JP2003339088A - マイクロホン - Google Patents

マイクロホン

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JP2003339088A JP2002145504A JP2002145504A JP2003339088A JP 2003339088 A JP2003339088 A JP 2003339088A JP 2002145504 A JP2002145504 A JP 2002145504A JP 2002145504 A JP2002145504 A JP 2002145504A JP 2003339088 A JP2003339088 A JP 2003339088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型マイクロホンを携帯機器等に組み込むに
は、従来、異方導電性の弾性コネクタや、ばね端子を挿
入したコネクタを必要とし、部品数や組み立て工数が増
え、電気的接続の信頼性上も好ましくなかったので、機
器への組み込みにコネクタを必要としないマイクロホン
を実現する。 【解決手段】 ケース1で覆ったマイクロホン31の回
路基板32の凹部32aに、金属のプランジャー34を
はめて裏板33で保持する。プランジャー34は凹部内
面の導電被覆32bに接触して導通し、スルーホール3
2cを経て回路基板上面の導電パターンに接続するとと
もに、コイルばね35で下向きに押される。マイクロホ
ンを機器の回路基板に重ねて組み込めば、プランジャー
の先端が回路基板の接続電極に当たり、コイルばねで接
触圧を生じて導電接続される。これにより別部品のコネ
クタが不要になって組み立て工程が簡略化され、接続の
信頼性も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話、ビデオカ
メラ、デジタルカメラ、PC等の小型機器に組み込んで
用いるマイクロホンに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す従来のマイクロホン11は、
コンデンサマイクロホンと呼ばれるものの一例で、アル
ミニウムなどの缶状のケース1に部品を収容した構造で
あり、ケース1には集音穴1aがある。構成部品は底部
が回路基板2で、これにはFET(3)などの電気部品
を搭載してあり、回路基板2の上に順次、スペーサA
(4)、背極基板5、スペーサB(6)を重ねてあっ
て、最上部は下面に金属薄板などの振動板7を接合した
円環状の振動板支持枠8である。
【0003】このようなマイクロホン11を携帯電話等
の機器に組み込む構造の一つは、機器の筐体を分割した
部品である底部なり蓋部なりにマイク室を設けて、マイ
クロホン11を納めるとともに、これに重ねて機器の回
路基板を組み付け、筐体部品を合わせてねじ締めなどで
固定することにより、マイクロホン11と機器の回路基
板の電気的接続が行われるようにするものである。その
場合、マイクロホン11をガスケットで包み込み、コネ
クタを設けて筐体のマイク室に収容する。
【0004】図4は、マイクロホン11の下部にコネク
タ12を圧接し、シリコンゴムやウレタンゴムなどのエ
ラストマ材料のガスケット14を被せたものを示し、こ
れを機器の筐体のマイク室に納める。コネクタ12はシ
リコンゴムなどに細い金線を縦に揃えて並べてインサー
トしたり、金属粉を分散して含有させた弾性コネクタで
あって、縦方向に導電性があって横方向にはない異方導
電性で、機器の回路基板に接触させると、回路基板の導
電パターンと、マイクロホン11の回路基板2(図3)
の下面の端子電極(図示せず)を導電接続する。ガスケ
ット14は上面形状が円形で集音穴14aがあり、マイ
クロホン11をマイク室の形状に適合させるとともに緩
衝作用を持ち、振動板7(図3)の周囲を音響的に密閉
する。
【0005】図5は、マイクロホン11をコネクタ12
とガスケット14で包んだ別の例で、図6はその分解斜
視図である。コネクタ12は樹脂の成形品で、ばね端子
13をインサートしてあり、これらを機器の回路基板と
ともに筐体に収容すると、ばね端子13が回路基板の導
電パターンに接触して、マイクロホン11下面の端子電
極と機器の回路基板が電気的に接続される。この従来例
でもコネクタ12とガスケット14は外周が円形であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、マイクロホン1
1を機器の筐体に収容するには、図4、図5のように、
コネクタ12を接合するなり組み付けるなりして筐体に
納める構造であったため、マイクロホン11とは別部品
のコネクタ12が必要であって構成部品数が増え、電気
的接続がマイクロホン11とコネクタ12、コネクタ1
2と機器の回路基板という2段階になって、接続の信頼
性の点でも不利であった。本発明はコネクタ12を不要
にして構成部品を減らすとともに、良好な電気的接続を
得る構造のマイクロホンを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロホン
の回路基板に電気的に導通しているとともに、マイクロ
ホンの底部から突き出しているプランジャーを設け、こ
れをばねによって下向きに付勢する構造を取ることによ
り、マイクロホンを機器の筐体に収容した時、プランジ
ャーの先端が機器の回路基板の接続電極に接触して導通
するようにしたもので、これにより従来のようなコネク
タを廃止することができ、マイクロホンが機器の回路基
板に直接接続されて、電気的接続の信頼性も向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明のマイクロホン31で
あって、(A)、(B)は断面図、(C)が下面図で、
(A)は(C)のA−A断面、(B)は(A)のB−B
断面である。外側は缶状のケース1で、下部にガラス入
りエポキシ樹脂などで作った回路基板32があって、ケ
ース1の中に電気部品や振動板を収容してあるが、内部
構造については従来例と同様なので説明を省略する。
【0009】図1に見るように、プランジャー34を回
路基板32に組み込んである。同図(D)にプランジャ
ー34を取り出して断面を示すが、プランジャー34は
フランジ34aと軸部34bからなる棒状であり、中心
に穴34cを設けて軸の内部を空洞にしてある。穴34
cは下端では塞がっていて、軸部34bの先端は丸めて
ある。プランジャー34の材質は黄銅、燐青銅などで、
これにNiメッキを施し、さらに硬質の金メッキを施し
て導電性と耐磨性を向上させている。
【0010】回路基板32の下面に設けた凹部32aに
プランジャー34のフランジ34aをはめてあって、凹
部32aの内面にはメッキ等により導電被覆32bを施
してある。導電被覆32bはスルーホール32cを通じ
て回路基板32の上面の導電パターンに接続している。
凹部32aは、平板の回路基板32の下面に切削で設け
ることもできるし、金型により凹部32aを持つように
樹脂材料を成形することもできる。
【0011】プランジャー34は、フランジ34aの外
周が導電被覆32bに接触してこれに電気的に導通する
とともに、導電被覆32bに沿って軸方向に摺動可能で
ある。プランジャー34の穴34cにコイルばね端子3
5が差し込んであって、上端を凹部32aの天井をなす
端面に突き当ててあり、プランジャー34はコイルばね
35によって下向きに押されるが、回路基板32の下側
に裏板33を配置してプランジャー34を保持してい
る。
【0012】裏板33には基板32などと同種の材料を
用いればよいが、丸穴を開けてプランジャー34の軸部
34bを通してあり、この丸穴の周囲にも金属被覆33
aを施して、プランジャー34のメッキの剥離や磨耗を
防いでいる。プランジャー34は凹部32aの内壁の導
電被覆32bに接触することにより、導電被覆32bお
よびスルーホール32cを通じて回路基板32の上面の
導電パターンに導通している。
【0013】このようなマイクロホン31を携帯電話等
の機器に組み込んだ様子を図2に示す。マイクロホン3
1にガスケット14をはめたものを、機器の筐体25の
マイク室25aに収容している。ガスケット14は、円
形のエラストマの中央にマイクロホン31の入る角穴を
開けた単純なものである。これにより、プランジャー3
4の先端が機器の回路基板24の導電パターンに突き当
たって、コイルばね35が圧縮され、適度の接触圧を伴
ってマイクロホン21と機器の電気回路の接続がなされ
る。なお、実施形態で示したマイクロホン31は外形が
四角であったが、外形はもとよりこれに限定されず、円
形であってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ばね性のあるプランジャーを備えたマイクロホンが得ら
れ、従来のような別部品のコネクタは不要になる。これ
により機器にマイクロホンを組み込むのに要する部品数
が減ってコスト減になり、部品の管理も容易になる。コ
ネクタの組み付けが不要で、組み立て工数も削減され
る。品質上も、構造の簡素化で電気的接続の信頼性が向
上するなど、多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロホンであって、(A)は正面
断面図、(B)は右側断面図、(C)は下面図、(D)
はプランジャーの断面図であり、(A)は(C)のA−
A断面、(B)は(A)のB−B断面である。
【図2】図1のマイクロホンを機器の筐体に組み込んだ
状態の断面図である。
【図3】従来のマイクロホンの一例の断面図である。
【図4】従来のマイクロホンにガスケットとコネクタを
組み付けた状態の断面図である。
【図5】従来のマイクロホンにガスケットとコネクタを
組み付けた状態の別の断面図である。
【図6】図5の各部品の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 回路基板 3 FET 4 スペーサA 5 背極基板 6 スペーサB 7 振動板 8 振動板支持枠 11 マイクロホン 12 コネクタ 13 ばね端子 14 ガスケット 25 筐体 31 マイクロホン 32 回路基板 32a 凹部 32b 導電被覆 32c スルーホール 33 裏板 34 プランジャー 34a フランジ 34b 軸部 34c 穴 35 コイルばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロホンに下面から突き出る金属製
    のプランジャーを設け、プランジャーは回路基板に電気
    的に接続しており、軸方向に摺動可能で、バネにより下
    向きに付勢されていることを特徴とするマイクロホン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマイクロホンにおい
    て、 プランジャーはフランジが回路基板の下面の凹部に、軸
    方向に摺動可能にはまっており、 凹部の内壁は導電被覆してあって、この導電被覆は回路
    基板の導電パターンに接続しており、 プランジャーは前記導電被覆との接触によって回路基板
    に電気的に接続し、 プランジャーの中心の穴に収容したコイルばねが、前記
    凹部の端面に突き当たってプランジャーを外向きに付勢
    しており、 回路基板の下部に配置した裏板の穴からプランジャー先
    端を突き出させるとともに、裏板でプランジャーを保持
    していることを特徴とするマイクロホン。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のマイクロホンにおい
    て、 プランジャーの先端が突き出る裏板の穴の周囲にも金属
    被覆を施したことを特徴とするマイクロホン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009247007A (ja) * 2009-07-27 2009-10-22 Panasonic Corp シールドケースおよびこれを有するmemsマイクロホン
US7904123B2 (en) 2006-09-15 2011-03-08 Panasonic Corporation Shield case and MEMS microphone having it

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