JP2003340925A - 粉末材料販売管理方法、粉末材料販売管理システム、製造装置 - Google Patents

粉末材料販売管理方法、粉末材料販売管理システム、製造装置

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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造装置を備えた加工業者における粉末材料の
在庫管理の負担をなくすとともに、粉末材料費のコスト
低減を図り、且つ加工業者での材料不足による製造中断
などを生じることを無くした粉末材料販売管理方法、粉
末材料販売管理システムを提供するとともに、これら方
法、システムの実現することができる製造装置を提供す
ることにある。 【解決手段】販売管理用サーバ9は製造装置1から三次
元形状造形物の加工データを取得し、この取得した加工
データに基づいて製作対象の造形物Xの製作に要する粉
末材料の重量を演算し、この重量量から造形物Xの加工
業者A側へ請求する粉末材料実使用代金を決定する処理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末材料販売管理
方法、粉末材料販売管理システム、製造装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、三次元形状造形物を製造する方法
として、金属粉や樹脂粉などの粉末材料や、光硬化性の
樹脂液を造形物製作材料として用い、この造形物製作材
料に光ビームを照射して硬化させることで三次元形状造
形物を形作っていく方法がある。
【0003】その一例としては、特許第2620353
号などに示される製造方法がある。この方法は、無機質
或いは有機質の粉末材料の層の所定箇所に光ビームを照
射して該当個所の粉末を焼結することで焼結層を形成
し、この焼結層の上に粉末材料の新たな層を被覆して該
粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当個所の粉末
を焼結することで下層の焼結層と一体になった新たな焼
結層を形成するということを繰り返すことで、複数の焼
結層が積層一体化された粉末焼結部品(三次元形状造形
物)を作成するものであり、三次元形状造形物の設計デ
ータ(CADデータ)であるモデルの所望の層厚みにス
ライスして生成する各層の断面形状データをもとに作成
した加工データ(CAMデータ)によって製造装置は光
ビームの照射を制御して、任意形状の三次元形状造形物
を製造することができ、切削加工などによる製造方法に
比して、迅速に所望の形状の造形物を得ることができる
という特徴がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な三次元造形製造方法では、焼結(固化)させた粉末材
料以外は余剰粉末材料となり、この余剰粉末材料を造形
物完成後にバキューム装置等で回収されるようになって
いるが、焼結層を形成するたびにブレードで粉末層及び
焼結層表面を均すため焼結層の余分な部位が削り落ち、
回収タンク内に余剰粉末材料と混入された状態で回収さ
れる。その際、粉末材料の固まった状態のものや、焼結
層から削られた焼結物が不純物となり、そのままでは再
使用することができず、無駄が生じることによるコスト
高を招いていた。
【0005】一方粉末材料は三次元形状造形物の製造装
置を備えた加工業者が材料販売業者に大して在庫量が或
る程度減ってきたときに注文を行っていた。そのため加
工業者では、粉末材料の在庫管理や発注の処理など負担
が大きかった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、製造装置を備えた加工業
者における粉末材料の在庫管理の負担をなくすととも
に、粉末材料費のコスト低減を図り、且つ加工業者での
材料不足による製造中断などを生じることを無くした粉
末材料販売管理方法、粉末材料販売管理システムを提供
するとともに、これら方法、システムの実現することが
できる製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の三次元形状造形物の製造装置の粉末材
料販売管理方法の発明では、無機質或いは有機質の粉末
材料による粉末層を形成するとともに、三次元の加工デ
ータに基づいて上記粉末層の所定箇所に光ビームを照射
して該当箇所の粉末層を焼結し、該焼結層を積層するこ
とで三次元形状の造形物を作成する造形物作成手段を備
えた複数の三次元形状造形物の製造装置からオンライン
により各別に上記加工データを取得し、この取得した加
工データに基づいて製作対象の造形物の製作に要する粉
末材料の量を演算し、この量から当該製造装置を使用す
る加工業者側へ請求する粉末材料実使用代金を決定する
処理を行うことを特徴とする。
【0008】請求項2の三次元形状造形物の製造装置の
粉末材料販売管理方法の発明では、無機質或いは有機質
の粉末材料による粉末層を形成するとともに、三次元の
加工データに基づいて上記粉末層の所定箇所に光ビーム
を照射して該当箇所の粉末層を焼結し、該焼結層を積層
することで三次元形状の造形物を作成する造形物作成手
段を備えた複数の三次元形状造形物の製造装置から各別
に夫々で製造される造形物の表面部及びまたは不要部分
から除去された余剰粉末材料中の再使用可能な粉末材料
量データをオンラインで取得し、この取得した再使用可
能な粉末材料量データから再使用可能な粉末材料に相当
する金額を求め、この金額を割引料金として当該製造装
置を使用する加工業者側に納品する粉末材料の納品代金
を決定する処理を行うことを特徴とする。
【0009】請求項3の三次元形状造形物の製造装置の
粉末材料販売管理システムの発明では、無機質或いは有
機質の粉末材料による粉末層を形成するとともに、三次
元の加工データに基づいて上記粉末層の所定箇所に光ビ
ームを照射して該当箇所の粉末層を焼結し、該焼結層を
積層することで三次元形状の造形物を作成する造形物作
成手段を備えた複数の三次元形状造形物の製造装置に、
上記加工データをネットワークを通じて外部へ送出する
情報送出手段を備え、ネットワーク上には、各製造装置
から送出される加工データを各別に受信取得するととも
に、受信取得した加工データに基づいて製作対象の造形
物の製作に要する粉末材料の量を演算し、この量から当
該製造装置を使用する加工業者側へ請求する粉末材料実
使用代金を決定する処理を行う販売管理手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4の三次元形状造形物の製造装置の
粉末材料販売管理システムの発明では、無機質或いは有
機質の粉末材料による粉末層を形成するとともに、三次
元の加工データに基づいて上記粉末層の所定箇所に光ビ
ームを照射して該当箇所の粉末層を焼結し、該焼結層を
積層することで三次元形状の造形物を作成する造形物作
成手段を備えた複数の三次元形状造形物の製造装置から
各別に夫々で製造される造形物の表面部及びまたは不要
部分から除去された余剰粉末材料中の再使用可能な粉末
材料を回収する手段と、回収された粉末材料量を検出す
る手段と、粉末材料量データをネットワークを通じて外
部へ送出する情報送出手段とを備え、ネットワーク上に
は、上記送出された粉末材料量データを受信取得すると
ともに、受信取得した粉末材料量データから再使用可能
な粉末材料に相当する金額を求め、この金額を割引料金
として当該製造装置を使用する加工業者側に納品する粉
末材料の納品代金を決定する処理を行う販売管理手段を
設けたことを特徴とする。
【0011】請求項5の三次元形状造形物の製造装置の
発明では、無機質或いは有機質の粉末材料の層を形成す
る粉末層形成手段と、三次元の加工データに基づいて上
記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の粉
末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状の
造形物を作成する造形物作成手段を備えた三次元形状造
形物の製造装置において、造形物の表面部及びまたは不
要部分の余剰粉末材料の除去を行う除去手段と、除去さ
れた余剰粉末材料を回収する手段とを具備するととも
に、上記加工データを使用粉末材料量を管理するための
データとして外部へ送出する情報送出手段を具備したこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6の三次元形状造形物の製造装置の
発明では、無機質或いは有機質の粉末材料の層を形成す
る粉末層形成手段と、三次元の加工データに基づいて上
記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の粉
末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状の
造形物を作成する造形物作成手段を備えた三次元形状造
形物の製造装置において、造形物の表面部及びまたは不
要部分の余剰粉末材料の除去を行う除去手段と、除去手
段により除去された余剰粉末材料から再使用不可の成分
と再使用可能な粉末材料とを分別して再使用可能な粉末
材料を回収する分別手段とを具備するとともに、該手段
で回収された粉末材料量を検出する検出手段と、この検
出手段が検出した粉末材料量データを使用粉末材料を管
理するためのデータとして外部へ送出する情報送出手段
を具備したことを特徴とする。
【0013】請求項7の三次元形状造形物の製造装置の
発明では、請求項5又は6の発明において、上記分別手
段は、除去手段で除去された余剰粉末材料を、再使用不
可の成分と再使用可能な粉末材料とに分離する分離部
と、分離された再使用可能な粉末材料を夫々回収する回
収部と、再使用不可の成分をストックするストック部と
で構成されていることを特徴とする。
【0014】請求項8の三次元形状造形物の製造装置の
発明は、請求項5又は6の発明において、粉末材料を予
め一定量充填したカードリッジ容器を装着し、カードリ
ッジ容器から粉末材料を排出させ、この排出させた粉末
材料を粉末層形成手段へ供給する供給手段を備えている
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)図2は本実施形態に用いる製造装置1の
概略斜視図を示しており、造形タンク25で外周が囲ま
れた空間内を上下に昇降する昇降テーブル20上に供給
した無機質或いは有機質の粉末材料をスキージング用ブ
レード21でならすことで所定厚みの粉末層10を形成
する粉末層形成手段2と、レーザー発振器30から出力
されたレーザーをガルバノミラー31等のスキャン光学
系を介して上記粉末層10に照射することで粉末を焼結
して焼結層11を形成する焼結層形成手段3を備えると
ともに、上記粉末層形成手段2のベース部にXY駆動機
構(高速化の点で直動リニアモータ駆動のものが好まし
い)40を介してミーリングヘッド41を設けた除去手
段4を備えている。
【0016】このものにおける三次元形状造形物の製造
は、焼結層形成手段3と焼結層との相対距離を調整する
調整手段であるところの昇降テーブル20上面の造形用
ベース表面に無機質または有機質の粉末材料Kを供給部
5(図1参照)により供給してブレード21でならすこ
とで第1層目の粉末層10を形成し、この粉末層10の
硬化させたい箇所に光ビーム(レーザー)を照射して粉
末を焼結させてベースと一体化した焼結層11を形成す
る。この後、昇降テーブル20を少し下げて再度無機質
または有機質の粉末材料Kを供給部5(図1参照)より
供給してブレード21でならすことで第2層目の粉末層
10を形成し、この粉末層10の硬化させたい箇所に光
ビーム(レーザー)を照射して粉末を焼結させて下層の
焼結層11と一体化した焼結層11を形成するものであ
り、昇降テーブル20を下降させて新たな粉末層10を
形成し、光ビームを照射して所要箇所を焼結層11とす
る工程を繰り返すことで、目的とする三次元形状の造形
物Xを製造するのである。
【0017】図1は本発明の実施形態のシステム構成を
示し、加工業者A側に設置される製造装置1はブレード
21と、バキューム装置6を用いた回収手段で回収され
る余剰粉末材料と、ブレード21で焼結層11の表面及
び粉末層10の表面を均した際に回収する余剰粉末材料
は製造装置1に具備する回収タンク7内へ納められるよ
うになっている。Yは除去手段4によって焼結層11の
一部が削られた焼結物や粉末材料の塊等の不純物が入っ
た余剰粉末材料である。6aは回収用ホースである。
【0018】尚図における製造装置1は本発明における
要部となる部分のみを示し、その他の構成は省略してい
る。
【0019】製造装置1の制御を行う制御部8にはイン
ターネット等のネットワークNTを介して材料販売業者
側の販売管理用サーバ9との間でデータの授受を行うた
めの情報送受信部80を設けてあって、新たな三次元形
状の造形物Xの製造を開始するに当たり、制御部8の制
御の下で情報送受信部80から販売管理用サーバ9をリ
モートアクセスし、制御部8にロードされている加工デ
ータを販売管理用サーバ9へ転送するようになってい
る。販売管理用サーバ9はネットワークNTを通じて情
報の授受を行う情報通信部9aを備えたコンピュータシ
ステムから構成されたもので、後述するデータ処理か
ら、材料代金の計算、粉末材料の納品要否の判断、課金
処理、請求書発行処理までの粉末材料販売管理に必要な
機能をアプリケーションソフトをコンピュータシステム
の中央演算装置で実行させることで実現されている。
【0020】尚図1では説明を簡単化するために1台の
製造装置1と販売管理用サーバ9とをネットワークNT
で接続しているシステムを示しているが、複数の加工業
者の製造装置1に対する管理を行うため、製造装置1が
ネットワークNT上に接続されているのは言うまでもな
い。
【0021】次に本実施形態の販売管理の過程について
説明する。
【0022】まず販売管理用サーバ9へ転送されてくる
加工データは当該製造装置1で使用する材料種類、一粉
末層当たりの供給粉末材料の重量、供給手段50からの
粉末材料Kの供給回数α(焼結層積層数に対応)、各粉
末層11の光ビーム照射面積、積層厚さ。CADモデル
形状の体積データから構成されており、販売管理用サー
バ9では図3に示すようにデータを入手すると(ステッ
プS1)と材料データベースDB1から材料種類に対応
する材料比重、材料単価のデータを検索する(ステップ
S2)。この検索後、粉末材料Kの使用量(重量)の計
算と、余剰粉末材料Yの量(再使用可能な重量、再使用
不可能な重量)の計算とを行う(ステップS3)。
【0023】この場合粉末材料Kの使用重量Wpは、 一層当たりの供給粉末材料重量(α)×粉末材料供給回
数 から求まる。
【0024】次にまず造形物Xの重量Wsを 材料比重×Σ(n層目の光ビームの照射面積×積層厚
さ) から求める。
【0025】そして上記の使用重量Wpから重量Wsを
差し引くことで、余剰粉末材料Yの量(重量)Wrを求
める。
【0026】次に材料比重×(焼結層の体積(=Σ(n
層目の光ビームの照射面積×積層厚さ))−粉末材料除
去後の体積(=CADモデル形状の体積) から再使用不可能な焼結物(切粉を含む)や粉末材料の
塊の重量を求め、この重量を重量Wrから差し引くこと
で再使用可能な粉末材料の重量を求める。
【0027】そして販売管理用サーバ9は、使用量Ws
及び使用可能な粉末材料の重量を記憶装置DB2に加工
業者別に累積保存するとともに、使用量Wsに対応する
材料代金を材料単価から演算し、その演算された材料代
金を記憶装置に累積保存する。
【0028】さて当該加工業者Aの製造装置1での造形
物製造が何度か行われ、記憶装置DB2に保存した累積
使用量が所定量を超え、加工業者Aに対して粉末材料K
を新たに納品する必要があると販売管理用サーバ1が判
断すると、当該加工業者Aへ粉末材料を納品する手配及
び余剰粉末材料Yの回収を指示する処理と、再使用可能
な粉末材料の累積重量に対応する代金を求めてその代金
から割引料金を所定の乗率で計算し、この値引料金を上
記累積代金から差し引いた額を納品代金として請求する
課金処理及び請求書発行処理とを行う(ステップS
4)。
【0029】このステップS4で販売管理用サーバ9か
ら指示が出ると、販売担当者は当該加工業者Aに対して
補充する粉末材料を納品するとともに発行された請求書
を加工業者Aへ渡す処理を行う。また納品時に余剰粉末
材料Yを引き取り、販売者側で使用可能な粉末材料を分
別回収して再使用する。
【0030】(実施形態2)実施形態1では販売管理用
サーバ9は加工データから使用粉末材料量と、余剰粉末
材料量とを演算により求めるようにしているが、本実施
形態では図4に示すように再使用不可能な焼結物や粉末
材料の塊等の再使用不可の成分である不純物を振るい5
0aにより粉末材料と分別する分別装置50を設け、こ
の分別装置50で分別された再使用可能な粉末材料Ya
と、削られた焼結物(切粉)や粉末材料の塊等の再使用
不可の成分である不純物Ybとを別々の回収部用のタン
ク7a,ストック部用のタンク7bで分離回収するよう
なっている。そして夫々の量を重量センサ60a、60
bで測定し、その測定データを三次元形状の造形物Xの
製造完了と同時に制御部8の制御の下で情報送受信部8
0から販売管理用サーバ9にリモートアクセスにより転
送するとともに、使用した材料種類、一粉末層当たりの
供給粉末材料の重量、供給部5からの粉末材料Kの供給
回数αのデータを加工データから抽出して販売管理用サ
ーバ9へ転送する処理が行われる。尚その他の構成は実
施形態1と同じであるので同じ構成要素には同じ符号を
付し説明は省略する。
【0031】而して販売管理用サーバ9では図5に示す
ようにデータを入手すると(ステップS1)と材料デー
タベースDB1から材料種類に対応する材料比重、材料
単価のデータを検索する(ステップS2)。この検索
後、実施形態1と同様に粉末材料の使用量(重量)の計
算を行うとともに、重量測定データから、再使用可能な
粉末材料Yaの重量、再使用不可能な不純物Ybの重量
を求める(ステップS3)。
【0032】そして販売管理用サーバ9は、使用材料の
重量から再使用可能な粉末材料の重量と再使用不可能な
不純物Ybの重量を差し引くことで、当該三次元形状造
形物Xで使用した実際の粉末材料Kの重量を求め、この
重量値を記憶装置DB2に加工業者別に累積保存すると
ともに、実使用量に対応する材料代金を材料単価から演
算し、その演算された材料代金を記憶装置DB2に累積
保存する。
【0033】さて当該加工業者Aの製造装置1での造形
物製造が何度か行われ、記憶装置DB2に保存した累積
実使用量が所定量を超え、加工業者Aに対して粉末材料
を新たに納品する必要があると販売管理用サーバ1が判
断すると、当該加工業者Aへ粉末材料を納入する手配を
指示する処理と、累積実使用量代金を納品代金とする課
金処理及び請求書発行処理とを行う(ステップS4)。
【0034】このステップS4によって販売管理用サー
バ9から指示が出ると、販売担当者は当該加工業者Aに
対して補充する粉末材料Kを納品するとともに発行され
た請求書を加工業者Aへ渡す処理を行う。
【0035】一方加工業者Aでは分別回収した再使用可
能な粉末材料Yaを供給部5に戻して再使用する。 (実施形態3)上記実施形態1,2では材料粉末Kは供
給部5に設けたホッパー(図示せず)に投入して製造装
置1へ供給するようになっているが、本実施形態の供給
部5は図6に示すように一定量の材料粉末Kを充填した
カートリッジ100をカートリッジストッカー101の
装填溝101aの上から落とし込んで装填し、最下段の
カートリッジ100を装着溝101aの下端開口のスト
ッパ(図示せず)を駆動することで、下端開口下方のカ
ートリッジ装着部101bに移動してきているカートリ
ッジホルダ102内へ落とし込み装着するようになって
いる。そして制御部8の制御の下でカートリッジホルダ
102の搬送装置104を駆動し、カートリッジホルダ
102を製造装置1の粉末供給部位103に移動させ、
その後造形物Xの製造開始時に、カートリッジホルダ1
02の下面に設けた粉末材料排出孔(図示せず)を閉じ
ているシャッター(図示せず)を制御部8の制御により
開成することで所定量の粉末材料Kを製造装置1へ供給
するようになっている。そしてカートリッジホルダ10
2側に設けた光電センサ(図示せず)がカートリッジ1
02から粉末材料Kが排出されないことを検知した場
合、この検知に呼応して制御部8が搬送装置104を制
御し、カートリッジホルダ102をカートリッジストッ
カー101のカートリッジ装着部102b内へ移動させ
た後、カートリッジホルダ102内のカートリッジ10
0を回収機構(図示せず)でカートリッジストッカー1
01内に回収し、その後装填溝101aの下端のストッ
パ(図示せず)を駆動して装填溝101aの最下端のカ
ートリッジ100を上述のようにカートリッジホルダ1
02へ装填するものである。
【0036】尚図6において、Mは分別装置50の振る
い網50aを無端ベルト50bと駆動軸50cを介して
振動せるためのモータである。その他の構成は実施形態
2と基本的は同じ構成であるので、要部のみを図示し、
図示している構成要素で実施形態2又は実施形態1と同
じ構成要素には同じ符号を付し説明を省略する。また販
売管理用サーバ9での処理も同じであるので制御部8の
情報送受信部80及び販売管理用サーバ9の図示及びそ
の動作説明を略する。
【0037】本実施形態では販売業者が加工業者Aに納
品する粉末材料Kの量をカートリッジの本数で管理で
き、また加工業者Aでは粉末材料Kの製造装置1への装
填が容易に行えることになる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の三次元形状造形物の製造装置
の粉末材料販売管理方法の発明では、無機質或いは有機
質の粉末材料による粉末層を形成するとともに、三次元
の加工データに基づいて上記粉末層の所定箇所に光ビー
ムを照射して該当箇所の粉末層を焼結し、該焼結層を積
層することで三次元形状の造形物を作成する造形物作成
手段を備えた複数の三次元形状造形物の製造装置からオ
ンラインにより各別に上記加工データを取得し、この取
得した加工データに基づいて製作対象の造形物の製作に
要する粉末材料の量を演算し、この量から当該製造装置
を使用する加工業者側へ請求する粉末材料実使用代金を
決定する処理を行うので、加工業者が使用した粉末材料
の代金をリアルタイムに販売者側で遠隔管理することが
できるとともに、加工業者での粉末材料の在庫をも販売
者側で把握して、常時適正量を加工業者で在庫できるよ
うに調整することができ、しかも加工業者では粉末材料
の在庫の管理などが不要となり、また材料不足による製
造中断などのトラブル発生を未然に防ぐことが可能とな
るという効果があり、更にまた加工データを用いて粉末
材料の使用量を演算するため製造装置側では使用量を検
出するセンサなども不要となり、その上加工業者側にと
って実使用量の代金で済むため製造コストが安価となる
という効果がある。
【0039】請求項2の三次元形状造形物の製造装置の
粉末材料販売管理方法の発明では、無機質或いは有機質
の粉末材料による粉末層を形成するとともに、三次元の
加工データに基づいて上記粉末層の所定箇所に光ビーム
を照射して該当箇所の粉末層を焼結し、該焼結層を積層
することで三次元形状の造形物を作成する造形物作成手
段を備えた複数の三次元形状造形物の製造装置から各別
に夫々で製造される造形物の表面部及びまたは不要部分
から除去された余剰粉末材料中の再使用可能な粉末材料
量データをオンラインで取得し、この取得した再使用可
能な粉末材料量データから再使用可能な粉末材料に相当
する金額を求め、この金額を割引料金として当該製造装
置を使用する加工業者側に納品する粉末材料の納品代金
を決定する処理を行うので、加工業者が使用した粉末材
料の代金をリアルタイムに販売者側で遠隔管理すること
ができるとともに、加工業者での粉末材料の在庫をも販
売者側で把握して、常時適正量を加工業者で在庫できる
ように調整することができ、しかも加工業者では粉末材
料の在庫の管理などが不要となり、また材料不足による
製造中断などのトラブル発生を未然に防ぐことが可能と
なるという効果があり、更に加工業者側にとって実使用
量に見合う代金で済むため製造コストが安価となるとい
う効果がある。
【0040】請求項3の三次元形状造形物の製造装置の
粉末材料販売管理システムの発明では、無機質或いは有
機質の粉末材料による粉末層を形成するとともに、三次
元の加工データに基づいて上記粉末層の所定箇所に光ビ
ームを照射して該当箇所の粉末層を焼結し、該焼結層を
積層することで三次元形状の造形物を作成する造形物作
成手段を備えた複数の三次元形状造形物の製造装置に、
上記加工データをネットワークを通じて外部へ送出する
情報送出手段を備え、ネットワーク上には、各製造装置
から送出される加工データを各別に受信取得するととも
に、受信取得した加工データに基づいて製作対象の造形
物の製作に要する粉末材料の量を演算し、この量から当
該製造装置を使用する加工業者側へ請求する粉末材料実
使用代金を決定する処理を行う販売管理手段を設けたの
で、請求項1の発明の効果を奏するシステムを提供でき
る。。
【0041】請求項4の三次元形状造形物の製造装置の
粉末材料販売管理システムの発明では、無機質或いは有
機質の粉末材料による粉末層を形成するとともに、三次
元の加工データに基づいて上記粉末層の所定箇所に光ビ
ームを照射して該当箇所の粉末層を焼結し、該焼結層を
積層することで三次元形状の造形物を作成する造形物作
成手段を備えた複数の三次元形状造形物の製造装置から
各別に夫々で製造される造形物の表面部及びまたは不要
部分から除去された余剰粉末材料中の再使用可能な粉末
材料を回収する手段と、回収された粉末材料量を検出す
る手段と、粉末材料量データをネットワークを通じて外
部へ送出する情報送出手段とを備え、ネットワーク上に
は、上記送出された粉末材料量データを受信取得すると
ともに、受信取得した粉末材料量データから再使用可能
な粉末材料に相当する金額を求め、この金額を割引料金
として当該製造装置を使用する加工業者側に納品する粉
末材料の納品代金を決定する処理を行う販売管理手段を
設けたので、請求項2の発明の効果を奏するシステムを
提供できる。
【0042】請求項5の三次元形状造形物の製造装置の
発明では、無機質或いは有機質の粉末材料の層を形成す
る粉末層形成手段と、三次元の加工データに基づいて上
記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の粉
末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状の
造形物を作成する造形物作成手段を備えた三次元形状造
形物の製造装置において、造形物の表面部及びまたは不
要部分の余剰粉末材料の除去を行う除去手段と、除去さ
れた余剰粉末材料を回収する手段とを具備するととも
に、上記加工データを使用粉末材料量を管理するための
データとして外部へ送出する情報送出手段を具備したの
で、請求項3の発明のシステムを実現できる製造装置を
提供でき、また回収した余剰粉末材料の分別再使用も可
能とする製造装置を提供できる。
【0043】請求項6の三次元形状造形物の製造装置の
発明では、無機質或いは有機質の粉末材料の層を形成す
る粉末層形成手段と、三次元の加工データに基づいて上
記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の粉
末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状の
造形物を作成する造形物作成手段を備えた三次元形状造
形物の製造装置において、造形物の表面部及びまたは不
要部分の余剰粉末材料の除去を行う除去手段と、除去手
段により除去された余剰粉末材料から再使用不可の成分
と再使用可能な粉末材料とを分別して再使用可能な粉末
材料を回収する分別手段とを具備するとともに、該手段
で回収された粉末材料量を検出する検出手段と、この検
出手段が検出した粉末材料量データを使用粉末材料を管
理するためのデータとして外部へ送出する情報送出手段
を具備したので、請求項4の発明のシステムを実現でき
る製造装置を提供でき、しかも余剰粉末材料の再使用が
でき、材料費の低減が更に図れる。
【0044】請求項7の三次元形状造形物の製造装置の
発明では、請求項5又は6の発明において、上記分別手
段は、除去手段で除去された余剰粉末材料を、再使用不
可の成分と再使用可能な粉末材料とに分離する分離部
と、分離された再使用可能な粉末材料を夫々回収する回
収部と、再使用不可の成分をストックするストック部と
で構成されているので、再使用可能な粉末材料の回収が
自動的に行え利便性に富む。
【0045】請求項8の三次元形状造形物の製造装置の
発明は、請求項5又は6の発明において、粉末材料を予
め一定量充填したカードリッジ容器を装着し、カードリ
ッジ容器から粉末材料を排出させ、この排出させた粉末
材料を粉末層形成手段へ供給する供給手段を備えている
ので、粉末材料の製造装置への装填が容易となる上に粉
末材料の取り扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のシステム構成図である。
【図2】同上に用いる製造装置の概略構成を示す斜視図
である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】本発明の実施形態2のシステム構成図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】本発明の実施形態3に用いる製造装置の一部省
略破断せる斜視図である。
【符号の説明】
1 製造装置 8 制御装置 80 情報送受信部 9 販売管理用サーバ 90 情報送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 徳雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 東 喜万 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4F213 AC04 WL10 WL23 WL74 WL85 WL87 WL95 4K018 CA14 JA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無機質或いは有機質の粉末材料による粉末
    層を形成するとともに、三次元の加工データに基づいて
    上記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の
    粉末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状
    の造形物を作成する造形物作成手段を備えた複数の三次
    元形状造形物の製造装置からオンラインにより各別に上
    記加工データを取得し、この取得した加工データに基づ
    いて製作対象の造形物の製作に要する粉末材料の量を演
    算し、この量から当該製造装置を使用する加工業者側へ
    請求する粉末材料実使用代金を決定する処理を行う三次
    元形状造形物の製造装置の粉末材料販売管理方法。
  2. 【請求項2】無機質或いは有機質の粉末材料による粉末
    層を形成するとともに、三次元の加工データに基づいて
    上記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の
    粉末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状
    の造形物を作成する造形物作成手段を備えた複数の三次
    元形状造形物の製造装置から各別に夫々で製造される造
    形物の表面部及びまたは不要部分から除去された余剰粉
    末材料中の再使用可能な粉末材料量データをオンライン
    で取得し、この取得した再使用可能な粉末材料量データ
    から再使用可能な粉末材料に相当する金額を求め、この
    金額を割引料金として当該製造装置を使用する加工業者
    側に納品する粉末材料の納品代金を決定する処理を行う
    ことを特徴とする三次元形状造形物の製造装置の粉末材
    料販売管理方法。
  3. 【請求項3】無機質或いは有機質の粉末材料による粉末
    層を形成するとともに、三次元の加工データに基づいて
    上記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の
    粉末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状
    の造形物を作成する造形物作成手段を備えた複数の三次
    元形状造形物の製造装置に、上記加工データをネットワ
    ークを通じて外部へ送出する情報送出手段を備え、ネッ
    トワーク上には、各製造装置から送出される加工データ
    を各別に受信取得するとともに、受信取得した加工デー
    タに基づいて製作対象の造形物の製作に要する粉末材料
    の量を演算し、この量から当該製造装置を使用する加工
    業者側へ請求する粉末材料実使用代金を決定する処理を
    行う販売管理手段を設けたことを特徴とする三次元形状
    造形物の製造装置の粉末材料販売管理システム。
  4. 【請求項4】無機質或いは有機質の粉末材料による粉末
    層を形成するとともに、三次元の加工データに基づいて
    上記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の
    粉末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状
    の造形物を作成する造形物作成手段を備えた複数の三次
    元形状造形物の製造装置から各別に夫々で製造される造
    形物の表面部及びまたは不要部分から除去された余剰粉
    末材料中の再使用可能な粉末材料を回収する手段と、回
    収された粉末材料量を検出する手段と、粉末材料量デー
    タをネットワークを通じて外部へ送出する情報送出手段
    とを備え、ネットワーク上には、上記送出された粉末材
    料量データを受信取得するとともに、受信取得した粉末
    材料量データから再使用可能な粉末材料に相当する金額
    を求め、この金額を割引料金として当該製造装置を使用
    する加工業者側に納品する粉末材料の納品代金を決定す
    る処理を行う販売管理手段を設けたことを特徴とする三
    次元形状造形物の製造装置の粉末材料販売管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】無機質或いは有機質の粉末材料の層を形成
    する粉末層形成手段と、三次元の加工データに基づいて
    上記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の
    粉末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状
    の造形物を作成する造形物作成手段を備えた三次元形状
    造形物の製造装置において、造形物の表面部及びまたは
    不要部分の余剰粉末材料の除去を行う除去手段と、除去
    された余剰粉末材料を回収する手段とを具備するととも
    に、上記加工データを使用粉末材料量を管理するための
    データとして外部へ送出する情報送出手段を具備したこ
    とを特徴とする三次元形状造形物の製造装置。
  6. 【請求項6】無機質或いは有機質の粉末材料の層を形成
    する粉末層形成手段と、三次元の加工データに基づいて
    上記粉末層の所定箇所に光ビームを照射して該当箇所の
    粉末層を焼結し、該焼結層を積層することで三次元形状
    の造形物を作成する造形物作成手段を備えた三次元形状
    造形物の製造装置において、造形物の表面部及びまたは
    不要部分の余剰粉末材料の除去を行う除去手段と、除去
    手段により除去された余剰粉末材料から再使用不可の成
    分と再使用可能な粉末材料とを分別して再使用可能な粉
    末材料を回収する分別手段とを具備するとともに、該手
    段で回収された粉末材料量を検出する検出手段と、この
    検出手段が検出した粉末材料量データを使用粉末材料を
    管理するためのデータとして外部へ送出する情報送出手
    段を具備したことを特徴とする三次元形状造形物の製造
    装置。
  7. 【請求項7】上記分別手段は、除去手段で除去された余
    剰粉末材料を、再使用不可の成分と再使用可能な粉末材
    料とに分離する分離部と、分離された再使用可能な粉末
    材料を夫々回収する回収部と、再使用不可の成分をスト
    ックするストック部とで構成されていることを特徴とす
    る請求項5又は6記載の三次元形状造形物の製造装置。
  8. 【請求項8】粉末材料を予め一定量充填したカードリッ
    ジ容器を装着し、カードリッジ容器から粉末材料を排出
    させ、この排出させた粉末材料を粉末層形成手段へ供給
    する供給手段を備えていることを特徴とする請求項5又
    は6記載の三次元形状造形物の製造装置。
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