JP2003341109A - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置

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JP2003341109A
JP2003341109A JP2002339282A JP2002339282A JP2003341109A JP 2003341109 A JP2003341109 A JP 2003341109A JP 2002339282 A JP2002339282 A JP 2002339282A JP 2002339282 A JP2002339282 A JP 2002339282A JP 2003341109 A JP2003341109 A JP 2003341109A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理物の縁部に余白を残すことなく液滴を
供給する場合において、被処理物の裏面縁部及び装置内
部への液体ミストの付着を防止する。 【解決手段】 本装置は、液体噴射ヘッド12をヘッド
走査方向に走査させる走査機構1、2、3、4と、被処
理物6をヘッド走査方向に対して直交する送り方向に搬
送する送り機構40と、処理中の被処理物6の裏面側で
あって液体噴射ヘッド12に対向する領域に配置された
静電気帯電部材30と、静電気帯電部材30に動的に接
触して静電気を発生させる静電気発生部材31と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体噴射ヘッドに
形成されたノズル開口から被処理物に向けて液滴を吐出
する液体噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体噴射装置の代表例としては、
画像記録用のインクジェット式記録ヘッドを備えたイン
クジェット式記録装置がある。その他の液体噴射装置と
しては、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製
造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機EL
ディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極
形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを
備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物
噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴
射ヘッドを備えた装置等が挙げられる。
【0003】液体噴射装置の代表例であるインクジェッ
ト式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも
小さなドットを高い密度で形成できるため、昨今におい
てはカラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。
【0004】このようなインクジェット式記録装置は、
一般に、キャリッジ上に搭載されて記録紙等の記録媒体
(被処理物)の幅方向(ヘッド走査方向)に往復移動す
るインクジェット式記録ヘッドと、記録媒体をヘッド走
査方向と直交する方向(送り方向)に移動させる送り機
構と、を備えており、さらに、記録ヘッドに対向して配
置され、送り機構により搬送される記録媒体を裏面から
支持して記録ヘッドに対する記録媒体の位置を規定する
プラテンを備えている。
【0005】このインクジェット式記録装置において
は、印刷データに対応して記録ヘッドより記録媒体に対
してインク滴を吐出させることで印刷が行われる。そし
て、キャリッジ上に搭載される記録ヘッドを、例えばブ
ラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色のインクの
吐出が可能なものとすることにより、ブラックインクに
よるテキスト印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を
変えることにより、フルカラー印刷を可能としている。
【0006】このインクジェット式記録装置を用いて、
記録媒体の縁部に余白を残すことなく、記録媒体の表面
の全体に対して印刷を施す場合(いわゆる四辺縁無し印
刷の場合)、記録媒体及びキャリッジの位置ずれに対す
る余裕を考慮して、記録媒体のサイズよりもやや広い領
域に対して印刷を行うようにしている。
【0007】すなわち、記録媒体の左右の側縁(送り方
向に延在する縁)の部分に余白を残すことなく印刷を施
すために、印刷時における記録ヘッドの走査範囲を、記
録媒体の側縁よりも外側に外れる位置まで設定可能とさ
れている。
【0008】さらに、記録媒体の前後縁(ヘッド走査方
向に延在する縁)の部分に余白を残すことなく印刷を施
す際には、記録媒体の印刷開始時においては記録媒体の
前縁よりも前側に外れる領域までを印刷対象領域に指定
すると共に、記録媒体の印刷終了時においては記録媒体
の後縁よりも後側に外れる領域までを印刷対象領域に指
定する。
【0009】そして、記録媒体から外れた領域に向けて
吐出されたインク滴は、記録ヘッドに対向して記録媒体
の裏面側に配置された吸収部材(スポンジ、ベルイータ
等)で吸収するようにしている。
【0010】
【特許文献1】特開2002−86757号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、記録
媒体の縁部に余白を残すことなく印刷を施す場合には、
記録媒体の縁部から前後又は左右に外れた領域にまでイ
ンク滴が吐出されることになる。このため、記録媒体の
裏面側に回り込んだインクミストが記録媒体の裏面縁部
に付着して記録媒体を汚損してしまうという問題があっ
た。これは特に、記録媒体に両面印刷を施す場合や、葉
書のような両面を使用する記録媒体に印刷を施す場合に
おいて問題であった。
【0012】さらに、高画質化のためにインク滴サイズ
を小さく(例えば2pl)した記録装置においては、微
小インク滴が受ける空気の粘性抵抗の影響でインク滴速
度が低下し、記録媒体から外れた領域に向けて吐出され
たインク滴が、吸収部材に到達する前にミスト化して浮
遊し、記録媒体の裏面のみならず、記録装置の内部を汚
損するという問題があった。
【0013】また、一般に、記録媒体を送り方向に搬送
ための送り機構は、記録媒体を挟み込んで送るように互
いに対向配置されたローラを備えている。対向配置され
たローラの一方は、金属ローラ表面にアルミナを焼き付
けて摩擦力を向上させた構造からなる駆動ローラであ
り、他方のローラはプラスチックで形成された従動ロー
ラである。
【0014】そして、一般に、これらのローラと記録媒
体との接触/剥離や、オートシートフィーダから記録媒
体を供給する際の次の記録媒体とのこすり合わせ、或い
は記録媒体の供給経路内での構造部材との接触などによ
って、印刷領域に送られた時点では記録媒体が帯電して
いる。そして、このように記録媒体が帯電していると、
上述した記録媒体裏面へのインクミストの付着が起こり
やすくなる。
【0015】このような問題を解消するために、帯電し
た記録媒体を除電するために除電ブラシ等の除電手段を
設ける方法も考えられるが、この場合、除電手段の設置
位置が、必然的に、一対のローラからなる送り機構より
も送り方向の下流側となり、この除電手段の存在によっ
て送り機構から印刷領域までの距離が長くなる。このた
め、記録媒体の送り精度の悪化や、記録媒体の浮き上が
り等の問題が発生しやすくなってしまう。また、除電ブ
ラシにより紙等の記録媒体をこすることにより紙粉等が
発生してノズルに付着し、インク滴の吐出性能が悪化す
るという問題もある。
【0016】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たものであって、その目的とするところは、被処理物の
縁部に余白を残すことなく液滴を付与する場合において
も、被処理物の裏面縁部及び装置内部への液体ミストの
付着を防止することができる液体噴射装置を提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による液体噴射装置は、ノズル開口に連通す
る圧力室内の液体に圧力変動を生じさせて前記ノズル開
口から液滴を吐出させる液体噴射ヘッドと、前記液体噴
射ヘッドをヘッド走査方向に走査させる走査機構と、前
記液体噴射ヘッドから噴射された液滴が付与される被処
理物を前記ヘッド走査方向に対して直交する送り方向に
搬送する送り機構と、処理中の前記被処理物の裏面側で
あって前記液体噴射ヘッドに対向する領域に配置された
静電気帯電部材と、前記静電気帯電部材に動的に接触し
て静電気を発生させる静電気発生部材と、を備えたこと
を特徴とする。
【0018】また、好ましくは、前記液体噴射ヘッドに
対向して配置され、前記送り機構により搬送される前記
被処理物をその裏面から支持して前記液体噴射ヘッドに
対する前記被処理物の位置を規定するプラテンであっ
て、前記液体噴射ヘッドから吐出された液滴を吸収する
吸収部材を有する、プラテンをさらに有し、前記静電気
帯電部材の少なくとも一部は、前記吸収部材に隣接して
配置されている。
【0019】また、好ましくは、前記プラテンは液体排
出口を有する。
【0020】また、好ましくは、前記プラテンは液体排
出溝を有する。
【0021】また、好ましくは、前記静電気帯電部材は
管状に形成されており、前記静電気発生部材は、前記静
電気帯電部材の内部に配置され、前記静電気帯電部材の
管軸に対して平行な回転軸心周りに回転駆動される。
【0022】また、好ましくは、前記静電気発生部材
は、管状の前記静電気帯電部材の内周面に動的に接触す
る回転可能なブラシを有し、前記ブラシは、前記回転軸
心を中心とした中心角で測って180度以下となる断面
形状を有する。
【0023】また、好ましくは、前記ブラシは、液体噴
射動作中においては前記液体噴射ヘッドから遠い側に位
置して停止しており、液体噴射動作時以外の時に前記ブ
ラシを回転させるようにする。
【0024】また、好ましくは、前記静電気帯電部材
は、前記液体噴射ヘッドの方向に向かって凸状となるよ
うに湾曲したシート状部材によって形成されており、前
記静電気発生部材は、前記液体噴射ヘッドの位置から見
て前記静電気帯電部材の裏面側に配置されている。
【0025】また、好ましくは、前記静電気発生部材
は、前記シート状部材からなる前記静電気帯電部材の裏
面に、回転により動的に接触する回転可能なブラシを有
し、前記ブラシは、その回転軸心を中心とした中心角で
測って180度以下となる断面形状を有する。
【0026】また、好ましくは、前記ブラシは、液体噴
射動作中においては前記液体噴射ヘッドから遠い側に位
置して前記静電気帯電部材と非接触の状態で停止してお
り、液体噴射動作時以外の時に前記ブラシを回転させる
ようにする。
【0027】また、好ましくは、前記静電気帯電部材は
シート状部材によって形成されており、前記吸収部材は
前記静電気帯電部材の前記液体噴射ヘッド側に配置され
ており、前記静電気発生部材は前記液体噴射ヘッドから
見て前記静電気帯電部材の裏面側に配置されている。
【0028】また、好ましくは、前記静電気発生部材
は、前記シート状部材からなる前記静電気帯電部材の裏
面に、回転により動的に接触する回転可能なブラシを有
し、前記ブラシは、その回転軸心を中心とした中心角で
測って180度以下となる断面形状を有する。
【0029】また、好ましくは、前記ブラシは、液体噴
射動作中においては前記液体噴射ヘッドから遠い側に位
置して前記静電気帯電部材と非接触の状態で停止してお
り、液体噴射動作時以外の時に前記ブラシを回転させる
ようにする。
【0030】また、好ましくは、前記静電気発生部材
は、液体噴射動作中においては前記液体噴射ヘッドから
遠い側に位置して停止しており、液体噴射動作時以外の
時に前記静電気帯電部材に前記静電気発生部材を動的に
接触させるようにする。
【0031】また、好ましくは、液体噴射動作中におい
ては前記静電気発生部材は前記静電気帯電部材と非接触
の状態にある。
【0032】また、好ましくは、液体噴射動作中におい
ては、前記静電気帯電部材から前記静電気発生部材まで
の距離が、前記静電気帯電部材から前記液体噴射ヘッド
のノズル形成面までの距離よりも長い。
【0033】また、好ましくは、前記静電気帯電部材及
び前記静電気発生部材は、前記ヘッド走査方向に沿って
延在している。
【0034】また、好ましくは、前記静電気帯電部材
は、プラスチックシートを有する。
【0035】また、好ましくは、前記静電気発生部材
は、ブラシを有する。
【0036】また、好ましくは、前記静電気発生部材
は、前記送り機構の動力によって駆動される。
【0037】また、好ましくは、前記液体噴射ヘッド
は、前記ノズル開口が形成されたノズルプレートを有
し、前記ノズルプレートは電気的に接地されている。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明による液体噴射装置
の一実施形態としてのインクジェット式記録装置につい
て、図面を参照して説明する。
【0039】本実施形態によるインクジェット式記録装
置は、ノズル開口に連通する圧力室に対応して設けられ
た圧力発生素子により、圧力室内のインクに圧力変動を
生じさせてノズル開口からインク滴を吐出させるインク
ジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッドの一種)を備え
ている。圧力発生素子としては、例えば圧電振動子を用
いることができる。
【0040】図1及び図2は、本実施形態によるインク
ジェット式記録装置の概略構成を示した斜視図であり、
図3は同インクジェット式記録装置のプラテン及びその
周囲を拡大して示した図である。図1中符号1はキャリ
ッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモータ2に
より駆動されるタイミングベルト3を介して、ガイド部
材4に案内されてプラテン5の軸方向に往復移動される
ように構成されている。プラテン5は、記録紙6(被処
理物の一種)をその裏面から支持して記録ヘッド12に
対する記録紙6の位置を規定する。
【0041】キャリッジ1、キャリッジモータ2、タイ
ミングベルト3、及びガイド部材4は、インクジェット
式記録ヘッド12をキャリッジ1と共にヘッド走査方向
に走査させるキャリッジ機構(走査機構)を構成してい
る。キャリッジ機構はケース20の内部に収納されてい
る。
【0042】インクジェット式記録ヘッド12は、複数
のノズル開口12aのそれぞれに連通する複数の圧力室
12bを有し、キャリッジ1の記録紙6に対向する側に
搭載されている。また、キャリッジ1には、記録ヘッド
12にインクを供給するインクカートリッジ7が着脱可
能に装着されている。
【0043】インクジェット式記録装置の非印刷領域で
あるホームポジション(図1中、右側)にはキャップ部材
13が配置されており、このキャップ部材13はキャリ
ッジ1に搭載された記録ヘッド12がホームポジション
に移動した時に、記録ヘッド12のノズル形成面に押し
当てられてノズル形成面との間に密閉空間を形成するよ
うに構成されている。そして、キャップ部材13の下方
には、キャップ部材13により形成された密閉空間に負
圧を与えるためのポンプユニット10が配置されてい
る。
【0044】キャップ部材13の印刷領域側の近傍に
は、ゴムなどの弾性板を備えたワイピング手段11が記
録ヘッド12の移動軌跡に対して例えば水平方向に進退
できるように配置されていて、キャリッジ1がキャップ
部材13側に往復移動するに際して、必要に応じて記録
ヘッド12のノズル形成面を払拭することができるよう
に構成されている。
【0045】図3に示したように、本実施形態によるイ
ンクジェット式記録装置は、さらに、記録ヘッド12に
より印刷が行われる記録紙6をヘッド走査方向に対して
直交する送り方向に間欠的に搬送する送り機構40を備
えている。
【0046】この送り機構40は、記録紙6を挟み込ん
でプラテン5上へ送るために互いに対向配置された給紙
ローラ14a、14bと、印刷された記録紙6を排出す
るために互いに対向配置された排紙ローラ15a、15
bと、を備えている。なお、給紙ローラ14a及び排紙
ローラ15aは従動ローラであり、給紙ローラ14b及
び排紙ローラ15bは駆動ローラである。駆動ローラで
ある給紙ローラ14b及び排紙ローラ15bは、紙送り
モータ41からの駆動力によって回転駆動される。
【0047】図3から分かるようにプラテン5は、給紙
方向(送り方向)Fと平行な方向に延びる複数のインク
受け縦開口5c、5d、5e、5fと、給紙方向Fに対
して直交するヘッド走査方向に延びる複数のインク受け
横開口5a、5bとが形成されている。
【0048】複数のインク受け縦開口5c、5d、5
e、5fのうち、一対のインク受け開口5cはA3サイ
ズの記録紙6の左右端がそれぞれ真上を通過するように
配置されており、一対のインク受け開口5dはB4サイ
ズの記録紙6の左右端がそれぞれ真上を通過するように
配置されており、一対のインク受け開口5eはA4サイ
ズの記録紙6の左右端がそれぞれ真上を通過するように
配置されており、一対のインク受け開口5fはB5サイ
ズの記録紙6の左右端がそれぞれ真上を通過するように
配置されている。
【0049】また、複数のインク受け横開口5a、5b
は、給紙側に配置されている給紙側インク受け開口5a
と、排紙側に配置されている排紙側インク受け開口5b
とからなる。
【0050】これらのインク受け開口5a、5b、5
c、5d、5e、5fには、いずれも、記録ヘッド12
から吐出されたインクを吸収する吸収部材16が配置さ
れている。吸収部材16は、スポンジ、ベルイータ等で
形成することができる。
【0051】次に、図4を参照して、本実施形態による
インクジェット式記録装置における静電気帯電部材及び
静電気発生部材について説明する。
【0052】図4に示したように、記録中の記録紙6の
裏面側であって記録ヘッド12に対向する領域に、静電
気を帯電しやすい材料で形成された静電気帯電部材30
がヘッド走査方向に沿って延在配置されている。より具
体的には、静電気帯電部材30は、プラテン5に設けら
れた吸収部材16の中に部分的に埋設されており、静電
気帯電部材30の上部が吸収部材16の表面から記録ヘ
ッド12側に向けて突出している。静電気帯電部材30
は、アクリル、ポリエステル、又は塩化ビニル等から成
るプラスチックシートを管状に形成して構成されてい
る。
【0053】管状の静電気帯電部材30の内部には、静
電気を発生しやすい材料でブラシ状に形成された静電気
発生部材31が、ヘッド走査方向に沿って延在配置され
ている。この静電気発生部材31は、静電気帯電部材3
0の管軸に対して平行な回転軸心周りに回転可能であ
る。静電気発生部材31は、レーヨン、ナイロン、羊
毛、又は頭髪等から形成されている。
【0054】静電気発生部材31は、記録装置の送り機
構40の紙送りモータ41からの動力によって回転駆動
され、静電気帯電部材30の内周面に動的に接触してこ
すり付けられ、これにより静電気を発生させる。
【0055】また、プラテン5の底部にはインク排出口
32が形成されており、吸収部材16で吸収されたイン
クがプラテン5の外部へ排出されるようになっている。
【0056】そして、上記構成より成る本実施形態によ
れば、送り機構40の紙送りモータ41からの動力によ
って回転駆動されたブラシ状の静電気発生部材31が管
状の静電気帯電部材30の内周面にこすり付けられ、こ
れによって発生した静電気が静電気帯電部材30に帯電
する。このため、記録紙6に対していわゆる縁なし印刷
を施す際に記録紙6からはみ出した領域に向けて吐出さ
れたインク滴は、静電気帯電部材30に帯電した静電気
によって静電気帯電部材30側に引き寄せられる。静電
気帯電部材30側に引き寄せられたインク滴は、静電気
帯電部材30の表面に付着して吸収部材16上に流れ落
ちるか、或いは吸収部材16上に直接付着する。なお、
静電気帯電部材30の上面は湾曲しているので、そこに
付着したインク滴は吸収部材16に向けて流下しやす
い。
【0057】このように本実施形態によれば、記録紙6
の縁6aをはみ出した領域に向けて吐出されたインク滴
を静電気帯電部材30で引き寄せて吸収部材16で捕集
することができるので、記録紙6の縁部に余白を残すこ
となく印刷を施す場合においても、記録紙6の裏面縁部
や装置内部へのインクミストの付着を防止することがで
きる。
【0058】また、プラテン5の底部にはインク排出口
32が形成されているので、プラテン5内がインクで溢
れたり、静電気発生部材31をインクで汚して静電気発
生能力を低下させるようなことがない。
【0059】次に、本発明の他の実施形態について図5
を参照して説明する。
【0060】上述した実施形態においては図4に示した
ように静電気帯電部材30が管状に形成されていたが、
本実施形態においては、図5に示したように静電気帯電
部材30が、記録ヘッド12の方向に向かって凸状とな
るように湾曲したシート状部材によって形成されてい
る。
【0061】また、本実施形態における静電気発生部材
31は図4に示した上記実施形態と同様の構成であり、
記録ヘッド12の位置から見て静電気帯電部材30の裏
面側に配置され、記録装置の送り機構40の紙送りモー
タ41からの動力によって回転駆動され、静電気帯電部
材30の裏面に動的に接触してこすり付けられ、これに
より静電気を発生させる。
【0062】本実施形態においても、図4に示した上記
実施形態と同様に、静電気帯電部材30に帯電した静電
気の力を利用してインク滴を捕捉することができる。ま
た、図5に示したように静電気帯電部材30は記録ヘッ
ド12に向かって凸状となるように湾曲しているので、
静電気帯電部材30の上面に付着したインク滴が吸収部
材16に向けて流下しやすい。
【0063】次に、本発明の他の実施形態について図6
を参照して説明する。
【0064】図4に示した実施形態では静電気帯電部材
30が管状に形成されていたが、本実施形態において
は、図6に示したように静電気帯電部材30が、記録ヘ
ッド12のノズル形成面に対して平行に配置されたシー
ト状部材によって形成されている。
【0065】また、本実施形態における静電気発生部材
31は図4に示した上記実施形態と同様の構成であり、
記録ヘッド12の位置から見て静電気帯電部材30の裏
面側に配置され、記録装置の送り機構40の紙送りモー
タ41からの動力によって回転駆動され、静電気帯電部
材30の裏面に動的に接触してこすり付けられ、これに
より静電気を発生させる。
【0066】さらに、本実施形態においては、吸収部材
16が静電気帯電部材30の記録ヘッド12側に配置さ
れており、静電気帯電部材30によって吸収部材16と
静電気発生部材31とが完全に分離されている。
【0067】吸収部材16の配置空間に連通するように
してインク排出口32がプラテン5の側壁に形成されて
おり、インク排出口32から連続してインク排出溝33
がプラテン5の側面に形成されている。
【0068】本実施形態においても、図4に示した上記
実施形態と同様に、静電気帯電部材30に帯電した静電
気の力を利用してインク滴を捕捉することができる。ま
た、静電気帯電部材30により吸収部材16と静電気発
生部材31とが完全に分離されているので、より確実に
静電気発生部材31のインク汚れを防止することができ
る。さらに、静電気帯電部材30の表面が吸収部材16
で覆われているため、インク滴の跳ね返りを起こすこと
なく、より確実にインク滴を回収することができる。
【0069】次に、本発明の他の実施形態について図7
を参照して説明する。
【0070】本実施形態は、図4に示した実施形態にお
ける静電気発生部材31の構成を変更したものであり、
図7に示したように、静電気発生部材31を構成するブ
ラシが、その回転軸心を中心とした中心角で測って18
0度以下となる断面形状を有している。
【0071】そして、本実施形態においては、ブラシか
らなる静電気発生部材31は、記録動作中においては記
録ヘッド12から遠い側に位置して停止しており、記録
動作時以外の時に静電気発生部材31を回転させて静電
気を発生させるように構成されている。
【0072】上記構成より成る本実施形態によれば、記
録中においては、プラスに帯電した静電気発生部材31
が記録ヘッド12から遠い側に位置しているので、静電
気帯電部材30の記録ヘッド12側の部分に帯電したマ
イナスの電荷が、静電気発生部材31のプラスの電荷に
よって中和されてしまうことがない。従って、記録ヘッ
ド12側から静電気帯電部材30を見た場合、静電気帯
電部材30の見かけの電荷が小さくなってしまうことが
なく、静電気帯電部材30から出た電気力線によってイ
ンクミストを広い範囲にわたって確実に捕捉することが
できる。
【0073】また、図7に示した実施形態の一変形例と
しては、図8に示したように断面が略直線上のブラシに
よって静電気発生部材31を構成することもできる。こ
の変形例においても図7に示した実施形態と同様の効果
を得ることができる。
【0074】次に、本発明の他の実施形態について図9
を参照して説明する。
【0075】本実施形態は、図5に示した実施形態にお
ける静電気発生部材31の構成を変更したものであり、
図9に示したように静電気発生部材31を構成するブラ
シが、その回転軸心を中心とした中心角で測って180
度以下となる断面形状を有している。
【0076】また、本実施形態においては、ノズル開口
12a(図3)が形成された記録ヘッド12のノズルプ
レート12Aが電気的に接地されている。
【0077】そして、本実施形態においては、ブラシか
らなる静電気発生部材31は、記録動作中においては記
録ヘッド12から遠い側に位置して、静電気帯電部材3
0と非接触の状態で停止しており、記録動作時以外の時
に静電気発生部材31を回転させて静電気を発生させる
ように構成されている。
【0078】さらに、本実施形態においては、記録動作
中(静電気発生部材31が停止している状態)において
は、静電気帯電部材30からノズルプレート12Aのノ
ズル形成面までの距離d1よりも、静電気帯電部材30
から静電気発生部材31までの距離d2の方が長い。
【0079】上記構成より成る本実施形態によれば、記
録中においては、プラスに帯電した静電気発生部材31
が静電気帯電部材30と非接触の状態で記録ヘッド12
から遠い側に位置しており、さらに、静電気帯電部材3
0から静電気発生部材31までの距離d2が、静電気帯
電部材30からノズルプレート12Aのノズル形成面ま
での距離d1よりも長いので、静電気帯電部材30とノ
ズルプレート12Aとの間に形成される電気力線の密度
が高くなり、インクミストを広範囲にわたって確実に捕
捉することができる。
【0080】また、図9に示した実施形態の一変形例と
しては、図10に示したように断面が略直線上のブラシ
によって静電気発生部材31を構成することもできる。
この変形例においても図9に示した実施形態と同様の効
果を得ることができる。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように本発明による液体噴射
装置によれば、被処理物の縁をはみ出した領域に向けて
吐出された液滴を、静電気帯電部材に帯電した静電気を
利用して引き寄せて捕集することができるので、被処理
物の縁部に余白を残すことなく液滴を付与する場合にお
いても、被処理物の裏面縁部及び装置内部への液体ミス
トの付着を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体噴射装置の一実施形態による
インクジェット式記録装置の概略構成を示した斜視図。
【図2】本発明による液体噴射装置の一実施形態による
インクジェット式記録装置の概略構成を示した他の斜視
図。
【図3】図1及び図2に示したインクジェット式記録装
置のプラテン及びその周囲を拡大して示した図。
【図4】図1及び図2に示したインクジェット式記録装
置の静電気帯電部材/静電気発生部材及びその周囲を拡
大して示した断面図。
【図5】本発明による液体噴射装置の他の実施形態によ
るインクジェット式記録装置における静電気帯電部材/
静電気発生部材及びその周囲を拡大して示した断面図。
【図6】本発明による液体噴射装置の他の実施形態によ
るインクジェット式記録装置における静電気帯電部材/
静電気発生部材及びその周囲を拡大して示した断面図。
【図7】本発明による液体噴射装置の他の実施形態によ
るインクジェット式記録装置における静電気帯電部材/
静電気発生部材及びその周囲を拡大して示した断面図。
【図8】図7に示した実施形態の一変形例によるインク
ジェット式記録装置における静電気帯電部材/静電気発
生部材及びその周囲を拡大して示した断面図。
【図9】本発明による液体噴射装置の他の実施形態によ
るインクジェット式記録装置における静電気帯電部材/
静電気発生部材及びその周囲を拡大して示した断面図。
【図10】図9に示した実施形態の一変形例によるイン
クジェット式記録装置における静電気帯電部材/静電気
発生部材及びその周囲を拡大して示した断面図。
【符号の説明】
1 キャリッジ 5 プラテン 6 記録紙(被処理物) 12 インクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド) 12a ノズル開口 12b 圧力室 14a、14b 給紙ローラ 30 静電気帯電部材 31 静電気発生部材 32 インク排出口 33 インク排出溝 40 送り機構 41 紙送りモータ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズル開口に連通する圧力室内の液体に圧
    力変動を生じさせて前記ノズル開口から液滴を吐出させ
    る液体噴射ヘッドと、 前記液体噴射ヘッドをヘッド走査方向に走査させる走査
    機構と、 前記液体噴射ヘッドから噴射された液滴が付与される被
    処理物を前記ヘッド走査方向に対して直交する送り方向
    に搬送する送り機構と、 処理中の前記被処理物の裏面側であって前記液体噴射ヘ
    ッドに対向する領域に配置された静電気帯電部材と、 前記静電気帯電部材に動的に接触して静電気を発生させ
    る静電気発生部材と、を備えたことを特徴とする液体噴
    射装置。
  2. 【請求項2】前記液体噴射ヘッドに対向して配置され、
    前記送り機構により搬送される前記被処理物をその裏面
    から支持して前記液体噴射ヘッドに対する前記被処理物
    の位置を規定するプラテンであって、前記液体噴射ヘッ
    ドから吐出された液滴を吸収する吸収部材を有する、プ
    ラテンをさらに有し、 前記静電気帯電部材の少なくとも一部は、前記吸収部材
    に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1記
    載の液体噴射装置。
  3. 【請求項3】前記プラテンは液体排出口を有することを
    特徴とする請求項2記載の液体噴射装置。
  4. 【請求項4】前記プラテンは液体排出溝を有することを
    特徴とする請求項2又は3に記載の液体噴射装置。
  5. 【請求項5】前記静電気帯電部材は管状に形成されてお
    り、 前記静電気発生部材は、前記静電気帯電部材の内部に配
    置され、前記静電気帯電部材の管軸に対して平行な回転
    軸心周りに回転駆動されることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 【請求項6】前記静電気発生部材は、管状の前記静電気
    帯電部材の内周面に動的に接触する回転可能なブラシを
    有し、 前記ブラシは、前記回転軸心を中心とした中心角で測っ
    て180度以下となる断面形状を有することを特徴とす
    る請求項5記載の液体噴射装置。
  7. 【請求項7】前記ブラシは、液体噴射動作中においては
    前記液体噴射ヘッドから遠い側に位置して停止してお
    り、液体噴射動作時以外の時に前記ブラシを回転させる
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の液体噴射装
    置。
  8. 【請求項8】前記静電気帯電部材は、前記液体噴射ヘッ
    ドの方向に向かって凸状となるように湾曲したシート状
    部材によって形成されており、 前記静電気発生部材は、前記液体噴射ヘッドの位置から
    見て前記静電気帯電部材の裏面側に配置されていること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液
    体噴射装置。
  9. 【請求項9】前記静電気発生部材は、前記シート状部材
    からなる前記静電気帯電部材の裏面に、回転により動的
    に接触する回転可能なブラシを有し、 前記ブラシは、その回転軸心を中心とした中心角で測っ
    て180度以下となる断面形状を有することを特徴とす
    る請求項8記載の液体噴射装置。
  10. 【請求項10】前記ブラシは、液体噴射動作中において
    は前記液体噴射ヘッドから遠い側に位置して前記静電気
    帯電部材と非接触の状態で停止しており、液体噴射動作
    時以外の時に前記ブラシを回転させるようにしたことを
    特徴とする請求項9記載の液体噴射装置。
  11. 【請求項11】前記静電気帯電部材はシート状部材によ
    って形成されており、 前記吸収部材は前記静電気帯電部材の前記液体噴射ヘッ
    ド側に配置されており、 前記静電気発生部材は前記液体噴射ヘッドから見て前記
    静電気帯電部材の裏面側に配置されていることを特徴と
    する請求項2乃至4のいずれか一項に記載の液体噴射装
    置。
  12. 【請求項12】前記静電気発生部材は、前記シート状部
    材からなる前記静電気帯電部材の裏面に、回転により動
    的に接触する回転可能なブラシを有し、 前記ブラシは、その回転軸心を中心とした中心角で測っ
    て180度以下となる断面形状を有することを特徴とす
    る請求項11記載の液体噴射装置。
  13. 【請求項13】前記ブラシは、液体噴射動作中において
    は前記液体噴射ヘッドから遠い側に位置して前記静電気
    帯電部材と非接触の状態で停止しており、液体噴射動作
    時以外の時に前記ブラシを回転させるようにしたことを
    特徴とする請求項12記載の液体噴射装置。
  14. 【請求項14】前記静電気発生部材は、液体噴射動作中
    においては前記液体噴射ヘッドから遠い側に位置して停
    止しており、液体噴射動作時以外の時に前記静電気帯電
    部材に前記静電気発生部材を動的に接触させるようにし
    たことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に
    記載の液体噴射装置。
  15. 【請求項15】液体噴射動作中においては前記静電気発
    生部材は前記静電気帯電部材と非接触の状態にあること
    を特徴とする請求項14記載の液体噴射装置。
  16. 【請求項16】液体噴射動作中においては、前記静電気
    帯電部材から前記静電気発生部材までの距離が、前記静
    電気帯電部材から前記液体噴射ヘッドのノズル形成面ま
    での距離よりも長いことを特徴とする請求項15記載の
    液体噴射装置。
  17. 【請求項17】前記静電気帯電部材及び前記静電気発生
    部材は、前記ヘッド走査方向に沿って延在していること
    を特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の
    液体噴射装置。
  18. 【請求項18】前記静電気帯電部材は、プラスチックシ
    ートを有することを特徴とする請求項1乃至17のいず
    れか一項に記載の液体噴射装置。
  19. 【請求項19】前記静電気発生部材は、ブラシを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記
    載の液体噴射装置。
  20. 【請求項20】前記静電気発生部材は、前記送り機構の
    動力によって駆動されることを特徴とする請求項1乃至
    19のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  21. 【請求項21】前記液体噴射ヘッドは、前記ノズル開口
    が形成されたノズルプレートを有し、前記ノズルプレー
    トは電気的に接地されていることを特徴とする請求項1
    乃至20のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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