JP2003344387A - 赤血球溶血剤、白血球分類用試薬および試薬 - Google Patents
赤血球溶血剤、白血球分類用試薬および試薬Info
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Abstract
せ、ヘモグロビン量(濃度等)を測定することができる
溶血剤を提供する。また、白血球ヒストグラム上分類で
きる白血球分類用試薬を提供する。 【解決手段】 赤血球溶血剤としてあるいは白血球分類
用試薬として、それぞれに適した濃度、pHの範囲で第
4級アンモニウム塩とアミノ硫酸とを含有させる。
Description
グロビン量(濃度等)の測定の血液試料中の赤血球を溶
血させる溶血剤および白血球を分類するための白血球分
類用試薬に関する。
って赤血球、白血球、血小板等に識別して、各血球数を
測定するための自動血球計数器が知られている。粒径が
近いものがある赤血球と白血球を識別するために、溶血
剤を用いて赤血球を溶血させている。赤血球を溶血させ
るとヘモグロビンが溶出するために白血球数とヘモグロ
ビン濃度の測定が可能となる。
カ特許第4,346,018号)では、第4級アンモニ
ウム塩とシアン化合物を含有する試薬が開示されてい
る。第4級アンモニウム塩は赤血球を溶解し白血球ヒス
トグラムを作成するのに有効な成分であり、シアン化合
物はヘモグロビンを安定化させる作用があり安定してヘ
モグロビン濃度を測定するのに有効な成分であることは
よく知られている。
られるシアン化合物は、循環器系症状・呼吸器症状等の
中毒症状をもたらす毒性の強い毒物である。したがっ
て、シアン化合物を生産および使用する際の取り扱いに
は十分注意が必要である。また、シアンメトヘモグロビ
ン法による測定後に排出される廃液中のシアン化合物を
無害な化合物に分解する必要がある。そのために、取り
扱い上の問題や、処理コストの問題があった。さらにシ
アン化合物であるので長期保存ができない等保存性の問
題があった。
を含有しない溶血剤が開発されてきている。特表平11
−507733号(アメリカ特許第5,686,308
号)は、血液中の白血球の鑑別式決定のための試薬およ
び方法が開示されている。この試薬はエトキシル化長鎖
アミン化合物とpHを調整する酸および高張アルカリ安
定化試薬を含有しているので、pHが2.0〜3.6に
限定され、白血球の膨張を抑制するためのアルカリ安定
化試薬を添加して中和しなければならないという制約が
ある。
を含有しない試薬が開示されている。ここでは、血液中
の赤血球を溶解し、ヘモグロビンを変成させうる濃度の
第四級アンモニウム塩、ヘモグロビン中のヘムを酸化さ
せうる酸化剤等を含有する試薬が開示されている。しか
しながら、この試薬では、メトヘモグロビンを安定化す
る成分を含まないために、試料作成後、ヘモグロビン値
が経時的に変化するという問題がある。
環境、人体への影響を有する化学物質の抑制を図ること
により、赤血球溶血剤、白血球分類用試薬の生産、使用
における危険性を低減し、効率かつ安全な作業環境を創
造することにある。さらに本発明の目的は、血液試料へ
の試薬添加後、測定中の白血球、ヘモグロビンの経時的
変化を抑制し、白血球数の測定、ヘモグロビン濃度の測
定を安定かつ再現性よく行うことができ、かつ保存性の
よい赤血球溶血剤、白血球分類用試薬を提供することに
ある。
に、血液中の赤血球を溶血させる赤血球溶血剤は、アミ
ド硫酸を含むことを特徴とする(請求項1)。
球溶血剤は、第4級アンモニウム塩と、アミド硫酸とを
含むことを特徴とする(請求項2)。
ルトリメチルアンモニウムクロライドまたはセチルトリ
メチルアンモニウムクロライドのうち少なくともいずれ
か一方を含むことを特徴とする(請求項3)。
H1〜7に調整されることを特徴とする(請求項4)。
さらに好適には、赤血球溶血剤は、希釈液によりpH2
〜4に調整されていることを特徴とする(請求項5)。
対し、0.02〜2mgの割合で混合する濃度であるこ
とを特徴とする(請求項6)。さらに、好適には、アミ
ド硫酸は、検査血液1μLに対し、0.1〜1mgの割
合で混合する濃度であることを特徴とする(請求項
7)。
用試薬は、アミド硫酸を含むことを特徴とする(請求項
8)。
類用試薬は、第4級アンモニウム塩とアミド硫酸とを含
むことを特徴とする(請求項9)。
ルトリメチルアンモニウムクロライドまたはセチルトリ
メチルアンモニウムクロライドのうち少なくともいずれ
か一方を含むことを特徴とする(請求項10)。
りpH5〜9に調整されることを特徴とする(請求項1
1)。さらに、好適には、白血球分類用試薬は、希釈液
によりpH6〜8に調整されることを特徴とする(請求
項12)。
対し、0.02〜2mgの割合で混合する濃度であるこ
とを特徴とする(請求項13)。さらに好適には、アミ
ド硫酸は、検査血液1μLに対し、0.1〜1mgの割
合で混合する濃度であることを特徴とする(請求項1
4)。
後のヘモグロビンを安定化させるとともに、白血球を分
類するための試薬において、アミド硫酸を含むことを特
徴とする(請求項15)。
後のヘモグロビンを安定化させるとともに、白血球を分
類するための試薬において、第4級アンモニウム塩と、
アミド硫酸とを含むことを特徴とする(請求項16)。
〜7に調整されることを特徴とする(請求項17)。
は、検査血液1μLに対し、0.02〜2mgの割合で
混合する濃度であることを特徴とする(請求項18)。
さらに好適には、アミド硫酸は、検査血液1μLに対
し、0.1〜1mgの割合で混合する濃度であることを
特徴とする(請求項19)。
血液と等張であるリン酸緩衝液(希釈液)で希釈し、ア
ミド硫酸を含有する試薬A〜Lとアミド硫酸を含有しな
い比較例1それぞれに添加した場合の希釈血液に試薬を
混合した後の試薬各成分の検査血液(希釈前血液)1μ
Lに対する重量とヘモグロビン吸光変化率の実験データ
を示す。なお、実験は、血液希釈液に試薬を添加して2
0秒から130秒まで10秒おきに吸光度を計測した。
ヘモグロビン吸光度変化率は、添加20秒後の吸光度を
基準としている。ヘモグロビン吸光度を計測するために
使用した波長は、540nmと555nmである。ま
た、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライドとセチ
ルトリメチルアンモニウムクロライドはいずれも第4級
アンモニウム塩である。
をアミド硫酸を含有する試薬A〜J(成分は表示されて
いる)それぞれに添加し、インピーダンス法により測定
した血球サイズによる白血球ヒストグラムの形で得た実
験データを図1に示す。
(ヒドロキシメチル)アミノメタンは試薬のpHを調整
するために添加したものである。このリン酸水素二ナト
リウム、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンの添
加量を変えることにより、リン酸緩衝液による希釈、試
薬添加後のpHの値を種々に変え、pH値に対するヘモ
グロビン吸光度変化率および白血球分類度合いを検討す
る。
たり、計測誤差を最小限にするためには、血液希釈液に
溶血剤を添加した後に測定されるヘモグロビン吸光度の
時間経過による変化が最小限であることが必要である。
そして、ヘモグロビン吸光度の時間経過による変化は、
溶血剤添加後約130秒の間で、約±1.0%の範囲で
あることが望ましい。
いるがアミド硫酸が含まれていない溶血剤である比較例
1の結果は、溶血剤添加後130秒の間でのヘモグロビ
ン吸光度は±1.0%を越えている。一方、第4級アン
モニウム塩とアミド硫酸の双方が含まれている試薬A,
B,K,Lでは、吸光度変化は約±1.0%の範囲であ
り、良好な結果が得られていることがわかる。
た結果、ヘモグロビン吸光度の時間経過による変化が少
ない結果が得られる適切な成分のアミド硫酸の濃度範囲
は0.1〜10.0重量%である。これは、検査血液1
μLに対し、アミド硫酸0.02〜2mgの割合で混合
することになる。さらに、より好適には、アミド硫酸の
濃度範囲は、0.5〜5.0重量%である。これは、検
査血液1μLに対し、アミド硫酸0.1〜1mgの割合
で混合することになる。このような溶血剤を、塩化ナト
リウム等により血液に等張な希釈液であるリン酸緩衝液
ないしトリス緩衝液により血液を希釈した血液希釈液に
添加すれば安定したヘモグロビン濃度測定を行うことが
できるのである。このとき、リン酸緩衝液希釈後pH
は、1〜7が適切な範囲であり、より好適にはpH2〜
4が望ましい。
おいて、横軸の血球サイズに対して縦軸の分布度数が広
く分布している程、白血球の分類が詳細にできることに
なる。そこで、図1の白血球ヒストグラムA,Bを見れ
ば、横軸の血球サイズが小さく狭い範囲に分布してお
り、白血球分類が困難である。白血球ヒストグラムJに
おいても、若干分布が小体積側へシフトしており、正確
な分類値を求めることができない。
行った結果、白血球ヒストグラム上、分布度数が白血球
分類のために適度に分布するのは、pHが5〜9が適切
な範囲であり、より好適にはpH6〜8が望ましい。
アンモニウム塩(ラウリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド)を
含有する赤血球溶血剤は、pH5〜7、アミド硫酸の濃
度を0.1〜10重量%が適切であり、好適には0.5
〜5.0重量%の範囲で適切に調整することにより、リ
ンパ球、単球、顆粒球に分類でき、白血球分類用試薬と
しても適切な試薬となることがわかる。これは結果とし
て、検査血液1μLに対し、それぞれ、アミド硫酸0.
02〜2mg、より好適には0.1〜1mgの割合で混
合することになる。
合し次に赤血球溶血剤と混合するようにしてもよい。結
果として検査血液は適切なpH範囲に調整されることに
なる。あるいは検査血液を、リン酸緩衝液により予め希
釈された赤血球溶血剤に混合するようにしてもよい。予
め希釈された赤血球溶血剤であれば、その状態でpHが
調整されていることになる。
球溶血剤によれば、赤血球から溶出したヘモグロビンを
安定化させ、ヘモグロビン量(濃度等)を測定すること
ができる。また、本発明に係る白血球分類用試薬は、白
血球ヒストグラム上白血球を分類できるように可能なら
しめるものである。
分類の実験データを示す図。
Claims (19)
- 【請求項1】 血液中の赤血球を溶血させる赤血球溶血
剤において、 アミド硫酸を含むことを特徴とする赤血球溶血剤。 - 【請求項2】 血液中の赤血球を溶血させる赤血球溶血
剤において、 第4級アンモニウム塩と、 アミド硫酸とを含むことを特徴とする赤血球溶血剤。 - 【請求項3】 請求項2に記載の赤血球溶血剤におい
て、 前記第4級アンモニウム塩は、ラウリルトリメチルアン
モニウムクロライドまたはセチルトリメチルアンモニウ
ムクロライドのうち少なくともいずれか一方を含むこと
を特徴とする赤血球溶血剤。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のうちいずれか1
つに記載の赤血球溶血剤において、 赤血球溶血剤は、希釈液によりpH1〜7に調整される
ことを特徴とする赤血球溶血剤。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のうちいずれか1
つに記載の赤血球溶血剤において、 赤血球溶血剤は、希釈液によりpH2〜4に調整される
ことを特徴とする赤血球溶血剤。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のうちいずれか1
つに記載の赤血球溶血剤において、 前記アミド硫酸は、検査血液1μLに対し、0.02〜
2mgの割合で混合する濃度であることを特徴とする赤
血球溶血剤。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のうちいずれか1
つに記載の赤血球溶血剤において、 前記アミド硫酸は、検査血液1μLに対し、0.1〜1
mgの割合で混合する濃度であることを特徴とする赤血
球溶血剤。 - 【請求項8】 白血球を分類するための白血球分類用試
薬において、 アミド硫酸を含むことを特徴とする白血球分類用試薬。 - 【請求項9】 白血球を分類するための白血球分類用試
薬において、 第4級アンモニウム塩と、 アミド硫酸とを含むことを特徴とする白血球分類用試
薬。 - 【請求項10】 請求項9に記載の白血球分類用試薬に
おいて、 前記第4級アンモニウム塩は、ラウリルトリメチルアン
モニウムクロライドまたはセチルトリメチルアンモニウ
ムクロライドのうち少なくともいずれか一方を含むこと
を特徴とする白血球分類用試薬。 - 【請求項11】 請求項8乃至請求項10のうちいずれ
か1つに記載の白血球分類用試薬において、 白血球分類用試薬は、希釈液によりpH5〜9に調整さ
れることを特徴とする白血球分類用試薬。 - 【請求項12】 請求項8乃至請求項10のうちいずれ
か1つに記載の白血球分類用試薬において、 白血球分類用試薬は、希釈液によりpH6〜8に調整さ
れることを特徴とする白血球分類用試薬。 - 【請求項13】 請求項8乃至請求項12のうちいずれ
か1つに記載の白血球分類用試薬において、 前記アミド硫酸は、検査血液1μLに対し、0.02〜
2mgの割合で混合する濃度であることを特徴とする白
血球分類用試薬。 - 【請求項14】 請求項8乃至請求項12のうちいずれ
か1つに記載の白血球分類用試薬において、 前記アミド硫酸は、検査血液1μLに対し、0.1〜1
mgの割合で混合する濃度であることを特徴とする白血
球分類用試薬。 - 【請求項15】 血液中の赤血球を溶血させ、溶血後の
ヘモグロビンを安定化させるとともに、白血球を分類す
るための試薬において、 アミド硫酸を含むことを特徴とする試薬。 - 【請求項16】 血液中の赤血球を溶血させ、溶血後の
ヘモグロビンを安定化させるとともに、白血球を分類す
るための試薬において、 第4級アンモニウム塩と、 アミド硫酸とを含むことを特徴とする試薬。 - 【請求項17】 請求項15または請求項16に記載の
試薬において、 前記試薬は、希釈液によりpH5〜7に調整されること
を特徴とする白血球分類用試薬。 - 【請求項18】 請求項15乃至請求項17のうちいず
れか1つに記載の試薬において、 前記アミド硫酸は、検査血液1μLに対し、0.02〜
2mgの割合で混合する濃度であることを特徴とする試
薬。 - 【請求項19】 請求項15乃至請求項17のうちいず
れか1つに記載の試薬において、 前記アミド硫酸は、検査血液1μLに対し、0.1〜1
mgの割合で混合する濃度であることを特徴とする試
薬。
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CN108132343A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-06-08 | 山东兰桥医学科技有限公司 | 一种白细胞四分群分析用溶血剂 |
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