JP2003340384A - 薄板状ワークの超音波洗浄装置 - Google Patents

薄板状ワークの超音波洗浄装置

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JP2003340384A
JP2003340384A JP2002149035A JP2002149035A JP2003340384A JP 2003340384 A JP2003340384 A JP 2003340384A JP 2002149035 A JP2002149035 A JP 2002149035A JP 2002149035 A JP2002149035 A JP 2002149035A JP 2003340384 A JP2003340384 A JP 2003340384A
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rinsing
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佳英 柴野
Hata Okuno
秦 奥野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄槽の洗浄液と純水の入れ換えの手間を無
くして作業の効率化を図り、また設備の大型化や設備費
用の高騰化を避ける。 【解決手段】 洗浄・リンス槽3の中間部を仕切り板1
4により洗浄槽3aとリンス槽3bに仕切り、洗浄槽3
aの前面に超音波発振体15を取り付け、超音波の発振
方向に対して洗浄槽3aとリンス槽3bの厚みを薄幅に
する。また、洗浄、リンス槽3の上部に、ワークWを昇
降させるための昇降機構4を設ける。そして洗浄槽3a
内の洗浄液(NMP(N−メチルピロリドン)液)でワ
ークWを超音波洗浄した後、昇降機構4によりワークW
を引上げて、今度はリンス槽3bに入れ換えるように
し、リンス槽3b内で純水を使用して超音波によりワー
クWをリンス(すすぎ洗い)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶用配向
用マスク版や印刷機のスクリーン等の薄板状ワークを洗
浄するのに適した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばガラス基板の表面に液晶用
の配向膜を作製する際に使用されるポリブタジエン等の
フレキシブルなマスク版には、表面に数ミクロン程度の
微細な凹凸が多数形成されており、このような樹脂版で
ガラス基板の表面に配向膜を形成するようにしている
が、このような樹脂版の微細な凹部内に溜まるゴミやカ
ス等を洗浄する装置として、本出願人は例えば特願20
01−153920のような技術を提案している。この
技術は、超音波発振方向に対して厚みの薄い洗浄槽内で
NMP(N−メチルピロリドン)液によりワークを超音
波洗浄した後、NMP液は乾燥しにくいため、一旦ワー
クを上方に引上げ、同時に洗浄槽内からNMP液を抜き
出して洗浄槽を空にし、次いで洗浄槽内に純水を導入し
て超音波をかけながらワークを純水ですすぎ洗いするこ
とにより、ワーク表面の微細な凹部に入り込んでいるN
MP液を純水に置換し、乾燥を速めるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な方法では、洗浄槽内のNMP液と純水を交互に入れ換
える必要があり、作業の段取りに手間がかかるととも
に、設備が大型化しやすいという問題がある。一方、純
水によるすすぎ洗いに超音波を使用しないと、微細な凹
部に入り込んだNMP液が純水に置換されず、充分なリ
ンス効果が得られないという不具合があり、また、洗浄
のための洗浄槽と、すすぎ洗い(リンス)のための純水
槽を2槽設けようとすると、超音波装置が2台必要にな
って設備費がかかるという問題がある。
【0004】そこで本発明は、洗浄槽に対する洗浄液と
純水の入れ換えの手間を無くして作業の効率化を図ると
ともに、設備の大型化や設備費用の高騰化を避けること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、薄板状ワークを超音波洗浄する装置におい
て、前記ワークを洗浄液で洗浄するための洗浄槽と、洗
浄されたワーク表面の洗浄液を純水で洗い流すためのリ
ンス槽とを仕切り板により仕切られた状態で並設し、こ
れら洗浄槽とリンス槽を、並設方向に対して薄幅にする
とともに、前記リンス槽とは反対側の洗浄槽の側面に
は、超音波発振体を取り付けるようにした。
【0006】そして洗浄槽にワークを投入して超音波洗
浄し、洗浄が終えると、ワークを洗浄槽からリンス槽に
入れ直して超音波ですすぎ洗いする。こうすることで、
1台の超音波装置で洗浄とすすぎ洗いの両方を行うこと
が出来るとともに、槽内の洗浄液と純水を入れ換えるよ
うな手間が省ける。ここで、リンス槽ですすぎ洗いする
際、超音波は必要であるが、洗浄槽のように強い超音波
である必要がないため、超音波発振体は洗浄槽側に取り
付けるようにする。
【0007】また、洗浄槽とリンス槽の並設方向(超音
波発振方向)の洗浄槽の幅とリンス槽の幅は、超音波の
効果を高めるため薄幅にするが、具体的な厚み幅は超音
波の波長を考慮して決定するようにし、例えば超音波発
振体から発せられる発振波と対向壁から反射される反射
波の山と山とが強め合うような厚みにすれば好ましい。
【0008】また本発明では、前記洗浄槽の洗浄液を、
脱気装置により脱気するようにした。このように洗浄液
を脱気するようにすれば、超音波の放射によって発生す
るキャビテーションの衝撃力を強化できるとともに、洗
浄液中の超音波の伝播特性が向上し、洗浄効果を高める
ことができる。ここで、脱気装置としては、洗浄液の一
部を真空引き等により循環回路に引き込み、この循環回
路で脱気しながら洗浄液を循環させるような装置が適用
できる。
【0009】また本発明では、洗浄槽とリンス槽の上部
に、保持したワークを昇降させるための昇降機構を設け
るようにした。そしてこの昇降装置により、洗浄の終え
たワークを洗浄槽から引き上げ、次いでリンス槽に投入
するようにすれば、一連の作業を効率良く行うことが出
来る。
【0010】また本発明では、洗浄槽の上部に、洗浄槽
から引き上げられるワークに向けてエアを吹き付けるこ
とのできるエアブロー部を設けるようにした。そして、
ワークを洗浄槽から引上げる際、エアブロー部によって
エアブローを施すことにより、ワークに付着する洗浄液
を吹き飛ばすようにすれば、その後のリンスを効率的に
行えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る超音波洗浄装置の実
施例について添付した図面に基づき説明する。ここで図
1は超音波洗浄装置の一部を破断した正面図、図2は内
部構造を示す側面図、図3は洗浄・リンス槽の正面図、
図4は同平面図、図5は同側面図、図6は洗浄・リンス
槽の仕切り板の部分拡大図、図7は洗浄回路図、図8は
リンス回路図である。
【0012】本発明に係る超音波洗浄装置は、例えばガ
ラス基板の表面に液晶用の配向膜を作製する際に使用さ
れるポリブタジエン等の樹脂版を洗浄するのに適した装
置として構成され、設備の大型化や設備費用の高騰化を
避けるとともに、洗浄槽に対する洗浄液と純水の入れ換
えの手間を無くすことが出来るようにされている。
【0013】すなわち、図1、図2に示すように、本装
置1は、上下二段から構成される機台2と、機台2内の
下段に配設される洗浄・リンス槽3と、この洗浄・リン
ス槽3の上部に配設される昇降機構4を備えており、こ
の昇降機構4は、サーボモータ5によって回転自在なボ
ールネジシャフト6に螺合する昇降体7と、この昇降体
7から前方に張出すブラケット8を備えるとともに、こ
のブラケット8の先端には、図2に示すように、前後二
列のワーク保持部材10、11が高さ位置を異ならせて
設けられており、各ワーク保持部材10、11は、ワー
クWを保持する保持体12の上端部を保持できるように
されている。
【0014】一方、前記洗浄・リンス槽3は、前後方向
の中間部が仕切り板14により仕切られており、前方が
洗浄槽3aで、後方がリンス槽3bとされている。そし
て、前述の前方のワーク保持部材10は、保持したワー
クWを洗浄槽3a内に出し入れできるよう、洗浄槽3a
の直上に配置されており、後方のワーク保持部材11
は、保持したワークWをリンス槽3bに出し入れできる
よう、リンス槽3bの直上に配置されている。
【0015】前記洗浄・リンス槽3の細部について、図
3乃至図6に基づき説明する。前記のように、洗浄・リ
ンス槽3は、仕切り板14により前後方向に仕切られて
おり、洗浄槽3aもリンス槽3bも、前後方向の厚みは
薄幅にされている。そして、洗浄槽3aの前面壁には、
多数の超音波振動子を有する超音波発振体15がカバー
13で覆われて配設され、後方の洗浄・リンス槽3内に
向けて超音波を放射し得るようにされるとともに、洗浄
槽3aの厚みとリンス槽3bの厚みは、超音波の発振波
と反射波の山と山が重なり合うよう、波長の所定倍数と
して設定されている。
【0016】また、洗浄槽3aの前面側方部には、オー
バーフロー槽16が設けられ、またリンス槽3bの後面
側方部にも、オーバーフロー槽17が設けられている。
また、洗浄槽3aの前面上部には、エアを吹き出すこと
の出来るエアブロー部18が設けられ、洗浄槽3aに向
けて斜め下方にエアを吹き付けることが出来るようにさ
れている。
【0017】前記仕切り板14は、図6に示すように、
中央のステンレス板18の左右を、丈夫で汚れの付着し
にくいポリブタジエン樹脂製のパッキン19で挟み込ん
で構成されており、超音波を効果的に透過させるため、
例えば1.2〜3mm程度の厚みとしている。尚、洗浄
槽3aに充填される洗浄液は、殆どの有機溶剤と相溶性
があり、毒性が低く、沸点が高い等のことから取扱いも
比較的容易なNMP(N−メチルピロリドン)液として
おり、リンス槽3bに充填されるリンス液は、純水とし
ている。
【0018】次に、洗浄回路とリンス回路の概要につい
て説明する。まず、洗浄回路について説明すると、洗浄
回路は、図7に示すように、洗浄槽3aとオーバーフロ
ー槽16からNMP液を引き出した後、このNMP液の
一部を脱気装置22に送り込み、残りのNMP液を洗浄
槽3aに戻す循環ライン23と、この循環ライン22の
途中に配設される循環ポンプ24や、汚れを取り除くた
めのフィルタ25を備えており、この循環ライン22の
途中には、洗浄槽3a内にNMP液を充填するための供
給ライン26と、洗浄槽3a内からNMP液を排出する
ための排出ライン27が接続されている。
【0019】前記脱気装置22は、NMP液から脱気す
るための脱気筒28と、この脱気筒28に接続される真
空引きライン29と、この真空引きライン29に接続さ
れる真空ポンプ30と、真空引きライン29の途中に配
設される真空度制御機構31やトラップ筒32や真空計
38等を備えており、脱気筒28と前記循環ライン23
との間には、循環ライン23のNMP液の一部を導入す
るための吸引ライン33が接続されている。また、脱気
筒28で脱気したNMP液を洗浄槽3aに戻すための戻
しライン34が、脱気筒28と洗浄槽3aとの間に接続
されており、この戻しライン34の途中には、戻しポン
プ36やフィルタ37を設けている。更に、真空ポンプ
30には、NMP液から脱気したガスを洗浄槽3aに戻
すための排気ライン35が接続されている。
【0020】前記脱気筒28は、真空ポンプ30によっ
て真空状態に出来るようにされ、例えば内部に微細孔を
有する濾過フィルタ等が内装されて、NMP液から脱気
出来るようにされている。
【0021】前記真空度制御機構31は、脱気筒28の
真空度を所望の値に設定できるようにされており、目標
の真空度を設定可能なデジタル真空計40と、この目標
値と真空計38による測定値との差を感知して、目標値
に合わせるべく大気の流入量を微妙に調整するためのニ
ードル弁41等を備えている。そして、目標溶存酸素量
等に応じてデジタル真空計40の真空度を目標値に設定
することにより、脱気筒28内の真空度を適切にセット
できるようにされている。
【0022】また、トラップ筒32は、真空引きライン
29を通して真空ポンプ30側に送られる脱気ガスか
ら、気化しているNMP成分を除去するようにされてお
り、トラップ筒32で捕集したNMP液は、戻しライン
42を通して洗浄槽3aに戻すようにしている。
【0023】以上のような洗浄回路において、循環ポン
プ24を作動させることにより洗浄槽3a内のNMP液
を循環させ、循環ライン23のフィルタ25により汚れ
を取り除くと同時に、真空ポンプ30によって脱気筒2
8を真空引きし、所望の真空度が得られた時点で吸引ラ
イン33のバルブを開くことにより、循環ライン23を
流動するNMP液を脱気筒28に吸引する。
【0024】そして脱気筒28では、NMP液に含まれ
る気体を脱気し、脱気したNMP液を戻しライン34を
通して洗浄槽3aに戻す。また、真空引きライン29に
引き込まれた脱気ガスは、トラップ筒32に入り込み、
気化するNMP成分が捕集される。そして捕集されたN
MP液は戻しライン42を通して洗浄槽3aに戻され、
排気ガスは排気ライン35を通して洗浄槽3aに戻され
る。
【0025】そして、このような脱気装置22により脱
気されたNMP液を使用しながら超音波発振体15を作
動させ超音波洗浄する。すると、NMP液からの脱気作
用により、キャビテーションの衝撃力が向上し、また超
音波の伝播特性も向上して洗浄能力が高まる。
【0026】以上のような洗浄回路で洗浄が完了する
と、昇降機構4によりワークWを上方に引上げ、この引
上げの際にエアブロー部18からエアを吹き出してワー
クW表面に付着するNMP液を払い落とす。そしてワー
クWが引上げられると、ワークWを保持する保持体12
が、手動により他方側のワーク保持部材11に装着さ
れ、その後、昇降機構4によってワークWが降下してリ
ンス槽3bに投入され、すすぎ洗いが行われる。この
際、エアブロー部18からのエアの吹き付けにより、N
MP液が払い落とされているため、すすぎ洗いが効率的
に行われる。
【0027】次に、リンス回路について、図8に基づき
説明する。リンス回路は、リンス槽3bに純水を供給す
るための給水ライン44と、リンス槽3bとオーバーフ
ロー槽17内の純水を排出する排水ライン45を備えて
おり、前記給水ライン44の途中には、汚れを取り除く
ためのフィルタ46や圧力計47等が配設されている。
【0028】また、リンス槽3bの側壁のスリット孔か
ら排水される側壁排水ライン48は、オーバーフロー槽
17の中に向けて延出した後、オーバーフロー槽17の
液面より高く且つリンス槽3bの液面より低い位置に開
口すべく上方に向けて延出しており、オーバーフロー槽
17を介して排水するようにしている。これは、リンス
槽3bにおける水の流れを全体に及ぼさせるためであ
り、すすぎ洗いの効果がワークWの局所に集中しないよ
うにするためである。
【0029】以上のようなリンス回路において、リンス
槽3bにワークWが投入されると、給水ライン44を通
して純水を送り込み、超音波発振体15を作動させてす
すぎ洗いを行う。すると、ワークW表面の微細な凹部に
入り込んだNMP液が超音波により純水に置換され、す
すぎ洗いの効果を高めることが出来る。そしてすすぎ洗
いが終えると、排水ライン45から排水し、必要に応じ
てこのすすぎ洗いの操作を繰り返す。
【0030】この際、超音波発振体15から放射される
超音波は、洗浄槽3aや仕切り板14を通してリンス槽
3bに伝達されるため、洗浄槽3aのような強い超音波
を得られないが、すすぎ洗いするには充分である。そし
て以上のような要領により、1つの超音波発振体15に
より洗浄とリンスの両方を行うことができ、設備コスト
の削減が図られる。
【0031】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば洗浄
槽3aから引上げたワークWをリンス槽3bに入れるた
め、保持体12を手動で装着し直すのでなく、スライド
機構等によって自動的に水平移動させるようにしても良
い。また、脱気筒28の具体的構成等も例示である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明に係る超音波洗浄装
置は、薄板状ワークを超音波洗浄するため、洗浄槽とリ
ンス槽とを仕切り板により仕切られた状態で並設し、こ
れら洗浄槽とリンス槽を、並設方向に対して薄幅にする
とともに、リンス槽とは反対側の洗浄槽の側面に、超音
波発振体を取り付けるようにしたため、1台の超音波装
置で洗浄とすすぎ洗いを行うことが出来るとともに、槽
内の洗浄液と純水を入れ換えるような手間が省ける。こ
の際、洗浄槽の洗浄液を、脱気装置により脱気するよう
にすれば、超音波の放射によって発生するキャビテーシ
ョンの衝撃力を強化できるとともに、洗浄液中の超音波
の伝播特性を向上させて洗浄効果を高めることができ
る。また、洗浄槽とリンス槽の上部に昇降機構を設ける
ようにすれば、ワークを洗浄槽した後リンス槽ですすぎ
洗いするような一連の作業を効率良く行うことが出来、
また、洗浄槽の上部に、洗浄槽から引き上げられるワー
クに向けてエアを吹き付けることのできるエアブロー部
を設ければ、その後のリンスを効率的に行えるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】超音波洗浄装置の一部を破断した正面図
【図2】同内部構造を示す側面図
【図3】洗浄・リンス槽の正面図
【図4】同平面図
【図5】同側面図
【図6】洗浄・リンス槽の仕切り板の部分拡大図
【図7】洗浄回路図
【図8】リンス回路図
【符号の説明】
1…超音波洗浄装置、3…洗浄・リンス槽、3a…洗浄
槽、3b…リンス槽、4…昇降機構、10、11…ワー
ク保持部材、14…仕切り板、15…超音波発振体、1
8…エアブロー部、22…脱気装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13 101 G02F 1/13 101 (72)発明者 奥野 秦 東京都町田市小山町2225番地の10まちだテ クノパーク 東京システム開発株式会社内 Fターム(参考) 2C250 FA05 FB23 2H088 FA18 FA21 FA30 HA01 MA20 3B201 AA01 BB02 BB83 BB92 CB15 CC01 CC12 CD22 4D011 AA16 4D056 EA01 EA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板状ワークを超音波洗浄する装置であ
    って、前記ワークを洗浄液で洗浄するための洗浄槽と、
    洗浄されたワーク表面の洗浄液を純水で洗い流すための
    リンス槽とが仕切り板により仕切られた状態で並設さ
    れ、これら洗浄槽とリンス槽は、並設方向に対して薄幅
    にされるとともに、前記リンス槽とは反対側の洗浄槽の
    側面には、超音波発振体が取り付けられることを特徴と
    する薄板状ワークの超音波洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の薄板状ワークの超音波
    洗浄装置において、前記洗浄槽の洗浄液は、脱気装置に
    より脱気されることを特徴とする薄板状ワークの超音波
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の薄板状ワ
    ークの超音波洗浄装置において、前記洗浄槽とリンス槽
    の上部には、保持したワークを昇降させるための昇降機
    構が設けられることを特徴とする薄板状ワークの超音波
    洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の薄板状ワークの洗浄装置において、前記洗浄槽の
    上部には、洗浄槽から引き上げられるワークに向けてエ
    アを吹き付けることのできるエアブロー部が設けられる
    ことを特徴とする薄板状ワークの超音波洗浄装置。
JP2002149035A 2002-05-23 2002-05-23 薄板状ワークの超音波洗浄装置 Pending JP2003340384A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006100264A (ja) * 2004-09-01 2006-04-13 Sanyo Electric Co Ltd 洗浄装置
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