JP2003341602A - 流動可能体小分け装置 - Google Patents

流動可能体小分け装置

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JP2003341602A
JP2003341602A JP2002144537A JP2002144537A JP2003341602A JP 2003341602 A JP2003341602 A JP 2003341602A JP 2002144537 A JP2002144537 A JP 2002144537A JP 2002144537 A JP2002144537 A JP 2002144537A JP 2003341602 A JP2003341602 A JP 2003341602A
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hole
opening
flowable
powder
flowable body
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Kazuhide Saito
和秀 齊藤
Yoshiyuki Sakai
喜幸 堺
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F Hoffmann La Roche AG
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F Hoffmann La Roche AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小分け作業を容易にすることができるととも
に、小分けすべき薬剤等の流動可能体を的確に小分けす
ることができる流動可能体小分け装置を提供する。 【解決手段】 流動可能体を排出する供給孔が、貫通孔
に連通しているときには、貫通孔の下側開口を閉塞し、
供給孔が貫通孔に連通していないときには、下側開口を
開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末状や流動状の
薬剤等の流動可能体を小分けして排出し得るようにした
流動可能体小分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従前において、粉末状の薬剤を定量に小
分けする際には、これらの薬剤をスプーン等によって薬
瓶から取り出し、小分けの重量を秤を用いて測定するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな小分け方法は、秤により重量を測定しながら粉末状
の薬剤を定量に小分けするものであったが故に、薬剤の
重量を微調整しながら行う必要があり小分け作業の手間
が掛かるものとなっていた。
【0004】また、同一種類の粉末状の薬剤であって
も、生産ロットにより嵩比重が微妙に異なる場合があ
る。このため、重量を基準とせずに体積を基準にして小
分け作業をするような場合には、同じ体積であっても生
産ロットの相違により薬剤の重量が異なってしまい、同
じ重量で小分けすることが困難となる場合があった。
【0005】本発明は、上述した如き課題に鑑みてなさ
れたものであり、小分け作業を容易にすることができる
とともに、小分けすべき薬剤等の流動可能体を的確に小
分けすることができる流動可能体小分け装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明においては、流動可能体を排出する
供給孔が、貫通孔に連通しているときには、貫通孔の下
側開口を閉塞し、供給孔が貫通孔に連通していないとき
には、下側開口を開放するようにする流動可能体小分け
装置を提供する。
【0007】より具体的には、本発明は以下の如き流動
可能体小分け装置を提供する。 (1) 流動可能体を排出する供給孔を含む供給部を有
し、かつ前記供給部から供給された流動可能体を小分け
する流動可能体小分け装置であって、略垂直に形成され
かつ上側開口と下側開口とを有する貫通孔を有する貫通
孔形成部を含み、かつ、前記供給部は、前記上側開口が
形成された面上で摺動可能でありかつ前記供給孔が設け
られた上側可動部と、前記下側開口が形成された面に沿
って前記上側可動部の摺動に伴って移動するとともに、
前記供給孔が前記貫通孔に連通したときには、前記下側
開口を閉塞し、かつ前記供給孔が前記貫通孔に連通して
いないときには、前記下側開口を開放する下側可動部
と、を含むことを特徴とする流動可能体小分け装置。
【0008】上述した(1)の発明によれば、貫通孔
は、略垂直に形成されており、供給部の供給孔が貫通孔
に連通したときには、下側開口を閉塞するので、供給孔
が貫通孔に連通したときには、流動可能体は、貫通孔を
満たすまで貫通孔に流れ込むこととなる。また、供給孔
が貫通孔に連通していないときには、下側開口を開放す
るので、貫通孔を満たした流動可能体を下側開口から排
出することできる。このような構成としたことにより、
貫通孔の容積に応じた量の流動可能体を常に小分けする
ことができ、秤等の計量手段を用いることなく流動可能
体を的確かつ容易に定量に小分けすることができる。
【0009】尚、上述した「流動可能体」は、流体と称
されるもののほか、粉状体や粒状体等の流動し得るもの
であればよく、集合体や集合物として所定の方向に移動
することができるもの、即ち流動し得るものであるなら
ば、この流動可能体の概念に含まれる。
【0010】また、貫通孔形成部を透明な部材、例え
ば、アクリルやガラス等の外側から視認できる部材で構
成することとしてもよい。このようにすることにより、
流動可能体が貫通孔を満たしたか否かを容易に判断する
ことができるのである。
【0011】(2) 前記貫通孔は、前記上側開口と前
記下側開口との間に形成された側面に側面孔を有し、か
つ、前記側面孔に挿入されかつ前記貫通孔に突出し得る
突出片を有することを特徴とする請求項1記載の流動可
能体小分け装置。
【0012】上述した(2)の発明によれば、貫通孔に
突出し得る突出片を有するので、貫通孔の容積を変化さ
せることができるので、定量すべき流動可能体の量を容
易に調整することができる。
【0013】(3) 前記貫通孔形成部は、長尺な形状
を呈し、かつ、前記貫通孔は、前記貫通孔形成部を略垂
直に貫通する複数の孔群からなり、前記複数の孔群は、
前記貫通孔形成部の長手方向に沿って形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の流動可能体小分け装置。
【0014】上述した(3)の発明によれば、貫通孔
は、複数の孔群からなり、複数の孔群は、貫通孔形成部
の長手方向に沿って形成されているので、供給部を貫通
孔形成部に対して摺動させたときには、次々と一定量の
流動可能体を定量して連続的に小分けしていくことがで
き、小分け作業を簡易化するとともに、小分け作業に要
する時間を短縮化することができる。
【0015】(4) 前記前記下側開口の下方に前記流
動可能体を収容する収容体を案内する案内部を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の流動可能体小分け装置。
【0016】上述した(4)の発明によれば、瓶やボト
ル等の流動可能体を収容するための収容体を下側開口の
直下に位置づけることができ、貫通孔に蓄えられていた
流動可能体を速やかに収容体に収容することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面に基づいて説明する。
【0018】本発明に係る流動可能体小分け装置の一例
である粉体定量小分け充填装置10の概観を図1〜図3
に示す。尚、図1は、粉体定量小分け充填装置10の概
略を示す斜視図であり、図2は、粉体定量小分け充填装
置10の概略を示す側面図である。図3は、粉体定量小
分け充填装置10の概略を示す正面図であり、後述する
粉体用ホッパー20を摺動ブロック30から取り外した
ときの状態を示すものである。
【0019】また、図2の中央部においては、図1に示
した線I−Iに沿った断面をも示す。さらに、図3の右
側においては、図1に示した線II−IIに沿った断面をも
示す。
【0020】粉体定量小分け充填装置10は、粉体用ホ
ッパー20と、摺動ブロック30と、本体ブロック40
と、からなる。
【0021】本体ブロック40は、長尺な形状を呈し、
長手方向の端部に、脚体42及び44を有する。本体ブ
ロック40の上側には、長方形のブロック状の天部ブロ
ック46が、脚体42及び44によって支持されてい
る。本体ブロック40の下側には、薄板状の底板48
が、脚体42及び44によって支持されている。
【0022】天部ブロック46には、長手方向に沿って
円筒形の複数、例えば12個の貫通孔50が設けられて
いる。図2に示す如く、貫通孔50は、天部ブロック4
6に対して垂直に形成され、上側には円形の上側開口5
2を有し、下側には円形の下側開口54を有し、側部に
は側面56が形成されている。後述する如く、この上側
開口52は、粉体の流入口をなし、下側開口54は、粉
体の流出口をなし、上側開口52から貫通孔50に粉体
が流入されたときには、貫通孔50の内部で粉体が流動
し、下側開口54から粉体を流出させることができるの
である。
【0023】底板48は、複数のU字状の案内部49を
有しており、案内部49は、瓶やボトル等の粉体を収容
するための収容体(図示せず)を、位置付けるためのも
のである。案内部49の湾曲部に収容体の外側面が接し
たときに、収容体は適切な位置に位置付けられたことと
なる。収容体が案内部49により位置付けられたときに
は、収容体の上側に設けられた開口を、下側開口54の
直下に位置づけることができるのである。
【0024】このような構成としたことにより、「前記
前記下側開口の下方に前記流動可能体を収容する収容体
を案内する案内部を有する」ことをなし得る。このよう
にしたことにより、瓶やボトル等の流動可能体を収容す
るための収容体を下側開口の直下に位置づけることがで
き、貫通孔に蓄えられていた流動可能体を速やかに収容
体に収容することができるのである。
【0025】粉体用ホッパー20は、上面に円形の開口
22を有し、下方には、中空の円錐形、いわゆるロート
型の粉体案内部24を有する。また、図2に示す如く、
粉体用ホッパー20の下方には、円筒形の排出部26が
設けられている。このような形状にしたことにより、開
口22から投入された粉体を排出部26から円滑に排出
させることができるのである。
【0026】摺動ブロック30は、上側に上板32を有
し、下側に下板34を有する。上板32の下方に下板3
4が位置するように、上板32と下板34とは、側板3
6及び38により互いに連結されており、上板32と下
板34と側板36と側板38とにより天部ブロック46
を周回するように、摺動ブロック30は天部ブロック4
6に設けられている。
【0027】図3に示す如く、上板32の略中央には、
粉体用ホッパー20の排出部26と嵌合し得る貫通した
供給孔33が設けられている。また、上側開口52が形
成されている天部ブロック46の上側の面と、上板32
の下側の面とは、摺接可能に滑らかに仕上げられてい
る。
【0028】一方、下板34には貫通孔は設けられてお
らず、下板34が、下側開口54の下側に位置付けられ
たときには、下側開口54は、下板34により閉塞され
ることとなる。下側開口54が形成されている天部ブロ
ック46の下側の面と、下板34の上側の面とは、摺接
可能に滑らかに仕上げられている。尚、天部ブロック4
6の下側の面と下板34の上側の面とは、常に接するよ
うに構成する必要はなく、粉体等の流動可能体が、天部
ブロック46の下側の面と下板34の上側の面との間か
ら漏れ出すことのない程度の間隙を有するように構成す
ることとしてもよい。
【0029】上述した如き構成としたことにより、摺動
ブロック30は、天部ブロック46の長手方向に沿って
天部ブロック46上で摺動可能にすることができるので
ある。尚、摺動ブロック30を移動させる手段として
は、手動によることとしても、モータ等の駆動手段によ
ることとしてもよい。
【0030】また、上述した如く、上板32には、粉体
用ホッパー20の排出部26と嵌合し得る供給孔33が
設けられているが故に、粉体用ホッパー20の排出部2
6を供給孔33に嵌合させて、摺動ブロック30の上方
に粉体用ホッパー20を設けたときには、摺動ブロック
30と粉体用ホッパー20との双方を同時に移動させる
ことができるのである。
【0031】以下に、上述した如き粉体定量小分け充填
装置10を用いて、粉体を小分けする手順を述べる。
尚、以下においては、摺動ブロック30の上方に粉体用
ホッパー20が予め設けられており、また、粉体用ホッ
パー20には、粉体が予め投入されているものとする。
【0032】図4(a)に示す如く、摺動ブロック30
を天部ブロック46上で移動させて、上板32に設けら
れている供給孔33が、貫通孔50の上側開口52上に
位置するように位置付けられたときには、供給孔33
は、貫通孔50に連通することとなる。
【0033】上述した如く、下板34は、摺動ブロック
30の上板32の下方に配置され、また、下板34には
貫通孔が設けていないので、供給孔33が貫通孔50に
連通したときには、貫通孔50の下側開口54は、下板
34によって閉塞されることとなる。このため、供給孔
33が貫通孔50に連通したときには、粉体用ホッパー
20内の粉体は、貫通孔50の内部に流入し、貫通孔5
0の内部で一旦蓄えられることとなる。
【0034】次に、図4(b)に示す如く、貫通孔50
の内部が、粉体で充填された後、摺動ブロック30を矢
印Aに示す如き方向に移動させる。上述した如く、上側
開口52が形成されている天部ブロック46の上側の面
と、上板32の下側の面とは、摺接可能にされているの
で、天部ブロック46の上側の面によって粉体を摺り切
りながら、摺動ブロック30は移動することとなる。こ
れにより、図4(b)に示す如く、貫通孔50の容積に
応じた一定量の粉体を常に定量して小分けすることがで
きるのである。
【0035】更に、摺動ブロック30を矢印Aに示す如
き方向に移動させたときには、下板34も移動すること
となり、図4(a)の左側に示す如く、閉塞されていた
貫通孔50の下側開口54は、開放され、貫通孔50の
内部に蓄えられていた粉体は、矢印Bで示す如く下側開
口54から流出することとなる。瓶やボトル等の粉体を
収容するための収容体を下側開口54の直下に位置付け
ていたときには、貫通孔50の内部に蓄えられていた粉
体を速やかに収容体に収容することができるのである。
【0036】上述した如く、貫通孔50の容積に応じた
一定量の粉体を常に定量して排出することができるの
で、例えば、貫通孔50の容積を2.3gの粉末状薬剤
が収容される容積としたときには、摺動ブロック30の
1回の摺動操作により2.3gの粉末状薬剤をボトルに
常に排出することができるのである。
【0037】上述した如き構成としたことにより、「略
垂直に形成されかつ上側開口と下側開口とを有する貫通
孔を有する貫通孔形成部を含み、かつ、前記供給部は、
前記上側開口が形成された面上で摺動可能でありかつ前
記供給孔が設けられた上側可動部と、前記下側開口が形
成された面に沿って前記上側可動部の摺動に伴って移動
するとともに、前記供給孔が前記貫通孔に連通したとき
には、前記下側開口を閉塞し、かつ前記供給孔が前記貫
通孔に連通していないときには、前記下側開口を開放す
る下側可動部と、を含むこと」をなし得るのである。
【0038】これにより、貫通孔の容積に応じた量の流
動可能体を常に小分けすることができ、秤等の計量手段
を用いることなく流動可能体を的確かつ容易に定量に小
分けすることができるのである。
【0039】貫通孔50は、天部ブロック46の長手方
向に沿って複数個、例えば12個設けられているので、
摺動ブロック30を移動させる操作を隣接する貫通孔5
0に対して順次行うことにより、次々と一定量の粉体を
常に定量して小分けしていくことができるのである。
【0040】このようにしたことにより、「前記貫通孔
は、前記貫通孔形成部を略垂直に貫通する複数の孔群か
らなり、前記複数の孔群は、前記貫通孔形成部の長手方
向に沿って形成されていること」もなし得る。
【0041】上述した例においては、貫通孔50の容積
が常に一定である場合のものを示したが、貫通孔50の
容積を調整できる構成を設けることとしてもよい。
【0042】以下には、貫通孔50の容積を調整できる
機構を設けた例を示す。
【0043】図2又は図5に示す如く、貫通孔50の側
部に形成されている側面56に、断面が長円形を呈する
側面孔58を貫通孔50ごとに設ける。また、容積調整
体60は、長尺な支持板62と、側面孔58に対して嵌
脱自在になされた突出片64と、を有する。突出片64
は、支持板62に所定間隔ごとに複数個、例えば6個設
けられ、これらの突出片64の間隔は、側面孔58の間
隔と一致するようになされている。尚、本実施例におい
ては、12個の貫通孔50に対して、その半分の6個ず
つの貫通孔50の側面孔58に対応するように6個の突
出片64を1群とする場合を示した。
【0044】容積調整体60を図5に示す矢印Cの方向
に向かって、図6に示す如く、突出片64の各々を対応
する側面孔58の各々に挿入させる。突出片64の長さ
が、側面孔58の深さよりも長い場合には、図7に示す
如く、突出片64の先端は、貫通孔50の内部に突出す
ることとなる。この突出片64を突出させる量に応じて
貫通孔50の内側の容積を変化させることができるので
ある。
【0045】また、図7に示す如く、天部ブロック46
には、ねじ70を螺合するためのねじ穴72が形成さ
れ、また、図6に示す如く、容積調整体60の支持板6
2には、ねじ70を貫通させるための貫通孔66が形成
されている。これにより、容積調整体60を天部ブロッ
ク46に対して的確に固定することができる。また、図
7に示す間隙80に所定の厚さのスペーサを挟持させて
容積調整体60を天部ブロック46に固定することによ
り、所望とする長さだけ突出片64を貫通孔50内に突
出させることができ、貫通孔50の内側の容積を変化さ
せて、貫通孔50の内側の容積を所望とする容積にする
ことができるのである。
【0046】このような構成としたことにより、「前記
貫通孔は、前記上側開口と前記下側開口との間に形成さ
れた側面に側面孔を有し、かつ、前記側面孔に挿入され
かつ前記貫通孔に突出し得る突出片を有すること」をな
し得る。
【0047】このようにしたことにより、貫通孔の容積
を変化させることができるので、定量すべき流動可能体
の量を容易に調整することができる。一種類の粉末状の
薬剤の嵩比重が微妙に異なる場合であっても的確に小分
けすることができる。
【0048】尚、上述した実施例においては、貫通孔5
0が略垂直方向に形成されている場合を示したが、流動
可能体が重力の作用によって上から下に向かって流入し
て流動することができるように設けられていればよい。
【0049】また、上述した実施例においては、摺動ブ
ロック30の上方に粉体用ホッパー20が設けられてい
る場合を示したが、粉体等の流動可能体を蓄えるタンク
を粉体定量小分け充填装置10の上方に固定して設け、
タンクと摺動ブロック30とをホース等の可撓性の管に
より接続し、タンクから粉体等の流動可能体を供給する
こととしてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、小分け作業を容易にす
ることができるとともに、小分けすべき薬剤等の流動可
能体を的確に小分けすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉体定量小分け充填装置10の概
観を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る粉体定量小分け充填装置10の概
観を示す一部切欠側面図である。
【図3】本発明に係る粉体定量小分け充填装置10の概
観を示す一部切欠平面図である。
【図4】本発明に係る粉体定量小分け充填装置10によ
って小分けをする手順を示す図である。
【図5】貫通孔の容積を調整する容積調整体の概略を示
す斜視図である。
【図6】貫通孔の容積を調整する突出片と、突出片に対
応する側面孔と、を示す側面図である。
【図7】突出片が貫通孔に挿入されたときの状態を示す
一部切欠平面図である。
【符号の説明】
10 粉体定量小分け充填装置(流動可能体小分け装
置) 30 摺動ブロック(供給部) 32 上板(上側可動部) 33 供給孔 34 下板(下側可動部) 46 天部ブロック(貫通孔形成部) 49 案内部 50 貫通孔 52 上側開口 54 下側開口 58 側面孔 64 突出片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堺 喜幸 神奈川県横浜市栄区小菅ヶ谷2丁目−41番 地−18 Fターム(参考) 3E055 AA05 BB01 CA01 DA03 DA06 EA05 EB02 FA04 3E079 AA10 AB01 CC01 CD22 CD50 FF01 FF17 3E118 AB01 BA07 BB02 BB05 BB20 DA02 DA07 DA08 EA03 EA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動可能体を供給する供給孔を含む供給
    部を有し、かつ前記供給部から供給された流動可能体を
    小分けする流動可能体小分け装置であって、 略垂直に形成されかつ上側開口と下側開口とを有する貫
    通孔を有する貫通孔形成部を含み、かつ、 前記供給部は、 前記上側開口が形成された面上で摺動可能でありかつ前
    記供給孔が設けられた上側可動部と、 前記下側開口が形成された面に沿って前記上側可動部の
    摺動に伴って移動するとともに、前記供給孔が前記貫通
    孔に連通したときには、前記下側開口を閉塞し、かつ前
    記供給孔が前記貫通孔に連通していないときには、前記
    下側開口を開放する下側可動部と、を含むことを特徴と
    する流動可能体小分け装置。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔は、前記上側開口と前記下側
    開口との間に形成された側面に側面孔を有し、かつ、 前記側面孔に挿入されかつ前記貫通孔に突出し得る突出
    片を有することを特徴とする請求項1記載の流動可能体
    小分け装置。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔形成部は、長尺な形状を呈
    し、かつ、前記貫通孔は、前記貫通孔形成部を略垂直に
    貫通する複数の孔群からなり、前記複数の孔群は、前記
    貫通孔形成部の長手方向に沿って形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の流動可能体小分け装置。
  4. 【請求項4】 前記前記下側開口の下方に前記流動可能
    体を収容する収容体を案内する案内部を有することを特
    徴とする請求項1記載の流動可能体小分け装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015141431A1 (ja) * 2014-03-18 2015-09-24 味の素株式会社 計量分配装置

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WO2015141431A1 (ja) * 2014-03-18 2015-09-24 味の素株式会社 計量分配装置
JPWO2015141431A1 (ja) * 2014-03-18 2017-04-06 味の素株式会社 計量分配装置

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