JP2003344069A - ナビゲーション装置、データ配信システム及びデータ配信方法 - Google Patents

ナビゲーション装置、データ配信システム及びデータ配信方法

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JP2003344069A JP2002146676A JP2002146676A JP2003344069A JP 2003344069 A JP2003344069 A JP 2003344069A JP 2002146676 A JP2002146676 A JP 2002146676A JP 2002146676 A JP2002146676 A JP 2002146676A JP 2003344069 A JP2003344069 A JP 2003344069A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経路案内情報の受信を短時間、安価にでき、
必要により詳細な経路案内情報が得られるナビゲーショ
ン装置、データ配信システムを提供すること。 【解決手段】 サーバ16との間で通信機器12を介し
てデータの送受信を行い、入力した目的地に関する地図
案内型データ及びTBTデータを、サーバ16から得て
表示するナビゲーション装置11であり、サーバ16に
対してTBTデータの取得要求を行なって受信する第1
の受信手順と、このTBTデータに基づいて、ナビゲー
ション装置11側で案内を行う第1の案内手順と、第1
の案内手順の後にサーバ16に対して地図案内型データ
の取得要求を行なって受信する第2の受信手順と、受信
された地図案内型データ及びTBTデータに基づいて、
ナビゲーション装置11側で該地図案内型データ及びT
BTデータのいずれかに基づいて案内を行う第2の案内
手順と、を実行させるプログラム80を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置、データ配信システム及びデータ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等に用いられるナビゲーション装
置においては、地図データを予め記憶媒体に記憶してお
き、GPS(Global Positioning System)を利用して
割り出された位置情報を元にして、該記憶媒体に記憶さ
れている地図データを検索・表示させるのが一般的であ
る。
【0003】これに対して、ダウンロード型のナビゲー
ションシステムが、従来より考えられている。これは、
例えば携帯電話端末、PHS端末、或いはデータ通信カ
ード等の通信機器をナビゲーション装置に接続し、サー
バ側から現在の位置データに対応した地図データ等の配
信を受けるものである。この使用に際しては、ナビゲー
ション装置側で出発地及び目的地の設定を行ない、通信
機器を介してサーバ側にその両地点の情報を通知する。
【0004】サーバ側では、通知された情報に基づいて
検索を行ない、該当する経路案内情報及び地図データを
ナビゲーション装置側に配信する。そして、ナビゲーシ
ョン装置側では、配信されたデータを元に、地図表示及
び経路案内を行う。また、サーバから配信される地図デ
ータや経路案内情報は、現状の記憶媒体を用いるナビゲ
ーション装置のものと同様であり、情報量としては非常
に大きなものである。
【0005】このうち、地図データ及び経路案内情報の
配信については、現状の携帯電話端末やPHS端末等の
通信速度を考慮して、幾つかのパーツ(地図、誘導路、
誘導路に関連するその他の道路、道路情報、建物/ガソ
リンスタンド等のランドマーク情報等)に分割して、配
信することも考えられている(例;特開2001−24
1965号公報)。なお、以下の説明では、経路案内情
報と地図データとを併せて、地図案内型データ、或いは
地図案内情報とも言う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したダウンロード
型のナビゲーションシステムは、今後の無線通信環境の
整備(通信速度の向上、通信費用の低廉化)によって、
今後実用化が進展するものと想定される。しかしなが
ら、現状の無線通信インフラでは、地図データや経路案
内情報等の大きなデータをナビゲーション装置側で受信
するまでに、時間が掛かり、また通信時間に対応して通
信費用も多くかかるものとなっている。
【0007】ここで、自動車等の移動体において経路案
内情報等を対象とするデータ配信サービスを使用する場
合には、短時間で配信が為されないと、ナビゲーション
としての使い勝手が悪いものとなる。すなわち、いざ出
発しようとする段階で、経路検索を行ない、サーバから
の経路検索の結果のダウンロードが完了するまで時間が
掛かってしまうと、ドライバー等にストレスを与えるこ
とになる。
【0008】また、上述したような、地図データ/経路
案内情報を幾つかのパーツに分割して配信を行う手法に
おいても、分割されたデータのうち、どのデータを優先
的に配信するかについて、幾つかの決定方法がある。す
なわち、サーバ側で優先度を決定する方法、ユーザが指
定する方法が考えられるが、サーバ側が決定する方法で
は、ユーザ側で希望する情報が即座に得られない場合が
あり、必要な時に必要な情報が得られない場合が発生す
る。
【0009】また、ユーザが優先度を指定する方法で
は、細分化された情報について、ユーザが優先度を設定
しなければならず、手間が掛かるものとなる。そこで、
希望する情報の受信をより短時間でユーザ側に提供でき
ると共に、使用に際して十分な情報を提供することが望
まれている。
【0010】本発明は、上記の事情に基づきなされたも
ので、その目的とするところは、ユーザが希望する地図
案内情報の受信をより短時間かつ安価で提供できると共
に、必要に応じてより詳細な地図案内情報を提供するこ
とが可能なナビゲーション装置、データ配信システム及
びデータ配信方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、サーバとの間で通信機器を介してデータ
の送受信を行うものであり、ユーザが入力した目的地ま
での経路に関する地図案内型データ及びTBTデータ
を、サーバから得て表示させるためのナビゲーション装
置において、サーバに対してTBTデータの取得要求を
行ない、サーバ側から該TBTデータを受信する第1の
受信手順と、受信されたTBTデータに基づいて、ナビ
ゲーション装置側で該TBTデータに基づいた案内を行
う第1の案内手順と、第1の案内手順を実行可能とした
後にサーバに対して地図案内型データの取得要求を行な
い、サーバ側から該地図案内型データを受信する第2の
受信手順と、受信された地図案内型データ及びTBTデ
ータに基づいて、ナビゲーション装置側で該地図案内型
データ及びTBTデータの少なくとも一方に基づいて案
内を行う第2の案内手順と、を内部のコンピュータに実
行させるプログラムを有しているものである。
【0012】また、他の発明は、上述の発明に加えて更
に、プログラムは、第1の受信手順に先立って、TBT
データの受信に代えて地図案内型データの受信をする設
定となっているか否かを検出し、該設定となっている場
合に該地図案内型データの受信に切り替える第1の判断
手順を具備し、第1の受信手順においては、設定となっ
ている場合にTBTデータの取得要求に代えて地図案内
型データの取得要求を行って該地図案内型データを受信
し、第1の案内手順においては、設定となっている場合
にTBTデータに代えて地図案内型データに基づいた案
内を行い、さらに、設定となっている場合には、以後の
第2の受信手順及び第2の案内手順を行わないこととし
たものである。
【0013】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、プログラムは、第1の判断手順の後に、通信機器
の通信負荷が予め設定された値を超えるか否かを検出
し、該通信負荷が設定された値の範囲内である第1の状
況の場合には地図案内型データの受信とすると共に、該
通信負荷が設定された値を超える第2の状況の場合には
TBTデータの受信に切り替える第2の判断手順を具備
し、第2の判断手順において第2の状況である判断され
た場合には、第1の受信手順へと進行すると共に、第2
の判断手順において第1の状況であると判断された場合
には、第1の受信手順でTBTデータの取得要求に代え
て地図案内型データの取得要求を行って該地図案内型デ
ータを受信し、第2の判断手順において第1の状況であ
ると判断された場合には、第1の案内手順で前記TBT
データに代えて地図案内型データに基づいた案内を行
い、さらに、第2の判断手順において第1の状況である
と判断された場合には、以後の第2の受信手順及び前記
第2の案内手順を行わないこととしたものである。
【0014】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、第2の案内手順では、TBTデータと地図案内型
データの表示の切り替えを行う切り替えボタンを表示さ
せることとしたものである。
【0015】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、地図案内型データの取得要求を行って該地図案
内型データを受信している状態において、この地図案内
型データの受信をキャンセルするキャンセルボタンが表
示されることとしたものである。
【0016】また、他の発明は、サーバ及びナビゲーシ
ョン装置の間で通信機器を介してデータの送受信を行う
ものであり、ナビゲーション装置においてユーザが入力
した目的地までの経路に関する地図案内型データ及びT
BTデータを、サーバからナビゲーション装置へ送信す
るデータ配信システムにおいて、サーバは、ユーザが設
定した目的地までの経路に関する地図案内型データ及び
TBTデータを検索する検索手順と、検索手順により検
索された地図案内型データ及びTBTデータのうち、ナ
ビゲーション装置からの要求に基づいて、いずれかのデ
ータを選択して送信する選択送信手順と、を内部のコン
ピュータに実行させる第1のプログラムを有していて、
ナビゲーション装置は、サーバに対してTBTデータの
取得要求を行ない、サーバ側から該TBTデータを受信
する第1の受信手順と、受信されたTBTデータに基づ
いて、ナビゲーション装置側で該TBTデータに基づい
た案内を行う第1の案内手順と、第1の案内手順を実行
可能とした後にサーバに対して地図案内型データの取得
要求を行ない、サーバ側から該地図案内型データを受信
する第2の受信手順と、受信された地図案内型データ及
びTBTデータに基づいて、ナビゲーション装置側で該
地図案内型データ及びTBTデータの少なくとも一方に
基づいて案内を行う第2の案内手順と、を内部のコンピ
ュータに実行させる第2のプログラムを有しているもの
である。
【0017】さらに、他の発明は、上述のナビゲーショ
ン装置の各発明におけるプログラムを、上述のデータ配
信システムにおける第2のプログラムとして用いること
としたものである。
【0018】また、他の発明は、サーバ及びナビゲーシ
ョン装置の間で通信機器を介してデータの送受信を行う
ものであり、ナビゲーション装置においてユーザが入力
した目的地までの経路に関する地図案内型データ及びT
BTデータを、サーバからナビゲーション装置へ送信す
るデータ配信方法において、TBTデータの取得要求
を、ナビゲーション装置側からサーバ側に対して行うデ
ータ取得要求工程と、ユーザが設定した目的地までの経
路に関する地図案内型データ及びTBTデータの検索を
サーバにおいて行う検索工程と、検索工程により検索さ
れた地図案内型データ及びTBTデータのうち、ナビゲ
ーション装置からの要求に基づいて、いずれかのデータ
を選択してサーバから送信する選択送信工程と、ナビゲ
ーション装置がサーバ側からTBTデータを受信する第
1の受信工程と、第1の受信工程で受信されたTBTデ
ータに基づいて、ナビゲーション装置側で該TBTデー
タに基づいた案内を行う第1の案内工程と、第1の案内
工程を実行可能とした後にサーバに対して地図案内型デ
ータの取得要求を行ない、サーバ側から該地図案内型デ
ータを受信する第2の受信工程と、第2の受信工程で受
信された地図案内型データ及び第1の受信工程で受信さ
れたTBTデータに基づいて、ナビゲーション装置側で
該地図案内型データ及びTBTデータの少なくとも一方
に基づいて案内を行う第2の案内工程と、を具備してい
るものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1から図9に基づいて説明する。図1は、本実
施の形態のデータ配信システム10の概略図である。こ
の図に示すデータ配信システム10は、地図案内型デー
タを配信するシステムであり、またクライアントサーバ
システムの一種である。クライアント端末を構成するナ
ビゲーション装置11側の通信機器12としては、自動
車等の移動体13において情報の送受信が可能な携帯電
話端末、PHS端末、データ通信カード等が用いられ
る。なお、以下の説明では、これら携帯電話端末、PH
S端末、データ通信カード等を、通信機器12として説
明する。
【0020】各通信機器12は、それぞれのウェブサー
バ14を介してインターネット網15に接続可能とされ
ている。クライアントサーバシステムのサーバを構成す
るデータ配信サーバ16は、直接的に又はLAN等を介
して間接的にインターネット網15に接続されるもので
ある。また、各通信機器12は、夫々がナビゲーション
装置11に対して通信可能な状態で接続される。
【0021】なお、図1に示すデータ配信システム10
では、通信機器12、及びウェブサーバ14をそれぞれ
各1つずつのみ示しているが、それらは代表例であっ
て、実際は複数の通信機器12や複数のウェブサーバ1
4が配置されている。なお、データ配信サーバ16も、
複数のサーバで機能を分担したり、内部データを分散し
て保有したりするようにしても良い。
【0022】また、通信機器12は、各基地局17やそ
の他の通信設備(図示省略)を介してウェブサーバ14
に接続される。ナビゲーション装置11に接続される通
信機器12は、図2に示すように、該通信機器12の各
機能を実行させるプログラム等が保存される記憶媒体と
なるROM(Read Only Memory)21と、電話番号等
を一時的に記憶する記憶媒体となるRAM(Random Ac
cess Memory)22と、後述するナビゲーション装置1
1等の外部機器を接続するインターフェイス部23と、
通信機器12内の各部を制御する超小型演算処理装置
(Micro Processing Unit;以下、MPUという)24
等から構成されている。
【0023】また、データ配信サーバ16は、図3に示
すように、プログラム部31と、データベース部32と
を有している。このうち、プログラム部31は、このデ
ータ配信サーバ16を動作させるためのサーバ用プログ
ラム41と、ナビゲーション装置11側に対してデータ
配信を行うための、第1のプログラムに対応するデータ
配信プログラム42とを有している。
【0024】なお、データ配信サーバ16は、上述のプ
ログラム部31及びデータベース部32の機能を奏させ
るため、通信機器12から送信されてきたデータ等を一
時的に保存するデータ保存部(RAM)33と、データ
配信サーバ16内の各部を制御する制御部(中央演算処
理装置)34と、通信モデム35等を有している。な
お、プログラム部31及びデータベース部32は、ハー
ドディスク36に記憶されている。
【0025】そして、これらプログラム部31、データ
ベース部32のソフトウエア部と、制御部34、データ
保存部(RAM)33、通信モデム35、ハードディス
ク36等のハードウエア部が協働して、サーバ機能、デ
ータ配信機能、データベース機能等の各機能を担うよう
になっている。また、制御部34は、いわゆるコンピュ
ータとして機能する。
【0026】データ配信プログラム42は、データ取得
要求を受信すると共に、この要求に基づいて、ターンバ
イターン案内(以下、TBTデータという)及び地図案
内型データのいずれかを選択して送信するための通信プ
ログラム機能と、ナビゲーション装置11側から送信さ
れる位置情報に基づいて、最適な経路検索を行うための
ルート検索プログラム機能と、ナビゲーション装置11
側から送信される位置情報に基づいてTBTデータ及び
地図案内型データの検索を行うための検索プログラム機
能とを有している。このデータ配信プログラム42の処
理手順については、後述する。
【0027】なお、TBTデータとは、交差点での右
折、左折を案内するデータで、地図データを含まないも
のである。また、地図案内型データは、地図データを含
むもので、通常用いられているカーナビゲーションに表
示されるものである。また、上述のデータ配信プログラ
ム42は、各機能毎に複数のプログラムに分割されてい
る構成としても良い。
【0028】また、データ配信サーバ16のデータベー
ス部32は、このデータ配信サーバ16を動作させるた
めの特有のサーバ用データベース51と、地図案内型デ
ータを記憶している地図案内型データ用ベース52と、
TBTデータを記憶しているTBTデータ用データベー
ス53とを有している。なお、TBTデータ用データベ
ース53は、単にTBTデータの表示に際して、後述す
るTBT画面表示90において表示される、ターン方向
を示す画像、ターンをする交差点名、目的地までの残距
離、及び所定のボタン等のデータからなるものである。
このため、TBTデータは、TBTデータ用データベー
ス53に記憶されている画像等を用いて、データ配信プ
ログラム42のルート検索結果に応じてその都度作成さ
れる。
【0029】ナビゲーション装置11は、図4に示すよ
うに、装置本体61と、表示装置62と、GPS受信装
置63と、ビーコン用受信装置64とを有している。ま
た、この他に、車速センサ65、ジャイロセンサ66、
音声装置(ボイスコントロール用マイク)67、操作装
置68等も有している。なお、テレビ用アンテナ(不図
示)や、地図データを記憶したCD(Conpact Disk)や
DVD(Digital Versatile Disk)を受け入れる機構等
もこのナビゲーション装置11が保有する構成としても
良い。
【0030】また、装置本体61の内部構成は、図4に
示すように、装置本体61は、MPU71a、ROM7
1b、RAM71cから構成される制御部71を有して
いる。また、装置本体61は、通信機器12を接続する
ための通信インターフェース72と、夫々の周辺機器6
2〜68を接続するための接続インターフェース73を
具備している。なお、図4では、通信インターフェース
72に通信機器12が、接続インターフェース73に表
示装置62、GPS受信装置63、ビーコン用(以下、
VICSという)受信装置64、車速センサ65、ジャ
イロセンサ66、音声装置67、及び操作装置68が接
続される。この制御部71は、いわゆるコンピュータと
して機能する。
【0031】なお、操作装置68としては、装置本体6
1の外面に露出した操作ボタン等があるが、リモコン受
信装置を接続インターフェース73に接続する構成とし
ても良い。また、表示装置62の操作ボタンは、タッチ
パネル式として、該表示装置62の表面に、複数のタッ
チパネルボタンを配置するようにしても良い。さらに、
ナビゲーション装置11は、これらの構成以外に、ダウ
ンロードしたデータを記憶するハードディスクやコンパ
クトフラッシュ(登録商標)等の記憶媒体69を具備し
ている。しかしながら、RAM71cの記憶容量が十分
で、特に必要としない場合には、記憶媒体69を具備し
ない構成としても良い。
【0032】上述した、表示装置62、GPS受信装置
63、VICS受信装置64、車速センサ65等は、通
常は装置本体61の外部に設置される。このうち、GP
S受信装置63は、3又は4の人工衛星からの、個々の
衛星固有のコード(C/Aコード)で変調された電波を
受信する。そして、GPS受信装置63の復調回路(不
図示)で復調することで、夫々の衛星の正確な位置情報
と信号(電波)を発した時刻情報とが得られる。
【0033】また、各衛星固有のコードは、GPS受信
装置63内に予め記憶されており、復調により得られた
コードと、記憶されているコードとの相関を、相関回路
(不図示)によって取る。そして、相関が取られた場合
には、各衛星の位置情報と時刻情報とが、装置本体61
に出力される。次に、装置本体61では、制御部71内
のMPU71aにより、自身の時刻情報に基づいて各衛
星までの距離を計算する。また、三角交差法により、夫
々の衛星の位置と距離とから自車の位置を算出する。
【0034】VICS受信装置64は、FM多重放送、
路上の電波ビーコン施設の電波や、光ビーコン施設の光
を受信するものであり、内部にFM多重放送受信回路
(不図示)、電波ビーコン受信回路(不図示)、及び光
ビーコン受信回路(不図示)を有している。なお、夫々
の受信回路は、変調された信号を受信して復調し、それ
によって自車の位置情報の信号や、各種交通情報の信号
を、装置本体61側に出力する。装置本体61側では、
かかる位置情報の信号に基づいて、GPS受信装置63
からの出力に基づいた自車の位置を、正しい位置に補正
する。
【0035】また、車速センサ65は、自車の車速に対
応するセンサ信号(デジタルパルス信号)を装置本体6
1に出力するものである。この車速センサ65は、例え
ばトランスミッションのスピードメータドリブンギヤに
直接取り付けられている。しかしながら、例えばタイヤ
ホイールに磁石を埋め込んだゴムリボンを装着する、ホ
イールセンサ方式を採用するものであっても良い。な
お、装置本体61では、センサ信号に基づいて、走行距
離をMPU71aにて演算する。
【0036】また、ジャイロセンサ66は、例えば筐体
内で質量を自己振動させる振動ジャイロを用いて角速度
の検出を行ない、検出されたアナログ信号の角速度をデ
ジタル信号にADコンバータで変換して、装置本体61
に出力するものである。装置本体61では、かかる角速
度、及び上述した走行距離の演算結果に基づいて、自車
の走行軌跡を求める。
【0037】音声装置67は、音声入力のためのマイ
ク、及び音声ガイド出力のためのスピーカ(共に不図
示)を具備している。それにより、この音声装置67で
は、操作のための音声入力をマイクによって可能とする
と共に、自車の走行をスピーカによって音声でガイド可
能としている。なお、スピーカ駆動のため、装置本体6
1からはスピーカ駆動信号が出力され、スピーカ内の駆
動手段によってスピーカは所定の音声を出力する。な
お、音声入力は、装置本体61に音声信号として入力さ
れ、制御部71におけるプログラム処理によって、所定
の指令として認識する。この指令に基づいて、制御部7
1は、ユーザが所望する所定の操作を行う。
【0038】また、操作装置68は、例えば装置本体6
1、表示装置62に設けられる操作ボタン、或いはリモ
コン及びリモコン受信装置、更には表示装置62のタッ
チパネルボタンによって構成されるものである。この操
作装置68では、一定の指令をボタン操作等によって入
力し、その入力が指令信号として、装置本体61の制御
部71に向けて出力される。
【0039】装置本体61の制御部71には、ROM7
1b内に以下の手順を実行するための、プログラム(第
2のプログラムに相当)80が記憶されている。以下、
このプログラム80が行う手順について、図5及び図6
に従って説明する。なお、このROM71b内のプログ
ラム80が実行する手順と併せて、データ配信サーバ1
6側に記憶されているデータ配信プログラム42が実行
する手順についても説明する。また、表示装置62に表
示される画面表示についても、図7から図9に基づいて
説明する。
【0040】図5に示すように、まず、ユーザは操作装
置68を操作することにより、ナビゲーション装置11
側で目的地の設定を行い、設定された目的地の設定情報
が、通信機器12を介してデータ配信サーバ16側に送
信される(ステップS01)。データ配信サーバ16側
では、データ配信プログラム42が起動され、目的地の
設定情報を受信すると共に、この目的地の設定情報に基
づいて、該データ配信サーバ16のデータベース部32
内を検索する、いわゆるルート検索を行う(ステップS
02;検索手順)。
【0041】また、ルート検索の検索結果に基づいて、
必要とされる全てのTBTデータがデータ配信プログラ
ム42によって作成される(ステップS03)。それに
より、データ配信サーバ16は、TBTデータ及び地図
案内型データのいずれも配信可能な状態となり、その旨
の信号をナビゲーション装置11側に送信する(ステッ
プS04)。
【0042】次に、図6に示すように、ナビゲーション
装置11側の制御部71は、データ配信を受けるに先立
って、TBTデータと、地図案内型データ(地図デー
タ、マッチングデータ等)のダウンロードに関しての自
動切替設定が、ONとなっているか、OFFとなってい
るかを判断する(ステップS11;第1の判断手順)。
この場合、自動切替設定のONは地図案内型データのダ
ウンロードを行う設定(通信負荷大のときは、TBTデ
ータのダウンロードに自動的に切り替わる)であり、自
動切替設定のOFFは、先にTBTデータのダウンロー
ドを行い、その後に地図案内型データのダウンロードを
行う設定である。
【0043】この判断により、自動切替設定がOFF
(No)になっている場合には、TBTデータのダウン
ロードを開始する(ステップS12;第1の受信手順、
選択送信手順)。TBTデータのダウンロードに際して
は、装置本体61側からTBTデータの取得要求のため
の信号を、データ配信サーバ16側に発することによ
り、データ配信サーバ16側からのTBTデータのダウ
ンロードが開始される。
【0044】なお、ステップS11の自動切替設定のO
N,OFFの検出は、ステップS01に先立って行うよ
うにしても良い。また、ダウンロードされたTBTデー
タは、RAM71cや記憶媒体69に記憶される(後述
する地図案内型データにおいても、同様である)。
【0045】次に、制御部71は、TBTデータのダウ
ンロードが終了したか否かを判断する(ステップS1
3)。この判断の結果、ダウンロードが終了したと判断
された場合(Yesの場合)には、以後表示装置62に
て、図7に示すようなTBTデータに対応するTBT画
面表示90を表示させ、TBT案内を開始する(ステッ
プS14;第1の案内手順)。
【0046】そして、以後は、随時GPS受信装置6
3、VICS受信装置64、車速センサ65、ジャイロ
センサ66と連動しながら、ナビゲーション装置11の
制御部71は、図7に示すTBT画面表示90におい
て、残距離表示91を表示させる。また、ダウンロード
したデータのうち、次交差点名表示92をも表示させ
る。
【0047】なお、ステップS13において、ダウンロ
ードが終了していないと判断された場合(Noの場合)
には、ダウンロードが終了したと判断されるまで、ステ
ップS13の検出作業を繰り返し、ダウンロードの終了
の検出待ち状態となる。
【0048】TBT画面表示90での案内開始後は、ナ
ビゲーション装置11の負荷、その時点での通信負荷
(固定位置や移動中)に応じて、従来と同様な地図案内
型データも随時ダウンロードしておく。これは、目的地
付近、または交差点等の案内点付近では、どうしても地
図が必要となる場合が度々生じるためである。地図デー
タが必要となる地点直前で、地図案内型データのダウン
ロードを開始すると、時間的に間に合わないことも考え
られるので、それらの地点に到達する以前に、予めダウ
ンロードしておく。
【0049】このダウンロードは、ナビゲーション装置
11の負荷やその時点の通信負荷を判断し(この判断
は、通信機器12が行う通信負荷の判断や、必要によっ
ては後述するステップS21における第1の判断基準と
同様な考え方を採用)自動的に実行される。すなわち、
各負荷が小さいと判断されると、地図案内型データのダ
ウンロードが自動的に開始され、各負荷が大きいと判断
されたときには、地図案内型データのダウンロードが開
始しないようにしている。なお、ユーザとしては、地図
案内型データを必要としない場合があり得るため、ステ
ップS14の後の地図案内型データの自動ダウンロード
を実行しないように設定することも可能となっている。
【0050】制御部71は、その時々の事故の負荷を監
視しており、その負荷が小さいと判断すると、通信機器
12から通信負荷の情報を入手し、通信負荷も小である
と判断すると、制御部71は、TBT画面表示90を表
示させた状態で、地図案内型データ(地図データ、マッ
チングデータ等)のダウンロードを開始する(ステップ
S15;第2の受信手順)。このダウンロードに際して
は、図8に示すようなダウンロード経過バー95が表示
されているダウンロード経過画面表示94が表示装置6
2に表示される。次に、制御部71は、ダウンロードを
キャンセルするか否かの判断を行う(ステップS1
6)。この判断は、キャンセルボタン96が押されたか
否かにより行う。キャンセルが為されない場合(Noの
場合)には、制御部71は、続いてダウンロードが終了
したか否かを判断する(ステップS17)。
【0051】なお、ステップS17においても、ダウン
ロードが終了していないと判断された場合(Noの場
合)には、ステップS17の検出作業を繰り返し行な
い、ダウンロードの終了の検出待ち状態となる。
【0052】ステップS17の判断の結果、ダウンロー
ドが終了したと制御部71が判断した場合(Yesの場
合)には、制御部71は、ダウンロード経過画面表示9
4を消去する(ステップS18)。そして、地図案内型
データを表示装置62に表示可能な状態となり、図7に
示すTBT画面表示90内に、切り替えボタンとしての
地図ボタン93を表示する(ステップS19)。そし
て、ユーザがこの地図ボタン93を選択した場合には、
表示装置62に表示される画面表示は、図9に示すよう
な地図案内画面表示97となる(第2の案内手順)。
【0053】なお、地図ボタン93を選択しない場合
は、図7に示すTBT画面表示90が継続する。また、
地図案内画面表示97内には、上述の地図ボタン93と
同様な、切り替えボタンとしてのTBTボタン98が表
示される。これらの地図ボタン93及びTBTボタン9
8は、夫々地図案内画面表示97及びTBT画面表示9
0にリンクされていて、地図ボタン93及びTBTボタ
ン98を押すと、即座に地図案内画面表示97及びTB
T画面表示90が表示される構成である。
【0054】また、ステップ11において、制御部71
によってTBTデータと地図案内型データのダウンロー
ドの自動切替設定がON(Yes)となっていると判断
された場合には、続いて制御部71は通信負荷があるか
否かの判断を行う(ステップS21;第2の判断手
順)。この判断は、通信負荷が予め設定された値(基準
値)を超えるか否かを検出するものであるが、この検出
・判断において、通信負荷があると判断された場合(Y
esの場合)には、上述したステップS12に進行す
る。
【0055】ここで、通信負荷が基準値を超えるか否か
の判別を、制御部71が行う場合には、まず地図案内型
データのダウンロードを所定のデータ量だけ行なう。こ
の立ち上げの地図案内型データのダウンロード時間の計
測によって、制御部71は、通信負荷が基準値を超える
か否かを判断する(第1の判断基準)。また、この立ち
上げの地図案内型データのダウンロードに際して、制御
部71は、データ配信サーバ16側から送信される、地
図案内型データのデータ量の大きさを示す信号によって
も、通信負荷が基準値を超えるか否かを判断する(第2
の判断基準)。すなわち、かかる判断では、地図案内型
データのダウンロードが、適正な時間内に収まるか否か
を判断するものである。
【0056】なお、通信負荷があると判断された場合の
以後の処理は、上述したステップS12〜ステップS1
9と同様である。
【0057】また、ステップS21において、通信負荷
が少ない(No)と判断された場合には、地図案内型デ
ータのダウンロードを開始する(ステップS22)。な
お、地図案内型データのダウンロードに際しても、装置
本体61側から地図案内型データの取得要求のための信
号をデータ配信サーバ16側に発することで、データ配
信サーバ16側からの地図案内型データのダウンロード
が開始される(ステップS22)。
【0058】ここで、地図案内型データのダウンロード
に際しても、図8に示すようなダウンロード経過バー9
5が表示されているダウンロード経過画面表示94が表
示装置62に表示される。次に、ダウンロードが終了し
たか否かを判断する(ステップS23)。なお、ステッ
プS23のダウンロード終了検出においても、ダウンロ
ードが終了していないと判断された場合(Noの場合)
には、ステップS23の検出作業を繰り返し行ない、ダ
ウンロードの終了の検出待ち状態となる。
【0059】そして、ステップS23の判断の結果、ダ
ウンロードが終了したと判断された場合(Yesの場
合)、表示装置62には、図9に示すような地図案内画
面表示97となる。以後、この地図案内画面表示97に
基づくガイドを行う。
【0060】ここで、地図案内型データのダウンロード
が完了した場合、この地図案内型データのみで経路案内
として十分な機能を果たせるので、TBTデータのダウ
ンロードは、原則として行わない。しかしながら、ユー
ザの希望によっては、手動又は設定により、TBTデー
タのダウンロードをも行うようにしても良い。
【0061】また、図8に示すダウンロード経過画面表
示94には、ダウンロードをキャンセルするキャンセル
ボタン96も表示されている。ステップS15,S22
において、このキャンセルボタン96を選択入力した場
合には、ステップS16において、ダウンロードのキャ
ンセルが為された状態(Yesの状態)となり、ダウン
ロードのキャンセル処理が実行される(ステップS3
1)。
【0062】ここで、ステップS16でダウンロードの
キャンセルが為された場合には、ダウンロード経過画面
表示94が消去される(ステップS31)。この場合に
は、上述したステップ18における、図7に示すTBT
画面表示90内での地図ボタン93の表示は為されな
い。ステップS22の後に、ダウンロードがキャンセル
された場合には、地図案内型データはダウンロードされ
ず、従って図9に示す地図案内画面表示97は表示され
ない。また、図7に示すTBT画面表示90も表示され
ない。
【0063】なお、ステップS11からステップS14
まででTBTデータのダウンロードを完了した後は、し
ばらく休止し、対象となる交差点を通過した場合には次
の交差点の地図案内型データを、或いは対象となる交差
点に所定だけ近づいた場合には、その交差点の地図案内
型データを、夫々ダウンロードするために、それらの交
差点情報を検知したらステップS15に戻り、同じ手順
(ステップS15からステップS19までの手順)をR
OM71b内のプログラム80が実行するようにしても
良い。
【0064】先の例やこの例のいずれによっても、ユー
ザは、右折や左折等を行う各交差点で、地図ボタン93
やTBTボタン98を使用することで、途切れることな
く、TBT画面表示90や地図案内画面表示97によ
る、道案内が為されることとなる。なお、TBTデータ
と地図案内型データのいずれも、対象となる交差点毎
に、その交差点に関するものをダウンロードするように
しても良い。この場合は、対象となる交差点に近づく
度、または前の交差点を通過する度に、ステップS11
からステップS19までが繰り返されることとなる。
【0065】なお、地図案内型データのダウンロードが
終了している場合には、交差点や目的地の所定距離手前
(例えば数百m手前)に到達した場合に、TBT画面表
示90から地図案内画面表示97へと自動的に切り替え
るようにしても良い。さらに、交差点通過後等に、地図
案内画面表示97からTBT画面表示90へと自動的に
切り替えるようにしても良い。
【0066】以上のような手順を実行するためのプログ
ラム80が、制御部71内のROM71bに記憶されて
いる。また、データ配信サーバ16に記憶されているデ
ータ配信プログラム42も、上述した手順により、ナビ
ゲーション装置11側にTBTデータ及び地図案内型デ
ータの配信を行う。
【0067】このような構成及び実行手順を有するデー
タ配信システム10、及びナビゲーション装置11によ
れば、ユーザが本実施の形態のような、ダウンロード型
のナビゲーション装置11の使用を開始した場合、原則
として最初に目的地までの全てのTBTデータが該ナビ
ゲーション装置11に短時間でダウンロードされる。そ
して、このTBTデータに基づいた経路案内が為される
こととなる。それにより、ダウンロード時間を要する地
図案内型データがダウンロードされるまでの間、TBT
データに基づいて、即座に経路案内を開始・継続するこ
とができる。このため、経路案内として必要な情報がT
BT画面表示90によって提示され、ユーザの利便性が
向上する。
【0068】特に、現状の無線通信インフラでは、イン
ターネット網15に接続して、地図案内型データをダウ
ンロードするまで、時間が掛かるものとなっている。そ
のため、地図案内型データに基づく経路案内では、経路
案内が表示されるまでの間、長い待ち時間が生じてしま
い、ユーザのストレスの原因となる。ことに、地図案内
型データが建物等を立体表示させるデータを含んだり、
或いは所定の高度から俯瞰した状態の3次元データであ
る場合には、データ量も大きくなるため、ダウンロード
の完了までに長時間を要してしまう。
【0069】しかしながら、本実施の形態のナビゲーシ
ョン装置11においては、TBTデータにより、即座に
経路案内が表示されるので、ユーザは即座に車の運転を
することが可能となり、ユーザのストレスを生じさせな
いものとなる。
【0070】また、現状の無線通信インフラでは、地図
案内型データのダウンロードに時間が掛かるため、それ
に応じて通信費用も掛かるものとなっている。特に、車
のような移動体13においては、移動の度に新たな地図
案内型データをダウンロードしていたのでは、その通信
費用も相当高額なものとなってしまう。しかしながら、
TBTデータは、データ量が小さく、目的地までの全て
のTBTデータを取得する場合にも、ダウンロードが完
了するまで時間がさほど掛からない。これと共に、キャ
ンセルボタン96を押したり、移動に伴う地図案内型デ
ータのダウンロードを必要最小限とすることにより、通
信費用をかなり安くすることが可能である。
【0071】なお、TBTデータも、一度に目的地まで
の全てのものをダウンロードせず、対象となる交差点に
近づいた場合に、その都度ダウンロードするようにして
も良い。
【0072】さらに、プログラム80は、ステップS1
1において、TBTデータと地図案内型データのダウン
ロードを切り替える、自動切替設定のON,OFFを判
断するものとなっている。そのため、ユーザは、自身の
好みに応じて、最初から地図案内型データをダウンロー
ドし、該地図案内型データを表示する地図案内画面表示
97によって、経路案内が為されるようにすることも可
能である。
【0073】また、プログラム80は、ステップS21
において、通信負荷が基準値を超えるか否かの判別を行
い、かかる基準値超過の場合には、地図案内型データの
ダウンロードに代えて、TBTデータのダウンロードに
切り替えるものとなっている。このため、通信負荷が基
準値を超える場合には、地図案内型データに比べてデー
タ量の小さいTBTデータのダウンロードとすること
で、ユーザに対して経路案内の即時性を確保することが
できる。すなわち、地図案内型データのダウンロードに
対して、ユーザは無駄に長時間待つのを防ぐことがで
き、一層ユーザの利便性を向上させるものとなる。
【0074】さらに、切り替えボタンとしての地図ボタ
ン93、及びTBTボタン98が、夫々TBT画面表示
90及び地図案内画面表示97に表示される。それによ
り、ユーザの要求に応じて地図ボタン93やTBTボタ
ン98を押すことにより、ユーザが見たい画面表示9
0,97を表示させることができる。
【0075】また、地図案内型データのダウンロードが
終了している場合において、例えば交差点や目的地の所
定距離手前(例えば数百m手前)に到達した場合に、T
BT画面表示90から地図案内画面表示97へと自動的
に切り替え、交差点通過後等であってTBTデータのダ
ウンロードが終了している場合に、地図案内画面表示9
7からTBT画面表示90へと自動的に切り替えるよう
に設定することもできる。このように設定した場合に
は、交差点や目的地付近において、自動的に地図案内型
データが表示される。そして、地図データを見ながら
の、確実な経路案内がユーザに対して為され、利便性が
向上する。
【0076】さらに、車で移動中に、経路案内で表示さ
れている経路から外れて、ユーザが道に迷った場合に
は、ダウンロードしたTBTデータは無効化される。し
かしながら、このTBTデータと併せて地図案内型デー
タをダウンロードして、RAM71cや記憶媒体69に
記憶させておく。それにより、ユーザは地図ボタン93
を押すことで即座に地図案内画面表示97を表示させる
ことができ、道に迷った場合に、即座に地図案内画面表
示97に基づいて、現在位置を確認することができる。
【0077】この場合、新たに地図案内型データをダウ
ンロードし直すことによる、待ち時間が生じなく、迷っ
た場合でもダウンロードの待ち時間によるストレスをユ
ーザに生じさせるのを防ぐことができる。なお、道に迷
った場合以外にも、例えば道路と建物の位置関係を確認
したい場合にも、上述したのと同様に、ユーザにストレ
スを生じさせるのを防ぐことができる。
【0078】以上、本発明の一実施の形態について述べ
たが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となってい
る。以下、それについて述べる。
【0079】上述の実施の形態では、TBT画面表示9
0と地図案内画面表示97とを、切り替えにより夫々別
個独立に表示させる場合について説明したが、地図案内
型データのダウンロードが終了した場合には、これらT
BT画面表示90と地図案内画面表示97とを、両方同
時に表示させるようにしても良い。この場合には、経路
案内を利用するユーザの利便性を、一層向上させること
ができる。
【0080】また、移動体13が、山間部や地方等、無
線通信インフラの供給対象地域外に進行しようとしてい
る場合には、ユーザが入力した目的地情報に基づいて、
目的地までのTBTデータ、及び地図案内型データを、
無線通信インフラの供給対象地域内において、全てダウ
ンロードするように、自動設定しても良い。この場合、
移動体13の走行中に、目的地までの経路案内に関する
全てのデータが、随時ダウンロードされることとなる。
すると、ナビゲーション装置11は、移動体13が無線
通信インフラの供給対象地域外を走行している場合で
も、ユーザに対して的確な経路案内を行うことが可能と
なる。
【0081】さらに、上述の実施の形態では、現状の無
線通信インフラに基づいた実施の形態となっていて、今
後無線通信インフラの整備により、通信速度が早くな
り、ダウンロード時間の短縮化が図られることも考えら
れる。しかしながら、通信速度が早くなった場合でも、
データ総量の小さなTBTデータを用いる場合には、地
図案内型データを用いる場合よりも、より素早い経路案
内を行うことができる。それにより、無線通信インフラ
が整備された環境下においても、地図案内型データに加
えてTBTデータを用いると、ユーザに対してストレス
フリーな経路案内を行うことが可能となる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが希望する経路
案内の情報を、TBTデータのダウンロードによって、
短時間かつ通信費を抑えてダウンロードすることができ
る。しかも、ユーザの必要に応じて、より詳細な地図案
内型データのダウンロードを行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るデータ配信システ
ムの構成を示す概略図である。
【図2】図1のデータ配信システムにおいて、通信機器
の内部構成を示す概略図である。
【図3】図1のデータ配信システムにおいて、データ配
信サーバの内部構成を示す概略図である。
【図4】図1のデータ配信システムにおいて、ナビゲー
ション装置の構成を示す概略図である。
【図5】図1のデータ配信システムにおいて、データ配
信サーバのデータ配信プログラムの処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】図1のデータ配信システムにおいて、ナビゲー
ション装置のプログラムの処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】図1のデータ配信システムにおいて、表示装置
に表示されるTBT画面表示を示す図である。
【図8】図1のデータ配信システムにおいて、表示装置
に表示されるダウンロード経過画面表示を示す図であ
る。
【図9】図1のデータ配信システムにおいて、表示装置
に表示される地図案内画面表示を示す図である。
【符号の説明】
10…データ配信システム 11…ナビゲーション装置 12…通信機器 15…インターネット網 16…データ配信サーバ(サーバ) 21…ROM 22…RAM 23…インターフェイス部 31…プログラム部 32…データベース部 42…データ配信プログラム(第1のプログラム) 52…地図案内型データ用データベース 53…TBTデータ用データベース 61…装置本体 62…表示装置 63…GPS受信装置 64…ビーコン用受信装置(VICS受信装置) 69…記憶媒体 71…制御部 80…プログラム(第2のプログラム) 90…TBT画面表示 93…地図ボタン(切り替えボタン) 94…ダウンロード経過画面表示 95…ダウンロード経過バー 96…キャンセルボタン 97…地図案内画面表示 98…TBTボタン(切り替えボタン)
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB22 HB23 HB24 HC08 HC23 HC26 HC31 HD03 HD04 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC04 AC13 AC14 AC18 5H180 AA01 BB02 BB04 BB05 BB13 CC12 FF05 FF12 FF13 FF22 FF24 FF25 FF27 FF32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバとの間で通信機器を介してデータ
    の送受信を行うものであり、ユーザが入力した目的地ま
    での経路に関する地図案内型データ及びTBTデータ
    を、上記サーバから得て表示させるための上記ナビゲー
    ション装置において、 上記サーバに対してTBTデータの取得要求を行ない、
    上記サーバ側から該TBTデータを受信する第1の受信
    手順と、 受信されたTBTデータに基づいて、上記ナビゲーショ
    ン装置側で該TBTデータに基づいた案内を行う第1の
    案内手順と、 上記第1の案内手順を実行可能とした後に上記サーバに
    対して地図案内型データの取得要求を行ない、上記サー
    バ側から該地図案内型データを受信する第2の受信手順
    と、 受信された地図案内型データ及び上記TBTデータに基
    づいて、上記ナビゲーション装置側で該地図案内型デー
    タ及び上記TBTデータの少なくとも一方に基づいて案
    内を行う第2の案内手順と、 を内部のコンピュータに実行させるプログラムを有して
    いることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記プログラムは、 前記第1の受信手順に先立って、前記TBTデータの受
    信に代えて前記地図案内型データの受信をする設定とな
    っているか否かを検出し、該設定となっている場合に該
    地図案内型データの受信に切り替える第1の判断手順を
    具備し、 前記第1の受信手順においては、上記設定となっている
    場合に前記TBTデータの取得要求に代えて前記地図案
    内型データの取得要求を行って該地図案内型データを受
    信し、 前記第1の案内手順においては、上記設定となっている
    場合に前記TBTデータに代えて前記地図案内型データ
    に基づいた案内を行い、 さらに、上記設定となっている場合には、以後の前記第
    2の受信手順及び前記第2の案内手順を行わないことを
    特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記プログラムは、 前記第1の判断手順の後に、前記通信機器の通信負荷が
    予め設定された値を超えるか否かを検出し、該通信負荷
    が設定された値の範囲内である第1の状況の場合には地
    図案内型データの受信とすると共に、該通信負荷が設定
    された値を超える第2の状況の場合にはTBTデータの
    受信に切り替える第2の判断手順を具備し、 上記第2の判断手順において上記第2の状況である判断
    された場合には、前記第1の受信手順へと進行すると共
    に、 上記第2の判断手順において上記第1の状況であると判
    断された場合には、前記第1の受信手順で前記TBTデ
    ータの取得要求に代えて前記地図案内型データの取得要
    求を行って該地図案内型データを受信し、 上記第2の判断手順において上記第1の状況であると判
    断された場合には、前記第1の案内手順で前記TBTデ
    ータに代えて前記地図案内型データに基づいた案内を行
    い、 さらに、上記第2の判断手順において上記第1の状況で
    あると判断された場合には、以後の前記第2の受信手順
    及び前記第2の案内手順を行わないことを特徴とする請
    求項2記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の案内手順では、前記TBTデ
    ータと前記地図案内型データの表示の切り替えを行う切
    り替えボタンを表示させることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記地図案内型データの取得要求を行っ
    て該地図案内型データを受信している状態において、こ
    の地図案内型データの受信をキャンセルするキャンセル
    ボタンが表示されることを特徴とする請求項1から4の
    いずれか一方に記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 サーバ及びナビゲーション装置の間で通
    信機器を介してデータの送受信を行うものであり、上記
    ナビゲーション装置においてユーザが入力した目的地ま
    での経路に関する地図案内型データ及びTBTデータ
    を、上記サーバから上記ナビゲーション装置へ送信する
    データ配信システムにおいて、 上記サーバは、 ユーザが設定した目的地までの経路に関する地図案内型
    データ及びTBTデータを検索する検索手順と、 上記検索手順により検索された地図案内型データ及びT
    BTデータのうち、上記ナビゲーション装置からの要求
    に基づいて、いずれかのデータを選択して送信する選択
    送信手順と、 を内部のコンピュータに実行させる第1のプログラムを
    有していて、 上記ナビゲーション装置は、 上記サーバに対して上記TBTデータの取得要求を行な
    い、上記サーバ側から該TBTデータを受信する第1の
    受信手順と、 受信されたTBTデータに基づいて、上記ナビゲーショ
    ン装置側で該TBTデータに基づいた案内を行う第1の
    案内手順と、 上記第1の案内手順を実行可能とした後に上記サーバに
    対して地図案内型データの取得要求を行ない、上記サー
    バ側から該地図案内型データを受信する第2の受信手順
    と、 受信された地図案内型データ及び上記TBTデータに基
    づいて、上記ナビゲーション装置側で該地図案内型デー
    タ及びTBTデータの少なくとも一方に基づいて案内を
    行う第2の案内手順と、 を内部のコンピュータに実行させる第2のプログラムを
    有していることを特徴とするデータ配信システム。
  7. 【請求項7】 請求項2から5のいずれか1項に記載の
    ナビゲーション装置が有する前記プログラムを前記第2
    のプログラムとして用いることを特徴とする請求項6記
    載のデータ配信システム。
  8. 【請求項8】 サーバ及びナビゲーション装置の間で通
    信機器を介してデータの送受信を行うものであり、上記
    ナビゲーション装置においてユーザが入力した目的地ま
    での経路に関する地図案内型データ及びTBTデータ
    を、上記サーバから上記ナビゲーション装置へ送信する
    データ配信方法において、 上記TBTデータの取得要求を、上記ナビゲーション装
    置側から上記サーバ側に対して行うデータ取得要求工程
    と、 ユーザが設定した目的地までの経路に関する地図案内型
    データ及びTBTデータの検索を上記サーバにおいて行
    う検索工程と、 上記検索工程により検索された地図案内型データ及びT
    BTデータのうち、上記ナビゲーション装置からの要求
    に基づいて、いずれかのデータを選択して上記サーバか
    ら送信する選択送信工程と、 上記ナビゲーション装置が上記サーバ側から上記TBT
    データを受信する第1の受信工程と、 上記第1の受信工程で受信されたTBTデータに基づい
    て、上記ナビゲーション装置側で該TBTデータに基づ
    いた案内を行う第1の案内工程と、 上記第1の案内工程を実行可能とした後に上記サーバに
    対して地図案内型データの取得要求を行ない、上記サー
    バ側から該地図案内型データを受信する第2の受信工程
    と、 上記第2の受信工程で受信された地図案内型データ及び
    上記第1の受信工程で受信された上記TBTデータに基
    づいて、上記ナビゲーション装置側で該地図案内型デー
    タ及びTBTデータの少なくとも一方に基づいて案内を
    行う第2の案内工程と、 を具備していることを特徴とするデータ配信方法。
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