JP2003339648A - 画像生体診断装置 - Google Patents

画像生体診断装置

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JP2003339648A
JP2003339648A JP2002151118A JP2002151118A JP2003339648A JP 2003339648 A JP2003339648 A JP 2003339648A JP 2002151118 A JP2002151118 A JP 2002151118A JP 2002151118 A JP2002151118 A JP 2002151118A JP 2003339648 A JP2003339648 A JP 2003339648A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】総合的な診断を行える装置を提供する。 【解決手段】可視光線と、診断領域内部におけるオキシ
ヘモグロビン及びデオキシヘもグロビンに吸収される近
赤外線とを照射する照射部11と、この照射光を照射さ
れ外表面近傍で反射された可視光線を検出する可視光線
検出部12aと、前記照射光を照射され内部へ透過して
所定部位で反射された前記近赤外線を検出する近赤外線
検出部12bと、前記診断領域における外表面近傍から
放射される遠赤外線を検出する遠赤外線検出部12cと
を備えた撮像部12とを具備してなり、前記可視光線検
出信号を演算処理する外表面画像データ生成手段23
と、近赤外線検出信号を演算処理して前記パラメータ物
質の分布を示す内部生体機能画像データ生成手段24
と、遠赤外線検出信号を演算処理して外表面の温度を示
す生体温度画像データ生成手段25と、これら画像デー
タを表示する表示手段26とを備える画像生体診断装置
A。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体を表示した画
像によって生体診断を行う画像生体診断装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、医療現場や日常において、人の体
調を「顔色」等の体表面の色から診断評価することはよ
く行われている。例えば、顔色が赤ければその者が発熱
していると診断したり、顔色の血色が悪ければ貧血かも
しれないと判断するようなことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
診断においては、その診断される者の日焼けの状態、体
調による要因、体温による要因が交錯し、さらに女性の
場合には化粧による要因が加わって、「顔色」が何に起
因しているかを決定することは困難であった。そして、
このような問題は、顔色のみならず顔面以外の部位の外
表面の色からのみの診断や判別に関しても同様であっ
た。
【0004】ところで、近年、身体から放射される遠赤
外線を利用して生体の温度の分布や温度変化を2次元画
像である生体温度画像として表示するサーモグラフィー
などのような装置やシステムが開発され、身体の状態や
機能を示す1つのパラメータである生体温度によっても
被験者の体調や機能を判別することがなされている。
【0005】さらに、最近、近赤外線領域の光を利用し
て生体の働きを示す生体機能画像を表示可能な装置が開
発され注目を集めている。このような装置は、例えば皮
膚組織及び骨組織は透過し且つ血液中のオキシヘモグロ
ビン及びデオキシヘモグロビンに吸収される特定波長の
赤外線を利用して光学的に所定部位における前記オキシ
ヘモグロビン濃度、デオキシヘモグロビン濃度及び総ヘ
モグロビン濃度を測定し、これらの経時的な濃度変化か
ら導き出される脳内を流れる血流量の変化によって脳活
動を計測するようになっている。
【0006】そこで、発明者はこれらの技術に着目し
て、外表面すなわち肌の色、外表面近傍の血行、体温、
内部の生体機能を略同時に計測した画像を合わせて表示
して、患者の体調を決定付けている真の原因を探るべく
総合的な診断を一の装置によって可能にする画像生体診
断装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、被
験者の身体における所定領域である診断領域からの所定
波長の光による画像によって当該被験者を診断する画像
生体診断装置であって、可視領域のほぼ全域に亘る波長
の可視光線と、前記診断領域の内部における生体機能に
寄与する所定のパラメータ物質に吸収される所定波長の
近赤外線とを少なくとも含む照射光を照射する照射部
と、この照射部によって前記照射光を照射され前記診断
領域における外表面近傍で反射された所定波長の可視光
線を検出しこの可視光線強度を示す可視光線検出信号を
出力する可視光線検出部と、前記照射部によって前記照
射光を照射され被験者の診断領域内部へ透過して所定部
位で反射された前記特定波長の近赤外線を検出してこの
特定波長の近赤外線強度を示す近赤外線検出信号を出力
する近赤外線検出部と、前記診断領域における外表面近
傍から放射される所定波長の遠赤外線強度を検出しこの
所定波長の遠赤外線強度を示す遠赤外線検出信号を出力
する遠赤外線検出部とを備えた撮像部とを具備してな
り、前記可視光線検出部と近赤外線検出部と遠赤外線検
出部とを略同時に作動するように制御信号を発信する撮
像部制御手段と、前記可視光線検出部から出力された可
視光線検出信号を演算処理して前記診断領域における外
表面を示す外表面画像データを加工生成する外表面画像
データ生成手段と、前記近赤外線検出部から出力された
近赤外線検出信号を演算処理して前記パラメータ物質の
分布や濃度変化を計測領域内部の生体機能を示す生体機
能画像データとして加工生成する内部生体機能画像デー
タ生成手段と、前記遠赤外線検出部から出力された遠赤
外線検出信号を演算処理して前記診断領域における外表
面の温度若しくは温度変化を示す生体温度画像データを
加工生成する生体温度画像データ生成手段と、これら外
表面画像データ、内部生体機能画像データ及び生体温度
画像データを組み合わせて表示する表示手段とを備えて
いる画像生体診断装置である。
【0008】なお、ここで「略同時に作動する」とは、
全く同じタイミングである必要はなく、計測領域内の検
出がほぼ同時期に行われるのであれば、可視光線検出部
と、近赤外線検出部と、遠赤外線検出部それぞれが順次
検出を行うもののように若干の時間差があっても構わな
い。
【0009】このようなものであれば、この装置のみに
よって被験者の身体における診断領域に関して、可視光
線による外表面画像、診断領域の内部における内部生態
機能画像、診断領域の外表面近傍における生体温度画像
をほぼ同じタイミングで得て、これらを組み合わせて表
示するよって様々な観点からの診断ができるようにな
る。すなわち、例えば体調の悪くなっている患者を被験
者としてその症状の外表面からだけでは判別が困難であ
る真の原因を探ることができるようになり、さらに、
「見た目」からでは判別できない被験者が患っている病
気などを発見することも期待できる。なお、このような
装置として、画像表示するディスプレイを備え、このデ
ィスプレイに画像表示するものであっても、別のディス
プレイに対して表示するようなものであっても構わな
い。
【0010】このような装置の撮像部として、可視光線
検出部、遠赤外線検出部、近赤外線検出部をそれぞれ別
々に設けたものであってもよいが、部品を共通化させた
好適な具体的態様としては、撮像部を、被験者の診断領
域からの光から、前記所定波長の可視光線、特定波長の
近赤外線、所定波長の遠赤外線を選択的に分光する波長
分離機構と、この波長分離機構によって分光された各波
長の光を受光して各波長の光を電気信号に変換して出力
可能な受光部とを備えて構成して、撮像部制御手段の制
御信号によって波長分離機構を切り替えて当該波長分離
機構と受光部とが可視光線検出部、近赤外線検出部、遠
赤外線検出部として機能するようにしたものが挙げられ
る。
【0011】内部生体機能画像データの具体的態様とし
ては、診断領域内部における生体機能として血行動態変
化を示す画像データであるものが挙げられる。その他、
糖やチトクローム等をパラメータ物質として、これら糖
やチトクローム等に吸収される近赤外線の検出信号から
生成される「物質の代謝」を生体機能として示すもので
あってもよい。
【0012】そして、このように内部生体機能画像デー
タを、血行動態変化を示す画像データとして生成するこ
とを実現化する具体的態様としては、パラメータ物質を
オキシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビンに設定し
て、照射部で、特定波長の近赤外線としてパラメータ物
質たるオキシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビンに
吸収されそれぞれの分子吸光係数が異なる少なくとも2
つ以上の波長の近赤外線を含んだ照射光を照射するよう
にして、内部生体機能画像データ生成手段が、その特定
波長の近赤外線検出信号を演算処理して診断領域内部に
おけるオキシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビンの
分布や濃度変化を前記血行動態変化を示す画像データと
して加工する機能を有するに構成するようにしたものが
挙げられる。なお、血行動態を、オキシヘモグロビン及
びデオキシヘモグロビン以外のパラメータ物質によって
観察するようにしたものであってもよい。
【0013】また、可視光線検出部をより有効に機能さ
せるためには、この可視光線検出部を、カラー画像を構
成し得る波長の光すなわち色の3原色を構成する所定波
長の可視光線を検出して3原色可視光線検出信号を出力
する第1可視光線検出部と、生体機能に寄与する第2の
パラメータ物質に吸収される特定波長の第2可視光線を
検出して第2可視光線出力信号を出力する第2可視光線
検出部とを備えて構成し、外表面画像データ生成手段
が、前記第1可視光線検出部で検出されて出力された第
1の可視光画像信号を演算処理して外表面画像データた
る外表面カラー画像データに生成する外表面カラー画像
データ生成手段と、前記第2可視光線検出部で検出され
出力された第2可視光線検出信号を演算処理して外表面
近傍の生体機能を示す外表面画像データたる外表面生体
機能画像データ生成手段としての機能を備えるようにす
るのが望ましい。
【0014】このような外表面生体機能画像データとし
て好ましい具体的態様としては、外表面近傍の生体機能
として血行動態変化を示す画像データであるものが挙げ
られる。外表面の色を決定付けるのは、血行による要因
が大きいからである。
【0015】そして、このように外表面生体機能画像デ
ータを血行動態変化を示す画像データとする場合には、
前記第2のパラメータ物質をオキシヘモグロビン及びデ
オキシヘモグロビンとして、第2可視光線検出部が、こ
れらオキシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビンに吸
収されそれぞれの分子吸光係数が異なる少なくとも2つ
以上の波長の可視光線を検出するように構成するととも
に、前記外表面生体機能画像データ生成手段が第2可視
光線検出信号を演算処理し前記診断領域の外表面近傍の
オキシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビンの分布や
濃度変化を前記血行動態変化を示す画像データとして加
工する機能を有するように構成すると望ましい。
【0016】本発明の画像生体診断装置の効果を特に有
効に得るためには、診断領域が被験者の頭部前方側であ
るものが挙げられる。顔色は、化粧や日焼けなどのため
に特に見た目では真の状態を判断しにくいものである
が、顔色を決定付けている要因を頭部の内部すなわち脳
の機能、頭部における生体温度を総合的に判断して病気
の真の原因を明らかにすることができるからである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0018】図1に示した画像生体診断装置Aは、被験
者Pの身体たる頭部前方側の所定領域である診断領域か
らの光を撮像した画像によって当該被験者Pを診断する
ためのものであって、撮像装置1と、この撮像装置1と
有線或いは無線で接続された制御装置2と、この制御装
置2と有線で接続された表示装置たるディスプレイ3と
を主たる構成としている。また、図示例のものでは、後
述する照射部11による照射光の眩しさのために被験者
Pの頭部が動くのを防止する頭部固定手段として機能す
るアイマスク4を被験者Pに取り付けるようにしてい
る。
【0019】撮像装置1は、筐体内に、図2に示すよう
に照射部11と撮像部12とを備えたものである。な
お、この撮像装置1は、図示例のものでは、載置台に載
置して使用するものとしているが、自立するものであっ
ても、ハンディタイプのものであってもよい。
【0020】照射部11は、可視領域のほぼ全域に亘る
波長の可視光線と、診断領域の内部における生体機能に
寄与する所定のパラメータ物質に吸収され得る特定波長
の近赤外線とを少なくとも含む照射光を照射するもので
ある。本実施形態においては、この生体機能を血行動態
によって観察するものとし、この血行動態に寄与するパ
ラメータ物質の一例としてオキシヘモグロビン及びデオ
キシヘモグロビンを設定している。そして、前記特定波
長の近赤外線としてこのオキシヘモグロビンデオキシヘ
モグロビンに吸収されそれぞれの分子吸光係数が異なる
例えば780nm及び830nmの2種類の近赤外線と
している。すなわち、当該照射部11は、この780n
m及び830nmの近赤外線と可視領域のほぼ全域に亘
る波長の可視光線とを照射可能な光源111と、この光
源111の診断領域における照射位置を調整する照射位
置調整機構112備えて構成されている。この光源11
1としては、これら特定波長の光を照射し得る、例えば
ハロゲンランプやタングステンランプを使用する。ま
た、図3の符号Lで示すように、前記照射位置調整機構
112によって、この光源111の光を診断領域の所定
ポイントに対して順次照射して該計測領域内を面走査す
るように構成している。なお、前記特定波長の近赤外線
は、780nm及び830nmには限られず、3種類以
上の波長の近赤外線を用いたものでも構わない。
【0021】撮像部12は、波長分離機構121と、受
光部122とを備えてなるもので、さらに、図示しない
集光レンズ、走査ミラー、この走査ミラーを位置調整す
るための走査ミラー位置調整機構、絞り、リレーレン
ズ、アンプ、A/D変換器などを備えて構成されたもの
である。波長分離機構121は、前記集光レンズに対応
した位置に設けられ複数の波長を分光する光学フィルタ
またはグレーティングを環状に並べた回転式の分光フィ
ルタを備えて構成され、適宜の切替機構を備えて回転し
て切り替えてられるようなものである。また、受光部1
22は、CCD(電荷結合素子;Charge Cou
pled device)素子などの受光素子を備えて
構成されるものである。そして、このCCD素子に受光
され電気信号に変換された信号が、さらにアンプによっ
て増幅され、A/D変換器によってデジタル信号である
可視光線検出信号、近赤外線検出信号、遠赤外線検出信
号に変換されて制御装置2に対して出力されることにな
る。
【0022】そして、本実施形態における撮像部12
は、制御装置2に備えられた撮像部制御手段22からの
制御信号によって、前記波長分離機構121の波長切替
を行ない、受光部122に所定波長の可視光線、近赤外
線、遠赤外線を選択的に受光させることで、可視光線検
出部12a、近赤外線検出部12b、遠赤外線検出部1
2cとして機能させるようにして構成されている。さら
に、本実施形態の撮像部12は、前記走査ミラーと走査
ミラー位置調整機構によって、図3の矢印に示すように
各波長毎の光を、計測領域内を面走査するように複数の
所定ポイントに対し自動的にフォーカスして順次検出し
ていくように構成されている。
【0023】本実施形態においては、可視光線検出部1
2aは、第1可視光線検出部12a1と第2可視光線検
出部12a2とからなり、これら第1可視光線検出部1
2a1と第2可視光線検出部12a2も、撮像部制御手
段22からの制御信号によって、前記波長分離機構12
1の波長切替によってそれぞれの機能を有するようにな
っている。第1可視光線検出部12a1は、色の3原色
を構成する所定波長の可視光線である第1可視光線を検
出してこの第1可視光線強度を示す検出信号を出力する
ものである。この色の3原色を構成する所定波長の可視
光線は、例えば原色カラーであるRGB(RED GR
EEN BLUE)それぞれの波長に相当する可視光線
であってもよいし、補色カラーであるSMY(SIAN
MAZENTA YELLOW)であってもよい。さ
らにこの補色カラーにBLACKを加えたものでもよ
い。第2可視光線検出部12a2は、診断領域の外表面
近傍の生体機能に寄与する第2のパラメータ物質に吸収
される特定波長の第2可視光線強度を検出してこの第2
可視光線強度を示す検出信号を出力するものである。本
実施形態においては、診断領域の外表面近傍の生体機能
を血行動態で観察するものとして、この血行動態に寄与
する第2のパラメータ物質を、前記パラメータ物質と同
じオキシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビンを選択
しており、第2可視光線を、これらオキシヘモグロビン
及びデオキシヘモグロビンに吸収されそれぞれの分子吸
光係数が異なる例えば540nm及び576nm等の波
長の可視光線としている。なお、この特定波長の第2可
視光線は、この波長に限らず、また3種類以上の波長の
ものでも構わない。
【0024】近赤外線検出部12bは、照射部11によ
って照射光を照射され被験者の診断領域内部へ透過して
所定部位で反射された前記特定波長の近赤外線である7
80nm及び830nmの近赤外線を検出してこの近赤
外線強度を示す近赤外線検出信号を出力するものであ
る。なお、この特定波長の近赤外線は、この波長に限ら
ず、3種類以上の波長のものでも構わない。
【0025】遠赤外線検出部12cは、被験者Pの診断
領域における外表面近傍から放射される所定波長の遠赤
外線強度を検出しこの遠赤外線強度を示す遠赤外線検出
信号を出力するものである。この所定波長の遠赤外線と
は、公知の遠赤外線サーモグラフィー装置において検出
に使用されている波長の遠赤外線とする。
【0026】そして、前記可視光線検出部12aで出力
された第1可視光線検出信号及び第2可視光線検出信
号、前記近赤外線検出部12bで出力された近赤外線検
出信号、遠赤外線検出部12cで検出され出力された遠
赤外線検出信号は、制御装置2に対して出力される。こ
の際、少なくとも一時的にこの制御装置2に設けられた
検出信号記憶手段で記憶されるようにしてもよい。
【0027】制御装置2は、汎用のパーソナルコンピュ
ータなどの情報処理装置を適用し、その機器構成である
内部メモリやHDDなど外部記憶装置に記憶されたプロ
グラムに従って、CPUや通信インタフェース、その他
制御装置2の各構成及び撮像装置1の各構成を作動する
ことによって照射部制御手段21、撮像部制御手段22
と、外表面画像データ生成手段23、内部生体機能画像
データ生成手段24、生体温度画像データ生成手段2
5、画像データ蓄積手段26、表示手段27としての機
能を少なくとも有するように構成したものである。
【0028】照射部制御手段21は、照射部11を制御
する制御信号を発信するものである。具体的には、光源
111が照射する位置、タイミング、強度などを調整す
るための制御信号等を発信するものである。
【0029】撮像部制御手段22は、撮像部12を制御
する制御信号を発信して少なくとも可視光線検出部12
aと、近赤外線検出部12bと、遠赤外線検出部12c
とが略同時に作動するように制御する機能を有するもの
である。具体的には、前記波長分離機構121の波長切
替を順次行ない、被験者の診断領域からの各波長の光の
ほぼ同時期における検出を行なえるように制御するもの
である。さらに、走査ミラーの角度調整やレンズ位置な
どを制御する制御信号、検出のタイミングを制御する制
御信号などを発信するものである。
【0030】外表面画像データ生成手段23は、可視光
線検出部12aから出力された可視光線検出信号を演算
処理して診断領域たる頭部前方の外表面すなわち顔面を
示す外表面画像データを生成するもので、外表面カラー
画像データ生成手段231と、外表面生体機能画像デー
タ生成手段232とからなる。外表面カラー画像データ
生成手段231は、前記第1可視光線検出部12a1で
出力された3原色可視光線検出信号を外表面画像データ
たる外表面カラー画像データに加工生成するものであ
る。外表面生体機能画像データ生成手段232は、前記
第2可視光線検出部12a2で出力された第2可視光線
検出信号を演算処理して外表面近傍のヘモグロビン及び
デオキシヘモグロビンの分布や温度変化を外表面近傍の
生体機能を示す外表面画像データたる外表面生体機能画
像データとして生成するとからなるものである。
【0031】内部生体機能画像データ生成手段24は、
前記近赤外線検出部12bから出力された近赤外線検出
信号を演算処理して計測領域内部の脳の所定部位に存在
するオキシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビンの分
布や濃度変化よって生体機能たる脳の血行動態を示す生
体機能画像データを生成するものである。
【0032】生体温度画像データ生成手段25は、前記
遠赤外線検出部から出力された遠赤外線検出信号を演算
処理して前記診断領域における外表面の温度若しくは温
度変化を示す生体温度画像データを生成するものであ
る。
【0033】画像データ蓄積手段26は、外表面画像デ
ータ生成手段23で生成された外表面カラー画像データ
及び外表面生体機能画像データ、内部生体機能画像デー
タ生成手段24で生成された内部生体機能画像データ、
生体温度画像データ生成手段25で生成された生体温度
画像データ、さらにこれら各画像データが後述する演算
処理手段271で演算処理された画像データをも蓄積す
るものである。そして、これらの画像データを例えばT
IFF形式やGIF形式など、汎用の画像データ形式で
蓄積する機能をも備えたものである。
【0034】表示手段27は、本実施形態では演算処理
手段271と画像データ出力手段272としての機能を
具備して構成している。演算処理手段271は、外表面
画像データ生成手段23で生成された外表面カラー画像
データ及び外表面生体機能画像データ、内部生体機能画
像データ生成手段24で生成された内部生体機能画像デ
ータ、生体温度画像データ生成手段で生成された生体温
度画像データの各画像データを、組み合わせ、抽出し、
又変換するなどの演算処理を行うものである。画像デー
タ出力手段272は、この演算処理手段271で演算処
理された画像データを、ディスプレイ3に対して出力す
るものである。
【0035】しかして、本実施形態の画像生体診断装置
Aを使用する際には、図1に示すように例えば椅子に被
験者Pを座らせた状態で、この被験者Pに対して所定距
離離間した位置から当該被験者Pとは非接触な状態で撮
像装置1を、計測者P2が制御装置2を操作することで
作動させて、ディスプレイ3に診断領域からの上述した
各波長の光による各画像を単独で或いは組み合わせて表
示させて被験者Pの診断を行なう。
【0036】以上説明した画像生体診断装置Aによれ
ば、この装置のみで被験者Pの診断領域である頭部前方
側からの光に基づいて得られた外表面カラー画像、外表
面生体機能画像、内部生体機能画像、生体温度画像を得
ることができ、被験者Pの体調を種々の観点から総合的
に判別することができる。
【0037】また、外表面生体機能画像が、顔の外表面
近傍の血行動態を示すものであり、さらに顔の内部に存
在する脳の血行動態をも観察することができるので、顔
色からだけでは判断できない被験者の体調を決定付ける
真の原因を探ることができる。特に、女性の場合は化粧
をしているため顔色の判断も困難な場合があるため特に
有効な効果を奏する。
【0038】なお、本発明は上記実施形態に限られな
い。
【0039】例えば、照射部としては、本実施形態にお
ける照射部1のように照射光を診断領域内の複数の所定
ポイントを順次照射するもの以外に、照射光を診断領域
のほぼ全域を同時に照射するように構成したもの、照射
光を診断領域内における一の所定ポイントを照射するよ
うに構成したものであってもよい。
【0040】また、撮像部としては、本実施形態の撮像
部12のように、診断領域からの光を診断領域内の所定
ポイント毎に順次検出するように構成したもの以外に、
診断領域からの光を診断領域のほぼ全域について同時に
検出するように構成されたものであってもよい。また、
第1可視光線検出部、第2可視光線検出部、近赤外線検
出部、遠赤外線検出部の一部のみの検出態様を変えたよ
うなものであってもよい。そして、このような撮像部の
検出態様と、前記照射部の照射態様とそれぞれ組み合わ
せることも可能である。
【0041】また、前記実施形態における撮像装置1と
制御装置2とを一体に構成したような装置であってもよ
い。さらに、表示装置たるディスプレイを一体に構成し
たようなものであってもよい。
【0042】また、照射部制御手段や撮像部制御手段
を、専用の制御回路によって設けたものであってもよ
い。
【0043】また、照射部は、撮像装置に一体に設けら
れたものでなく、別体に備えられたようなものであって
もよい。
【0044】また、遠赤外線検出部に、基準黒体温度源
等を備えて絶対温度を検出可能なものに構成してもよ
い。
【0045】波長分離機構を液晶チューナブフィルタに
よって構成したものであってもよい。また、波長分離機
構を、診断領域からの同一の光束を4分割させるミラー
を備え、それぞれに分けられた光束に対して、それぞれ
第1可視光線、第2可視光線、所定波長の近赤外線、遠
赤外線に分光する分光フィルタによって分光させるよう
に構成したものであってもよい。この場合は、表示手段
で、表示装置たるディスプレイの分割画面において各波
長の画像データを一度に表示するようにする。
【0046】また、顔面の凹凸を計測する外表面形状計
測部を設けて、この外表面形状計測部によって得られた
顔面の3次元画像データをさらに組み合わせて表示可能
なものとしてもよい。
【0047】また、被験者の手や足を診断するように構
成したものであってもよい。このようなものであれば、
末梢循環不全等の診断にも役立てることができる。
【0048】その他、各部の具体的構成についても上記
実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0050】すなわち、本発明によれば、被験者の生体
における診断領域に関して、可視光線による外表面画
像、診断領域の内部における内部生態機能画像、診断領
域の外表面近傍における生体温度画像をほぼ同じタイミ
ングで得て、これらを組み合わせて表示するよって様々
な観点からの診断が可能である。すなわち、体調の悪く
なっている患者を被験者としてその症状の外表面からだ
けでは判別が困難な真の原因を探ることができ、さら
に、「見た目」からでは判別できない被験者が患ってい
る病気などを発見することも期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示した全体図。
【図2】同実施形態における機器及び機能構成図。
【図3】同実施形態における照射部と撮像部の説明図。
【符号の説明】
11・・・照射部 12・・・撮像部 121・・・波長分離機構 122・・・受光部 12a1・・・第1可視光線検出部 12a2・・・第2可視光線検出部 12b・・・近赤外線検出部 12c・・・遠赤外線検出部 22・・・撮像部制御手段 23・・・外表面画像データ生成手段 24・・・内部生体機能画像データ 25・・・生体温度画像データ生成手段 27・・・表示手段 A・・・画像生体診断装置 P・・・被験者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 21/35 G06T 1/00 290Z G06T 1/00 290 510 510 A61B 5/14 310 Fターム(参考) 2G059 AA01 AA06 BB12 BB14 CC16 EE01 EE02 EE11 EE13 FF01 GG10 HH01 HH02 HH06 JJ02 JJ05 JJ11 JJ15 KK03 KK04 MM01 MM09 4C038 KK01 KL05 KL07 KM00 KX01 KY03 KY04 5B057 AA07 BA02 CA01 CB01 CE16 CH01 CH11 DA02 DA16 DB02 DB06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被験者の身体における所定領域である診断
    領域からの所定波長の光による画像によって当該被験者
    を診断する画像生体診断装置であって、可視領域のほぼ
    全域に亘る波長の可視光線と、前記診断領域の内部にお
    ける生体機能に寄与する所定のパラメータ物質に吸収さ
    れる所定波長の近赤外線とを少なくとも含む照射光を照
    射する照射部と、この照射部によって前記照射光を照射
    され前記診断領域における外表面近傍で反射された所定
    波長の可視光線を検出しこの可視光線強度を示す可視光
    線検出信号を出力する可視光線検出部と、前記照射部に
    よって前記照射光を照射され被験者の診断領域内部へ透
    過して所定部位で反射された前記特定波長の近赤外線を
    検出してこの特定波長の近赤外線強度を示す近赤外線検
    出信号を出力する近赤外線検出部と、前記診断領域にお
    ける外表面近傍から放射される所定波長の遠赤外線強度
    を検出しこの所定波長の遠赤外線強度を示す遠赤外線検
    出信号を出力する遠赤外線検出部とを備えた撮像部とを
    具備してなり、前記可視光線検出部と近赤外線検出部と
    遠赤外線検出部とを略同時に作動するように制御信号を
    発信する撮像部制御手段と、前記可視光線検出部から出
    力された可視光線検出信号を演算処理して前記診断領域
    における外表面を示す外表面画像データを加工生成する
    外表面画像データ生成手段と、前記近赤外線検出部から
    出力された近赤外線検出信号を演算処理して前記パラメ
    ータ物質の分布や濃度変化を計測領域内部の生体機能を
    示す生体機能画像データとして加工生成する内部生体機
    能画像データ生成手段と、前記遠赤外線検出部から出力
    された遠赤外線検出信号を演算処理して前記診断領域に
    おける外表面の温度若しくは温度変化を示す生体温度画
    像データを加工生成する生体温度画像データ生成手段
    と、これら外表面画像データ、内部生体機能画像データ
    及び生体温度画像データを組み合わせて表示する表示手
    段とを備えている画像生体診断装置。
  2. 【請求項2】撮像部が、前記診断領域からの光から、前
    記所定波長の可視光線、特定波長の近赤外線及び所定波
    長の遠赤外線を選択的に分光する波長分離機構と、この
    波長分離機構によって分光された各波長の光を受光して
    各波長の光を電気信号に変換して出力する受光部とを具
    備してなるものであり、前記検出部制御手段によって前
    記波長分離機構の波長切替動作を制御して当該波長分離
    機構と前記受光部とがそれぞれ可視光線検出部、近赤外
    線検出部、遠赤外線検出部として機能するように構成し
    ている請求項1記載の画像生体診断装置。
  3. 【請求項3】前記内部生体機能画像データが、診断領域
    内部における生体機能たる血行動態変化を示す画像デー
    タである請求項1又は2記載何れかに記載の生体活動計
    測装置。
  4. 【請求項4】前記パラメータ物質が、オキシヘモグロビ
    ン及びデオキシヘモグロビンであり、前記特定波長の近
    赤外線が、オキシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビ
    ンに吸収されそれぞれの分子吸光係数が異なる少なくと
    も2つ以上の波長の近赤外線である請求項3記載の画像
    生体診断装置。
  5. 【請求項5】可視光線検出部が、色の3原色を構成する
    波長の可視光線を検出して3原色可視光線検出信号を出
    力する第1可視光線検出部と、診断領域の外表面近傍の
    生体機能に寄与する第2のパラメータ物質に吸収される
    特定波長の第2可視光線を検出して第2可視光線出力信
    号を出力する第2可視光線検出部とを備えてなり、外表
    面画像データ生成手段が、前記第1可視光線検出部で出
    力された3原色可視光線出力信号を演算処理して外表面
    画像データたる外表面カラー画像データに生成する外表
    面カラー画像データ生成手段と、前記第2可視光線検出
    部で出力された第2可視光線検出信号を演算処理して前
    記第2パラメータ物質の分布や濃度変化を外表面近傍の
    生体機能を示す外表面生体機能画像データとして加工生
    成する生成手段とからなる請求項1乃至4何れかに記載
    の画像生体診断装置。
  6. 【請求項6】前記外表面生体機能画像データが、診断領
    域の外表面近傍における生体機能たる血行動態変化を示
    す画像データである請求項5記載の画像生体診断装置。
  7. 【請求項7】前記第2のパラメータ物質が、オキシヘモ
    グロビン及びデオキシヘモグロビンであり、第2可視光
    線検出部で検出される特定波長の可視光線が、これらオ
    キシヘモグロビン及びデオキシヘモグロビンに吸収され
    それぞれの分子吸光係数が異なる少なくとも2つ以上の
    波長の可視光線である請求項6記載の画像生体診断装
    置。
  8. 【請求項8】前記診断領域が被験者の顔面である請求項
    1乃至7何れかに記載の画像生体診断装置。
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