JP2003342038A - 濃色ブロンズガラス - Google Patents

濃色ブロンズガラス

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JP2003342038A
JP2003342038A JP2002149904A JP2002149904A JP2003342038A JP 2003342038 A JP2003342038 A JP 2003342038A JP 2002149904 A JP2002149904 A JP 2002149904A JP 2002149904 A JP2002149904 A JP 2002149904A JP 2003342038 A JP2003342038 A JP 2003342038A
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ppm
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Tatsuya Tsuzuki
都築達也
Kazutoshi Nakaya
中屋和敏
Hiroshi Machishita
町下汎史
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い紫外線および赤外線カット性を併せ持ち、
環境に有害なMnO2の含有が無く、Seの含有が少ない
建築窓用および車両窓用濃色ブロンズガラス、特に、自
動車の後部窓ガラスとして、プライバシー保護用に好適
な可視光光透過率を有する濃色ブロンズガラスを提供す
ることを課題とする。 【解決手段】ソーダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成と
し、着色成分として、重量%表示で、Fe23に換算し
た全酸化鉄(T−Fe23)、1.50〜2.20%を
含有し、且つppm表示で、CoO、10〜200pp
m、Se、10〜50ppmおよびNiO、30〜20
0ppmを含有し、D65光源を用いた分光測定におい
て、板厚4mmでの可視光透過率が40%以下、紫外線
透過率が3%以下ならびに日射透過率が25%以下であ
ることを特徴とする濃色ブロンズガラス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視光透過率が低
いことによる優れたプライバシ−性能を有し、高い紫外
線吸収性ならびに赤外線カット性(断熱性能)を併せ持
ち、紫外線吸収による安全性、断熱性能による居住性に
優れたソーダ石灰ガラス系濃色ブロンズガラスに関し、
建築用窓ガラスおよび車両用窓ガラス、特に、自動車用
の後部側窓ガラスとして、プライバシー保護用に好適な
可視光透過率を有する濃色ブロンズガラスを提供するこ
とを目的とする。
【0002】
【従来の技術】近年、車内および室内で、窓ガラスより
入射する紫外線による物品の脱色・劣化、あるいは肌焼
け等の防止のための紫外線カット性、および赤外線によ
る温度上昇を抑え、冷房負荷低減、高居住性に寄与する
赤外線カット性に優れた窓用板ガラスのニーズが急激に
高まっている。
【0003】特に、自動車用の後部窓ガラスにおいて
は、紫外線カットおよび赤外線カット性を、ガラス自体
に、またはガラス表面に形成した薄膜に付与し、加えて
プライバシー保護の見地から、適度な光透過率を有する
濃色ガラスが望まれている。
【0004】このような濃色ガラスとして、例えば、特
開2001ー206731号公報において、基礎ガラス
組成が、重量%で、SiO2、65〜80%、Al
23、0〜5%、MgO、0〜10%、CaO、5〜1
5%、(MgO+CaO=5〜15%)、Na2O、1
0〜18%、K2O、0〜5%、(Na2O+K2O=1
0〜20%)、およびB23、0〜5%からなり、着色
成分としてFe23(全鉄)、1.0〜1.6%、Co
O、0.0019〜0.05%、Se、0.0008〜
0.003%、NiO、0.05〜0.1%を各々含有
してなる、1.8〜5mmの厚さでの、可視光透過率
(YA)が5〜25%であり、日射透過率(TG)が5
〜25%であり、紫外線透過率(TUV)が15%以下
である紫外線赤外線吸収低透過ガラスが開示されてい
る。該紫外線赤外線吸収低透過ガラスは、着色成分がF
23ーCoOーSeーNiO系であり、灰色系の色調
を有する。
【0005】しかしながら、該紫外線赤外線吸収低透過
ガラスは、例えば、着色成分が、Fe2O3、1.00w
t%、CoO、310ppm、Se、17ppm、およ
びNiO、600ppmである場合、主波長、485.
0nm、紫外線透過率(TUV)、8.21%、日射透
過率(TG)、25.0%であり、また、着色成分が、
Fe2O3、1.10wt%、CoO、460ppm、S
e、13ppm、およびNiO、970ppmである場
合、主波長、482.5nm、紫外線線透過率(TU
V)、9.56%、日射透過率(TG)、23.9%で
あり、優れた紫外線および赤外線吸収性がを有するとは
言い難い。
【0006】また、特開平10−72236号公報に
は、ソ−ダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成とし、着色成
分として、重量%表示で、Fe23(全鉄)、0.75
〜1.5%、CoO、70〜250ppm、Se、10
〜50ppmpm、NiOおよび/またはCr23が0
〜330っpmを各々含有し、3.5mmの厚さにおけ
るD65光源による分光測定において、可視光透過率
(TV)が50%以下、日射透過率(TS)が45%以
下ならびに紫外線透過率(TUV)が15%以下である
濃色グレー系ガラスが開示されている。尚、該濃色グレ
ーガラスは、波長350nmにおける紫外線透過率(T
UV350)が8%以下であり、且つ波長370nmに
おける紫外線透過率(TUV370)が35%以下であ
ると、該公報に記載されている。該濃色グレー系ガラス
は、着色成分がFe23−CoO−Se−NiOまたは
/およびCr23系であり、グレー系の色調を有する。
【0007】しかしながら、着色成分が、Fe2O3、
0.773wt%、CoO、91.5ppm、Se、1
5ppm、およびNiO、98.5ppmである場合、
主波長、570.9nm、紫外線透過率(TUV)、1
2.5%であり、日射透過率(TS)、29.8%であ
り、また、着色成分が、Fe2O3、0.778wt%、
CoO、89.5ppm、Se、16.2ppm、Ni
O、4ppm、且つCr 23が110ppmである場
合、主波長、567.3nm、紫外線線透過率(TU
V)、11.8%、日射透過率(TS)、29.5%で
ある等、優れた紫外線および赤外線吸収性を有するとは
言い難い。
【0008】また、WO99/48826号公報には、
ソーダ石灰シリカガラスを基礎組成とし、着色成分とし
て、重量%表示で、Fe23(全鉄)、0.5〜1.5
%、FeO/Fe23(全鉄)、0.26以下、Mn
2、0.0005〜0.004%、Se、0.000
5〜0.004%、およびCoO0〜0.016%を各
々含有し、4mmの厚さにおいて、主波長、570〜5
85nm、刺激純度、5〜30%、A光源の光透過率
(LTA)、約20〜65%、300〜400nmの紫
外線透過率(TUV)が35%以下、且つ760〜21
20nmの赤外線透過率(TIR)が46%以下である
濃いブロンズ色ガラスが開示されている。該濃いブロン
ズ色ガラスは、着色成分がFe23−CoO−Se−M
nO2系であり、ブロンズ色を有する。
【0009】しかしながら、着色成分が、Fe2O3、
0.81wt、FeO、0.164wt%、CoO、4
7ppm、Se、33ppm、およびMnO2、0.2
0wt%である場合、主波長、578.4nm、紫外線
透過率(TUV)、18.4%、日射透過率(TI
R)、31.3%であり、また、着色成分が、Fe2
3、1.47wt%、FeO、0.318wt%、Se、
30ppm、およびMnO2、0.20wt%である場
合、主波長、573.1nm、紫外線透過率(TU
V)、10.5%、日射透過率(TIR)、15.8%
であり、環境に有害なMnO2を0.20wt%以上含
有するものが多く、優れた紫外線および赤外線吸収性能
を有するとは言い難い。
【0010】また、WO99/47463号公報には、
ソーダ石灰シリカガラスを基礎組成とし、着色成分とし
て、重量%表示で、Fe23(全鉄)、0.7〜2.2
%、FeO、0.15〜0.5%、CoO、0〜0.0
2%、およびSe、0.0003〜0.01%を各々含
有し、4.06mmの厚さにおいて、A光源の光透過率
(LTA)が60%以下であり、また主波長が560〜
590nm、刺激純度が12〜75%であるブロンズプ
ライバシーガラスが開示されている。該ブロンズプライ
バシーガラスは、着色成分がFe23−CoO−Se系
であり300〜400nmの紫外線透過率(TSUV)
が3.98〜26.07%および720〜2000nm
の赤外線透過率(TSIR)が3.41〜24.87%
である。
【0011】しかしながら、該ブロンズプライバシーガ
ラスの濃色ブロンズ色調は、環境に有害なSeを高濃度
で含有させることで呈色する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高い紫外線
および赤外線カット性を併せ持ち、環境に有害なMnO
2の含有が無く、Seの含有が少ない建築窓用および車両
窓用濃色ブロンズガラス、特に、自動車の後部窓ガラス
として、プライバシー保護用に好適な可視光透過率を有
し、ギラツキ感が少ない濃色ブロンズガラスを提供する
ことを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色成分をF
23−CoO−Se−NiO系とし、種々の着色成分
を適宜組み合わせて、濃いブロンズ系色調で、Ti
2、CeO2やV25等の付加的紫外線吸収成分を用い
ること無く、格段に優れた紫外線吸収性能ならびに赤外
線吸収性能(断熱性能)を有する濃色ブロンズガラスで
ある。
【0014】本発明は、ソーダ石灰シリカ系ガラスを基
礎組成とし、着色成分として、重量%表示で、Fe23
に換算した全酸化鉄(T−Fe23)、1.50〜2.
20%を含有し、且つppm表示で、CoO、10〜2
00ppm、Se、10〜50ppmおよびNiO、3
0〜200ppmを含有し、D65光源を用いた分光測
定において、板厚4mmでの可視光透過率が40%以
下、紫外線透過率が3%以下ならびに日射透過率が25
%以下であることを特徴とする濃色ブロンズガラスであ
る。
【0015】更に、本発明は、上記の濃色ブロンズガラ
スであって、鉄還元比(Fe2+/Fe3+)が0.25〜
0.45であること特徴とする濃色ブロンズガラスであ
る。
【0016】更に、本発明は、上記の濃色ブロンズガラ
スであって、D65光源を用いて測定し4mm換算した
該ガラスの主波長が570nm〜590nmであること
を特徴とする濃色ブロンズガラスである。
【0017】更に、本発明は、上記の濃色ブロンズガラ
スであって、D65光源を用いて測定し4mm換算した
ガラスの刺激純度が45%以下であることを特徴とする
濃色ブロンズガラスである。
【0018】更に、本発明は、上記の濃色ブロンズガラ
スであって、ソーダ石灰シリカ系ガラスの基礎組成が、
重量%表示で、SiO2、67.0〜75.0%、Al2
O3、0.05〜3.0%(ただし、SiO2とAl23
との合量は68.0〜75.0%)、MgO、2.0〜
4.5%、CaO、7.0〜11.0%、ZnO、0〜
0.1%(ただし、MgOとCaOとZnOとの合量は
11.0〜15.0%)、Na2O、11.5〜16.
0%およびK2O、0.5〜3.0%(ただし、Na2
とK2Oとの合量は12.0〜17.0%)であること
を特徴とする濃色ブロンズガラスである。
【0019】更に、本発明は、上記の濃色ブロンズガラ
スであって、Se成分の調合原料として、セレン系フリ
ットあるいは亜セレン酸亜鉛を用いることを特徴とする
濃色ブロンズガラスである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の濃色ブロンズガラスは、
ソーダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成とし、着色成分と
して、重量%表示で、Fe23に換算した全酸化鉄(T
−Fe23)、1.50〜2.20%を含有し、ppm
表示で、CoO、10〜200ppm、Se、10〜5
0ppm、NiO、30〜200ppmを含有する。
【0021】本発明の濃色ブロンズガラスは、従来の紫
外線吸収のためのCeO2やTiO2および赤外線吸収の
ためのFeOをガラス中に含有させた紫外線赤外線吸収
ガラスと同等の紫外線および赤外線吸収性を有しつつ、
該着色成分組成で、更に、色調を濃いブロンズ色系とし
可視光透過率を低下させたものである。
【0022】また、本発明の濃色ブロンズガラスにおい
て、全酸化鉄(T−Fe23)の含有率が1.50〜
2.20重量%であるのは、所望の紫外線および赤外線
吸収性を得るために、Fe23による紫外線吸収性とF
eOによる赤外線吸収性との両方を両立させることによ
る。
【0023】全酸化鉄(T−Fe23)の含有率が1.
50重量%未満では、紫外線および赤外線吸収性が不十
分であり、2.20重量%を超えると、ガラス製造時に
おいて、FeOによる赤外線吸収性により、その輻射熱
で溶融時に熔解槽天井部の温度が耐熱温度以上になる恐
れがある。一方、2.20重量%を越えると、ガラス溶
融窯で連続的に生産を行う操業時において、本発明と異
なる組成のガラス素地と生産を切り換える際に、時間が
かかるなどの不都合を生じる。
【0024】また、他の着色成分の含有量は、ppm表
示で、CoO、10〜200ppm、Se、10〜50
ppm、NiO、 30〜200ppmである。着色成
分としてFe23のみを使用するとグリ−ン色系色調を
発現し、所望の濃色ブロンズ系色調を発現しない。
【0025】CoOは、特に可視光域の長波長側の透過
率を低下させる効果があり、10ppm未満では可視光
透過率をあまり低下させず、200ppmを越えると色
調は青味が強くなり過ぎて、所望のブロンズ系色調が得
られない。
【0026】Seは、可視光域の短波長側の透過率の低
下させる効果があり、10ppm未満では可視光透過率
をあまり低下させず、所望のブロンズ系色調を得難い。
一方、50ppmを越えると色調は赤味が強くなり過ぎ
るとともに、毒性があることから多量の使用は好ましく
ない。
【0027】NiOは、30ppm未満おいては可視光
透過率が高くなりすぎ、所望のブロンズ系色調が得られ
ない、一方、200ppmを越えると硫化ニッケル(N
iS)が生じ易くなり好ましくない。
【0028】本発明の濃色ブロンズガラスにおいて、鉄
(Fe)緑色、黄色または青色、コバルト(Co)青
色、セレン(Se)ピンク、また鉄と化合し褐色、ニッ
ケル(Ni)緑褐色〜黄褐色の各呈色を、前記組成範囲
内に適宜組み合わせて、着色成分をFe23−CoO−
Se−NiO系とし、所望の濃色ブロンズ色調が得られ
た。
【0029】即ち、本発明において、着色成分を上記の
組成範囲内に調整することによって、D65光源による
可視光透過率を、ガラスの板厚4mmにおいて、所望の
40%以下とし、濃色ブロンズ系色調を発現させ、更
に、優れた紫外線ならびに赤外線吸収性を兼ね備えたブ
ロンズガラスが得られた。
【0030】本発明の濃色ブロンズガラスにおいて、特
に優れたブロンズ系色調および紫外線赤外線吸収性を得
るより好ましい組成範囲は、Fe23(全鉄)、1.5
5〜1.95wt%、ppm表示で、 CoO、30〜
150ppm、Se、15〜45ppm、NiO、50
〜150ppmである。
【0031】また、MnO、SnO2、V25、Ce
2、TiO2等が、使用原料あるいはカレット等に、極
微量、不純物として含まれていることは知られている。
極く微量であれば、本発明の濃色ブロンズガラスの色調
および光学特性に対して、格別な影響を与えることはな
いが、極力影響を与えないためには、これら微量成分の
含有率は、は合計で0.1重量%程度以下であることが
好ましく、より好ましくは約0.05重量%程度以下、
更に、好ましくは約0.03重量%程度以下、更に、好
ましくは数十ppmオ−ダ−以下である。
【0032】前述のように、着色成分の組成および含有
量を調整することで、D65光源を用いた分光測定にお
ける、板厚4mmでの可視光透過率が40%以下、紫外
線透過率が3%以下、日射透過率が25%以下、主波長
が570〜590nm、且つ刺激純度が45%以下の本
発明の濃色ブロンズガラス得られた。
【0033】該ブロンズガラスは、色刺激の波長である
主波長が570〜590nmで所望のブロンズ系色調で
あり、刺激純度が45%以下でギラツキ感が少ない。
【0034】これら光学性能を有する本発明の濃色ブロ
ンズガラスは、プライバシ−保護用ガラスとして好適な
可視光透過率を有し、従来品より格段に優れた紫外線な
らびに赤外線吸収性を有し、例えば、紫外線による物品
の脱色・劣化あるいは肌焼け等の物的・人的な悪影響を
減じ、例えば、冷暖房効果を高めて車内・室内での居住
性を高めるとことができた。更にSeの含有量を少量に
抑えることにより環境に優しいガラスとすることができ
た。
【0035】特に、本発明の濃色ブロンズガラスにおい
て、自動車の後面、および後ろサイド面等のリア側のプ
ライバシー保護用ガラスに用いるのが好適な、板厚4m
mでの可視光透過率が15〜20%の範囲において、紫
外線透過率が3%以下ならびに日射透過率が15%以
下、主波長が575〜580nm、ならびに刺激純度が
30〜45%以下の光学性能が得られた。
【0036】また、本発明の濃色ブロンズガラスにおい
て、鉄還元比(Fe2+/Fe3+)が、0.25以上、
0.45以下で、前述の各着色成分を前述の組成比およ
び含有量とし用いたことで、ガラス原料を溶融し混合さ
せてガラスにする際の溶融条件をできるだけ変化させる
ことなく、所望の濃色ブロンズ系色調を得、且つ均一な
色調で色むらの発生なく生産を行える。
【0037】更に、本発明の濃色ブロンズガラスにおい
て、前述した紫外線および赤外線吸収性等の光学特性が
得られ、特に、後工程で自動車用窓ガラスとするために
風冷強化あるいは曲げ等の加熱処理を行っても、色調等
に変化が起こらなくする場合の、より好適な鉄還元比
は、0.35以上、0.40以下である。
【0038】鉄還元比の調整は、ガラス原料へのカ−ボ
ン、芒硝等の還元剤の添加および燃焼状態等の操炉によ
って行う。尚、ガラス溶融窯の調整域における雰囲気に
酸素ガスまたは酸素ガスを含む混合ガス、空気あるいは
酸素ガス濃度を高めた燃焼排ガス等、もしくはこれらの
複合ガスを導入することも、場合によっては、色調安定
に寄与することがある。
【0039】一方、本発明の濃色ブロンズガラスにおい
て、そのソーダ石灰シリカ系ガラスとしての基礎組成
は、重量%表示で、SiO2、67.0〜75.0%、
Al2 3、0.05〜3.0%(ただし、SiO2とA
23との合量は68.0〜75.0)、MgO、2.
0〜4.5%、CaO、7.0〜11.0%、ZnO、
0〜0.1%(ただし、MgO、CaOとZnOとの合
量は11.0〜15.0%)、Na2O、11.5〜1
6.0%、およびK2O、0.5〜3.0%(ただし、
Na2OとK2Oとの合量は12〜17%)である。
【0040】SiO2は、67.0〜75.0%であ
る。67.0%未満では表面にヤケ等が発生しやすい
等、耐候性が低下し、実用上の問題が生じ、75.0%
を超えると生産時に溶融が難しく、後工程で強化し辛
い。
【0041】Al23は、0.05〜3.0%である。
0.05%未満では、表面にやけ等が発生しやすく、耐
候性が低下し、実用上の問題が生じる。好ましくは、
1.0%以上である。一方、3.0%を超えると失透が
生じ易く、成形温度範囲が狭くなる。
【0042】SiO2とAl23との合量は、68.0
〜75.0%である。68.0%未満では耐候性が下が
り、75.0%を超えると後工程において風冷強化しづ
らい。
【0043】CaOは、7.0〜11.0%である。7
%未満では後工程で強化しづらいとともに、CaOの融
成分として働きが低下し、ガラスの溶融温度および溶融
粘度が高くなり製造しづらい。一方、11.0%を超え
ると失透し易いとともに成形しづらい。
【0044】MgOは、2.0〜4.5%である。2%
未満では、ガラス製造において、溶融温度が上がり製造
がしづらく、一方、4.5%を超えると後工程において
風冷強化しづらい。
【0045】MgOとCaOとZnOとの合量は、1
1.0〜15.0%である。MgOおよびCaOは、ガ
ラス製造時に溶融温度を下げるために用いるが、それら
合量が11.0%未満では、後工程で風冷強化しづら
く、一方、15.0%を超えると失透し易く製造しづら
い。
【0046】ZnOは、0〜0.1%である。ZnO
は、Se等の原料の不純物として含まれ、ガラスの物性
品質を向上させる効果があり、好ましくは0〜0.05
%程度である。
【0047】Na2Oは、11.5〜16.0%であ
る。11.5%未満では、後工程において風冷強化しづ
らく、成形が難しく、失透が生じ易いので、製造しづら
く、一方、16.0%を超えると、表面にヤケ等が発生
しやすいなど耐候性が下がり、実用上、問題が生じる。
【0048】K2Oは、0.5〜3.0%である。0.
5%未満では、後工程において風冷強化しづらく、一
方、3.0%を超えると耐候性が下がり、また、コスト
も高くなる。
【0049】Na2OとK2Oは、合量で12.0〜1
7.0%である。12.0%未満では、後工程において
風冷強化しづらく、および失透も生じ易く製造がしづら
い。一方、17%を超えると耐候性が下がり、実用上、
問題を生じ、コスト的も高くなる。
【0050】尚、前記Se成分の調合原料としては、亜
セレン酸亜鉛またはセレン系フリットを用いる。金属セ
レンを用いると、ガラス中のセレン残留率が低いが、亜
セレン酸亜鉛(ZnSeO3) を用いると、セレン系フ
リットを用いた場合の残留率の約2倍前後程度が見込め
経済的であり、亜セレン酸亜鉛を用いる方が好ましい。
【0051】なお、本発明の濃色ブロンズガラスの密度
は、フロ−ト法の製造に適した密度とし、即ち、フロー
ト法によるソーダ石灰シリカガラス板の密度と同じにす
ることが品質上好ましい。
【0052】前述のように、本発明の濃色ブロンズガラ
スは、ソーダ石灰シリカガラスを基礎ガラス組成とし
て、前記着色成分を、前記組成範囲で組み合わせ、濃色
ブロンズ系色調の着色ガラスとする。更に基礎とするソ
ーダ石灰シリカガラスの組成を調整することで、後工程
において風冷強化を容易とする。
【0053】本発明の濃色ブロンズガラスの製造におい
て、前述した着色成分を用い、各々の着色成分の組成比
および含有量を調整することで、所望の格段に優れた光
学特性、D65光源を用いた板厚4mmにおける可視光
透過率、40%以下、紫外線透過率、3%以下、および
日射透過率、25%以下が得られた。
【0054】更に、製造時に溶融性がよく、得られた濃
色ブロンズガラスは、清澄性、耐候性、および成形性が
よく、失透がなく、製造および供給コストが安く、更
に、無色透明の一般的なソーダ石灰系板ガラスを製造す
る場合と比較して、溶融窯における、溶融温度および溶
融粘度など殆ど変わることがなく製造条件を把握しやす
い。
【0055】更に、本発明の濃色ブロンズガラスは、自
動車用後部側窓ガラスとして使われない薄さの、例え
ば、3mm以下の薄板ガラスとしても、風冷強化などの
強化方法で強化して、充分な強度アップが図れるので、
家具用ガラス、調理用ガラスなどとしても使用可能であ
る。
【0056】
【実施例】ガラス原料として、珪砂、長石、ソーダ灰、
石灰石およびマグネシアを用い、これらガラス原料に、
着色成分としての酸化第2鉄、酸化コバルト、セレン
(亜セレン酸亜鉛で添加)および酸化ニッケルを、ガラ
スにした際の含有量が本発明の範囲内となるように(実
施例1〜15)、または範囲外となるように(比較例1
〜3)各々添加した。
【0057】更に、鉄還元比を調整するための炭素系還
元剤としてのカーボン粉末をガラス原料に対して0.0
1〜0.02重量%となるように加え混合した。
【0058】この様にして調整した原料を坩堝に入れ、
電気炉内で1480℃に加熱し、溶融させた。1480
℃に5時間保持した後、1420℃まで1時間をかけて
降温し、更に1420℃に30分保持した後、グラファ
イト製の型枠に溶融したガラス素地を展開し、室温まで
徐冷して厚さ、10mmのガラス板を得た。
【0059】次いで、このガラス板を研磨して、厚さ、
4mm、サイズ、100mm×100mmとし、ガラス
組成分析および各種光学特性等を測定するためのサンプ
ルとした。
【0060】ガラスの組成分析は、Fe23、CoO、
SeおよびNiOについてのみ行った。また、鉄還元比
(Fe2+/Fe3+)については、板厚4mmでのD65
光源による分光透過率曲線において、FeO量を赤外域
波長約1100nmでの透過率から求め、上述した分析
値の全鉄量(Fe23)とから計算した。
【0061】表1が実施例1〜15、比較例1〜3にお
ける組成分析値および鉄還元比の測定値である。
【0062】
【表1】
【0063】表1の、実施例1〜15は、本発明の濃色
ブロンズガラスの着色成分の組成比および含有量の範囲
内であり、比較例1〜3は範囲外である。
【0064】表2が表1に示した、実施例1〜15およ
び比較例1〜3の組成のサンプルの光学特性測定結果で
ある。
【0065】
【表2】
【0066】表2に示すように、実施例1〜15のサン
プルは、いずれも厚さ4mmにおいて、D65光源を用
いて測定した可視光透過率が40%以下、紫外線透過率
が3%以下、且つ日射透過率が25%以下を満足し、更
に主波長が570〜590nmおよび刺激純度が45%
以下の光学特性を有する。それに比較して、比較例1〜
3は前述の透過率および光学特性を満足しない。
【0067】尚、厚さ4mmおけるD65光源を用いた
光学特性は、自記分光光度計(日立製作所製、U400
0型)を用い、可視光透過率については、JIS Z8
701−1995に準じ、紫外線透過率および日射透過
率については、国際標準化機構ISO/DIS1383
7に準じ、主波長ならびに刺激純度については、JIS
Z8701−1995に準じて求めた。
【0068】
【発明の効果】本発明において、数種類の着色成分をバ
ランスよく組み合わせることで、可視光透過率、40%
以下、紫外線透過率、3%以下、日射透過率、25%以
下である濃色ブロンズガラスが得られた。
【0069】本発明の濃色ブロンズガラスは、格段に優
れた紫外線吸収性および赤外線吸収性を有し、所望の可
視光透過率および日射透過率を有する。よって、建築用
窓ガラス、車両用、船舶用または航空機用窓ガラス、特
に自動車用後部側窓ガラスに用いた際に、濃色ブロンズ
系色調による低い可視光透過率に伴う優れたプライバシ
−性保護の効果を有し、紫外線カットにより搭乗者およ
び室内側物品の日焼け防止、および赤外線カットによる
高居住性に寄与する。
【0070】更に、ソーダ石灰ガラスを基礎ガラス組成
としたことで、風冷強化および曲げなどの加熱による後
工程が容易となり、耐候性を充分に有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町下汎史 三重県松阪市大口町1510番地 セントラル 硝子株式会社硝子研究所内 Fターム(参考) 4G062 AA01 BB01 CC01 DA06 DA07 DB02 DB03 DC01 DD01 DE01 DE02 DF01 EA01 EB04 EC02 EC03 ED03 EE03 EE04 EF01 EG01 FA01 FA10 FB01 FC01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GB01 GC02 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH12 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM01 NN12 NN13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソーダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成と
    し、着色成分として、重量%表示で、Fe23に換算し
    た全酸化鉄(T−Fe23)、1.50〜2.20%を
    含有し、且つppm表示で、CoO、10〜200pp
    m、Se、10〜50ppmおよびNiO、30〜20
    0ppmを含有し、D65光源を用いた分光測定におい
    て、板厚4mm換算した可視光透過率が40%以下、紫
    外線透過率が3%以下ならびに日射透過率が25%以下
    であることを特徴とする濃色ブロンズガラス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の濃色ブロンズガラスで
    あって、鉄還元比(Fe2+/Fe3+)が0.25〜0.
    45であること特徴とする濃色ブロンズガラス。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の濃色ブ
    ロンズガラスであって、D65光源を用いて測定し、板
    厚4mm換算した該ガラスの主波長が570nm〜59
    0nmであることを特徴とする濃色ブロンズガラス。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3いずれかに記載の
    濃色ブロンズガラスであって、D65光源を用いて測定
    し、板厚4mm換算したガラスの刺激純度が45%以下
    であることを特徴とする濃色ブロンズガラス。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の濃色ブロンズガラスであって、ソーダ石灰シリカ系ガ
    ラスの基礎組成が、重量%表示で、SiO2、67.0
    〜75.0%、Al23、0.05〜3.0%(ただ
    し、SiO2とAl23との合量は68.0〜75.0
    %)、MgO、2.0〜4.5%、CaO、7.0〜1
    1.0%、ZnO、0〜0.1%(ただし、MgOとC
    aOとZnOとの合量は11〜15%)、Na2O、1
    1.5〜16.0%およびK2O、0.5〜3.0%
    (ただし、Na2OとK2Oとの合量は12.0〜17.
    0%)であることを特徴とする濃色ブロンズガラス。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    濃色ブロンズガラスであって、Se成分の調合原料とし
    て、セレン系フリットあるいは亜セレン酸亜鉛を用いる
    ことを特徴とする濃色ブロンズガラス。
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