JP2003339032A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2003339032A
JP2003339032A JP2002145550A JP2002145550A JP2003339032A JP 2003339032 A JP2003339032 A JP 2003339032A JP 2002145550 A JP2002145550 A JP 2002145550A JP 2002145550 A JP2002145550 A JP 2002145550A JP 2003339032 A JP2003339032 A JP 2003339032A
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JP2002145550A
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Takayuki Komine
孝之 小峰
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像送信の可否を操作する手間を省く。 【解決手段】 音声電話からの着信の場合、カメラカバ
ー40を閉じ、通常の電話機の動作と同じようにオフフ
ックを待つ。テレビ電話からの着信の場合、相手電話番
号がメモリ36のアドレス情報38に登録されているか
どうかを調べる。登録があれば、カメラカバー40を開
き、アドレス情報38の登録情報とカメラカバー40の
状態を示す文字情報(この場合には、カメラカバー40
が開いている状態なので、映像送信モードを示す文字情
報)をカメラ14の出力映像に合成して画像表示装置2
4の画面上に表示する。アドレス情報38に登録されて
いない相手からの着信の場合、カメラカバー40を閉
じ、相手の電話番号とカメラカバー40の状態を示す情
報をカメラ14の出力映像に合成して、画像表示装置2
4の画面上に表示する。操作装置34の映像送信モード
切換えスイッチにより、カバー40を閉じる映像停止モ
ードとカバー40を開く映像送信モードをトグル動作で
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像及び音声で通
信する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データの圧縮技術の進歩と、ISD
N、ADSL及びCATV等による通信回線の高速化に
より、テレビ電話が実用レベルで普及し始めている。従
来のテレビ電話装置は、CCDカメラ等の撮像部と映像
を表示するモニタディスプレイ(以下、モニタとい
う。)を具備し、通信回線が接続されると、相互の能力
を交換した上で、映像及び音声の伝送を双方向で開始
し、双方で相手の映像を見ながら会話することができ
た。
【0003】音声のみの従来の電話機では、音声のみが
送受信されるので、話し始めない限り、相手にこちらの
情報が送られない。これとは異なりテレビ電話装置で
は、通信相手が誰であるかの確認をすること無しに、通
話の要求を受け付けた時点で自動的に映像を送信してし
まうので、発呼者側端末のモニタ画面に着呼者の画像が
表示されてしまう。これは、セキュリティ上及びプライ
バシー保護の点で問題がある。
【0004】これを解決する手段として、接続開始当初
には、電気的又は物理的に送信映像を中断しておき、相
手を確認してた利用者の所定操作により映像の送信を開
始する構成が提案された。例えば、撮像部の前をシャッ
タ等で遮って画像を送信しない状態にしておき、相手を
確認してからシャッタを開く構成が提案された。
【0005】しかし、この構成では、着信があった際
に、送信映像を停止しつつつ、音声のみの通信を可能に
する受信モードで受信の操作をしてから、相手を確認
し、しかる後に映像送信の開始を操作するという2ステ
ップの操作が必要である。この結果、映像の送信をすぐ
に開始してもよい相手に対しても、音声のみでの通信か
ら映像を伴った通信へと移行する手間が必要となってい
た。
【0006】また、電話帳に登録されているかどうかで
映像送信の可否を制御する構成も提案されている(特開
平8−32945号公報)。しかし、映像を送信したく
ない状況は、相手に起因するよりもむしろ送信側の理由
による場合もあり、この構成は、このような要望を満た
し得ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、ディジタルカメ
ラが普及し、手軽な映像ソースとしてカムコーダよりも
一般的になりつつある。このようなディジタルカメラ
が、テレビ電話の映像ソースとして用いられることが想
定される。これは、テレビ電話で内蔵されているビデオ
カメラが単焦点カメラであり、且つ、使用されている画
像センサも低解像度のもので、画質的に十分でないのに
対し、市販されるディジタルカメラは、高画素センサを
使用し、且つレンズもズーム能力を有するので、十分な
画質を提供できるからである。
【0008】しかし、ディジタルカメラは通常、動画モ
ードと静止画モードを有しており、適切な制御を行わな
いと、テレビ電話の映像ソースとして使用した場合に、
着信時に不用意に自動で映像を送信してしまうという上
述と同様の問題が生じ得る。
【0009】このような問題は、映像入力手段、音声入
力手段、映像表示装置及び音声出力装置を、通信制御機
能を有するコンピュータに接続し、テレビ電話と同様に
機能させる場合にも同様に、存在し得る。
【0010】本発明は、このような問題点を解決する通
信端末装置を提示することを目的とする。
【0011】本発明はまた、着信時、不用意に自動で映
像を送信してしまわずに、且つ、映像送信を簡単な操作
で開始できる通信端末装置を提示することを目的とす
る。
【0012】本発明はまた、デジタルカメラ等の一般的
な映像ソースを用いた場合でも、着信時に不用意に自動
で映像を送信しないようにした通信端末装置を提示する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信端末装
置は、撮像手段と、当該撮像手段で撮像した映像信号を
符号化する映像符号化手段と、通信相手端末からの送ら
れてくる符号化された映像信号を復号化する映像復号化
手段と、当該映像復号化手段で復号化された映像信号と
当該撮像手段で撮像した映像信号を選択する表示映像選
択手段と、当該表示映像選択手段で選択した映像信号に
所定の情報を合成する合成手段と、当該合成手段からの
映像を表示する映像表示手段と、撮像手段への画像入力
を遮る遮蔽手段と、当該遮蔽手段を開閉する駆動手段
と、当該遮蔽手段を操作する操作手段と、通信先情報を
記憶する記憶手段とを具備する通信端末装置であって、
通信相手からの接続要求があった場合に、当該表示映像
選択手段で当該撮像手段の映像を選択し、この映像信号
に当該合成手段で当該遮蔽手段の状態と、相手端末から
送られてくる相手端末情報と、この相手端末情報と一致
する当該記憶手段に記憶される情報がある場合はこの情
報とを合成して当該表示手段に表示するとともに、当該
操作手段を操作して当該駆動手段を駆動し、当該遮蔽手
段の状態を開閉できるようにしたことを特徴とする。
【0014】本発明に係る通信端末装置はまた、テレビ
電話装置及び当該テレビ電話装置に接続自在な外部カメ
ラからなる通信端末装置であって、当該テレビ電話装置
が、第1の撮像手段と、映像入力手段と、当該第1の撮
像手段で撮像した映像と映像入力手段からの映像を選択
する入力映像選択手段と、当該入力映像選択手段で選択
した映像信号を符号化する映像符号化手段と、通信相手
端末から送られてくる符号化映像信号を復号化する映像
復号化手段と、当該映像復号化手段で復号化された映像
信号と当該入力映像選択手段で選択した映像信号の一方
を選択する表示映像選択手段と、当該表示映像選択手段
で選択した映像信号に所定の情報を合成する合成手段
と、当該合成手段からの映像を表示する映像表示手段
と、第1の撮像手段への画像入力を遮る第1の遮蔽手段
と、当該第1の遮蔽手段を開閉する第1の駆動手段と、
操作手段と、通信先情報を記憶する記憶手段と、外部カ
メラを接続する第1のインターフェース手段とを有し、
当該外部カメラが、第2の撮像手段と、当該第2の撮像
手段で撮像された映像を処理し出力する映像処理手段
と、当該第2の撮像手段への画像入力を遮る第2の遮蔽
手段と、当該第2の遮蔽手段を開閉する第2の駆動手段
と、当該第1のインターフェース手段に接続し、当該第
2の駆動手段を外部から制御する第2のインターフェー
ス手段とを具備し、相手先から回線の接続要求があった
場合に、当該表示映像選択手段で当該入力映像選択手段
の出力映像を選択し、この映像信号に当該合成手段で入
力映像選択手段が選択している撮像手段と、その選択さ
れた当該撮像手段に対応した遮蔽手段の状態と、相手端
末から送られてくる相手端末情報と、この相手端末情報
と一致する当該記憶手段に記憶された情報がある場合は
この情報とを合成して当該表示手段に表示し、当該操作
手段を操作して当該入力映像選択手段で選択されている
入力に対応する第1又は第2の駆動手段を駆動して当該
第1又は第2の遮蔽手段を開閉し、当該入力映像選択手
段によって選択されていない撮像手段に対応した遮蔽手
段を閉じることを特徴とする。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10はマイク及びスピーカが一体となっ
たハンドセット、12は、音声信号を符号化復号化する
音声コーデックである。14は使用者を撮像するビデオ
カメラ、16はビデオカメラ14から力される映像信号
を符号化する映像符号化回路、18は符号化された映像
信号を復号化する映像復号化回路、20はビデオカメラ
14の出力映像信号と映像復号化回路18の出力映像信
号を切り換えるビデオスイッチ、22は、ビデオスイッ
チ20からの映像信号に文字情報を合成するテキスト合
成回路、24は、テキスト合成回路22からの映像信号
を画像表示する画像表示装置である。
【0017】26は、符号化された音声・映像信号を多
重・分離する多重分離回路、28はISDN回線30と
接続するISDNインターフェース、32はシステム全
体を制御するシステム制御回路、34は電話番号入力そ
の他の入力に使用する操作装置、36は接続先の情報
(アドレス情報)38などを記憶するメモリである。
【0018】40はビデオカメラ14の撮像部を遮蔽す
るカメラカバー、42はカメラカバーを開閉するカバー
駆動回路である。
【0019】図2及び図3は、本実施例の外観斜視図を
示す。図2は、カメラカバー40を閉じた状態を示し、
図3は、カメラカバー40を開いた状態を示す。操作面
には、映像通信時にビデオカメラ14の映像を相手先に
送信するかしないかを指示する映像送信モード切り替え
スイッチ44を操作装置34の一部として設置してあ
る。
【0020】本実施例の動作を説明する。ISDNは、
2B+Dの基本インターフェースを使用するものとす
る。ISDNの基本インターフェースを使用して回線を
接続する場合、まずDチャネルを使用して電話番号及び
端末種別等の情報を交換して通信路が確立される。この
時点で、お互いに相手方の電話番号、及び相手端末の能
力(テレビ電話かどうかの情報)等を得ることができ
る。モリ36には、アドレス情報(電話番号、氏名、相
手端末情報及びその他の情報)38が登録されているの
で、発信時には、この中から接続先を選択することもで
きる。着信時には、相手から送られてくる電話番号をア
ドレス情報38と照合し、一致する電話番号がアドレス
情報38に登録されている場合、画像表示装置24の画
面上に相手電話番号とともにアドレス情報38の登録内
容を表示する。
【0021】ユーザがハンドセット10を取ると、シス
テム制御回路32がそれを検知し、画像表示装置24の
画面上に、映像・音声を用いた通信(映像・音声通信)
と音声のみを用いた通信(音声通信)の何れかの選択を
促す選択画面を表示する。ユーザは、選択肢の前に表示
する数字を操作装置34のダイヤルボタンで選択する。
【0022】映像・音声通信が選択された場合、システ
ム制御回路32は、カバー駆動回路42によりカメラカ
バー40を開き、カメラ14で撮像された映像を画像表
示装置24の画面上に表示させる。この状態で、通信開
始時に映像を送信したくない場合は、ユーザが映像送信
モード切換えスイッチ44を押す。これにより、システ
ム制御回路32は、カバー駆動回路42によりカメラカ
バー40を閉じる。これにより、カメラ14は、実質的
にユーザの映像を出力しないので、ユーザの映像は通信
開始時及び後も相手端末に送信されない。
【0023】音声通信が選択された場合、システム制御
回路32は、カバー駆動回路42によりカメラカバー4
0を閉じる。これにより、カメラ14は、実質的にユー
ザの映像を出力しないので、ユーザの映像は通信開始時
及び後も相手端末に送信されない。
【0024】この後は、通常の電話と同じように相手先
の電話番号を操作装置34のダイヤルボタンで入力す
る。システム制御部32は、ISDNインターフェース
28を介してISDN回線網に対して発呼する。
【0025】本実施例の着呼時の動作を説明する。図4
は、着呼時の動作フローチャートを示す。着信がある
と、それが音声電話からの着信かテレビ電話からの着信
かを判断する(S1)。音声電話からの着信であれば
(S1)、カメラカバー40を閉じ(S9)、通常の電
話機の動作と同じようにオフフックを待ち(S10)、
オフフックされると(S10)、会話のできる通信状態
となる。
【0026】テレビ電話からの着信であれば(S1)、
その電話番号がメモリ36のアドレス情報38に登録さ
れているかどうかを調べる(S2)。登録があれば(S
2)、ビデオカメラ14の出力映像を送信する映像送信
モードとなる(S3)。すなわち、カメラカバー40を
開き、アドレス情報38の登録情報とカメラカバー40
の状態を示す文字情報(この場合には、カメラカバー4
0が開いている状態なので、映像送信モードを示す文字
情報)をカメラ14の出力映像にテキスト合成回路22
で合成して画像表示装置24の画面上に表示する。アド
レス情報38に登録されていない相手からの着信の場合
(S2)、ビデオカメラ14の出力映像を送信しない映
像停止モードとなる(S4)。すなわち、カメラカバー
40を閉じ、相手の電話番号とカメラカバー40の状態
を示す情報(この場合には、カメラカバー40が閉じて
いる状態なので、映像停止モードを示す文字情報)を、
カメラ14の出力映像(カバー40が閉じているので、
黒画面の映像)にテキスト合成回路22で合成して、画
像表示装置24の画面上に表示する。
【0027】この後、ハンドセット10が取られてオフ
フックになるまで(S5)、映像送信モード切換えスイ
ッチ44が押されたかどうかで、カバー40を閉じる映
像停止モードとカバー40を開く映像送信モードをトグ
ル動作で変更でき(S6,S7)。オフフック状態にな
ると(S5)、通信が開始される。オフフックにならず
に相手からの接続要求がなくなると(S8)、待機状態
に戻る。
【0028】つまり、本実施例では、アドレス情報38
に登録されている相手からの接続要求に対して、カメラ
カバー40を開いて通信開始時からビデオカメラ14の
撮影映像を送信できる状態でオフフックを待機する。ア
ドレス情報38に登録されていない相手からの接続要求
に対しては、知らない相手からの着呼であるから、カメ
ラカバー40を閉じてこちらの映像を送らない状態でオ
フフックを待機する。
【0029】図5は、アドレス情報38に登録されてい
る相手からの着信時に画像表示装置24に表示される画
面例を示す。この例では、ユーザがハンドセット10を
取るまで、画像表示装置24の画面には、カメラ14で
撮像している映像が、相手の電話番号と、その電話番号
に対応してアドレス情報38に登録されている名前と、
映像送信モードを示す文字情報とを重畳した状態で表示
される。この状態で映像送信モード切換えスイッチ44
を押せば、映像停止モードに変更されてカメラカバー4
0が閉じ、画像表示装置24の画面には、カメラカバー
40で遮蔽されたカメラ14の映像と、相手先の電話番
号と、その電話番号に対応してアドレス情報38に登録
されている名前と、映像停止モードを示す文字情報が表
示される。
【0030】図6は、アドレス情報38に登録されてい
ない相手からの着信時に画像表示装置24に表示される
画面例を示す。ユーザがハンドセット10を取るまで、
画像表示装置24の画面には、カバー40で遮蔽された
状態でのカメラ14の撮影映像(通常は、黒画像)が、
相手の電話番号と、その電話番号がアドレス情報38に
登録されていないことを示す情報と、映像停止モードを
示す文字情報とを重畳した状態で表示される。この状態
で映像送信モード切換えスイッチ44を押せば、映像送
信モードに変更されてカメラカバー40が開き、画像表
示装置24の画面には、カメラ14の撮影映像と、相手
先の電話番号と、その電話番号がアドレス情報38に登
録されていないことを示す情報と、映像送信モードを示
す文字情報が表示される。
【0031】本実施例では、アドレス情報38に相手電
話番号が登録されているかどうかによってカメラカバー
40の開閉を制御したが、着信があったときにカメラカ
バー40の状態を決定する方法は、これに限定されな
い。例えば、アドレス情報38を登録する際に、接続後
すぐに映像送信を開始するかどうかを設定し、この設定
に合わせてカメラカバー40の開閉を制御しても良い。
この場合、接続後すぐの映像送信が許可されている場合
には、カメラカバー40を開き、接続直後の映像送信が
許可されていなければ、カメラカバー40を閉じてお
く。
【0032】本実施例では、相手先情報等をすべてテキ
スト情報として合成したが、これはテキスト情報に限定
されない。アイコン等、使用者に分かりやすいその他の
表現を使用しても良い。
【0033】図7は、本発明の第2実施例の概略構成ブ
ロック図を示す。この実施例では、外付けのカメラが追
加できるようになっている。図1に示す実施例と同じ構
成要素には同じ符号を付してある。
【0034】追加変更部分の構成を説明する。50は外
部カメラである。52は光学像を画像信号に変換する撮
像部、54は撮像部52から出力される画像信号をビデ
オ信号に変換する信号処理回路、56はズームレンズ、
58はズームレンズ56を駆動するズーム駆動回路、6
0はズームレンズ56の前面を遮蔽又は開放するカメラ
カバー、62はカメラカバー60を開閉するカバー駆動
回路、64は、外部カメラ50の各部を制御するカメラ
制御回路、66は、外部との間で制御コマンドなどをや
りとりするシリアルインターフェースである。
【0035】68が外部カメラ50の接続に対応するシ
ステム制御回路、70はシステム制御回路68を外部カ
メラ50(のシリアルインターフェース66)に接続す
るシリアルインターフェース、72は、カメラ14の出
力映像又は外部カメラ50の出力映像を選択し、映像符
号化回路16及びビデオスイッチ20に印加する入力ス
イッチである。
【0036】使用するカメラとしてカメラ14又は外部
カメラ50を選択できることを除いて、基本的動作は第
1実施例と同じである。操作装置34には、使用するカ
メラを切り換えるスイッチを設けてある。通信を行って
いないときには、カメラカバー40,60は共に、閉じ
た状態になっている。
【0037】図7に示す実施例の着信時の動作を説明す
る。入力スイッチ72がカメラ14の出力を選択してい
る状態で着信があったとする。相手の電話番号がアドレ
ス情報38に登録されている場合、システム制御回路6
8は、カバー駆動回路42によりカメラカバー40を開
き、ビデオスイッチ20に入力スイッチ72の出力を選
択させる。テキスト合成回路22は、アドレス情報38
の登録情報をビデオスイッチ20からの映像信号に重畳
して画像表示装置24に印加する。
【0038】ここで、ユーザが外部カメラ50を選択し
たいとする。その場合の操作装置34の操作に応じて、
システム制御回路68は、入力スイッチ72に外部カメ
ラ50を選択させると共に、シリアルインターフェース
70を介して外部カメラ50のカメラ制御回路64にコ
マンドを送り、カメラカバー60を開かせる。システム
制御回路68は同時に、カバー駆動回路42によりカメ
ラカバー40を閉じる。
【0039】通常、内蔵カメラ40は、製品コストを抑
えようと、短焦点レンズ等を使った安いカメラからな
る。第2実施例のように外部カメラ50も内蔵カメラ4
0と同様に動作できるようにすることで、より高画質の
画像を相手に送信できる。また、外部カメラ50とし
て、デジタルカメラ及びビデオカメラ等の、外部からカ
バーを制御可能な既存の製品を使用すれば、ユーザが新
たに購入すること無しに既存の入力手段を使用すること
ができる。
【0040】図8は、本発明の第3実施例の概略構成ブ
ロック図を示す。この実施例では、USBで外部カメラ
を接続する。USBでは映像データも伝送できるので、
接続が容易になる。勿論、IEEE1394シリアルバ
スでもよい。図1と同じ構成要素には同じ符号を付して
ある。
【0041】追加変更部分の構成を説明する。80は外
部カメラである。82は光学像を画像信号に変換する撮
像部、84は撮像部82から出力されるアナログ画像信
号をディジタル信号に変換するA/D変換器、86はA
/D変換器84の出力をビデオデータに変換する信号処
理回路、88はズームレンズ、90はズームレンズ88
を駆動するズーム駆動回路、92はズームレンズ88の
前面を遮蔽又は開放するカメラカバー、94はカメラカ
バー92を開閉するカバー駆動回路、96は、外部カメ
ラ80の各部を制御するカメラ制御回路、98は、外部
機器と接続するUSBインターフェースである。
【0042】100が外部カメラ80の接続に対応する
システム制御回路、102はシステム制御回路100を
外部カメラ80(のUSBインターフェース98)に接
続するUSBインターフェース、104は、カメラ14
のアナログ出力を外部カメラ80のUSBインターフェ
ース98から出力されるビデオデータと同じフォーマッ
トに変換するビデオデコーダ、106は、ビデオデコー
ダ104の出力映像データ又は外部カメラ80から出力
されシステム制御回路100を介して入力する映像デー
タを選択し、映像符号化回路16及びビデオスイッチ2
0に印加する入力スイッチである。108は、ビデオエ
ンコーダである。
【0043】第3実施例では、映像信号のフォーマット
が第1実施例及び第2実施例とは異なるので、それに相
応して、映像符号化回路16、映像復号化回路18、ビ
デオスイッチ20、及びテキスト合成回路22の構成が
若干、異なる。勿論、原理的な機能は異ならない。
【0044】本実施例における映像信号の流れを説明す
る。ビデオデコーダ104は、ビデオカメラ14の出力
映像信号をディジタルYUV信号に変換する。外部カメ
ラ80では、撮像部82の出力映像信号は、A/D変換
器84によりディジタル信号に変換された後、信号処理
部86によりディジタル信号処理され、YUV形式に変
換されて、カメラ制御回路96、USBインターフェー
ス98,102及びシステム制御回路100を介して入
力スイッチ106に印加される。映像の流れ以外は第2
実施例と同様に動作する。
【0045】第2実施例では、映像信号と制御信号が別
の信号線を流れるのに対して、第3実施例では、映像信
号と制御信号が同じUSBラインを流れるので、接続方
法がより簡単になる。また、ディジタルカメラの高画質
高精彩の映像をUSB経由で取り込み、通信先に転送す
るような使用方法も可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば以下のような優れた効果がある。す
なわち、テレビ電話からの着信があったとき、表示手段
に着信のあった相手の情報と、接続後すぐに映像を送信
するモードか映像を送信しないモードかの情報と、ビデ
オカメラの映像を表示するので、カメラカバーの開閉状
態と合わせて接続後の映像の送信モードを表示手段で確
認することができる。その結果、間違って知らない相手
からの着信に映像を送ってしまうことを防止できる。更
には、通信開始時に操作手段を操作してカメラカバーの
開閉状態を変えることができるので、記憶手段に記憶さ
れている知人からの接続要求でも映像を送信したくない
等の状況に臨機応変に対応できる。
【0047】記憶手段に相手先情報があるかどうかで接
続後の映像送信モードを変更することにより、知らない
相手からの着信を慌てて取ってしまい、間違って映像を
送信してしまうことを防ぐと共に、使用者の操作手順を
減らすことができる。
【0048】記憶手段に記憶する情報の中に、接続後す
ぐに映像を送信するかどうかの設定を含めることによ
り、接続先ごとに使用者の意思が反映されるので、使用
者にとってより使い易くなる。
【0049】複数の映像入力手段のうち選択されている
ものの遮蔽手段のみが開いているので、使用者がどのカ
メラの映像が選択されているかを瞬時に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 第1実施例のカバーを閉じた状態の外観斜視
図である。
【図3】 第1実施例のカバーを開いた状態の外観斜視
図である。
【図4】 第1実施例の着信時の動作フローチャートで
ある。
【図5】 第1実施例の着信時の表示画面例である。
【図6】 第1実施例の着信時の別の表示画面例であ
る。
【図7】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図8】 本発明の第3実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
10:ハンドセット 12:音声コーデック 14:ビデオカメラ 16:映像符号化回路 18:映像復号化回路 20:ビデオスイッチ 22:テキスト合成回路 24:画像表示装置 26:多重分離回路 28:ISDNインターフェース 30:ISDN回線 32:システム制御回路 34:操作装置 36:メモリ 38:アドレス情報 40:カメラカバー 42:カバー駆動回路 44:映像送信モード切り替えスイッチ 50:外部カメラ 52:撮像部 54:信号処理回路 56:ズームレンズ 58:ズーム駆動回路 60:カメラカバー 62:カバー駆動回路 64:カメラ制御回路 66:シリアルインターフェース 68:システム制御回路 70:シリアルインターフェース 72:入力スイッチ 80:外部カメラ 82:撮像部 84:A/D変換器 86:信号処理回路 88:ズームレンズ 90:ズーム駆動回路 92:カメラカバー 94:カバー駆動回路 96:カメラ制御回路 98:USBインターフェース 100:システム制御回路 102:USBインターフェース 104:ビデオデコーダ 106:システム制御回路 108:ビデオエンコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、 当該撮像手段で撮像した映像信号を符号化する映像符号
    化手段と、 通信相手端末からの送られてくる符号化された映像信号
    を復号化する映像復号化手段と、 当該映像復号化手段で復号化された映像信号と当該撮像
    手段で撮像した映像信号を選択する表示映像選択手段
    と、 当該表示映像選択手段で選択した映像信号に所定の情報
    を合成する合成手段と、 当該合成手段からの映像を表示する映像表示手段と、 撮像手段への画像入力を遮る遮蔽手段と、 当該遮蔽手段を開閉する駆動手段と、 当該遮蔽手段を操作する操作手段と、 通信先情報を記憶する記憶手段とを具備する通信端末装
    置であって、通信相手からの接続要求があった場合に、
    当該表示映像選択手段で当該撮像手段の映像を選択し、
    この映像信号に当該合成手段で当該遮蔽手段の状態と、
    相手端末から送られてくる相手端末情報と、この相手端
    末情報と一致する当該記憶手段に記憶される情報がある
    場合はこの情報とを合成して当該表示手段に表示すると
    ともに、当該操作手段を操作して当該駆動手段を駆動
    し、当該遮蔽手段の状態を開閉できるようにしたことを
    特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 当該記憶手段に、相手端末から送られて
    くる相手端末情報と一致する情報が記憶されている場合
    に、当該駆動手段を駆動して当該遮蔽手段を開いた状態
    にし、当該記憶手段に、相手端末から送られてくる相手
    端末情報と一致する情報が記憶されていない場合に、当
    該駆動手段を駆動して当該遮蔽手段を閉じた状態にする
    請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 当該記憶手段に登録された相手の情報ご
    とに通信開始時に映像送信するかどうかを設定し、相手
    端末から送られて来る相手端末情報と一致する登録情報
    の設定に応じて当該遮蔽手段の開閉を決定する請求項1
    に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 テレビ電話装置及び当該テレビ電話装置
    に接続自在な外部カメラからなる通信端末装置であっ
    て、当該テレビ電話装置が、 第1の撮像手段と、 映像入力手段と、 当該第1の撮像手段で撮像した映像と映像入力手段から
    の映像を選択する入力映像選択手段と、 当該入力映像選択手段で選択した映像信号を符号化する
    映像符号化手段と、 通信相手端末から送られてくる符号化映像信号を復号化
    する映像復号化手段と、 当該映像復号化手段で復号化された映像信号と当該入力
    映像選択手段で選択した映像信号の一方を選択する表示
    映像選択手段と、 当該表示映像選択手段で選択した映像信号に所定の情報
    を合成する合成手段と、 当該合成手段からの映像を表示する映像表示手段と、 第1の撮像手段への画像入力を遮る第1の遮蔽手段と、 当該第1の遮蔽手段を開閉する第1の駆動手段と、 操作手段と、 通信先情報を記憶する記憶手段と、 外部カメラを接続する第1のインターフェース手段とを
    有し、当該外部カメラが、 第2の撮像手段と、 当該第2の撮像手段で撮像された映像を処理し出力する
    映像処理手段と、 当該第2の撮像手段への画像入力を遮る第2の遮蔽手段
    と、 当該第2の遮蔽手段を開閉する第2の駆動手段と、 当該第1のインターフェース手段に接続し、当該第2の
    駆動手段を外部から制御する第2のインターフェース手
    段とを具備し、 相手先から回線の接続要求があった場合に、当該表示映
    像選択手段で当該入力映像選択手段の出力映像を選択
    し、この映像信号に当該合成手段で入力映像選択手段が
    選択している撮像手段と、その選択された当該撮像手段
    に対応した遮蔽手段の状態と、相手端末から送られてく
    る相手端末情報と、この相手端末情報と一致する当該記
    憶手段に記憶された情報がある場合はこの情報とを合成
    して当該表示手段に表示し、当該操作手段を操作して当
    該入力映像選択手段で選択されている入力に対応する第
    1又は第2の駆動手段を駆動して当該第1又は第2の遮
    蔽手段を開閉し、当該入力映像選択手段によって選択さ
    れていない撮像手段に対応した遮蔽手段を閉じることを
    特徴とする通信端末装置。
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