JP2003340991A - 熱圧着用積層体 - Google Patents
熱圧着用積層体Info
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- JP2003340991A JP2003340991A JP2002151462A JP2002151462A JP2003340991A JP 2003340991 A JP2003340991 A JP 2003340991A JP 2002151462 A JP2002151462 A JP 2002151462A JP 2002151462 A JP2002151462 A JP 2002151462A JP 2003340991 A JP2003340991 A JP 2003340991A
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- JP
- Japan
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- layer
- polyolefin resin
- resin
- laminate
- ethylene
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着層を介さずとも被着体へのラミネート加
工が可能で、特に熱ラミネート加工に適する熱圧着用積
層体の提供。 【解決手段】 機能性ポリオレフィン系樹脂及びポリオ
レフィン系樹脂からなりかつ非ポリオレフィン系樹脂層
への易熱圧着性を有する層Bと、ポリオレフィン系樹脂
からなる層Aとが積層されてなる熱圧着用積層体。
工が可能で、特に熱ラミネート加工に適する熱圧着用積
層体の提供。 【解決手段】 機能性ポリオレフィン系樹脂及びポリオ
レフィン系樹脂からなりかつ非ポリオレフィン系樹脂層
への易熱圧着性を有する層Bと、ポリオレフィン系樹脂
からなる層Aとが積層されてなる熱圧着用積層体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用や工業用の
粘着フィルム(テープ)、看板や各種部品等への貼り付け
を目的とするステッカーやマーキングフィルム等の装飾
用粘着フィルム(テープ)及び住宅等の建築物の内外装
材や、家具什器類や家電製品等の化粧材用として使用さ
れるシートに用いられる、ポリオレフィン系積層体に関
するものである。
粘着フィルム(テープ)、看板や各種部品等への貼り付け
を目的とするステッカーやマーキングフィルム等の装飾
用粘着フィルム(テープ)及び住宅等の建築物の内外装
材や、家具什器類や家電製品等の化粧材用として使用さ
れるシートに用いられる、ポリオレフィン系積層体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療用や工業用の粘着フィル
ム(テープ)、看板や各種部品等への貼り付けを目的とす
るステッカーやマーキングフィルム等の装飾用粘着フィ
ルム(テープ)及び住宅等の建築物の内外装材や、家具
什器類や家電製品等の表面化粧材用として使用される化
粧シートに用いられるラミネート用のフィルムとして
は、着色性、熱ラミネート加工性、エンボス加工性、印
刷適正等に優れることからポリ塩化ビニル系フィルムが
多用されていたが、ポリ塩化ビニル系フィルムは、焼却
・廃棄に際し塩化水素ガス等が発生する危険性があるた
め、簡単な焼却設備では処理することができず、更に、
焼却設備の耐久性を低下させるという問題があるため
に、近年ポリオレフィン系樹脂等の他材料による置き換
えが進んでいる。
ム(テープ)、看板や各種部品等への貼り付けを目的とす
るステッカーやマーキングフィルム等の装飾用粘着フィ
ルム(テープ)及び住宅等の建築物の内外装材や、家具
什器類や家電製品等の表面化粧材用として使用される化
粧シートに用いられるラミネート用のフィルムとして
は、着色性、熱ラミネート加工性、エンボス加工性、印
刷適正等に優れることからポリ塩化ビニル系フィルムが
多用されていたが、ポリ塩化ビニル系フィルムは、焼却
・廃棄に際し塩化水素ガス等が発生する危険性があるた
め、簡単な焼却設備では処理することができず、更に、
焼却設備の耐久性を低下させるという問題があるため
に、近年ポリオレフィン系樹脂等の他材料による置き換
えが進んでいる。
【0003】ポリオレフィン系フィルムのラミネート加
工としては、接着剤を用いたドライラミネート加工が行
なわれている。しかしながらこの方法ではドライラミネ
ート用の接着剤の養生に長時間を有する等生産性が悪い
という問題があり、また、塩化ビニル系フィルムのラミ
ネート加工に一般的に用いられている熱ラミネート加工
では充分な接着性が得られないという問題があった。
工としては、接着剤を用いたドライラミネート加工が行
なわれている。しかしながらこの方法ではドライラミネ
ート用の接着剤の養生に長時間を有する等生産性が悪い
という問題があり、また、塩化ビニル系フィルムのラミ
ネート加工に一般的に用いられている熱ラミネート加工
では充分な接着性が得られないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における問題点を解決するためになされたものであり、
接着性アンカー層を介さずとも被着体へのラミネート加
工が可能で、特に熱ラミネート加工に適するポリオレフ
ィン系の熱圧着用積層体を提供することを目的とする。
における問題点を解決するためになされたものであり、
接着性アンカー層を介さずとも被着体へのラミネート加
工が可能で、特に熱ラミネート加工に適するポリオレフ
ィン系の熱圧着用積層体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、(1)
機能性ポリオレフィン系樹脂及びポリオレフィン系樹脂
からなりかつ非ポリオレフィン系樹脂層への易熱圧着性
を有する層Bと、ポリオレフィン系樹脂からなる層Aと
が積層されてなる熱圧着用積層体、(2)層Aの層Bが
積層された側と反対側に、層Aとは異なる組成を有する
ポリオレフィン系樹脂層Cが積層された上記(1)に記
載の熱圧着用積層体、(3)機能性ポリオレフィン系樹
脂がエチレン系アイオノマー樹脂及び/またはエチレン
と構造式CH=C(R1)−COOR2(ただし、R1は
水素またはメチル基を表し、R2は水素または炭素原子
数1〜10個のアルキル基を表す)で表される単量体と
の共重合体からなる上記(1)または(2)に記載の熱
圧着用積層体、(4)ポリオレフィン系樹脂がホモポリ
プロピレン及び/またはプロピレンと炭素原子数2〜1
0のα−オレフィンから選ばれる1種以上の単量体との
共重合体からなる上記(1)〜(3)のいずれかに記載
の熱圧着用積層体、(5)上記(1)〜(4)のいずれ
かに記載の熱圧着用積層体からなる装飾フィルム及び
(6)片面に印刷層を有する基材フィルムと上記(1)
〜(4)のいすれかに記載の熱圧着用積層体とが、印刷
層及び層Bを接着面として熱圧着により接着されてなる
化粧シートに存する。
機能性ポリオレフィン系樹脂及びポリオレフィン系樹脂
からなりかつ非ポリオレフィン系樹脂層への易熱圧着性
を有する層Bと、ポリオレフィン系樹脂からなる層Aと
が積層されてなる熱圧着用積層体、(2)層Aの層Bが
積層された側と反対側に、層Aとは異なる組成を有する
ポリオレフィン系樹脂層Cが積層された上記(1)に記
載の熱圧着用積層体、(3)機能性ポリオレフィン系樹
脂がエチレン系アイオノマー樹脂及び/またはエチレン
と構造式CH=C(R1)−COOR2(ただし、R1は
水素またはメチル基を表し、R2は水素または炭素原子
数1〜10個のアルキル基を表す)で表される単量体と
の共重合体からなる上記(1)または(2)に記載の熱
圧着用積層体、(4)ポリオレフィン系樹脂がホモポリ
プロピレン及び/またはプロピレンと炭素原子数2〜1
0のα−オレフィンから選ばれる1種以上の単量体との
共重合体からなる上記(1)〜(3)のいずれかに記載
の熱圧着用積層体、(5)上記(1)〜(4)のいずれ
かに記載の熱圧着用積層体からなる装飾フィルム及び
(6)片面に印刷層を有する基材フィルムと上記(1)
〜(4)のいすれかに記載の熱圧着用積層体とが、印刷
層及び層Bを接着面として熱圧着により接着されてなる
化粧シートに存する。
【0006】以下に本発明を詳述する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の積層体は、機能性ポリオ
レフィン系樹脂及びポリオレフィン系樹脂からなり非ポ
リオレフィン系樹脂層への易熱圧着性を有する層Bとポ
リオレフィン系樹脂からなる層Aとが積層されてなり、
また層Aの層Bが積層された側と反対側に、層Aとは好
ましくは異なる組成を有するポリオレフィン系樹脂層C
が積層されていてもよい。層B中の機能性ポリオレフィ
ン系樹脂とポリオレフィン系樹脂との配合比は重量比で
5〜60/95〜40であるのが好ましい。
レフィン系樹脂及びポリオレフィン系樹脂からなり非ポ
リオレフィン系樹脂層への易熱圧着性を有する層Bとポ
リオレフィン系樹脂からなる層Aとが積層されてなり、
また層Aの層Bが積層された側と反対側に、層Aとは好
ましくは異なる組成を有するポリオレフィン系樹脂層C
が積層されていてもよい。層B中の機能性ポリオレフィ
ン系樹脂とポリオレフィン系樹脂との配合比は重量比で
5〜60/95〜40であるのが好ましい。
【0008】本発明において用いられるポリオレフィン
系樹脂としては、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン
系樹脂、これらの混合物及びこれらと他の合成樹脂の併
用混合物が挙げられる。
系樹脂としては、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン
系樹脂、これらの混合物及びこれらと他の合成樹脂の併
用混合物が挙げられる。
【0009】ポリエチレン系樹脂としては、エチレンの
単独重合体、エチレンを主成分とするエチレンと共重合
可能な他の単量体との共重合体(低密度ポリエチレン
(LDPE)、高圧法低密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(H
DPE)、メタロセン系触媒を用いて重合して得られた
エチレン−α−オレフィン共重合体(メタロセン系ポリ
エチレン)等)及びこれらの混合物等が例示できる。
単独重合体、エチレンを主成分とするエチレンと共重合
可能な他の単量体との共重合体(低密度ポリエチレン
(LDPE)、高圧法低密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(H
DPE)、メタロセン系触媒を用いて重合して得られた
エチレン−α−オレフィン共重合体(メタロセン系ポリ
エチレン)等)及びこれらの混合物等が例示できる。
【0010】ポリプロピレン系樹脂としては、プロピレ
ンの単独重合体(ホモポリプロピレン)、共重合体及び
これらの混合物等が例示できる。該共重合体としてはプ
ロピレンとエチレンまたは他のα−オレフィンとのラン
ダム共重合体(ランダムポリプロピレン)、またはブロ
ック共重合体(ブロックポリプロピレン)、ゴム成分を
含むブロック共重合体あるいはグラフト共重合体等が挙
げられる。
ンの単独重合体(ホモポリプロピレン)、共重合体及び
これらの混合物等が例示できる。該共重合体としてはプ
ロピレンとエチレンまたは他のα−オレフィンとのラン
ダム共重合体(ランダムポリプロピレン)、またはブロ
ック共重合体(ブロックポリプロピレン)、ゴム成分を
含むブロック共重合体あるいはグラフト共重合体等が挙
げられる。
【0011】上記プロピレンと共重合可能な他のα−オ
レフィンとしては、炭素原子数が4〜12のものが好ま
しく、例えば、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、1−ヘプテン、1−オクテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−デセン等が挙げられ、その1種または2種
以上の混合物が用いられる。通常、α−オレフィンの混
合割合はプロピレンに対して1〜10重量%、特に2〜
6重量%とするのが好ましい。
レフィンとしては、炭素原子数が4〜12のものが好ま
しく、例えば、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、1−ヘプテン、1−オクテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−デセン等が挙げられ、その1種または2種
以上の混合物が用いられる。通常、α−オレフィンの混
合割合はプロピレンに対して1〜10重量%、特に2〜
6重量%とするのが好ましい。
【0012】ポリエチレン系樹脂及び/またはポリプロ
ピレン系樹脂と混合する他の合成樹脂としては、例えば
イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、プロピ
レン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム及びアクリロニトリル−イソプレンゴム等のジエン
系ゴム(エラストマー)、エチレン−プロピレン共重合
体ゴム、エチレン−プロピレン非共役ジエンゴム、エチ
レン−ブタジエン共重合体ゴム、結晶融解熱(ΔH)が
100g/J以下である低結晶性プロピレン単独重合体
(出光石油化学(株)製 出光TPO、宇部興産(株)
製 CAP、宇部レキセン社製 UT2115等)、多
段重合法によって得られるポリオレフィン(サンアロマ
ー(株)製 キャタロイ、三菱化学(株)製 ゼラス、
(株)トクヤマ P.E.R.等)、上記ゴム(成分)
とポリエチレン系樹脂及び/またはポリプロピレン系樹
脂との混合物を動的架橋して得られるポリオレフィン
(三菱化学(株)製 サーモラン、アドバンスド エラ
ストマー システムズ(株)製 サントプレーン、三井
化学(株)製 ミラストマー)等のポリオレフィン系熱
可塑性エラストマー、スチレン−ブタジエン共重合ゴム
(SBR)やスチレン−ブタジエンブロック共重合体等
のスチレン−ブタジエン系熱可塑性エラストマー及びス
チレン−イソプレン共重合ゴム等のスチレン系熱可塑性
エラストマー(これらの水素添加物を含む)が挙げられ
る。
ピレン系樹脂と混合する他の合成樹脂としては、例えば
イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、プロピ
レン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム及びアクリロニトリル−イソプレンゴム等のジエン
系ゴム(エラストマー)、エチレン−プロピレン共重合
体ゴム、エチレン−プロピレン非共役ジエンゴム、エチ
レン−ブタジエン共重合体ゴム、結晶融解熱(ΔH)が
100g/J以下である低結晶性プロピレン単独重合体
(出光石油化学(株)製 出光TPO、宇部興産(株)
製 CAP、宇部レキセン社製 UT2115等)、多
段重合法によって得られるポリオレフィン(サンアロマ
ー(株)製 キャタロイ、三菱化学(株)製 ゼラス、
(株)トクヤマ P.E.R.等)、上記ゴム(成分)
とポリエチレン系樹脂及び/またはポリプロピレン系樹
脂との混合物を動的架橋して得られるポリオレフィン
(三菱化学(株)製 サーモラン、アドバンスド エラ
ストマー システムズ(株)製 サントプレーン、三井
化学(株)製 ミラストマー)等のポリオレフィン系熱
可塑性エラストマー、スチレン−ブタジエン共重合ゴム
(SBR)やスチレン−ブタジエンブロック共重合体等
のスチレン−ブタジエン系熱可塑性エラストマー及びス
チレン−イソプレン共重合ゴム等のスチレン系熱可塑性
エラストマー(これらの水素添加物を含む)が挙げられ
る。
【0013】なお、結晶融解熱(ΔH)とは、示差走査
熱量計(DSC)を用いて、樹脂を一度融解点以上にし
て溶融した後、10℃/分の速度で冷却した時のDSC
チャート上の結晶ピーク面積より計算した値のことであ
り、また、多段重合法によって得られるポリオレフィン
とは、反応器中で(i)ハードセグメントと、(ii)
ソフトセグメントとが2段階以上で多段重合されてなる
共重合体である。(i)ハードセグメントとしては、プ
ロピレン単独重合体ブロック、あるいはプロピレンとα
−オレフィンとの共重合体ブロック、例えば、プロピレ
ン/エチレン、プロピレン/1−ブテン、プロピレン/
エチレン/1−ブテン等の2元又は3元共重合体ブロッ
クが挙げられる。 また、(ii)ソフトセグメントと
しては、エチレン単独重合体ブロック、あるいはエチレ
ンとα−オレフィンとの共重合体ブロック、例えば、エ
チレン/プロピレン、エチレン/1−ブテン、エチレン
/プロピレン/1−ブテン等の2元又は3元共重合体ブ
ロックが挙げられる。
熱量計(DSC)を用いて、樹脂を一度融解点以上にし
て溶融した後、10℃/分の速度で冷却した時のDSC
チャート上の結晶ピーク面積より計算した値のことであ
り、また、多段重合法によって得られるポリオレフィン
とは、反応器中で(i)ハードセグメントと、(ii)
ソフトセグメントとが2段階以上で多段重合されてなる
共重合体である。(i)ハードセグメントとしては、プ
ロピレン単独重合体ブロック、あるいはプロピレンとα
−オレフィンとの共重合体ブロック、例えば、プロピレ
ン/エチレン、プロピレン/1−ブテン、プロピレン/
エチレン/1−ブテン等の2元又は3元共重合体ブロッ
クが挙げられる。 また、(ii)ソフトセグメントと
しては、エチレン単独重合体ブロック、あるいはエチレ
ンとα−オレフィンとの共重合体ブロック、例えば、エ
チレン/プロピレン、エチレン/1−ブテン、エチレン
/プロピレン/1−ブテン等の2元又は3元共重合体ブ
ロックが挙げられる。
【0014】これらエラストマー成分は、ポリエチレン
系樹脂及び/またはポリプロピレン系樹脂100〜40
重量部に対し0〜60重量部配合することができるが、
ポリオレフィン系樹脂としては特にポリプロピレン系樹
脂を主体としたものが好ましく、ポリプロピレン系樹脂
50〜100重量部に対しポリプロピレン系樹脂以外の
樹脂を50〜0重量部含有するものが好ましい。
系樹脂及び/またはポリプロピレン系樹脂100〜40
重量部に対し0〜60重量部配合することができるが、
ポリオレフィン系樹脂としては特にポリプロピレン系樹
脂を主体としたものが好ましく、ポリプロピレン系樹脂
50〜100重量部に対しポリプロピレン系樹脂以外の
樹脂を50〜0重量部含有するものが好ましい。
【0015】本発明に用いられる機能性ポリオレフィン
系樹脂としては、アイオノマー樹脂、特に好ましくはエ
チレン系アイオノマー樹脂や、エチレンと構造式CH=
C(R1)−COOR2(ただし、R1は水素またはメチ
ル基を表し、R2は水素または炭素原子数1〜10個の
アルキル基を表す)で示される単量体との共重合体が挙
げらる。
系樹脂としては、アイオノマー樹脂、特に好ましくはエ
チレン系アイオノマー樹脂や、エチレンと構造式CH=
C(R1)−COOR2(ただし、R1は水素またはメチ
ル基を表し、R2は水素または炭素原子数1〜10個の
アルキル基を表す)で示される単量体との共重合体が挙
げらる。
【0016】エチレン系アイオノマー樹脂としては、エ
チレン/α,β−不飽和カルボン酸共重合体またはエチ
レン/α,β−不飽和カルボン酸/α,β−不飽和カル
ボン酸エステル共重合体のカルボキシル基の一部が金属
イオンにより中和、架橋されているものが好ましい。中
和前の上記共重合体中のエチレン単位の占める割合は、
好ましくは75〜99.5モル%、より好ましくは88
〜98モル%であり、α,β−不飽和カルボン酸単位の
占める割合は、好ましくは0.5〜15モル%、より好
ましくは1〜6モル%であり、かつα,β−不飽和カル
ボン酸エステル単位の割合は、好ましくは0〜10モル
%、より好ましくは0〜6モル%である。上記共重合体
中のα,β−不飽和カルボン酸の割合が0.5モル%未
満では、得られるエチレン系アイオノマー樹脂の接着性
が損なわれる恐れがあり、15モル%より大きくなる
と、得られるエチレン系アイオノマー樹脂の耐熱性が低
下する恐れがある。α,β−不飽和カルボン酸エステル
単位が存在することにより、得られるエチレン系アイオ
ノマー樹脂に柔軟性を付与することができるので好まし
いが、10モル%を越えると得られるエチレン系アイオ
ノマー樹脂の耐熱性が低下する恐れがある。上記重合体
を構成するα,β−不飽和カルボン酸としては、好まし
くは炭素原子数3〜8のものが使われ、より好ましくは
アクリル酸、メタクリル酸、フタル酸が使用される。
α,β−不飽和カルボン酸エステルとしては好ましくは
炭素原子数4〜8のものが使用され、より好ましくはア
クリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、メタクリル酸エチル、アクリル酸イソブチル、メタ
クリル酸ブチル、フタル酸ジメチル等が使われる。上記
共重合体中のカルボキシル基のうち、金属イオンにより
中和されるカルボキシル基の割合は、好ましくは5〜8
0%、より好ましくは10〜75%である。該金属イオ
ンとしては、1〜3価の原子価を有する金属イオン、特
に元素周期表における1、2、3、4及び7族の1〜3
価の原子価を有する金属イオンが挙げられる。このよう
なものとしては例えば、Na+、K+、Li+、Cs+、A
g+、Hg+、Cu+、Be++、Mg++、Ca++、S
r++、Ba++、Cu++、Cd++、Hg++、Sn++、Pb
++、Fe++、Co++、Ni++、Zn++、Al+++、Sc
+++、Fe+++、Yt+++等が上げられる。これらの金属
イオンは2種以上の混合物でも良く、アンモニウムイオ
ンと混合して用いてもよい。これらの中で特にZn+
+、Na+が好ましい。
チレン/α,β−不飽和カルボン酸共重合体またはエチ
レン/α,β−不飽和カルボン酸/α,β−不飽和カル
ボン酸エステル共重合体のカルボキシル基の一部が金属
イオンにより中和、架橋されているものが好ましい。中
和前の上記共重合体中のエチレン単位の占める割合は、
好ましくは75〜99.5モル%、より好ましくは88
〜98モル%であり、α,β−不飽和カルボン酸単位の
占める割合は、好ましくは0.5〜15モル%、より好
ましくは1〜6モル%であり、かつα,β−不飽和カル
ボン酸エステル単位の割合は、好ましくは0〜10モル
%、より好ましくは0〜6モル%である。上記共重合体
中のα,β−不飽和カルボン酸の割合が0.5モル%未
満では、得られるエチレン系アイオノマー樹脂の接着性
が損なわれる恐れがあり、15モル%より大きくなる
と、得られるエチレン系アイオノマー樹脂の耐熱性が低
下する恐れがある。α,β−不飽和カルボン酸エステル
単位が存在することにより、得られるエチレン系アイオ
ノマー樹脂に柔軟性を付与することができるので好まし
いが、10モル%を越えると得られるエチレン系アイオ
ノマー樹脂の耐熱性が低下する恐れがある。上記重合体
を構成するα,β−不飽和カルボン酸としては、好まし
くは炭素原子数3〜8のものが使われ、より好ましくは
アクリル酸、メタクリル酸、フタル酸が使用される。
α,β−不飽和カルボン酸エステルとしては好ましくは
炭素原子数4〜8のものが使用され、より好ましくはア
クリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、メタクリル酸エチル、アクリル酸イソブチル、メタ
クリル酸ブチル、フタル酸ジメチル等が使われる。上記
共重合体中のカルボキシル基のうち、金属イオンにより
中和されるカルボキシル基の割合は、好ましくは5〜8
0%、より好ましくは10〜75%である。該金属イオ
ンとしては、1〜3価の原子価を有する金属イオン、特
に元素周期表における1、2、3、4及び7族の1〜3
価の原子価を有する金属イオンが挙げられる。このよう
なものとしては例えば、Na+、K+、Li+、Cs+、A
g+、Hg+、Cu+、Be++、Mg++、Ca++、S
r++、Ba++、Cu++、Cd++、Hg++、Sn++、Pb
++、Fe++、Co++、Ni++、Zn++、Al+++、Sc
+++、Fe+++、Yt+++等が上げられる。これらの金属
イオンは2種以上の混合物でも良く、アンモニウムイオ
ンと混合して用いてもよい。これらの中で特にZn+
+、Na+が好ましい。
【0017】エチレンと構造式CH=C(R1)−CO
OR2(ただし、R1は水素またはメチル基を表し、R2
は水素または炭素原子数1〜10個のアルキル基を表
す)で表される単量体との共重合体におけるエチレン及
び構造式CH=C(R1)−COOR2で表される単量体
の含有量の比率は、好ましくはエチレン:CH=C(R
1)−COOR2=20〜95:80〜5であり、より好
ましくは50〜95:50〜5である。更に好ましくは
80〜95:20〜5である。
OR2(ただし、R1は水素またはメチル基を表し、R2
は水素または炭素原子数1〜10個のアルキル基を表
す)で表される単量体との共重合体におけるエチレン及
び構造式CH=C(R1)−COOR2で表される単量体
の含有量の比率は、好ましくはエチレン:CH=C(R
1)−COOR2=20〜95:80〜5であり、より好
ましくは50〜95:50〜5である。更に好ましくは
80〜95:20〜5である。
【0018】本発の積層体には、紫外線吸収剤及び/ま
たはヒンダードアミン系光安定剤を配合することが好ま
しい。
たはヒンダードアミン系光安定剤を配合することが好ま
しい。
【0019】紫外線吸収剤としては、例えばサリチル酸
エステル系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、シアノアクリレート系及びトリアジン系等の紫外線
吸収剤が挙げられる。
エステル系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、シアノアクリレート系及びトリアジン系等の紫外線
吸収剤が挙げられる。
【0020】具体的には、サリチル酸エステル系紫外線
吸収剤としては、サリチル酸フェニル、4−t−ブチル
−フェニル−サリシレート等が挙げられる。
吸収剤としては、サリチル酸フェニル、4−t−ブチル
−フェニル−サリシレート等が挙げられる。
【0021】ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、
2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベ
ンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノン等の2,2’−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤類、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2’
−カルボキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベ
ンゾイルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−
クロルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
−5−スルホンベンゾフェノン等の2−ヒドロキシベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤類、2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン、ビス−(2−メトキシ−4−ヒドロキシ
−5−ベンゾイルフェニル)メタン等が挙げられる。
2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベ
ンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノン等の2,2’−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤類、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2’
−カルボキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベ
ンゾイルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−
クロルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
−5−スルホンベンゾフェノン等の2−ヒドロキシベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤類、2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン、ビス−(2−メトキシ−4−ヒドロキシ
−5−ベンゾイルフェニル)メタン等が挙げられる。
【0022】ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤として
は、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3”,4”,
5”,6”−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’
−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール(分子量38
8)、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−
ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾ
ール(分子量448)、2,2−メチレンビス[4−
(1,1,3,3−テトラメチルブチル−6−(2H−
ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール)(分子量
659)等が挙げられる。シアノアクリレート系紫外線
吸収剤としては、2−エチル−ヘキシル−2−シアノ−
3,3−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ
−3,3−ジフェニルアクリレート、オクチル−2−シ
アノ−3,3−ジフェニルアクリレート等が挙げられ
る。
は、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3”,4”,
5”,6”−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’
−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール(分子量38
8)、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−
ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾ
ール(分子量448)、2,2−メチレンビス[4−
(1,1,3,3−テトラメチルブチル−6−(2H−
ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール)(分子量
659)等が挙げられる。シアノアクリレート系紫外線
吸収剤としては、2−エチル−ヘキシル−2−シアノ−
3,3−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ
−3,3−ジフェニルアクリレート、オクチル−2−シ
アノ−3,3−ジフェニルアクリレート等が挙げられ
る。
【0023】トリアジン系紫外線吸収剤としては、2,
4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6−(2−ヒ
ドロキシ−4−n−オクチルオキシフェニル)1,3,
5−トリアジン、2−(4,6−ジフェニル−1,3,
5−トリアジン−2−イル)−5−((ヘキシル)オキ
シ)−フェノール、2−(4,6−ビス(2,4−ジメ
チルフェニル)−1,3,5−トリアジン−2−イル)
−5−(オクチロキシ)フェノール、2−(4,6−ジ
フェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−
(オクチロキシ)フェノール、2−(4,6−ビス
(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジ
ン−2−イル)−5−(ヘキシロシキ)フェノール、2
−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2
−イル)−5−((メチル)オキシ)フェノールが挙げ
られる。中でも、経時後基材フィルム表面へ吹き出しに
くいという点で、ベンゾトリアゾール系またはトリアジ
ン系の紫外線吸収剤でかつ、分子量が300以上である
ものが好ましい。紫外線吸収剤の配合量は、積層体中の
樹脂成分100重量部当たり、0.01〜10重量部が
好ましく、特に0.05〜5重量部が好ましい。配合量
が0.01重量部未満では、褐色・劣化の防止効果が不
十分となりやすく、10重量部を超えて使用しても、配
合量に見合った効果が得られず、またブリードを起こす
恐れがある。
4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6−(2−ヒ
ドロキシ−4−n−オクチルオキシフェニル)1,3,
5−トリアジン、2−(4,6−ジフェニル−1,3,
5−トリアジン−2−イル)−5−((ヘキシル)オキ
シ)−フェノール、2−(4,6−ビス(2,4−ジメ
チルフェニル)−1,3,5−トリアジン−2−イル)
−5−(オクチロキシ)フェノール、2−(4,6−ジ
フェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−
(オクチロキシ)フェノール、2−(4,6−ビス
(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジ
ン−2−イル)−5−(ヘキシロシキ)フェノール、2
−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2
−イル)−5−((メチル)オキシ)フェノールが挙げ
られる。中でも、経時後基材フィルム表面へ吹き出しに
くいという点で、ベンゾトリアゾール系またはトリアジ
ン系の紫外線吸収剤でかつ、分子量が300以上である
ものが好ましい。紫外線吸収剤の配合量は、積層体中の
樹脂成分100重量部当たり、0.01〜10重量部が
好ましく、特に0.05〜5重量部が好ましい。配合量
が0.01重量部未満では、褐色・劣化の防止効果が不
十分となりやすく、10重量部を超えて使用しても、配
合量に見合った効果が得られず、またブリードを起こす
恐れがある。
【0024】ヒンダードアミン系光安定剤としては、
2,2,6,6−テトラメチルピペリジル−4−ベンゾエー
ト、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、トリス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジニル)ホスファイト(チバ・ガイギー
(株)製「キマソープ944」)、1,3,8−トリア
ザ−7,7,9,9−テトラメチル−3−n−オクチル
ピロ[4,5]デカン−2,4−ジオン(チバ・ガイギー
(株)製「チヌビン144」)、1,2,3,4−テト
ラ(4−カルボニルオキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジル)−ブタン、1,3,8−トリアザ−
7,7,9,9−テトラメチル−2,4−ジオキソ−ス
ピロ[4,5]デカン、トリ(4−アセトキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジル)アミン、4−ステア
ロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、4−フェニルカルバモイルオキシ−2,
2,6,6テトラメチルピペリジン、4−p−トルエン
スルホニルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)テレフタレート等が挙げられる。中でも経時
後基材フィルム表面へ吹き出しにくいという点や長期耐
候性が良好であるということから分子量が1000以上
のものを用いることが好ましく、特に、ポリオレフィン
にヒンダードアミン骨格を有する化合物を共重合させた
ものが吹き出しにくく好ましい。
2,2,6,6−テトラメチルピペリジル−4−ベンゾエー
ト、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、トリス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジニル)ホスファイト(チバ・ガイギー
(株)製「キマソープ944」)、1,3,8−トリア
ザ−7,7,9,9−テトラメチル−3−n−オクチル
ピロ[4,5]デカン−2,4−ジオン(チバ・ガイギー
(株)製「チヌビン144」)、1,2,3,4−テト
ラ(4−カルボニルオキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジル)−ブタン、1,3,8−トリアザ−
7,7,9,9−テトラメチル−2,4−ジオキソ−ス
ピロ[4,5]デカン、トリ(4−アセトキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジル)アミン、4−ステア
ロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、4−フェニルカルバモイルオキシ−2,
2,6,6テトラメチルピペリジン、4−p−トルエン
スルホニルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)テレフタレート等が挙げられる。中でも経時
後基材フィルム表面へ吹き出しにくいという点や長期耐
候性が良好であるということから分子量が1000以上
のものを用いることが好ましく、特に、ポリオレフィン
にヒンダードアミン骨格を有する化合物を共重合させた
ものが吹き出しにくく好ましい。
【0025】ヒンダードアミン系光安定剤の配合量は、
積層体中の樹脂成分100重量部あたり0.01〜10
重量部であるのが好ましい。配合量が0.01重量部未
満では、安定化効果が不十分となる場合があり、10重
量部を超えて使用しても、配合量に見合った効果が得ら
れず、またブルームを起こす恐れがある。
積層体中の樹脂成分100重量部あたり0.01〜10
重量部であるのが好ましい。配合量が0.01重量部未
満では、安定化効果が不十分となる場合があり、10重
量部を超えて使用しても、配合量に見合った効果が得ら
れず、またブルームを起こす恐れがある。
【0026】更に本発明の積層体には、他の合成樹脂や
必要に応じて酸化防止剤、スリップ剤、着色剤、充填
剤、核剤等の添加剤を本発明の目的を損なわない範囲内
で添加してもよい。また、これらの添加剤については、
予め樹脂に高濃度で配合したもの(マスターバッチ)を
用いるのが一般的である。
必要に応じて酸化防止剤、スリップ剤、着色剤、充填
剤、核剤等の添加剤を本発明の目的を損なわない範囲内
で添加してもよい。また、これらの添加剤については、
予め樹脂に高濃度で配合したもの(マスターバッチ)を
用いるのが一般的である。
【0027】積層体を製造するための方法としては、T
ダイ押出し成形法、インフレーション成形法及びカレン
ダー成形法等の一般的なポリオレフィン系フィルムの成
形方法を用いればよく、特に限定されない。また印刷イ
ンキ等との密着性を向上させる為に表面をコロナ放電処
理してもよい。
ダイ押出し成形法、インフレーション成形法及びカレン
ダー成形法等の一般的なポリオレフィン系フィルムの成
形方法を用いればよく、特に限定されない。また印刷イ
ンキ等との密着性を向上させる為に表面をコロナ放電処
理してもよい。
【0028】積層体の厚みは、その使用用途等により異
なるが、装飾フィルムとして用いた場合には後加工、あ
るいは取り扱い易さの点から0.05〜1mm、特に
0.05〜0.50mmが好ましい。
なるが、装飾フィルムとして用いた場合には後加工、あ
るいは取り扱い易さの点から0.05〜1mm、特に
0.05〜0.50mmが好ましい。
【0029】積層体を被着体に熱ラミネートする方法と
しては、加熱ドラムや電熱ヒーターにて積層体及び被着
体をそれぞれ120〜220℃の温度に加熱した後、金
属ロールとゴムロールとの間で圧着して積層すればよ
い。また共押し出しラミネート成形方法を用いて溶融状
態で被着体に接触させた後、金属ロールとゴムロールと
の間で圧着してもよい。
しては、加熱ドラムや電熱ヒーターにて積層体及び被着
体をそれぞれ120〜220℃の温度に加熱した後、金
属ロールとゴムロールとの間で圧着して積層すればよ
い。また共押し出しラミネート成形方法を用いて溶融状
態で被着体に接触させた後、金属ロールとゴムロールと
の間で圧着してもよい。
【0030】本発明の積層体は、医療用や工業用の粘着
フィルム(テープ)、看板や各種部品等への貼り付けを目
的とするステッカーやマーキングフィルム等の装飾用粘
着フィルム(テープ)及び住宅等の建築物の内外装材
や、家具什器類や家電製品等の表面化粧材用として使用
される積層シートのトップ層や基材層として好適に用い
られ、その際積層体の表面に意匠を施す為に、印刷を行
ってもよい。
フィルム(テープ)、看板や各種部品等への貼り付けを目
的とするステッカーやマーキングフィルム等の装飾用粘
着フィルム(テープ)及び住宅等の建築物の内外装材
や、家具什器類や家電製品等の表面化粧材用として使用
される積層シートのトップ層や基材層として好適に用い
られ、その際積層体の表面に意匠を施す為に、印刷を行
ってもよい。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いてより詳細に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の例に
よって限定されるものではない。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の例に
よって限定されるものではない。
【0032】実施例1
サントプレーンX8291−85TL(アドバンスド
エラストマー システムズ(株)製 ポリオレフィン系
熱可塑性エラストマー、エチレン系アイオノマー樹脂の
混合物)を層Bに、グランドポリプロF327(グラン
ドポリマー(株)製 プロピレンランダム共重合体)を
層Aに用い、2種2層共押し出し成形機を用いて層比
A:B=4:1で0.1mm厚みの2層フィルムを作成
した。
エラストマー システムズ(株)製 ポリオレフィン系
熱可塑性エラストマー、エチレン系アイオノマー樹脂の
混合物)を層Bに、グランドポリプロF327(グラン
ドポリマー(株)製 プロピレンランダム共重合体)を
層Aに用い、2種2層共押し出し成形機を用いて層比
A:B=4:1で0.1mm厚みの2層フィルムを作成
した。
【0033】比較例1
実施例1のプロピレンランダム共重合体を用いて0.1
mm厚みの単層フィルムを作成した。
mm厚みの単層フィルムを作成した。
【0034】<熱圧着性評価結果>ヒートシーラーを用
い、ヒーター温度190℃、圧力0.1MPa、シール
時間1秒の条件にて3種類の被着体(アクリルウレタン
樹脂系印刷インキ(昭和インク工業所製 「W−14
1」)層を表面に有するプロピレンランダム共重合体製
着色化粧フィルム、金属鋼鈑、ポリエステル不織布)に
ヒートシールしたところ、比較例1の単層フィルムはす
べての被着体と密着せず、被着体とフィルムの界面で容
易に剥離したのに対し、実施例1の積層フィルムはすべ
ての被着体と良好に密着し、特に着色化粧フィルム及び
ポリエステル不織布の2種類については、界面における
凝集破壊が生じ、被着体表面のインキ層及びポリエステ
ル繊維が実施例1の積層フィルムに固着しているほどの
接着強度が確認された。
い、ヒーター温度190℃、圧力0.1MPa、シール
時間1秒の条件にて3種類の被着体(アクリルウレタン
樹脂系印刷インキ(昭和インク工業所製 「W−14
1」)層を表面に有するプロピレンランダム共重合体製
着色化粧フィルム、金属鋼鈑、ポリエステル不織布)に
ヒートシールしたところ、比較例1の単層フィルムはす
べての被着体と密着せず、被着体とフィルムの界面で容
易に剥離したのに対し、実施例1の積層フィルムはすべ
ての被着体と良好に密着し、特に着色化粧フィルム及び
ポリエステル不織布の2種類については、界面における
凝集破壊が生じ、被着体表面のインキ層及びポリエステ
ル繊維が実施例1の積層フィルムに固着しているほどの
接着強度が確認された。
【0035】
【発明の効果】本発明の熱圧着用積層体は、従来ポリオ
レフィン系フィルムの非ポリオレフィン系被着体への接
着には接着アンカー層や接着剤が必要であったが、それ
らの層が介在しなくても熱圧着により接着することがで
きため、接着剤の養生等の手間もなく生産性に優れる積
層体を製造することができる。また得られた積層フィル
ムは、医療用や工業用の粘着フィルム(テープ)、看板や
各種部品等への貼り付けを目的とするステッカーやマー
キングフィルム等の装飾用粘着フィルム(テープ)及び
住宅等の建築物の内外装材や、家具什器類や家電製品等
の表面化粧材用として使用されるシートとして好適に用
いられる。
レフィン系フィルムの非ポリオレフィン系被着体への接
着には接着アンカー層や接着剤が必要であったが、それ
らの層が介在しなくても熱圧着により接着することがで
きため、接着剤の養生等の手間もなく生産性に優れる積
層体を製造することができる。また得られた積層フィル
ムは、医療用や工業用の粘着フィルム(テープ)、看板や
各種部品等への貼り付けを目的とするステッカーやマー
キングフィルム等の装飾用粘着フィルム(テープ)及び
住宅等の建築物の内外装材や、家具什器類や家電製品等
の表面化粧材用として使用されるシートとして好適に用
いられる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 4F100 AK03A AK03B AK03C AK07A
AK64A AK66A AK67A AK70B
AL01A AL01B AL05B AL05C
AL06B AL09 BA03 BA07
EH20 HB00 JK06 JL02 JL12
JL12B
Claims (6)
- 【請求項1】 機能性ポリオレフィン系樹脂及びポリオ
レフィン系樹脂からなりかつ非ポリオレフィン系樹脂層
への易熱圧着性を有する層Bと、ポリオレフィン系樹脂
からなる層Aとが積層されてなる熱圧着用積層体。 - 【請求項2】 層Aの層Bが積層された側と反対側に、
層Aとは異なる組成を有するポリオレフィン系樹脂層C
が積層された請求項1に記載の熱圧着用積層体。 - 【請求項3】 機能性ポリオレフィン系樹脂がエチレン
系アイオノマー樹脂及び/またはエチレンと構造式CH
=C(R1)−COOR2(ただし、R1は水素またはメ
チル基を表し、R2は水素または炭素原子数1〜10個
のアルキル基を表す)で表される単量体との共重合体か
らなる請求項1または2に記載の熱圧着用積層体。 - 【請求項4】 ポリオレフィン系樹脂がホモポリプロピ
レン及び/またはプロピレンと炭素原子数2〜10のα
−オレフィンから選ばれる1種以上の単量体との共重合
体からなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱圧着
用積層体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱
圧着用積層体からなる装飾フィルム。 - 【請求項6】 片面に印刷層を有する基材フィルムと請
求項1〜4のいすれか一項に記載の熱圧着用積層体と
が、印刷層及び層Bを接着面として熱圧着により接着さ
れてなる化粧シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002151462A JP2003340991A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 熱圧着用積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002151462A JP2003340991A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 熱圧着用積層体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003340991A true JP2003340991A (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=29769051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002151462A Pending JP2003340991A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 熱圧着用積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003340991A (ja) |
-
2002
- 2002-05-24 JP JP2002151462A patent/JP2003340991A/ja active Pending
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Effective date: 20050310 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070717 |