JP2003339844A - 空気清浄機 - Google Patents
空気清浄機Info
- Publication number
- JP2003339844A JP2003339844A JP2002159797A JP2002159797A JP2003339844A JP 2003339844 A JP2003339844 A JP 2003339844A JP 2002159797 A JP2002159797 A JP 2002159797A JP 2002159797 A JP2002159797 A JP 2002159797A JP 2003339844 A JP2003339844 A JP 2003339844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- body case
- main body
- liquid crystal
- crystal display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】殺菌灯や液晶表示部を具えた空気清浄機におい
て、コストを低減する。 【解決手段】本体ケース１内に吸い込んだ空気をフィル
ター体１３で浄化して本体ケース１外に吹き出す空気清
浄機において、本体ケース１に液晶表示部５１を設ける
と共に、本体ケース１内に、一面２８ａから紫外線を照
射し、且つ、他面２８ｂから可視光を照射する平面殺菌
灯２８を設け、一面２８ａからの紫外線を本体ケース１
内に吸い込んだ空気に照射する一方、他面２８ｂからの
可視光を液晶表示部５１のバックライトとしたものであ
る。 【効果】平面殺菌灯の他面から照射される可視光にて液
晶表示部を明るく表示でき、別途液晶表示部のバックラ
イトを設けなくても液晶表示部を夜間でも容易に確認で
き、コストを削減できる。
て、コストを低減する。 【解決手段】本体ケース１内に吸い込んだ空気をフィル
ター体１３で浄化して本体ケース１外に吹き出す空気清
浄機において、本体ケース１に液晶表示部５１を設ける
と共に、本体ケース１内に、一面２８ａから紫外線を照
射し、且つ、他面２８ｂから可視光を照射する平面殺菌
灯２８を設け、一面２８ａからの紫外線を本体ケース１
内に吸い込んだ空気に照射する一方、他面２８ｂからの
可視光を液晶表示部５１のバックライトとしたものであ
る。 【効果】平面殺菌灯の他面から照射される可視光にて液
晶表示部を明るく表示でき、別途液晶表示部のバックラ
イトを設けなくても液晶表示部を夜間でも容易に確認で
き、コストを削減できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺菌灯を有し、本
体ケース内に吸い込んだ空気を浄化して本体ケース外に
吹き出す空気清浄機に関する。
体ケース内に吸い込んだ空気を浄化して本体ケース外に
吹き出す空気清浄機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の空気清浄機として特開平
１０−２４９１６６号公報（Ｂ０１Ｄ５３／８６）に、
本体ケースの正面側の吸気口から部屋の空気を吸い込む
と共に本体ケースの側方に形成した吸気口から部屋の空
気を吸い込み、側方の吸気口から吸い込んだ空気を殺菌
灯を通過させて殺菌し、殺菌した空気を本体ケースの正
面側から吸気した空気と共にフィルターを通過させて、
塵埃や臭気成分等を除去し、排気口から本体ケース外に
吹き出す空気清浄機が知られている。
１０−２４９１６６号公報（Ｂ０１Ｄ５３／８６）に、
本体ケースの正面側の吸気口から部屋の空気を吸い込む
と共に本体ケースの側方に形成した吸気口から部屋の空
気を吸い込み、側方の吸気口から吸い込んだ空気を殺菌
灯を通過させて殺菌し、殺菌した空気を本体ケースの正
面側から吸気した空気と共にフィルターを通過させて、
塵埃や臭気成分等を除去し、排気口から本体ケース外に
吹き出す空気清浄機が知られている。
【０００３】近年、空気清浄機は、上述の如く、殺菌灯
を内蔵して空気中の雑菌の殺菌を行えるようにしたり、
また、空気の汚れ状態等を液晶を使用した表示を行うよ
うにして高機能化の傾向がある。ところで、液晶表示は
夜間識別し難いので、別途バックライトが必要となり、
コストアップの要因となっていた。
を内蔵して空気中の雑菌の殺菌を行えるようにしたり、
また、空気の汚れ状態等を液晶を使用した表示を行うよ
うにして高機能化の傾向がある。ところで、液晶表示は
夜間識別し難いので、別途バックライトが必要となり、
コストアップの要因となっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、殺菌灯や液
晶表示部を具えた上で、コストを低減できる空気清浄機
を提供することを課題とする。
晶表示部を具えた上で、コストを低減できる空気清浄機
を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段は、本体ケース内に吸い込んだ空気をフィルター
で浄化して本体ケース外に吹き出す空気清浄機におい
て、本体ケースに液晶表示部を設けると共に、前記本体
ケース内に、一面から紫外線を照射し、且つ、他面から
可視光を照射する平面殺菌灯を設け、前記一面からの紫
外線を前記本体ケース内に吸い込んだ空気に照射する一
方、前記他面からの可視光を前記液晶表示部のバックラ
イトとしたものである。
の手段は、本体ケース内に吸い込んだ空気をフィルター
で浄化して本体ケース外に吹き出す空気清浄機におい
て、本体ケースに液晶表示部を設けると共に、前記本体
ケース内に、一面から紫外線を照射し、且つ、他面から
可視光を照射する平面殺菌灯を設け、前記一面からの紫
外線を前記本体ケース内に吸い込んだ空気に照射する一
方、前記他面からの可視光を前記液晶表示部のバックラ
イトとしたものである。
【０００６】これにより、平面殺菌灯の一面からの紫外
線を本体ケース内に吸い込まれた空気に照射して殺菌を
行うことができると共に、平面殺菌灯の他面からの可視
光を液晶表示部に照射して明るく照らすことができ、別
途液晶表示部のバックライトを設けなくても液晶表示部
の表示を夜間においても確認することができ、コストを
削減できる。
線を本体ケース内に吸い込まれた空気に照射して殺菌を
行うことができると共に、平面殺菌灯の他面からの可視
光を液晶表示部に照射して明るく照らすことができ、別
途液晶表示部のバックライトを設けなくても液晶表示部
の表示を夜間においても確認することができ、コストを
削減できる。
【０００７】上記構成において、前記平面殺菌灯の他面
を、前記液晶表示部の表示板に対向させる。
を、前記液晶表示部の表示板に対向させる。
【０００８】これにより、平面殺菌灯の他面側からの可
視光を効果的に表示板に照射して明るく表示することが
できる。
視光を効果的に表示板に照射して明るく表示することが
できる。
【０００９】また、前記平面殺菌灯で殺菌された空気を
前記本体ケース外に排気するための孔を前記本体ケース
の上面に設ける。
前記本体ケース外に排気するための孔を前記本体ケース
の上面に設ける。
【００１０】これにより、平面殺菌灯で生じる熱により
暖められた空気が前記孔に向かって流れる上昇気流が発
生するので、より多くの空気を平面殺菌灯を通過させて
孔から本体ケース外に吹き出すことができ、殺菌効率を
向上できる。
暖められた空気が前記孔に向かって流れる上昇気流が発
生するので、より多くの空気を平面殺菌灯を通過させて
孔から本体ケース外に吹き出すことができ、殺菌効率を
向上できる。
【００１１】また、前記平面殺菌灯の一面側に空間を有
する状態で囲む金属製のカバーを設け、このカバー内を
本体ケース内に吸い込まれた空気が通過するようにす
る。
する状態で囲む金属製のカバーを設け、このカバー内を
本体ケース内に吸い込まれた空気が通過するようにす
る。
【００１２】これにより、平面殺菌灯の一面から照射さ
れる紫外線のほとんどが金属製のカバー内に照射され、
カバー外にほぼ漏洩することがなく、本体ケースを合成
樹脂製としても本体ケースが劣化するのを防止できる。
れる紫外線のほとんどが金属製のカバー内に照射され、
カバー外にほぼ漏洩することがなく、本体ケースを合成
樹脂製としても本体ケースが劣化するのを防止できる。
【００１３】また、前記液晶表示部を本体ケースの正面
側に設ける。
側に設ける。
【００１４】これにより、液晶表示部の表示を容易に確
認することができる。
認することができる。
【００１５】また、前記液晶表示部は、具体的には、塵
埃による空気の汚れ状態を表示するものである。
埃による空気の汚れ状態を表示するものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の空気清浄機
を図１乃至図４に基づき説明する。尚、以降、前カバー
４側を正面とし、後ケース３側を背面とする。
を図１乃至図４に基づき説明する。尚、以降、前カバー
４側を正面とし、後ケース３側を背面とする。
【００１７】１は合成樹脂にて形成された空気清浄機の
本体ケースで、前面側を開口する後ケース３と、この後
ケース３に着脱自在に装着される前カバー４と、前カバ
ー４の上方側に位置する上ケース５とから構成されてい
る。
本体ケースで、前面側を開口する後ケース３と、この後
ケース３に着脱自在に装着される前カバー４と、前カバ
ー４の上方側に位置する上ケース５とから構成されてい
る。
【００１８】前カバー４には吸気口となる多数の孔６が
形成されており、この孔６から本体ケース１内に空気が
取り込まれる。また、前カバー４の下部には、後ケース
３の前面側下部に形成された係止孔７に挿入される回動
係止部８が形成され、前カバー４の左右両側には押しボ
タン９の操作により後述する仕切板１１に着脱自在に係
止される係止爪（図示せず）が形成されている。
形成されており、この孔６から本体ケース１内に空気が
取り込まれる。また、前カバー４の下部には、後ケース
３の前面側下部に形成された係止孔７に挿入される回動
係止部８が形成され、前カバー４の左右両側には押しボ
タン９の操作により後述する仕切板１１に着脱自在に係
止される係止爪（図示せず）が形成されている。
【００１９】後ケース３の上面には格子状の第１排気口
２とこの第１排気口の前方側に位置する第２排気口２６
とが形成され、背面側に渦巻き状のファンケーシング１
０が一体に形成されており、このファンケーシング１０
内は第１排気口２を介して本体ケース１外と連通されて
いる。
２とこの第１排気口の前方側に位置する第２排気口２６
とが形成され、背面側に渦巻き状のファンケーシング１
０が一体に形成されており、このファンケーシング１０
内は第１排気口２を介して本体ケース１外と連通されて
いる。
【００２０】１１は本体ケース１内を前後に区画する仕
切板で、仕切板１１の前カバー４側には前カバー４側を
開口する凹状の収納部１２が形成され、この収納部１２
の近傍には孔６から吸い込まれた空気中の塵埃を検知す
る図示しない塵埃センサが設けられている。
切板で、仕切板１１の前カバー４側には前カバー４側を
開口する凹状の収納部１２が形成され、この収納部１２
の近傍には孔６から吸い込まれた空気中の塵埃を検知す
る図示しない塵埃センサが設けられている。
【００２１】１３は収納部１２に着脱自在に装着される
フィルター体で、プレフィルター１４と、このプレフィ
ルター１４の下流側に位置する集塵フィルター１５と、
この集塵フィルター１５の下流側に位置する脱臭フィル
ター１６とから構成されている。
フィルター体で、プレフィルター１４と、このプレフィ
ルター１４の下流側に位置する集塵フィルター１５と、
この集塵フィルター１５の下流側に位置する脱臭フィル
ター１６とから構成されている。
【００２２】プレフィルター１４は格子状の合成樹脂製
枠体１４ａとこの枠体１４ａ上に保持される不織布から
なるフィルター素材（図示せず）とからなる。このプレ
フィルター１４の枠体１４ａの上部と下部には突部が形
成されている。プレフィルター１４は、その上部を後述
する液晶表示部５１の裏側とプレフィルター１４の下流
側に設けられる集塵フィルター１５との間の挿入され、
下部の突部１８を仕切板１１の下部に形成された係止穴
１７に係止して取り付けられる。
枠体１４ａとこの枠体１４ａ上に保持される不織布から
なるフィルター素材（図示せず）とからなる。このプレ
フィルター１４の枠体１４ａの上部と下部には突部が形
成されている。プレフィルター１４は、その上部を後述
する液晶表示部５１の裏側とプレフィルター１４の下流
側に設けられる集塵フィルター１５との間の挿入され、
下部の突部１８を仕切板１１の下部に形成された係止穴
１７に係止して取り付けられる。
【００２３】集塵フィルター１５は、エレクトレット化
されたポリプロピレン不織布を襞折り状に加工してその
周囲を紙製枠体に固着して形成されている。
されたポリプロピレン不織布を襞折り状に加工してその
周囲を紙製枠体に固着して形成されている。
【００２４】脱臭フィルター１６には活性炭などが内蔵
されており、空気中の臭気成分を除去する。
されており、空気中の臭気成分を除去する。
【００２５】１９は仕切板１１の後ケース３側に位置す
る第１排気通路で、仕切板１１と前記ファンケーシング
１０とで形成される。この第１排気通路１９は第１排気
口２を介して本体ケース１外と連通すると共に仕切板１
１に形成した穴２０にて仕切板１１の前カバー４側の空
間と連通する。
る第１排気通路で、仕切板１１と前記ファンケーシング
１０とで形成される。この第１排気通路１９は第１排気
口２を介して本体ケース１外と連通すると共に仕切板１
１に形成した穴２０にて仕切板１１の前カバー４側の空
間と連通する。
【００２６】この第１排気通路１９内には、仕切板１１
に取り付けられたモータ２１と、このモータ２１により
駆動されるファン２２とで構成された送風機２３が配設
されている。
に取り付けられたモータ２１と、このモータ２１により
駆動されるファン２２とで構成された送風機２３が配設
されている。
【００２７】２４は第２排気通路で、第１排気通路１９
から分岐して形成されている。この第２排気通路２４
は、第１排気通路２４と分岐点としての孔２５にて連通
すると共に、第２排気口２６にて本体ケース１外に連通
する。前記孔２５の上縁には後ケース３の背面側に延設
する案内壁２７が形成されており、第１排気口２へ向か
う空気の一部が第２排気通路２４に向かうようにしてい
る。
から分岐して形成されている。この第２排気通路２４
は、第１排気通路２４と分岐点としての孔２５にて連通
すると共に、第２排気口２６にて本体ケース１外に連通
する。前記孔２５の上縁には後ケース３の背面側に延設
する案内壁２７が形成されており、第１排気口２へ向か
う空気の一部が第２排気通路２４に向かうようにしてい
る。
【００２８】２８は平面状に形成された平面殺菌灯で、
一面２８ａからは殺菌効果が最大となる２５３．７ｎｍ
の波長の紫外線を、他面２８ｂから４５２ｎｍの波長の
可視光を照射できるように以下に示すように構成されて
いる。
一面２８ａからは殺菌効果が最大となる２５３．７ｎｍ
の波長の紫外線を、他面２８ｂから４５２ｎｍの波長の
可視光を照射できるように以下に示すように構成されて
いる。
【００２９】図４に示すように、一面２８ａが紫外線を
通過するＵＶ透過ガラス（バリュームソーダーガラス）
２８ｃで形成され、他面２８ｂが紫外線は透過せずに可
視光を透過し内面側に蛍光体２８ｄが塗布された通常の
ソーダーガラス２８ｅで形成されている。内部には水銀
蒸気とアルゴンガスが封入され、両側に放電電極２８
ｆ、２８ｇが配置されている。この放電電極２８ｆ、２
８ｇ間に約１ｋＶの電圧を加えるとグロー放電が生じ、
放電電極２８ｆ、２８ｇ間を流れる電子２８ｈがアルゴ
ン原子２８ｉや水銀原子２８ｊと衝突する。水銀原子２
８ｊと衝突することにより発生した紫外線２８ｋは、一
面２８ａのＵＶ透過ガラス２８ｃを透過し、他面２８ｂ
のソーダーガラス２８ｅ側では発光体２８ｄに当たって
可視光２８ｍを発生させる。即ち、平面殺菌灯２８は、
ＵＶ透過ガラス２８ｃ側が紫外線発光面（一面）とな
り、ソーダーガラス２８ｅ側が可視光発光面（他面）と
なっている。
通過するＵＶ透過ガラス（バリュームソーダーガラス）
２８ｃで形成され、他面２８ｂが紫外線は透過せずに可
視光を透過し内面側に蛍光体２８ｄが塗布された通常の
ソーダーガラス２８ｅで形成されている。内部には水銀
蒸気とアルゴンガスが封入され、両側に放電電極２８
ｆ、２８ｇが配置されている。この放電電極２８ｆ、２
８ｇ間に約１ｋＶの電圧を加えるとグロー放電が生じ、
放電電極２８ｆ、２８ｇ間を流れる電子２８ｈがアルゴ
ン原子２８ｉや水銀原子２８ｊと衝突する。水銀原子２
８ｊと衝突することにより発生した紫外線２８ｋは、一
面２８ａのＵＶ透過ガラス２８ｃを透過し、他面２８ｂ
のソーダーガラス２８ｅ側では発光体２８ｄに当たって
可視光２８ｍを発生させる。即ち、平面殺菌灯２８は、
ＵＶ透過ガラス２８ｃ側が紫外線発光面（一面）とな
り、ソーダーガラス２８ｅ側が可視光発光面（他面）と
なっている。
【００３０】この平面殺菌灯２８は、両端に開口が形成
された保持部２９に、その一方の開口に一面２８ａが、
他方の開口に他面２８ｂが臨む状態で保持される。この
保持部２９はその他方の開口周縁を後述する液晶表示部
５１の液晶表示板５６の周縁近傍に当接する状態で上ケ
ース５に取り付けらており、平面殺菌灯２８の一面２８
ａが第２排気通路２４内に臨む状態となると共に、他面
２８ｂが液晶表示板５６に対向するようになる。
された保持部２９に、その一方の開口に一面２８ａが、
他方の開口に他面２８ｂが臨む状態で保持される。この
保持部２９はその他方の開口周縁を後述する液晶表示部
５１の液晶表示板５６の周縁近傍に当接する状態で上ケ
ース５に取り付けらており、平面殺菌灯２８の一面２８
ａが第２排気通路２４内に臨む状態となると共に、他面
２８ｂが液晶表示板５６に対向するようになる。
【００３１】平面殺菌灯２８の一面２８ａ側は、空間を
有する状態で金属製のカバー３０にて覆われ、紫外線が
直接本体ケース１に照射されるのを防止し、本体ケース
１の劣化を防止している。このカバー３０には鎧戸状の
通気穴３１が形成されており、内部に第２排気通路２４
内の空気が通過できるようにしている。
有する状態で金属製のカバー３０にて覆われ、紫外線が
直接本体ケース１に照射されるのを防止し、本体ケース
１の劣化を防止している。このカバー３０には鎧戸状の
通気穴３１が形成されており、内部に第２排気通路２４
内の空気が通過できるようにしている。
【００３２】３２は上ケース５に形成された操作部で、
運転モードを切り替えるモード選択スイッチ３３と、運
転停止を行うための停止スイッチ３４と、後述する液晶
表示部５１とが設けられている。また、操作部３２の内
部には図示しないガスセンサが取り付けられている。
運転モードを切り替えるモード選択スイッチ３３と、運
転停止を行うための停止スイッチ３４と、後述する液晶
表示部５１とが設けられている。また、操作部３２の内
部には図示しないガスセンサが取り付けられている。
【００３３】モード切り換えスイッチ３３は、押す毎
に、自動モード、微弱モード、弱モード、中モード、強
モード、特強モードと切り換えられるようになってい
る。この際、ＬＥＤ３７、３８、３９、４０、４１、４
２の点灯にて、どのモードに切り替わったかを使用者が
認識できるようになっている。
に、自動モード、微弱モード、弱モード、中モード、強
モード、特強モードと切り換えられるようになってい
る。この際、ＬＥＤ３７、３８、３９、４０、４１、４
２の点灯にて、どのモードに切り替わったかを使用者が
認識できるようになっている。
【００３４】自動モードでは集塵センサで検知された出
力に基づいて送風機２３による風量が自動的に変更され
る。詳述すれば、塵埃が多くなるに従い風量が多くなる
ように送風機２３のファン２２が駆動される。
力に基づいて送風機２３による風量が自動的に変更され
る。詳述すれば、塵埃が多くなるに従い風量が多くなる
ように送風機２３のファン２２が駆動される。
【００３５】微弱運転モード、弱モード、中モード、強
モード及び特強モードでは、塵埃センサからの出力に関
係なく、微弱運転モード、弱モード、中モード、強モー
ド、特強モードの順に風量が多くなるようにそれぞれ風
量が設定されて運転される。
モード及び特強モードでは、塵埃センサからの出力に関
係なく、微弱運転モード、弱モード、中モード、強モー
ド、特強モードの順に風量が多くなるようにそれぞれ風
量が設定されて運転される。
【００３６】５１は上カバーの正面側に設けられた液晶
表示部で、上ケース５の一部を楕円形に手前側へ膨出５
２させ、その膨出部５２の裏側を裏カバー５３で塞いで
外形が構成されている。膨出部５２の略中央には円形の
覗き窓５４が形成されており、この覗き窓５４に透明レ
ンズ５５が装着されている。この透明レンズ５５の裏面
側には間隔を有する状態で液晶表示板５６が配設され、
円錐状の遮蔽板５７が液晶表示板５６と透明レンズ５５
の周縁とに当接する状態で上ケース５に取り付けられて
いる。
表示部で、上ケース５の一部を楕円形に手前側へ膨出５
２させ、その膨出部５２の裏側を裏カバー５３で塞いで
外形が構成されている。膨出部５２の略中央には円形の
覗き窓５４が形成されており、この覗き窓５４に透明レ
ンズ５５が装着されている。この透明レンズ５５の裏面
側には間隔を有する状態で液晶表示板５６が配設され、
円錐状の遮蔽板５７が液晶表示板５６と透明レンズ５５
の周縁とに当接する状態で上ケース５に取り付けられて
いる。
【００３７】液晶表示板５６には、空気の汚れ度合いを
示すものとして、ガスセンサで検出したガス濃度の高低
を表すパターン５８と、粉塵センサで検出した粉塵の量
の多少を表すパターン５９とが左右に分かれて配置さ
れ、夫々「におい」と「ほこり」として表されている。
各パターン５８、５９は同心状の多重の１／４円弧から
なっており、図示しないマイコンからの指令にて夫々ガ
ス濃度が高くなるほど、また粉塵の量が多くなるほど外
側のエリアまで点灯するように構成されている。
示すものとして、ガスセンサで検出したガス濃度の高低
を表すパターン５８と、粉塵センサで検出した粉塵の量
の多少を表すパターン５９とが左右に分かれて配置さ
れ、夫々「におい」と「ほこり」として表されている。
各パターン５８、５９は同心状の多重の１／４円弧から
なっており、図示しないマイコンからの指令にて夫々ガ
ス濃度が高くなるほど、また粉塵の量が多くなるほど外
側のエリアまで点灯するように構成されている。
【００３８】次に動作について説明する。
【００３９】モード選択スイッチ３３が押されると、平
面殺菌灯２８が点灯すると共にファン２２が駆動され、
吸気口として多数の孔６から本体ケース１内に部屋の空
気が吸い込まれ、吸い込まれた空気中の粗塵がプレフィ
ルター１４で除去され、プレフィルター１４を通過した
塵埃が集塵フィルター１５にて除去される。更に、脱臭
フィルター１６にて臭気成分が除去される。
面殺菌灯２８が点灯すると共にファン２２が駆動され、
吸気口として多数の孔６から本体ケース１内に部屋の空
気が吸い込まれ、吸い込まれた空気中の粗塵がプレフィ
ルター１４で除去され、プレフィルター１４を通過した
塵埃が集塵フィルター１５にて除去される。更に、脱臭
フィルター１６にて臭気成分が除去される。
【００４０】そして、塵埃と臭気成分が除去された空気
が穴２０から第１排気通路１９内に流入し、第１排気口
２へ向けてファンケーシング１０にて案内される。そし
て、図３の２点鎖線の矢印に示すように、主として第１
排気口２から部屋に戻されると共に、一部の空気が第２
排気通路２４内に流入する。
が穴２０から第１排気通路１９内に流入し、第１排気口
２へ向けてファンケーシング１０にて案内される。そし
て、図３の２点鎖線の矢印に示すように、主として第１
排気口２から部屋に戻されると共に、一部の空気が第２
排気通路２４内に流入する。
【００４１】第２排気通路２４内に流入した空気は、カ
バー３０の下方側の通気穴３１からカバー３０内に入
り、平面殺菌灯２８の一面２８ａに沿うようにして上方
側の通気穴３１へ向かって流れる。この際、平面殺菌灯
２８の一面２８ａからの紫外線が照射され、空気中の雑
菌が殺菌される。そして、殺菌された空気がカバー３０
の上方の通気穴３１から第２排気口２６を介して本体ケ
ース１外に吹き出される。
バー３０の下方側の通気穴３１からカバー３０内に入
り、平面殺菌灯２８の一面２８ａに沿うようにして上方
側の通気穴３１へ向かって流れる。この際、平面殺菌灯
２８の一面２８ａからの紫外線が照射され、空気中の雑
菌が殺菌される。そして、殺菌された空気がカバー３０
の上方の通気穴３１から第２排気口２６を介して本体ケ
ース１外に吹き出される。
【００４２】これと同時に、平面殺菌灯２８の他面２８
ｂからは液晶表示部５１の液晶表示板５６に可視光が照
射され、液晶表示板５６の表示が明るく表示される。こ
れにより、液晶表示部５１のバックライトを別途設けな
くても表示を夜間でも確認することができ、部品点数を
削減でき、コストを削減できる。また、この液晶表示部
５１を本体ケース１の正面側に設けたことで、液晶表示
部５１の表示を容易に確認することができる。
ｂからは液晶表示部５１の液晶表示板５６に可視光が照
射され、液晶表示板５６の表示が明るく表示される。こ
れにより、液晶表示部５１のバックライトを別途設けな
くても表示を夜間でも確認することができ、部品点数を
削減でき、コストを削減できる。また、この液晶表示部
５１を本体ケース１の正面側に設けたことで、液晶表示
部５１の表示を容易に確認することができる。
【００４３】この運転中、平面殺菌灯２８は常時点灯し
ており、平面殺菌灯２８で熱が発生し、この熱によりカ
バー３０内の空気が暖められる。第２排気口２６が本体
ケース１の上面、即ち、平面殺菌灯２８の上部に形成さ
れていることで、平面殺菌灯２８の熱により暖められた
空気は上昇気流となって第２排気口２６へ向かうように
なる。これにより、カバー３０内を通過する空気の量が
増えるようになり、より効率よく殺菌を行うことができ
る。
ており、平面殺菌灯２８で熱が発生し、この熱によりカ
バー３０内の空気が暖められる。第２排気口２６が本体
ケース１の上面、即ち、平面殺菌灯２８の上部に形成さ
れていることで、平面殺菌灯２８の熱により暖められた
空気は上昇気流となって第２排気口２６へ向かうように
なる。これにより、カバー３０内を通過する空気の量が
増えるようになり、より効率よく殺菌を行うことができ
る。
【００４４】尚、上記実施の形態に示すように、フィル
ター体１３で浄化した空気が主として通過する第１排気
通路１９と、一部が通過する第２排気通路２４とを設
け、この第２排気通路２４に平面殺菌灯２８を設けた
が、平面殺菌灯２８の一面２８ａからの紫外線を本体ケ
ース１内に吸い込んだ空気に照射し、且つ、他面２８ｂ
からの可視光を液晶表示部５１のバックライトとして利
用できる構成であればよく、第２排気通路を設けずに、
第１排気通路のみとし、この第１排気通路に平面殺菌灯
を設けても良い。
ター体１３で浄化した空気が主として通過する第１排気
通路１９と、一部が通過する第２排気通路２４とを設
け、この第２排気通路２４に平面殺菌灯２８を設けた
が、平面殺菌灯２８の一面２８ａからの紫外線を本体ケ
ース１内に吸い込んだ空気に照射し、且つ、他面２８ｂ
からの可視光を液晶表示部５１のバックライトとして利
用できる構成であればよく、第２排気通路を設けずに、
第１排気通路のみとし、この第１排気通路に平面殺菌灯
を設けても良い。
【００４５】
【発明の効果】本発明の請求項１によれば、平面殺菌灯
の一面からの紫外線にて本体ケース内に吸い込んだ空気
の殺菌を行うことができると共に、他面から照射される
可視光にて液晶表示部を明るく表示でき、別途液晶表示
部のバックライトを設けなくても液晶表示部の表示を夜
間でも容易に確認することができ、コストを削減でき
る。
の一面からの紫外線にて本体ケース内に吸い込んだ空気
の殺菌を行うことができると共に、他面から照射される
可視光にて液晶表示部を明るく表示でき、別途液晶表示
部のバックライトを設けなくても液晶表示部の表示を夜
間でも容易に確認することができ、コストを削減でき
る。
【００４６】本発明の請求項２によれば、平面殺菌灯の
他面側からの可視光を効果的に液晶表示部に照射してを
明るく表示することができる。
他面側からの可視光を効果的に液晶表示部に照射してを
明るく表示することができる。
【００４７】本発明の請求項３によれば、平面殺菌灯で
生じる熱により暖められた空気が前記孔に向かって流れ
る上昇気流が発生するので、より多くの空気を平面殺菌
灯を通過させて孔から本体ケース外に吹き出すことがで
き、殺菌効率を向上できる。
生じる熱により暖められた空気が前記孔に向かって流れ
る上昇気流が発生するので、より多くの空気を平面殺菌
灯を通過させて孔から本体ケース外に吹き出すことがで
き、殺菌効率を向上できる。
【００４８】本発明の請求項４によれば、平面殺菌灯の
一面から照射される紫外線のほとんどが金属製のカバー
内に照射され、カバー外にほぼ漏洩することがなく、本
体ケースを合成樹脂製としても本体ケースが劣化するの
を防止できる。
一面から照射される紫外線のほとんどが金属製のカバー
内に照射され、カバー外にほぼ漏洩することがなく、本
体ケースを合成樹脂製としても本体ケースが劣化するの
を防止できる。
【００４９】本発明の請求項５によれば、液晶表示部の
表示を容易に確認することができる。
表示を容易に確認することができる。
【００５０】本発明の請求項６によれば、液晶表示部の
表示により空気の汚れ状態を容易に確認できる。
表示により空気の汚れ状態を容易に確認できる。
【図１】本発明の実施の形態を示す空気清浄機の正面図
である。
である。
【図２】同空気清浄機の側面縦断面図である。
【図３】図２における要部拡大図である。
【図４】同空気清浄機の平面殺菌灯の側面縦断面図であ
る。
る。
１ 本体ケース
１３ フィルター体
２６ 第２排気口（孔）
２８ 平面殺菌灯
２８ａ 平面殺菌灯の一面
２８ｂ 平面殺菌灯の他面
３０ カバー
５１ 液晶表示部
５６ 液晶表示板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｂ０１Ｄ 46/42 Ｂ０１Ｄ 46/42 Ｚ
Ｆ２４Ｆ 7/00 Ｆ２４Ｆ 7/00 Ａ
Ｆターム(参考） 4C080 AA05 AA10 BB02 BB05 CC01
HH05 JJ03 JJ05 KK08 LL10
MM05 NN27 QQ01 QQ03 QQ17
4D058 JA14 JB25 JB39 PA11 QA03
QA21 SA01 TA03
Claims (6)
- 【請求項１】 本体ケース内に吸い込んだ空気をフィル
ター体で浄化して本体ケース外に吹き出す空気清浄機に
おいて、本体ケースに液晶表示部を設けると共に、前記
本体ケース内に、一面から紫外線を照射し、且つ、他面
から可視光を照射する平面殺菌灯を設け、前記一面から
の紫外線を前記本体ケース内に吸い込んだ空気に照射す
る一方、前記他面からの可視光を前記液晶表示部のバッ
クライトとしたことを特徴とする空気清浄機。 - 【請求項２】 前記平面殺菌灯の他面を、前記液晶表示
部の表示板に対向させたことを特徴とする請求項１に記
載の空気清浄機。 - 【請求項３】 前記平面殺菌灯で殺菌された空気を前記
本体ケース外に排気するための孔を前記本体ケースの上
面に設けたことを特徴とする請求項１又は請求項２に記
載の空気清浄機。 - 【請求項４】 前記平面殺菌灯の一面側に空間を有する
状態で囲む金属製のカバーを設け、該カバー内を本体ケ
ース内に吸い込まれた空気が通過するようにしたことを
特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の空
気清浄機。 - 【請求項５】 前記液晶表示部を本体ケースの正面側に
設けたことを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれ
かに記載の空気清浄機。 - 【請求項６】 前記液晶表示部は、塵埃による空気の汚
れ状態を表示することを特徴とする請求項１乃至請求項
５のいずれかに記載の空気清浄機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002159797A JP2003339844A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002159797A JP2003339844A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 空気清浄機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003339844A true JP2003339844A (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=29773974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002159797A Pending JP2003339844A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 空気清浄機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003339844A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006000562A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
| KR100724077B1 (ko) | 2005-11-30 | 2007-05-31 | 위니아만도 주식회사 | 공기청정기 및 공기청정기용 케이스 조립체 |
| JP2009056049A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気清浄機 |
| CN111780337A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-10-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调杀菌模块控制方法、存储介质、处理器和空调 |
| JP2022007838A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | 株式会社栗原工業 | 紫外線殺菌装置 |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002159797A patent/JP2003339844A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006000562A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
| KR100724077B1 (ko) | 2005-11-30 | 2007-05-31 | 위니아만도 주식회사 | 공기청정기 및 공기청정기용 케이스 조립체 |
| JP2009056049A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気清浄機 |
| JP2022007838A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | 株式会社栗原工業 | 紫外線殺菌装置 |
| CN111780337A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-10-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调杀菌模块控制方法、存储介质、处理器和空调 |
| CN111780337B (zh) * | 2020-06-29 | 2021-09-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调杀菌模块控制方法、存储介质、处理器和空调 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003339845A (ja) | 空気清浄機 | |
| KR20110037271A (ko) | 공기 살균기 | |
| KR20090058815A (ko) | 차량용 공기청정기 | |
| KR20000056577A (ko) | 살균 기능을 가진 공기 조화기 | |
| JP2003339844A (ja) | 空気清浄機 | |
| KR20180094255A (ko) | 주방용 공기청정기 및 이를 구비하는 공기청정시스템 | |
| JP3717847B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP2004069157A (ja) | 空気清浄機 | |
| JP2004036912A (ja) | 空気清浄機 | |
| CN217559916U (zh) | 抽油烟机 | |
| JP4201956B2 (ja) | 空気清浄機 | |
| JPH11104225A (ja) | 空気清浄装置 | |
| JP2004061077A (ja) | 空気清浄機 | |
| JPH08312977A (ja) | 空気調和装置 | |
| JP2003339846A (ja) | 空気清浄機 | |
| JP2004061078A (ja) | 空気清浄機 | |
| KR100654734B1 (ko) | 자외선 램프를 구비하는 공기 청정기 내부 배치구조 | |
| JP4186395B2 (ja) | 空気清浄器 | |
| JP2003339847A (ja) | 空気清浄機 | |
| KR200347252Y1 (ko) | 조명액자형 공기 청정기 | |
| KR100491767B1 (ko) | 공기조화기 | |
| JP3749118B2 (ja) | 空気清浄装置 | |
| KR100685766B1 (ko) | 공기청정기 겸 공기조화기의 살균장치 설치구조 | |
| JP2004033270A (ja) | 空気清浄機 | |
| JP3027900U (ja) | 空気清浄機 |