JP2002048585A

JP2002048585A - 経路案内情報生成装置および生成方法

Info

Publication number: JP2002048585A
Application number: JP2000237062A
Authority: JP
Inventors: Eriko Odate; 江利子大舘; Shugo Horigami; 周吾堀上; Tomonori Kawamura; 友紀河村; Takumi Yasujima; 巧安島
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2000-08-04
Filing date: 2000-08-04
Publication date: 2002-02-15

Abstract

(57)【要約】【課題】小さな画面でも、理解しやすく、操作性良
く、表示できる経路案内情報を生成する。【解決手段】複数地点間の経路上の、複数の案内ポイ
ントにおける経路案内情報を各々１画面にちょうどおさ
まるように構成し、前記経路案内情報の表示位置と、数
字キーとを昇順でかつ１対１に、他のファイルの呼び出
しを伴わないハイパーリンクで対応づける。それぞれの
ファイルはファイルサイズまたは、数字キーの最大値を
超えないように分割される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は情報生成装置、経路
案内情報を生成する装置、生成した経路案内情報をモバ
イル端末、移動体通信端末、通信手段を備えたナビゲー
ション装置等の各種端末に送出するセンタ装置、およ
び、経路案内情報生成方法および生成した経路案内情報
を記憶した記憶媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、地図記憶手段、入力手段、探
索手段、現在位置算出手段を備えたカーナビゲーション
装置が知られている。これは、現在位置に合わせて、タ
イミング良く、次の交差点の進行方向などを案内するも
のである。

【０００３】また、センタにて経路探索した結果を送信
するナビゲーション方法については従来からよく知られ
ているように、例えば、特開２０００−４６５６７号公
報、特開１１−２９６０７４号公報、特開２０００−１
１３３８８号公報、特開２０００−１２３２９５号公
報、特開２０００−１５５８９６号公報などに、センタ
から端末に送信する情報量を少なくして、通信時間を早
く、通信コストを安くする方法が提案開示されている。

【０００４】経路案内情報生成装置および経路案内方法
については特開平１０―１９８２６７号公報に開示され
ているデフォルメ地図自動作成方法、および、デフォル
メ地図自動作成装置や、特開２０００−１５５０３５号
公報に開示されているナビゲーション装置および方法、
並びに提供媒体に記載されたものとして、案内経路の概
要をデフォルメ図やパターン化された文章で表現する技
術が知られている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の技術においては、表示画面が小型で、制御も簡易的
な処理しか行えない低性能なＣＰＵやメモリを使用した
ハードウェアで構成される端末であったり、ユーザーが
知りたい経路案内情報の表示までの、応答時間や、小さ
な表示画面でも表現ができるかという点について考えら
れておらず、応答時間が遅く操作性が悪かったり、小さ
な表示画面しか持たない端末には表示できない、あるい
は判別ができないなどという問題を有していた。

【０００６】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、表示画面が小型で簡易的な処理しか
行えないＣＰＵやメモリなどのハードウェアで構成され
る端末でも応答時間が早く、表示内容が判別できる優れ
た経路案内情報生成装置および経路案内方法を提供する
ものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の情報生成装置は、少なくとも表示手段と、文
字あるいは記号入力手段とを具備し、ハイパ−リンクを
利用して作成される情報を表現するための伝送あるいは
通信用の受信単位ファイルを生成する情報生成システム
において、同一ファイル内で複数の情報の表示位置と数
字キーとを１対１に対応づけ、前記複数の情報がハイパ
ーリンクで対応づけられており、かつ他のファイルの呼
び出しを伴わない構成を有している。この構成により、
数字キーの押下により、他のファイルが呼び出す通信時
間を度々必要とせず、情報を次々に表示して確認するこ
とができる。

【０００８】また、本発明の情報生成装置は、少なくと
も表示手段と、文字あるいは記号入力手段とを具備し、
ハイパ−リンクを利用して作成される情報を表現するた
めの伝送あるいは通信用の受信単位ファイルを生成する
情報生成システムにおいて、順序を有する複数の情報の
表示位置と、数字キーとを昇順でかつ１対１に、対応づ
ける情報を生成する構成を有している。この構成によ
り、数字キーを昇順に押下することにより連続して表現
することに意味のある複数の情報を、順次確認すること
ができる。

【０００９】また、本発明の情報生成装置は、前記受信
単位ファイルは、同一ファイル内であり、他のファイル
の呼び出しを伴わないハイパーリンクで対応づける構成
を有している。この構成により、数字キーを昇順に押下
することにより連続して表現することに意味のある複数
の情報を、他のファイルが呼び出す通信時間を度々必要
とせず、情報を次々に表示して確認することができる。

【００１０】また、本発明の情報生成装置は、少なくと
も表示手段と、文字あるいは記号入力手段とを具備し、
ハイパ−リンクを利用して作成される情報を表現するた
めの伝送あるいは通信用の受信単位ファイルを生成する
情報生成システムにおいて、順序を有する複数の情報
を、ファイルサイズ、もしくは数字キーの数により分割
し、分割された複数のファイルをハイパーリンクで対応
づけ、各ファイル内において連番とした、複数の情報の
表示位置と、数字キーとを昇順でかつ１対１にハイパー
リンクで対応づける構成を有している。この構成によ
り、端末の受信容量に収まるようにファイルを分割して
送信でき、また、受信容量に制限がない場合でも、送信
時間を一定時間内に収めることができ、また、０から９
までの１０個しかない数字キーを有効に使うことが可能
になる。

【００１１】また、本発明の情報生成装置は、少なくと
も表示手段と、文字あるいは記号入力手段とを具備し、
ハイパ−リンクを利用して作成される情報を表現するた
めの伝送あるいは通信用の受信単位ファイルを生成する
情報生成システムにおいて、同一ファイル内の、前記表
示手段の１画面表示容量に収納可能に構成された、複数
の情報の表示位置と数字キーを１対１に対応づけ、かつ
他のファイルの呼び出しを伴わないハイパーリンクで対
応づける構成を有している。この構成により、１画面内
に情報が集約されているので、カーソルスクロールする
ことなく、数字キーの押下により、情報を次々に表示し
て確認することができる。

【００１２】また、本発明の情報生成装置は、少なくと
も表示手段と、文字あるいは記号入力手段とを具備し、
ハイパ−リンクを利用して作成される情報を表現するた
めの伝送あるいは通信用の受信単位ファイルを生成する
情報生成システムにおいて、同一ファイル内の、順序を
有する複数の情報の各々を、前記表示手段の１画面表示
容量に収納可能に構成された、複数の情報の表示位置と
数字キーを１対１に、他のファイルの呼び出しを伴わな
いハイパーリンクで対応づける構成を有している。この
構成により、１画面内に情報が集約されているので理解
しやすい上、カーソルスクロールすることなく、また、
数字キーを昇順に押下することにより連続して表現する
ことに意味のある複数の情報を、他のファイルが呼び出
す通信時間を度々必要とせず、情報を次々に表示して確
認することができる。

【００１３】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
表示手段と、道路ネットワークを記録した地図記憶手段
と、複数地点を入力する入力手段と、前記地図記憶手段
から取得した情報を前記入力手段により入力して複数地
点間の経路を算出する探索手段と、探索手段が算出した
経路結果に基づいて、経路案内するための経路案内要素
を生成する経路案内要素生成手段と、前記経路案内要素
生成手段が生成した経路案内要素に基づいて経路案内情
報を生成する経路案内情報生成手段とを備え、前記経路
案内情報生成手段は、順序を有する複数の情報、もしく
は前記表示手段の１画面表示容量に収納可能に構成され
た情報として、複数地点間の経路上の複数の案内ポイン
トにおける経路案内情報を生成する構成を有している。
この構成により、１画面内に案内ポイントにおける経路
案内情報が集約されているので理解しやすい上、カーソ
ルスクロールすることなく、また、数字キーを昇順に押
下することにより連続して表現することに意味のある複
数の案内ポイントにおける経路案内情報を、他のファイ
ルが呼び出す通信時間を度々必要とせず、情報を次々に
表示して確認することができる。

【００１４】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報が、少なくとも次の案内ポイントまで
の道路の距離を含む構成を有している。この構成によ
り、道路の距離により、経路案内情報の内容を、走行す
る前の経路の確認時や現地走行時において把握しやすい
ことになる。

【００１５】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報が、少なくとも交差点名称を含む構成
を有している。この構成により、交差点名称を含むこと
で、経路案内情報の内容を、走行する前の経路の確認時
や現地走行時において把握しやすいという作用を有す
る。

【００１６】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記複数の案内ポイントが、交差点の前後で著しく方位
が変わる場合、Ｙ字分岐の場合、道路の幅員や種別が変
化する場合に加えて、名称のない交差点の進行方向にお
ける最も手前の名称のある交差点を含む構成を有してい
る。この構成により、名称のない交差点でも最も手前の
交差点を案内ポイントとすることにより、経路案内情報
の内容を現地走行時において把握しやすいことになる。

【００１７】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報が、少なくとも道路の交差点における
進行方向を矢印で表現した表示情報画像を含む構成を有
している。この構成により、案内ポイントにおける進行
方向が矢印で表現されるので、経路案内情報の内容を、
走行する前の経路の確認時や現地走行時おいて把握しや
すいことになる。

【００１８】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報が、少なくとも道路の交差点における
交差状態を表現する向きと進行方向を矢印で表現した表
示情報画像を含む構成を有している。この構成により、
道路の交差状態としての向きと進行方向が矢印で表現さ
れるので、経路案内情報の内容を、走行する前の経路の
確認時や現地走行時において把握しやすいことになる。

【００１９】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報が、少なくとも道路の交差点における
交差状態を表現する向きおよび道路の幅と、進行方向を
矢印で表現した表示情報画像を含む構成を有している。
この構成により、道路の交差状態としての向きおよび道
路幅と、進行方向が矢印で表現されるので、経路案内情
報の内容を、走行する前の経路の確認時や現地走行時に
おいて把握しやすいことになる。

【００２０】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報が、少なくとも道路の交差点における
進行方向を矢印で表現した表示情報画像と次の案内ポイ
ントまでの道路の距離情報を含み、次の案内ポイントま
での道路の距離を、前記進行方向を矢印で表現した表示
情報画像の矢印の先端に位置するように表現した構成を
有している。この構成により、進行方向である矢印の先
に、次の案内ポイントまでの距離が表示されるので、経
路案内情報の内容を一目で把握しやすいことになる。

【００２１】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報が、少なくとも前記案内ポイント間に
区切り線を表現した表示情報画像を含めた構成を有して
いる。この構成により、案内ポイント間が区切り線で区
切られて表示されるので、経路案内情報の内容を一目で
把握しやすいことになる。

【００２２】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報が、少なくとも文字、画像、音声情報
のいずれかあるいは、これらの情報の組み合わせにより
構成される構成を有している。この構成により、経路案
内情報の内容を把握しやすいことになる。

【００２３】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
複数地点間の経路上を通過する複数の交差点名称で構成
された経路案内情報において、前記案内ポイントにおけ
る交差点名称の表示位置と、数字キーとを昇順でかつ１
対１にハイパーリンクで対応づける構成を有している。
この構成により、案内ポイント間での交差点名称によ
り、現地で走行中に間違えていないかを確認しやすい上
に、数字キーを昇順に押下することにより連続して表現
することに意味のある複数の案内ポイントにおける経路
案内情報を、次々に表示して確認することができる。

【００２４】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
経路案内情報を構成する１つのファイル内の、数字キー
と１対１で対応づいた複数の案内ポイントにおける交差
点での進行方向を、概略合成化した画像で表現した経路
案内略地図を生成し、前記案内ポイントに対応する、前
記経路案内略地図上の位置に、対応する数字を表現し、
かつ表示位置と、数字キーとを昇順でかつ１対１に対応
づけ、かつハイパーリンクで対応づけた構成を有してい
る。この構成により、案内経路の概略を把握しやすい上
に、数字キーを昇順に押下することにより次々に表示し
て確認することができる複数の案内ポイントが１つのフ
ァイル内にいくつあるかを瞬時に把握することができ
る。

【００２５】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記案内ポイントに対応する、前記経路案内略地図上の
対応する数字を表現する位置は、進行方向の右側または
左側のどちらか一方に統一して配置する構成を有してい
る。この構成により、経路案内略地図上の案内ポイント
と数字キーの対応がルール化されているので、案内ポイ
ントの経路案内略地図上の位置を把握しやすいことにな
る。

【００２６】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記経路案内情報を複数の階層で表現し、案内ポイント
毎にハイパーリンクで関連付けた情報を生成する構成を
有している。この構成により、各案内ポイントの複数階
層間をハイパーリンクにより自由に移動して表示するこ
とができるので、経路案内情報を把握しやすことにな
る。

【００２７】また、本発明の経路案内情報生成装置は、
前記複数の階層で表現される経路案内情報は、１つ上の
階層の分割に従属してファイルを分割する構成を有して
いる。この構成により、経路案内情報の表示位置と数字
キーの対応が把握しやすいことになる。

【００２８】また、本発明の経路案内情報センタ装置
は、前記地図記憶手段、前記探索手段、経路案内要素生
成手段、経路案内情報生成手段と外部からの入力を受信
する受信手段と外部への送出手段とを備え、前記外部か
らの入力を受信し、生成した経路案内情報を外部に送出
する構成を有している。この構成により、低性能・低機
能なハードウェアで構成される端末に、生成した情報を
応答時間を早く提供することができる。

【００２９】また、本発明の経路案内情報センタ装置
が、前記地図記憶手段から地図情報を呼び出し、前記経
路案内情報と共に、前記経路案内情報に対応する地図情
報を送出する構成を有している。この構成により、受信
する端末において、受信した地図情報からより高度な機
能を実現させる情報を提供することができる。

【００３０】また、本発明のナビゲーション装置は、少
なくとも、前記入力手段と、経路案内情報装置の現在位
置を算出する現在位置算出手段を備え、前記入力手段の
複数の地点情報を送出すると共に、前記経路案内情報提
供センタ装置から送出された前記経路案内情報と、前記
地図情報を受信する通信手段を備え、現在位置情報に合
わせてハイパーリンクにより表示画面を表示し、あるい
は音声案内をする構成を有している。この構成により、
受信した地図情報から、現在位置に合わせた経路案内
や、案内経路を外れた場合の検出、自動再探索を行うこ
とができる。

【００３１】また、本発明のナビゲーション装置は、少
なくとも、前記入力手段と、経路案内情報生成装置の現
在位置を算出する現在位置算出手段と、前記経路案内情
報生成手段を備え、前記入力手段の複数の地点情報を送
出すると共に、前記センタ装置から送出された前記経路
案内要素と、前記地図情報を受信する通信手段を備え、
現在位置情報に合わせてハイパーリンクにより表示画面
を表示し、あるいは音声案内をする構成を有している。
この構成により、高性能・高機能なハードウェアを必要
とする経路案内要素生成を外部にて行うので、低性能・
低機能なハードウェアで構成される端末でも、受信した
経路案内要素から経路案内情報を生成して案内に使用す
ることができる。

【００３２】また、本発明のナビゲーション装置は、少
なくとも、前記地図記憶手段、前記入力手段、探索手
段、経路案内要素生成手段、経路案内情報生成手段、自
装置の現在位置を算出する前記現在位置算出手段を備
え、生成した経路案内情報に基づき、現在位置情報に合
わせてハイパーリンクにより表示画面を表示し、あるい
は音声案内をする構成を有している。この構成により、
走行中に、現在位置に合わせて次の案内を行う高度な案
内ができるとともに、案内経路ポイントの経路案内情報
を、走行前に操作性良く確認できる。

【００３３】また、本発明の情報生成方法は、出発地と
目的地を設定し、地図記憶手段から取得した情報を入力
手段により入力して複数地点間の経路を算出する経路探
索のステップと、経路探索により算出された経路結果に
基づいて、経路案内するための経路案内要素を生成する
ステップと、生成された前記経路案内要素に基づいて複
数地点間の経路上の複数の案内ポイントにおける経路案
内情報を生成するステップと、生成された経路案内情報
を表示手段により表示するステップとからなり、かつ同
一ファイル内にある複数の経路案内情報の表示位置と前
記複数の経路案内情報を逐次表示させるための数字キー
とを１対１に対応づけ、かつ他のファイルの呼び出しを
伴わないハイパーリンクで対応づけた構成を有してい
る。この構成により、経路案内情報を操作性良く確認す
ることができる。

【００３４】また、本発明の記憶媒体は、請求項１から
請求項２６のいずれかに記載の装置が生成した経路案内
情報を記憶したものである構成を有している。この構成
により、操作性良い経路案内情報を様々な端末にて使用
することができる。

【００３５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳しく説明する。

【００３６】（実施の形態１）図１は本発明のシステム
構成を説明する図である。図１において携帯通信端末１
０１は、インターネット対応携帯電話を示しているが、
移動体通信端末、通信手段を備えたナビゲーション装
置、モバイル端末等インターネットに対応接続できる携
帯端末であればよく、特に限定するものではない。ゲー
トウェイ１０２は、通信端末１０１とインターネット等
の情報ネットワーク１０３とを相互接続する。ＷＷＷサ
ーバなどに代表されるセンタ装置１０４、情報ネットワ
ーク１０３に接続され、通信端末１０１と通信を行うこ
とにより、経路探索、経路案内サービスを提供する。ユ
ーザは通信端末１０１を操作することによりセンタ装置
１０４が提供するサービスを利用できる。地図データ１
０５は、センタ装置１０４が経路探索、探索地点の検
索、案内データの作成に用いるデータベースとなってい
る。なお、地図データはインターネット上の別の場所に
ある地図１０６を用いることも可能である。

【００３７】以上のように構成された通信型ナビシステ
ムについて、図２を用いて、端末１０１の動作を説明す
る。ユーザは２０１で示されるように出発地と目的地を
設定する（ステップ１）。その方法について図３を用い
て説明する。センタ装置１０４が送信してくる出発地設
定画面３０１から、設定方法を選択する。ここでは交差
点から設定することとし、「１」を選択すると交差点名
入力画面３０２が表示される。ここで交差点名を入力
し、出発地を設定する。同様に目的地を設定すると、セ
ンタ装置１０４は図２の２０２に示される経路探索を行
い（ステップ２）、経路案内表現情報を出力し、２０３
に示すように案内情報が通信端末１０１に表示される
（ステップ３）。

【００３８】また、図４は図１とは別の構成で本発明の
システムを示すものである。これは、図１における上記
センタ装置１０４の機能を実現し、上記地図データ１０
５を備えるものが本体４０１であり前記本体４０１にお
いて入力と表示をつかさどる手段としては、それぞれ入
力の機能を実現するリモコン４０３と、表示の機能を実
現するディスプレイ４０２、あるいはキー入力部と表示
部を備え図１における通信端末１０１と同じ機能を有す
る端末４０４を備えている。図１に示すようにセンタ装
置１０４を介さず、自装置で構成した、スタンドアロー
ンタイプの自装置型ナビシステムであり、得られる効果
は同じである。

【００３９】以上のように構成された通信型、自装置型
ナビシステムにおいて、図１に示すセンタ装置１０４、
あるいは図４に示す本体４０１の経路案内表現情報を生
成する構成および動作をを図１７に示す。

【００４０】図１７において、探索手段１７０１はナビ
ゲーションが可能なデジタル地図データを記憶した地図
記憶手段１７０６の地図をを参照しながら、与えられた
出発地、目的地間の経路を探索する。経路結果１７０２
は探索手段１７０１が算出した経路の出力で、通過する
経路情報のリンク列として記録される。経路案内要素生
成手段１７０３は、経路結果１７０２と地図記憶手段１
７０６内地図を参照し、経路上の案内すべき交差点の経
路案内要素を抽出する。経路結果１７０２から通過する
交差点を導き、交差点の前後で方位が著しく変化する場
合あるいは、Ｙ字分岐、道路種別が変化する場合には案
内が必要な場所として抽出する。このように案内すべき
ポイントに注目して経路結果を書き直したものが経路案
内要素１７０４である。経路案内情報生成手段１７０５
は、経路案内要素１７０４を参照し、案内情報を表現す
るための経路案内情報１７０７をハイパーリンク機能を
使用して作成する。

【００４１】なお本発明では、案内情報の表現にｈｔｍ
ｌファイルを用いて説明するが、ハイパーリンク機能が
使用できる言語であればよくｈｔｍｌファイルに限定す
るものではない。

【００４２】図１７における経路案内情報１７０７の構
成は図５に示すように、数字キー１の案内情報５０
１₁、…、数字キーＭの案内情報５０１_Mというように、
複数の数字キーＸの案内情報５０１が、数字キーの昇順
に、並んで構成されている。

【００４３】数字キーＸの案内情報５０１の構成は、図
６に示すように、数字キーＸのジャンプ情報６０１と、
数字キーＸの実案内情報６０２により構成されている。

【００４４】図６における数字キーＸのジャンプ情報６
０１の構成は図７に示すように、ラベルの情報を表すラ
ベル情報７０１、数字キーとジャンプ先ラベル情報との
対応関係を表す、数字キー・ラベル対応情報７０２で構
成される。

【００４５】図７におけるラベル情報７０１の構成は、
図８に示すように、数字キーＸが何であっても変わるこ
となく定義されている固定値（図８では、固定値１の８
０１、固定値２の８０３、固定値３の８０５、固定値４
の８０７）と、数字キーＸに対応する数字キー番号８０
２、数字キーＸに１対１に対応する外字記号の数字キー
外字記号８０６、および、ファイルが何番目のものであ
るかを表すファイル番号８０４で構成される。

【００４６】固定値の具体的な値は、端末で画面の切り
替わる表示位置を表すものとして、端末と定められた規
則に基づいて決まるもので、例えば、固定値８０１は
「＜Ａｎａｍｅ＝“ｎ＞、固定値８０３は「”＞」、固
定値８０５は「−」、固定値８０７は「＜／Ａ＞」とな
っている。

【００４７】図１３は、数字キー・数字外字記号対応テ
ーブルで、数字キー外字記号８０６の数字キー番号１３
０１と数字外字記号１３０２と、外字画像１３０３の対
応関係を示すものである。

【００４８】図７における数字キー・ラベル対応情報７
０２の構成は、図９に示すように、数字キーＸが何であ
っても変わることなく定義されている固定値（図９で
は、固定値１の９０１、固定値２の９０３、固定値３の
９０５、固定値４の９０７）と、数字キーＸに対応する
数字キー番号９０２、９０４と、案内交差点名称９０６
で構成されている。

【００４９】固定値の具体的な値は、端末で数字キーを
押下した場合に、数字キーと画面の切り替わるジャンプ
先表示位置を表すものとして、端末と定められた規則に
基づいて決まるもので、例えば、固定値９０１は「＜Ａ
ｈｒｅｆ＝“ｎ＞」、固定値９０３は「” ａｃｃｅ
ｓｓｋｅｙ＝“」、固定値９０５は「” 」、固定値９
０７は「＜／Ａ＞＜ＢＲ＞」となっている。

【００５０】図１７における経路案内要素生成手段１７
０３の出力する経路案内要素１７０４の構成は図１０に
示すように、経路案内要素レコード１００１が複数並ん
で構成されている。

【００５１】図１０における経路案内要素レコード１０
０１の構成を図１１に示す。図１１において、１１０１
は、交差点の名称を表す交差点名称、１１０２は、次の
実案内要素レコードまでの距離を表す距離、１１０３
は、次の実案内要素レコードまでの料金を表す料金、１
１０４は、次の実案内要素レコードまでの所要時間を表
す所要時間、１１０５は、次の実案内要素レコードへ向
かう道路の道路名称を表す道路名称、１１０６は、次の
実案内要素レコードへ向かう方面名称を表す方面名称、
１１０７は、この実案内要素レコードに、矢印画像案内
情報が存在するかを表す、案内有無フラグ、１１０８
は、案内有無フラグ１１０７が有りを示していた場合
の、矢印画像案内情報を表す矢印情報で構成される。

【００５２】なお矢印情報は、予めパターン化された矢
印画像ファイルを示すファイル名でも良いし、矢印の背
景となる交差点の交差状態（道路の向き・太さなど）を
表す情報や、矢印の向きを表す情報などで構成し、図１
７における経路案内情報生成手段１７０５が矢印画像を
生成または、パターン化された矢印画像ファイルから選
択するようにしてもよい。

【００５３】次に、図１７における経路案内情報生成手
段１７０５の動作を図１２を用いて説明する。

【００５４】経路案内情報生成手段１７０５は、まず、
ファイル番号Ｆを初期化する。具体的にはＦを１にし
（ステップ１２０１）、ステップ１２０２からステップ
１２１１までの処理を、図１７における経路案内要素生
成手段の出力した経路案内要素１７０４の実案内要素レ
コード１００１の始めから終わりまで、繰り返す。

【００５５】この繰り返し処理では、まず、出力先ファ
イルを新規作成し、ヘッダ情報等を出力する（ステップ
１２０３）。

【００５６】次に、数字キー番号Ｘを初期化する。具体
的には、Ｘを１にする（ステップ１２０４）。

【００５７】続いて、次の数字キーＸの案内情報５０１
を出力した場合の出力ファイルサイズが、予め設定され
ている設定値Ｎより小さく、かつ、数字キー番号Ｘが９
以下であるか判定し（ステップ１２０５）、小さけれ
ば、ステップ１２０９までの処理を繰り返し、大きけれ
ば、ステップ１２０９までの処理は行わず、ステップ１
２１０に進み、ファイル番号Ｆに１を加えたカウントア
ップを行うと共に、実案内要素レコード１００１が続く
場合は、次のファイルへのハイパーリンク情報や、ｈｔ
ｍｌファイルの終了情報等を出力する。

【００５８】この設定値Ｎは、端末で表現可能な表現情
報１ファイルサイズの上限で、例えば５キロバイトなど
に設定されている。

【００５９】次に、ステップ１２０５での、出力ファイ
ルサイズが設定値Ｎより小さい場合の処理について説明
する。

【００６０】ステップ１２０６で、まず、数字キーＸの
ジャンプ情報６０１を出力する。

【００６１】数字キーＸのジャンプ情報６０１の構成は
図８から図９に示すとおりであり、ここで固定値以外の
変更される内容は、数字キー番号８０２、９０２、９０
４と、ファイル番号８０４と、数字キー外字記号８０６
と、案内交差点名称９０６である。

【００６２】ここで、案内交差点名称９０６は、実案内
要素レコード１００１の交差点名称１１０１を使用し、
数字キー番号８０２、９０２、９０４は図１２における
数字キー番号Ｘを使用し、ファイル番号８０４は、図１
２におけるファイル番号Ｆを使用して構成する。

【００６３】また、数字キー外字記号８０６は、図１３
に示す数字キー・数字外字記号対応テーブルより、図１
２における数字キー番号Ｘを数字キー番号１３０１から
見つけて、対応する数字外字記号１３０２を使用して構
成する。

【００６４】例えば、数字キー番号Ｘが１、ファイル番
号Ｆが１の場合で、案内交差点名９０６が「前原坂上」
の場合は、 <Ａｎａｍｅ＝“ｎｌ”＞１−＆＃６３８７９；＜Ａ
ｈｒｅｆ＝“＃ｎｌ”ａｃｃｅｓｓｋｅｙ＝“１”＞
前原坂上＜/Ａ＞＜ＢＲ＞のようになり、また、数字キ
ー番号Ｘが４、ファイル番号Ｆが２の場合で、案内交差
点名９０６が「子母口」の場合は、 <Ａｎａｍｅ＝“ｎ４”＞２−＆＃６３８８３；＜Ａ
ｈｒｅｆ＝“＃ｎ４”ａｃｃｅｓｓｋｅｙ＝“4”＞
子母口＜/Ａ＞＜ＢＲ＞となる。

【００６５】次に、ステップ１２０７で、図６における
数字キーＸの実案内情報６０２を、実案内要素レコード
１００１を使用して生成し出力する。なお、ここで出力
する数字キーＸの実案内情報６０２は、数字キーＸのジ
ャンプ情報６０１も含め、端末でちょうど一画面に収ま
るよう構成されている。この方法は、端末が何であるか
を判定して行っても良いし、端末側で表示画面に合わせ
て拡大縮小するようにしても良い。

【００６６】このようにして出力されたｈｔｍｌ言語で
記述された経路案内情報１７０７の一例を図１４に、図
１４により端末１０１、４０４あるいは表示手段４０４
に表示される表示イメージの連続図を図１４に、１画面
毎の表示イメージを図１６に示す。ここでは、端末の表
示画面サイズは、横８文字×縦６行（１文字１２ドッ
ト）と仮定している。

【００６７】図１４において、ファイル１４０１はファ
イル番号１で出力、ファイル１４０２はファイル番号２
で出力されたものを示す。

【００６８】図１４において、表示イメージ１５０１は
ファイル１４０１の表示の連続図、表示イメージ１５０
２はファイル１４０２の表示の連続図を示す。

【００６９】図１６において、１画面毎の表示イメージ
１６０１から１６０５は、ファイル１４０１の１画面毎
の表示画像、１画面毎の表示イメージ１６０６から１６
１０は、ファイル１４０２の１画面毎の表示画像を示
す。

【００７０】端末１０１あるいは４０４において、ファ
イル１４０１を受信した場合に、数字キーの１を押す
と、１画面毎の表示イメージ１６０１の画面が、数字キ
ーの２を押すと、１画面毎の表示イメージ１５０２の画
面が、…、数字キーの５を押すと１画面毎の表示イメー
ジ１６０５の画面が表示される。また、図１４における
一番下の行の次へ（表示１５０３）にカーソルを移動し
て選択すると、別ファイルのファイル１４０２がセンタ
装置１０４、または本体４０１から送出され、端末１０
１、４０４あるいは、表示手段４０２には、１画面毎の
表示イメージ１６０６の画面が表示される。

【００７１】このようにして、同一ファイル内で、経路
案内のポイントとして、交差点の進行方向を示す画面
が、数字キーのジャンプ情報が数字キーの昇順に、案内
の順番通りに構成されているので、端末で数字キーを１
から順番に押下することによって、次々に案内ポイント
の矢印画像が１画面にちょうど収まるように表示され、
案内経路のポイントを瞬時に理解することができる。

【００７２】なお、矢印画像は、図２０に示すように、
実際の形状が道路形状２００１のような場合で、案内す
べき方向が進行方向２００２のような場合は、のように
道路幅の違いがわかるような表示例２００３で表現して
も良い。このようにすることによって、より間違えにく
い案内をすることができる。

【００７３】（実施の形態２）本発明の実施の形態２
は、実施の形態１のセンタ装置１０４、あるいは、スタ
ンドアローンシステムの本体４０１が、経路案内情報生
成手段１７０５において、図１８に示すように、前記実
施の形態１で示した図１４のような、案内ポイントとな
る交差点での進むべき方向を矢印で表現したファイルに
加えて、ルート全体の概要を示す情報を記したルート概
要ファイルや、案内系路上の通過交差点名称を文字情報
として並べた通過交差点案内ファイルを生成して、端末
１０１、４０４あるいは表示手段４０２に送出し、表示
するようにしたものである。

【００７４】経路案内情報生成手段１７０５の生成する
経路案内情報群の構成を図１９に示す。

【００７５】図１９において、ルート全体の概要を示す
ルート概要ファイル１９０１は、矢印案内ファイル１９
０２のファイル数や、案内ルートの全長距離、料金、矢
印画像の数、所要時間などで構成される。矢印案内ファ
イル群１９０２は、複数の矢印案内ファイルからなり、
実施の形態１の図１４で示したような、案内ポイントと
なる交差点での進むべき方向を矢印で表現したファイル
で構成されている。通過交差点案内ファイル群１９０３
は、通過交差点名を文字情報として表すもので、複数の
通過交差点案内ファイルで構成されていることを示して
いる。

【００７６】図１８は、図１９に示した経路案内情報群
の表示イメージを連続的に示した図である。図１８にお
いて、ルート概要ファイル１９０１の表示イメージを連
続的に示すのが連続図１８０１である。、矢印案内ファ
イル１９０２の表示イメージを連続的に示すのが、各々
別ファイルからなる連続図１８０２、１８０３であり、
通過交差点案内ファイル１９０３の表示イメージを連続
的に示すのがこれも各々別ファイルからなる連続図１８
０４、１８０５、１８０６である。

【００７７】表示『ｆｉｌｅＮ』１８０７は、矢印案
内ファイル１９０２を呼び出すためのもので、表示
『通過交差点ｎ』１８０８は、矢印案内ファイル１９０
２における、矢印間の通過交差点の数を表すもので、通
過交差点案内ファイル１９０３へのハイパーリンクが貼
られている。表示『ルート概要へ』１８０９は、矢印
案内ファイル１９０２、通過交差点案内ファイル１９０
３から、ルート概要ファイル１９０１へ戻る時に使用す
るもので、ルート概要ファイルへのハイパーリンクが貼
られている。表示『次へ』１８１０、１８１１は、そ
れぞれ、矢印案内ファイル群１９０２間で、あるいは、
通過交差点案内ファイル群１９０３間で、別ファイルに
ジャンプする時に使用するもので、次ファイルがあるも
のには、「次へ」という文字列が、前ファイルがあるも
のには、「前へ」という文字列に対して、それぞれのフ
ァイルにジャンプするハイパーリンクが貼られている。
表示『矢印案内へ』１８１２は、通過交差点案内ファイ
ル群１９０３から矢印案内ファイル群１９０２へジャン
プする時に使用するもので、それぞれの通過交差点案内
ファイル上で、対応する矢印案内ファイル１９０２への
ハイパーリンクが貼られている。表示１８１３は、矢印
案内ファイル１９０２上に、矢印画像がある交差点にお
いて、進むべき方向を矢印で表現したものである。表示
１８１４は、矢印案内ファイル１９０２上に、矢印画像
がある交差点の次の行に位置し、次の矢印画像がある交
差点までの道路名称や距離を表現したものである。

【００７８】次に、本発明の実施の形態２における経路
案内情報生成手段１７０５の動作について説明する。

【００７９】まず、矢印案内ファイル１９０２を、１８
０８の通過交差点案内ファイル１９０３へのハイパーリ
ンク先を正しく指定せずに、図１２に示す通りに作成す
る。この時、ステップ１２０５の出力ファイルのサイズ
は、ハイパーリンクで指定するファイル名の長さを固定
にすることで、ハイパーリンク先が変更されてもサイズ
が変わることをなくすることができる。

【００８０】次に、通過交差点案内ファイル１９０３を
作成する。図１２の動作フローを元に、前記実施の形態
１と異なる部分について記す。

【００８１】通過交差点ファイル１９０３は、矢印案内
ファイル１９０２の分割に従属し、１つの矢印案内ファ
イル毎に処理を行う。１つの矢印案内ファイルに対応す
る実案内要素レコード１００１の数が多く、図１２にお
けるステップ１２０５の主力ファイルのサイズが規定値
Ｎを超えるか、または、数字キー番号Ｘが９を超えた場
合には、１つの矢印案内ファイルに対して、複数の矢印
案内ファイルが作成される。

【００８２】例えば、図１８においては、矢印案内ファ
イル１８０２に対して、通過交差点案内ファイル１８０
４が、矢印案内ファイル１８０３に対して、通過交差点
案内ファイル１８０５と１８０６が対応する。

【００８３】図１２におけるステップ１２０６で、実案
内要素レコード１００１の、図１１における案内有無フ
ラグ１１０７が「有」を示すものについてのみ、数字キ
ーＸのジャンプ情報６０１を出力するとともに、案内方
向を表す矢印１８１３と、次の案内有無フラグ１１０７
が「有」を示す実案内要素レコード１００１までの通過
する道路名称と距離１８１４も出力する。

【００８４】「無」を示す実案内要素レコード１００１
については、数字キーＸのジャンプ情報６０１を出力せ
ず、ステップ１２０７の数字キーＸの実案内情報６０２
として、交差点名称を出力するようにする。

【００８５】また、図１２のステップ１２０３におい
て、通過交差点案内ファイル１９０３のファイルの先頭
には、矢印案内ファイルへのハイパーリンク１８１２を
出力するようにする。また、通過交差点ファイルが２つ
目以降の場合は、１つ前の通過交差点ファイルへのハイ
パーリンク１８１１を出力する。

【００８６】また、ステップ１２１０では、実案内要素
レコード１００１がまだ終わっていない場合は、次の通
過交差点ファイル１９０３へのハイパーリンク情報を出
力し、終了した場合は、ルート概要ファイルへのハイパ
ーリンク情報を出力する。

【００８７】次に、端末の動作について、図２５を用い
て説明する。図２５において、矢印案内ファイル１９０
２の表示画面イメージを連続連続的に示すのが連続表示
画面イメージ２５０１であり、通過交差点案内ファイル
１９０３の表示画面イメージをを連続連続的に示すのが
連続表示画面イメージ２５０３であり、通過交差点案内
ファイル１９０３の１画面毎に示す１画面毎表示イメー
ジ２５０２である。

【００８８】図２５において、端末は、連続表示画面イ
メージ２５０１を表示中に、カーソルスクロールによっ
て、表示画面『通過交差点』２５０１₁の位置にカー
ソルを移動させ、選択すると、表示画面『通過交差
点』２５０１₁は連続表示画面イメージ２５０３の表示
２５０３₁の位置に、ハイパーリンクが設定されている
ので、端末は１画面毎表示イメージ２５０２の表示２５
０２₁を表示する。以下同様にして、連続表示画面イメ
ージ２５０１を表示中に、カーソルスクロールによっ
て、表示２５０１₅の位置にカーソルを移動させ、選択
すると、表示２５０１₅は、連続表示画面イメージ２５
０３の表示２５０３₅の位置にハイパーリンクが設定さ
れているので、端末は１画面毎表示イメージ２５０２の
表示２５０２₅を表示する。

【００８９】なお、端末は、連続表示画面イメージ２５
０１表示中は、実施の形態１で説明したように、数字キ
ー押下により、各矢印画像を瞬時に表示することが可能
である。よって、表示２５０１₅にカーソルを移動させ
るのもさほど苦にならないという作用を有する。

【００９０】端末は、表示２５０１₁から表示２５０１₅
のいづれかを選択されると、通過交差点案内ファイル１
９０３を受信しているので、連続表示画面イメージ２５
０３を表示中にで数字キーの１から５を押していくと、
表示２５０２₁から表示２５０２₅のように、連続表示画
面イメージ２５０３上の位置を瞬時に表示することがで
きる。

【００９１】このようにして、通過交差点の羅列された
文字列を表示することにより、ユーザは移動時に、現地
の交差点名と通過交差点案内ファイルの文字列を確認し
て、案内された経路上を自分が通過しているかを判別す
ることができると共に、矢印案内ファイルと、通過交差
点ファイル内で、同じ数字キーで、次々に、案内ポイン
トを表示することができるので、わかりやすい案内をす
ることができる。なお、図１８、図２５では、案内ポイ
ントでの進行方向を矢印で表現した表示において、次の
案内ポイントへの進行方向表示と道路の距離を矢印表現
の右側に固定して表示しているが、これに限定されるも
のではなく、例えば、進行方向を矢印で表現した表示の
矢印の先端に位置するように表現してもよい。

【００９２】（実施の形態３）本発明の実施の形態３
は、実施の形態１のセンタ装置１０４、あるいは、スタ
ンドアローンタイプのシステム本体４０１が、経路案内
情報生成手段１７０５において、図２１に示すように、
経路案内略地図を生成して、端末１０１、４０４あるい
は表示手段４０２に送出し、表示するようにしたもので
ある。

【００９３】経路案内情報生成手段１７０５の生成する
経路案内情報群の構成を図２２に示す。

【００９４】図２２において、ルート全体の概要を示す
ルート概要ファイル２２０１は、矢印案内ファイル２２
０３のファイル数や、案内ルートの全長距離、料金、矢
印画像の数、所要時間などで構成される。経路案内略地
図ファイル群２２０２は、複数の案内経路の略地図を表
すファイルで構成されている。

【００９５】矢印案内ファイル群２２０３は、実施の形
態１、２で説明したものとおなじファイル群であり、通
過交差点案内ファイル群２２０３は、実施の形態２で説
明したものとおなじファイル群である。

【００９６】経路案内略地図ファイル２２０２の構成を
図２３に示す。図２３において、ファイル番号情報２３
０１は、何番目のファイルであるかを表す文字列で構成
される。略地図画像情報２３０２は、略地図の画像ファ
イルを示す文字列で構成され、また、数字キーのジャン
プ情報２３０３は、数字キーを押下したときのジャンプ
先を示す文字列で構成されている。

【００９７】図２３における数字キーのジャンプ情報２
３０３の構成は、図２４に示すように、数字キー１のジ
ャンプ情報、数字キー２のジャンプ情報、．．．、数字
キーＬのジャンプ情報というように、複数の数字キーＸ
のジャンプ情報２４０１で構成されている。Ｌは、略地
図の中で使われている数字外字記号に対応する数字キー
の最大値である。

【００９８】経路案内略地図ファイル２２０２の表示イ
メージを図２１に示す。

【００９９】図２１において、案内する経路を略地図と
して表示したものが経路案内略地図２１０１であり、案
内経路は強調して表示してある。Ｉ表示２１０２は、矢
印案内ファイルに、交差点で進むべき方向を矢印で表現
した情報が存在する場所の略地図上の位置を指し示すよ
うに、数字外字記号で表示し、案内経路の進行方向の右
側に来るようになっている。

【０１００】次に、実施の形態３における経路案内情報
生成手段１７０５の経路案内略地図作成の動作について
説明する。

【０１０１】まず、横方向、および、縦方向の画像の幅
を、まず、経路案内要素１７０４の、案内有無フラグが
「有」の実案内要素レコード１００１について、矢印情
報１１０８から、数字外字記号の大きさと次の案内ポイ
ントまでの距離１１０２、も含めて算出し、全ての実案
内要素レコード１００１で、表示画面にちょうど収まる
か判定し、表示画面にちょうど収まれば、横方向、縦方
向の線分の数から、各線分の長さを決定して、画像ファ
イルを作成する。

【０１０２】表示画面内に収まらなければ、経路案内略
地図２１０１を複数作成する。その場合は、図１４、図
１４、図１６に示した矢印画像による案内情報ファイル
が複数作成され、１ファイルごとに、案内情報毎との数
字キーが１から割り当てられる。通過交差点案内ファイ
ル２２０３も同様に、経路案内略地図２１０１が別であ
れは、別ファイルとして構成され、１つの経路案内略地
図２１０１に対応する通過交差点名の情報が、出力ファ
イルの設定値を超えれば、その中でさらに別ファイルで
構成される。

【０１０３】次に、実施の形態３における端末の動作に
ついて、図２６を用いて説明する。図２６において、略
地図２６０１は、経路案内略地図ファイル２２０２の表
示画面イメージの連続図、１画面表示略地図２６０６
は、経路案内略地図ファイル２２０２の１画面毎の表示
イメージ、Ｉ表示２６０４は、経路案内略地図ファイル
２２０２上の、数字キーと１対１に対応づいた表示位
置、連続表示イメージ２６０３は、矢印案内ファイル２
２０３の表示イメージの連続図、１画面矢印案内表示２
６０２は、矢印案内ファイル２２０３の１画面毎の表示
イメージ、位置表示２６０７、矢印案内ファイル２２０
３の上の、数字キーと１対１に対応づいた表示位置、矢
印表示２６０５は、経路案内略地図ファイル２２０２上
の、各案内ポイントにおける、進行方向を文字情報とし
ての矢印で表したものを示す。２６０５には、案内ファ
イル２２０３へのハイパーリンクが貼られている。

【０１０４】図２６において、端末で略地図２６０１を
表示中に数字キーの１を押下すると、表示２６０４₁の
位置にハイパーリンクが設定されているので、表示画面
は表示２６０６₂の状態となるとともに、カーソルが表
示２６０４₁の位置に移動する。また、数字キーの０を
押下すると、表示２６０４₀の位置にハイパーリンクが
設定されているので、表示画面は表示２６０６₁のよう
に、１画面にちょうど収まるように構成された略地図が
表示される。

【０１０５】また、数字キーの２を押下すると、表示２
６０４₂の位置にハイパーリンクが設定されているの
で、表示画面は表示２６０６₂の状態で、カーソルが表
示２６０４₁の位置に移動する。

【０１０６】このようにして、他のファイルの呼び出し
を行うことなく、略地図と略地図の案内ポイントとの交
差点名を次々と表示して確認することができる。

【０１０７】続いて端末で、数字キー２の押下で表示２
６０４₂の位置にカーソルを下方向に１クリックして表
示２６０５₁の位置に移動し、これを選択すると、表示
２６０５₁は、表示２６０７₁の位置にハイパーリンクが
設定させているので、より詳しい情報が記された、連続
表示イメージ２６０３を受信して、表示画面は、表示２
６０２₁のようになる。

【０１０８】この状態で数字キーの１から５を押下する
と、表示２６０２₁から表示２６０２₅のように表示画面
が切り替わる。これは、略地図２６０１の略地図と同じ
番号が振られているため、端末使用者は案内経路のイメ
ージをつけやすい。

【０１０９】このようにして、ルート概要図をグラフィ
カルに表示することにより、ユーザは全体的な位置関係
を把握しやすくなる上、経路案内略地図上に表示されて
いる数字外字記号により、数字キー押下によって素早く
表示されるものは、数字キーが何であるかがわかり、ま
た、案内情報が続く場合も、ファイル毎に数字キーが割
り当てられているので操作規則が把握しやすくすること
ができる。

【０１１０】また、略地図２６０１表示中に矢印表示２
６０５のいづれかを押下すれば、この連続表示イメージ
２６０３を受信することができ、押下したものに矢印案
内ファイルの対応する位置に表示位置を移動することが
できる上、キー押下回数は、数字キー１回と、カーソル
下を１回、選択キー１回の３回ですむ。この数字キーの
対応づけがない場合は、例えば、カーソルが表示２６０
４₁にあるときに、２６０５₅移動する場合は、カーソル
下キーを９回押下しなければならないが、この数字キー
の対応付けによって３回ですむ。

【０１１１】なお、経路案内略地図と矢印経路案内ファ
イルは同一ファイルとして、図２７のように構成しても
良い。この場合は、予め、経路案内略地図のサイズ上限
と、矢印案内ファイルのサイズ上限を別々に設けて、そ
れぞれ作成した後、２つのファイルを１つのファイルに
すればよい。

【０１１２】また、図１７において経路案内情報生成手
段が出力した経路案内情報に対応する地図情報を地図記
憶手段１７０６から取り出す地図抽出手段を設け、経路
案内情報と共に抽出した地図情報も端末に送出するよう
にすれば、端末で、より高度な案内を行うことができ
る。例えば、端末に自装置の現在位置を算出する現在位
置算出手段を設ければ、案内ポイントの手前で対応する
経路案内情報を表示させることができる。

【０１１３】また、経路案内情報に、案内音声をコード
化した音声情報を含め、端末で、その音声情報を発声さ
せる手段を設ければ、案内ポイントの手前で対応する音
声情報を発声することができる。

【０１１４】また、図１７における経路案内要素生成手
段１７０３は、経路結果１７０２に対応する地図情報を
地図記憶手段１７０６からすべて読み出し、案内ポイン
トとなるかの判定を行うため、大容量のＲＡＭや高速処
理が可能なＣＰＵを要するが、経路案内情報生成手段
は、経路案内要素生成手段１７０３の出力である経路案
内要素１７０４から情報を生成するだけなので、経路案
内要素生成手段１７０３よりも比較的、小容量のＲＡＭ
や低速なＣＰＵでも処理することが可能であるため、経
路案内情報生成手段を端末に設け、センタにて経路案内
要素を送出して、端末にて経路案内情報を生成するよう
にすれば、すべてを端末に持たせるより、比較的端末の
価格を安くおさえながら、端末側の表示画面の大きさな
どにカスタマイズしたり、より見やすい画像を作り出し
たりといった、より高度な案内を行うことができる。

【０１１５】また、前記経路案内情報生成手段１７０５
が生成した経路案内情報１７０７を記憶媒体に格納する
ことにより、操作良い経路案内情報を様々な端末にて使
用することができる。

【０１１６】

【発明の効果】以上のように本発明は、画面の構成やハ
イパーリンクを工夫することにより、表示画面が小型
で、制御も簡易的な処理しか行えない低性能なＣＰＵや
メモリなどのハードウェアで構成される端末でも、応答
時間を早く表示内容が判別できる優れた経路案内情報生
成装置および経路案内方法および経路案内情報を記憶し
た記憶媒体を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態における通信型ナビシステ
ムのシステム構成図

【図２】本発明の実施の形態におけるシステムの動作説
明のための流れ図

【図３】本発明の実施の形態における入力手段の画面イ
メージ図

【図４】本発明の実施の形態における自装置型ナビシス
テムのシステム構成図

【図５】本発明の実施の形態における経路案内情報の構
成図

【図６】本発明の実施の形態における数字キーＸの案内
情報の構成図

【図７】本発明の実施の形態における数字キーＸのジャ
ンプ情報の構成図

【図８】本発明の実施の形態におけるラベル情報の構成
図

【図９】本発明の実施の形態における数字キー・ラベル
対応情報の構成図

【図１０】本発明の実施の形態における経路案内要素の
構成図

【図１１】本発明の実施の形態における経路案内要素レ
コードの構成図

【図１２】本発明の実施の形態における経路案内情報生
成手段説明のためのフロー図

【図１３】本発明の実施の形態における数字キー・数字
外字記号対応テーブルの構成図

【図１４】本発明の実施の形態１におけるｈｔｍｌ言語
で記述された経路案内情報の一例を示す図

【図１５】本発明の実施の形態１における表示イメージ
の連続図の一例を示す図

【図１６】本発明の実施の形態１における１画面毎の表
示イメージの一例を示す図

【図１７】本発明の実施の形態における経路案内表現情
報生成手段の構成および動作説明のための図

【図１８】本発明の実施の形態２における表示イメージ
の連続図の一例を示す図

【図１９】本発明の実施の形態２における経路案内情報
群の構成図

【図２０】本発明の実施の形態における矢印画像の一例
を示す図

【図２１】本発明の実施の形態３における経路案内略地
図の表示イメージの一例を示す図

【図２２】本発明の実施の形態３における経路案内情報
群の構成図

【図２３】本発明の実施の形態３における経路案内略地
図ファイルの構成図

【図２４】本発明の実施の形態３における数字キーのジ
ャンプ情報２３０３の構成図

【図２５】本発明の実施の形態２における端末の動作説
明のための図

【図２６】本発明の実施の形態３における端末の動作説
明のための図

【図２７】本発明の実施の形態３における端末の動作説
明のための図

【符号の説明】

１０１通信端末１０２基地局１０３インターネット１０４センタ１０５地図データ１０６地図データ（インターネット上）４０１ナビシステム本体４０２ナビシステムディスプレイ４０３ナビシステムリモコン４０４ナビシステム通信端末５０１数字キーの案内情報６０１数字キーのジャンプ情報６０２数字キーの実案内情報８０１ラベル情報８０２数字キー・ラベル対応情報８０１固定値８０２数字キー番号８０３固定値８０４ファイル番号８０５固定値８０６数字キー外字記号８０７固定値９０１固定値９０２数字キー番号９０３固定値９０４数字キー番号９０５固定値９０６案内交差点名称９０７固定値１００１実案内要素レコード１１０１差点名称１１０２距離１１０３料金１１０４所要時間１１０５道路名称１１０６方面名称１１０７案内有無フラグ１１０８矢印情報１３０１数字キー番号１３０２数字外字記号１３０３外字画像１４０１ｈｔｍｌファイル１１４０２ｈｔｍｌファイル２１５０１ｈｔｍｌファイル１の表示イメージ連続図１５０２ｈｔｍｌファイル２の表示イメージ連続図１５０３ｈｔｍｌファイル１からｈｔｍｌファイル２
へのジャンプボタン１５０４ｈｔｍｌファイル２からｈｔｍｌファイル１
へのジャンプボタン１６０１ｈｔｍｌファイル１における数字キー１に対
応する１画面の表示イメージ１６０２ｈｔｍｌファイル１における数字キー２に対
応する１画面の表示イメージ１６０３ｈｔｍｌファイル１における数字キー３に対
応する１画面の表示イメージ１６０４ｈｔｍｌファイル１における数字キー４に対
応する１画面の表示イメージ１６０５ｈｔｍｌファイル１における数字キー５に対
応する１画面の表示イメージ１６０６ｈｔｍｌファイル２における数字キー１に対
応する１画面の表示イメージ１６０７ｈｔｍｌファイル２における数字キー２に対
応する１画面の表示イメージ１６０８ｈｔｍｌファイル２における数字キー３に対
応する１画面の表示イメージ１６０９ｈｔｍｌファイル２における数字キー４に対
応する１画面の表示イメージ１６１０ｈｔｍｌファイル２における数字キー５に対
応する１画面の表示イメージ１７０１探索手段１７０２経路結果１７０３経路案内要素生成手段１７０４経路案内要素１７０５経路案内情報生成手段１７０６地図記憶手段１７０７経路案内情報１８０１ルート概要ファイル（第１階層）の表示イメ
ージ連続図１８０２矢印案内ファイル（第２階層）ファイル１の
表示イメージ連続図１８０３矢印案内ファイル（第２階層）ファイル２の
表示イメージ連続図１８０４通過交差点ファイル（第３階層）ファイル１
の表示イメージ連続図１８０５通過交差点ファイル（第３階層）ファイル２
の表示イメージ連続図１８０６通過交差点ファイル（第３階層）ファイル３
の表示イメージ連続図１９０１ルート概要ファイル１９０２矢印案内ファイル、矢印案内ファイル群１９０３通過交差点案内ファイル、通過交差点案内フ
ァイル群２００１交差点の交差状態を示す形状２００２交差点における進行方向を示す形状２００３矢印画像２１０１案内経路の形状２１０２案内ポイントにおける数字外字記号２２０１ルート概要ファイル２２０２経路案内略地図ファイル、経路案内略地図フ
ァイル群２２０２矢印案内ファイル、矢印案内ファイル群２２０３通過交差点案内ファイル、通過交差点案内フ
ァイル群２３０１ファイル番号情報２３０２略地図画像情報２３０３数字キーのジャンプ情報２４０１数字キーのジャンプ情報２５０１矢印案内ファイルの表示イメージ連続図２５０１₁〜２５０１₅ 通過交差点案内ファイルへのジ
ャンプボタン２５０２通過交差点案内ファイルの１画面毎の表示イ
メージ図２５０３通過交差点案内ファイルの表示イメージ連続
図２５０３₁〜２５０３₅ 通過交差点案内ファイル上の数
字キージャンプ先の位置２６０１経路案内略地図ファイルの表示イメージ連続
図２６０２矢印案内ファイルの１画面毎の表示イメージ
図２６０３矢印案内ファイルの表示イメージ連続図２６０４経路案内略地図ファイル上の数字キージャン
プ先の位置２６０５矢印案内ファイルへのジャンプボタン２６０６経路案内略地図ファイルの１画面毎の表示イ
メージ図２６０７矢印案内ファイル上の数字キージャンプ先の
位置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０９Ｂ 29/00 Ｇ０９Ｂ 29/00 Ｚ 29/10 29/10 Ａ (72)発明者河村友紀神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１号松下通信工業株式会社内 (72)発明者安島巧神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１号松下通信工業株式会社内Ｆターム(参考） 2C032 HB06 HC28 HC31 HD07 HD16 2F029 AA02 AB13 AC02 AC08 AC14 AC18 5B049 AA01 BB31 CC02 DD01 DD05 EE01 EE07 FF03 FF04 FF09 GG03 GG04 GG06 GG07 5E501 AA23 AB03 AC03 AC22 BA05 CA04 CB02 EA01 FA06 FA13 FA14 FA47 FB32 FB34 5H180 BB05 FF13 FF22 FF24 FF25 FF27

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】少なくとも表示手段と、文字あるいは記
号入力手段とを具備し、ハイパ−リンクを利用して作成
される情報を表現するための伝送あるいは通信用の受信
単位ファイルを生成する情報生成システムにおいて、同
一ファイル内で複数の情報の表示位置と数字キーとを１
対１に対応づけ、前記複数の情報がハイパーリンクで対
応づけられており、かつ他のファイルの呼び出しを伴わ
ないことを特徴とする情報生成装置。
【請求項２】少なくとも表示手段と、文字あるいは記
号入力手段とを具備し、ハイパ−リンクを利用して作成
される情報を表現するための伝送あるいは通信用の受信
単位ファイルを生成する情報生成システムにおいて、順
序を有する複数の情報の表示位置と、数字キーとを昇順
でかつ１対１に、対応づける情報を生成することを特徴
とする情報生成装置。
【請求項３】前記受信単位ファイルは、同一ファイル
内であり、他のファイルの呼び出しを伴わないハイパー
リンクで対応づけることを特徴とする請求項２に記載の
情報生成装置。
【請求項４】少なくとも表示手段と、文字あるいは記
号入力手段とを具備し、ハイパ−リンクを利用して作成
される情報を表現するための伝送あるいは通信用の受信
単位ファイルを生成する情報生成システムにおいて、順
序を有する複数の情報を、ファイルサイズ、もしくは数
字キーの数により分割し、分割された複数のファイルを
ハイパーリンクで対応づけ、各ファイル内において連番
とした、複数の情報の表示位置と、数字キーとを昇順で
かつ１対１にハイパーリンクで対応づけることを特徴と
する情報生成装置。
【請求項５】少なくとも表示手段と、文字あるいは記
号入力手段とを具備し、ハイパ−リンクを利用して作成
される情報を表現するための伝送あるいは通信用の受信
単位ファイルを生成する情報生成システムにおいて、同
一ファイル内の、前記表示手段の１画面表示容量に収納
可能に構成された、複数の情報の表示位置と数字キーを
１対１に対応づけ、かつ他のファイルの呼び出しを伴わ
ないハイパーリンクで対応づけることを特徴とする情報
生成装置。
【請求項６】少なくとも表示手段と、文字あるいは記
号入力手段とを具備し、ハイパ−リンクを利用して作成
される情報を表現するための伝送あるいは通信用の受信
単位ファイルを生成する情報生成システムにおいて、同
一ファイル内の、順序を有する複数の情報の各々を、前
記表示手段の１画面表示容量に収納可能に構成された、
複数の情報の表示位置と数字キーを１対１に、他のファ
イルの呼び出しを伴わないハイパーリンクで対応づける
ことを特徴とする情報生成装置。
【請求項７】表示手段と、道路ネットワークを記録し
た地図記憶手段と、複数地点を入力する入力手段と、前
記地図記憶手段から取得した情報を前記入力手段により
入力して複数地点間の経路を算出する探索手段と、探索
手段が算出した経路結果に基づいて、経路案内するため
の経路案内要素を生成する経路案内要素生成手段と、前
記経路案内要素生成手段が生成した経路案内要素に基づ
いて経路案内情報を生成する経路案内情報生成手段とを
備え、前記経路案内情報生成手段は、順序を有する複数
の情報、もしくは前記表示手段の１画面表示容量に収納
可能に構成された情報として、複数地点間の経路上の複
数の案内ポイントにおける経路案内情報を生成すること
を特徴とする経路案内情報生成装置。
【請求項８】前記経路案内情報は、少なくとも、次の
案内ポイントまでの道路の距離を含むことを特徴とする
請求項７に記載の経路案内情報生成装置。
【請求項９】前記経路案内情報は、少なくとも交差点
名称を含むことを特徴とする請求項項７に記載の経路案
内情報生成装置。
【請求項１０】前記複数の案内ポイントは、交差点の
前後で著しく方位が変わる場合、Ｙ字分岐の場合、道路
の幅員や種別が変化する場合に加えて、名称のない交差
点の進行方向における最も手前の名称のある交差点を含
むことを特徴とする請求項７に記載の経路案内情報生成
装置。
【請求項１１】前記経路案内情報は、少なくとも道路
の交差点における進行方向を矢印で表現した表示情報画
像を含むことを特徴とする、請求項７に記載の経路案内
情報生成装置。
【請求項１２】前記経路案内情報は、少なくとも道路
の交差点における交差状態を表現する向きと進行方向を
矢印で表現した表示情報画像を含むことを特徴とする請
求項７に記載の経路案内情報生成装置。
【請求項１３】前記経路案内情報は、少なくとも道路
の交差点における交差状態を表現する向きおよび道路の
幅と、進行方向を矢印で表現した表示情報画像を含むこ
とを特徴とする請求項７に記載の経路案内情報生成装
置。
【請求項１４】前記経路案内情報は、少なくとも道路
の交差点における進行方向を矢印で表現した表示情報画
像と次の案内ポイントまでの道路の距離情報を含み、次
の案内ポイントまでの道路の距離を、前記進行方向を矢
印で表現した表示情報画像の矢印の先端に位置するよう
に表現したことを特徴とする請求項７に記載の経路案内
情報生成装置。
【請求項１５】前記経路案内情報は、少なくとも、前
記案内ポイント間に区切り線を表現した表示情報画像を
含めたことを特徴とする請求項７に記載の経路案内情報
生成装置。
【請求項１６】前記経路案内情報は、少なくとも文
字、画像、音声情報のいずれかあるいは、これらの情報
の組み合わせにより構成されることを特徴とする請求項
７に記載の経路案内情報生成装置。
【請求項１７】複数地点間の経路上を通過する複数の
交差点名称で構成された経路案内情報において、前記案
内ポイントにおける交差点名称の表示位置と、数字キー
とを昇順でかつ１対１にハイパーリンクで対応づけるこ
とを特徴とする請求項７から請求項16記載の経路案内情
報生成装置。
【請求項１８】経路案内情報を構成する１つのファイ
ル内の、数字キーと１対１で対応づいた複数の案内ポイ
ントにおける交差点での進行方向を、概略合成化した画
像で表現した経路案内略地図を生成し、前記案内ポイン
トに対応する、前記経路案内略地図上の位置に、対応す
る数字を表現し、かつ表示位置と、数字キーとを昇順で
かつ１対１に対応づけ、かつハイパーリンクで対応づけ
たことを特徴とする請求項１７に記載の経路案内情報生
成装置。
【請求項１９】前記案内ポイントに対応する、前記経
路案内略地図上の対応する数字を表現する位置は、進行
方向の右側または左側のどちらか一方に統一して配置す
ることを特徴とする請求項７から請求項１８に記載の経
路案内情報生成装置。
【請求項２０】前記経路案内情報を複数の階層で表現
し、案内ポイント毎にハイパーリンクで関連付けた情報
を生成することを特徴とする経路案内情報生成装置。
【請求項２１】前記複数の階層で表現される経路案内
情報は、１つ上の階層の分割に従属してファイルを分割
することを特徴とする請求項２０記載の経路案内情報生
成装置。
【請求項２２】前記地図記憶手段、前記探索手段、経
路案内要素生成手段、経路案内情報生成手段と外部から
の入力を受信する受信手段と外部への送出手段とを備
え、前記外部からの入力を受信し、生成した経路案内情
報を外部に送出することを特徴とする経路案内情報提供
センタ装置。
【請求項２３】前記地図記憶手段から地図情報を呼び
出し、前記経路案内情報と共に、前記経路案内情報に対
応する地図情報を送出することを特徴とする請求項２２
記載の経路案内情報提供センタ装置。
【請求項２４】少なくとも、前記入力手段と、経路情
報装置の現在位置を算出する現在位置算出手段を備え、
前記入力手段の複数の地点情報を送出すると共に、前記
経路案内情報提供センタ装置から送出された前記経路案
内情報と、前記地図情報を受信する通信手段を備え、現
在位置情報に合わせてハイパーリンクにより表示画面を
表示し、あるいは音声案内をすることを特徴とするナビ
ゲーション装置。
【請求項２５】少なくとも、前記入力手段と、経路情
報生成装置の現在位置を算出する現在位置算出手段と、
前記経路案内情報生成手段を備え、前記入力手段の複数
の地点情報を送出すると共に、前記センタ装置から送出
された前記経路案内要素と、前記地図情報を受信する通
信手段を備え、現在位置情報に合わせてハイパーリンク
により表示画面を表示し、あるいは音声案内をすること
を特徴とするナビゲーション装置。
【請求項２６】少なくとも、前記地図記憶手段、前記
入力手段、探索手段、経路案内要素生成手段、経路案内
情報生成手段、自装置の現在位置を算出する前記現在位
置算出手段を備え、生成した経路案内情報に基づき、現
在位置情報に合わせてハイパーリンクにより表示画面を
表示し、あるいは音声案内をすることを特徴とするナビ
ゲーション装置。
【請求項２７】出発地と目的地を設定し、地図記憶手
段から取得した情報を入力手段により入力して複数地点
間の経路を算出する経路探索のステップと、経路探索に
より算出された経路結果に基づいて、経路案内するため
の経路案内要素を生成するステップと、生成された前記
経路案内要素に基づいて複数地点間の経路上の複数の案
内ポイントにおける経路案内情報を生成するステップ
と、生成された経路案内情報を表示手段により表示する
ステップとからなり、かつ同一ファイル内にある複数の
経路案内情報の表示位置と前記複数の経路案内情報を逐
次表示させるための数字キーとを１対１に対応づけ、か
つ他のファイルの呼び出しを伴わないハイパーリンクで
対応づけたことを特徴とする情報生成方法。
【請求項２８】請求項１から請求項２６のいずれかに
記載の装置が生成した経路案内情報を記憶したものであ
ることを特徴とする記憶媒体。