JP2003341838A - 通過検知器 - Google Patents
通過検知器Info
- Publication number
- JP2003341838A JP2003341838A JP2002155770A JP2002155770A JP2003341838A JP 2003341838 A JP2003341838 A JP 2003341838A JP 2002155770 A JP2002155770 A JP 2002155770A JP 2002155770 A JP2002155770 A JP 2002155770A JP 2003341838 A JP2003341838 A JP 2003341838A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light transmitting
- passage
- transmitting member
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管間に設けられた通過検知器において、配
管内と外部との連通を防ぎつつ光透過部材のみを容易に
交換することができる通過検知器を提供する。 【解決手段】 継手部材4は、内部を気送子が通過する
配管2及び3に挟まれて設けられ、気送子通路9と外部
とを連通する穴12には、光透過部材5が着脱自在に配
置されている。光透過部材5の外周面に設置されたOリ
ング13により、気送子通路9と外部との間の連通が遮
断されている。光透過部材5の外部側には、発光素子6
及び受光素子7がそれぞれ着脱自在に配置され、カバー
19により覆われ六角穴付きボルト20により継手部材
4に固定されている。継手部材4の凸部10の端部に
は、光透過部材5の取り外しを容易にするための切り欠
き部18が形成されている。
管内と外部との連通を防ぎつつ光透過部材のみを容易に
交換することができる通過検知器を提供する。 【解決手段】 継手部材4は、内部を気送子が通過する
配管2及び3に挟まれて設けられ、気送子通路9と外部
とを連通する穴12には、光透過部材5が着脱自在に配
置されている。光透過部材5の外周面に設置されたOリ
ング13により、気送子通路9と外部との間の連通が遮
断されている。光透過部材5の外部側には、発光素子6
及び受光素子7がそれぞれ着脱自在に配置され、カバー
19により覆われ六角穴付きボルト20により継手部材
4に固定されている。継手部材4の凸部10の端部に
は、光透過部材5の取り外しを容易にするための切り欠
き部18が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気流を利用し
て物を送る気送設備において、配管内を通過する気送子
を検知する通過検知器に関する。
て物を送る気送設備において、配管内を通過する気送子
を検知する通過検知器に関する。
【0002】
【従来の技術】物を搬送する設備として、物を送る位置
(送信位置)と物を受ける位置(受信位置)との間に配
管を設け、この配管内に空気流を生じさせ、空気流の力
により移送対象物である気送子を送信位置から受信位置
まで搬送する気送設備が知られている。このような気送
設備では、配管内の所定位置に通過検知器を設けること
により気送子の通過を確認することができる。通過検知
器としては、光透過部材、発光素子及び受光素子を備
え、光を用いて気送子の通過を検知する通過検知器が知
られており、このような通過検知器は、配管の途中に設
けられて、発光素子から放射される光が光透過部材及び
配管内を横切って通過し受光素子により受光される構造
になっている。配管内を気送子が通過すると、発光素子
から受光素子への光が気送子により遮られ、これにより
気送子が通過したことを検知する。
(送信位置)と物を受ける位置(受信位置)との間に配
管を設け、この配管内に空気流を生じさせ、空気流の力
により移送対象物である気送子を送信位置から受信位置
まで搬送する気送設備が知られている。このような気送
設備では、配管内の所定位置に通過検知器を設けること
により気送子の通過を確認することができる。通過検知
器としては、光透過部材、発光素子及び受光素子を備
え、光を用いて気送子の通過を検知する通過検知器が知
られており、このような通過検知器は、配管の途中に設
けられて、発光素子から放射される光が光透過部材及び
配管内を横切って通過し受光素子により受光される構造
になっている。配管内を気送子が通過すると、発光素子
から受光素子への光が気送子により遮られ、これにより
気送子が通過したことを検知する。
【0003】また、核燃料の再処理施設において、採取
建屋から分析建屋に放射性物質を試料として気送子の中
に入れて送るためにこのような気送設備が設けられてい
る。このような施設で用いられる気送設備の場合、配管
内は放射性物質が浮遊しているおそれがあるため、配管
内と外部との連通を遮蔽する必要がある。したがって、
通過検知器の故障や定期点検の際、通過検知器を交換す
る必要が生じた場合、気送設備の配管内の気密性を維持
し外部との連通を遮蔽した状態で、通過検知器を交換す
る必要がある。
建屋から分析建屋に放射性物質を試料として気送子の中
に入れて送るためにこのような気送設備が設けられてい
る。このような施設で用いられる気送設備の場合、配管
内は放射性物質が浮遊しているおそれがあるため、配管
内と外部との連通を遮蔽する必要がある。したがって、
通過検知器の故障や定期点検の際、通過検知器を交換す
る必要が生じた場合、気送設備の配管内の気密性を維持
し外部との連通を遮蔽した状態で、通過検知器を交換す
る必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、気送設
備の配管において、外部との連通を避けながら通過検知
器を交換するのは困難であり、配管に取り付けられた通
過検知器全体をビニールバッグ等の袋体で覆い、気密を
保ちながら通過検知器一式を新しい通過検知器と交換す
る方法もあるが、作業が大掛かりになり非常に手間がか
かるという問題があった。また、通過検知器一式ではな
く、配管内の物質の付着により汚れや傷がつきやすく、
交換頻度の高い光透過部材のみを容易に交換することが
できないので、通過検知器の交換費用が多大になってし
まう。
備の配管において、外部との連通を避けながら通過検知
器を交換するのは困難であり、配管に取り付けられた通
過検知器全体をビニールバッグ等の袋体で覆い、気密を
保ちながら通過検知器一式を新しい通過検知器と交換す
る方法もあるが、作業が大掛かりになり非常に手間がか
かるという問題があった。また、通過検知器一式ではな
く、配管内の物質の付着により汚れや傷がつきやすく、
交換頻度の高い光透過部材のみを容易に交換することが
できないので、通過検知器の交換費用が多大になってし
まう。
【0005】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、配管間に設けられた通過検知器に
おいて、配管内と外部との連通を防ぎつつ光透過部材の
みを容易に交換することができる通過検知器を提供する
ことを目的とする。
めになされたもので、配管間に設けられた通過検知器に
おいて、配管内と外部との連通を防ぎつつ光透過部材の
みを容易に交換することができる通過検知器を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る通過検知器は、内部を気送子が通過
する配管に挟まれて設けられ、配管と連通する気送子通
路を有すると共に、気送子通路を横切る方向に、気送子
通路と外部とを連通する少なくとも2つの穴が形成され
た継手部材と、それぞれの穴を塞ぐように着脱自在にそ
れぞれ配置され、気送子通路と外部との間の連通を遮断
しつつ、気送子通路と外部との間で光を透過する第1及
び第2の光透過部材と、第1光透過部材の外部側に着脱
自在に配置され、第1光透過部材を介して気送子通路に
向かって光を発する発光素子部材と、第2光透過部材の
外部側に着脱自在に配置され、発光素子部材から発せら
れて気送子通路を横切った光を、第2光透過部材を介し
て受ける受光素子部材とを備えることを特徴とするもの
である。
めに、本発明に係る通過検知器は、内部を気送子が通過
する配管に挟まれて設けられ、配管と連通する気送子通
路を有すると共に、気送子通路を横切る方向に、気送子
通路と外部とを連通する少なくとも2つの穴が形成され
た継手部材と、それぞれの穴を塞ぐように着脱自在にそ
れぞれ配置され、気送子通路と外部との間の連通を遮断
しつつ、気送子通路と外部との間で光を透過する第1及
び第2の光透過部材と、第1光透過部材の外部側に着脱
自在に配置され、第1光透過部材を介して気送子通路に
向かって光を発する発光素子部材と、第2光透過部材の
外部側に着脱自在に配置され、発光素子部材から発せら
れて気送子通路を横切った光を、第2光透過部材を介し
て受ける受光素子部材とを備えることを特徴とするもの
である。
【0007】また、光透過部材は、穴に嵌入されて気送
子通路と外部との連通を遮断する本体部と、この本体部
の外部側で且つ片面が継手部材に対向した位置に、本体
部から張り出したフランジ部とを備え、このフランジ部
の片面の外縁には、継手部材と接触しない非接触部が形
成されてもよい。さらに、非接触部は、継手部材の、光
透過部材のフランジ部と対向する位置に、切り欠きを設
けることにより、形成されてもよい。また、非接触部
は、光透過部材のフランジ部を、継手部材に対して、半
径方向外側に張り出すことにより形成されてもよい。さ
らに、光透過部材には、細長の貫通穴が設けられ、継手
部材には、この貫通穴に対向する位置に、貫通穴に対応
して間口が狭く且つ内部で広がる挿入穴が設けられる共
に、両端に拡張部を有する抜け止め部材を、光透過部材
の貫通穴を介して継手部材の挿入穴に挿入して回転する
ことにより、光透過部材と継手部材との相対移動を規制
してもよい。
子通路と外部との連通を遮断する本体部と、この本体部
の外部側で且つ片面が継手部材に対向した位置に、本体
部から張り出したフランジ部とを備え、このフランジ部
の片面の外縁には、継手部材と接触しない非接触部が形
成されてもよい。さらに、非接触部は、継手部材の、光
透過部材のフランジ部と対向する位置に、切り欠きを設
けることにより、形成されてもよい。また、非接触部
は、光透過部材のフランジ部を、継手部材に対して、半
径方向外側に張り出すことにより形成されてもよい。さ
らに、光透過部材には、細長の貫通穴が設けられ、継手
部材には、この貫通穴に対向する位置に、貫通穴に対応
して間口が狭く且つ内部で広がる挿入穴が設けられる共
に、両端に拡張部を有する抜け止め部材を、光透過部材
の貫通穴を介して継手部材の挿入穴に挿入して回転する
ことにより、光透過部材と継手部材との相対移動を規制
してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通過検知器の
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態1に係る通過検知器の
断面図である。図1に示されるように、通過検知器1
は、気送子が内部を通過する配管2及び3に跨って設け
られて気送子の通過を検知するものであり、継手部材
4、2つの光透過部材5、発光素子6、受光素子7を主
に備えるものである。継手部材4は配管2と配管3との
表面に跨って配置されると共に配管2及び3との間に挟
まれるように内部に環状に突出した突出部8を備えてい
る。突出部8により配管2及び3に連通すると共に配管
2及び3の内径に等しい内径を有する気送子通路9が形
成されている。また、継手部材4の外表面には気送子通
路9の半径方向に突出する二つの円筒状の凸部10が対
向して設けられている。それぞれの凸部10の外周面に
は環状の溝11が形成されていると共に、それぞれの凸
部10の内部には気送子通路9と連通する穴12が形成
されている。それぞれの穴12には、段付き円柱状の本
体部14と本体部14の外部側から半径方向外側に張り
出している段付き円板状のフランジ部15とを備えた光
透過部材5が、着脱自在に嵌め込まれている。光透過部
材5はガラスや樹脂等の光を透過する透明材から形成さ
れている。本体部14の外周面に形成された溝にはOリ
ング13が嵌め込まれ、このOリング13が嵌め込まれ
た光透過部材5によって外部と気送子通路9との連通が
遮断されることになる。
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態1に係る通過検知器の
断面図である。図1に示されるように、通過検知器1
は、気送子が内部を通過する配管2及び3に跨って設け
られて気送子の通過を検知するものであり、継手部材
4、2つの光透過部材5、発光素子6、受光素子7を主
に備えるものである。継手部材4は配管2と配管3との
表面に跨って配置されると共に配管2及び3との間に挟
まれるように内部に環状に突出した突出部8を備えてい
る。突出部8により配管2及び3に連通すると共に配管
2及び3の内径に等しい内径を有する気送子通路9が形
成されている。また、継手部材4の外表面には気送子通
路9の半径方向に突出する二つの円筒状の凸部10が対
向して設けられている。それぞれの凸部10の外周面に
は環状の溝11が形成されていると共に、それぞれの凸
部10の内部には気送子通路9と連通する穴12が形成
されている。それぞれの穴12には、段付き円柱状の本
体部14と本体部14の外部側から半径方向外側に張り
出している段付き円板状のフランジ部15とを備えた光
透過部材5が、着脱自在に嵌め込まれている。光透過部
材5はガラスや樹脂等の光を透過する透明材から形成さ
れている。本体部14の外周面に形成された溝にはOリ
ング13が嵌め込まれ、このOリング13が嵌め込まれ
た光透過部材5によって外部と気送子通路9との連通が
遮断されることになる。
【0009】一方の光透過部材5の外部側には発光素子
6が、他方の光透過部材5の外部側には受光素子7が配
置されている。発光素子6及び受光素子7は、外部から
の埃の侵入や破損を防止するため、一端のみが開口し内
部がくり貫かれた段付き円筒状のカバー19によりそれ
ぞれ覆われている。カバー19は発光素子6及び受光素
子7をそれぞれ光透過部材5に対して所定の位置に着脱
自在に固定すべく作業性が良い六角穴付きボルト20に
より継手部材4に締結されている。すなわち、発光素子
6及びカバー19、受光素子7及びカバー19は、それ
ぞれ、光透過部材5の外部側に着脱自在に配置された発
光素子部材、受光素子部材を構成している。
6が、他方の光透過部材5の外部側には受光素子7が配
置されている。発光素子6及び受光素子7は、外部から
の埃の侵入や破損を防止するため、一端のみが開口し内
部がくり貫かれた段付き円筒状のカバー19によりそれ
ぞれ覆われている。カバー19は発光素子6及び受光素
子7をそれぞれ光透過部材5に対して所定の位置に着脱
自在に固定すべく作業性が良い六角穴付きボルト20に
より継手部材4に締結されている。すなわち、発光素子
6及びカバー19、受光素子7及びカバー19は、それ
ぞれ、光透過部材5の外部側に着脱自在に配置された発
光素子部材、受光素子部材を構成している。
【0010】また、継手部材4の両端にはゴムリング2
1がそれぞれ配置されており、このゴムリング21の一
方の側面は、継手部材4の端部4aと接触している。ゴ
ムリング21の他方の側面から上面の一部にかけては、
金具部材22により覆われている。ゴムリング21及び
継手部材4の端部4aを覆うように、一端に回転支持部
が設けられた一対の半環状の締め付けリング23が設け
られている。それぞれの締め付けリング23の他端は、
図2に示すように、締結部材24によりねじ結合され、
継手部材4が配管2及び3に跨って固定される。
1がそれぞれ配置されており、このゴムリング21の一
方の側面は、継手部材4の端部4aと接触している。ゴ
ムリング21の他方の側面から上面の一部にかけては、
金具部材22により覆われている。ゴムリング21及び
継手部材4の端部4aを覆うように、一端に回転支持部
が設けられた一対の半環状の締め付けリング23が設け
られている。それぞれの締め付けリング23の他端は、
図2に示すように、締結部材24によりねじ結合され、
継手部材4が配管2及び3に跨って固定される。
【0011】次に、図3及び図4を用いて、継手部材4
の凸部10の先端形状及び光透過部材5の形状を説明す
る。図3は、継手部材4の凸部10に光透過部材5が嵌
め込まれている状態の外観を示し、図4は、光透過部材
5が嵌め込まれている継手部材4の断面を示す。図4に
示されるように、光透過部材5は継手部材4の穴12に
嵌入され、そのフランジ部15のうち、継手部材4に対
向した光透過部材5の片面15a側は継手部材4の凸部
10に接触している。また、継手部材4の凸部10の外
周面先端には、図3に示されるように、円筒形状の一部
を矩形状に切り欠いた切り欠き部18が設けられてい
る。すなわち、図4に明確に示されるように、継手部材
4に切り欠き部18が設けられることにより、光透過部
材5のフランジ部15の片面15aの外縁には、継手部
材4と接触しない部分15b即ち非接触部が形成され、
継手部材4の凸部10と光透過部材5のフランジ部15
との間には、L字形に折り曲げた平板形状の脱着治具1
7を挿入できる空間Sが形成されている。ここで、脱着
治具17を、図4に2点鎖線で示されるように、空間S
に矢印Aのように挿入し、光透過部材5のフランジ部1
5と係合させ、矢印Bのように回転させると、光透過部
材5を穴12から引き抜きくことができるように構成さ
れている。
の凸部10の先端形状及び光透過部材5の形状を説明す
る。図3は、継手部材4の凸部10に光透過部材5が嵌
め込まれている状態の外観を示し、図4は、光透過部材
5が嵌め込まれている継手部材4の断面を示す。図4に
示されるように、光透過部材5は継手部材4の穴12に
嵌入され、そのフランジ部15のうち、継手部材4に対
向した光透過部材5の片面15a側は継手部材4の凸部
10に接触している。また、継手部材4の凸部10の外
周面先端には、図3に示されるように、円筒形状の一部
を矩形状に切り欠いた切り欠き部18が設けられてい
る。すなわち、図4に明確に示されるように、継手部材
4に切り欠き部18が設けられることにより、光透過部
材5のフランジ部15の片面15aの外縁には、継手部
材4と接触しない部分15b即ち非接触部が形成され、
継手部材4の凸部10と光透過部材5のフランジ部15
との間には、L字形に折り曲げた平板形状の脱着治具1
7を挿入できる空間Sが形成されている。ここで、脱着
治具17を、図4に2点鎖線で示されるように、空間S
に矢印Aのように挿入し、光透過部材5のフランジ部1
5と係合させ、矢印Bのように回転させると、光透過部
材5を穴12から引き抜きくことができるように構成さ
れている。
【0012】次に本実施の形態に係る通過検知器の動作
について説明する。図1に示されるように、発光素子6
から放射される光は、第1の光透過部材である発光素子
6側の光透過部材5を透過して、気送子が気送子通路9
を通過していないときは、気送子通路9を横切り、第2
の光透過部材である受光素子7側の光透過部材5を透過
して受光素子7により受光される。気送子が気送子通路
9を通過しているときは、気送子により光が遮られ受光
素子7は受光しない。このように、受光素子7が発光素
子6から光を受光したか否かにより、気送子が気送子通
路9を通過したか否かが判断される。
について説明する。図1に示されるように、発光素子6
から放射される光は、第1の光透過部材である発光素子
6側の光透過部材5を透過して、気送子が気送子通路9
を通過していないときは、気送子通路9を横切り、第2
の光透過部材である受光素子7側の光透過部材5を透過
して受光素子7により受光される。気送子が気送子通路
9を通過しているときは、気送子により光が遮られ受光
素子7は受光しない。このように、受光素子7が発光素
子6から光を受光したか否かにより、気送子が気送子通
路9を通過したか否かが判断される。
【0013】この通過検知器1において、光透過部材5
に傷が生じた等の理由により光透過部材5を交換する場
合について、発光素子6側の光透過部材5を例に説明す
る。核燃料の再処理施設等の気送設備では、配管2及び
3内は放射性物質により汚染されているおそれがある。
このため、配管2及び3内と外部との連通を遮断しつつ
交換作業を行わなければならない。まず、作業者は、六
角穴付きボルト20を緩めカバー19及び発光素子6を
取り外す。次に、図5に示されるように、ビニールバッ
グ等のプラスチック製袋である袋体25の口を継手部材
4の凸部10に括り付ける。ゴムバンド26を凸部10
の溝11に嵌め込むことにより、袋体25を固定すると
共に、袋体25の内部と外部との連通を遮断する。ここ
で、袋体25の中には新しい交換用の光透過部材5、光
透過部材5を取り外すための脱着治具17及び除染具2
7が予め入れられており、作業者が袋体25の外部から
これらを使って交換作業を行う。作業者は袋体25の外
部から脱着治具17を握り、継手部材4の切り欠き部1
8に差し込んで光透過部材5を取り外し、新しい光透過
部材5を嵌入する。除染具27はこの間必要に応じて用
いられる。
に傷が生じた等の理由により光透過部材5を交換する場
合について、発光素子6側の光透過部材5を例に説明す
る。核燃料の再処理施設等の気送設備では、配管2及び
3内は放射性物質により汚染されているおそれがある。
このため、配管2及び3内と外部との連通を遮断しつつ
交換作業を行わなければならない。まず、作業者は、六
角穴付きボルト20を緩めカバー19及び発光素子6を
取り外す。次に、図5に示されるように、ビニールバッ
グ等のプラスチック製袋である袋体25の口を継手部材
4の凸部10に括り付ける。ゴムバンド26を凸部10
の溝11に嵌め込むことにより、袋体25を固定すると
共に、袋体25の内部と外部との連通を遮断する。ここ
で、袋体25の中には新しい交換用の光透過部材5、光
透過部材5を取り外すための脱着治具17及び除染具2
7が予め入れられており、作業者が袋体25の外部から
これらを使って交換作業を行う。作業者は袋体25の外
部から脱着治具17を握り、継手部材4の切り欠き部1
8に差し込んで光透過部材5を取り外し、新しい光透過
部材5を嵌入する。除染具27はこの間必要に応じて用
いられる。
【0014】このように、光透過部材5により気送子通
路9と外部との連通が遮断されており、光透過部材5の
外部側にあるカバー19及び発光素子6を交換作業前に
予め取り外しておいた状態でも、配管2及び3と外部と
は連通しない。従って、交換作業時には、光透過部材5
が嵌入した継手部材4の凸部10のみを袋体25で覆え
ばよく、大掛かりな交換作業が発生せず、光透過部材5
の交換を容易に行うことができる。また、光透過部材5
を交換後、取り外した発光素子6及びカバー19をその
まま再度取り付けることができ、通過検知器一式を交換
する必要がない。なお、受光素子7側の光透過部材5の
交換作業も同様な方法で行うことができる。
路9と外部との連通が遮断されており、光透過部材5の
外部側にあるカバー19及び発光素子6を交換作業前に
予め取り外しておいた状態でも、配管2及び3と外部と
は連通しない。従って、交換作業時には、光透過部材5
が嵌入した継手部材4の凸部10のみを袋体25で覆え
ばよく、大掛かりな交換作業が発生せず、光透過部材5
の交換を容易に行うことができる。また、光透過部材5
を交換後、取り外した発光素子6及びカバー19をその
まま再度取り付けることができ、通過検知器一式を交換
する必要がない。なお、受光素子7側の光透過部材5の
交換作業も同様な方法で行うことができる。
【0015】実施の形態2.実施の形態2に係る通過検
知器に用いられる継手部材の凸部を図6及び図7に示
す。実施の形態2に係る通過検知器は、実施の形態1に
係る通過検知器において脱着治具を用いて光透過部材を
取り外す代わりに、脱着治具を使わずに光透過部材を取
り外すようにしたものであり、実施の形態1に係る通過
検知器の継手部材4及び光透過部材5の代わりに継手部
材30及び光透過部材35を用いたものである。継手部
材30の凸部31には、光透過部材35の円板状のフラ
ンジ部36の片面36aが、全面にわたって接触した状
態で光透過部材35が嵌入されている。また、凸部31
の外周円筒面31aとフランジ部36の外周面36bと
は段差のない状態で隣接している。凸部31の外周円筒
面31aの上下2カ所には、ほぼ卵を上下左右に4分割
した際のひとつの形状に似た空間を有する切り欠き部3
2が形成されている。すなわち、凸部31の外周円筒面
31a上、及び端面31b上で、共にU字形状に切り欠
かれたくぼみが形成されている。また、この切り欠き部
32によりフランジ部36の片面36aに非接触部が形
成される。光透過部材35を交換する際には、この切り
欠き部32に作業者の指を掛けて光透過部材35のフラ
ンジ部36をつまみ、光透過部材35を穴12から取り
出すことができる。
知器に用いられる継手部材の凸部を図6及び図7に示
す。実施の形態2に係る通過検知器は、実施の形態1に
係る通過検知器において脱着治具を用いて光透過部材を
取り外す代わりに、脱着治具を使わずに光透過部材を取
り外すようにしたものであり、実施の形態1に係る通過
検知器の継手部材4及び光透過部材5の代わりに継手部
材30及び光透過部材35を用いたものである。継手部
材30の凸部31には、光透過部材35の円板状のフラ
ンジ部36の片面36aが、全面にわたって接触した状
態で光透過部材35が嵌入されている。また、凸部31
の外周円筒面31aとフランジ部36の外周面36bと
は段差のない状態で隣接している。凸部31の外周円筒
面31aの上下2カ所には、ほぼ卵を上下左右に4分割
した際のひとつの形状に似た空間を有する切り欠き部3
2が形成されている。すなわち、凸部31の外周円筒面
31a上、及び端面31b上で、共にU字形状に切り欠
かれたくぼみが形成されている。また、この切り欠き部
32によりフランジ部36の片面36aに非接触部が形
成される。光透過部材35を交換する際には、この切り
欠き部32に作業者の指を掛けて光透過部材35のフラ
ンジ部36をつまみ、光透過部材35を穴12から取り
出すことができる。
【0016】実施の形態3.実施の形態3に係る通過検
知器の継手部材の凸部を図8〜図10に示す。実施の形
態3に係る通過検知器は、実施の形態2に係る通過検知
器と同様に、実施の形態1に係る通過検知器において脱
着治具を用いて光透過部材を取り外す代わりに、脱着治
具を使わずに光透過部材を取り外すようにし、さらに、
光透過部材が継手部材から抜けるのを防止するようにし
たものである。この通過検知器は、実施の形態1に係る
通過検知器の継手部材4及び光透過部材5の代わりに継
手部材40及び光透過部材45を用い、さらに、抜け止
め部材50を追加したものである。
知器の継手部材の凸部を図8〜図10に示す。実施の形
態3に係る通過検知器は、実施の形態2に係る通過検知
器と同様に、実施の形態1に係る通過検知器において脱
着治具を用いて光透過部材を取り外す代わりに、脱着治
具を使わずに光透過部材を取り外すようにし、さらに、
光透過部材が継手部材から抜けるのを防止するようにし
たものである。この通過検知器は、実施の形態1に係る
通過検知器の継手部材4及び光透過部材5の代わりに継
手部材40及び光透過部材45を用い、さらに、抜け止
め部材50を追加したものである。
【0017】図8及び図9に示されるように、継手部材
40は角柱形状の凸部41を有し、この内部には光透過
部材45が嵌入されている。光透過部材45の平板状の
フランジ部46は、凸部41の外周面41aに対して上
下に張り出して形成されている。この外周面41aより
張り出した部分は継手部材40と接触しない非接触部4
6bを構成している。これにより、光透過部材45を交
換する際に非接触部46bに作業者の指を掛けて光透過
部材45を穴12から容易に取り外すことができる。
40は角柱形状の凸部41を有し、この内部には光透過
部材45が嵌入されている。光透過部材45の平板状の
フランジ部46は、凸部41の外周面41aに対して上
下に張り出して形成されている。この外周面41aより
張り出した部分は継手部材40と接触しない非接触部4
6bを構成している。これにより、光透過部材45を交
換する際に非接触部46bに作業者の指を掛けて光透過
部材45を穴12から容易に取り外すことができる。
【0018】また、光透過部材45のフランジ部46に
は、長さhの縦長の貫通穴47が形成されている。継手
部材40の凸部41には、挿入穴として、貫通穴47に
対向する位置に貫通穴47とほぼ同一の長さhの細長の
間口48が形成されている。間口48の内部には円筒空
間49が形成されており、この円筒空間49の直径dは
間口48の長さhとほぼ同じ長さとなっている。図8の
X−X線に沿って上部から見た部分断面図である図10
に示されるように、間口48は貫通穴47の幅wとほぼ
同じ幅を有し、円筒空間49は間口48に対して左右方
向に拡張して形成されている。図8に示されるように、
抜け止め部材50は、平板状の部材であって、中央にく
びれ部50aを、両端に矩形の拡張部50bを有してい
る。拡張部50bの高さmは、貫通穴47及び間口48
の長さh及び円筒空間49の直径dよりわずかに小さい
寸法に形成されている。矢印付き一点鎖線で示されるよ
うに、抜け止め部材50を鉛直方向に向けた状態で貫通
穴47に挿入し、先端の拡張部50bが円筒空間49に
到達した後、抜け止め部材50を90°回転させて水平
方向を向くように配置する。
は、長さhの縦長の貫通穴47が形成されている。継手
部材40の凸部41には、挿入穴として、貫通穴47に
対向する位置に貫通穴47とほぼ同一の長さhの細長の
間口48が形成されている。間口48の内部には円筒空
間49が形成されており、この円筒空間49の直径dは
間口48の長さhとほぼ同じ長さとなっている。図8の
X−X線に沿って上部から見た部分断面図である図10
に示されるように、間口48は貫通穴47の幅wとほぼ
同じ幅を有し、円筒空間49は間口48に対して左右方
向に拡張して形成されている。図8に示されるように、
抜け止め部材50は、平板状の部材であって、中央にく
びれ部50aを、両端に矩形の拡張部50bを有してい
る。拡張部50bの高さmは、貫通穴47及び間口48
の長さh及び円筒空間49の直径dよりわずかに小さい
寸法に形成されている。矢印付き一点鎖線で示されるよ
うに、抜け止め部材50を鉛直方向に向けた状態で貫通
穴47に挿入し、先端の拡張部50bが円筒空間49に
到達した後、抜け止め部材50を90°回転させて水平
方向を向くように配置する。
【0019】このため、光透過部材45が継手部材40
の穴12から万一抜け出しそうになっても、図10に示
されるように、抜け止め部材50の両端の拡張部50b
の内側が、円筒空間49の間口48側の壁面及びフラン
ジ部46の外面にそれぞれ引っ掛かるので、光透過部材
45と継手部40との相対移動が規制され、光透過部材
45が抜け出ることがない。また、図9に示されるよう
に、抜け止め部材50を挿入して回転させた後、この水
平状態になった抜け止め部材50のすぐ上に位置するよ
うに、直方体形状の発光素子6をフランジ部46に取り
付ければ、発光素子6により抜け止め部材50の回転が
防止され、抜け止め部材50が回転して抜け出ることは
ない。
の穴12から万一抜け出しそうになっても、図10に示
されるように、抜け止め部材50の両端の拡張部50b
の内側が、円筒空間49の間口48側の壁面及びフラン
ジ部46の外面にそれぞれ引っ掛かるので、光透過部材
45と継手部40との相対移動が規制され、光透過部材
45が抜け出ることがない。また、図9に示されるよう
に、抜け止め部材50を挿入して回転させた後、この水
平状態になった抜け止め部材50のすぐ上に位置するよ
うに、直方体形状の発光素子6をフランジ部46に取り
付ければ、発光素子6により抜け止め部材50の回転が
防止され、抜け止め部材50が回転して抜け出ることは
ない。
【0020】このように、抜け止め部材50を設けてい
るので、光透過部材45の交換時に、発光素子6や受光
素子7を取り外した後、袋体25で継手部材40を覆う
前に、誤操作で光透過部材45が継手部材40からはず
れことがなくなり、配管2及び3内と外部とが連通して
しまうおそれがない。したがって、カバー19及び発光
素子6又は受光素子7を取り外し袋体25で継手部材4
0を覆った後、光透過部材45の交換作業を行う前に、
抜け止め部材50を90°回転させて抜き、その後に光
透過部材45を取り外すこととなる。
るので、光透過部材45の交換時に、発光素子6や受光
素子7を取り外した後、袋体25で継手部材40を覆う
前に、誤操作で光透過部材45が継手部材40からはず
れことがなくなり、配管2及び3内と外部とが連通して
しまうおそれがない。したがって、カバー19及び発光
素子6又は受光素子7を取り外し袋体25で継手部材4
0を覆った後、光透過部材45の交換作業を行う前に、
抜け止め部材50を90°回転させて抜き、その後に光
透過部材45を取り外すこととなる。
【0021】尚、上述した実施の形態では、カバー19
を継手部材4,30,40に六角穴付きボルト20で締
結しているが、これに限定されるものではなく、図11
に示されるように、カバー51に雌ねじ52を形成する
と共に継手部材53に雄ねじ54を形成し、カバー51
を継手部材53にねじ込み固定するようにしてもよい。
また、継手部材53を配管2に固定する方法としては、
締め付けリング23に限定されるものではなく、継手部
材53の端部に雄ねじ55を形成して、雌ねじ56を備
えるリング状の固定部材57を回転させて継手部材53
の端部にねじ込んで固定させるようなものでもよい。こ
のとき、固定部材57と配管2との間にOリング58を
設けて、配管2内部と外部との気密性を高めるようにし
てもよい。また、実施の形態3において用いた抜け止め
部材50を実施の形態1及び2に係る通過検知器に適用
してもよい。
を継手部材4,30,40に六角穴付きボルト20で締
結しているが、これに限定されるものではなく、図11
に示されるように、カバー51に雌ねじ52を形成する
と共に継手部材53に雄ねじ54を形成し、カバー51
を継手部材53にねじ込み固定するようにしてもよい。
また、継手部材53を配管2に固定する方法としては、
締め付けリング23に限定されるものではなく、継手部
材53の端部に雄ねじ55を形成して、雌ねじ56を備
えるリング状の固定部材57を回転させて継手部材53
の端部にねじ込んで固定させるようなものでもよい。こ
のとき、固定部材57と配管2との間にOリング58を
設けて、配管2内部と外部との気密性を高めるようにし
てもよい。また、実施の形態3において用いた抜け止め
部材50を実施の形態1及び2に係る通過検知器に適用
してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、内部を気送子が通過す
る配管に挟まれて設けられた継手部材に着脱自在に光透
過部材を配置し、光透過部材の外部側に発光素子部材、
受光素子部材をそれぞれ着脱自在に配置したので、配管
内と外部との連通を防ぎつつ光透過部材のみを容易に交
換することができる通過検知器を提供するができる。ま
た、この発明によれば、フランジ部の片面の外縁には、
継手部材と接触しない部分が形成されているので、袋体
の外側からの交換作業であっても、脱着治具を用いてあ
るいは作業者自身の指で、光透過部材を継手部材から容
易に引き抜いてはずすことができる。さらに、この発明
によれば、継手部材の、光透過部材のフランジ部と対向
する位置に、切り欠きを設けることにより、光透過部材
を継手部材から引き抜くための、脱着治具や作業者自身
の指の挿入スペースを確保することができる。また、光
透過部材のフランジ部を、継手部材に対して、半径方向
外側に張り出すことにより、作業者は張り出し部分に指
をかけて光透過部材を継手部材から容易に引き抜くこと
ができる。さらに、光透過部材と継手部との相対移動を
規制する抜け止め部材が、光透過部材及び継手部材に挿
入され回転して組み付けられることにより、光透過部材
の交換時に、発光素子部材や受光素子部材を取り外した
後、袋体で継手部材を覆う前に、誤操作で光透過部材が
継手部材からはずれことがなくなり、配管内と外部とが
連通してしまうおそれがない。
る配管に挟まれて設けられた継手部材に着脱自在に光透
過部材を配置し、光透過部材の外部側に発光素子部材、
受光素子部材をそれぞれ着脱自在に配置したので、配管
内と外部との連通を防ぎつつ光透過部材のみを容易に交
換することができる通過検知器を提供するができる。ま
た、この発明によれば、フランジ部の片面の外縁には、
継手部材と接触しない部分が形成されているので、袋体
の外側からの交換作業であっても、脱着治具を用いてあ
るいは作業者自身の指で、光透過部材を継手部材から容
易に引き抜いてはずすことができる。さらに、この発明
によれば、継手部材の、光透過部材のフランジ部と対向
する位置に、切り欠きを設けることにより、光透過部材
を継手部材から引き抜くための、脱着治具や作業者自身
の指の挿入スペースを確保することができる。また、光
透過部材のフランジ部を、継手部材に対して、半径方向
外側に張り出すことにより、作業者は張り出し部分に指
をかけて光透過部材を継手部材から容易に引き抜くこと
ができる。さらに、光透過部材と継手部との相対移動を
規制する抜け止め部材が、光透過部材及び継手部材に挿
入され回転して組み付けられることにより、光透過部材
の交換時に、発光素子部材や受光素子部材を取り外した
後、袋体で継手部材を覆う前に、誤操作で光透過部材が
継手部材からはずれことがなくなり、配管内と外部とが
連通してしまうおそれがない。
【図1】 本発明の実施の形態1に係る通過検知器の平
面断面図である。
面断面図である。
【図2】 実施の形態1に係る通過検知器の構成を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】 実施の形態1に係る通過検知器に用いられる
継手部材及び光透過部材の要部を示す斜視図である。
継手部材及び光透過部材の要部を示す斜視図である。
【図4】 図1のIV−IV線に沿った部分断面図である。
【図5】 実施の形態1に係る通過検知器に用いられる
光透過部材の交換方法を説明するための、通過検知器の
周辺を示す平面図である。
光透過部材の交換方法を説明するための、通過検知器の
周辺を示す平面図である。
【図6】 実施の形態2に係る通過検知器に用いられる
継手部材及び光透過部材の要部を示す斜視図である。
継手部材及び光透過部材の要部を示す斜視図である。
【図7】 実施の形態2に係る通過検知器に用いられる
継手部材及び光透過部材の断面図である。
継手部材及び光透過部材の断面図である。
【図8】 実施の形態3に係る通過検知器に用いられる
継手部材及び光透過部材の要部を示す斜視図である。
継手部材及び光透過部材の要部を示す斜視図である。
【図9】 実施の形態3に係る通過検知器に用いられる
継手部材及び光透過部材の断面図である。
継手部材及び光透過部材の断面図である。
【図10】 図8のX−X線に沿った部分平面断面図で
ある。
ある。
【図11】 その他の実施の形態に係る通過検知器の構
成を示す要部断面図である。
成を示す要部断面図である。
1…通過検知器、2,3…配管、4,30,40…継手
部材、5,35,45…光透過部材、6…発光素子、7
…受光素子、9…気送子通路、10,31,41…凸
部、12…穴、14…本体部、15,36,46…フラ
ンジ部、15a,36a…片面、15b,46b…非接
触部、18,32…切り欠き部、47…貫通穴、48…
間口、50…抜け止め部材、50b…拡張部。
部材、5,35,45…光透過部材、6…発光素子、7
…受光素子、9…気送子通路、10,31,41…凸
部、12…穴、14…本体部、15,36,46…フラ
ンジ部、15a,36a…片面、15b,46b…非接
触部、18,32…切り欠き部、47…貫通穴、48…
間口、50…抜け止め部材、50b…拡張部。
Claims (5)
- 【請求項1】 内部を気送子が通過する配管に挟まれて
設けられ、配管と連通する気送子通路を有すると共に、
気送子通路を横切る方向に、気送子通路と外部とを連通
する少なくとも2つの穴が形成された継手部材と、 前記それぞれの穴を塞ぐように着脱自在にそれぞれ配置
され、気送子通路と外部との間の連通を遮断しつつ、気
送子通路と外部との間で光を透過する第1及び第2の光
透過部材と、 第1光透過部材の外部側に着脱自在に配置され、第1光
透過部材を介して気送子通路に向かって光を発する発光
素子部材と、 第2光透過部材の外部側に着脱自在に配置され、発光素
子部材から発せられて気送子通路を横切った光を、第2
光透過部材を介して受ける受光素子部材とを備えること
を特徴とする通過検知器。 - 【請求項2】 光透過部材は、 前記穴に嵌入されて気送子通路と外部との連通を遮断す
る本体部と、 この本体部の外部側で且つ片面が継手部材に対向した位
置に、本体部から張り出したフランジ部とを備え、 このフランジ部の前記片面の外縁には、継手部材と接触
しない非接触部が形成されている請求項1に記載の通過
検知器。 - 【請求項3】 前記非接触部は、 継手部材の、光透過部材のフランジ部と対向する位置
に、切り欠きを設けることにより形成される請求項2に
記載の通過検知器。 - 【請求項4】 前記非接触部は、 光透過部材のフランジ部を、継手部材に対して、半径方
向外側に張り出すことにより形成される請求項2に記載
の通過検知器。 - 【請求項5】 光透過部材には、細長の貫通穴が設けら
れ、 継手部材には、この貫通穴に対向する位置に、貫通穴に
対応して間口が狭く且つ内部で広がる挿入穴が設けられ
ると共に、 両端に拡張部を有し、光透過部材の貫通穴を介して継手
部材の挿入穴に挿入されて回転されることにより、光透
過部材と継手部材との相対移動を規制する抜け止め部材
を備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の通過検知
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155770A JP2003341838A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 通過検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155770A JP2003341838A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 通過検知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003341838A true JP2003341838A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29772218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002155770A Withdrawn JP2003341838A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 通過検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003341838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101590950B (zh) * | 2009-02-23 | 2011-07-20 | 丁圆 | 输送系统的对接装置 |
-
2002
- 2002-05-29 JP JP2002155770A patent/JP2003341838A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101590950B (zh) * | 2009-02-23 | 2011-07-20 | 丁圆 | 输送系统的对接装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190093795A1 (en) | Sealing gland | |
JP6837062B2 (ja) | コンテインメント装置のポート構造、コンテインメント装置、コンテインメント装置のポート作成用キット及びコンテインメント装置のポート構造の形成方法 | |
KR101802286B1 (ko) | 반도체 및 디스플레이 제조 설비용 진공배관 지지장치 | |
JP4384172B2 (ja) | クイック交換式カップリングを有するインライン型フィルタ、及びフィルタ | |
JP2003341838A (ja) | 通過検知器 | |
JPH11334765A (ja) | 紫外線を使用する汚染除去が組み込まれた耐密移送装置 | |
JP2006252368A (ja) | 感知器の防塵カバーおよび視野角制限アダプタ | |
EP2518477A1 (en) | Portable monitoring device for radioactive substance | |
HU182168B (en) | Device for fixing the filter hoses in dust filters | |
JP2017156987A (ja) | 煙感知器カバー取り外し治具及びこの治具を用いた作業方法 | |
JP2013072548A (ja) | フェルール継手、フェルール継手の接続構造およびフェルール継手の接続方法 | |
JPH0599380A (ja) | 薄壁のホースを管状要素に連結するための装置 | |
JP2006200550A (ja) | フランジおよびフランジを備えたパイプ | |
JP7220272B2 (ja) | 着脱器 | |
JP3002966B2 (ja) | 気密アダプタ及びその交換方法 | |
JP2005220949A (ja) | 粉粒体輸送装置における配管接続装置 | |
JPS6033513Y2 (ja) | 火災報知装置用感知器の脱着器 | |
JP4666680B2 (ja) | グローブボックス用インナーリングの密閉装置 | |
JP2008076115A (ja) | 付着物検出器を備えた配管連結装置 | |
US5190321A (en) | Arrangement for mounting a tube or member provided with a flange | |
JP2007192558A (ja) | グローブボックスのラージポート構造 | |
KR200402686Y1 (ko) | 방사선 조사기의 선원이탈경보장치 | |
JP2007255945A (ja) | グローブポート用の閉止栓 | |
WO2011062107A1 (ja) | フィルタ装置 | |
JP3991075B2 (ja) | 感知器用着脱器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |