段が広角端、下段が望遠端の数値である。 また、上記各実施例の条件式(12)〜(15)に関する値を示す。
【0269】 実施例1 実施例2 実施例3 |2n・Ih/ ( cosθ・rmax )| 第1反射面 X方向 X方向 X方向 0.091(負) 0.121(負) 0.110(負) Y方向 Y方向 Y方向 0.357(負) 0.118(負) 0.254(負) 第2反射面 X方向 X方向 X方向 0.469(負) 1.177(負) 0.363(負) Y方向 Y方向 Y方向 0.087(正) 0.135(負) 0.063(正) 第3反射面 X方向 X方向 X方向 0.416(正) 0.440(正) 0.256(正) Y方向 Y方向 Y方向 0.132(正) 0.231(正) 0.226(正) 第4反射面 X方向 X方向 X方向 0.346(正) 0.402(負) 0.212(正) Y方向 Y方向 Y方向 0.137(正) 0.131(正) 0.040(混) (1/rw −1/rt )・Ih 第1反射面 X方向 X方向 X方向 -0.040 -0.025 -0.033 Y方向 Y方向 Y方向 -0.113 -0.031 -0.045 第2反射面 X方向 X方向 X方向 -0.121 -0.143 -0.099 Y方向 Y方向 Y方向 0.011 -0.003 -0.020 第3反射面 X方向 X方向 X方向 0.045 0.012 0.031 Y方向 Y方向 Y方向 0.022 0.002 0.014 第4反射面 X方向 X方向 X方向 0.028 0.061 0.009 Y方向 Y方向 Y方向 -0.023 0.039 0.038 r1X/r1Y 3.927 0.972 2.311 θ 第1反射面 45.00 ° 44.175° 45.97 ° 〜44.575° 第2反射面 45.00 ° 45.419° 44.02 ° 〜45.936° 第3反射面 45.00 ° 29.350° 25.55 ° 〜29.487° 第4反射面 45.00 ° 29.193° 19.44 ° 〜29.452° 実施例4 実施例5 実施例6 |2n・Ih/ ( cosθ・rmax )| 第1反射面 X方向 X方向 X方向 0.206(混) 0.694(負) 0.737(負) Y方向 Y方向 Y方向 0.131(負) 1.049(負) 0.363(負) 第2反射面 X方向 X方向 X方向 0.258(混) 0.267(正) 0.327(正) Y方向 Y方向 Y方向 0.075(正) 0.097(正) 0.052(負) 第3反射面 X方向 X方向 X方向 0.335(正) 0.096(混) 0.083(混) Y方向 Y方向 Y方向 0.110(正) 0.201(正) 0.318(正) 第4反射面 X方向 X方向 X方向 0.435(正) 0.253(正) 0.283(正) Y方向 Y方向 Y方向 0.249(正) 0.684(負) 0.291(負) (1/rw −1/rt )・Ih 第1反射面 X方向 X方向 X方向 -0.091 -0.148 -0.033 Y方向 Y方向 Y方向 -0.028 -0.248 -0.045 第2反射面 X方向 X方向 X方向 0.090 0.019 -0.099 Y方向 Y方向 Y方向 -0.011 0.011 -0.020 第3反射面 X方向 X方向 X方向 -0.030 -0.038 0.031 Y方向 Y方向 Y方向 0.002 -0.005 0.014 第4反射面 X方向 X方向 X方向 0.068 0.044 0.009 Y方向 Y方向 Y方向 0.077 -0.012 0.038 r1X/r1Y 0.637 1.509 0.493 θ 第1反射面 37.33 ° 37.46 ° 36.86 ° 第2反射面 59.79 ° 37.43 ° 36.96 ° 第3反射面 45.12 ° 37.44 ° 22.82 ° 第4反射面 44.83 ° 37.46 ° 22.28 ° 実施例7 実施例8 実施例9 |2n・Ih/ ( cosθ・rmax )| 第1反射面 X方向 X方向 X方向 1.093(負) 0.400(負) 0.392(負) Y方向 Y方向 Y方向 0.487(負) 0.393(負) 0.517(負) 第2反射面 X方向 X方向 X方向 0.220(正) 0.056(混) 0.111(混) Y方向 Y方向 Y方向 0.229(正) 0.146(正) 0.223(正) 第3反射面 X方向 X方向 X方向 0.309(正) 0.248(正) 0.213(正) Y方向 Y方向 Y方向 0.136(負) 0.084(正) 0.289(負) 第4反射面 X方向 X方向 X方向 0.256(負) 0.322(正) 0.163(正) Y方向 Y方向 Y方向 0.341(正) 0.224(正) 0.412(正) (1/rw −1/rt )・Ih 第1反射面 X方向 X方向 X方向 -0.188 -0.135 -0.146 Y方向 Y方向 Y方向 -0.121 -0.082 -0.124 第2反射面 X方向 X方向 X方向 0.016 0.021 0.066 Y方向 Y方向 Y方向 0.037 0.007 0.035 第3反射面 X方向 X方向 X方向 0.002 0.008 0.022 Y方向 Y方向 Y方向 -0.029 -0.004 -0.111 第4反射面 X方向 X方向 X方向 -0.008 0.004 -0.054 Y方向 Y方向 Y方向 0.012 0.019 0.057 r1X/r1Y 0.445 0.980 1.318 θ 第1反射面 26.77 ° 27.04 ° 27.51 ° 第2反射面 17.19 ° 17.132° 17.00 ° 第3反射面 34.59 ° 38.53 ° 22.50 ° 第4反射面 33.54 ° 52.31 ° 22.99 ° (注)上記のパワー表記の(混)は、変形により正から負、又は、負から正にな る場合である。
【0270】次に、本発明のズーム光学系の反射光学素
子として適用可能な可変ミラーの構成例について説明す
る。
【0271】図15は、本発明のズーム光学系の反射光
学素子として適用可能な可変形状鏡409の1実施例を
示す概略構成図である。
【0272】まず、光学特性可変形状鏡409の基本構
成について説明する。
【0273】可変形状鏡409は、アルミコーティング
等で作られた薄膜(反射面)409aと複数の電極40
9bを有してなる光学特性可変形状鏡(以下、単に可変
形状鏡と言う。)であり、411は各電極409bにそ
れぞれ接続された複数の可変抵抗器、414は複数の可
変抵抗器411の抵抗値を制御するための演算装置、4
15、416及び417はそれぞれ演算装置414に接
続された温度センサー、湿度センサー及び距離センサー
で、これらは図示のように配設されて1つの光学装置を
構成している。
【0274】可変形状鏡の面は、平面でなくてもよく、
球面、回転対称非球面の他、光軸に対して偏心した球
面、平面、回転対称非球面、あるいは、対称面を有する
非球面、対称面を1つだけ有する非球面、対称面のない
非球面、自由曲面、微分不可能な点又は線を有する面
等、いかなる形状をしていてもよく、さらに、反射面で
も屈折面でも光に何らかの影響を与え得る面ならばよ
い。以下、これらの面を総称して拡張曲面という。
【0275】なお、可変形状鏡の反射面の形状は、自由
曲面に構成するのがよい。なぜなら、収差補正が容易に
でき、有利だからである。
【0276】また、本発明で使用する自由曲面とは前記
の(a)式で定義されるものである。
【0277】本実施例の可変形状鏡は、図15に示すよ
うに、薄膜409aと電極409bとの間に圧電素子4
09cが介装されていて、これらが支持台423上に設
けられている。そして、圧電素子409cに加わる電圧
を各電極409b毎に変えることにより、圧電素子40
9cに部分的に異なる伸縮を生じさせて、薄膜409a
の形状を変えることができるようになっている。電極4
09bの形は、図16に示すように、同心分割であって
もよいし、図17に示すように、矩形分割であってもよ
く、その他、適宜の形のものを選択することができる。
図15中、424は演算装置414に接続された振れ
(ブレ)センサーであって、例えばデジタルカメラの振
れを検知し、振れによる像の乱れを補償するように薄膜
409aを変形させるべく、演算装置414及び可変抵
抗器411を介して電極409bに印加される電圧を変
化させる。このとき、温度センサー415、湿度センサ
ー416及び距離センサー417からの信号も同時に考
慮され、ピント合わせ、温湿度補償等が行われる。この
場合、薄膜409aには圧電素子409cの変形に伴う
応力が加わるので、薄膜409aの厚さはある程度厚め
に作られて相応の強度を持たせるようにするのがよい。
【0278】図18は、本発明のズーム光学系の反射光
学素子として適用可能な可変形状鏡409のさらに他の
実施例を示す概略構成図である。
【0279】本実施例の可変形状鏡は、薄膜409aと
電極409bの間に介置される圧電素子が逆方向の圧電
特性を持つ材料で作られた2枚の圧電素子409c及び
409c’で構成されている点で、図15に示された実
施例の可変形状鏡とは異なる。すなわち、圧電素子40
9cと409c’が強誘電性結晶で作られているとすれ
ば、結晶軸の向きが互いに逆になるように配置される。
この場合、圧電素子409cと409c’は電圧が印加
されると逆方向に伸縮するので、薄膜409aを変形さ
せる力が図15に示した実施例の場合よりも強くなり、
結果的にミラー表面の形を大きく変えることができると
いう利点がある。
【0280】圧電素子409c、409c’に用いる材
料としては、例えばチタン酸バリウム、ロッシエル塩、
水晶、電気石、リン酸二水素カリウム(KDP)、リン
酸二水素アンモニウム(ADP)、ニオブ酸リチウム等
の圧電物質、同物質の多結晶体、同物質の結晶、PbZ
rO3 とPbTiO3 の固溶体の圧電セラミックス、二
フッ化ポリビニール(PVDF)等の有機圧電物質、上
記以外の強誘電体等があり、特に有機圧電物質はヤング
率が小さく、低電圧でも大きな変形が可能であるので、
好ましい。なお、これらの圧電素子を利用する場合、厚
さを不均一にすれば、上記実施例において薄膜409a
の形状を適切に変形させることも可能である。
【0281】また、圧電素子409c、409c’の材
質としては、ポリウレタン、シリコンゴム、アクリルエ
ラストマー、PZT、PLZT、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)等の高分子圧電体、シアン化ビニリデン共
重合体、ビニリデンフルオライドとトリフルオロエチレ
ンの共重合体等が用いられる。
【0282】圧電性を有する有機材料や、圧電性を有す
る合成樹脂、圧電性を有するエラストマー等を用いると
可変形状鏡面の大きな変形が実現できてよい。
【0283】なお、図15、図18の圧電素子409c
に電歪材料、例えば、アクリルエラストマー、シリコン
ゴム等を用いる場合には、圧電素子409cを別の基板
409c−1と電歪材料409c−2を貼り合わせた構
造にしてもよい。
【0284】図19は、本発明のズーム光学系の反射光
学素子として適用可能な可変形状鏡409のさらに他の
実施例を示す概略構成図である。
【0285】本実施例の可変形状鏡は、圧電素子409
cが薄膜409aと電極409dとにより挟持され、薄
膜409aと電極409d間に演算装置414により制
御される駆動回路425を介して電圧が印加されるよう
になっており、さらにこれとは別に、支持台423上に
設けられた電極409bにも演算装置414により制御
される駆動回路425を介して電圧が印加されるように
構成されている。したがって、本実施例では、薄膜40
9aは電極409dとの間に印加される電圧と電極40
9bに印加される電圧による静電気力とにより二重に変
形され得、上記実施例に示した何れのものよりもより多
くの変形パターンが可能であり、かつ、応答性も速いと
いう利点がある。
【0286】そして、薄膜409a、電極409d間の
電圧の符号を変えれば、可変形状鏡を凸面にも凹面にも
変形させることができる。その場合、大きな変形を圧電
効果で行い、微細な形状変化を静電気力で行ってもよ
い。また、凸面の変形には圧電効果を主に用い、凹面の
変形には静電気力を主に用いてもよい。なお、電極40
9dは電極409bのように複数の電極から構成されて
もよい。この様子を図19に示した。なお、本願では、
圧電効果と電歪効果、電歪を全てまとめて圧電効果と述
べている。したがって、電歪材料も圧電材料に含むもの
とする。
【0287】図20は、本発明のズーム光学系の反射光
学素子として適用可能な可変形状鏡409のさらに他の
実施例を示す概略構成図である。
【0288】本実施例の可変形状鏡は、電磁気力を利用
して反射面の形状を変化させ得るようにしたもので、支
持台423の内部底面上には永久磁石426が、頂面上
には窒化シリコン又はポリイミド等からなる基板409
eの周縁部が載置固定されており、基板409eの表面
にはアルミニウム等の金属コートで作られた薄膜409
aが付設されていて、可変形状鏡409を構成してい
る。基板409eの下面には複数のコイル427が配設
されており、これらのコイル427はそれぞれ駆動回路
428を介して演算装置414に接続されている。した
がって、各センサー415、416、417、424か
らの信号によって演算装置414において求められる光
学系の変化に対応した演算装置414からの出力信号に
より、各駆動回路428から各コイル427にそれぞれ
適当な電流が供給されると、永久磁石426との間に働
く電磁気力で各コイル427は反発又は吸着され、基板
409e及び薄膜409aを変形させる。
【0289】この場合、各コイル427はそれぞれ異な
る量の電流を流すようにすることもできる。また、コイ
ル427は1個でもよいし、永久磁石426を基板40
9eに付設しコイル427を支持台423の内部底面側
に設けるようにしてもよい。また、コイル427はリソ
グラフィー等の手法で作るとよく、さらに、コイル42
7には強磁性体よりなる鉄心を入れるようにしてもよ
い。
【0290】この場合、薄膜コイル427の巻密度を、
図21に示すように、場所によって変化させることによ
り、基板409e及び薄膜409aに所望の変形を与え
るようにすることもできる。また、コイル427は1個
でもよいし、また、これらのコイル427には強磁性体
よりなる鉄心を挿入してもよい。
【0291】図22は、本発明のズーム光学系の反射光
学素子として適用可能な可変形状鏡409のさらに他の
実施例を示す概略構成図である。図中、412は電源で
ある。
【0292】本実施例の可変形状鏡では、基板409e
は鉄等の強磁性体で作られており、反射膜としての薄膜
409aはアルミニウム等からなっている。この場合、
薄膜コイルを設けなくてもすむから、構造が簡単で、製
造コストを低減することができる。また、電源スイッチ
413を切換え兼電源開閉用スイッチに置換すれば、コ
イル427に流れる電流の方向を変えることができ、基
板409e及び薄膜409aの形状を自由に変えること
ができる。図23は、本実施例におけるコイル427の
配置を示し、図24は、コイル427の他の配置例を示
しているが、これらの配置は、図20に示した実施例に
も適用することができる。なお、図25は、図20に示
した実施例において、コイル427の配置を図24に示
したようにした場合に適する永久磁石426の配置を示
している。すなわち、図25に示すように、永久磁石4
26を放射状に配置すれば、図20に示した実施例に比
べて、微妙な変形を基板409e及び薄膜409aに与
えることができる。また、このように電磁気力を用いて
基板409e及び薄膜409aを変形させる場合(図2
0及び図22の実施例)は、静電気力を用いた場合より
も低電圧で駆動できるという利点がある。
【0293】以上、いくつかの可変形状鏡の実施例を述
べたが、ミラーの形を変形させるのに、図19の例に示
すように、2種類以上の力を用いてもよい。つまり静電
気力、電磁力、圧電効果、磁歪、流体の圧力、電場、磁
場、温度変化、電磁波等の中から2つ以上を同時に用い
て可変形状鏡を変形させてもよい。つまり、2つ以上の
異なる駆動方法を用いて光学特性可変光学素子を作れ
ば、大きな変形と微細な変形とを同時に実現でき、精度
の良い鏡面が実現できる。
【0294】以上の本発明のズーム光学系及びそれを用
いた撮像装置は例えば次のように構成することができ
る。
【0295】〔1〕 少なくとも3つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、負、正、正で
構成して、反射面の形状を変化させることにより変倍を
行い、全ての光学素子には反射面を有していることを特
徴とするズーム光学系。
【0296】〔2〕 少なくとも3つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、負、負、正で
構成して、反射面の形状を変化させることにより変倍を
行うことを特徴とするズーム光学系。
【0297】〔3〕 少なくとも3つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、負、正、負で
構成して反射面の形状を変化させることにより変倍を行
うことを特徴とするズーム光学系。
【0298】〔4〕 少なくとも4つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、負、正、正、
正で構成して反射面の形状を変化させることにより変倍
を行うことを特徴とするズーム光学系。
【0299】〔5〕 少なくとも4つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、負、正、正、
負で構成して反射面の形状を変化させることにより変倍
を行うことを特徴とするズーム光学系。
【0300】〔6〕 少なくとも4つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、負、正、負、
正で構成して反射面の形状を変化させることにより変倍
を行うことを特徴とするズーム光学系。
【0301】〔7〕 少なくとも4つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、負、負、正、
正で構成して反射面の形状を変化させることにより変倍
を行うことを特徴とするズーム光学系。
【0302】〔8〕 少なくとも4つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、負、負、正、
負で構成して反射面の形状を変化させることにより変倍
を行うことを特徴とするズーム光学系。
【0303】
〔9〕 少なくとも4つの形状可変の反射
面を有し、そのパワーを物体側より順に、正、負、正、
正で構成して反射面の形状を変化させることにより変倍
を行うことを特徴とするズーム光学系。
【0304】〔10〕 上記1、4又は5において、次
の条件式を満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0305】 0.005<φ2p/φ3p<100 ・・・(1) ただし、φ2p=2・n2 /(cos θ2 ・r2 )、φ3p
2・n3 /(cos θ3 ・r3 )とし、n2 、n3 はそれ
ぞれ正の第2反射面、正の第3反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r2 、r3 はそれぞれ正の第2反射面、正
の第3反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ2 、θ3 はそれぞれ正の第2反射面、正の第3反
射面の反射角である。
【0306】〔11〕 上記1、4又は5において、次
の条件式を満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0307】 −100<φ1n/φ2p<−0.01 ・・・(2) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ2p
2・n2 /(cos θ2 ・r2 )とし、n1 、n2 はそれ
ぞれ負の第1反射面、正の第2反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r2 はそれぞれ負の第1反射面、正
の第2反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ2 はそれぞれ負の第1反射面、正の第2反
射面の反射角である。
【0308】〔12〕 上記2、7又は8において、次
の条件式を満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0309】 0.01<φ1n/φ2n<100 ・・・(3) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ2n
2・n2 /(cos θ2 ・r2 )とし、n1 、n2 はそれ
ぞれ負の第1反射面、負の第2反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r2 はそれぞれ負の第1反射面、負
の第2反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ2 はそれぞれ負の第1反射面、負の第2反
射面の反射角である。
【0310】〔13〕 上記2、7又は8において、次
の条件式を満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0311】 −100<φ1n/φ3p<−0.01 ・・・(4) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ3p
2・n3 /(cos θ3 ・r3 )とし、n1 、n3 はそれ
ぞれ負の第1反射面、正の第3反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r3 はそれぞれ負の第1反射面、正
の第3反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ3 はそれぞれ負の第1反射面、正の第3反
射面の反射角である。
【0312】〔14〕 上記3又は6において、次の条
件式を満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0313】 0.01<φ1n/φ3n<100 ・・・(5) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ3n
2・n3 /(cos θ3 ・r3 )とし、n1 、n3 はそれ
ぞれ負の第1反射面、負の第3反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r3 はそれぞれ負の第1反射面、負
の第3反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ3 はそれぞれ負の第1反射面、負の第3反
射面の反射角である。
【0314】〔15〕 上記3又は6において、次の条
件式を満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0315】 −100<φ1n/φ2p<−0.01 ・・・(6) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ2p
2・n2 /(cos θ2 ・r2 )とし、n1 、n2 はそれ
ぞれ負の第1反射面、正の第2反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r2 はそれぞれ負の第1反射面、正
の第2反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ2 はそれぞれ負の第1反射面、正の第2反
射面の反射角である。
【0316】〔16〕 上記4において、次の条件式を
満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0317】 0.005<φ2p/φ4p<100 ・・・(7) ただし、φ2p=2・n2 /(cos θ2 ・r2 )、φ4p
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n2 、n4 はそれ
ぞれ正の第2反射面、正の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r2 、r4 はそれぞれ正の第2反射面、正
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ2 、θ4 はそれぞれ正の第2反射面、正の第4反
射面の反射角である。
【0318】〔17〕 上記5において、次の条件式を
満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0319】 0.01<φ1n/φ4n<100 ・・・(8) ただし、φ1n=2・n1 /(cos θ1 ・r1 )、φ4n
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n1 、n4 はそれ
ぞれ負の第1反射面、負の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r1 、r4 はそれぞれ負の第1反射面、負
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ1 、θ4 はそれぞれ負の第1反射面、負の第4反
射面の反射角である。
【0320】〔18〕 上記6において、次の条件式を
満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0321】 0.005<φ2p/φ4p<100 ・・・(9) ただし、φ2p=2・n2 /(cos θ2 ・r2 )、φ4p
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n2 、n4 はそれ
ぞれ正の第2反射面、正の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r2 、r4 はそれぞれ正の第2反射面、正
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ2 、θ4 はそれぞれ正の第2反射面、正の第4反
射面の反射角である。
【0322】〔19〕 上記7において、次の条件式を
満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0323】 0.01<φ3p/φ4p<100 ・・・(10) ただし、φ3p=2・n3 /(cos θ3 ・r3 )、φ4p
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n3 、n4 はそれ
ぞれ正の第3反射面、正の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r3 、r4 はそれぞれ正の第3反射面、正
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ3 、θ4 はそれぞれ正の第3反射面、正の第4反
射面の反射角である。
【0324】〔20〕 上記8において、次の条件式を
満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0325】 0.005<φ2n/φ4n<100 ・・・(11) ただし、φ2n=2・n2 /(cos θ2 ・r2 )、φ4n
2・n4 /(cos θ4 ・r4 )とし、n2 、n4 はそれ
ぞれ負の第2反射面、負の第4反射面の入射射出側のd
線の屈折率、r2 、r4 はそれぞれ負の第2反射面、負
の第4反射面の軸上主光線が通過する地点での曲率半
径、θ2 、θ4 はそれぞれ負の第2反射面、負の第4反
射面の反射角である。
【0326】〔21〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、反射面はミラーから構成されることを特徴とする
ズーム光学系。
【0327】〔22〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、反射面は対称面が1つのみの回転非対称な曲面形
状であることを特徴とするズーム光学系。
【0328】〔23〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、フォーカシングも形状可変反射面で行うことを特
徴とするズーム光学系。
【0329】〔24〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、少なくとも1面の可変形状反射面は下記の条件式
を満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0330】 0.005<|2n・Ih/( cosθ・rmax )|<5 ・・・(12) ただし、rmax は軸上主光線が通過する地点での最大変
形時の曲率半径、nは入射射出側のd線の屈折率、θは
反射角、Ihは最大像高である。
【0331】〔25〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、少なくとも1面の可変形状反射面は下記の条件式
を満たすことを特徴とするズーム光学系。
【0332】 0.0001<|(1/rw −1/rt )・Ih|<10 ・・・(13) ただし、rw は広角端での軸上主光線が通過する地点で
の曲率半径、rt は望遠端での軸上主光線が通過する地
点での曲率半径、Ihは最大像高である。
【0333】〔26〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、下記の条件式を満たすことを特徴とするズーム光
学系。
【0334】 0.1<r1X/r1Y<10 ・・・(14) ただし、r1Xは最も物体側に配置された反射面の広角端
での軸上主光線が通過する地点のX方向の曲率半径、r
1Yは最も物体側に配置された反射面の広角端での軸上主
光線が通過する地点でのY方向の曲率半径である。
【0335】〔27〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、少なくとも1面の反射面は次の条件式を満たすこ
とを特徴とするズーム光学系。
【0336】 15°<θ<75° ・・・(15) ただし、θは反射面における軸上主光線の反射角であ
る。
【0337】〔28〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、明るさ絞りの物体側に少なくとも2面の反射面を
配置していることを特徴とするズーム光学系。
【0338】〔29〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、静電気駆動又は電磁気力駆動又は圧電効果又は流
体駆動の形状可変ミラーを用いたことを特徴とするズー
ム光学系。
【0339】〔30〕 上記1〜20の何れか1項にお
いて、形状可変反射面の中心部を固定し、周辺部の面形
状を変形させることを特徴とするズーム光学系。
【0340】〔31〕 上記1〜30の何れか1項記載
のズーム光学系と、その像側に配置された電子撮像素子
とを有することを特徴とする撮像装置。
【0341】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のズーム光学系により、省電力、簡素な機構、軽量、小
型、高性能を同時に満たすズーム光学系を提供すること
が可能になる。また、このようなズーム光学系を対物光
学系として用い、その像面に電子撮像素子を配置して撮
像装置を構成することにより、省電力、簡素な機構、軽
量、小型、高性能の例えば携帯電話のデジタルカメラ、
カプセル内視鏡、電子内視鏡、パソコン用デジタルカメ
ラ、PDA用デジタルカメラ等の撮像装置を提供するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のズーム光学系の広角端、標
準状態、望遠端のY−Z断面図である。
【図2】本発明の実施例2のズーム光学系の広角端、標
準状態、望遠端のY−Z断面図である。
【図3】本発明の実施例3のズーム光学系の広角端、標
準状態、望遠端のY−Z断面図である。
【図4】本発明の実施例4のズーム光学系の広角端、標
準状態、望遠端のY−Z断面図である。
【図5】本発明の実施例5のズーム光学系の広角端、標
準状態、望遠端のY−Z断面図である。
【図6】本発明の実施例6のズーム光学系の広角端、標
準状態、望遠端のY−Z断面図である。
【図7】本発明の実施例7のズーム光学系の広角端、望
遠端のY−Z断面図である。
【図8】本発明の実施例8のズーム光学系の広角端、標
準状態、望遠端のY−Z断面図である。
【図9】本発明の実施例9のズーム光学系の広角端、望
遠端のY−Z断面図である。
【図10】本発明の実施例1のズーム光学系の広角端の
横収差図である。
【図11】本発明の実施例1のズーム光学系の標準状態
の横収差図である。
【図12】本発明の実施例1のズーム光学系の望遠端の
横収差図である。
【図13】面を偏心させた場合にその偏心回転軸方向に
対称な光線があることを説明するための図である。
【図14】反射面を変形させる場合の固定方法を説明す
るための図である。
【図15】本発明のズーム光学系の反射光学素子として
適用可能な可変形状鏡の1実施例を示す概略構成図であ
る。
【図16】図15の実施例の可変形状鏡に用いる電極の
1形態を示す説明図である。
【図17】図15の実施例の可変形状鏡に用いる電極の
他の形態を示す説明図である。
【図18】本発明のズーム光学系の反射光学素子として
適用可能な可変形状鏡のさらに他の実施例を示す概略構
成図である。
【図19】本発明のズーム光学系の反射光学素子として
適用可能な可変形状鏡のさらに他の実施例を示す概略構
成図である。
【図20】本発明のズーム光学系の反射光学素子として
適用可能な可変形状鏡のさらに他の実施例を示す概略構
成図である。
【図21】図20の実施例における薄膜コイルの巻密度
の状態を示す説明図である。
【図22】本発明のズーム光学系の反射光学素子として
適用可能な可変形状鏡のさらに他の実施例を示す概略構
成図である。
【図23】図22の実施例におけるコイルの1配置例を
示す説明図である。
【図24】図22の実施例におけるコイルの他の配置例
を示す説明図である。
【図25】図20に示した実施例において、コイルの配
置を図24に示したようにした場合に適する永久磁石の
配置を示す説明図である。
【符号の説明】
G1…第1群(第1ミラー) G2…第2群(第2ミラー) G3…第3群(第3ミラー) G4…第4群(第4ミラー) I…像面 1…軸上主光線 2…明るさ絞り 409…可変形状鏡(光学特性可変形状鏡) 409a…薄膜(反射面) 409b…電極 409c…圧電素子 409c’…圧電素子 409c−1…基板 409c−2…電歪材料 409d…電極 409e…基板 411…可変抵抗器 412…電源 413…電源スイッチ 414…演算装置 415…温度センサー 416…湿度センサー 417…距離センサー 423…支持台 424…振れ(ブレ)センサー 425…駆動回路 426…永久磁石 427…コイル 428…駆動回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3つの形状可変の反射面を有
    し、そのパワーを物体側より順に、負、正、正で構成し
    て、反射面の形状を変化させることにより変倍を行い、
    全ての光学素子には反射面を有していることを特徴とす
    るズーム光学系。
  2. 【請求項2】 少なくとも3つの形状可変の反射面を有
    し、そのパワーを物体側より順に、負、負、正で構成し
    て、反射面の形状を変化させることにより変倍を行うこ
    とを特徴とするズーム光学系。
  3. 【請求項3】 少なくとも3つの形状可変の反射面を有
    し、そのパワーを物体側より順に、負、正、負で構成し
    て反射面の形状を変化させることにより変倍を行うこと
    を特徴とするズーム光学系。
  4. 【請求項4】 少なくとも4つの形状可変の反射面を有
    し、そのパワーを物体側より順に、負、正、正、正で構
    成して反射面の形状を変化させることにより変倍を行う
    ことを特徴とするズーム光学系。
  5. 【請求項5】 少なくとも4つの形状可変の反射面を有
    し、そのパワーを物体側より順に、負、正、正、負で構
    成して反射面の形状を変化させることにより変倍を行う
    ことを特徴とするズーム光学系。
  6. 【請求項6】 少なくとも4つの形状可変の反射面を有
    し、そのパワーを物体側より順に、負、正、負、正で構
    成して反射面の形状を変化させることにより変倍を行う
    ことを特徴とするズーム光学系。
  7. 【請求項7】 少なくとも4つの形状可変の反射面を有
    し、そのパワーを物体側より順に、負、負、正、正で構
    成して反射面の形状を変化させることにより変倍を行う
    ことを特徴とするズーム光学系。
  8. 【請求項8】 少なくとも4つの形状可変の反射面を有
    し、そのパワーを物体側より順に、負、負、正、負で構
    成して反射面の形状を変化させることにより変倍を行う
    ことを特徴とするズーム光学系。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか1項記載のズーム
    光学系と、その像側に配置された電子撮像素子とを有す
    ることを特徴とする撮像装置。
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