JP2003341201A - 熱転写用インクリボンカートリッジ - Google Patents

熱転写用インクリボンカートリッジ

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JP2003341201A
JP2003341201A JP2002154465A JP2002154465A JP2003341201A JP 2003341201 A JP2003341201 A JP 2003341201A JP 2002154465 A JP2002154465 A JP 2002154465A JP 2002154465 A JP2002154465 A JP 2002154465A JP 2003341201 A JP2003341201 A JP 2003341201A
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take
outer diameter
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JP2002154465A
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Kenji Suzuki
賢二 鈴木
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造であり、インクリボンが幅方向の
テンションバランスを調整されて巻取が行われて画像等
を高精度に印刷可能とする。 【解決手段】 巻取スプール14が、軸方向の中央領域
を最大外径部16としかつ両端領域を最小外径部17と
するように外径を異にして形成され、最大外径部16と
最小外径部17とが0.5mm以上4.0mm以内の外
径差異、又は最大外径部16と最小外径部17とが軸長
に対する外径差異の比率を0.005以上0.04以内
に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写カラープリ
ンタに用いられるインクリボンカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写カラープリンタ100は、
図5に示すように移送路に沿って配置した多数個の移送
ローラを有し印画紙101を移送する移送機構102
と、移送路中に配置されて印画紙101を外周部に走行
させるプラテン103と、このプラテン103の外周部
と対向して接離自在に配置されたサーマルヘッド104
等を備えている。熱転写カラープリンタ100は、プラ
テン103の外周部において印画紙101にインクリボ
ン105を重ね合わせるようにして走行させるととも
に、このインクリボン105をサーマルヘッド104の
ヘッド部104aが押圧することによって印画紙101
に画像の印刷を行う。
【0003】インクリボン105は、薄いプラスチック
フィルム上に昇華性染料からなる3原色のイエロー、マ
ゼンタ、シアンが一定のピッチの繰返しパターンで塗布
してなる。インクリボン105は、サーマルヘッド10
4のヘッド部104aに押圧されるとともに加熱される
ことによって、各染料が印画紙101に転写されてカラ
ー印刷が行われるようにする。インクリボン105は、
一般に図6に示すインクリボンカートリッジ106内に
収納され、このインクリボンカートリッジ106を熱転
写カラープリンタ100の装着部に装着することによっ
て上述したようにプラテン103とサーマルヘッド10
4との間で印画紙101と重ね合わされて走行する。
【0004】インクリボンカートリッジ106は、詳細
を省略するが樹脂製の筐体107の内部に所定の間隔を
離間して供給スプール108と巻取スプール109とを
互いに回転自在に支持してなる。インクリボンカートリ
ッジ106は、供給スプール108に巻回したインクリ
ボン105の一端を引き出して巻取スプール109に掛
け止めしてなる。インクリボンカートリッジ106に
は、供給スプール108と巻取スプール109との間に
位置して筐体107に、インクリボン105の染料塗布
面を外方に臨ませる印刷開口部107aが形成されてい
る。
【0005】熱転写カラープリンタ100は、印画紙1
01に対してイエロー、マゼンタ、シアンの各印画工程
を施すことによって、所定の画像のカラー印刷を行う。
熱転写カラープリンタ100は、図示しない制御部から
制御信号が出力されて移送機構102が駆動されること
によって、印画紙101が所定ピッチを移送される。熱
転写カラープリンタ100においては、プラテン103
が図5において時計方向に所定の角度回転することによ
って、印画紙101とこれに重なり合ったインクリボン
105とが所定ピッチ量を移送される。
【0006】熱転写カラープリンタ100においては、
インクリボン105の移送動作と同期して供給スプール
109と巻取スプール109との回転動作が行われる。
熱転写カラープリンタ100においては、インクリボン
105が所定ピッチ量を移送されると、サーマルヘッド
104が駆動されて加熱状態のヘッド部104aがこの
インクリボン105の所定領域を押圧する。熱転写カラ
ープリンタ100においては、サーマルヘッド104の
押圧加熱動作によって例えばインクリボン105の所定
領域に塗布されたイエロー染料が昇華して印画紙101
に転写される。
【0007】熱転写カラープリンタ100においては、
サーマルヘッド104が初期位置へと復帰動作するとと
もに、プラテン103が逆回転動作して印画紙101を
初期位置へと復帰させる。熱転写カラープリンタ100
においては、この状態でサーマルヘッド104が再駆動
され、加熱状態のヘッド部104aがインクリボン10
5を印画紙101に対して印刷されたイエロー画像領域
に押圧する。熱転写カラープリンタ100においては、
サーマルヘッド104の押圧加熱動作によって例えばイ
ンクリボン105の所定領域に塗布されたマゼンタ染料
が昇華して印画紙101のイエロー画像に重ねて転写さ
れる。
【0008】熱転写カラープリンタ100においては、
上述した各動作が繰り返されてイエロー画像とマゼンタ
画像とにシアン画像が重ね合わせ転写され、イエロー染
料とマゼンタ染料及びにシアン染料によって合成された
カラー画像を印画紙101に印刷する。
【0009】ところで、従来のインクリボンカートリッ
ジ106には、図7に示すように巻取筒部109aと、
脱落防止用のフランジ部109b、109cと、支軸部
109d、109eとを一体に形成した巻取スプール1
09が用いられていた。巻取スプール109は、筒部1
09aがインクリボン105とほぼ等しい軸長を有する
とともに、外径を全長に亘って同径に形成してなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】インクリボンカートリ
ッジ106においては、上述したように供給スプール1
09から繰り出されたインクリボン105がサーマルヘ
ッド104によって押圧加熱された後に巻取スプール1
09に巻き取られる。インクリボン105には、素地の
プラスチックフィルムがサーマルヘッド104による加
熱部位に熱応力によって伸びが発生して、非加熱部位に
対して不均一な状態となっている。インクリボンカート
リッジ106においては、上述した巻取スプール109
にインクリボン105を順次巻き取る際に、この不均一
な状態が累積して幅方向でテンションのバラツキを発生
させる。
【0011】インクリボンカートリッジ106において
は、このためにインクリボン105に、図6に示すよう
に幅方向に並んで多数条の長さ方向の皺110を発生さ
せることがあった。インクリボンカートリッジ106
は、皺110によってインクリボン105が重ね合わさ
れて移送される印画紙101に線状の汚れを発生させ、
印刷される画像の画質を劣化させるといった問題があっ
た。なお、インクリボンカートリッジ106は、供給ス
プール108と巻取スプール109との間における走行
テンションが大きすぎても弱すぎてもインクリボン10
5に皺110を発生させ易い。
【0012】また、インクリボンカートリッジ106に
おいては、インクリボン105がテンションバランスが
崩れた状態で巻取スプール109への巻取が行われるこ
とより、サーマルヘッド104との相対的位置ズレが生
じる。インクリボンカートリッジ106においては、こ
のために印画紙101に印刷される画像に歪みを生じさ
せる異があった。
【0013】インクリボンカートリッジ106は、供給
スプール108と巻取スプール109との間でインクリ
ボン105に皺110を発生させない理論的な走行テン
ションを設定することも可能である。しかしながら、イ
ンクリボンカートリッジ106は、一般に巻取スプール
109がインクリボン105を一定のトルクで巻取動作
することから、巻取径の変化に伴って走行テンションを
調整することが極めて困難であった。インクリボンカー
トリッジ106は、インクリボン105が不均一な状態
を呈することから、このインクリボン105を所定の走
行テンションで走行させることはさらに困難となる。
【0014】従来の熱転写カラープリンタ100におい
ては、上述した問題点に対して、例えば図8に示すよう
にプラテン103と巻取スプール109との間にテンシ
ョン調整ローラ111を配置した対応も図られている。
テンション調整ローラ111は、詳細を省略するが軸方
向に対して中央領域を大径部位として両端側に向かって
次第に小径となるようにテーパを付した略太鼓型を呈し
ている。テンション調整ローラ111は、インクリボン
105のセンタリング作用を奏して皺110の発生を抑
制するようにする。
【0015】しかしながら、かかるテンション調整ロー
ラ111も、インクリボン105の幅方向の両端部にお
ける走行方向のテンションを充分にバランスさせること
は困難である。また、テンション調整ローラ111は、
所定の作用を奏するために有る程度大きな外径が必要と
され、このために熱転写カラープリンタ100やインク
リボンカートリッジ106を大型化させるとともに、イ
ンクリボン105の走行路に無理を生じさせ易いといっ
た問題がある。
【0016】また、従来の熱転写カラープリンタ100
においては、例えば図9に示すようにサーマルヘッド1
04にテンション調整部材112を付設した対応も図ら
れている。テンション調整部材112は、インクリボン
105の幅よりもやや大きな長さの押圧部を有する断面
略コ字状の部材からなり、サーマルヘッド104に一体
に形成した取付部104bに対してインクリボン105
の走行方向と平行な方向に揺動自在にピボット支持され
ている。テンション調整部材112は、サーマルヘッド
104がインクリボン105を押圧する際に、このイン
クリボン105の幅方向の全域を押圧する。
【0017】テンション調整部材112は、インクリボ
ン105を幅方向の全域に亘って押圧して走行させるこ
とによって幅方向のテンションをバランスさせて皺11
0の発生を抑制するようにする。しかしながら、かかる
テンション調整部材112においては、部品点数を増加
させるばかりでなく、限られたスペースに設置されるた
めに大きさが制限されるためにインクリボン105に対
して走行方向或いは幅方向のテンションを充分にバラン
スさせる作用を奏することが困難であるといった問題が
あった。また、テンション調整部材112は、比較的高
精度に形成されるとともに、サーマルヘッド104に対
して精度良く支持する必要があり組立が面倒であるとい
った問題があった。
【0018】なお、熱転写カラープリンタ100におい
ては、インクリボン105の走行路に沿ってテンション
調整ローラ111やテンション調整部材112を配置し
た場合でも、温度や湿度等の環境条件による素地のプラ
スチックフィルムが変質して皺110の発生を抑制し得
ないといった問題があった。
【0019】したがって、本発明は、構成部品を増やさ
ない簡易な構造であり、インクリボンが幅方向のテンシ
ョンバランスを調整されて巻取が行われることにより画
像等を高精度に印刷可能とする熱転写用インクリボンカ
ートリッジを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる熱転写用インクリボンカートリッジは、
熱転写カラープリンタのプラテンと熱転写ヘッドとの間
に装着され、筐体内に回転自在に支持した供給スプール
と巻取スプールとの間にプラスチックフィルムに少なく
とも3原色の昇華性染料を一定ピッチで塗布してなるイ
ンクリボンを架け渡してなり、インクリボンが供給スプ
ールから繰り出されて熱転写ヘッドによってプラテンの
外周部を移送される印画紙に押圧されることにより画像
の印刷を行うとともに、巻取スプールに巻き取られるよ
うに構成される。
【0021】熱転写用インクリボンカートリッジは、巻
取スプールが、軸方向の中央領域を最大外径部としかつ
両端領域を最小外径部とするように外径を異にして形成
されるとともに、最大外径部と最小外径部とが0.5m
m以上4.0mm以内の外径差異を以って形成されてな
る。
【0022】また、熱転写用インクリボンカートリッジ
は、巻取スプールが、軸方向の中央領域を最大外径部と
しかつ両端領域を最小外径部とするように外径を異にし
て形成されるとともに、最大外径部と最小外径部とが軸
長に対する外径差異の比率を0.005以上0.04以
内に形成されてなる。
【0023】以上のように構成された本発明にかかる熱
転写用インクリボンカートリッジによれば、供給スプー
ルから繰り出されたインクリボンが熱転写ヘッドにより
部分的に加熱押圧されることにより加熱部位と非加熱部
位とで不均一な状態となり、巻取スプールに順次巻き取
られる際に幅方向に対してテンションの変動が生じる
が、巻取スプールによりこのテンション変動が調整され
る。また、熱転写用インクリボンカートリッジによれ
ば、印刷動作の進行に伴ってインクリボンが巻取スプー
ルに順次巻き取られるにしたがって巻取径が変化して走
行テンションに変動が生じるが、巻取スプールによりこ
のテンション変動が調整される。
【0024】熱転写用インクリボンカートリッジによれ
ば、巻取スプールが上述したように構成されることによ
ってインクリボンに対する幅方向におけるテンションバ
ランスを最適な状態に調整することで、幅方向の皺の発
生を抑制し或いは安定した状態で走行させる。したがっ
て、熱転写用インクリボンカートリッジによれば、イン
クリボンに生じた皺に起因する汚れの発生を防止し、或
いはインクリボンが傾いた状態で走行することによる印
刷画像の歪み等の発生を防止して印画紙に画像等を精度
良く印刷する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
図面に示した熱転写用インクリボンカートリッジ(以
下、単にカートリッジと略称する。)10について、詳
細に説明する。カートリッジ10は、内部に長尺のイン
クリボン11を収納し、詳細を省略する熱転写カラープ
リンタ1の熱転写部2に装着される。カートリッジ10
は、熱転写部2を移送される印画紙3に後述するように
インクリボン11を重ね合わせて走行させることによ
り、印画紙3にカラー画像を印刷する。
【0026】熱転写カラープリンタ1は、基本的な構成
を上述した従来の熱転写カラープリンタ100と同様と
し、図2に示すようにプラテン4と、このプラテン4の
外周部と対向するとともに接離自在に支持されたサーマ
ルヘッドユニット5等により熱転写部2を構成してい
る。熱転写カラープリンタ1は、熱転写部2に対して詳
細を省略するが移送路を挟んで配置された多数の駆動ロ
ーラやピンチローラ等を有する移送機構6により印画紙
3を一定のピッチで移送する。熱転写カラープリンタ1
は、プラテン4の外周部に近接して印画紙3の移送方向
に離間して一対のピンチローラ6a、6bが配置されて
おり、これらピンチローラ6a、6bにより印画紙3を
プラテン4の外周部に圧接して移送させる。
【0027】サーマルヘッドユニット5は、図示しない
支持機構によってプラテン4の外周部に対して接離自在
に支持されている。サーマルヘッドユニット5は、後述
するようにカートリッジ10を熱転写部に装着する際に
は大きく回動操作されることによって装着操作が容易に
行われるように構成される。サーマルヘッドユニット5
には、インクリボン11をプラテン4の外周面に押圧す
る押圧部5bが一体に形成されている。サーマルヘッド
ユニット5は、非印刷動作時にはプラテン4の外周部か
らやや離間した状態に保持されるとともに、印刷動作時
にはプラテン4側へと回動して押圧部5bによりインク
リボン11を印画紙3に圧接する。
【0028】サーマルヘッドユニット5は、図示しない
制御部から出力される制御信号により温度制御される多
数のサーマルヘッドをマトリックス配列したヘッド部5
aを備えている。ヘッド部5aは、インクリボン11に
圧接した状態でサーマルヘッドが選択的に加熱状態とな
ることで、インクリボン11に塗布した染料を昇華して
印画紙3に転写する。
【0029】熱転写カラープリンタ1は、詳細を後述す
るように印画紙3にインクリボン11に塗布したイエロ
ー、マゼンタ、シアンの染料を転写することによって所
定画像のカラー印刷を行う。熱転写カラープリンタ1
は、図示しない制御部から制御信号が出力されて移送機
構6の各駆動ローラが駆動されることによって、印画紙
3を所定のピッチ移送する動作が行われる。熱転写カラ
ープリンタ1は、サーマルヘッドユニット5がプラテン
4側に回動動作されることによって印画紙3にインクリ
ボン11を圧接させる。熱転写カラープリンタ1は、プ
ラテン4が図2において時計方向に一定の角度回転する
ことによって、印画紙3とインクリボン11とを所定の
ピッチ量を以って移送する。
【0030】熱転写カラープリンタ1は、印画紙3とイ
ンクリボン11とが所定ピッチ量を移送されると、サー
マルヘッドユニット5のヘッド部5aが駆動されて加熱
状態となりインクリボン11の所定領域を押圧する。熱
転写カラープリンタ1は、これによってインクリボン1
1に塗布された第1の染料が昇華して印画紙3に転写さ
れて画像印刷を行う。熱転写カラープリンタ1は、サー
マルヘッドユニット5が初期位置へと復帰動作するとと
もに、プラテン4が逆回転動作して印画紙3を初期位置
へと復帰させる。熱転写カラープリンタ1は、この状態
でサーマルヘッドユニット5が再駆動されて、加熱状態
のヘッド部5aがインクリボン11の他の領域を印画紙
3に押圧することにより第1の印刷画像に対して第2の
染料による第2の印刷画像を重ね印刷する。熱転写カラ
ープリンタ1は、かかる動作が繰り返されて第3の印刷
画像が重ね印刷されることで、イエロー染料とマゼンタ
染料及びにシアン染料によって合成されたカラー画像を
印画紙3に印刷する。
【0031】熱転写カラープリンタ1は、印刷操作に際
して上述したようにインクリボン11を所定のピッチ量
を以って繰出し操作する。インクリボン11は、上述し
た従来のインクリボン105と同様とされ、サーマルヘ
ッドユニット5のヘッド部5aよりもやや大きな幅を有
する長尺の薄いプラスチックフィルムの一方主面上に昇
華性染料からなる3原色のイエロー染料、マゼンタ染料
及びシアン染料がそれぞれ一定のピッチを以って繰返し
パターンで塗布されてなる。インクリボン11は、上述
したようにサーマルヘッドユニット5のヘッド部5aに
よって加熱押圧されることにより、各染料が昇華して印
画紙3に転写されてカラー印刷が行われるようにする。
【0032】インクリボン11は、上述したように印刷
動作に際してサーマルヘッドユニット5のヘッド部5a
に加熱押圧されることによって、この加熱部位に熱応力
による伸びが発生する。インクリボン11は、ヘッド部
5aの長さよりも大きな幅を有しており、図1に示すよ
うにヘッド部5aが通過して加熱される加熱領域部位1
1aを挟んで両側縁に沿った幅方向の両側領域に非加熱
領域部位11b、11cが構成される。インクリボン1
1は、このために加熱領域部位11aと非加熱部位11
b、11cとで不均一な状態となる。
【0033】インクリボン11は、印刷動作に際して供
給スプール13から繰り出されて熱転写部2を通過して
巻取スプール14に巻き取られる。インクリボン11
は、不均一な状態で巻取スプール14に巻き取られる
が、詳細を後述する巻取スプール14の構造によりテン
ションバランスの崩れが抑制される。
【0034】インクリボン11は、図1に示したカート
リッジ10に収納される。カートリッジ10も、従来の
カートリッジ106と基本的な構成をほぼ同様とされ、
樹脂製の筐体12と、この筐体12の内部に回転自在に
組み込まれるとともにインクリボン11が架け渡される
供給スプール13と巻取スプール14とから構成され
る。筐体12は、連結部12aと、この連結部12aの
両側にそれぞれ一体に形成された供給スプール収納部1
2bと巻取スプール収納部12cとから構成される。カ
ートリッジ10は、詳細を省略するが構成各部の半体部
位を一体化してなる上ハーフと下ハーフとに分割されて
なり、例えば下ハーフの内部にインクリボン11を架け
渡した供給スプール13と巻取スプール14とを組み付
けた後に上ハーフが突き合わされて一体化される。
【0035】筐体12には、連結部12aに厚み方向に
貫通する大きな開口部15が形成されている。開口部1
5は、インクリボン11の幅よりも大きなその開口幅を
以って形成され、詳細を後述するようにインクリボン1
1を外方へと臨ませるとともにサーマルヘッドユニット
5の押圧部5bを内部へと進入させる。
【0036】供給スプール収納部12bは、一端側が開
口された内部空間を有する全体有底筒状に形成されてお
り、詳細を省略するが内部空間の両端部位の近傍に位置
して供給スプール13を抜止めした状態で回転自在に支
持する軸受け部がそれぞれ一体に形成されている。供給
スプール収納部12bは、開口部を介して内部空間に収
納した供給スプール13の一端部を外方へと臨ませる。
供給スプール収納部12bは、開口部側の外周部に形成
したコ字状の切欠きにより切り残された舌片部によって
構成された弾性片12dを有している。供給スプール収
納部12bは、弾性片12dが内部空間に収納した供給
スプール13に圧接することによって遊転を防止してい
る。
【0037】巻取スプール収納部12cも、一端側が開
口された内部空間を有する全体有底筒状に形成されてお
り、連結部12aを挟んで供給スプール収納部12bと
平行に形成されている。巻取スプール収納部12cに
も、詳細を省略するが内部空間の両端部位の近傍に位置
して巻取スプール14を抜止めした状態で回転自在に支
持する軸受け部が一体に形成されている。巻取スプール
収納部12cも、開口部を介して内部空間に収納した巻
取スプール14の一端部を外方へと臨ませる。巻取スプ
ール収納部12cにも、開口部側の外周部に形成したコ
字状の切欠きにより切り残された舌片部によって弾性片
12eを構成し、この弾性片12eを内部空間に収納し
た巻取スプール14に圧接させて遊転を防止している。
【0038】供給スプール13は、合成樹脂によって一
体に形成され、詳細を省略するが筒状のスプール本体1
3aと、このスプール本体13aの一端部に周回りに突
設された第1フランジ部13bと、この第1フランジ部
13bを介してスプール本体13aの端部から軸方向に
突設された支軸部13cとを有している。供給スプール
13は、第1フランジ部13bと対向してスプール本体
13aの他端部に周回りに突設された第2フランジ部1
3dと、この第2フランジ部13dを介してスプール本
体13aの端部から軸方向に突設された筒状の支軸部1
3eとを有している。
【0039】供給スプール13は、第1フランジ部13
bと第2フランジ部13dとの対向間隔がインクリボン
11の幅とほぼ等しくされ、これらの間においてインク
リボン11の両端を整えてスプール本体13aの外周部
に巻回する。供給スプール13には、筒状支軸部13e
の内周面にセレーション13fが全周に亘って形成され
ており、カートリッジ10を熱転写部2に装着した状態
においてこのセレーション13fに図示しない駆動機構
の駆動歯車が噛み合わされる。
【0040】巻取スプール14は、基本的な構成を上述
した供給スプール13とほぼ同等とするが、詳細を後述
するようにスプール本体14aの構造に特徴を有してい
る。巻取スプール14も、合成樹脂によって一体に形成
され、図1及び図3に示すように筒状のスプール本体1
4aと、このスプール本体14aの一端部に周回りに突
設された第1フランジ部14bと、この第1フランジ部
14bを介してスプール本体14aの端部から軸方向に
突設された支軸部14cとを有している。巻取スプール
14は、第1フランジ部14bと対向してスプール本体
14aの他端部に周回りに突設された第2フランジ部1
4dと、この第2フランジ部14dを介してスプール本
体14aの端部から軸方向に突設された筒状の支軸部1
4eとを有している。
【0041】巻取スプール14は、第1フランジ部14
bと第2フランジ部14dとの対向間隔がインクリボン
11の幅とほぼ等しくされ、これらの間において熱転写
部2から送り出されたインクリボン11の両端を整えて
スプール本体14aの外周部に巻き取るようにする。巻
取スプール14には、筒状支軸部14eの内周面にセレ
ーション14fが全周に亘って形成されており、カート
リッジ10を熱転写部2に装着した状態においてこのセ
レーション14fに図示しない駆動機構の駆動歯車が噛
み合わされる。
【0042】巻取スプール14は、図3に詳細を示すよ
うに、スプール本体14aが軸方向の中央部を最大外径
部16とされるとともに、この最大外径部16から両端
部に向かって次第に小径となるテーパが付されて第1フ
ランジ部14bと第2フランジ部14dの内側部位にお
いて最小外径部17a、17bとなるように全体略俵形
状を呈している。巻取スプール14は、最大外径部16
の外径がΦ1とされるとともに最小外径部17a、17
bの外径がそれぞれ同径のΦ2とされることにより、中
央部位と両端部位とでΦ1−Φ2=Δxの外径差異が付
されてなる。
【0043】巻取スプール14は、上述した最大外径部
16と最小外径部17a、17bとの外径差異Δxが、 0.5mm≦Δx≦4.0mm に設定されてスプール本体14aが形成されている。
【0044】また、巻取スプール14は、スプール本体
14aの軸長をLとしたときに、(Φ1−Φ2)/Lで
表される最大外径部16と最小外径部17a、17bと
が軸長に対する外径差異の比率Rを 0.005≦R≦0.04 に設定されてスプール本体14aが形成されている。
【0045】以上のように構成されたカートリッジ10
は、供給スプール13に対してインクリボン11が、ス
プール本体13aの外周部に一端を固定するとともに染
料を塗布した主面を内側にして第1フランジ部13bと
第2フランジ部13dの外径とほぼ同等となるように巻
回されて先端部が切断される。カートリッジ10は、切
断したインクリボン11の先端部を引き出して巻取スプ
ール14のスプール本体14aの外周部に固定する。カ
ートリッジ10は、インクリボン11を架け渡した状態
で供給スプール13と巻取スプール14とが、筐体12
の供給スプール収納部12bと巻取スプール収納部12
cとにそれぞれ収納される。カートリッジ10は、イン
クリボン11が連結部12aに形成した開口部15に臨
ませられている。
【0046】カートリッジ10は、開口部15に臨ませ
られたインクリボン11の染料塗布面をプラテン4と対
向させて、熱転写カラープリンタ1の熱転写部2に装着
される。カートリッジ10は、開口部15に臨ませられ
たインクリボン11が、染料塗布面をプラテン4の外周
部に巻き付けられた印画紙5と接触されかつ非染料塗布
面がサーマルヘッドユニット5と対向される。カートリ
ッジ10は、上述した印刷動作によってインクリボン1
1が供給スプール13から繰り出されて巻取スプール1
4に順次巻き取られる。カートリッジ10は、上述した
ように熱転写部2を通過する際にサーマルヘッドユニッ
ト5によって加熱押圧されることで、インクリボン11
が加熱領域部位11aと非加熱領域部位11b、11c
とが不均一な状態となる。
【0047】カートリッジ10は、巻取スプール14が
スプール本体14aを上述した条件を有する略俵状に形
成されていることにより、インクリボン11に対する巻
取スプール14に巻き取られる際のテンションを加熱領
域部位11aでは大きくかつ非加熱領域部位11b、1
1cでは小さくなるようにする。したがって、カートリ
ッジ10は、インクリボン11に対する幅方向にかかる
巻取テンションのバランスを調整して供給スプール13
から繰り出されて開口部15に臨んで走行して巻取スプ
ール14に巻き取られる間において安定した状態とす
る。
【0048】カートリッジ10は、インクリボン11が
開口部15においてサーマルヘッドユニット5によって
加熱された状態で印画紙3に押圧されることで、各染料
が昇華して印画紙3に転写されてカラー印刷を行う。カ
ートリッジ10は、安定した状態のインクリボン11を
サーマルヘッドユニット5が加熱押圧することで、印画
紙3に高精度のカラー画像の印刷が行われるようにす
る。
【0049】ところで、カートリッジ10は、巻取スプ
ール14が、最大外径部16と最小外径部17a、17
bとの外径差異Δxを4.0mmより大きく形成された
場合或いは外径差異比率Rを0.04よりも大きく形成
された場合には、インクリボン11の幅方向の中央部位
のテンションが大きくなりすぎて上述したテンションバ
ランスの調整作用が充分に奏し得なくなる。カートリッ
ジ10は、このためにインクリボン11に幅方向の皺を
生じさせ或いはインクリボン11が傾いた状態で走行さ
せてしまう。また、カートリッジ10は、巻取スプール
14の中央部位を大径とすることによってインクリボン
11を巻き取った状態での外径が大きくなり、筐体12
が大型となってしまう。
【0050】また、カートリッジ10は、巻取スプール
14が、最大外径部16と最小外径部17a、17bと
の外径差異Δxを0.5mmより小さく形成された場合
或いは外径差異比率Rを0.005より小さく形成され
た場合には、幅方向のテンションが両端側の非加熱領域
部位11b、11cよりも中央部の加熱領域部位11a
が小さくなってテンションバランスが崩れた状態で巻取
が行われるインクリボン11に対して、上述したテンシ
ョンバランスの調整作用が充分に奏し得なくなる。カー
トリッジ10は、このためにインクリボン11に幅方向
の皺を生じさせ或いはインクリボン11が傾いた状態で
走行させてしまう。
【0051】カートリッジ10は、上述した条件範囲で
形成された巻取スプール14を備えることによってイン
クリボン11を、幅方向のテンションバランスを調整し
て安定した状態で走行させて高精度のカラー画像の印刷
を可能とする。また、カートリッジ10は、インクリボ
ン11を巻き取った状態での巻取スプール14の大径化
が規制されることから、大型化も抑制される。
【0052】上述した実施の形態においては、巻取スプ
ール14を略俵型に形成したが、かかる形状に限定され
るものでは無い。図4に示した巻取スプール20は、ス
プール本体21が、大径の第1スプール本体部21aの
両側に小径の第2スプール本体部21b、21cを一体
に連設して構成されてなる。なお、巻取スプール20
は、その他の構成を巻取スプール14と同等とすること
から対応する部位に同一符号を付すことにより説明を省
略する。
【0053】巻取スプール20は、スプール本体21の
軸長が上述した巻取スプール14の軸長と等しいLに設
定されるとともに、第1スプール本体部21aの軸長L
1がインクリボン11の加熱領域部位11aの幅Mより
もやや長軸に設定されて形成されている。第1スプール
本体部21aは、全長に亘って同径であり、その外径が
上述した巻取スプール14の最大外径部16の外径と等
しいΦ1に設定されてなる。
【0054】巻取スプール20は、第1スプール本体部
21aの両端と第1フランジ部14b及び第2フランジ
部14dとの間に位置してそれぞれ第2スプール本体部
21b、21cが形成されている。換言すれば、第2ス
プール本体部21b、21cは、インクリボン11の非
加熱領域部位11b、11cに対応する位置において第
1スプール本体部21aと連設されている。第2スプー
ル本体部21b、21cは、全長に亘って同径であり、
その外径が上述した巻取スプール14の最小外径部17
a、17bの外径と等しいΦ2に設定されてなる。
【0055】勿論、巻取スプール20は、第1スプール
本体部21aと第2スプール本体部21b、21cと
が、外径差異Φ1−Φ2=Δxを 0.5mm≦Δx≦4.0mm に設定されてなる。
【0056】また、巻取スプール20は、スプール本体
21aの軸長Lに対して、(Φ1−Φ2)/Lで表され
る第1スプール本体部21aと第2スプール本体部21
b、21cとの軸長に対する外径差異比率Rを 0.005≦R≦0.04 に設定されてなる。
【0057】巻取スプール20は、上述した条件により
第1スプール本体部21aと第2スプール本体部21
b、21cとからなるスプール本体21を有することに
より、インクリボン11を、幅方向のテンションバラン
スを調整して安定した状態で走行させて高精度のカラー
画像の印刷を可能とする。また、巻取スプール20は、
インクリボン11を巻き取った状態でも大径化が規制さ
れることから、カートリッジ10の大型化を抑制する。
【0058】なお、巻取スプール20は、第1スプール
本体部21aと第2スプール本体部21b、21cとを
垂直面を介して連設するようにしたが、テーパ面を介し
て連設するようにしてもよいことは勿論である。巻取ス
プール20は、この場合でもテーパ面がインクリボン1
1の非加熱領域部位11b、11cに位置される。巻取
スプールについては、上述した条件の構造を備えればよ
く、熱転写カラープリンタ1の仕様或いはカートリッジ
10の仕様に応じて適宜に形成される。
【0059】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明にか
かる熱転写用インクリボンカートリッジによれば、熱転
写ヘッドにより部分的に加熱押圧されることにより加熱
部位と非加熱部位とで不均一な状態となるインクリボン
に生じる幅方向のテンションバランスの変動を巻取スプ
ールによって調整することから、インクリボンに幅方向
の皺が発生することを抑制し或いは安定した状態で走行
させるようにする。したがって、熱転写用インクリボン
カートリッジによれば、大型化することなくインクリボ
ンに生じた皺に起因する汚れの発生を防止し或いはイン
クリボンが傾いた状態で走行することによる印刷画像の
歪み等の発生を防止して、印画紙に画像等を精度良く印
刷することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクリボンカートリッジの斜視図である。
【図2】熱転写型カラープリンタの要部構成図である。
【図3】巻取スプールの側面図である。
【図4】他の巻取スプールの側面図である。
【図5】従来の熱転写型カラープリンタの要部構成図で
ある。
【図6】従来のインクリボンカートリッジの要部斜視図
である。
【図7】従来の巻取スプールの側面図である。
【図8】従来の他の熱転写型カラープリンタの要部構成
図である。
【図9】従来の他の熱転写型カラープリンタの要部構成
図である。
【符号の説明】
1 熱転写カラープリンタ、2 熱転写部、3 印画
紙、4 プラテン、5サーマルヘッドユニット、10
カートリッジ、11 インクリボン、11a加熱領域部
位、11b,11c 非加熱領域部位、12 筐体、1
3 供給スプール、14 巻取スプール、16 最大外
径部、17 最小外径部、20 巻取スプール、21
スプール本体、21a 第1スプール本体部、21b
第2スプール本体部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンと熱転写ヘッドとの間に装着さ
    れ、筐体内に回転自在に支持した供給スプールと巻取ス
    プールとの間にプラスチックフィルムに少なくとも3原
    色の昇華性染料を一定ピッチで塗布してなるインクリボ
    ンを架け渡してなり、上記インクリボンが上記供給スプ
    ールから繰り出されて上記熱転写ヘッドによって上記プ
    ラテンの外周部を移送される印画紙に押圧されることに
    より画像の印刷を行うとともに、上記巻取スプールに巻
    き取られる熱転写用インクリボンカートリッジにおい
    て、 上記巻取スプールが、軸方向の中央領域を最大外径部と
    しかつ両端領域を最小外径部とするように外径を異にし
    て形成されるとともに、上記最大外径部と上記最小外径
    部とが0.5mm以上4.0mm以内の外径差異を以っ
    て形成されることを特徴とする熱転写用インクリボンカ
    ートリッジ。
  2. 【請求項2】 プラテンと熱転写ヘッドとの間に装着さ
    れ、筐体内に回転自在に支持した供給スプールと巻取ス
    プールとの間にプラスチックフィルムに少なくとも3原
    色の昇華性染料を一定ピッチで塗布してなるインクリボ
    ンを架け渡してなり、上記インクリボンが上記供給スプ
    ールから繰り出されて上記熱転写ヘッドによって上記プ
    ラテンの外周部を移送される印画紙に押圧されることに
    より画像の印刷を行うとともに、上記巻取スプールに巻
    き取られる熱転写用インクリボンカートリッジにおい
    て、 上記巻取スプールが、軸方向の中央領域を最大外径部と
    しかつ両端領域を最小外径部とするように外径を異にし
    て形成されるとともに、上記最大外径部と上記最小外径
    部とが軸長に対する外径差異の比率を0.005以上
    0.04以内に形成されることを特徴とする熱転写用イ
    ンクリボンカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記巻取スプールが、その外径を軸方向
    の中央領域から両端領域に向かって次第に小径とするよ
    うにテーパを付されて形成されることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の熱転写用インクリボンカート
    リッジ。
  4. 【請求項4】 上記巻取スプールが、大径の第1スプー
    ル部と、この第1スプールの両端部に一体化された小径
    の第2スプール部とから構成され、 上記第1スプール部と上記第2スプール部とを上記印画
    紙に対する画像の非印刷領域で連設したことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の熱転写用インクリボン
    カートリッジ。
JP2002154465A 2002-05-28 2002-05-28 熱転写用インクリボンカートリッジ Withdrawn JP2003341201A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158033A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写プリンタ、転写方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012158033A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写プリンタ、転写方法

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