JP2003338999A - 画像ファイリング装置及びデジタルカメラ並びにコマ画像の取り扱い方法 - Google Patents
画像ファイリング装置及びデジタルカメラ並びにコマ画像の取り扱い方法Info
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Abstract
る。 【解決手段】 デジタルカメラには、画像ファイリング
キーが設けられている。画像ファイリングキーには、グ
ループ化ボタンがあり、このグループ化ボタンをオンに
するとグループ化モードになる。このグループ化モード
で撮影するとメモリーカードに記録される画像データに
リンク情報が付加される。これにより複数の画像がグル
ープ化される。また、画像ファイリングキーを操作し
て、グループから画像を削除したり、複数のグループの
連結や、グループの分割等をすることができる。グルー
プ化されて記録された画像を、リンク情報を識別可能な
アプリケーションに取り込んだ場合には、まとめてデー
タの移動やコピーが可能になり、データの取り扱いが簡
単になる。
Description
整理してファイリングするための画像ファイリング装置
及び画像ファイリング機能を備えたデジタルカメラ並び
に記録媒体上の複数のコマ画像を取り扱うコマ画像の取
り扱い方法に関するものである。
の記録媒体に記録するデジタルカメラが知られている。
画像はデジタルデータとして記録されるので、それをパ
ーソナルコンピュータ等に取り込めば、画像ビューアソ
フトなどを使用して観賞することができる。また、例え
ば、運動会の写真,遠足の写真というように画像を分類
して整理する場合には、記録媒体内の画像フォルダに、
運動会フォルダ,遠足フォルダなどのサブフォルダを作
成し、これら各サブフォルダにそれぞれの画像を分類し
て整理することができる。サブフォルダの作成は、一般
的にパーソナルコンピュータによって行われるが、こう
した作業をデジタルカメラで行えるようにする技術も提
案されている(例えば、下記特許文献1及び特許文献2
参照)。
ォルダ内の画像を一覧表示するフォルダ内インデックス
画面が表示されるが、このフォルダ内インデックス画面
には、複数のコマ画像がサムネイル表示される。サブフ
ォルダが作成されている場合には、そのサブフォルダを
表すアイコンとともにフォルダ名が表示される。サブフ
ォルダのアイコンをマウスでクリックするとサブフォル
ダが開いてその中に格納されたコマ画像が表示される。
サブフォルダを作成すれば、このサブフォルダを単位と
して、複数の画像の一括コピーや移動を行うことができ
るので、画像の取り扱いが簡便になる。
ナルコンピュータを使用してサブフォルダを作成し、撮
影したコマ画像を分類整理するという作業は、パーソナ
ルコンピュータに不慣れなものにとってはめんどうな作
業であった。メモリーカード等の記録媒体は大容量化し
てきており、今後さらに大容量化していくと予想され
る。そうなった場合、大量に記録した画像を後から分類
整理する作業は大変手間のかかる作業になる。
成してコマ画像を分類整理する方法では、そのメモリー
カードを異なる機種やカードリーダで読み取る場合に、
サブフォルダ内に格納された画像ファイルの読み取りが
できないなど、画像格納形式に互換性の問題が生じる場
合がある。というのは、デジタルカメラで撮影された画
像の格納形式は規格によって定められており、このた
め、サブフォルダを作成した場合には、それに対応して
いない機種等ではサブフォルダを認識しないため、画像
ファイルの読み取りができない場合がある。
ることなく、記録媒体上の撮影画像の分類整理を簡単に
行えるようにすることを目的とする。
に、本発明の画像ファイリング装置は、記録媒体に複数
のコマ画像を記録する画像ファイリング装置において、
前記複数のコマ画像をグループ化する画像グループ化情
報を記録媒体に記録する情報記録手段を設け、前記複数
のコマ画像を、前記画像グループ化情報によって規定さ
れたグループを単位として取り扱うことができるように
したことを特徴とする。
数のコマ画像をデイジーチェーン方式で連結するリンク
情報である。
ス画面を出力する画面出力手段を備えており、前記記録
媒体内に前記グループが存在する場合には、前記インデ
ックス画面には、そのグループを表すアイコン又はグル
ープを代表する代表コマが表示される。
段で得られたコマ画像を記録媒体に記録するデジタルカ
メラにおいて、前記複数のコマ画像をグループ化する画
像グループ化情報を記録媒体に記録する情報記録手段を
設け、前記複数のコマ画像を、前記画像グループ化情報
によって規定されたグループを単位として取り扱うこと
ができるようにしたことを特徴とする。
数のコマ画像をデイジーチェーン方式で連結するリンク
情報である。
を表すインデックス画面を表示する表示手段が設けられ
ており、前記記録媒体内に前記グループが存在する場合
には、前記インデックス画面には、そのグループを表す
アイコン又はグループを代表する代表コマが表示され
る。
は前記代表コマを選択して他の機器への転送指示をする
と、そのグループ内の全コマ画像の転送が実行される。
ることが可能であり、設定された複数種類の各キー項目
に応じて、コマ画像のグループ編成が可能である。
は、記録媒体に記録されたコマ画像の取り扱い方法にお
いて、複数のコマ画像をグループ化するグループ化情報
を記録媒体に記録し、このグループ化情報に規定された
グループを単位として、複数コマをまとめて取り扱うこ
とを特徴とする。
ラ10の前面には、撮影レンズ11及びファインダ対物
窓12、上面にはシャッタボタン13、側面には、メモ
リーカード14をセットするスロット16がそれぞれ設
けられている。メモリーカード14としては、例えば、
スマートメディア(商品名)が使用されるが、スマート
メディア(商品名)でなくてもよく、xDピクチャーカ
ード(商品名),コンパクトフラッシュ(登録商標),
PCカードタイプのメモリーカードなど各種のメモリー
カードを使用してもよい。また、メモリーカードの他、
マイクロドライブ(商品名)などの記録媒体を使用して
もよい。
格納形式や画像ファイルフォーマット等は、JEITA
(社団法人電子情報技術産業協会)によって策定された
DCF(Design rule for Camera File system)規格や
Exif規格によって規定されている。メモリーカード
14には、DCFの仕様に従って画像フォルダが作成さ
れ、撮影された画像データは、Exif規格の仕様に従
った所定のファイル形式(例えば、JPEG形式など)
の画像ファイルとして前記画像フォルダに格納される。
Exif形式の画像ファイルには、画像データの他に、
撮影日付やカメラの機種名などの付帯情報が記録される
付帯情報が含まれる。
ダ接眼窓18,汎用キー19,モード切替キー21,確
定/実行ボタン22,画像ファイリングキー23,表示
パネル24が設けられている。モード切替キー21は、
撮影をする撮影モードと、メモリーカード14に記録さ
れた画像を再生する再生モードとを切り替える。撮影モ
ードでは、表示パネル24は電子ビューファインダとし
て機能する。再生モードでは、表示パネル24にメモリ
ーカード14から読み出されたコマ画像が表示される。
を行うための設定画面が表示される。設定画面には各種
の設定項目が表示され、ユーザーは、この設定画面を見
ながら汎用キー19や確定/実行ボタン22を操作して
各種の設定をする。
モリーカード14に記録される画像を分類整理するため
の操作キーである。画像ファイリングキー23は、グル
ープ化ボタン23a,仕切ボタン23b,削除ボタン2
3c,連結ボタン23dからなる。
ードへ切り換えるボタンである。グループ化モードと
は、複数の画像ファイルをグループ化するためのグルー
プ化情報をメモリーカード14に記録するモードであ
る。複数の画像ファイルをグループ化することで、それ
らの画像ファイルはグループを単位として取り扱いが可
能になる。グループ化情報は、例えば、1つの画像グル
ープ内の複数の画像ファイルをデイジーチェーン方式で
連結するリンク情報が使用される。このリンク情報は、
画像データとともに画像ファイルに格納される。
は、それぞれリンク情報LINK1〜5が記録される。
各リンク情報は、グループIDと、当該画像の前後で記
録された画像のファイル名が記録される。例えば、画像
PIC3のリンク情報LINK3には、グループID
と、その前に撮影された画像PIC2とその後に撮影さ
れた画像PIC4のそれぞれのファイル名が含まれる。
このリンク情報によって、各画像ファイルが属するグル
ープが規定される。
できるアルバム編集ソフト等を使用した場合には、グル
ープ単位で画像ファイルの読み取りや書き込みができる
ので、画像ファイルの移動操作やコピー操作を簡単に行
うことができる。例えば、グループ内のいずれかの画像
を指定して、移動やコピー指示がなされると、前記ソフ
トは、画像ファイルのリンク情報を順次参照し、そのリ
ンク情報に基づいて芋蔓式にグループ内の全画像ファイ
ルを特定する。こうしてグループ内の全画像ファイルの
特定がなされるため、グループ内の全コマを指定しなく
ても、そのうちの1コマを指定するだけで、そのグルー
プ内のすべてのコマの移動又はコピーを行うことができ
る。
て、ファイル名を使用した例で説明しているが、ファイ
ル名でなくてもよく、各画像ファイルを識別する識別情
報であればよい。この識別情報としては、例えば、カメ
ラのメーカー名,機種名,シリアルナンバー,タイムス
タンプの組み合わせなどが考えられる。この識別情報を
使用すれば、ユーザーがファイル名を変更した場合で
も、リンク情報が無効になってしまうことはない。
成し、そのグループを従前のグループと仕切る際に使用
される。すなわち、グループ化モードで撮影を行った場
合には、撮影された画像は、例えば、グループG1に属
するものとしてリンク情報が記録される。このグループ
G1とは別に新しいグループG2を作成したい場合に
は、仕切ボタン23bを押下する。すると、次回撮影時
の画像からは、新しいグループG2に属するものとして
リンク情報が記録される。この仕切ボタン23bによ
り、1つのメモリーカード14内に複数のグループを作
成することができる。
削除する場合に使用する。図4に示すように、前記グル
ープG1から画像PIC3を削除すると、画像PIC3
の前後の画像PIC2,画像PIC4の各リンク情報L
INK2,4が書き換えられる。なお、グループから削
除された画像は、グループに属さない画像としてメモリ
ーカード14内に存続する。
つのグループに連結する場合に使用される。図5に示す
ように、グループG1と、画像PIC10〜PIC12
の3つの画像からなるグループG2とを連結すると、グ
ループG1の最後の画像PIC5のリンク情報LINK
5と、グループG2の最初の画像PIC10のリンク情
報LINK10とが書き換えられる。また、グループG
2の各画像PIC10〜PIC12の各リンク情報LI
NK10〜LINK12のグループIDも書き換えられ
る。
像を複数のグループに分割する場合に使用される。図6
に示すように、グループG1を、画像PIC1〜PIC
3からなるグループG1−1と、画像PIC4及び5か
らなるグループG1−2とに分割する場合には、画像P
IC3のリンク情報LINK3と、画像PIC4のリン
ク情報LINK4とがそれぞれ書き換えられる。また、
各画像のグループIDも書き換えられる。
て記録していくことができるので、後でパーソナルコン
ピュータ等を使用して、画像を分類して整理するめんど
うな作業が不要になる。また、画像ファイリングキーと
しては、上記の他、例えば、追加ボタンを設けて、作成
済みのグループに新たに画像を追加できるようにしても
よい。
イルの格納形式を示す。上述したとおり、メモリーカー
ド14には、DCF規格に準拠した画像フォルダ31が
作成されて、この画像フォルダ31内に全画像ファイル
(DSC000n.JPG)が格納される。グループ化
された画像ファイル(リンク情報有り)と、グループ化
されていない画像ファイル(リンク情報無し)とは、前
記画像フォルダ31内に混在して格納される。画像ファ
イルのグループの管理は、リンク情報によって行われる
ようになっており、従来技術で紹介したデジタルカメラ
のように、グループ毎にサブフォルダを作成して、フォ
ルダの階層化によってグループ管理がなされるというこ
とはない。
リンク情報によってグループ管理を行っているので、メ
モリーカード14内の画像ファイルを他の機種やカード
リーダなどで読み取る場合に、サブフォルダ内の画像を
読み取りできないなど、画像格納形式の互換性に問題が
生じることはない。
ァイルは表示パネル24に再生表示することができる。
図8は、メモリーカード14の画像フォルダ内の画像を
一覧表示したフォルダ内インデックス画面の例である。
メモリーカード14には、グループG1及びG2に属す
る各画像と、グループに属さない画像PIC6〜画像P
IC9が記録されている。フォルダ内インデックス画面
41では、グループに属さない画像PIC6〜画像PI
C9は、それぞれサムネイル画像で表示される。
内インデックス画面41においては、そのグループを代
表する代表コマだけが表示される。この代表コマ内ある
いはその近傍には、それがグループの代表コマであるこ
とが識別できるような表示がなされる。代表コマは、例
えば、そのグループの先頭コマである。もちろん、最後
のコマであってもよいし、代表コマをどのコマにするか
を設定によって変更できるようにしてもよい。また、代
表コマの代わりにグループを表すアイコンを表示しても
よい。
は、各コマのいずれかを選択するためのカーソル42が
表示される。このカーソル42で所望のコマを選択し
て、例えば、確定/実行ボタン22を押すと、選択した
コマがグループ化されていない場合には、その画像が拡
大表示される。
合には、図9に示すように、グループ内インデックス画
面61に切り替わり、グループ内の各画像がサムネイル
画像でインデックス表示される。この画面61で、カー
ソル62を所望のコマに合わせて確定/実行ボタン22
を押すと、その画像が拡大表示される。
ルダ内インデックス画面41では、その代表コマだけを
表示するとともに、フォルダ内インデックス画面41と
は別のグループ内インデックス画面61において、その
グループ内の各画像を表示するようにしたから、画像が
どのように分類されているかがわかりやすい。また、フ
ォルダのアイコンの代わりに代表コマが表示されるの
で、グループがどのような画像の種類でまとめられてい
るのかが直感的に分かりやすい。
ープを代表コマで表示することによる効果は、メモリー
カード14の大容量化に伴って格納される画像の枚数が
多くなればなるほど、大きくなると考えられる。さら
に、近年、デジタルカメラとプリンタとを直接接続し、
デジタルカメラからプリンタへダイレクトに画像データ
を転送してプリントを行うダイレクトプリント方式が普
及しつつある。このダイレクトプリント方式の普及に伴
って、デジタルカメラやプリンタに設けられた画面サイ
ズの小さな表示パネルを通じた画像選択操作やプリント
指示操作をする機会も増加すると考えられる。画面サイ
ズが小さいと、多量のコマ画像を一覧するためには画面
スクロールを繰り返さなければならないので、所望のコ
マ画像の検索がしづらいが、本発明のように、グループ
を代表コマで表示することで、そうしたコマ検索の操作
性も改善される。
タン23d,分割ボタン23e等により、グループの編
集をしたい場合には、各インデックス画面41及び61
で行う。グループから画像を削除したい場合には、グル
ープ内インデックス画面61で、削除したいコマにカー
ソル62を合わせて、削除ボタン23cを押す。
ンデックス画面41で、連結又は分割したいグループの
代表コマをカーソル42で選択して、連結ボタン23d
又は分割ボタン23eを押す。
図である。撮像部72は、撮影レンズ,CCD,A/D
コンバータ等からなる。撮像部72から送られる画像デ
ータは、データ記録/読み取り部78へ送られる。デー
タ記録/読み取り部78は、メモリーカード14へアク
セスして、画像データの記録と、記録された画像データ
の読み取りとをする。
続された装置各部を制御する。操作キー71には、シャ
ッタボタン13,画像ファイリングキー23,汎用キー
19などが含まれる。ROM76には、各種プログラム
等が記録されている。このプログラムには、画像ファイ
リングプログラムも含まれており、CPU74は、この
プログラムをRAM77にロードし、画像ファイリング
キー23からのコマンド入力に従って、プログラムに記
述された各種ステップを実行する。
74は、撮影した画像をメモリーカード14に記録する
際に、リンク情報を書き込む。そして、メモリーカード
14から画像データを読み取る際に、このリンク情報を
基に、グループ化されている画像かいなかを判定し、グ
ループ化されている場合には、そのリンク情報を基に各
種の処理を実行する。また、グループ編集を実行する場
合には、必要に応じてリンク情報の書き換えを行う。
面や画像を出力するための画像出力手段である。この例
では、モニタとして、カメラ本体に設けられた表示パネ
ル24を例に説明しているが、カメラ本体とは別体のモ
ニタに、ビデオ出力端子を介して画像や画面を出力する
ようにしてもよい。こうすれば、撮影後の画像ファイリ
ング作業を大きな画面で行うことができ、便利である。
ェース80は、メモリーカード14内の画像ファイルを
プリンタなどの外部機器へデータ転送するための通信イ
ンタフェースである。通信インタフェースとしては、U
SBインタフェース80の他に、IEEE1394規格
の通信インタフェースなど各種のものがあり、いずれを
使用してもよい。
る。カメラユーザーは、撮影時に画像をグループ化した
い場合には、グループ化ボタン23aを押した後に、撮
影を行う。新しいグループを作成したい場合には、仕切
ボタン23bを押す。そして、撮影後にグループの編集
をしたい場合には、削除ボタン23c,連結ボタン23
d,分割ボタン23eを使用して編集を行う。
14内にファイリングされた状態で記録される。リンク
情報に対応した画像ビューアソフト又は電子アルバム編
集ソフト等がインストールされたパーソナルコンピュー
タを使用すれば、メモリーカード14内の画像のリンク
情報に基づいて、グループ単位でデータの移動やコピー
を行うことができる。
う場合には、表示パネル24にフォルダ内インデックス
画面41を表示して、所望のグループの代表コマをカー
ソル42で指定する。代表コマを指定した状態で移動や
コピー指示をすると、パーソナルコンピュータやプリン
タなど、USBインタフェース80を介してデジタルカ
メラ10と接続された他の機器に対して、グループ内の
全画像ファイルのデータの転送が実行される。
1において、グループの代表コマの近傍に、「運動会」
や「学芸会」といったグループ名を表示した例である。
このグループ名は、デジタルカメラや画像ビューアソフ
ト又は電子アルバム表示ソフトなどから入力される。入
力された情報は、例えばリンク情報として記録される。
このように、グループ名やコメントなどの文字情報を代
表コマ内あるいは代表コマの近傍に表示すれば、画像の
分類体系がより明瞭になる。
て、グループ内のコマ画像をデイジーチェーン方式に連
結するリンク情報を例に説明してきたが、各画像ファイ
ル毎にリンク情報を格納する代わりに、画像ファイルと
は別にグループ化情報ファイルを作成し、これにより画
像グループの管理をするようにしてもよい。
示す。グループ化情報ファイル81には、例えば、グル
ープIDと、そのグループに帰属する画像ファイル名と
の対応関係が記述される。グループ化モードが選択され
て撮影が行われると、このグループ化情報ファイル81
の内容が随時更新される。
ド選択中に撮影した画像は、仕切操作を実行しない限
り、同一のグループに帰属する例で説明しているが、画
像データやその付帯情報など画像ファイルに含まれる情
報をグループ化するキー項目(グループ化キー)として
設定し、設定されたグループ化キーに基づいてグループ
編成を行うようにしてもよい。画像ファイルに含まれる
情報としては、例えば、画像タイトル情報,撮影日時情
報,撮影場所情報,被写体情報などがある。画像タイト
ル情報とは、「学芸会」や「運動会」などのように、各
画像毎にユーザーによって任意に入力されるタイトル情
報である。
て任意に入力される場所情報の他、デジタルカメラにG
PS(Global Positioning System )機能が設けられて
いる場合には、それによって取得される測位情報であ
る。被写体情報は、人物や風景などの主要被写体の種別
を表す情報であり、この被写体情報も各画像毎にユーザ
ーによって入力される。もちろん、画像内容解析機能を
設けて、これにより画像データを解析し、画像ファイル
に予め登録された特定の人物イメージが含まれるかどう
かを調べ、その人物イメージが含まれる画像ファイルを
グループ化するようにしてもよい。
ち、例えば、「学芸会」という画像タイトル情報がグル
ープ化キーとして設定されると、「学芸会」がグループ
化キーであるという設定情報が、グループ化情報として
メモリーカードに記録される。このグループ化情報によ
り、グループ化キーが特定され、そのグループ化キーに
対応する情報が各画像ファイル内に含まれるか否かによ
って当該グループに属する画像ファイルか否かが識別さ
れる。このように、各画像ファイル内に、グループ化キ
ーに指定された情報が有るか無いかを調べることでグル
ープ管理を行う方法によれば、各画像ファイルにリンク
情報を記録したり、画像ファイルとは別にグループ化情
報ファイルを作成したりすることなく、複数の画像ファ
イルのグループ単位での取り扱いを行うことができる。
うにして、各グループ化キーに応じてグループ編成を行
えるようにしてもよい。例えば、図13に示すように、
各画像ファイル(PIC1〜13)には、リンク情報,
撮影場所情報,被写体情報などのグループ化キーとなり
うる複数の情報が含まれているとする。ここで、グルー
プ化キーとして「リンク情報」を設定した場合には、グ
ループID「1」を持つPIC1〜PIC5の5つの画
像が1つのグループを構成し、グループID「2」を持
つPIC10〜13の4つの画像が別のグループを構成
する。リンク情報を持たないPIC6〜PIC9は、い
ずれのグループにも属さない。
合には、撮影場所情報「A」を持つPIC1〜3の画
像、撮影場所情報「B」を持つPIC4〜PIC7の画
像,撮影場所情報「C」を持つPIC8〜PIC11の
画像,撮影場所情報「D」を持つPIC12,13の画
像がそれぞれグループを構成する。グループ化された画
像は、上述のインデックス画面でその代表コマが表示さ
れる。
ーザーが任意に設定できるようになっており、また、い
ったん設定したグループ化キーを別のキーに切り換える
ことができるようにしてもよい。
可能にすることで、同じ撮影場所の画像をまとめてプリ
ントしたい場合には撮影場所をグループ化キーに設定
し、他方、同じ被写体の画像をまとめてプリントしたい
場合には被写体情報をグループ化キーに切り換えるとい
うように、グループ編成を柔軟に変更することができ、
便利である。
せにより、グループ編成が行えるようにしてもよい。例
えば、グループ化キーとして、撮影場所情報「B」と、
被写体情報「Y」とを設定したとする。その場合には、
これら2つのグループ化キーがAND条件となり、両者
を含むPIC5〜7の3つの画像が、1つのグループを
構成する。もちろん、複数のグループ化キーをOR条件
として、グループが編成されるようにしてもよい。
付きのデジタルカメラを例に説明してきたが、撮影機能
を有しない画像ファイリング装置でもよい。この画像フ
ァイリング機能を、画像ビューアソフトや電子アルバム
ソフトに組み込めば、パーソナルコンピュータをベース
に安価に画像ファイリング装置を実現することができ
る。この場合には、記録媒体としては、メモリーカード
に限らず,CD(Conpact Disk) ,DVD(Digital Ve
rsatile Disk) ,MO(Magnetic Optical) メディア,
ハードディスクなど各種の記録媒体を使用することがで
きる。また、スキャナーに画像ファイリング機能を設け
てもよい。
が、動画から抽出した複数のコマ画像をグループ化でき
るようにしてもよい。このグループ化は、ユーザーがマ
ニュアル操作で任意のコマ画像を指定できるようにして
もよいし、デジタルカメラや画像ファイリング装置が自
動的にグループ化するようにしてもよい。
1つの動画ファイルや、1つの動画ファイル内の1シー
ンなど、グループ化するコマ画像を識別する識別情報を
予め設定しておく。カメラや画像ファイリング装置は、
この識別情報に基づいてグループ化するコマ画像を識別
し、それらに対してリンク情報を付与する。デジタルカ
メラや画像ファイリング装置に、動画からコマ画像を抽
出するコマ画像抽出機能が設けられている場合には、コ
マ画像抽出処理に続けて、抽出したコマ画像をグループ
化する処理が自動的に実行されるようにしてもよい。
複数のコマ画像をグループ化する画像グループ化情報を
記録媒体に記録し、前記複数のコマ画像を、前記画像グ
ループ化情報によって規定されたグループを単位として
取り扱うようにしたから、画像の分類整理が簡単にな
る。
理を行うため、グループ毎にサブフォルダを作成するな
どフォルダの階層化が不要になるので、画像格納形式の
互換性が阻害されることもない。
図である。
報の変化を示す説明図である。
を示す説明図である。
を示す説明図である。
示す説明図である。
る。
ス画面の説明図である。
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 記録媒体に複数のコマ画像を記録する画
像ファイリング装置において、 前記複数のコマ画像をグループ化する画像グループ化情
報を記録媒体に記録する情報記録手段を設け、前記複数
のコマ画像を、前記画像グループ化情報によって規定さ
れたグループを単位として取り扱うことを特徴とする画
像ファイリング装置。 - 【請求項2】 前記グループ化情報は、1グループ内の
複数のコマ画像をデイジーチェーン方式で連結するリン
ク情報であることを特徴とする請求項1記載の画像ファ
イリング装置。 - 【請求項3】 前記記録媒体の記録内容を表すインデッ
クス画面を出力する画面出力手段を備えており、前記記
録媒体内に前記グループが存在する場合には、前記イン
デックス画面には、そのグループを表すアイコン又はグ
ループを代表する代表コマが表示されることを特徴とす
る請求項1又は2記載の画像ファイリング装置。 - 【請求項4】 撮像手段で得られたコマ画像を記録媒体
に記録するデジタルカメラにおいて、 前記複数のコマ画像をグループ化する画像グループ化情
報を記録媒体に記録する情報記録手段を設け、前記複数
のコマ画像を、前記画像グループ化情報によって規定さ
れたグループを単位として取り扱うことを特徴とするデ
ジタルカメラ。 - 【請求項5】 前記グループ化情報は、1グループ内の
複数のコマ画像をデイジーチェーン方式で連結するリン
ク情報であることを特徴とする請求項4記載のデジタル
カメラ。 - 【請求項6】 カメラ本体には、前記記録媒体の記録内
容を表すインデックス画面を表示する表示手段が設けら
れており、前記記録媒体内に前記グループが存在する場
合には、前記インデックス画面には、そのグループを表
すアイコン又はグループを代表する代表コマが表示され
ることを特徴とする請求項4又は5記載のデジタルカメ
ラ。 - 【請求項7】 前記インデックス画面内の前記アイコン
又は前記代表コマを選択して他の機器への転送指示をす
ると、そのグループ内の全コマ画像の転送が実行される
ことを特徴とする請求項6記載のデジタルカメラ。 - 【請求項8】 グループ化するキー項目を複数種類設定
することが可能であり、設定された複数種類の各キー項
目に応じて、コマ画像のグループ編成が可能であること
を特徴とする請求項4〜7いずれか記載のデジタルカメ
ラ。 - 【請求項9】 記録媒体に記録されたコマ画像の取り扱
い方法において、複数のコマ画像をグループ化するグル
ープ化情報を記録媒体に記録し、このグループ化情報に
規定されたグループを単位として、複数コマをまとめて
取り扱うことを特徴とするコマ画像の取り扱い方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003067977A JP2003338999A (ja) | 2002-03-15 | 2003-03-13 | 画像ファイリング装置及びデジタルカメラ並びにコマ画像の取り扱い方法 |
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JP2002071746 | 2002-03-15 | ||
JP2003067977A JP2003338999A (ja) | 2002-03-15 | 2003-03-13 | 画像ファイリング装置及びデジタルカメラ並びにコマ画像の取り扱い方法 |
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