JP3027900U - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP3027900U
JP3027900U JP1996000521U JP52196U JP3027900U JP 3027900 U JP3027900 U JP 3027900U JP 1996000521 U JP1996000521 U JP 1996000521U JP 52196 U JP52196 U JP 52196U JP 3027900 U JP3027900 U JP 3027900U
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Inventor
孝仁 岩崎
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株式会社ダイレクトジャパン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内の雰囲気を壊すことなく、空気を殺菌・
浄化できるようにする。 【解決手段】 ケース本体1に内蔵する吸気ファン37に
より、ケース本体1の吸気孔3から吸引した空気を集塵
用フィルタ22を通過させて除塵し、オゾン管25で発生し
たオゾンによって殺菌・浄化した空気を触媒21を経由し
て、排気孔6から室内に発散する。オゾン管25は、通電
すると電極コイル28が発光し、その照明光と蛍光灯30の
照明光によって前面パネル10の透光性表示部11が明瞭に
浮かび上がって透過照明される。このため、空気清浄機
の前面に光輝する前面パネル10を形成でき、また、前面
パネル10はケース本体1に着脱自在に組み付けられ、必
要に応じて異なる透光性表示部11を有する前面パネル10
に交換できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、室内の空気を殺菌・浄化する空気清浄機、特にオゾンにより空気を 殺菌・浄化する空気清浄機に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする技術的課題】
従来から人工的にオゾンを発生させ、オゾンの作用によって空気を殺菌・浄化 する空気清浄機が知られいる。このような空気清浄機は、吸気孔と排気孔とを有 するケース本体の内部にオゾン管と吸気ファンとを内蔵し、吸気ファンによって 、前記ケース本体の吸気孔から空気を吸引するとともに、オゾン管から照射する 紫外線等によって空気中の酸素を吸収してオゾンを生成し、このオゾンの作用で 殺菌・浄化及び脱臭された空気を排気孔から吹き出すように構成されている。な お、オゾン管でオゾンを発生する際、高濃度のオゾンが生成されると呼吸器に悪 影響を与える虞れがあるため、オゾン管と吸気ファンとの間には、オゾンを分解 する触媒が設けられ、オゾンを含んだ空気を触媒を通過させることによってオゾ ン濃度を基準値以下に引き下げてクリーンな空気をケース本体の排気孔から吹き 出すようにしている。
【0003】 ところで、このような空気清浄機は、例えば、クリーンな環境が求められる学 校、劇場あるいは病院等の施設に設置されている。特にこの種のオゾンによって 空気清浄を行う空気清浄機は、空気の浄化のみならず殺菌・脱臭効果も高いこと から病院等の施設の空調関連設備としては最適である。また、この種の空気清浄 機は、一般に壁に吊り下げて設置する壁掛けタイプもしくは床面に置いて設置す る据え置きタイプに大別されるが、従来の空気清浄機は、壁掛けタイプ,据え置 きタイプのいずれの場合であっても、内部機器を収納するケース本体が単なる箱 状に形成され、その色調等は任意に選定できるものの装飾性が低く、壁に掛けて 使用する場合、壁と調和せず機械的な印象を与えるものであり、特に、病室等で 使用する場合、機械的で殺風景な印象は否めない。
【0004】 本考案は、このような課題を解決しようとするもので、空気清浄機に新規な装 飾性を付与し、しかも優れた空気清浄機能を発揮できる空気清浄機を提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、吸気孔と排気孔とを有するケース本体と、前記ケース本体 の内部に設けたオゾン管と、前記吸気孔から空気を吸引して前記排気孔から排気 する吸気ファンと、前記吸気孔と前記オゾン管との間に設けた集塵用フィルター と、前記オゾン管と前記吸気ファンとの間に設けた触媒とを具備し、前記吸気フ ァンにより前記吸気孔から吸引して前記集塵用フィルターを通過させた空気を前 記オゾン管で発生したオゾンで殺菌・浄化し、この殺菌・浄化処理した空気を前 記触媒でオゾンを分解して前記排気孔から排気するようにした空気清浄機におい て、前記ケース本体の前面に着脱自在な前面パネルを設け、この前面パネルに風 景,人物あるいは文字,図形等の透光性表示部を形成し、その透光性表示部を前 記ケース本体の内部に設けた光源で透過照明するように構成したことにより、空 気清浄機の前面パネルに形成する例えば風景等を描写した透光性表示部が光源で 照らされて明るく浮かび上がって光輝する。
【0006】 請求項2の考案は、前記請求項1記載の空気清浄機において、オゾン管は、前 記透光性表示部を透過照明する発光可能な一対の電極コイルを有し、このオゾン 管を前記光源としたことにより、オゾンを発生させて空気を殺菌・浄化するオゾ ン管で透光性表示部を透過照明できる。
【0007】 請求項3の考案は、前記請求項2記載の空気清浄機において、ケース本体の内 部に前記オゾン管とは別に前記表示板を透過照明する光源を設けたことによって 、オゾン管から照射する照明光に加えて光源からの照明光によって透光性表示部 を明瞭に透過照明できる。
【0008】 請求項4の考案は、前記請求項3記載の空気清浄機において、前記ケース本体 の前面に開口窓を設け、この開口窓に前記前面パネルを組み付ける着脱自在な窓 枠を設け、この窓枠の一端縁にストッパ片を突設し、前記開口窓の内周面には前 記ストッパ片に対応する受孔を形成し、この受孔に前記ストッパ片を挿入して前 面パネルの一端を支持するとともに、前記開口窓と前面パネルのいずれか一方に 前記前面パネルの他端側を保持する保持部材を設けたことによって、窓枠を取り 外して表示内容の異なる前面パネルに簡単に交換できる。
【0009】 請求項5の考案は、前記請求項4記載の空気清浄機において、前記オゾン管と 前記触媒の間に着脱自在な芳香剤を設けたことによって、集塵用フィルターを通 過させた空気と芳香剤から発散される芳香とが排気孔から室内に発散され、また 、芳香効果が低下した芳香剤を簡単に交換できる。
【0010】 請求項6の考案は、前記請求項5記載の空気清浄機において、少なくとも前記 吸気ファンと前記オゾン管とをそれぞれ個別に作動させる複数のスイッチ手段を 設けたことによって、単に除塵を目的とした場合や芳香脱臭させる場合、吸気フ ァンだけを作動させてオゾン管の運転を停止すれば、吸気孔から吸引した空気中 の塵埃を集塵用フィルタで除去しながら芳香脱臭できるなど、使用目的に応じて 空気清浄機能を簡単に切り換えることができる。
【0011】 請求項7の考案は、前記請求項6記載の空気清浄機において、開口窓の内周面 に前記窓枠を検知する検知手段を設け、前記開口窓から窓枠を取り外した際、前 記オゾン管への通電を遮断するように構成したことによって、前面パネルの交換 時や集塵用フィルター,触媒又は芳香剤等の消耗品の交換時に、窓枠を開けた場 合、オゾン管が自動的に停止し、過剰なオゾンが外部に漏れ出さない。
【0012】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1乃至図3は本考案 の一実施例を示し、同図において、1は前面に開口窓2を有するケース本体であ り、このケース本体1の下面は、上方に向かってやや傾斜しているが全体として 箱型に形成され、その傾斜したケース本体1の下面に複数の吸気孔3を形成して いる。前記開口窓2の開口部周縁は、ケース本体1の前面より低い段差部4とな っており、その段差部4に窓枠5が嵌合する。また、開口窓2は、その上端縁が ケース本体1の上端縁と平行な間隔を保って開口し、この開口窓2とケース本体 1の上端縁との間の前面部に複数の排気孔6を形成している。
【0013】 前記窓枠5は前記段差部4とほぼ同じ厚さに形成され、前面中央に形成する開 口部5Aの周縁に枠部5Bを有する額縁状に形成されている。また、窓枠5の下 端縁には左右一対のストッパ片7,7が突設され、前記段差部4には前記ストッ パ片7,7を挿入する受孔8が形成され、そのストッパ片7,7を前記受孔8を 挿入して窓枠5の下端縁を位置決め状態で支持し、このように支持した窓枠5の 上端縁を前記段差部4に埋設した保持部材たる一対の磁石9で吸着して窓枠5を 固定している。10はアクリルなどの透光性材料からなる前面パネルであり、裏面 側に風景などを印刷した透光性フィルムを貼着して透光性表示部11を形成してい る。
【0014】 15,16は前記ケース本体1の内部を区画する隔壁であり、これら隔壁15,16は 前記開口窓2の上下縁部から底面に向かって垂設され、ケース本体1の内部に3 室の区画室18A,18B、18Cを形成している。そして、前記隔壁15,16には、前 記各区画室18A,18B、18C間を連通する開口孔19,20が形成され、その上側隔 壁15の開口孔19を触媒21で塞ぎ、前記下側隔壁16の開口孔20を集塵用フィルタ22 で塞ぐようにしている。なお、前記集塵用フィルタ22は開口孔20の内周面に嵌合 して着脱自在に組み付けられ、一方、前記触媒21は、前記上側隔壁15の内面側に 位置して前記開口孔19の両側に固定された断面コ字型のホルダー23に着脱自在に 組み付けている。
【0015】 25は前記中央の区画室18Bの内部に組付け固定するオゾン管であり、透明なガ ラス管27の両端に対向する電極コイル28を封止して構成され、その両電極コイル 28に交流電圧を印加して紫外線を照射することによって、空気中の酸素を吸収し てオゾンを生成する。なお、両電極コイル28は通電すると発光し、輝度は比較的 弱いものの淡い青色の照明光を照射する。そして、その照明光で前記透光性表示 部11を透過照明することによって、オゾン管25を光源として兼用している。29は ステンレスなどの薄板を折曲したベース板であり、このベース板29の表面に前記 オゾン管25と光源となる蛍光灯30とを並べて固定し、これらオゾン管25と蛍光灯 30からの照明光によって前記前面パネル10の透光性表示部11を透過照明している 。
【0016】 35は前記オゾン管25と前記触媒20との間に介在する芳香剤であり、前記ケース 本体1の底面に固定する保持枠36上に載置して着脱自在に組み付けている。
【0017】 37は前記上側の空間部18C内に設けられ、周面に多数の回転羽38を設けたシロ ッコ型の吸気ファンであり、図示しないモータで回転し、前記ケース本体1の吸 気孔3から室内の空気を吸引し、ケース本体1の前面上部の排気孔6から浄化処 理した空気を吹き出す。40は前記ケース本体1の下面に設けた操作部であり、前 記吸気ファン37をオン・オフするスイッチ手段としての第1のスイッチ41と、前 記オゾン管25及び蛍光灯をオン・オフするスイッチ手段としての第2のスイッチ 42と、前記吸気ファン37の回転数を可変して風量を調節するボリュームスイッチ 43とを備える。また、前記ケース本体1には前記窓枠5を検知する検知手段とし てリミットスイッチ45が設けられている。このリミットスイッチ45の作動子45A は、前記開口窓2の内周面に形成する段差部4に設けた孔46から僅かに突出する ように固定され、前記段差部4に窓枠5を組み付けると、その窓枠5が前記リミ ットスイッチ45の作動子45Aを押圧してリミットスイッチ45がオンして前記蛍光 灯30とオゾン管25への通電が可能となる。そして、窓枠5を開くと、前記リミッ トスイッチ45の作動子45Aが図示しないばねによって復帰し、リミットスイッチ 45がオフするため、前記蛍光灯30とオゾン管25への通電が遮断され、前記オゾン 管25の作動を強制的に停止するように構成している。なお、図中50はケース本体 1の底面に形成した掛け止め用の孔であり、壁等に固定するフック(図示せず) に空気清浄機を吊り下げる際に用いる。
【0018】 以上のように構成される本実施例の作用について説明する。
【0019】 まず、オゾンによって殺菌脱臭する場合、前面パネル10を開いて保持枠36から 芳香剤35を取り外した状態で、操作部40に形成する第1のスイッチ41と第2のス イッチ42とをオンし、図示しないモータによって吸気ファン37を回転させるとと もに、オゾン管25と蛍光灯30とを点灯させる。そして、吸気ファン37により、室 内の空気がケース本体1の下面に設けた吸気孔3から吸い込まれて下側隔壁16で 仕切られた区画室18Aを経由し、前記下側隔壁16の開口孔20に嵌合する集塵用フ ィルタ22を通過する。この時、空気中の塵などが除去され、その除塵された空気 が中央の区画室18Bに吸い込まれる。この中央区画室18Bに吸い込まれた空気は 前記オゾン管25から照射される紫外線により空気中の酸素の一部がオゾンに変わ り、そのオゾンによって空気が殺菌・浄化され、また脱臭される。こうして浄化 された空気が吸気ファン37を内設した上側区画室18Cに吸い込まれるが、中央区 画室18Bから上側区画室18Cへ流れる空気は、中央区画室18Bと上側区画室18C とを区画する上側隔壁15の開口孔19を塞ぐ触媒21を通過し、触媒21によってオゾ ンを分解することによって、オゾン濃度を基準以下に低下させてから上側区画室 18Cに吸い込んで排気孔6から室内に吹き出される。なお、排気孔6から室内に 吹き出す風量は、ボリュームスイッチ43によって自由に調整できる。また、前記 第2のスイッチ42をオンしてオゾン管25の電極コイル28と蛍光灯30に通電すると 、電極コイル28が発光し、その照明光と蛍光灯30の照明光によって前面パネル10 に形成する風景など透光性表示部11が透過照明される。この前面パネル10を組み 付ける窓枠5は下端縁に突設するストッパ片7を段差部4に形成する受孔8に挿 入した状態で段差部4に埋設した磁石9で吸着しているだけなので、窓枠5の下 部を僅かに手前に引き出して磁石9から窓枠5を引き離せば、窓枠5がストッパ 片7を中心として開き、このように開いた状態で窓枠5を上方に引き上げて前記 受孔8からストッパ片7を引き抜いてケース本体1から窓枠5を簡単に取り外せ る。このため、窓枠5に嵌め入れた前面パネル10を簡単に着脱でき、例えば、異 なる透光性表示部11を形成した前面パネル10に簡単に交換することができる。ま た、このようにして窓枠5を開いた時には、窓枠5と係合するリミットスイッチ 45の作動子45Aが図示しないばねによって復帰し、前記オゾン管25への通電が遮 断されるため、オゾン管25の作動が停止する。すなわち、オゾンは殺菌・浄化及 び脱臭作用に優れるものの、過剰なオゾンを吸い込むと呼吸器に悪影響を与える ことが指摘されているが、本実施例では、前面パネル10を開けると同時にオゾン 管25の作動が停止するため、高濃度のオゾンを吸い込む心配がないため、安全性 が高い。
【0020】 また、単に芳香脱臭を行う場合、前面パネル10を開いて保持枠36に芳香剤35を 組み付け、第1のスイッチ42のみをオンして第2のスイッチ42をオフすることに よって、吸気ファン37のみが作動し、空気中に含有する塵を集塵用フィルタ22で 除去しながら触媒21とオゾン管25との間に介在する芳香剤35から発散された芳香 を排気孔6から室内に吹き出して消臭することができる。
【0021】 以上のように本実施例においては、ケース本体1の前面に風景等の透光性表示 部11を形成した前面パネル10を設けたことによって、空気清浄機のデザイン性を 高めることができ、しかも、その前面パネル10の透光性表示部11は内蔵するオゾ ン管25及び蛍光灯30によって明るく浮かび上がって明瞭に透過照明されるので、 壁に掛けて使用する場合、従来の空気清浄機にはない新規な装飾効果を与えるこ とができる。特に、病院の病室等、比較的殺風景な部屋で使用する場合、従来の 空気清浄機が与える機械的な印象を払拭して精神的に潤いのある環境とすること ができる。さらに、前面パネル10は窓枠5を開いて着脱できるから、透光性表示 部11の表示内容が飽きたら異なる透光性表示部11を形成する前面パネル10に簡単 に交換でき、例えば、異なる風景等を形成した前面パネル10を定期的に交換すれ ば、常に新鮮な風景等を堪能することができる。また、前面パネル10を交換する 際、窓枠5を開くと、窓枠5と係合するリミットスイッチ45がオフし、オゾン管 25の作動が自動的に停止するから、開口窓2から直接外部に濃度の高いオゾンが 漏れ出すこともなく、安全である。
【0022】 さらに、操作部40に形成する第1のスイッチ41で吸気ファン37を作動し、第2 のスイッチ42でオゾン管25を作動するように構成することによって、第1のスイ ッチ41のみをオンして吸気ファン37のみを作動すれば、空気中に含有する塵を集 塵用フィルタ22で除去しながら芳香剤35によって脱臭でき、また、第1及び第2 のスイッチ41,42の両方を作動すれば、オゾン管25で発生するオゾンによって殺 菌・脱臭できる。つまり、家庭内などで使用する際など、単に除塵しながら芳香 剤35によって芳香脱臭する場合には第1スイッチ41をオンさせ、一方、病院など で院内感染を防止といった殺菌効果を重視する場合には、芳香剤35を取り外して 第1及び第2のスイッチ41,42をオンすればオゾン管25で発生したオゾンによっ て殺菌・浄化並びにオゾン脱臭でき、このように第1及び第2のスイッチ41,42 を選択することによって、目的にあった空気清浄機能を任意に選択することがで きる。
【0023】 また、オゾンを分解する触媒21や塵埃を除去する集塵フィルター22及び芳香剤 35は効果が低下した時、窓枠5を開いて簡単に交換できるから、これら消耗品の 交換も簡単に行え、維持・管理に手間もかからず作業性にも優れる。
【0024】 以上、本考案の一実施例を詳述したが本考案は、前記実施例に限定されるもの ではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、ケー ス本体や窓枠の形状などは適宜選定すればよく、また、窓枠を保持する手段は磁 石以外でも、係脱自在なフックなど適宜選定すればよい。また、透光性表示部を 照明する光源も蛍光灯以外の例えばフィラメント型の照明灯など適宜選定すれば よい。さらに、透光性表示部として風景を描写した例を示したが、人物や写真あ るいは文字や図案、各種シンボルマークなどでもよい。
【0025】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、吸気孔と排気孔とを有するケース本体と、前記ケー ス本体の内部に設けたオゾン管と、前記吸気孔から空気を吸引して前記排気孔か ら排気する吸気ファンと、前記吸気孔と前記オゾン管との間に設けた集塵用フィ ルターと、前記オゾン管と前記吸気ファンとの間に設けた触媒とを具備し、前記 吸気ファンにより前記吸気孔から吸引して前記集塵用フィルターを通過させた空 気を前記オゾン管で発生したオゾンで殺菌・浄化し、この殺菌・浄化処理した空 気を前記触媒でオゾンを分解して前記排気孔から排気するようにした空気清浄機 において、前記ケース本体の前面に着脱自在な前面パネルを設け、この前面パネ ルに風景,人物あるいは文字,図形等の透光性表示部を形成し、その透光性表示 部を前記ケース本体の内部に設けた光源で透過照明するように構成したことによ り、空気清浄機の前面に風景等を描写した透光性表示部が明るく浮かび上がり、 機械的な印象を払拭して空気清浄機に新規な装飾性を与えることができる。
【0026】 請求項2の考案によれば、前記請求項1記載の空気清浄機において、オゾン管 は、前記透光性表示部を透過照明する発光可能な一対の電極コイルを有し、この オゾン管を前記光源としたことにより、オゾン管で空気の殺菌・浄化のみならず 透光性表示部の光源としても機能させることができるから、組付部品点数を削減 することができる。
【0027】 請求項3の考案によれば、前記請求項2記載の空気清浄機において、ケース本 体の内部に前記オゾン管とは別に前記表示板を透過照明する光源を設けたことに よって、透光性表示部の照明輝度が向上し、透光性表示部を明瞭に透過照明する ことができる。
【0028】 請求項4の考案は、前記請求項3記載の空気清浄機において、ケース本体の前 面に開口窓を設け、この開口窓に前記前面パネルを組み付ける着脱自在な窓枠を 設け、この窓枠の一端縁にストッパ片を突設し、前記開口窓の内周面には前記ス トッパ片に対応する受孔を形成し、この受孔に前記ストッパ片を挿入して前面パ ネルの一端を支持するとともに、前記開口窓と前面パネルのいずれか一方に前記 前面パネルの他端側を保持する保持部材を設けたことによって、窓枠を取り外せ ば表示内容が異なる前面パネルを簡単に交換することができる。
【0029】 請求項5の考案によれば、前記請求項4記載の空気清浄機において、オゾン管 と前記触媒との間に着脱自在な芳香剤を設けたことによって、排気孔から浄化処 理した空気と共に芳香剤からの芳香を発散できる。
【0030】 請求項6の考案によれば、前記請求項5記載の空気清浄機において、少なくと も前記吸気ファンと前記オゾン管とをそれぞれ個別に作動させる複数のスイッチ 手段を設けたことによって、必要に応じて空気清浄機能を簡単に切り換えること ができる空気清浄機を提供することができる。
【0031】 請求項7の考案によれば、前記請求項6記載の空気清浄機において、開口窓の 内周面に前記窓枠を検知する検知手段を設け、前記開口窓から窓枠を取り外した 際、前記オゾン管への通電を遮断するように構成したことによって、高濃度のオ ゾンの漏れを防止し、安全性の高い空気清浄機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す空気清浄機の分解斜視
図である。
【図2】本考案の空気清浄機の断面図である。
【図3】本考案の一部を切り欠いた空気清浄機の正面図
である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 開口窓 3 吸気孔 5 窓枠 6 排気孔 7 ストッパ片 8 受孔 9 磁石(保持部材) 10 前面パネル 11 透光性表示部 21 触媒 22 集塵用フィルタ 25 オゾン管(光源) 28 電極コイル 30 蛍光灯(光源) 35 芳香剤 37 吸気ファン 41 第1のスイッチ(スイッチ手段) 42 第2のスイッチ(スイッチ手段) 45 リミットスイッチ(検知手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/38 53/74 53/86 F24F 1/00 F24F 1/00 371 B

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気孔と排気孔とを有するケース本体
    と、前記ケース本体の内部に設けたオゾン管と、前記吸
    気孔から空気を吸引して前記排気孔から排気する吸気フ
    ァンと、前記吸気孔と前記オゾン管との間に設けた集塵
    用フィルターと、前記オゾン管と前記吸気ファンとの間
    に設けた触媒とを具備し、前記吸気ファンにより前記吸
    気孔から吸引して前記集塵用フィルターを通過させた空
    気を前記オゾン管で発生したオゾンで殺菌・浄化し、こ
    の殺菌・浄化処理した空気を前記触媒でオゾンを分解し
    て前記排気孔から排気するようにした空気清浄機におい
    て、前記ケース本体の前面に着脱自在な前面パネルを設
    け、この前面パネルに風景,人物あるいは文字,図形等
    の透光性表示部を形成し、その透光性表示部を前記ケー
    ス本体の内部に設けた光源で透過照明するように構成し
    たことを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記オゾン管は、前記透光性表示部を透
    過照明する発光可能な一対の電極コイルを有し、このオ
    ゾン管を前記光源としたことを特徴とする請求項1記載
    の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記ケース本体の内部に前記オゾン管と
    は別に前記表示板を透過照明する光源を設けたことを特
    徴とする請求項2記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記ケース本体の前面に開口窓を設け、
    この開口窓に前記前面パネルを組み付ける着脱自在な窓
    枠を設け、この窓枠の一端縁にストッパ片を突設し、前
    記開口窓の内周面には前記ストッパ片に対応する受孔を
    形成し、この受孔に前記ストッパ片を挿入して前面パネ
    ルの一端を支持するとともに、前記開口窓と前面パネル
    のいずれか一方に前記前面パネルの他端側を保持する保
    持部材を設けたことを特徴とする請求項3記載の空気清
    浄機。
  5. 【請求項5】 前記オゾン管と前記触媒の間に着脱自在
    な芳香剤を設けたことを特徴とする請求項4記載の空気
    清浄機。
  6. 【請求項6】 前記吸気ファンと前記オゾン管とをそれ
    ぞれ個別に作動させる複数のスイッチ手段を設けたこと
    を特徴とする請求項5記載の空気清浄機。
  7. 【請求項7】 前記開口窓の内周面に前記窓枠を検知す
    る検知手段を設け、前記開口窓から窓枠を取り外した
    際、前記オゾン管への通電を遮断するように構成したこ
    とを特徴とする請求項6記載の空気清浄機。
JP1996000521U 1996-02-13 1996-02-13 空気清浄機 Expired - Lifetime JP3027900U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0589891U (ja) * 1992-05-08 1993-12-07 エヌオーケー株式会社 ウォータポンプ
JP2005147525A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Matsushita Electric Works Ltd 空気調和機
KR100849566B1 (ko) * 2006-07-31 2008-07-31 엘지전자 주식회사 공기 조화기
KR101894207B1 (ko) * 2018-04-09 2018-09-04 최석봉 친환경 입체 광고 장치

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