JP2003343164A - 浴室引戸の防水構造 - Google Patents

浴室引戸の防水構造

Info

Publication number
JP2003343164A
JP2003343164A JP2002154266A JP2002154266A JP2003343164A JP 2003343164 A JP2003343164 A JP 2003343164A JP 2002154266 A JP2002154266 A JP 2002154266A JP 2002154266 A JP2002154266 A JP 2002154266A JP 2003343164 A JP2003343164 A JP 2003343164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
link
rail
bathroom
packing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002154266A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Matsushita
芳朗 松下
Masashi Yamada
昌司 山田
Tetsuji Niiyama
哲二 新山
Katsuyuki Okumura
勝之 奥村
Kosaku Inoue
高策 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2002154266A priority Critical patent/JP2003343164A/ja
Publication of JP2003343164A publication Critical patent/JP2003343164A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings
    • E05D15/56Suspension arrangements for wings with successive different movements
    • E05D15/565Suspension arrangements for wings with successive different movements for raising wings before sliding
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings
    • E05D15/06Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
    • E05D15/0621Details, e.g. suspension or supporting guides
    • E05D15/0626Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top
    • E05D15/063Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top on wheels with fixed axis
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2800/00Details, accessories and auxiliary operations not otherwise provided for
    • E05Y2800/10Additional functions
    • E05Y2800/12Sealing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/13Type of wing
    • E05Y2900/132Doors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッキン材が潰れた状態で引きずられる距離
を短くすることにより、操作力を小さくし、パッキン材
のシール性を長期に亘って持続すること。 【解決手段】 浴室出入口を開閉する引戸4の上ローラ
ー5を浴室出入口の上部に設置した上レール10に走行
自在に吊り下げると共に、引戸4の下ガイド6を浴室出
入口の下部に設置した下ガイドレール9に摺動自在にガ
イドしてなる浴室引戸において、引戸4の下端部の全長
に亘ってパッキン材11を取り付け、引戸4の閉位置に
おける上レール10の端部に、上ローラー5を引戸4と
共に下方に所定量だけ段落ちさせて引戸4の重みでパッ
キン材11を潰れた状態にするためのレール段部12を
設けると共に、引戸4が段落ちした際に引戸4を上レー
ル10側の一点を中心に回転下降させてパッキン材11
の押さえ代を規制するためのリンク機構15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上吊り方式の浴室
引戸の防水構造に関し、詳しくは引戸の下端部と引戸下
枠との隙間をパッキン材にてシールする構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室出入口を開閉する引戸の上ロ
ーラーを引戸上枠に設置した上レールに走行自在に吊り
下げると共に、引戸の下ガイドを引戸下枠に設置した下
ガイドレールにてガイドするようにした上吊り方式の浴
室引戸において、引戸を閉じたときに浴室内の湯水が引
戸の下端部と引戸下枠との隙間から脱衣室に漏出するの
を防止する必要がある。従来では、引戸下枠の上面から
上方に向けて横長のパッキンを立設し、引戸の閉状態で
引戸の下端部にパッキンが密着することで、隙間をシー
ルすることが一般的である。
【0003】ところが、パッキンを引戸下枠の上面から
立設した場合は、引戸下枠の上面にパッキン材による段
差が生じ、近年のバリアフリー化に対応できなくなる等
といった問題が生じる。
【0004】そこで本出願人は、既に出願済みの特願2
002−86294において、図13に示すように、引
戸4の下端部にその全長に亘ってパッキン材11を取り
付けると共に、引戸4の閉位置における上レール10の
端部に、引戸4全体を下方に所定量だけ段落ちさせて引
戸4の重みでパッキン材11が潰れた状態にするための
レール段部12を設けた構造を開示している。本方式に
より、図15(a)に示すように、引戸4の閉状態では
上ローラー5が一段低いレール段部12に落ち込むこと
で引戸4全体が一段下がり、引戸4の重みでパッキン材
11が押し潰された状態となり、これにより引戸4と引
戸下枠8との隙間が確実にシールされることとなる。な
お、図13及び図15(a)は上ローラー5がレール底
面10dに押し付けられて走行する場合の一例を示して
おり、図中の13は上ローラー5の高さを調整するため
の上調整機構である。一方、図14及び図15(b)は
上ローラー5を押上げバネブロック13aにより図14
の矢印M方向に押し上げてレール天面10eに押し付け
る場合の一例を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特願2
002−86294のように、引戸4を上レール10に
設けたレール段部12を利用して下降させてパッキン材
11を潰れた状態にする方式においては、設計上の制約
から、引戸4が完全に閉まりきる前に、引戸4が下降し
て、パッキン材11が潰れた状態で引きずられる形とな
り、引戸4を完全に閉じた状態にするまでに非常に大き
な操作力が必要となってくる。ここで、図15(a)、
(b)のDは、引戸4が開状態にあるときの引戸4の下
端部の隙間の相当分を示し、dは引戸4が段落ちしたと
きのパッキン材11の押さえ代の相当分を示している。
設計的にはパッキン材11は約2mm程度潰されるもの
である。また、パッキン材11を潰して確実にシールで
きるようにするためには、引戸枠3の寸法のばらつき等
を考慮して、引戸4が完全に閉じた状態で上ローラー5
がレール段部12の勾配部12aより一段落ちた水平部
12bに位置するように設計する必要がある。そのため
に、図15(a)又は(b)において、引戸4が下降を
開始してパッキン材11が潰れだしてから、上ローラー
5がレール段部12の水平部12bに到達するまでの引
戸4の水平移動距離D,D’は20mm程度必要とな
る。このため現状では引戸4が20mm程度の水平移動
をする間、パッキン材11は潰れた状態で引きずられる
ために、非常に大きな操作力が必要となってしまうとい
う課題が残っている。同様に、引戸4を開ける際も非常
に大きな操作力が必要となる。また、パッキン材11が
潰れた状態で引きずられるため、パッキン材11の負担
が大きくなり、シール性を長期に亘って持続できなくな
るという課題も残っている。
【0006】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、パッ
キン材が潰れた状態で引きずられる距離を従来よりも短
くでき、これにより、引戸を開閉するときの操作力を小
さくできると共にパッキン材のシール性を長期に亘って
持続できるようにした浴室引戸の防水構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、浴室出入口1を開閉する引戸4の
上ローラー5を浴室出入口1の上部に設置した上レール
10に走行自在に吊り下げると共に、引戸4の下ガイド
6を浴室出入口1の下部に設置した下ガイドレール9に
摺動自在にガイドしてなる浴室引戸において、引戸4の
下端部の全長に亘ってパッキン材11を取り付け、引戸
4の閉位置における上レール10の端部に、上ローラー
5を引戸4と共に下方に所定量だけ段落ちさせて引戸4
の重みでパッキン材11を潰れた状態にするためのレー
ル段部12を設けると共に、引戸4が段落ちした際に引
戸4を上レール10側の一点を中心に回転下降させてパ
ッキン材11の押さえ代dを規制するためのリンク機構
15を設けたことを特徴としており、このように構成す
ることで、引戸4がレール段部12によって段落ちした
ときに、リンク機構15の働きによってパッキン材11
の押さえ代dが規制されるので、パッキン材11が潰れ
た状態で引きずられる距離を従来よりも短くでき、従っ
て、引戸4を閉じるときの操作力(開けるときも同じ)
が小さくなり、操作性が向上すると共に、パッキン材1
1の負担が軽減され、シール性を長期に亘って持続でき
るようになる。
【0008】また上記リンク機構15は、自由端となっ
ている上端部にリンクピン16が設けられ、下端部に上
ローラー5の支持具14に回動自在に連結されるローラ
ー連結部17が設けられた回動リンク18と、リンクピ
ン16がローラー連結部17よりも引戸4の閉方向A寄
りに位置するように回動リンク18を一方向に傾斜させ
るバネ手段19と、上レール10側に設けられたピン当
て部20とを備え、上ローラー10がレール段部12に
落ち込む際にリンクピン16がピン当て部20に当たっ
てかみ合うことにより、回動リンク18が上記一方向に
傾斜した状態から垂直状態を越えて逆方向へ傾斜した状
態となるまで回動するように構成されているので、回動
リンク18の垂直状態で最もパッキン材11の押さえ代
dが大きくなり、その前後では回動リンク18が傾斜し
た状態となるためにパッキン材11の押さえ代dがそれ
よりも小さくなる。従って、上ローラー5側に回動リン
ク18、上レール10側にピン当て部20を設けた簡単
な構造でありながら、パッキン材11が潰れた状態で引
きずられる距離を従来よりも短くできるようになる。
【0009】また上記回動リンク18が逆方向へ傾斜し
た状態では、上ローラー5のローラー軸5aが回動リン
ク18のリンクピン16とローラー連結部17とを結ぶ
線を越えて引戸4の閉方向A寄りに移動することで引戸
4に対して閉じる力が付勢されるようになっているのが
好ましく、この場合、引戸4の全閉状態で引戸4はロッ
ク状態となり、パッキン材11やバネ手段19等の反発
力に抗して引戸4が勝手に開くようなことがなくなる。
【0010】また上記ピン当て部20は、引戸4の開方
向Bに向かって開口した略C字状に形成され、ピン当て
部20の上面にはレール段部12の勾配部12aに沿っ
て上り傾斜した勾配20aが設けられているのが好まし
く、この場合、引戸4を閉じる際にはリンクピン16が
ピン当て部20の勾配20aに沿ってスムーズに当たっ
てかみ合うようになり、開く際にはリンクピン16がピ
ン当て部20の勾配20aを利用して上がるため、回動
リンク18が速やかに上昇してパッキン材11の押さえ
代dが軽減されることにより、回動リンク18は回転し
やすくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0012】本例では、図1、図2に示すように、浴室
出入口1を開閉する引戸4の上ローラー5を引戸枠3の
上枠(図示せず)側に設置した上レール10に走行自在
に吊り下げ、引戸4の下ガイド6を引戸下枠8に設置し
た下ガイドレール9に摺動自在にガイドしてなる上吊り
方式の浴室引戸であり、上ローラー5の支持具14に上
ローラー5の高さを調整するための上調整機構13を設
けている。この上調整機構13は、図11に示すよう
に、上ローラー5を回転自在に支持するローラー支持片
5aが引戸4の上端部に埋設されるボックス25内に上
下移動可能に挿入されていると共に、ボックス25の外
部から調整ネジ14を調整することによって上ローラー
5の上下位置が調整自在となっている。一方、引戸4の
下ガイド6は、図12に示すように、下面に凸状の下ガ
イドレール9に走行自在に嵌め込まれる凹状の摺動部1
9が形成されている下ケース21と、下ケース21の上
から上下移動自在に装着されると共に引戸4の下端面に
固定される上ケース20と、上ケース20と下ケース2
1との間に収納される押上げバネ15とで構成されてい
る。本例では押上げバネ15のバネ力を強力にすること
で、サスペンションとしての役目に加えて、上ローラー
5を上レール10のレール底面10dから浮かせてレー
ル天面10eに押し付けた状態で保持できるようにして
おり、これにより、走行性の向上と引戸4のがたつき防
止とが図られている。
【0013】ここで、上記引戸4の下端部の全長に亘っ
てパッキン材11が取り付けられると共に、引戸4の閉
位置における上レール10の端部に、引戸4を下方に所
定量だけ段落ちさせるためのレール段部12と、引戸4
を上レール10の一点を中心に回転下降させるためのリ
ンク機構15とが設けられている。
【0014】上記レール段部12は、引戸4を閉じる際
に上ローラー5を一段落とすためのものであり、図10
に示すように、引戸4の閉位置における吊り用上レール
10の端部にそれぞれ設けられている。このレール段部
12は勾配部12aとそれより一段落ちた水平部12b
とが連続形成されている。そして引戸4の閉時に前後2
つの上ローラー5がそれぞれレール段部12に落ち込む
ことで、引戸4の重みで引戸4全体が図1の矢印Wで示
すように所定量だけ下降し、このときの引戸4の重みで
パッキン材11を潰して引戸4と引戸下枠8との隙間が
シールされるようになっている。
【0015】上記パッキン材11は、例えばゴム等のよ
うな弾性及び防水性のある材料が挙げられる。本例で
は、図1に示すように、引戸4の下框4dの下端面から
両側の縦框4eの下端面、さらに前側の縦框4eの戸当
たり面4fに亘って取着されている。このパッキン材1
1は引戸4を開いた状態(図2の状態)では伸びた状態
で引戸下枠8の上面に摺接し、引戸4を閉じた状態(図
1の状態)では引戸4の重みで押し潰れされた状態とな
り、その後引戸4を開いて引戸4の重みが開放されたと
きは元の伸びた状態に復元できるものが使用される。こ
こで、図5中のDは、引戸4が開状態にあるときの引戸
4の下端部の隙間に相当する寸法を示し、dは引戸4が
段落ちしたときのパッキン材11の最大の押さえ代に相
当する寸法を示し、Δdは最大の押さえ代dから引戸4
の全閉状態での押さえ代分を差し引いた寸法を示してい
る。設計的にはパッキン材11は最大で約2mm程度潰
されるようにしてあるが、この数値は適宜設計変更自在
である。
【0016】上記リンク機構15は、1枚の引戸4の前
後2箇所に設けた上ローラー5毎にそれぞれ設けられて
いる。ここでは上レール10は、図3に示すように、左
右2列のレール部10a,10bで構成されている。一
方のレール部10aには前側の上ローラー5が吊り下げ
走行され、他方のレール部10bには後側の上ローラー
5が吊り下げ走行される。両レール部10a,10bは
所定間隔をあけて対向配置されており、その間に前側の
上ローラー5用のリンク機構15と後側の上ローラー5
用のリンク機構(図示せず)とが左右対称的に配置され
ている。両方のリンク機構15は同じ構造を有してお
り、一方のリンク機構15について説明する。なお上レ
ール10は、図3に示す構造に限らず、例えば図4に示
すように、前後の上ローラー5,5を別の上レール10
A,10Bで吊り下げ支持するものであってもよいもの
であり、この上レール10の構造については特に限定さ
れず、要はレール段部12を備えているものであればよ
い。
【0017】上記リンク機構15は、図3、図5(a)
に示すように、先端部にリンクピン16を備えた回動リ
ンク18と、リンクピン16がローラー連結部17より
も引戸4の閉方向A寄りに位置するように回動リンク1
8を一方向に傾斜させるバネ手段19と、リンクピン1
6が当たるピン当て部20とで主体が構成されている。
回動リンク18の上端部は自由端となっており、この上
端部にリンクピン16が設けられている。回動リンク1
8の下端部には、上ローラー5の支持具14に回動自在
に連結されるローラー連結部17が設けられている。こ
こでは、回動リンク18のローラー連結部17は上ロー
ラー5の支持具14に対してピン結合されている。ロー
ラー連結部17の外周にはバネ手段19を構成するねじ
りバネ19aが巻き付けてあり、図5(a)に示すよう
に、ねじりバネ19aの一端は回動リンク18の一側面
18aの受け部18bにて支持され、ねじりバネ19a
の他端は回動リンク18の他側面18b側において支持
具14に設けたバネ受け14aにて支持されている。こ
のねじりバネ19aのバネ力により、本例では回動リン
ク18は反時計回り方向にバネ付勢されている。なお、
回動リンク18の傾く角度は支持具14側に設けた突起
30によって規制されている。
【0018】一方、上記ピン当て部20は、上レール1
0側に設けられている。このピン当て部20は引戸4の
回転下降の中心となる。つまり、上ローラー10がレー
ル段部12に落ち込む際にリンクピン16がピン当て部
20に当たってかみ合うことにより、回動リンク18が
一方向に傾斜した状態(図5(a)の右側)から垂直状
態を越えて逆方向へ傾斜した状態(図9(a)の左側)
となるまで回転下降するように構成されている。ここで
回動リンク18の垂直状態では最もパッキン材11の押
さえ代dが大きくなり、その前後では回動リンク18が
それぞれ傾斜した状態となってパッキン材11の押さえ
代dがそれよりも小さくなるように構成されている。ま
た回動リンク18が逆方向へ傾斜した状態(図9の左側
の状態)では、上ローラー5のローラー軸5aが回動リ
ンク18のリンクピン16とローラー連結部17とを結
ぶ線を越えて引戸4の閉方向A寄りに移動することで、
引戸4に対して閉じる力が付勢されるようになってい
る。
【0019】また本例ではピン当て部20は、引戸4の
開方向Bに向かって開口した略C字状の金具(或いは硬
質樹脂等でもよい)で構成されており、ピン当て部20
の上面にはレール段部12の勾配部12a(図9(a)
に示す矢印方向イ)に沿って上り傾斜した勾配20aが
設けられている。
【0020】次に動作を説明する。引戸4を閉じる際
に、上ローラー5が図5(a)の実線イで示す位置から
左側に移動してレール段部12の勾配部12aを落ち始
めると、図5(a)の実線ロで示す位置で回動リンク1
8から突出しているリンクピン16が上レール10に固
定されているピン当て部20に当たって噛み合う。引戸
4がさらに閉まろうとすると当たった部分を中心に回動
リンク18を介して引戸4全体が回転下降する。これに
よりパッキン材11が潰れ、上ローラー5が図5(a)
の破線ハで示す位置に移動して図6、図7に示すよう
に、回動リンク18が上レール10に対して垂直状態に
なり、上ローラー5がレール底面10dに押し付けられ
て、パッキン材11の押さえ代dが一番大きくなる。さ
らに、引戸4を完全に閉めると上ローラー5は図5
(a)の破線ニで示す位置に移動して図8、図9に示す
ように、回動リンク18が垂直状態からさらに逆方向に
回動することで、引戸4全体が若干浮き上がり、このと
き図5(a)に示すΔdだけ上ローラー5もレール底面
10から浮き上がり、パッキン材11の押さえ代dがそ
の分だけ小さくなる。この状態では引戸4の重みでパッ
キン材11は潰れた状態が維持されているため、シール
性を十分に確保でき、高い水密性、遮断性を容易に確保
できるものである。またこのとき回動リンク18が逆方
向へ傾斜した状態となるため引戸4はロック状態とな
る。つまり、図5(a)と図9(a)とに示すように、
引戸4が開状態にあるときの回動リンク18の傾斜方向
と全閉状態にあるときの回動リンク18の傾斜方向とは
互いに逆向きとなり、しかもこのとき上ローラー5のロ
ーラー軸5aがリンクピン16とローラー連結部17と
を結ぶ線を越えて反対側に移動することで、引戸4に対
して閉方向Aに向かって力が加わるようになり、パッキ
ン材11やねじりバネ19aの反発力に抗して、引戸4
が勝手に開くようなことがなくなり、確実に開状態を維
持できるようになる。一方、引戸4を開く際には、上ロ
ーラー5が図7(a)の実線ホで示す位置から破線ヘで
示す位置に移動することでリンクピン16がピン当て部
20から外れ、レール段部12の勾配部12aを速やか
に上昇して実線トで示す位置に移動し、このとき回動リ
ンク18は再びねじりバネ19aのバネ力によって元の
傾斜した状態に戻される。
【0021】しかして、上記パッキン材11を潰して確
実にシールできるようにするためには、引戸枠3の寸法
のばらつき等を考慮して、引戸4が完全に閉じた状態
(全閉状態)では上ローラー5がレール段部12の勾配
部12aより一段落ちた水平部12bに位置するように
設計する必要があるが、従来では、引戸4が下降を開始
してパッキン材11が潰れだしてから、上ローラー5が
レール段部12の水平部12bに到達するまでの引戸4
の水平移動距離L,L’(図15)は20mm程度必要
であった。これに対し、本発明では、上レール10の一
部に回動リンク18にかみ合うピン当て部20を設け、
引戸4が下降を開始してからパッキン材11が潰れ出す
際には引戸4が回動リンク18を介してピン当て部20
を中心に回転下降することにより、図6、図7に示す回
動リンク18が垂直姿勢となったときだけパッキン材1
1の押さえ代dが最大となり、それより前後では回動リ
ンク18は傾斜状態となるため、パッキン材11の押さ
え代dが小さくなる。従って、本発明においては、パッ
キン材11が潰れた状態で引きずられる距離は例えば1
1mm程度となり、従来の20mmに比べ半減すること
となる。このようにパッキン材11が潰れた状態で引き
ずられる距離をできる限り短くすることで、引戸4を閉
じるときの操作力(開けるときも同じ)が小さくなり、
操作力に関して非常に有効となる。そのうえ、パッキン
材11が潰れた状態で引きずられる距離が短くなるため
パッキン材11の負担が軽減され、シール性を長期に亘
って持続できるという利点もある。
【0022】また本例では、上ローラー5の高さは上調
整機構13によって位置調整できるので、回動リンク1
8の高さも上ローラー5と一緒に位置調整できるように
なる。従って、引戸枠3等の寸法のばらつきがあって
も、リンクピン16を上ローラー5側のピン当て部20
に確実に当たるように正規の位置に調整できるようにな
る。しかも上ローラー5側に回動リンク18を取り付
け、上レール10の一箇所にピン当て部20を設けただ
けの簡単な構造ですむため、低コストでありながら、パ
ッキン材11のシール性の向上と引戸4の操作力の低減
とを図ることができる。
【0023】さらに上レール10に設けられたピン当て
部20は略C字状に形成され、その上面にはレール段部
12の勾配部12aに沿って上り傾斜した勾配20aを
設けてあるので、引戸4を閉じる際にはリンクピン16
がピン当て部20の勾配20aを利用してスムーズに当
たってかみ合うようになる。一方、開く際にはリンクピ
ン16がピン当て部20の勾配20aを利用して図9
(a)に示す矢印方向イに向かって回動リンク18が上
がることで、パッキン材11の押さえ代dが軽減され、
回動リンク18は回転しやすくなり、操作力を一層小さ
くできるものである。
【0024】なお前記実施形態では、上ローラー5の高
さを調整するための上調整機構13を支持具14に設け
ると共に、引戸4の下ガイド6に引戸4を押し上げるた
めの押上げバネを設けた場合を例示したが、これに限ら
ず、例えば上ローラー5の支持具14に上ローラー5を
上レール10のレール天面10eに押し付けるための上
押上げバネを設けると共に、引戸4の下端部にパッキン
材11の押さえ代dを規制するためのスライドシュー等
の規制部を設けたものであってもよいものであり、この
結果、パッキン材11のシールに際し、引戸4を下降さ
せて潰れた状態にする防水構造全般にわたって広く適用
されるものである。
【0025】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、浴室出入口を開閉する引戸の上ローラーを浴室出
入口の上部に設置した上レールに走行自在に吊り下げる
と共に、引戸の下ガイドを浴室出入口の下部に設置した
下ガイドレールに摺動自在にガイドしてなる浴室引戸に
おいて、引戸の下端部の全長に亘ってパッキン材を取り
付け、引戸の閉位置における上レールの端部に、上ロー
ラーを引戸と共に下方に所定量だけ段落ちさせて引戸の
重みでパッキン材を潰れた状態にするためのレール段部
を設けると共に、引戸が段落ちした際に引戸を上レール
側の一点を中心に回転下降させてパッキン材の押さえ代
を規制するためのリンク機構を設けたので、パッキン材
が潰れた状態で引きずられる距離を従来よりも短くで
き、従って、引戸を閉じるときの操作力(開けるときも
同じ)が小さくなり、操作性が向上すると共に、パッキ
ン材の負担が軽減され、シール性を長期に亘って持続で
きるものである。
【0026】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、上記リンク機構は、自由端となってい
る上端部にリンクピンが設けられ、下端部に上ローラー
の支持具に回動自在に連結されるローラー連結部が設け
られた回動リンクと、リンクピンがローラー連結部より
も引戸の閉方向寄りに位置するように回動リンクを一方
向に傾斜させるバネ手段と、上レール側に設けられたピ
ン当て部とを備え、上ローラーがレール段部に落ち込む
際にリンクピンがピン当て部に当たってかみ合うことに
より、回動リンクが上記一方向に傾斜した状態から垂直
状態を越えて逆方向へ傾斜した状態となるまで回動する
ように構成されているので、回動リンクが垂直状態で最
もパッキン材の押さえ代が大きくなり、その前後では回
動リンクが傾斜した状態となるためにパッキン材の押さ
え代がそれよりも小さくなる。従って、上ローラー側に
回動リンク、上レール側にピン当て部を設けた簡単な構
造でありながら、パッキン材が潰れた状態で引きずられ
る距離を従来よりも短くできるものである。
【0027】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、上記回動リンクが逆方向へ傾斜した状
態では、上ローラーのローラー軸が回動リンクのリンク
ピンとローラー連結部とを結ぶ線を越えて引戸の閉方向
寄りに移動することで引戸に対して閉じる力が付勢され
るようになっているので、引戸の全閉状態で引戸はロッ
ク状態となり、パッキン材やバネ手段等の反発力に抗し
て引戸が勝手に開くようなことがなくなり、確実に開状
態を維持することができる。
【0028】また請求項4記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、上記ピン当て部は、引戸の開方向に向
かって開口した略C字状に形成され、ピン当て部の上面
にはレール段部の勾配部に沿って上り傾斜した勾配が設
けられているので、引戸を閉じる際にはリンクピンがピ
ン当て部の勾配に沿ってスムーズに当たってかみ合うよ
うになり、開く際にはリンクピンがピン当て部の勾配を
利用して上がるため、回動リンクが速やかに上昇してパ
ッキン材の押さえ代が軽減されることにより、回動リン
クは回転しやすくなり、操作力を一層小さくできるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の引戸が段落ちした全閉状
態を示す正面図である。
【図2】同上の引戸の開状態の正面図である。
【図3】同上の引戸の段落ちする前の状態の上レールの
側面図である。
【図4】同上の上レールの他例の説明図である。
【図5】(a)は図3の正面図、(b)は上ローラーが
レール天面に当たっている状態の側面図である。
【図6】同上の引戸の段落ち途中における上レールの側
面図である。
【図7】(a)は図6の正面図、(b)は上ローラーが
最も下降した状態の側面図である。
【図8】同上の引戸の全閉状態における上レールの側面
図である。
【図9】(a)は図8の正面図、(b)は上ローラーが
最も下降した状態よりも若干浮き上がった状態の側面図
である。
【図10】同上の吊り用上レールのレール段部を説明す
る斜視図である。
【図11】(a)(b)は同上の上下調整機構を説明す
る正面図である。
【図12】(a)(b)は同上の下ガイドを示す断面
図、及び側面図である。
【図13】従来の引戸が段落ちした全閉状態を示す正面
図である。
【図14】従来の引戸の開状態の正面図である。
【図15】(a)は従来の上ローラーが上レールのレー
ル底面に当接して水平移動する場合の説明図、(b)は
従来の上ローラーが上レールのレール天面に当接して水
平移動する場合の説明図である。
【符号の説明】
1 浴室出入口 4 引戸 5 上ローラー 6 下ガイド 9 下ガイドレール 10 上レール 11 パッキン材 12 レール段部 15 リンク機構 16 リンクピン 17 ローラー連結部 18 回動リンク 19 バネ手段 20 ピン当て部 20a 勾配 A 閉方向 B 閉方向 d 押さえ代
フロントページの続き (72)発明者 新山 哲二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 奥村 勝之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 井上 高策 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2E034 AA00 BA03 BD02 CA04 CB03 DA01 EA02 2E036 AA01 BA01 CA01 DA02 EB02 FA01 FB01 GA02 HA01 HB01 HC07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室出入口を開閉する引戸の上ローラー
    を浴室出入口の上部に設置した上レールに走行自在に吊
    り下げると共に、引戸の下ガイドを浴室出入口の下部に
    設置した下ガイドレールに摺動自在にガイドしてなる浴
    室引戸において、引戸の下端部の全長に亘ってパッキン
    材を取り付け、引戸の閉位置における上レールの端部
    に、上ローラーを引戸と共に下方に所定量だけ段落ちさ
    せて引戸の重みでパッキン材を潰れた状態にするための
    レール段部を設けると共に、引戸が段落ちした際に引戸
    を上レール側の一点を中心に回転下降させてパッキン材
    の押さえ代を規制するためのリンク機構を設けたことを
    特徴とする浴室引戸の防水構造。
  2. 【請求項2】 上記リンク機構は、自由端となっている
    上端部にリンクピンが設けられ、下端部に上ローラーの
    支持具に回動自在に連結されるローラー連結部が設けら
    れた回動リンクと、リンクピンがローラー連結部よりも
    引戸の閉方向寄りに位置するように回動リンクを一方向
    に傾斜させるバネ手段と、上レール側に設けられたピン
    当て部とを備え、上ローラーがレール段部に落ち込む際
    にリンクピンがピン当て部に当たってかみ合うことによ
    り、回動リンクが上記一方向に傾斜した状態から垂直状
    態を越えて逆方向へ傾斜した状態となるまで回動するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の浴
    室引戸の防水構造。
  3. 【請求項3】 上記回動リンクが逆方向へ傾斜した状態
    では、上ローラーのローラー軸が回動リンクのリンクピ
    ンとローラー連結部とを結ぶ線を越えて引戸の閉方向寄
    りに移動することで引戸に対して閉じる力が付勢される
    ようになっていることを特徴とする請求項2記載の浴室
    引戸の防水構造。
  4. 【請求項4】 上記ピン当て部は、引戸の開方向に向か
    って開口した略C字状に形成され、ピン当て部の上面に
    はレール段部の勾配部に沿って上り傾斜した勾配が設け
    られていることを特徴とする請求項2記載の浴室引戸の
    防水構造。
JP2002154266A 2002-05-28 2002-05-28 浴室引戸の防水構造 Withdrawn JP2003343164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002154266A JP2003343164A (ja) 2002-05-28 2002-05-28 浴室引戸の防水構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002154266A JP2003343164A (ja) 2002-05-28 2002-05-28 浴室引戸の防水構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003343164A true JP2003343164A (ja) 2003-12-03

Family

ID=29771107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002154266A Withdrawn JP2003343164A (ja) 2002-05-28 2002-05-28 浴室引戸の防水構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003343164A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883579B1 (ko) 2008-07-30 2009-02-12 정백성 냉동창고용 슬라이딩 도어
KR200464331Y1 (ko) 2011-04-26 2012-12-26 박용원 상부레일식 슬라이드 도어
JP2014077300A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Ykk Ap株式会社 建具
EP2777461A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-17 Kohler Co. Shower door cam system
JP2019143322A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 サンレイズ工業株式会社 引戸装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883579B1 (ko) 2008-07-30 2009-02-12 정백성 냉동창고용 슬라이딩 도어
KR200464331Y1 (ko) 2011-04-26 2012-12-26 박용원 상부레일식 슬라이드 도어
JP2014077300A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Ykk Ap株式会社 建具
EP2777461A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-17 Kohler Co. Shower door cam system
CN104047527A (zh) * 2013-03-15 2014-09-17 科勒公司 浴室门凸轮系统
US9462915B2 (en) 2013-03-15 2016-10-11 Kohler Co. Shower door cam system
JP2019143322A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 サンレイズ工業株式会社 引戸装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2321693C (en) Improvements in or relating to hinges
KR101958219B1 (ko) 도어 힌지
US8484898B2 (en) Natural ventilator apparatus
KR20110137449A (ko) 회동식 창호용 스테이바
JP2003343164A (ja) 浴室引戸の防水構造
KR101145970B1 (ko) 여닫이문 닫힘 지지장치
EP1656489B1 (en) An improved pivot window with check means
JP2007107262A (ja) 親子ゲート
JP2003129767A (ja) ドア用止水装置
JP2006233711A (ja) 建具
JP2006037685A (ja) 自然換気窓
JPH08270310A (ja) 外倒し窓
JP2004218202A (ja) アルミサッシ式開き戸のたれ下がり防止構造
JP2003278433A (ja) 浴室引戸の防水構造
CN220828189U (zh) 一种开关灵活的厂房大门
JP2004324123A (ja) スライド開きドア
CN103089093A (zh) 一种限位保持装置
CN209637484U (zh) 一种新型加重平开窗铰链结构
KR200453615Y1 (ko) 여닫이 창문용 처짐방지장치
KR20230139000A (ko) 문짝 처짐 방지 구조
JP3926671B2 (ja) 弧状扉の開閉装置
KR20230148604A (ko) 경사를 이용한 문의 자동 닫힘구조
KR101865961B1 (ko) 버스 도어용 브러시
JP4083149B2 (ja) スライド式門扉装置
KR200483362Y1 (ko) 가구용 미닫이 도어의 댐핑장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802