JP2003342610A - 金属焼結体及びその製造方法 - Google Patents
金属焼結体及びその製造方法Info
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Abstract
比の大きい場合であっても密度及び/又は組織が均一で
あり、しかも焼結不良のない金属焼結体及びその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る金属焼結体は、第1金属を
含む第1層12と、第1層12より高い比抵抗を有し、
かつ第1金属と同一又は異なる組成を有する第2金属を
含む第2層14とが隣接するように、第1層12と第2
層14とを積層して積層体10とし、積層体10を積層
方向に加圧しながら、積層体10に電流を通電すること
により得られる。第1層12は、第1金属を含む第1焼
結体又はバルク体が好ましく、第2層14は、第2金属
を含む粉末、第2金属を含む成形体、又は第2金属を含
み、かつ第1層12より比抵抗の高い第2焼結体が好ま
しい。
Description
の製造方法に関し、さらに詳しくは、磁歪合金、磁石合
金などの機能材料、超硬合金、サーメットなどの工具材
料、粒子分散型複合材料、繊維強化型複合材料などの複
合材料等、金属を含む各種の材料からなる金属焼結体、
及びこれらの材料からなる長尺の金属焼結体及びその製
造方法に関する。
加熱して焼き固めることにより焼結体を得る方法であ
る。金属の焼結方法としては、例えば、金属粉末に圧力
を加えて成形体を得て、さらに焼結炉で焼結をする常圧
焼結法、ダイに充填された金属粉末をパンチで加圧しな
がらパンチ間に電流を流し、ジュール熱によって金属粉
末自身を発熱させる通電焼結法などが知られている。
に比して焼結時間を短縮することができ、しかも加圧に
よって緻密化が促進されるという利点がある。そのた
め、通電焼結法は、高度な組織制御が要求される磁歪合
金、磁石合金等の機能材料、従来の方法では焼結が困難
であった粒子分散型複合材料、繊維強化型複合材料等の
複合材料などの焼結方法として注目されている。
困難であった材料の接合方法にも応用されている。例え
ば、特開2002−35955号公報には、接合面の表
面粗さを30μm〜200μmの粗面とし、この接合面
同士を接触させ、接合面と直交方向に通電加圧すること
を特徴とするアルミニウム合金複合部材の製造方法が開
示されている。
に加圧が不要であるので、生産効率が高いという利点が
ある。しかしながら、例えば、金属粉末を用いて柱状の
成形体をプレス成形する場合において、幅方向の寸法に
対する高さの比率(アスペクト比)が大きくなると、成
形体内部の密度勾配が大きくなる。このような成形体を
加熱すると、成形体密度の高い両端部分より成形体密度
の低い中央部分の方が大きく収縮する。そのため、この
方法では、寸法精度の高い焼結体は得られない。
を製造する場合において、出発原料として用いる金属粉
末の表面に酸化被膜が形成されているときには、成形前
に金属粉末の表面から酸化被膜を除去する工程が必要と
なる。さらに、金属粉末の表面に強固な酸化被膜が形成
される合金系や、異種材料を添加した複合材料等につい
ては、常圧焼結法により高密度の焼結体を得るのは困難
である。
金属粉末が加圧されるので、焼結時に金属粉末の表面に
形成された酸化被膜が破れ、清浄な面が露出しやすい。
また、異種材料を含む場合であっても、加圧によって焼
結が促進される。そのため、金属粉末の表面に形成され
た酸化被膜の除去が困難な合金系や複合材料等であって
も、高密度の焼結体を得ることができる。
して金属粉末への通電が行われるので、温度分布が不均
一になりやすい。すなわち、パンチ近傍の部分は、相対
的に高温に加熱されるが、パンチから離れた中央部分
は、電流がダイに分散して流れるために、温度が上がり
にくい。そのため、焼結体のアスペクト比が大きくなる
ほど、各部の加熱履歴が不均一となり、焼結体の密度及
び/又は組織が不均一となる。
対して一軸加圧が行われるので、ダイと金属粉末との間
に摩擦が発生する。この摩擦の大きさは、パンチ近傍で
は大きく、パンチから離れるほど小さくなる傾向があ
る。また、摩擦が大きくなるほど、パンチによる加圧力
が金属粉末に伝達されにくくなる。そのため、成形体の
アスペクト比が大きくなると、中央部に焼結不良が発生
し、健全な焼結体は得られない。
結体密度と高い寸法精度を有する金属焼結体、及び、そ
の材質によらずこのような焼結体を製造可能な金属焼結
体の製造方法を提供することにある。
は、アスペクト比が大きく、かつ密度及び/又は組織が
均一な金属焼結体、及び、その材質によらずこのような
焼結体を製造可能な金属焼結体の製造方法を提供するこ
とにある。
題は、アスペクト比が大きく、かつ焼結不良のない健全
な金属焼結体、及び、その材質によらずこのような焼結
体を製造可能な金属焼結体の製造方法を提供することに
ある。
に本発明に係る金属焼結体は、第1金属を含む第1層
と、該第1層より高い比抵抗を有し、かつ前記第1金属
と同一又は異なる組成を有する第2金属を含む第2層と
が隣接するように、前記第1層と前記第2層とを積層し
て積層体とし、該積層体を積層方向に加圧しながら、前
記積層体に電流を通電することにより得られるものから
なる。
は、第1金属を含む第1層と、該第1層より高い比抵抗
を有し、かつ前記第1金属と同一又は異なる組成を有す
る第2金属を含む第2層とが隣接するように、前記第1
層と前記第2層とを積層する積層工程と、該積層工程で
得られた積層体を積層方向に加圧しながら、前記積層体
に電流を通電する焼結工程とを備えていることを要旨と
する。
含む第1焼結体又は、前記第1金属を含むバルク体が好
ましい。また、前記第2層は、前記第2金属を含む金属
粉末、前記第2金属を含む成形体、又は前記第2金属を
含み、かつ前記第1層より高い比抵抗を有する第2焼結
体が好ましい。
せた積層体に対し、圧力を加えながら電流を通電する
と、比抵抗の高い第2層において相対的に高いジュール
熱が発生する。そのため、積層体のアスペクト比が大き
い場合であっても、加熱履歴を均一化することができ
る。また、比抵抗の低い第1層は、第2層より相対密度
が高いので、第1層とダイとの間に発生する摩擦力は小
さい。そのため、積層体のアスペクト比が大きい場合で
あっても、焼結時に第2層に対して加圧力が確実に伝達
され、焼結不良の発生を抑制することができる。
ついて詳細に説明する。本発明に係る金属焼結体は、後
述する本発明に係る製造方法により得ることができる。
本発明において、金属焼結体の材質は、特に限定される
ものではない。すなわち、本発明に係る製造方法は、焼
結が容易な易焼結性材料に限らず、従来の方法では焼結
が困難な難焼結性材料に対しても適用可能である。ま
た、単一材料に限らず、異種材料を含む複合材料に対し
ても適用可能である。
しては、Ni、Ni−Co合金、Ni−Fe合金、Tb
−Fe合金、Dy−Fe合金、Er−Fe合金、Tm−
Fe合金、Sm−Fe合金、Tb−Dy−Fe合金、T
b−Dy−Fe−Cr合金などの磁歪合金、Sm−Co
合金、Nd−Fe−B合金、Sm−Fe−N合金、Mn
−Al−C合金、Fe−Cr−Co合金などの磁石合
金、超硬合金、サーメットなどの工具材料等を例示する
ことができる。
ては、上述した磁歪合金、磁石合金等に微粒子を分散さ
せた粒子分散型複合材料、磁歪合金、磁石合金等に短繊
維又は長繊維を分散させた繊維強化型複合材料などの複
合材料を例示することができる。
中に分散させる微粒子の材質は、金属焼結体の材質、要
求される特性等に応じて最適なものを選択する。例え
ば、金属焼結体の主相が磁歪合金からなる場合、微粒子
としては、具体的には、セラミックス材料、W、Mo等
を例示することができる。また、セラミックス材料とし
ては、具体的には、アルミナ、ムライト、コーディエラ
イト、炭化珪素、炭化ホウ素、炭化チタン、窒化ケイ
素、窒化アルミニウム、窒化チタン等を例示することが
できる。これらの微粒子は、単独で用いても良く、ある
いは2種以上を組み合わせて用いても良い。
の材質、用途に応じて最適な量を選択する。例えば、金
属焼結体の主相が磁歪合金からなる場合、微粒子の添加
量は、30vol%以下が好ましい。微粒子の添加量が
30vol%を越えると、金属焼結体が本来有する特性
(例えば、磁歪特性、磁気特性等。)が低下するので好
ましくない。また、微粒子の添加によって金属焼結体の
機械的特性を向上させるためには、微粒子の添加量は、
5vol%以上が好ましい。
中に分散させる繊維の材質は、金属焼結体の材質、要求
される特性等に応じて最適なものを選択する。例えば、
金属焼結体の主相が磁歪合金からなる場合、繊維として
は、具体的には、ガラス繊維、カーボンフィラー、鉄線
等を例示することができる。これらの繊維は、単独で用
いても良く、あるいは2種以上を組み合わせて用いても
良い。
は、2以上が好ましい。アスペクト比が2未満である
と、大きな補強効果は得られない。繊維のアスペクト比
は、さらに好ましくは、5以上である。
質、用途に応じて最適な量を選択する。例えば、金属焼
結体の主相が磁歪合金からなる場合、繊維の添加量は、
30vol%以下が好ましい。繊維の添加量が30vo
l%を越えると、金属焼結体が本来有する特性(例え
ば、磁歪特性、磁気特性等。)が低下するので好ましく
ない。また、繊維の添加によって金属焼結体の機械的特
性を向上させるためには、繊維の添加量は、5vol%
以上が好ましい。
た短繊維又は長繊維がさらに含まれていても良い。同様
に、繊維強化型複合材料には、上述した微粒子がさらに
含まれていても良い。
1以下の短尺品として使用される場合と、そのアスペク
ト比が1を越える長尺品として使用される場合がある。
例えば、磁歪合金は、一般に棒状に加工されて使用され
るが、用途によっては、アスペクト比が2以上の状態で
使用される場合がある。本発明に係る製造方法によれ
ば、このような高いアスペクト比を有し、かつ焼結不良
のない健全な金属焼結体であっても製造することができ
る。
び/又は材質が均一である方が望ましい。例えば、棒状
に加工された磁歪合金の場合、棒材の上下端の密度と中
央部の密度の差の絶対値を棒材の平均密度で除した値
(以下、これを「密度分布」という。)は、50%以下
が好ましく、さらに好ましくは、30%以下である。本
発明に係る製造方法によれば、同一材質からなり、かつ
このような均一な密度分布を有する金属焼結体であって
も製造することができる。
は、密度及び/又は材質が変化している方が望ましい場
合がある。例えば、金属焼結体を他の部材と物理的又は
化学的に接合して使用するときには、接合部に異種材料
を介在させるか、あるいは接合部近傍の密度及び/又は
材質を段階的又は連続的に変化させた方が好ましい場合
がある。本発明に係る金属焼結体の製造方法によれば、
このような密度及び/又は材質が離散的に変化している
もの、あるいは密度及び/又は材質が一端から他端に向
かって段階的又は連続的に変化しているもの、のいずれ
であっても製造することができる。
ままの状態で使用することもできるが、その表面を被覆
する被覆層をさらに備えていても良い。例えば、磁歪合
金の焼結体は、その組成によっては極めて酸化しやす
く、しかも表面酸化が進行すると特性が劣化する場合が
ある。このような場合には、金属焼結体の表面を被覆層
で被覆することが望ましい。
等に応じて最適なものを選択する。例えば、金属焼結体
の主相が磁歪合金からなる場合、被覆層としては、具体
的には、樹脂層、金属メッキ(Ni、Au、Ag等)、
塗装、ゴム等を例示することができる。また、被覆層
は、金属焼結体の全体を被覆するものであっても良く、
あるいは、一部のみを被覆するものであっても良い。さ
らに、被覆層の厚さは、金属焼結体の用途、要求される
特性等に応じて、最適な厚さを選択すればよい。
について説明する。本発明の第1の実施の形態に係る製
造方法は、積層工程と、焼結工程と、2次工程と、被覆
工程とを備えている。
工程は、第1層と、第1層より高い比抵抗を有する第2
層とが隣接するように、第1層と第2層とを積層する工
程である。
のが用いられる。「第1金属」とは、作製しようとする
金属焼結体の主要部分を構成する金属層と同一組成を有
するものをいう。また、第1層には、金属焼結体の組成
に応じて、第1金属以外の材料(以下、これを「第1異
種材料」という。)が含まれていても良い。
金、磁性合金等の単一材料からなる場合、第1層には、
作製しようとする金属焼結体と同一組成を有する第1金
属のみを含むものが用いられる。また、金属焼結体が、
磁歪合金、磁性合金等からなる金属マトリックスと、微
粒子、長繊維、短繊維等との複合体からなる場合、第1
層には、金属マトリックスと同一組成を有する第1金属
と、金属焼結体に含まれる微粒子等と同一組成を有する
第1異種材料とを含むものが用いられる。
が均一である場合、第1層もまた、均一組成を有するも
のが用いられる。一方、金属焼結体の組成が、離散的又
は段階的若しくは連続的に変化する場合、これに応じ
て、第1層には、第1金属の組成、第1異種材料の組
成、及び/又は第1金属と第1異種材料の比率が離散的
又は段階的若しくは連続的に変化しているものを用いる
ことができる。
い比抵抗を有しているものが用いられる。具体的には、
第1層として、第1金属を含む第1焼結体、又は第1金
属を含むバルク体を用いるのが好ましい。「バルク体」
とは、焼結法以外の方法(例えば、溶解、鋳造、塑性加
工等。)により作製された塊状の物体をいう。
その相対密度は、70%以上が好ましい。第1焼結体の
相対密度が70%未満であると、比抵抗が高いために、
発熱が生じるので好ましくない。また、第1焼結体の相
対密度が70%未満になると、焼結時にダイとの間で発
生する摩擦が大きくなり、第2層への圧力伝達が不十分
となるおそれがある。第1焼結体の相対密度は、さらに
好ましくは、80%以上である。なお、第1焼結体の相
対密度は、第1焼結体を作製する際の焼結温度、焼結時
間、加圧力等を最適化することにより制御することがで
きる。
る面は、粗面であっても良いが、平滑面である方が好ま
しい。第2層に隣接する面を平滑面とすると、界面にお
ける局部的な発熱を抑制することができ、密度及び組織
が均一な金属焼結体を得ることができる。
ものではなく、作製しようとする金属焼結体に要求され
る特性、用途等に応じて任意に選択することができる。
すなわち、金属焼結体とした後の第1層のアスペクト比
(以下、これを「第1層アスペクト比」という。)は、
1以下であっても良く、あるいは、第1層アスペクト比
は、1を越えるものであっても良い。
のが用いられる。「第2金属」とは、第1金属と同一又
は異なる組成を有するものをいう。第2金属の組成は、
金属焼結体の組成及び第1層の組成に応じて定まる。ま
た、第2層には、金属焼結体の組成に応じて、第2金属
以外の材料(以下、これを「第2異種材料」という。)
が含まれていても良い。
金等の単一材料からなる場合、第2層には、第1金属と
同一組成を有する第2金属のみを含むものが用いられ
る。また、金属焼結体が、磁歪合金、磁性合金等からな
る金属マトリックスと、微粒子、長繊維、短繊維等との
複合体からなる場合、第2層には、第1金属と同一組成
を有する第2金属と、第1異種材料と同一組成を有する
第2異種材料とを含むものが用いられる。
が均一である場合、第2層もまた、均一組成を有するも
のが用いられる。一方、金属焼結体の組成が、離散的又
は段階的若しくは連続的に変化する場合、これに応じ
て、第2層には、第2金属の組成、第2異種材料の組
成、及び/又は第2金属と第2異種材料の比率が離散的
又は段階的若しくは連続的に変化しているものを用いる
ことができる。
い比抵抗を有しているものが用いられる。この場合、第
1層の比抵抗ρ1に対する第2層の比抵抗ρ2の比率ρ
2/ρ1(以下、これを「比抵抗倍率」という。)は、
1.1倍以上が好ましい。比抵抗倍率が、1.1倍未満
であると、第2層を優先的に加熱するのが困難となり、
全体の焼結温度を上げる必要が生ずるので好ましくな
い。比抵抗倍率は、好ましくは、1.2倍以上、さらに
好ましくは、1.5倍以上である。
粉末、第2金属を含む成形体、又は第2金属を含み、か
つ第1層より高い比抵抗を有する第2焼結体を用いるの
が好ましい。
る場合、金属焼結体とした後の第2層のアスペクト比
(以下、これを「第2層アスペクト比」という。)が
0.005以上1.0以下となるように、粉末の充填量
を定めるのが好ましい。第2層アスペクト比が0.00
5未満であると、長尺の金属焼結体を効率よく作製でき
ないので好ましくない。一方、第2層アスペクト比が
1.0を越えると、焼結時に第2層内部の圧力分布が不
均一となり、焼結不良が発生するおそれがある。第2層
として第2金属を含む粉末を用いる場合、第2層アスペ
クト比は、好ましくは、0.1以上1.0以下、さらに
好ましくは、0.2以上1.0以下である。
体を用いる場合、成形体密度は、所定の比抵抗倍率が得
られるように、第1層の比抵抗、第1層及び第2層の組
成、金属焼結体の形状等に応じて選択する。一般に、成
形体密度が低くなるほど、比抵抗の大きな第2層が得ら
れる。また、成形体密度は、成形に用いる粉末の平均粒
径、成形圧力等を最適化することにより制御することが
できる。
2焼結体を用いる場合、第2焼結体の相対密度は、第1
層の相対密度より低く、かつ所定の比抵抗倍率が得られ
るように、第1層の比抵抗、第1層及び第2層の組成、
金属焼結体の形状等に応じて選択する。一般に、その相
対密度が低くなるほど、比抵抗の大きな第2層が得られ
る。また、第2焼結体の相対密度は、第2焼結体を作製
する際の焼結温度、焼結時間、加圧力等を最適化するこ
とにより制御することができる。
又はその成形体を用いる場合、粉末は、金属焼結体の主
要部を構成する金属層と同一組成を有する合金であって
も良く、あるいは、そのような合金の前駆体であっても
良い。さらに、粉末は、熱処理されていても良い。「前
駆体」とは、完全に合金化していないが、現実的な熱処
理によって所望の組成を有する合金となり得るものをい
う。このような前駆体としては、具体的には、機械的合
金化処理された粉末、混合された粉末、超急冷粉末、ア
モルファス粉末等を例示することができる。
体又は第2焼結体を用いる場合、第2層アスペクト比
は、1を越えるものであっても良い。これは、成形体又
は第2焼結体は、粉末に比して、相対密度が高く、焼結
時にダイとの間で発生する摩擦も小さいので、第2層ア
スペクト比が大きくても、圧力を第2層に確実に伝達す
ることができるためである。
隣接していれば良く、その積層順序は、特に限定される
ものではない。例えば、積層体は、1個の第1層と、1
個の第2層とを積層した二層構造を有するものであって
も良い。また、積層体は、第1層を中心に配置し、その
両側を第2層で挟んだ三層構造を有するものであっても
良く、逆に、第2層を中心に配置し、その両側を第1層
で挟んだ三層構造を有するものであっても良い。
に積層した多層構造を有するものであっても良い。さら
に、積層体は、中央部の比抵抗が最も高く、かつ両端に
行くほど比抵抗が小さくなるように、比抵抗が段階的に
異なる複数の層を積層した多層構造を有するものであっ
ても良い。
する第1層及び第2層を所定の順序で積層した多層構造
を有するものであっても良い。また、積層体は、均一な
組成を有する第1層と、均一な組成を有し、かつ第1層
とは異なる組成を有する第2層とを所定の順序で積層し
た多層構造を有するものであっても良い。あるいは、積
層体は、離散的又は段階的若しくは連続的に組成が変化
する第1層と、離散的又は段階的若しくは連続的に組成
が変化する第2層とを所定の順序で積層した多層構造を
有するものであっても良い。
1において、積層体10は、上下端に配置された第1層
12、12と、その中心に配置された第2層14とを備
えている。積層体10の全長は、ダイ20の全長より短
くなっており、積層体10の全体が、ダイ20の中央部
に形成された貫通孔内に挿入されている。また、積層体
10の上下端には、パンチ22、22が配置され、パン
チ22、22を介して積層体10を加圧通電するように
なっている。
2において、積層体30は、上下端に配置された第1層
32、32と、その中心に配置された第2層34とを備
えている。積層体30の全長は、ダイ20の全長より長
くなっており、積層体30は、その両端を除き、ダイ2
0の貫通孔内に挿入されている。また、図2の例におい
ては、第1層32、32がパンチとしても用いられてお
り、第1層32、32を介して積層体30を加圧通電す
るようになっている。
程は、積層工程で得られた積層体を積層方向に加圧しな
がら、積層体に電流を通電する工程である。積層体に加
える圧力の大きさ、積層体に通電する電流量等の焼結条
件は、特に限定されるものではなく、第1層及び第2層
の組成、金属焼結体に要求される特性等に応じて、最適
なものを選択すれば良い。
ほど、金属焼結体の緻密化が促進される傾向がある。ま
た、積層体に流す電流量が多くなるほど、昇温速度が速
くなり、到達温度も高くなる傾向がある。また、電流
は、連続電流であっても良く、あるいは、パルス電流で
あっても良い。特に、パルス電流を用いて焼結を行う
と、強固な酸化被膜が形成される材料や異種材料を含む
複合材料等の難焼結性材料であっても容易に緻密化する
ことができる。
程は、焼結工程で得られた金属焼結体に対し、2次処理
を行う工程である。このような2次処理としては、具体
的には、歪取りあるいは安定化処理のための熱処理、形
状を整えるための加工及び研磨、ショットブラスとなど
の表面改質等を例示することができる。なお、焼結工程
で得られた金属焼結体がそのまま使用される場合には、
これらの2次処理を省略しても良い。
程は、必要に応じて2次処理が行われた金属焼結体の表
面を被覆層で被覆する工程である。被覆層としては、上
述したように、樹脂層、金属メッキ、塗装、ゴム等が好
適である。また、被覆層の形成方法は、特に限定される
ものではなく、塗布、浸漬、吹付け、メッキ処理、スパ
ッタ、蒸着等、被覆層の材質に応じた最適な手段を用い
ればよい。なお、被覆層は、得られた金属焼結体の表面
を保護する必要がある場合に有効であるが、表面を保護
する必要がない場合には、被覆工程を省略しても良い。
について説明する。まず、図1に示すように、第1層1
2、第2層14及び第1層12をこの順でダイ20の貫
通孔内に挿入して積層体10とし、その上下端をパンチ
22、22で支持する。次いで、パンチ22、22を用
いて積層体10を加圧しながら、パンチ22、22間に
電流を通電すると、第1層12、12及び第2層14が
ジュール熱によって発熱する。
2、第2層34及び第1層32をこの順でダイ20の貫
通孔内に挿入して、積層体30とする。次いで、第1層
32、32をパンチとして用いて、積層体30を加圧し
ながら、第1層32、32間に電流を流すと、第1層3
2、32及び第2層34がジュール熱によって加熱す
る。
34の比抵抗は、第1層12、32の比抵抗より高いの
で、第2層14、34においてより多くのジュール熱が
発生し、優先的に加熱される。そのため、第2層14、
34の焼結及び/又は緻密化が優先的に進行する。ま
た、第1層12、32は、第2層14、34に比して相
対密度が高いので、加圧時に第1層12、32とダイ2
0との間に発生する摩擦は小さい。そのため、加圧力が
第2層14、34に確実に伝達される。
電と同時に加圧が行われるので、易焼結性材料に限ら
ず、従来の方法では焼結が困難であった難焼結性材料で
あっても、容易に緻密化することができる。また、本実
施の形態に係る製造方法によれば、組成が均一な単一材
料に限らず、複合材料や、あるいは組成が離散的又は段
階的若しくは連続的に変化する材料であっても製造する
ことができる。
(例えば、出発原料の周囲に形成された酸化膜の除去)
が不要となるので、製造工程が簡略化される。また、ダ
イで周囲を拘束しながら焼結するので、常圧焼結法に比
して、寸法精度の高い金属焼結体が得られる。
的に比抵抗の低い第1層よりも、比抵抗の高い第2層が
優先的に加熱される。そのため、パンチ近傍に第1層を
配置し、かつ中央部に第2層を配置すれば、積層体の加
熱履歴が均一化され、従来の方法に比して密度及び/又
は組織が均一な金属焼結体が得られる。
いて、積層体には、相対密度の高い第1層が含まれてい
るので、粉末のみを用いる従来の方法に比して、ダイと
の間の摩擦を軽減することができる。そのため、アスペ
クト比が1以下である短尺品に限らず、アスペクト比が
2以上である長尺品であっても、焼結不良を発生させる
ことなく緻密化することができる。また、金属間化合物
は、脆いために、押出、引抜き等の塑性加工によって長
尺化するのは困難であるが、本発明によれば、このよう
な金属間化合物であっても、長尺かつ健全な焼結体を製
造することができる。
属焼結体の製造方法について説明する。本実施の形態に
係る製造方法は、直列に配置した複数個のダイの貫通孔
内に積層体を挿入し、積層体を加圧しながら焼結するこ
とを特徴とする。
に係る製造方法の概略構成図を示す。図3(a)〜図3
(c)において、積層体40は、直列に配置されたn個
のダイ501、502、…50nの貫通孔に挿入されて
いる。各ダイは、図示しない支持装置により支持されて
いる。
は、図3(a)に示すように、所定間隔の隙間を設け
て、ダイ間を空気絶縁することが好ましい。また、図3
(b)に示すように、k番目のダイ50kと(k+1)
番目のダイ50k+1の間に、積層体40の外径にほぼ
等しい内径を有する貫通孔を備えたドーナツ型の絶縁体
52kを介挿しても良い。あるいは、図3(c)に示す
ように、k番目のダイ50 kと(k+1)番目のダイ5
0k+1の間に、積層体40の外径より大きい内径を有
する貫通孔を備えたドーナツ型の絶縁体54kを介挿し
ても良い。この場合、絶縁体52k、54kには、アル
ミナ、マグネシア、ジルコニア等の酸化物セラミックス
を用いるのが好ましい。
1、422、…42n+1と、n個の第2層441、4
42、…44nが交互に積層されたものからなる。これ
らの内、k番目の第2層44kは、それぞれ、k番目の
ダイ50kのほぼ中央に配置されている。
番目の第2層44k+1の間には、これらに加圧力を伝
達可能な長さを有する(k+1)番目の第1層42
k+1が配置されている。また、積層体40の最上端及
び最下端には、それぞれ、第1層421及び42n+1
が配置されている。積層体40の全長は、直列に配置さ
れたダイ501、502…の全長より長くなっており、
第1層421、422、…を介して、第2層441、4
42、…に加圧力及び電流を伝達するようになってい
る。
の形態に係る製造方法と同一であるので、説明を省略す
る。
ついて説明する。互いに絶縁され、かつ直列に配置され
た複数個のダイ501、502…の貫通孔の中に積層体
40を挿入し、積層体40を加圧通電すると、積層体4
0に流れる電流密度は、各ダイ50kの端部近傍が高
く、中心部が低くなる傾向がある。そのため、各ダイ5
0kの端部近傍に比抵抗の小さい第1層42k、42
k+1、を配置し、各ダイ50kの中心部に比抵抗の大
きい第2層44kを配置すれば、積層体40の加熱履歴
が比較的均一となり、密度及び/又は組織の均一な長尺
の金属焼結体が得られる。
1層42k、42k+1は、相対密度が大きいので、ダ
イ50kとの間に発生する摩擦力が小さくなる。そのた
め、各ダイ50kの中央部に保持された第2層44kに
対して、加圧力が確実に伝達される。また、これによっ
て、寸法精度が高く、焼結不良のない長尺の金属焼結体
を製造できる。
末、Dy粉末、Fe粉末及びCr粉末を、(Tb 0.5
Dy0.5)(Fe0.95Cr0.05)1.8組成に
なるように配合し、遊星ボールミルを用いて100時間
の機械的合金化処理を施した。なお、機械的合金化処理
の雰囲気は、真空中とし、ボールに対する粉末の重量比
は、約0.04とした。
う。)7.5gをそのままダイに充填し、パルス通電焼
結法を用いて予備焼結体を作製した。予備焼結は、10
Paの減圧雰囲気下において、昇温速度:40℃/mi
n、加圧力:41.2MPa、保持温度:1200℃、
保持時間:5分の条件下で行った。得られた予備焼結体
は、直径:10mm、高さ:10mm、相対密度:90
%、比抵抗:70μΩcmであった。
0の貫通孔内に、予備焼結体(第1層12)、MA粉末
(第2層14)及び予備焼結体(第1層12)をこの順
で挿入し、その上下端を黒鉛製のパンチ22、22で支
持した。なお、予備焼結体は、片面のみを研磨し、研磨
面の間に、5.0gのMA粉末を挟み込んだ。
焼結体−MA粉末−予備焼結体からなる積層体の本焼結
を行った。本焼結は、10Paの減圧雰囲気下におい
て、昇温速度:40℃/min、加圧力:41.2MP
a、保持温度:1000℃、保持時間:20分の条件下
で行った。得られた金属焼結体は、直径:10mm、高
さ:21mm、相対密度:95%であった。
(7.5g)をそのままダイに充填し、パルス通電焼結
法を用いて、焼結体を作製した。焼結は、10Paの減
圧雰囲気下において、昇温速度:40℃/min、加圧
力:41.2MPa、保持温度:1200℃、保持時
間:20分の条件下で行った。得られた焼結体は、直
径:10mm、高さ:9mm、相対密度:95%であっ
た。
ついて、最大112kA/mの磁界を印加した際の伸び
をレーザ変位計で測定した。図4に、磁界の大きさと磁
歪の関係を示す。図4より、実施例1で得られた長尺品
は、比較例1で得られた短尺品と同等の磁歪特性を有し
ていることがわかる。
20g(焼結後の予定寸法:直径10mm×高さ21m
m)とした以外は、比較例1と同一の手順に従い、焼結
を行った。得られた焼結体は、その中央部に焼結不良が
発生しており、ダイから取り出す際に崩壊した。
Fe:73.5%、Co:6.7%、B:5.5%、G
a:0.6%からなる組成の合金を高周波加熱し、15
00℃の溶湯とした。次いで、これを周速24m/sで
回転している銅製単ロール上に注ぎ、急冷リボンとし
た。さらに、このリボンを粒径300μm以下に粉砕し
た。
パンチに充填し、パルス通電焼結法を用いて、予備焼結
を行った。予備焼結は、10Paの減圧雰囲気下におい
て、昇温速度:100℃/min、加圧力:29.4M
Pa、保持温度:700℃、保持時間:3分の条件下で
行った。得られた予備焼結体は、直径:10mm、高
さ:10mm、相対密度:80%、比抵抗:150μΩ
cmであった。
0の貫通孔内に、予備焼結体(第1層12)、粉砕粉
(第2層14)及び予備焼結体(第1層12)をこの順
で挿入し、その上下端を黒鉛製のパンチ22で支持し
た。なお、予備焼結体は、片面のみを研磨し、研磨面の
間に、4.0gの粉砕粉を挟み込んだ。
焼結体−粉砕粉−予備焼結体からなる積層体の本焼結を
行った。本焼結は、10Paの減圧雰囲気下において、
昇温速度:100℃/min、加圧力:29.4MP
a、保持温度:800℃、保持時間:5分の条件下で行
った。得られた焼結体は、直径:10mm、高さ:23
mm、相対密度:85%であった。
(7.0g)をそのままダイに充填し、パルス通電焼結
法を用いて、焼結体を作製した。焼結は、10Paの減
圧雰囲気下において、昇温速度:100℃/min、加
圧力:300MPa、保持温度:800℃、保持時間:
5分の条件下で行った。得られた焼結体は、直径:10
mm、高さ:10mm、相対密度:85%であった。
ついて、残留磁化Br、保持力iH c及び最大エネルギ
ー積BHmaxを測定した。表1に、その結果を示す。
表1より、実施例2で得られた長尺品は、比較例3で得
られた短尺品と同等の磁気特性を有していることがわか
る。
8g(焼結後の予定寸法:直径10mm×高さ23m
m)とした以外は、比較例3と同一の手順に従い、焼結
を行った。得られた焼結体は、その中央部に焼結不良が
発生しており、ダイから取り出す際に崩壊した。
説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々の改変が可能である。
焼結体に対して本発明を適用しているが、焼結体の形状
はこれに限定されるものではなく、角柱状、板状、筒状
等、他の形状を有する焼結体に対しても本発明を適用す
ることができる。
2層を所定の順序で積層して積層体とし、この積層体に
対して加圧通電を行っているので、長尺品を焼結する場
合であっても、加熱履歴が均一化され、密度及び/又は
組織が均一な金属焼結体が得られるという効果がある。
積層することによって、焼結時にダイとの間に発生する
摩擦力が小さくなるという効果がある。また、これによ
って、長尺品を焼結する場合であっても、焼結不良のな
い健全な金属焼結体が得られるという効果がある。
で、材質によらず、焼結体密度及び寸法精度の高い金属
焼結体が得られるという効果がある。さらに、第1層と
して、所定の相対密度を有する焼結体又はバルク体を用
いた場合には、焼結時にダイとの間に発生する摩擦力を
小さくすることができ、第2層に確実に圧力を伝達でき
るという効果がある。
概略構成図である。
概略構成図である。
概略構成図である。
界と磁歪との関係を示す図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 第1金属を含む第1層と、該第1層より
高い比抵抗を有し、かつ前記第1金属と同一又は異なる
組成を有する第2金属を含む第2層とが隣接するよう
に、前記第1層と前記第2層とを積層して積層体とし、 該積層体を積層方向に加圧しながら、前記積層体に電流
を通電することにより得られる金属焼結体。 - 【請求項2】 前記第1層は、前記第1金属を含む第1
焼結体、又は前記第1金属を含むバルク体である請求項
1に記載の金属焼結体。 - 【請求項3】 前記第1層の相対密度は、70%以上で
ある請求項2に記載の金属焼結体。 - 【請求項4】 前記第2層は、前記第2金属を含む粉
末、前記第2金属を含む成形体、又は前記第2金属を含
み、かつ前記第1層より高い比抵抗を有する第2焼結体
である請求項1から3までのいずれかに記載の金属焼結
体。 - 【請求項5】 そのアスペクト比が1を越えるものであ
る請求項1から4までのいずれかに記載の金属焼結体。 - 【請求項6】 前記第1層及び/又は前記第2層は、セ
ラミック材料、W及び/又はMoからなる微粒子をさら
に含む請求項1から5までのいずれかに記載の金属焼結
体。 - 【請求項7】 前記第1層及び/又は前記第2層は、ア
スペクト比が2以上である繊維をさらに含む請求項1か
ら6までのいずれかに記載の金属焼結体。 - 【請求項8】 その表面を被覆する被覆層をさらに備え
た請求項1から7までのいずれかに記載の金属焼結体。 - 【請求項9】 第1金属を含む第1層と、該第1層より
高い比抵抗を有し、かつ前記第1金属と同一又は異なる
組成を有する第2金属を含む第2層とが隣接するよう
に、前記第1層と前記第2層とを積層する積層工程と、 該積層工程で得られた積層体を積層方向に加圧しなが
ら、前記積層体に電流を通電する焼結工程とを備えた金
属焼結体の製造方法。 - 【請求項10】 前記第1層は、前記第1金属を含む第
1焼結体、又は前記第1金属を含むバルク体である請求
項9に記載の金属焼結体の製造方法。 - 【請求項11】 前記第1層の相対密度は、70%以上
である請求項10に記載の金属焼結体の製造方法。 - 【請求項12】 前記第2層は、前記第2金属を含む粉
末、前記第2金属を含む成形体、又は前記第2金属を含
み、かつ前記第1層より高い比抵抗を有する第2焼結体
である請求項9から11までのいずれかに記載の金属焼
結体の製造方法。 - 【請求項13】 前記第1層及び/又は前記第2層は、
セラミック材料、W及び/又はMoからなる微粒子をさ
らに含む請求項9から12までのいずれかに記載の金属
焼結体の製造方法。 - 【請求項14】 前記第1層及び/又は前記第2層は、
アスペクト比が2以上である繊維をさらに含む請求項9
から13までのいずれかに記載の金属焼結体の製造方
法。 - 【請求項15】 前記金属焼結体の表面を被覆層で被覆
する被覆工程をさらに備えた請求項9から14までのい
ずれかに記載の金属焼結体の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006118033A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Hokkaido | 組成傾斜超硬合金の作製方法 |
JP2011523681A (ja) * | 2008-06-02 | 2011-08-18 | ティーディーワイ・インダストリーズ・インコーポレーテッド | 超硬合金−金属合金複合体 |
JP2011528269A (ja) * | 2008-07-15 | 2011-11-17 | エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド | 医療用超音波トランスデューサ組立体の磁歪アクチュエータ、並びにそのようなアクチュエータを有する医療用超音波ハンドピース及び医療用超音波システム |
US8637127B2 (en) | 2005-06-27 | 2014-01-28 | Kennametal Inc. | Composite article with coolant channels and tool fabrication method |
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US8790439B2 (en) | 2008-06-02 | 2014-07-29 | Kennametal Inc. | Composite sintered powder metal articles |
US20220347745A1 (en) * | 2019-10-15 | 2022-11-03 | Senju Metal Industry Co., Ltd. | Joining material, production method for joining material, and joined body |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002148141A patent/JP3947918B2/ja not_active Expired - Lifetime
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