JP2003344568A - ロスタイム計測装置 - Google Patents

ロスタイム計測装置

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JP2003344568A
JP2003344568A JP2002156884A JP2002156884A JP2003344568A JP 2003344568 A JP2003344568 A JP 2003344568A JP 2002156884 A JP2002156884 A JP 2002156884A JP 2002156884 A JP2002156884 A JP 2002156884A JP 2003344568 A JP2003344568 A JP 2003344568A
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timer
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English (en)
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Norio Tanifuji
功雄 谷藤
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が計算しなくても直ちにロスタイムを
確認できるようにすること。 【解決手段】 タイマBは操作スイッチ104による計
時動作開始指示に応答して計時動作を開始することによ
って計時開始時点からの累積時間を計時する。タイマA
は操作スイッチ104による計時動作開始指示に応答し
て計時動作を開始すると共に、操作スイッチ105によ
る計時動作停止指示、計時動作再開指示に応答して計時
動作の停止、計時動作の再開を行うことにより実質的な
経過時間を計時する。ロスタイム算出部は、タイマBで
計時した累積時間とタイマAで計時した実質的時間の差
を算出することによりロスタイムを算出する。実質的時
間、累積時間、ロスタイムは、各々、時間表示部10
7、108、ロスタイム表示部109で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロスタイムを計測
するためのロスタイム計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サッカーの試合等においては
ロスタイムを計測する必要があり、タイマやクロノグラ
フを使用してロスタイムの計測が行われている。タイマ
等の使用者である審判は、ロスタイムを計測する場合、
計測に使用しているタイマやクロノグラフに対して計時
動作の停止操作及び計時動作の再開操作を行い、試合終
了時間が近くなったとき、前記使用者が現在時刻と計測
時間からロスタイムを計算する。これにより、ロスタイ
ムを知ることが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロスタ
イムの算出は、使用者である審判が現在時刻と計時時間
に基づいて行っているため、計算が煩雑になり又、直ち
にロスタイムを確認することは困難という問題がある。
また、タイマ等の使用者である審判は、計測に使用して
いるタイマやクロノグラフに対する計時停止操作及び計
時再開操作を頻繁に行うことが多い。したがって、計時
動作の停止操作及び再開操作を繰り返す際に、計時の再
開操作を失念するなどして計時ミスが発生し、正確な時
間を計時できない場合が生じるという問題がある。
【0004】本発明は、使用者が計算しなくても直ちに
ロスタイムを確認できるようにすることを課題としてい
る。また、本発明は、計時ミスを防止することができる
ようにすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、計時動
作を行う第1、第2の計時手段と、前記第1、第2の計
時手段に対して計時動作開始の指示を行う第1の操作手
段と、前記第2の計時手段に対して計時動作停止の指示
及び計時動作再開の指示を行う第2の操作手段と、前記
第1の計時手段と前記第2の計時手段で計時した時間の
差を算出する時間差算出手段と、前記時間差算出手段で
算出した時間差を表示する表示手段とを備え、前記第1
の計時手段は、前記第1の操作手段による計時動作開始
指示に応答して計時動作を開始することによって計時開
始時点からの累積時間を計時し、前記第2の計時手段
は、前記第1の操作手段による計時動作開始指示に応答
して計時動作を開始すると共に、前記第2の操作手段に
よる計時動作停止指示、計時動作再開指示に応答して計
時動作の停止、計時動作の再開を行うことにより実質的
時間を計時することを特徴とするロスタイム計測装置が
提供される。
【0006】第1の計時手段は、第1の操作手段による
計時動作開始指示に応答して計時動作を開始することに
よって計時スタート時点からの累積時間を計時する。第
2の計時手段は、前記第1の操作手段による計時動作開
始指示に応答して計時動作を開始すると共に、第2の操
作手段による計時動作停止指示、計時動作再開指示に応
答して計時動作の停止、計時動作の再開を行うことによ
り実質的な時間を計時する。時間差算出手段は、前記第
1の計時手段で計時した累積時間と前記第2の計時手段
で計時した実質的時間の差を算出することによりロスタ
イムを算出する。
【0007】ここで、前記表示手段は、更に、前記第1
の計時手段と前記第2の計時手段の計時時間を表示する
ように構成してもよい。また、前記第2の操作手段によ
る前記第2の計時手段の計時停止状態が所定時間継続し
た場合に報知動作を行う報知手段を備えて成るように構
成してもよい。また、前記報知手段は、光又は音によっ
て報知動作を行うように構成してもよい。
【0008】また、前記第2の操作手段による前記第2
の計時手段の計時停止状態が所定時間継続した場合、前
記第2の計測手段の計時動作を開始させる計時動作再開
手段を備えて成るように構成してもよい。また、前記第
1の計時手段で計時した時間のデータ、前記第2の計時
手段で計時した時間のデータ、及び、前記時間差算出手
段で算出した時間差のデータを無線送信する無線送信手
段を備えて成るように構成してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
るロスタイム計測装置の外観を示す平面図である。図1
において、ロスタイム計測装置101は、計時する時間
(例えば試合の時間)を設定するための時間設定スイッ
チ102、モードを切り換えるモード切替スイッチ10
3、第1の操作手段としての計時開始スイッチ104、
第2の操作手段としての計時停止・再開スイッチ10
5、表示部106を備えている。
【0010】表示部106には、実質的な時間(例え
ば、ロスタイムが無い状態で試合が実質的に行われた時
間)を表示する第2の時間表示部107、計時開始時点
からの累積時間を表示する第1の時間表示部108、前
記累積時間と実質的時間の差であるロスタイムを表示す
るロスタイム表示部109、後述する第2の計時手段の
計時動作が停止しているか否かを表示する計時動作停止
表示部110が設けられている。尚、後述するように本
実施の形態では、時刻計時手段の例として減算タイマを
使用する方式であるるため、第2の時間表示部107は
実質的な試合の残り時間を表しており、ロスタイムが生
じているため、第2の時間表示部107の表示値は第1
の時間表示部108の表示値よりも大きな値となってい
る。
【0011】図2は、本発明の実施の形態に係るロスタ
イム計測装置のブロック図であり、図1と同一部分には
同一符号を付している。図2において、ロスタイム計測
装置101は、スイッチ入力部201、計時手段として
の計時部202、時間差算出手段としてのロスタイム算
出部203、設定時間記憶手段としてのタイマ設定時間
記憶部204、報知手段としての報知部205、時間計
測カウンタ206、無線送信手段としての無線送信部2
07を備えている。スイッチ入力部201は、図1の時
間設定スイッチ102、モード切替スイッチ103、計
時動作の開始を指示する操作スイッチ104、計時動作
の停止及び再開を指示する操作スイッチ105を含んで
いる。
【0012】時間計測カウンタ206は時間基準信号を
計数することによって時間を計時する。タイマ設定時間
記憶部204には、スイッチ入力部201の操作によ
り、予め定めた所定の計時時間(例えば、サッカー1試
合分の時間)が設定されており、又、操作タイマAの計
時動作停止時間が設定されている。計時部202は、計
時開始時点からの累積的な経過時間を計時する第1の計
時手段(経過タイマB)、実質的な経過時間を計時する
第2の計時手段(操作タイマA)、操作タイマAの計時
停止動作時間を監視する監視手段(停止時間監視カウン
タ)を備えている。
【0013】経過タイマBは、操作スイッチ104の操
作による計時動作開始指示に応答して、タイマ設定時間
記憶部204に記憶した所定の計測時間(例えば試合時
間)から時間計測カウンタ206で計時した時間を減算
するように計時動作を行うことにより、計時開始時点か
らの累積した経過時間を計時する。タイマAは、操作ス
イッチ104の操作による計時動作開始指示に応答し
て、タイマ設定時間記憶部204に記憶した所定の計測
時間(例えば試合時間)から時間計測カウンタ206で
計時した時間を減算するように計時動作すると共に、操
作スイッチ105による計時動作停止指示、計時動作再
開指示に応答して前記計時動作の停止、前記計時動作の
再開を行うことにより実質的な経過時間を計時する。
【0014】停止時間監視カウンタは、操作スイッチ1
05の操作によってタイマAの計時動作が連続して停止
している時間を監視するもので、操作スイッチ105の
停止指示操作に応答して、時間計測カウンタ206で計
時した時間がタイマ設定時間記憶部204に記憶した計
時動作停止時間に等しくなったか否かを判断することに
より、タイマAの計時動作停止時間を監視する。ロスタ
イム算出部203は、タイマBで計時した累積時間と、
タイマAで計時した実質的時間との差をロスタイムとし
て算出する。図3は、本発明の実施の形態に係るロスタ
イム計測装置の動作概要を説明するための図で、表示部
106の表示内容を示す図である。
【0015】図1〜図3を用いて、本実施の形態の動作
概要を説明すると、先ず、スイッチ入力部201(操作
スイッチ102)を操作することによってタイマ設定時
間記憶部204のタイマA用記憶領域及びタイマB用記
憶領域に、各々、タイマA及びタイマB用の初期時間と
して所定の時間(図3では各々45分間)を設定する。
初期状態では、タイマ設定時間記憶部204に設定した
タイマA、B用の設定時間が、各々、表示部106の時
間表示部107、108に表示される(図3(a)参
照)。
【0016】この状態で、スイッチ入力部201(操作
スイッチ104)を操作することによって計時動作を開
始させると、タイマA、Bは、スイッチ入力部201
(操作スイッチ104)の計時開始操作に応答して、各
々、タイマ設定時間記憶部204のタイマA用記憶領
域、タイマB用記憶領域に設定した時間から、時間計測
カウンタ206で計時した時間を差し引いて、実質的時
間、累積時間をロスタイム算出部203に出力する。ロ
スタイム算出部203は、前記累積時間と実質的時間に
基づいてロスタイムを算出し、前記累積時間、実質的時
間及びロスタイムのデータを表示部106に出力する。
前記累積時間と実質的時間が等しい場合には前記ロスタ
イムは零である(図3(b)参照)。
【0017】試合の中断時には、スイッチ入力部201
(操作スイッチ105)を操作することによって、タイ
マAの計時動作を停止させて、実質的時間の計時動作を
停止する。表示部106は計時動作停止表示部110
(STOP)を表示して、タイマAの計時動作が停止し
ていることを示す(図3(c)参照)。タイマAは、ス
イッチ入力部201(操作スイッチ105)の計時停止
操作に応答して計時動作を停止する。一方、タイマBは
スイッチ入力部201(操作スイッチ105)の操作に
応答しては計時動作を停止しないため、引き続いて計時
動作を行い、累積時間をロスタイム算出部203に出力
する。
【0018】ロスタイム算出部203は、前記累積時間
と実質的時間に基づいてロスタイムを算出し、前記累積
時間、実質的時間及びロスタイムのデータを表示部10
6に出力する(図3(d)参照)。試合の再開時には、
スイッチ入力部201(操作スイッチ105)を操作す
ることによって、タイマAの計時動作を再開させる。表
示部106は計時動作停止表示部110の表示を停止し
て、タイマAの計時動作が再開したことを示す(図3
(e)参照)。その後、タイマBが予めタイマB用記憶
領域に設定した時間(本例では45分間)を計時する
と、時間表示部108の時間は零となり、時間表示部1
07には実質的時間が表示され又、ロスタイム表示部1
09にはロスタイムが表示される(図3(f)参照)。
これにより、計時動作を終了する。
【0019】図4は、本発明の実施の形態に係るロスタ
イム計測装置の処理を示すフローチャートで、ロスタイ
ムの算出処理を示す図である。図4において、計時部2
02は、時間計測カウンタ206からの計時信号を受信
して1秒経過したと判断すると(ステップS401)、
経過タイマBの値を1秒減算する(ステップS40
2)。次に、計時部202は、操作タイマAが計時動作
停止中か否かを判断し(ステップS403)、操作タイ
マAが計時動作停止中と判断した場合には、操作タイマ
A及び経過タイマBの計時値をロスタイム算出部203
に出力し、ロスタイム算出部203はタイマAとタイマ
Bの計時値の差(タイマAの計時値−タイマBの計時
値)をロスタイムとして算出する(ステップS40
5)。ステップS405は、時間差算出手段を構成して
いる。
【0020】一方、計時部202は、ステップS403
において、操作タイマAが計時動作中と判断した場合に
は、操作タイマAの値を1秒減算し(ステップS40
4)、操作タイマA及び経過タイマBの計時値をロスタ
イム算出部203に出力し、ロスタイム算出部203は
タイマAとタイマBの計時値の差(タイマAの計時値−
タイマBの計時値)をロスタイムとして算出する(ステ
ップS405)。このようにして得られたタイマA、B
の計時値及びロスタイムは表示部106で表示される。
【0021】図5は、本発明の実施の形態に係るロスタ
イム計測装置の処理を示すフローチャートで、計時動作
の再開忘れ時の計時ミスを防止するための処理を示す図
である。図5において、計時部202は、時間計測カウ
ンタ206からの計時信号を受信して1秒経過したと判
断すると(ステップS501)、経過タイマBの値を1
秒減算する(ステップS502)。次に、計時部202
は、操作タイマAが計時動作停止中か否かを判断し(ス
テップS503)、操作タイマAが計時動作停止中と判
断した場合には、停止時間監視カウンタの計時値を参照
して、操作タイマAの計時動作停止時間が連続して所定
時間経過したか否かを判断する(ステップS506)。
尚、前記停止時間監視カウンタは、操作スイッチ105
の計時動作停止指示操作に応答して、時間計測カウンタ
206で計時した時間がタイマ設定時間記憶部204に
記憶した所定時間(計時動作停止時間)に等しくなった
か否かを判断することにより、タイマAの計時動作停止
時間を監視する。
【0022】ステップS506において、計時部202
は、操作タイマAの計時動作停止時間が前記計時動作停
止時間を経過したと判断した場合には、操作タイマAの
計時動作を再開させた後(ステップS507)、操作タ
イマA及び経過タイマBの計時値をロスタイム算出部2
03に出力し、ロスタイム算出部203はタイマAとタ
イマBの計時値の差(タイマAの計時値−タイマBの計
時値)をロスタイムとして算出する(ステップS50
5)。ここで、ステップS507は計時動作再開手段を
構成している。また、ステップS505は、時間差算出
手段を構成している。ステップS506において、計時
部202は、操作タイマAの計時動作停止時間が前記計
時動作停止時間を経過していないと判断した場合には、
操作タイマA及び経過タイマBの計時値をロスタイム算
出部203に出力し、ロスタイム算出部203はタイマ
AとタイマBの計時値の差(タイマAの計時値−タイマ
Bの計時値)をロスタイムとして算出する(ステップS
505)。
【0023】一方、計時部202は、ステップS503
において、操作タイマAが計時動作中と判断した場合に
は、操作タイマAの値を1秒減算した後(ステップS5
04)、操作タイマA及び経過タイマBの計時値をロス
タイム算出部203に出力し、ロスタイム算出部203
はタイマAとタイマBの計時値の差(タイマAの計時値
−タイマBの計時値)をロスタイムとして算出する(ス
テップS505)。このようにして得られたタイマA、
Bの計時値及びロスタイムは表示部106で表示され
る。
【0024】以上のように、タイマAの計時動作停止時
間が所定時間経過したときは自動的に計時動作を再開す
るようにしているので、使用者がタイマAによる計時動
作の再開操作を失念していた場合でも、自動的に再開で
きる。この場合、操作タイマAの計時値に誤差が含まれ
ることになるが、再開操作を行わなかった場合よりも、
より正確な計時時間が得られ、より正確なロスタイムを
得ることができる。
【0025】図6は、本発明の実施の形態に係るロスタ
イム計測装置の処理を示すフローチャートで、計時時間
やロスタイム等の計時データを無線送信する場合の処理
を示す図である。図6において、計時部202は、時間
計測カウンタ206からの計時信号を受信して1秒経過
したと判断すると(ステップS601)、経過タイマB
の値を1秒減算する(ステップS602)。次に、計時
部202は、操作タイマAが計時動作停止中か否かを判
断し(ステップS603)、操作タイマAが計時動作停
止中と判断した場合には、操作タイマA及び経過タイマ
Bの計時値をロスタイム算出部203に出力し、ロスタ
イム算出部203はタイマAとタイマBの計時値の差
(タイマAの計時値−タイマBの計時値)をロスタイム
として算出する(ステップS605)。
【0026】ステップS603において、計時部202
は、操作タイマAが計時動作中と判断した場合には、操
作タイマAの値を1秒減算した後(ステップS60
4)、操作タイマA及び経過タイマBの計時値をロスタ
イム算出部203に出力し、ロスタイム算出部203は
タイマAとタイマBの計時値の差(タイマAの計時値−
タイマBの計時値)をロスタイムとして算出する(ステ
ップS605)。ステップS605は、時間差算出手段
を構成している。ステップS605においてロスタイム
算出部203がロスタイムを算出した後、無線送信部2
07は、タイマAの計時値、タイマBの計時値及びロス
タイムを送信可能な形式のデータ(計時データ)に変換
し(ステップS606)、他の使用者が有する通信機へ
無線で送信する(ステップS607)。ステップS60
7は無線送信手段を構成している。
【0027】図7は、本発明の実施の形態に係るロスタ
イム計測装置の処理を示すフローチャートで、計時動作
の再開忘れを光で報知する処理を示す図である。図7に
おいて、計時部202は、時間計測カウンタ206から
の計時信号を受信して1秒経過したと判断すると(ステ
ップS701)、経過タイマBの値を1秒減算する(ス
テップS702)。次に、計時部202は、操作タイマ
Aが計時動作停止中か否かを判断し(ステップS70
3)、操作タイマAが計時動作停止中と判断した場合に
は、停止時間監視カウンタの計時値を参照して、操作タ
イマAの計時動作停止時間が連続して所定時間経過した
か否かを判断する(ステップS706)。尚、前記停止
時間監視カウンタは、操作スイッチ105の計時動作停
止指示操作に応答して、時間計測カウンタ206で計時
した時間がタイマ設定時間記憶部204に記憶した所定
時間(計時動作停止時間)に等しくなったか否かを判断
することにより、タイマAの計時動作停止時間を監視す
る。
【0028】ステップS706において、計時部202
は、操作タイマAの計時動作停止時間が前記計時動作停
止時間を経過したと判断した場合には、報知部205の
発光部を発光させることによって計時動作の再開忘れを
光で報知した後(ステップS707)、操作タイマA及
び経過タイマBの計時値をロスタイム算出部203に出
力し、ロスタイム算出部203はタイマAとタイマBの
計時値の差(タイマAの計時値−タイマBの計時値)を
ロスタイムとして算出する(ステップS705)。ステ
ップS705は、時間差算出手段を構成している。
【0029】ステップS706において、計時部202
は、操作タイマAの計時動作停止時間が前記計時動作停
止時間を経過していないと判断した場合には、操作タイ
マA及び経過タイマBの計時値をロスタイム算出部20
3に出力し、ロスタイム算出部203はタイマAとタイ
マBの計時値の差(タイマAの計時値−タイマBの計時
値)をロスタイムとして算出する(ステップS70
5)。一方、計時部202は、ステップS703におい
て、操作タイマAが計時動作中と判断した場合には、操
作タイマAの値を1秒減算した後(ステップS70
4)、操作タイマA及び経過タイマBの計時値をロスタ
イム算出部203に出力し、ロスタイム算出部203は
タイマAとタイマBの計時値の差(タイマAの計時値−
タイマBの計時値)をロスタイムとして算出する(ステ
ップS705)。
【0030】このようにして得られたタイマA、Bの計
時値及びロスタイムは表示部106で表示される。以上
のように、タイマAの計時動作停止時間が所定時間経過
したときは光で報知するようにしているので、使用者が
タイマAによる計時動作の再開操作を失念していた場合
でも、注意を喚起することが可能になる。
【0031】図8は、本発明の実施の形態に係るロスタ
イム計測装置の処理を示すフローチャートで、計時動作
の再開忘れを音で報知する処理を示す図である。図8に
おいて、計時部202は、時間計測カウンタ206から
の計時信号を受信して1秒経過したと判断すると(ステ
ップS801)、経過タイマBの値を1秒減算する(ス
テップS802)。次に、計時部202は、操作タイマ
Aが計時動作停止中か否かを判断し(ステップS80
3)、操作タイマAが計時動作停止中と判断した場合に
は、停止時間監視カウンタの計時値を参照して、操作タ
イマAの計時動作停止時間が連続して所定時間経過した
か否かを判断する(ステップS806)。尚、前記停止
時間監視カウンタは、操作スイッチ105の計時動作停
止指示操作に応答して、時間計測カウンタ206で計時
した時間がタイマ設定時間記憶部204に記憶した所定
時間(計時動作停止時間)に等しくなったか否かを判断
することにより、タイマAの計時動作停止時間を監視す
る。
【0032】ステップS806において、計時部202
は、操作タイマAの計時動作停止時間が前記計時動作停
止時間を経過したと判断した場合には、報知部205の
報音部を報音させることによって計時動作の再開忘れを
音で報知した後(ステップS807)、操作タイマA及
び経過タイマBの計時値をロスタイム算出部203に出
力し、ロスタイム算出部203はタイマAとタイマBの
計時値の差(タイマAの計時値−タイマBの計時値)を
ロスタイムとして算出する(ステップS805)。ステ
ップS805は、時間差算出手段を構成している。
【0033】ステップS806において、計時部202
は、操作タイマAの計時動作停止時間が前記計時動作停
止時間を経過していないと判断した場合には、操作タイ
マA及び経過タイマBの計時値をロスタイム算出部20
3に出力し、ロスタイム算出部203はタイマAとタイ
マBの計時値の差(タイマAの計時値−タイマBの計時
値)をロスタイムとして算出する(ステップS80
5)。一方、計時部202は、ステップS803におい
て、操作タイマAが計時動作中と判断した場合には、操
作タイマAの値を1秒減算した後(ステップS80
4)、操作タイマA及び経過タイマBの計時値をロスタ
イム算出部203に出力し、ロスタイム算出部203は
タイマAとタイマBの計時値の差(タイマAの計時値−
タイマBの計時値)をロスタイムとして算出する(ステ
ップS805)。
【0034】このようにして得られたタイマA、Bの計
時値及びロスタイムは表示部106で表示される。以上
のように、タイマAの計時動作停止時間が所定時間経過
したときは音で報知するようにしているので、使用者が
タイマAによる計時動作の再開操作を失念していた場合
でも、注意を喚起することが可能になる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るロスタイム計測装置によれ
ば、使用者が計算しなくても直ちにロスタイムを確認す
ることが可能になる。また、計時ミスを防止することが
可能になる。さらに、遠隔地の使用者にもロスタイム等
を知らせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るロスタイム計測装置
の外観図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るロスタイム計測装置
のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るロスタイム計測装置
の動作を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るロスタイム計測装置
の処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るロスタイム計測装置
の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るロスタイム計測装置
の処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るロスタイム計測装置
の処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係るロスタイム計測装置
の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101・・・ロスタイム計測装置 102・・・時間設定スイッチ 103・・・モード切替スイッチ 104・・・第1の操作手段としての計時開始スイッチ 105・・・第2の操作手段としての計時停止・再開ス
イッチ 106・・・表示部 107・・・第2の時間表示部 108・・・第1の時間表示部 109・・・ロスタイム表示部 110・・・計時動作停止表示部 201・・・操作手段としてのスイッチ入力部 202・・・計時部 203・・・時間差算出手段としてのロスタイム算出部 204・・・タイマ設定時間記憶部 205・・・報知手段としての報知部 206・・・時間計測カウンタ 207・・・無線送信手段としての無線送信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計時動作を行う第1、第2の計時手段
    と、前記第1、第2の計時手段に対して計時動作開始の
    指示を行う第1の操作手段と、前記第2の計時手段に対
    して計時動作停止の指示及び計時動作再開の指示を行う
    第2の操作手段と、前記第1の計時手段と前記第2の計
    時手段で計時した時間の差を算出する時間差算出手段
    と、前記時間差算出手段で算出した時間差を表示する表
    示手段とを備え、 前記第1の計時手段は、前記第1の操作手段による計時
    動作開始指示に応答して計時動作を開始することによっ
    て計時開始時点からの累積時間を計時し、前記第2の計
    時手段は、前記第1の操作手段による計時動作開始指示
    に応答して計時動作を開始すると共に、前記第2の操作
    手段による計時動作停止指示、計時動作再開指示に応答
    して計時動作の停止、計時動作の再開を行うことにより
    実質的時間を計時することを特徴とするロスタイム計測
    装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、更に、前記第1の計時
    手段と前記第2の計時手段の計時時間を表示することを
    特徴とする請求項1記載のロスタイム計測装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の操作手段による前記第2の計
    時手段の計時停止状態が所定時間継続した場合に報知動
    作を行う報知手段を備えて成ることを特徴とする請求項
    1又は2記載のロスタイム計測装置。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、光又は音によって報知
    動作を行うことを特徴とする請求項3記載のロスタイム
    計測装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の操作手段による前記第2の計
    時手段の計時停止状態が所定時間継続した場合、前記第
    2の計測手段の計時動作を開始させる計時動作再開手段
    を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か一に記載のロスタイム計測装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の計時手段で計時した時間のデ
    ータ、前記第2の計時手段で計時した時間のデータ、及
    び、前記時間差算出手段で算出した時間差のデータを無
    線送信する無線送信手段を備えて成ることを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか一に記載のロスタイム計測装
    置。
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