JP2003339942A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003339942A
JP2003339942A JP2002150743A JP2002150743A JP2003339942A JP 2003339942 A JP2003339942 A JP 2003339942A JP 2002150743 A JP2002150743 A JP 2002150743A JP 2002150743 A JP2002150743 A JP 2002150743A JP 2003339942 A JP2003339942 A JP 2003339942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光による遊技の演出を少ない部品点数でより
効果的に行なう。 【解決手段】 端部から入射した光を散乱と反射とによ
って側面から放出することにより発光する線状発光体と
その両端部に配置され線状発光体に任意の可視光を入射
可能な一対の光照射部と一対の光照射部からの光の照射
を光照射部毎に制御する光演出制御装置からなる光演出
部40を、遊技パネル30の露出窓31L,31M,3
1Rの上側近傍に取り付け、遊技の状態に応じて一対の
光照射部から光を点滅させて線状発光体を点滅発光させ
たり、他端の光照射部からの光の照射パターンを一端の
光照射部からの光の照射パターンに対して所定時間だけ
遅延させることにより一端から他端へ所望の色の光が流
れるように線状発光体を発光させる。こうした光演出部
40により、光による遊技の演出を少ない部品点数でよ
り効果的に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の遊技機としては、遊技の
状態に伴って遊技の演出を光を用いて効果的に行なうた
めに、多数のランプを取り付けてその点滅を制御するも
のや、液晶ディスプレイを取り付けてその表示を制御す
るものなどが提案されている。そして、こうした演出に
より遊技者に対してワクワク感を与えるなど、遊技機の
興趣の向上を図っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た遊技機のうち、多数のランプを取り付けてその点滅を
制御するものは、多数のランプの取り付けや配線が必要
であるから、部品点数が多く、遊技機の組み付け性や配
置性が悪い。また、液晶ディスプレイを取り付けてその
表示を制御するものは、比較的大型の液晶ディスプレイ
を取り付けるスペースとその表示を制御するための制御
基板を取り付けるスペースとが必要となると共に表示制
御も複雑なものになってしまう。 【0004】本発明の遊技機は、光による遊技の演出を
少ない部品点数で行なうことを目的の一つとする。ま
た、本発明の遊技機は、光による遊技の演出をより効果
的に行なうことを目的の一つとする。 【0005】 【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の遊技機は、上述の目的の少なくとも一部を達成す
るために以下の手段を採った。 【0006】手段1.本発明の遊技機は、遊技の状態に
伴って該遊技の演出を光を用いて行なう光演出手段を備
える遊技機であって、前記光演出手段は、入射した光を
散乱と反射とによって側面から放出することにより発光
する線状発光体と、該線状発光体の略両端部に配置され
該線状発光体に向けて光を照射可能な一対の光照射部
と、該一対の光照射部における光照射を制御する照射制
御部と、を備えることを要旨とする。 【0007】この本発明の遊技機では、入射した光を散
乱と反射とによって側面から放出することにより発光す
る線状発光体の略両端部に光を照射可能な一対の光照射
部を配置し、この一対の光照射部における光照射を制御
することにより、遊技の演出を光を用いて行なうことが
できる。即ち、少ない部品点数で光を用いる遊技の演出
を行なうことができる。 【0008】手段2.手段1記載の遊技機であって、前
記照射制御部は、前記線状発光体に光が一方から他方へ
流れる流れ発光が生じるよう前記一対の光照射部におけ
る光照射を制御可能な制御部である遊技機。こうすれ
ば、より効果的に遊技の演出を行なうことができる。 【0009】手段3.手段2記載の遊技機であって、前
記照射制御部は、前記一対の光照射部における一方の光
照射部の光照射に対して他方の光照射部の光照射を所定
のタイミングだけ遅延させることにより前記流れ発光が
前記線状発光体に生じるようにする制御部である遊技
機。こうすれば、容易に線状発光体に流れ発光を生じさ
せることができる。 【0010】手段4.手段1ないし3いずれか記載の遊
技機であって、前記一対の光照射部は、RGBの3色発
光ダイオードにより構成されてなる遊技機。こうすれ
ば、簡易な構成で線状発光体に所望の可視光を照射する
ことができる。 【0011】手段5.手段1ないし手段4いずれか記載
の遊技機であって、前記照射制御部は、前記一対の光照
射部における光照射を光照射部毎に制御する制御部であ
る遊技機。こうすれば、線状発光体の両端部から照射さ
れる光を独立に制御することができる。この結果、線状
発光体の両端部から異なる色の光を照射したり、線状発
光体の両端部から異なるタイミングで光を照射するな
ど、種々の光による遊技の演出を行なうことができる。 【0012】手段6.手段5記載の遊技機であって、前
記一対の光照射部と前記照射制御部とを電気的に接続す
る接続手段を有し、該接続手段は光照射部毎に識別可能
に構成されてなる遊技機。こうすれば、一対の光照射部
と照射制御部における接続ミスを防止することができ
る。 【0013】手段7.手段1ないし6いずれか記載の遊
技機であって、遊技のための識別要素を提示する識別要
素提示手段を備え、前記線状発光体は前記識別要素提示
手段の近傍に配置されてなる遊技機。こうすれば、提示
される識別要素の近傍で光による遊技の演出が行なわれ
るから、遊技の演出をより効果的に行なうことができ
る。 【0014】手段8.手段7記載の遊技機であって、前
記線状発光体は、前記識別要素提示手段の上側または下
側に配置されてなる遊技機。こうすれば、識別要素提示
手段の上側または下側で光による遊技の演出を行なうこ
とができる。 【0015】手段9.手段8記載の遊技機であって、前
記線状発光体は、前記識別要素提示手段の横方向の略全
域に亘って配置されてなる遊技機。こうすれば、識別要
素提示手段の横方向の略全域に亘って光による遊技の演
出を行なうことができる。 【0016】手段10.手段1ないし9いずれか記載の
遊技機であって、前記線状発光体は側面の所定の方向を
中心として光を放出するよう構成されており、該線状発
光体を前記所定の方向が略正面となるよう配置されてな
る遊技機。こうすれば、遊技者に向けてより効果的に光
による遊技の演出を行なうことができる。 【0017】手段11.手段1ないし10いずれか記載
の遊技機であって、前記光演出手段は、前記線状発光体
からの光を視認方向に沿ってガイドするガイド部材を備
える遊技機。こうすれば、線状発光体からの光を外部か
らの光からガイドすることができるから、光による演出
をより効果的に行なうことができる。 【0018】手段12.手段1ないし11いずれか記載
の遊技機であって、前記遊技機はスロットマシンである
遊技機。こうした本発明の遊技機としてのスロットマシ
ンの基本構成としては、「遊技状態に応じてその遊技状
態を識別させるための複数の識別要素からなる識別要素
列を変動表示した後に識別要素を確定表示する表示手段
を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に
起因して識別要素の変動が開始され、停止用操作手段
(例えばストップボタン)の操作に起因してあるいは所
定時間経過することにより識別要素の変動が停止され、
その停止時の確定識別要素が特定識別要素であることを
必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させ
る特別遊技状態発生手段とを備える遊技機」を挙げるこ
とができる。この場合、遊技媒体はコイン、メダル等が
代表例として挙げられる。こうしたスロットマシンにお
いて、少なくとも多数個の遊技媒体例えばコイン、メダ
ル等を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状
態(大当り状態)と遊技媒体を消費する遊技者に不利な
状態である通常遊技状態とが存在するものとすることも
できる。 【0019】手段13.手段1ないし11いずれか記載
の遊技機であって、前記遊技機はパチンコ機である遊技
機。パチンコ機の基本構成としては、操作ハンドルを備
えておりそのハンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技
領域に発射させ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配
置された作動口に入賞することを必要条件として表示手
段における識別要素の変動表示が開始すること、また、
特別遊技状態発生中には遊技領域内の所定の位置に配置
された入賞口が所定の態様で開放されて遊技球を入賞可
能として、その入賞個数に応じた有価価値(景品球のみ
ならず、磁気カードへの書き込む等も含む)が付与され
ること等が挙げられる。なお、こうしたパチンコ機に
は、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有
利な状態である特別遊技状態(大当り状態)と、遊技球
を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態とが
存在するものとすることもできる。 【0020】手段14.手段1ないし11いずれか記載
の遊技機であって、前記遊技機はパチンコ機とスロット
マシンとを融合させてなる遊技機。このパチンコ機とス
ロットマシンとを融合させた遊技機の基本構成として
は、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるため
の複数の識別要素からなる識別要素列を変動表示した後
に識別要素を確定表示する表示手段を備え、始動用操作
手投(例えば操作レバー)の操作に起因して識別要素の
変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタ
ン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することに
より識別要素の変動が停止され、その停止時の確定識別
要素が特定識別要素であることを必要条件として遊技者
に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手
段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用すると共に識
別要素の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要と
し、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い
出されるよう構成されてなる遊技機」を挙げることがで
きる。こうした遊技機には、少なくとも多数個の遊技球
を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態
(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状
態である通常遊技状態の2種類の遊技状態とが存在する
ものとすることもできる。 【0021】手段12ないし14に記載したように、本
発明の遊技機としては、パチンコ機やスロットマシン,
パチンコ機とスロットマシンとを融合させてなる遊技機
などを挙げることができるが、この他、種々の遊技機に
適用することもできる。 【0022】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は本発明の一実施例であるス
ロットマシン10の前面扉12を閉じた状態の斜視図で
あり、図2は実施例のスロットマシン10の前面扉12
を開いた状態の斜視図であり、図3はスロットマシン1
0の電気的接続を例示するブロック図である。実施例の
スロットマシン10は、前面扉12がその左辺を回動軸
として本体11に回動可能に取り付けられ、前面扉12
を閉じた状態で施錠装置20により前面扉12と本体1
1とを施錠できるようになっている。 【0023】前面扉12には、遊技の進行に伴い点灯し
たり点滅したりする上部ランプ13や、遊技の進行に伴
い種々の効果音を鳴らしたり遊技者に遊技状態を報知し
たりするスピーカ14,14、各種表示内容を表示する
液晶ディスプレイ15、左回胴Lと中回胴Mと右回胴R
をそれぞれ透視可能な露出窓31L,31M,31Rや
メダルのベット数に応じて点灯する5つのベットランプ
32,33,33,34,34,クレジット枚数表示部
35,ゲーム数表示部36,払出枚数表示部37,露出
窓31L,31M,31Rの上側近傍に全幅に亘って取
り付けられて光により遊技の演出を行なう光演出部40
などが設けられた遊技パネル30、略中段付近にて各種
ボタン51,53〜56,61〜63やスタートレバー
52やメダル投入口57が設けられた操作部50、機種
名や遊技に関わるキャラクタなどが表示された下段プレ
ート16、メダル払出口17から払い出されたメダルを
受けるメダル受け皿18などが装着されている。 【0024】また、スロットマシン10の内部には、図
2に示すように、電源スイッチ81やリセットスイッチ
82や設定キー挿入孔83などが配置された電源ボック
ス85、メダルを貯留する補助タンク87とこの補助タ
ンク87内のメダルを払出用通路92に通じる開口93
を介してメダル払出口17へ払い出す払出装置88とか
ら構成されたホッパ86、液晶ディスプレイ15の表示
を制御する表示用制御装置94、スロットマシン10の
遊技を制御するメイン制御装置70などが装着されてい
る。 【0025】メイン制御装置70は、図3に示すよう
に、CPU72を中心とするマイクロコンピュータとし
て構成されており、CPU72には電源を供給する電源
ボックス85や所定周波数の矩形波を出力するクロック
回路78が接続されている他に、処理プログラムを記憶
するROM74や一時的にデータを記憶するRAM76
や入出力処理回路80がバス79によって接続されてい
る。メイン制御装置70には、リセットスイッチ82か
らのリセット信号や設定キースイッチ83aからのオン
オフ信号、ベットボタン61,62,63に連動する各
ベットスイッチ61a,62a,63aからのベット信
号、クレジットボタン51に連動するクレジットスイッ
チ51aからのオンオフ信号、スタートレバー52に連
動するスタートスイッチ52aからのスタート指令信
号、左、中、右回胴用ストップボタン53,54,55
に連動する左、中、右回胴用ストップスイッチ53a,
54a,55aからの停止指令信号、ホッパ86から払
い出されるメダルを検出する払出センサ64からの検出
信号、左回胴L,中回胴M,右回胴Rを駆動する左、
中、右回胴用ステッピングモータ71L,71M,71
Rからの位置検出信号などが入出力処理回路80を介し
て入力されている。また、メイン制御装置70からは、
上部ランプ13や1枚〜3枚ベットランプ32,33,
34への点灯信号、クレジット枚数表示部35やゲーム
数表示部36や払出枚数表示部37への表示信号、払出
装置88に払出動作を行わせるホッパ駆動モータ65へ
の駆動信号、左回胴L、中回胴M、右回胴Rを駆動する
左、中、右回胴用ステッピングモータ71L,71M,
71Rへの駆動信号、メダル投入口57に投入されたメ
ダルをホッパ86へ導くかメダル払出口17へ導くかを
制御するメダル通路切替ソレノイド66への駆動信号、
スピーカ14から発生する効果音などを制御する音声用
制御装置84へのコマンド信号、液晶ディスプレイ15
の表示内容を制御する表示用制御装置94へのコマンド
信号、光演出装置40の光源である二つのLED48
L,48Rの点滅を制御する光演出制御装置49へのコ
マンド信号などが入出力処理回路80を介して出力され
る。なお、メイン制御装置70はクレジット枚数をカウ
ントするクレジットカウンタなどの各種カウンタを備え
ている。 【0026】図4は光演出部40の構成の概略を示す構
成図であり、図5は図4における光演出部40の線状発
光体42のA−A断面における断面図である。光演出部
40は、図示するように、端部から入射した光を散乱と
反射とによって側面から放出することにより発光する線
状発光体42と、この線状発光体42の両端部に配置さ
れ線状発光体42に任意の可視光を入射可能な一対の光
照射部48L,48Rと、線状発光体42からの光を遊
技パネル30の内側から外側に向けてガイドするガイド
部材47と、メイン制御装置70からの制御信号に基づ
いて一対の光照射部48L,48Rからの光の照射を光
照射部毎に制御する光演出制御装置49とから構成され
ている。 【0027】線状発光体42は、図5に示すように、透
明樹脂により円柱状に形成されたコア44と、アクリル
樹脂によりこのコア44の外周面を被覆するように形成
されたクラッド45と、特殊樹脂によりコア44に形成
された光反射層46とにより構成されており、光ファイ
バーと同様にコア44とクラッド45との境界面におけ
る全反射により端部から入射した光を他端側に伝送する
と共に伝送する光を光反射層46で反射して側面から放
出することにより発光する。したがって、線状発光体4
2は、光反射層46の法線方向への光量が多い指向性の
高い発光体ということができる。実施例では、この光反
射層46の法線方向(図中左方向)がスロットマシン1
0の正面となるように線状発光体42が取り付けられて
いる。また、ガイド部材47は、図5に示すように、ス
ロットマシン10の正面側(図中左側)が開口されて線
状発光体42を囲うように配置されており、線状発光体
42からの光をスロットマシン10の正面側に導くと共
に外部からの光を遮断している。こうした構成とするこ
とにより、線状発光体42からの光の視認性を向上させ
ている。なお、線状発光体42としては、例えば、株式
会社ブリヂストン製の「レイダックロッド」を用いるこ
とができる。 【0028】一対の光照射部48L,48Rは、各々R
GBの三色の発光ダイオードにより構成されており、R
GBの三色の組み合わせにより種々の色の光を線状発光
体42にその端部から照射することができるようになっ
ている。また、光演出制御装置49は、図示しないが、
CPU,ROM,RAMを備えるマイクロプロセッサと
して構成されており、メイン制御装置70からの制御信
号に基づいて一対の光照射部48L,48Rからの光照
射を光照射部毎に制御する。なお、実施例では、光照射
部48Lと光演出制御装置49との接続や光照射部48
Rと光演出制御装置49との接続についてミスが生じな
いように接続配線の色が異なるものとした。 【0029】次に、こうして構成された実施例のスロッ
トマシン10における光演出部40の動作、特に一対の
光照射部48L,48Rからの光の照射による線状発光
体42の発光について説明する。一対の光照射部48
L,48Rからの光の照射は、前述したように、光演出
制御装置49により独立に制御されるから、線状発光体
42は一対の光照射部48L,48Rからの光の照射の
仕方により種々の態様で発光する。線状発光体42の発
光としては、一対の光照射部48L,48Rから線状発
光体42に対して同色の光を照射して線状発光体42全
体をその色に発光させる態様としたり、一対の光照射部
48L,48Rから線状発光体42に対して異なる色の
光を照射して線状発光体42を光照射部48L側と光照
射部48R側とが異なる色に発光させる態様とすること
もできる。例えば、光照射部48Lから赤色の光を照射
すると共に光照射部48Rから黄色の光を照射して線状
発光体42の左側を赤色に発光させると共に線状発光体
42の右側を黄色に発光させたり、光照射部48Lから
黄色の光を照射すると共に光照射部48Rから緑色の光
を照射して線状発光体42の左側を黄色に発光させると
共に線状発光体42の右側を緑色に発光させるなど、線
状発光体42の左右を異なる色の光で発光させる態様で
ある。また、一対の光照射部48L,48Rから同一の
色または異なる色の光を所定時間に亘って連続的に照射
する態様や、同色の色または異なる色の光を所定の間隔
をもって点滅するように照射する態様とすることもでき
る。このとき、一対の光照射部48L,48Rの一方か
ら所定の色の光を所定時間に亘って連続的に照射すると
共に他方から異なる色の光を所定の間隔をもって点滅す
るように照射するものとしてもよい。 【0030】また、線状発光体42の一端から他端へ所
望の色の光が流れるように線状発光体42を発光させる
態様もある。この態様は、他端の光照射部からの光の照
射パターンを一端の光照射部からの光の照射パターンに
対して所定時間だけ遅延させることにより実行すること
ができる。即ち、右側の光照射部48Rからの光の照射
パターンを左側の光照射部48Lからの光の照射パター
ンに対して所定時間だけ遅延させることにより、光が左
から右側に流れるように線状発光体42を発光させるこ
とができ、左側の光照射部48Lからの光の照射パター
ンを右側の光照射部48Rからの光の照射パターンに対
して所定時間だけ遅延させることにより、光を右側から
左側に流れるように線状発光体42を発光させることが
できる。図6に赤色の光と黄色の光が左側から右側に流
れるように線状発光体42を発光させる照射パターンを
示す、図7に青色の光が右側から左側に流れるように線
状発光体42を発光させる照射パターンを示す。図中、
Rは赤色、Yは黄色、Bは青色,Wは白色の光の照射を
示す。 【0031】以上説明した実施例のスロットマシン10
によれば、光演出部40では、種々の態様で線状発光体
42を発光させることができる。この結果、遊技の状態
に応じて一対の光照射部48L,48Rから種々の色の
光を種々の照射パターンにより照射することにより、遊
技の状態に応じた光による遊技の演出として線状発光体
42を種々の態様で発光させることができる。しかも、
光演出部40は、線状発光体42と一対の光照射部48
L,48Rと光演出制御装置49とにより構成できるか
ら、少ない部品点数で種々の光による遊技の演出を行な
うことができる。 【0032】また、実施例のスロットマシン10によれ
ば、線状発光体42の一端から他端へ所望の色の光が流
れるように線状発光体42を発光させることができる。
この結果、遊技状態に応じて遊技における方向性を演出
することができる。 【0033】さらに、実施例のスロットマシン10によ
れば、遊技中における遊技者の視野の中心である露出窓
31L,31M,31Rの上側近傍に光演出部40を配
置したから、遊技者の視線の変更を生じさせることな
く、即ち遊技中における遊技者の視野に光演出部40を
含ませることができる。この結果、遊技の演出を遊技者
に対してより効果的に行なうことができる。 【0034】実施例のスロットマシン10では、光演出
部40を露出窓31L,31M,31Rの上側近傍に全
幅に亘って取り付けるものとしたが、露出窓31L,3
1M,31Rの下側近傍に全幅に亘って取り付けるもの
としたり、露出窓31L,31M,31Rの上側または
下側の近傍に全幅の一部となるよう取り付けるものとし
てもよい。また、光演出部40を露出窓31L,31
M,31Rの近傍以外の部位に取り付けるものとしても
差し支えない。 【0035】また、実施例のスロットマシン10では、
光照射部48Lと光演出制御装置49とを接続する接続
配線の色を光照射部48Rと光演出制御装置49とを接
続する接続配線の色と異なるものとしたが、接続ミスを
防止できればよいから、接続のソケットの形状を異なる
ものとしたり、タグを付けて区別できるようにしてもよ
い。 【0036】実施例のスロットマシン10では、光演出
部40は線状発光体42からの光を遊技パネル30の内
側から外側に向けてガイドするガイド部材47を備える
ものとしたが、一対の光照射部48L,48Rからの光
の強度が高い場合や外部からの光の影響を受けない場合
などには、ガイド部材47を備えないものとしても差し
支えない。 【0037】実施例のスロットマシン10では、線状発
光体42の両端部に一対の光照射部48L,48Rを配
置して両端部から光を照射するものとしたが、線状発光
体42の端部近傍に光照射部を埋め込むように配置して
光照射部から光を照射するものとしてもよい。 【0038】実施例のスロットマシン10では、光演出
制御装置49により一対の光照射部48L,48Rによ
る線状発光体42への光の照射を制御するものとした
が、メイン制御装置70により直接一対の光照射部48
L,48Rによる線状発光体42への光の照射を制御す
るものとしても構わない。 【0039】実施例では、光演出部40をスロットマシ
ン10に取り付けるものとしたが、他の遊技機としての
パチンコ機やパチンコ機とスロットマシンとの融合機な
どに適用するものとしてもよい。この場合、パチンコ機
の基本構成としては、操作ハンドルを備えておりそのハ
ンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領域に発射さ
せ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置された作動
口に入賞することを必要条件として表示手段における識
別要素の変動表示が開始すること、また、特別遊技状態
発生中には遊技領域内の所定の位置に配置された入賞口
が所定の態様で開放されて遊技球を入賞可能として、そ
の入賞個数に応じた有価価値(景品球のみならず、磁気
カードへの書き込む等も含む)が付与されること等が挙
げられる。なお、こうしたパチンコ機には、少なくとも
多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である
特別遊技状態(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技
者に不利な状態である通常遊技状態とが存在するものと
することもできる。また、パチンコ機とスロットマシン
とを融合させてなる遊技機の基本構成としては、「遊技
状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の識
別要素からなる識別要素列を変動表示した後に識別要素
を確定表示する表示手段を備え、始動用操作手投(例え
ば操作レバー)の操作に起因して識別要素の変動が開始
され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作
に起因してあるいは所定時間経過することにより識別要
素の変動が停止され、その停止時の確定識別要素が特定
識別要素であることを必要条件として遊技者に有利な特
別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備
え、遊技媒体として遊技球を使用すると共に識別要素の
変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊
技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよ
う構成されてなる遊技機」を挙げることができる。こう
した遊技機には、少なくとも多数個の遊技球を取得でき
る遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状
態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通
常遊技状態の2種類の遊技状態とが存在するものとする
こともできる。 【0040】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例であるスロットマシン10の
前面扉12を閉じた状態の斜視図である。 【図2】実施例のスロットマシン10の前面扉12を開
いた状態の斜視図である。 【図3】スロットマシン10の電気的接続を例示するブ
ロック図である。 【図4】光演出装置40の構成の概略を示す構成図であ
る。 【図5】図4における線状発光体42のA−A断面を例
示する断面図である。 【図6】赤色の光と黄色の光が左側から右側に流れるよ
う照射する際の照射パターンの一例を示す説明図であ
る。 【図7】青色が右側から左側に流れるよう照射する際の
照射パターンの一例を示す説明図である。 【符号の説明】 10 スロットマシン、11 本体、12 前面扉、1
3 上部ランプ、14スピーカ、15 液晶ディスプレ
イ、16 下段プレート、17 メダル払出口、18
メダル受け皿、20 鍵操作部、31L,31M,31
R 露出窓、32,33,33,34,34 ベットラ
ンプ、35 クレジット枚数表示部、36 ゲーム数表
示部、37 払出枚数表示部、光演出部40、42 線
状発光体、44 コア、45 クラッド、46 光反射
層、47 ガイド部材、48L,48R 光照射部、4
9 光演出制御装置、50 操作部、51,53〜5
6,61〜63 ボタン、52 スタートレバー、57
メダル投入口、70 メイン制御装置、81 電源ス
イッチ、82 リセットスイッチ、83 設定キー挿入
孔、85 電源ボックス、86 ホッパ、87 補助タ
ンク、88 払出装置、92 払出用通路、93 開
口、94 表示用制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技の状態に伴って該遊技の演出を光を
    用いて行なう光演出手段を備える遊技機であって、 前記光演出手段は、入射した光を散乱と反射とによって
    側面から放出することにより発光する線状発光体と、該
    線状発光体の略両端部に配置され該線状発光体に向けて
    光を照射可能な一対の光照射部と、該一対の光照射部に
    おける光照射を制御する照射制御部と、を備える遊技
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104247561A (zh) * 2012-02-16 2014-12-24 齐扎拉光系统有限责任公司 在光导结构上产生行光效应的方法和光导结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015511904A (ja) * 2012-02-16 2015-04-23 ツィツァラ リヒトシステメ ゲーエムベーハー 光ファイバー構造にランニングライト効果を生成するための方法及び光ファイバー構造

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