JP2003338878A - 通信システム、そのシステムに含まれる多重化装置、回線伝送特性テスト方法ならびにプログラム - Google Patents

通信システム、そのシステムに含まれる多重化装置、回線伝送特性テスト方法ならびにプログラム

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JP2003338878A
JP2003338878A JP2002147080A JP2002147080A JP2003338878A JP 2003338878 A JP2003338878 A JP 2003338878A JP 2002147080 A JP2002147080 A JP 2002147080A JP 2002147080 A JP2002147080 A JP 2002147080A JP 2003338878 A JP2003338878 A JP 2003338878A
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line
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adsl
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Masashi Tanaka
雅士 田中
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加入者回線に最適なADSL回線設定パラメ
ータを提供し、ADSL回線の伝送特性品質を向上させ
ること。 【解決手段】 ADSL回線伝送特性テスト部1は、A
DSL回線サービス運用開始前にADSL伝送特性テス
トを実施し、加入者回線状況を把握する。テスト結果デ
ータはデータベース2に格納され、ADSL回線サービ
スの保守のために参照される。また、ADSL伝送特性
テスト部1は、必要に応じて保守モード動作を実施し、
ADSL回線サービス運用状態でもADSL回線伝送特
性テストを実施し、加入回線に対して常に最新の最適A
DSL回線設定パラメータをデータベース2に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システム、その
システムに含まれる多重化装置、回線伝送特性テスト方
法ならびにプログラムに関し、特にADSL(Asym
metric Digital Subscriber
Line)回線の通信システム、そのシステムに含ま
れる多重化装置、回線伝送特性テスト方法ならびにプロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ADSLは、既存の加入者回線、すなわ
ち、主に電話用として利用されている電話回線(銅線)
を利用して最大数Mbpsの高速データ通信を可能にす
るモデム技術である。
【0003】ADSLに関しては、ITU−T勧告G.
992.1にて「G.dmt」として、ITU−T勧告
G.992.1にて「G.lite」として標準化され
ている。ADSLは、モデム技術であるxDSLの中の
方式の1つであり、xDSLは、Asymmetric
DSL( Digital SubscriberLi
ne) 、High−bit−rate DSL, Ra
te−Adaptive DSL、Symmetric
DSL、Very−high−bit−rate D
SLの総称である。
【0004】このADSL回線サービスを利用すること
により加入者は、常時接続による高速インターネットア
クセスが可能となる。
【0005】しかしながら、ADSLはADSL回線と
なる加入者回線、すなわち、電話回線の距離や線路の特
性や電話局舎から加入者宅までの線路の周辺環境条件に
より、伝送特性やデータ通信速度が影響を受けるという
特徴がある。
【0006】よって、それぞれの加入者でADSL回線
サービスのデータ通信速度が異なる。データ通信速度
は、一般的に、ADSL回線の回線速度や獲得帯域と呼
ばれる。ADSLの場合は、加入者からネットワークへ
の上り方向とネットワークから加入者への下り方向では
獲得帯域が非対称となる。
【0007】獲得帯域は、G.dmtやG.liteに
て標準化されているトレーニング結果により決定され
る。また、ADSLは、電話回線に対して、外部からの
インパルス的ノイズの影響を受けるとADSL回線が切
断される場合がある。このADSL回線断状態ではデー
タが不通となる。
【0008】しかしながら、再度トレーニングを実施す
ることによりADSL回線は自動復旧する。ADSL回
線設定パラメータの中で、代表的なパラメータとして、
ADSL回線速度(通常、Mbps表示)とSNR(S
ignal to Noise Ratio:信号対雑
音比)マージンとインターリーブディレイ(Inter
leave Delay)とがある。
【0009】SNRマージンは外部からのノイズに対す
る耐力を示すADSL回線設定パラメータである。SN
Rマージンパラメータは、さらにターゲット(Targ
et)SNRマージンと最大( Maximum) SNR
マージンと、最小(Minimum)SNRマージンと
に分類される。
【0010】インターリーブディレイ(Interle
ave Delay)は、ADSL回線を流れるデータ
信号をスクランブルして規定された誤り訂正符号機能を
実行する時に必要とされる時間を示すADSL回線設定
パラメータであり、時には、誤り訂正符号機能を実行す
るためにデータ信号を一時格納するためのバッファ量を
も示すデータ信号の信頼性を設定するADSL回線設定
パラメータとしても利用される。
【0011】ADSL回線の獲得帯域、すなわち、AD
SL回線速度は、SNRやインターリーブディレイや周
辺環境により、ADSLのトレーニングにより決定され
る回線速度を示すパラメータである。
【0012】また、逆に、ADSL回線速度を指定する
ことにより、指定された値をADSL回線速度とする回
線設定パラメータである。
【0013】ADSL回線速度とSNRマージンとイン
タリーブディレイの各ADSL回線設定パラメータは、
ADSL回線の上り方向と下り方向の両方にそれぞれ設
定される。
【0014】ADSL回線速度とSNRマージンとイン
タリーブディレイの各ADSL回線設定パラメータには
相関関係があり、一般的には、SNRマージンを大とす
るとADSL回線速度が小となり、SNRマージンを小
とするとADSL回線速度が大となる。
【0015】また、インターリーブディレイを大とする
とADSL回線速度が小となり、インターリーブディレ
イを小とするとADSL回線速度が大となる。
【0016】さらに、加入者回線距離の短い所、すなわ
ち、電話局から加入者宅までが近い場合はSNRマージ
ンを大とすることができ、加入者回線距離の長い所、す
なわち、電話局から加入者宅までが遠い場合はSNRマ
ージンを小として、ADSL回線を確立させる。
【0017】すなわち、ADSL回線速度と加入者回線
距離とSNRマージンとインターリーブディレイと周辺
環境には密接な関係があり、ADSL回線サービスを提
供する場合、これらのパラメータを調整(カスタマイ
ズ)する必要がある。
【0018】図13は、このようなADSL回線サービ
スを提供する従来のDSLAM(Digital Su
bscriber Line Access Mult
iplexer)の構成図である。従来のDSLAM1
000は、データ信号多重部3と、ATU−C(ADS
L Termination Unit−Centra
l Office: 局者側ADSLモデム)#1 10
0a、ATU−C#2100b、ATU−C#n(n は
正の整数) 100nと、ADSL回線初期値設定部9
とで構成される。
【0019】データ信号多重部3は、ATU−C#1
100a、ATU−C#2 100b、ATU−C#n
100n から受信したデータ信号を多重し、ネット
ワーク 90へ送信する。また、信号多重部3はネット
ワーク90から受信したデータ信号を各ATU−C#1
100a、ATU−C#2 100b、ATU−C#
n 100n へと振り分けて送信する。
【0020】ADSL回線初期値設定部9はあらかじめ
設定されたADSL回線設定パラメータ初期値を保持し
ており、そのパラメータをそれぞれのATU−C#1
100a、ATU−C#2 100b、ATU−C#n
100nに設定する。
【0021】加入者宅にはATU−R(ADSL Te
rmination Unit−Remote:加入者
側ADSLモデム)#1 200a、ATU−R#2
200b、ATU−R#n 200nと、加入者がそれ
ぞれに保有するPC(パーソナルコンピュータ)#1
300a、PC#2 300b、PC#n 300nと
が設置される。それぞれのPC#1 300a、PC#
2 300b、PC#n 300nは、ぞれぞれのAT
U−R#1 200a、ATU−R#2 200b、A
TU−R#n 200nと接続される。
【0022】DSLAM1000内のそれぞれのATU
−C#1 100a、ATU−C#2 100b、AT
U−C#n 100n は、それぞれのATU−R#1
200a、ATU−R#2 200b、ATU−R#
n 200nと、それぞれの加入者回線500a、加入
者回線500b、加入者回線500nを介して接続され
る。
【0023】ADSLは既存の電話回線を使用して高速
のデータ通信を可能とする技術であるので、加入者宅ま
でのそれぞれの加入者回線500a、加入者回線500
b、加入者回線500nの回線は現在使用中の電話回線
であり、これら回線がADSL回線となる。
【0024】加入者はそれぞれのPC#1 300a、
PC#2 300b、PC#n 300nを利用して、
ATU−R#1 200a、ATU−R#2 200
b、ATU−R#n 200cと高速なデータ通信を可
能とするADSL回線となった加入者回線500a、加
入者回線500b、加入者回線500nとDSLAM1
000を介してネットワーク90に接続し、インターネ
ット関連のデータ通信を行う。
【0025】次に従来のDSLAMの動作について説明
する。図14は、従来のDSLAM(図13の100
0)でのADSL回線設定、すなわち、ADSL回線サ
ービス提供開始の動作を示すフローチャートである。
【0026】まず、運用開始の準備ができているか否か
を判定する(ステップB1)。最初はADSL回線サー
ビスが非運用状態であるので、運用開始の準備はできて
いないと判定する(ステップB1のNO)。次にDSL
AM(図13の1000)は、あらかじめ保持している
ADSL回線設定パラメータ初期値を用意する(ステッ
プB2)。次にADSL回線初期値設定部(図13の
9)は、このADSL回線設定パラメータ初期値をそれ
ぞれのATU−C#1 100a、ATU−C#2 1
00b、ATU−C#n 100nに設定する(ステッ
プB3)。
【0027】ここで、各ATUーCには、共通の一意の
ADSL回線設定パラメータが設定されたこととなる。
そこで、各ATU−C(図13のATU−C#1 10
0a、ATU−C#2 100b、ATU−C#n 1
00n)は、ステップB3にて設定されたADSL回線
設定パラメータを参照して、各ATU−R(図13のA
TU−R#1 200a、ATU−R#2 200b、
ATU−R#n 200n)とG.dmt、あるいは、
G.liteに準拠したトレーニングを実施し、トレー
ニングの結果、ADSL回線が確立する(ステップB4
のYES)。
【0028】この確立したADSL回線により高速デー
タ通信が可能なサービスが提供される(ステップB
5)。そして、加入者がADSL回線状態に満足であれ
ば(ステップB6のYES)、ADSL回線はサービス
運用状態となる(ステップB7)。
【0029】しかしながら、ステップB2でのADSL
回線設定パラメータ初期値ではADSL回線が確立され
ない場合(ステップB4のNO)や、加入者のADSL
回線の状態、すなわち、獲得帯域の速度や加入者宅まで
の線路途中のノイズ源の影響によりADSL回線が時々
同期断状態となり、データ通信が不通となる等の不満を
感じる場合がある(ステップB6のNO)。これらの場
合、加入者は、ADSL回線サービス提供者に対してク
レームを上げることとなる(ステップB10)。
【0030】これに対し、ADSL回線サービス提供者
はADSL回線が運用開始状態であると判定する(ステ
ップB1のYES)。そして、ADSLサービス提供者
はクレームを上げた加入者の回線に適合するADSL回
線設定パラメータを調査および調整し(ステップB
8)、クレームを上げた対象加入者のADSL回線が接
続しているATU−CにステップB8にて調整したAD
SL回線設定パラメータを設定する(ステップB9)。
【0031】そして、再度トレーニングが実施される
(ステップB4およびB5)。この状態で加入者がAD
SL回線状態に満足であれば(ステップB6のYE
S)、ADSL回線サービス運用状態となる(ステップ
B7)。また、この状態で加入者がADSL回線状態に
満足でなければ(ステップB6のNO)、ステップB1
0からステップB1〜B6の処理が繰り返される。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】従来のDSLAMの第
1の問題点は、それぞれの加入者回線に最適なADSL
回線設定パラメータが設定されないため、ADSL回線
として品質が悪い回線が発生するということである。
【0033】その理由は、ADSL回線が確立される加
入者回線は、それぞれの線路でそれぞれの周辺環境の影
響を受けるにもかかわらず、DSLAMはどの加入者回
線にも同一のADSL回線設定パラメータ初期値を適応
するためである。
【0034】すなわち、DSLAMが保持するADSL
回線設定パラメータ初期値が必ずしもその加入者回線で
最適なADSL回線伝送特性とするための最適なADS
L回線設定パラメータであるとは限らないためである。
このことにより、ある加入者のADSL回線が頻繁に断
となり、正常なデータ通信ができない状態が発生し得
る。
【0035】第2の問題点は、ADSL回線設定パラメ
ータを調整するために保守者による作業が必要となり、
したがって人作業の経費が発生するということである。
【0036】その理由は、ADSL回線を確立するため
と、加入者に満足し得るADSL回線状態を付与するた
めに、ADSL回線サービス提供の保守者の推測と経験
則によりADSL回線設定パラメータを調整する必要が
あるためである。
【0037】第3の問題点は、加入者からのクレームに
対する対応に時間を要するということである。
【0038】その理由は、第2の問題点の理由と同じで
ある。
【0039】第4の問題点は、加入者回線の周辺環境の
変化に対応して、ADSL回線サービス提供者は最適な
ADSL回線設定パラメータを常に保持できず、ADS
L回線の保守性が悪いということである。
【0040】その理由は、第1の問題点の理由と同様
に、DSLAMはADSL回線設定パラメータ初期値の
みを保持していることと、第2の問題点の理由と同様に
人作業の工数が発生するためである。
【0041】なお、特開2000−209338号公報
に、高速サービス用通信リンクの試験方法に関する技術
が開示されているが、これは回線の電気的/物理的特性
を試験するための技術である。すなわち、ループの長
さ、ライン負荷インピーダンス、負荷コイル、周波数特
性等を試験するための技術である。
【0042】これに対し、本発明は回線の伝送特性を試
験するための技術であり、上記公報記載の技術とは、目
的、構成、作用、効果のいずれもが全く相違する。
【0043】そこで本発明の目的は、それぞれの加入者
回線に最適なDSL回線設定パラメータを提供し、AD
SL回線の伝送特性品質を向上させることが可能な通信
システム、そのシステムに含まれる多重化装置、回線伝
送特性テスト方法ならびにプログラムを提供することに
ある。
【0044】本発明の他の目的は、特定の加入者回線に
対するADSL回線設定パラメータ調整の作業効率の向
上と費用の削減を実現することにある。
【0045】本発明の他の目的は、加入者からのクレー
ムや加入者回線環境等に対して即時対応できる状態と
し、ADSL回線サービスの保守性と信頼性と顧客満足
度を向上させることにある。
【0046】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明による通信システムは、加入者回線の伝送特性
をテストし、前記テスト結果に基づいて前記加入者回線
に回線設定パラメータを設定する伝送特性テスト手段と
を含むことを特徴とする。
【0047】また、本発明による加入者回線アクセス多
重化装置は、加入者回線の伝送特性をテストし、前記テ
スト結果に基づいて前記加入者回線に回線設定パラメー
タを設定する伝送特性テスト手段とを含むことを特徴と
する。
【0048】また、本発明による回線伝送特性テスト方
法は、加入者回線の伝送特性をテストする伝送特性テス
トステップと、前記テスト結果に基づいて前記加入者回
線に回線設定パラメータを設定する回線設定パラメータ
設定ステップとを含むことを特徴とする。
【0049】また、本発明によるプログラムは、回線伝
送特性テスト方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムであって、そのプログラムは加入者回線の伝送
特性をテストする伝送特性テストステップと、前記テス
ト結果に基づいて前記加入者回線に回線設定パラメータ
を設定する回線設定パラメータ設定ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0050】本発明によれば、上記構成を含むことによ
り、それぞれの加入者回線に最適なDSL回線設定パラ
メータを提供し、ADSL回線の伝送特性品質を向上さ
せることが可能となる。
【0051】本発明の第1から第5の実施の形態で示し
たADSL回線テスト機能を備えたデジタル加入者回線
アクセス多重化装置は、自動的に各加入者回線のADS
L回線伝送特性をテストする。
【0052】より具体的には、ADSL回線テスト機能
を備えたデジタル加入者回線アクセス多重化装置におい
て、DSLAM(図1と図3と図4の80)と、DSL
AM管理システムであるNMS(図6の6)と、NMS
に接続する端末(図5の1)が、ADSL回線伝送特性
テスト部(図1と図3と図4の1と、図5の1と、図6
の1)と、DSLAM(図1と図3と図4の80)とD
SLAM管理システム、一般的には、ネットワーク管理
システムであるNMS(図6の6)とNMSに接続する
端末(図5の1)のADSL回線伝送特性テスト部(図
1と図3と図4の1と、図5の1と、図6の1)が、A
DSL回線伝送特性テストを自動的に実施するステップ
(図2のステップA2からA6を含むステップA50)
を有する。
【0053】本発明の第1から第5の実施の形態で示し
たADSL回線テスト機能を備えたデジタル加入者回線
アクセス多重化装置は、自動的に得られた各加入者回線
のADSL回線伝送特性評価結果をデータベースへ保存
する。また、必要時にADSL回線伝送特性評価結果を
データベースより読み出す。
【0054】より具体的には、ADSL回線テスト機能
を備えたデジタル加入者回線アクセス多重化装置におい
て、DSLAM(図1と図3の80)とDSLAM管理
システムであるNMS(図4と図5と図6の6)が、デ
ータベース(図1と図3の2と、図4と図5と図6の
2)をそれぞれ保持することと、DSLAM(図1と図
3と図4の80)とDSLAM管理システムであるNM
S(図5の6)とNMSに接続する端末(図5の1)の
ADSL回線伝送特性テスト部(図1と図3と図4の1
と、図5の1と、図6の1)が、ADSL回線伝送特性
テスト結果を保存するステップ(図2のステップA5)
と、ADSL回線伝送特性テスト結果を参照するステッ
プ(図2のステップA13)と、最適ADSL回線設定
情報を検出するステップ(図2のA14)とを有する。
【0055】本発明では、デジタル加入者回線アクセス
多重化装置、あるいはNMS、あるいは外部端末がAD
SL回線伝送特性テスト部を備える。このため、ADS
L回線伝送特性テスト部は各加入者回線、すなわちAD
SL回線毎のADSL回線伝送特性を自動的に取得する
ので、ADSL回線提供者の人作業によるADSL回線
設定パラメータの調整や調査が不要となる。
【0056】ADSL回線伝送特性テスト部は、ADS
L回線伝送特性を自動的に実施するための伝送特性テス
ト方法を自由に構築することできる。
【0057】さらに本発明では、デジタル加入者回線ア
クセス多重化装置、あるいはNMSがデータベースを備
える。
【0058】このため、データベースはADSL回線伝
送特性テスト部が実施した各加入者回線、すなわちAD
SL回線毎のADSL回線伝送特性結果データを保持す
る。
【0059】さらに、ADSL回線伝送特性テスト部に
より、データベース内のADSL回線伝送特性結果デー
タが参照される。さらに、ADSL回線伝送特性テスト
部により、データベース内の加入者回線の最適ADSL
改選設定情報が検出される。
【0060】
【発明の実施の形態】以下, 本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。まず,第1 の実施
の形態について説明する。図1は, 本発明に係る加入者
回線アクセス多重化装置を含む通信システムの第1 の実
施の形態の構成図である。同図を参照すると、本発明に
係る通信システムは、DSLAM(Digital S
ubscriber Line Access Mul
tiplexer:デジタル加入者回線アクセス多重化
装置)80と、ネットワーク90と、NSM(Netw
ork Management System : ネッ
トワーク管理システム)6と、ATU−R(ADSL
Termination Unit−Remote:加
入者側ADSLモデム)#1 20a〜#n 20n
と、PC(パーソナルコンピュータ)#1 30a〜#
n 30nとを含んで構成され、ネットワーク90を介
してNSM6とDSLAM80とが接続され、ATU−
R#1 20a〜#n 20nが通信回線50a〜50
nを介してDSLAM80と接続され、PC#1 30
a〜#n 30nがATU−R#1 20a〜#n 2
0nと接続されている。
【0061】DSLAM80は、データ信号多重部3
と、ATU−C#1 10a、ATU−C#2 10
b、ATU−C#n 10n (ADSL Termi
nation Unit − Central Off
ice:局者側ADSLモデム)と、ADSL回線伝送
特性テスト部1と、データベース2と、記録媒体4とを
含んで構成される。
【0062】DSLAM80が接続されるネットワーク
90には、DSLAM管理システム、一般的には、ネッ
トワーク管理システムであるNMS6が接続されてお
り、NMS6は主にネットワーク90とDSLAM80
を監視制御する。さらに、NMS6は、DSLAM80
内のADSL回線伝送特性テスト部1の制御およびデー
タベース2の参照や制御をネットワーク90を介して行
う。
【0063】データ信号多重部3は、ATU−C#1
10a、ATU−C#2 10b、ATU−C#n 1
0nから受信したデータ信号を多重し、ネットワーク9
0へ送信する。また、データ信号多重部3は、ネットワ
ーク90から受信したデータ信号を、各ATU−C#1
10a、ATU−C#2 10b、ATU−C#n1
0n へと振り分けて送信する。
【0064】ADSL回線伝送特性テスト部1は、AD
SL回線設定パラメータをそれぞれのATU−C#1
10a、ATU−C#2 10b、ATU−C#n 1
0nに設定する。さらに、ADSL回線伝送特性テスト
シーケンスに従い、自動的にADSL回線伝送特性テス
トを実施する。さらに、ADSL回線伝送特性テスト結
果をデータベース2に格納する。さらに、データベース
2に格納されているADSL回線伝送特性テスト結果を
参照し、適切なADSL回線設定パラメータを検出す
る。さらに、ADSL回線伝送特性テスト部1はADS
L回線設定パラメータ初期値も備える。
【0065】一方、加入者宅にはATU−R#1 20
a、ATU−R#2 20b、ATU−R#n 20n
(ADSL Termination Unit−Re
mote:加入者側ADSLモデム)と、加入者がそれ
ぞれに保有するPC(パーソナルコンピュータ)#1
30a、PC#2 30b、PC#n 30nとが設置
される。
【0066】それぞれのPC#1 30a、PC#2
30b、PC#n 30nは、それぞれのATU−R#
1 20a、ATU−R#2 20b、ATU−R#n
20cと接続する。
【0067】DSLAM80内のそれぞれのATU−C
#1 10a、ATU−C#2 10b、ATU−C#
n 10n は、それぞれのATU−R#1 20a、
ATU−R#2 20b、ATU−R#n 20nと、
それぞれの加入者回線50a、加入者回線50b、加入
者回線50nを介して接続される。
【0068】ADSLは、既存の電話回線を使用して高
速のデータ通信を可能とする技術であるので、加入者宅
までのそれぞれの加入者回線50a、加入者回線50
b、加入者回線50nの回線は現在使用中の電話回線で
あり、これらの回線がADSL回線となる。
【0069】加入者は、それぞれのPC#1 30a、
PC#2 30b、PC#n 30nを利用して、AT
U−R#1 20a、ATU−R#2 20b、ATU
−R#n 20nと高速なデータ通信を可能とするAD
SL回線となった加入者回線50a、加入者回線50
b、加入者回線50nとDSLAM80とを介してネッ
トワーク90に接続し、インターネット関連のデータ通
信を行う。
【0070】それぞれのATU−C#1 10a、AT
U−C#2 10b、ATU−C#n 10n とそれ
ぞれのATU−R#1 20a、ATU−R#2 20
b、ATU−R#n 20n間のトレーニングは、AD
SL回線伝送特性テスト部1より設定されたADSL回
線設定パラメータを参照して実施され、トレーニングの
結果、各加入者回線50a、加入者回線50b、加入者
回線50nのADSL回線の伝送帯域が決定される。
【0071】次に本発明の第1の実施の形態の動作につ
いて図2を参照して説明する。図2は第1の実施の形態
の動作を示すフローチャートである。動作モードとして
通常モードと保守モードの2つが存在する。
【0072】本発明に係る通信システムにおけるDSL
AM80のADSL回線伝送特性テスト部1は、通常モ
ードの場合、加入者回線50a、加入者回線50b、加
入者回線50nがADSL回線として運用状態であるか
否かを判定する(ステップA1)。
【0073】加入者回線50a、加入者回線50b、加
入者回線50nがADSL回線としてサービス非運用状
態の場合(ステップA1にてNO)、ADSL回線伝送
特性テスト部1はADSL回線伝送特性テストシーケン
ス群(ステップA50)を実行する。
【0074】ADSL回線伝送特性テストシーケンス群
(ステップA50)において、ADSL回線伝送特性テ
ストモードがスタートする(ステップA2)と、次いで
G.dmtやG.liteに規定されているADSL動
作モードのいずれかが選択される(ステップA3)。
【0075】そして、ステップA3にて選択されたAD
SL動作モードに対して、あらかじめ設定されたADS
L回線伝送特性テストシーケンス群(ステップA4)に
従い、ADSL回線伝送特性テスト部1は、加入者回線
に対してADSL回線伝送特性テストを実行する。
【0076】ADSL回線伝送特性テストシーケンス群
(ステップA4)では、例えば、デフォルトADSL回
線設定パラメータでの伝送特性テスト(ステップA5
1)と、ADSL回線速度とSNR(Singal t
o Noise Raito)のADSL伝送特性テス
ト(ステップA52)と、ADSL回線速度とインター
リーブディレイ(Interleave Delay)
のADSL伝送特性テスト(ステップA53)とその他
のADSL伝送特性(ステップA54)を実施する。
【0077】デフォルトADSL回線設定パラメータで
の伝送特性テスト(ステップA51)では、ADSL回
線サービス提供者が設定するデフォルトのADSL回線
設定パラメータの場合のADSL回線となる各加入者回
線の状態を把握することができる。
【0078】図9はデフォルトADSL回線設定パラメ
ータでの伝送特性テストにおける設定パラメータ値と、
パラメータ設定後のADSL伝送特性結果との関係の一
例を示す図である。
【0079】同図を参照すると、設定パラメータとし
て、下り方向および上り方向のおのおのにターゲットS
NRマージン、最大SNRマージン、最小SNRマージ
ン、最大ADSL回線速度、最小ADSL回線速度およ
び最大インターリーブディレイがもうけられており、し
かもそれらの設定パラメータはG.dmt/DBM(D
ual Bit Map),G.dmt/FBM(Fe
xt Bit Map),G.lite/DBM,G.
lite/FBMのおのおののモードに対して別個に設
けられている。
【0080】また、その設定されたパラメータに対する
ADSL伝送特性結果が下り方向および上り方向のおの
おのにADSL回線速度、カレントSNRマージン、カ
レントアッテネーションとして設けられ、しかもそれら
のADSL伝送特性結果はG.dmt/DBM,G.d
mt/FBM,G.lite/DBM,G.lite/
FBMのおのおののモードに対して別個に設けられてい
る。
【0081】ADSL回線速度とSNRマージンのAD
SL伝送特性テスト(ステップA52)では、ターゲッ
トとなるSNRマージン値をデフォルト値から上下変更
させて、その時のADSL回線速度を記録することによ
り、ADSL回線となる各加入者回線における周辺ノイ
ズに対する耐力とADSL回線速度を把握し、ノイズの
影響によりADSL回線が断となりにくい、いわゆる、
ADSL回線速度とADSL回線の強度を重視したAD
SL回線設定パラメータを把握する。
【0082】図10はADSL回線速度とSNRマージ
ンのADSL伝送特性テストにおける設定パラメータ値
と、パラメータ設定後のADSL伝送特性結果との関係
の一例を示す図である。
【0083】同図において設定パラメータとADSL伝
送特性結果の種類は前述の図9と同様である。同図は各
SNRマージンが順次変更されることを示している。
【0084】ADSL回線速度とインターリーブディレ
イのADSL伝送特性テスト(ステップA53)では、
インターリーブディレイ値をデフォルト値から上下変更
させて、その時のADSL回線速度を記録することによ
りADSL回線速度とADSL回線を流れるデータ信号
の信頼性を重視したADSL回線設定パラメータを把握
する。
【0085】図11はADSL回線速度とインターリー
ブディレイのADSL伝送特性テストにおける設定パラ
メータ値と、パラメータ設定後のADSL伝送特性結果
との関係の一例を示す図である。
【0086】同図において設定パラメータとADSL伝
送特性結果の種類は前述の図9と同様である。同図は最
大インターリーブディレイが順次変更されることを示し
ている。
【0087】その他のADSL伝送特性テスト(ステッ
プA54)の一例として、ADSL回線タイプ、すなわ
ちファストチャネル(Fast Channel)と、
インターリーブチャネル(Interleave Ch
annel)と、各パラメータとの伝送特性がある。
【0088】ADSL規格にはファストチャネルと、イ
ンターリーブチャネルとがある。両者の違いは、ADS
L回線上を流れる信号の遅延を考慮するか否かである。
ファストチャネルの場合、インターリーブディレイは0
(ms)となる。インターリーブディレイが0(ms)
とは、信号をスクランブルしないことを意味する。よっ
て、信号にエラーが発生した場合、データとして成立し
ない場合が存在し得る。
【0089】一方、インターリーブチャネルの場合は、
インターリーブディレイは任意値(ms)となる。ただ
し、上限と下限の制限は存在する。よって、信号をスク
ランブルする時間(バッファ)があるので、信号にエラ
ーが発生した場合、エラー部分を修正し、データとして
成立させることができる。
【0090】図12はファスト/インターリーブチャネ
ルのADSL伝送特性テストにおける設定パラメータ値
と、パラメータ設定後のADSL伝送特性結果との関係
の一例を示す図である。
【0091】同図において設定パラメータとADSL伝
送特性結果の種類は前述の図9と同様である。同図は各
設定パラメータがファストチャネルおよびインターリー
ブチャネルのおのおのに対して設けられることを示して
いる。
【0092】ADSL回線伝送特性テストシーケンス群
(ステップA4)において、ADSL回線伝送特性テス
ト部1は、ADSL回線設定パラメータを、テスト対象
となるATU−C(10a、10b、10nのいずれ
か)に設定する。ADSL回線設定パラメータが設定さ
れたATU−C(10a、10b、10nのいずれか)
は、接続されているATU−R(20a、20b、20
nのいずれか)とトレーニングを実施する。
【0093】このトレーニングにより、加入者回線(5
0a、50b、50nのいずれか)がADSL回線が接
続状態となり、ADSL回線伝送特性テスト部1は、A
DSL回線伝送特性結果情報をATU−C(10a、1
0b、10nのいずれか)より取得する。
【0094】次に、ADSL回線伝送特性テスト部1
は、ADSL回線伝送特性テストシーケンス群(ステッ
プA4)の中においてADSL伝送特性テスト結果をデ
ータベース(図1の2)に保存する(ステップA5)。
【0095】以上で、選択されたADSL動作モードで
のADSL伝送特性テストが終了する。ADSL回線伝
送特性テスト部1は、他のADSL動作モードでも同様
の伝送特性テストを実施するために、ステップA3にて
他のADSL動作モードを選択し、ADSL回線伝送特
性テストシーケンス群(ステップA4)を実施し、テス
ト結果をデータベース2に保存する処理(ステップA
5)を繰り返す。
【0096】全てのADSL動作モードでの伝送特性テ
ストが終了すると、ADSL回線伝送特性テスト部1は
テストモードを終了する(ステップA6)。以上の動作
により、ADSL回線サービス運用前のADSL回線伝
送特性テストモードが終了する。
【0097】次にDSLAM80のADSL回線伝送特
性テスト部1は、ADSL回線設定パラメータ初期値を
用意する(ステップA7)。
【0098】ADSL回線伝送特性テスト部1は、AD
SL回線設定パラメータ初期値をそれぞれのATU−C
#1 10a、ATU−C#2 10b、ATU−C#
n10cに設定する(ステップA8)。
【0099】各ATU−C(10a、10b、10n)
は、ステップA8にて設定されたADSL回線設定パラ
メータを参照して、各ATU−R(20a、20b、2
0n)とG.dmt、あるいはG.liteに準拠した
トレーニングを実施し、トレーニングの結果、ADSL
回線が確立する(ステップA9のYES)。確立したA
DSL回線により高速データ通信を可能なサービスが提
供される(ステップA10)。加入者がADSL回線状
態に満足の場合(ステップA11のYES)は、ADS
L回線サービス運用状態となる(ステップA12)。
【0100】しかしながら、ステップA7でのADSL
回線設定パラメータ初期値では、ADSL回線が確立さ
れない場合(ステップA9のNO)や、ADSL回線の
状態、すなわち獲得帯域の速度や、加入者宅までの線路
途中のノイズ源の影響により、ADSL回線が時々同期
断状態となり、データ通信が不通となる等、加入者が不
満を感じる場合がある(ステップA11のNO)。
【0101】これらの場合、加入者は、ADSL回線サ
ービス提供者に対してクレームを上げることとなる(ス
テップA16)。
【0102】一方、ADSL回線サービス提供者は、運
用開始状態であることを判定する(ステップA1のYE
S)。
【0103】ADSLサービス提供者は、ADSL回線
伝送特性テスト部1の、ADSL回線伝送特性テストシ
ーケンス群(ステップA4)のADSL伝送特性テスト
結果をADSL回線伝送特性テスト部1を介して、デー
タベース2から参照する。あるいは、ADSL回線伝送
特性テスト部1がADSL回線設定パラメータとして最
適値を検索するためにデータベース2を参照する(ステ
ップA13)。
【0104】データベース2より、ADSL回線設定パ
ラメータ最適値が検出される(ステップA14)。
【0105】加入者からのクレームの例として、ADS
L回線速度が遅い、ADSL回線速度は十分であるがデ
ータに誤りが多い、データの再送が発生する、ADSL
回線の同期が断となりデータ不通状態となる、あるいは
ADSL回線が同期しない等がある。
【0106】これらのクレームに関しては、ステップA
52においてテストしたADSL回線速度とSNRマー
ジンのADSL伝送特性テストと、ステップA53にお
いてテストしたADSL回線速度とインターリーブディ
レイのADSL伝送特性テストの伝送特性結果を参照
し、ステップA51のデフォルトADSL回線設定パラ
メータでの伝送特性テスト結果と比較する。
【0107】また、当然のことながら、各ATU−C
(10a、10b、10n)には、ADSL回線に関す
る状態や、エラーカウントなどのアラーム監視機能があ
り、このアラーム監視機能をNSM6から参照でき、回
線の状態を管理している。
【0108】よって、NSM6によるADSL回線状態
と、ADSL伝送特性テスト結果と、加入者からのクレ
ームとを総評して、ADSL回線サービス提供者は、ク
レームを解消できるADSL回線設定パラメータを抽出
することができる。
【0109】ADSL回線伝送特性テスト部1は、検出
されたADSL回線設定パラメータ最適値を対象加入者
の加入者回線が接続されるATU−Cに設定する(ステ
ップA15)。
【0110】再度、トレーニングが実施される(ステッ
プA9のYESおよびA10)。そして、加入者がAD
SL回線状態に満足の場合(ステップA11のYES)
は、ADSL回線サービス運用状態となる(ステップA
12)。
【0111】さらに、ADSL回線サービス提供者は、
加入者回線の状況を把握するために、保守モードとし
て、ADSL回線伝送特性テスト部1を動作させること
ができる(ステップA70)。
【0112】保守モードは、ADSL回線サービスが運
用状態であるか否かにかかわらず、ADSL回線伝送特
性テストをスタートする(ステップA70)。一般的
に、保守を必要とする場合、ADSL回線サービス提供
者は、事前に保守を実施する旨を通知するのが通例であ
る。
【0113】この場合、ADSL回線伝送特性テストシ
ーケンス群(ステップA50)を実行し、ADSL回線
伝送特性テストの保守モードを終了する(ステップA7
1)。
【0114】この保守モード(ステップA70〜ステッ
プA50〜ステップA71)を実行することにより、各
加入者回線のADSL回線伝送特性結果データを更新で
きる。
【0115】よって、加入者からクレームが発生した場
合、最新のADSL回線伝送特性結果データを参照し、
最適なADSL回線設定パラメータを提供することが可
能となる。
【0116】次に第2の実施の形態について、図面を参
照して詳細に説明する。図3は第2の実施の形態の構成
図である。同図を参照すると、本発明の第2の実施の形
態は、ADSL回線伝送特性テスト部1と、データベー
ス2と、記録媒体4が、DSLAM80内のADSL回
線伝送特性テストモジュール5として配置されている点
で、第1の実施の形態と異なる。
【0117】したがって、DSLAM80にADSL回
線伝送特性テストモジュール5が実装されている場合、
DSLAM80はADSL回線伝送特性テストを実施す
ることが可能である。
【0118】ADSL回線伝送特性テスト機能を備える
ADSL回線伝送特性テスト部1は、ADSL回線伝送
特性テストモジュール5ごとNMS6により制御される
こととなる。
【0119】すなわち、DSLAM80に、ADSL回
線伝送特性テスト機能を必要とする、しないのいずれか
を選択することができる。
【0120】次に第2の実施の形態の動作について説明
する。ここでは、ADSL回線伝送特性テスト部1とデ
ータベース2が、DSLAM80内にて、ADSL回線
伝送特性テストモジュール5として配置されたが、動作
は第1の実施の形態と同じである。
【0121】ADSL回線伝送特性テストモジュール5
は、図2の第1の実施の形態と同様の処理を実行する。
しかしながら、DSLAM80は、ADSL回線伝送特
性テストモジュール5が実装されている場合、図2に示
す動作を可能とするが、DSLAM80にADSL回線
伝送特性テストモジュール5が未実装の場合、図2に示
す動作を実施することができない。
【0122】ADSL回線伝送特性テスト部1とデータ
ベース2をADSL回線伝送特性テストモジュール5と
することにより、DSLAM80に機能拡張性を持たせ
たことになる。
【0123】次に第3の実施の形態について、図4を参
照して詳細に説明する。図4は第3の実施の形態の構成
図である。同図を参照すると、本発明の第3の実施の形
態は、ADSL回線伝送特性テスト結果データを格納す
るデータベース2がNMS6に接続されている点で第1
の実施の形態と異なる。
【0124】したがって、DSLAM80のADSL回
線伝送特性テスト部1が実施したADSL回線伝送特性
テスト結果データは、ネットワーク90を介して、NM
S6のデータベース2に格納されることとなる。
【0125】次に第3の実施の形態に動作について説明
する。第3の実施の形態の動作は第1の実施の形態の動
作と同様であるが、DSLAM80内に配置されたAD
SL回線伝送特性テスト部1は、ADSL回線伝送特性
テストシーケンス群(図2のステップ A4)のテスト
結果データをNMS6が管理するデータベース2に保存
することとなる。
【0126】一方、ADSL回線伝送特性テスト部1
は、NMS6が管理するデータベース2を参照すること
となる。NMS6にデータベース2を接続したことによ
り、データに関する保守性を向上させることとなる。
【0127】次に第4の実施の形態について、図5を参
照して詳細に説明する。図5は第4の実施の形態の構成
図である。同図を参照すると、本発明の第4の実施の形
態は、ADSL回線伝送特性テスト部1とADSL回線
伝送特性テスト結果データを格納するデータベース2が
NMS6に接続される点で、第1の実施の形態と異な
る。
【0128】ADSL回線伝送特性テスト部1は、NM
Sとは別の制御端末などで実現され、NMS6と協調動
作、あるいは、NMS6を介してDSLAM80にアク
セスして、ATU−C#1 10a、ATU−C#2
10b、ATU−C#n 10c を制御することによ
りADSL回線伝送特性テストを実施する。
【0129】したがって、ADSL回線伝送特性テスト
を実施する場合は、DSLAM80を監視するNMS6
に接続されているADSL回線伝送特性テスト部1より
テストを実施制御することとなる。
【0130】次に第5の実施の形態について、図6を参
照して詳細に説明する。図6は第5の実施の形態の構成
図である。同図を参照すると、本発明の第5の実施の形
態は、ADSL回線伝送特性テスト部1と、ADSL回
線伝送特性テスト結果データを格納するデータベース2
と、記録媒体4がNMS6に含まれる点で第1の実施の
形態と異なる。
【0131】したがって、ADSL回線伝送特性テスト
を実施する場合は、DSLMAを監視するNMS6より
ADSL回線伝送特性テストを制御することとなる。さ
らに、伝送特性テスト結果データはNMS6に配置され
ているデータベース2に格納されることとなる。
【0132】なお、第4と第5の実施の形態の動作は、
第1の実施の形態の動作と同様であるため, その説明を
省略する。
【0133】次に第6の実施の形態について、図7を参
照して詳細に説明する。図7は第6の実施の形態の構成
図である。第6の実施の形態は前述の第4実施形態(図
5参照)の変形実施例である。第4の実施の形態では、
ADSL回線伝送特性テスト部1は、ネットワーク90
を介してDSLAM80に接続し、ADSL回線伝送特
性テストを実施していた。これに対し、第6の実施の形
態では、ADSL回線伝送特性テスト部1は、直接DS
LAM80に接続し、ADSL回線伝送特性テストを実
施する。それ以外は第4の実施の形態と同様である。
【0134】次に第7の実施の形態について、図8を参
照して詳細に説明する。図8は第7の実施の形態の構成
図である。第7の実施の形態は前述の第5実施形態(図
6参照)の変形実施例である。第5の実施の形態では、
NMS6はネットワーク90に接続されていた。したが
って、NMS6はネットワーク90を介してDSLAM
80を制御していた。これに対し、第7の実施の形態で
は、NMS6 はDSLAM80内のデータ信号多重部3
と直接接続される構成であるため、NMS6 はデータ信
号多重部3を直接制御する。それ以外は第5の実施の形
態と同様である。
【0135】次に第8の実施の形態について説明する。
第8の実施の形態は回線伝送特性テスト方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムに関するものであ
る。第1から第7の実施の形態におけるADSL回線伝
送特性テスト部1には記録媒体4が接続されている(図
1、3〜8参照)。この記録媒体4には図2にフローチ
ャートで示すプログラムが格納されている。ADSL回
線伝送特性テスト部1はこの記録媒体4からそのプログ
ラムを読み出し、図2のフローチャートにしたがってA
TU−c#1 10a〜ATU−c#n 10nを制御
する。
【0136】
【発明の効果】本発明による通信システムによれば、加
入者回線の伝送特性をテストし、前記テスト結果に基づ
いて前記加入者回線に回線設定パラメータを設定する伝
送特性テスト手段とを含むため、それぞれの加入者回線
に最適なDSL回線設定パラメータを提供し、ADSL
回線の伝送特性品質を向上させることが可能となる。
【0137】また、本発明による加入者回線アクセス多
重化装置、回線伝送特性テスト方法およびプログラムも
上記通信システムと同様の効果を奏する。
【0138】具体的に説明すると、本発明の第1の効果
は、ADSL回線サービス提供者は、各加入者回線に最
適なADSL回線状態とするためのADSL回線設定パ
ラメータを容易に用意することができ、提供するADS
L回線の品質を向上せることができるということであ
る。
【0139】その理由は、DSLAMが、加入者回線で
のADSL回線伝送特性テストを自動的に実行するAD
SL回線伝送特性テスト部を備えるためである。また
は、NMSがADSL回線伝送特性テストを自動的に実
行するADSL回線伝送特性テスト部を備えるためであ
る。また、ADSL回線伝送特性テスト部を別端末とし
て備えるためである。
【0140】さらに、DSLAM、あるいは、NMSが
データベースを備え、ADSL回線伝送特性テスト部が
実施したテスト結果データをデータベースに保存し、後
に参照できるためである。
【0141】さらに、ADSL回線伝送特性テスト部
は、ADSL回線サービス運用前に、ADSL回線に関
する伝送特性テストを実施し、ADSL回線となる加入
者回線の線路状況を把握するからである。
【0142】第2の効果は、ADSL回線サービス提供
者は、各加入者からのADSL回線サービスに関するク
レームに対して、早急に対応することが可能となり、保
守性を向上させ、顧客満足度を向上させることができる
ということである。
【0143】その理由は、ADSL回線サービス提供者
は、あらかじめテストしたADSL回線伝送特性データ
をデータベースに保持しており、いつでも参照可能であ
るためである。さらに、ADSL回線伝送特性テスト部
には、保守モードの動作があり、ADSL回線サービス
運用状態でも、ADSL回線の伝送特性情報を取得し、
必要に応じて常に最新の最適なADSL回線設定パラメ
ータを保持することができるからである。
【0144】第3の効果は、ADSL回線サービス提供
者は、各加入者からのADSL回線サービスに関するク
レームに対して、必要最小限の経費で対応することがで
きるということである。
【0145】その理由は、各加入者回線に関するADS
L回線の伝送特性をADSL回線伝送特性テスト部が自
動的にテストするからである。さらに、自動的にテスト
されたADSL回線伝送特性結果データを参照すること
ができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加入者回線アクセス多重化装置を
含む通信システムの第1 の実施の形態の構成図である。
【図2】本発明に係る加入者回線アクセス多重化装置を
含む通信システムの第1 の実施の形態の構成図である。
【図3】第2の実施の形態の構成図である。
【図4】第3の実施の形態の構成図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の構成図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態の構成図である。
【図7】第6の実施の形態の構成図である。
【図8】第7の実施の形態の構成図である。
【図9】デフォルトADSL回線設定パラメータでの伝
送特性テストにおける設定パラメータ値と、パラメータ
設定後のADSL伝送特性結果との関係の一例を示す図
である。
【図10】ADSL回線速度とSNRマージンのADS
L伝送特性テストにおける設定パラメータ値と、パラメ
ータ設定後のADSL伝送特性結果との関係の一例を示
す図である。
【図11】ADSL回線速度とインターリーブディレイ
のADSL伝送特性テストにおける設定パラメータ値
と、パラメータ設定後のADSL伝送特性結果との関係
の一例を示す図である。
【図12】ファスト/インターリーブチャネルのADS
L伝送特性テストにおける設定パラメータ値と、パラメ
ータ設定後のADSL伝送特性結果との関係の一例を示
す図である。
【図13】従来のDSLAM(Digital Sub
scriber Line Access Multi
plexer)の構成図である。
【図14】従来のDSLAM(図13の1000)での
ADSL回線設定の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ADSL回線伝送特性テスト部 2 データベース 3 データ信号多重部 4 記録媒体 5 ADSL回線伝送特性テストモジュール 6 NMS 10a、10b、10n ATU−C 20a、20b、20n ATU−R 30a、30b、30n PC 50a、50b、50n 加入者回線(ADSL回線) 80 DSLAM 90 ネットワーク 100a、100b、100c ATU−C 200a、200b、200c ATU−R 300a、300b、300c PC 500a、500b、500c 加入者回線(ADSL
回線) 900 ADSL回線初期値設定部

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者回線の伝送特性をテストし、前記
    テスト結果に基づいて前記加入者回線に回線設定パラメ
    ータを設定する伝送特性テスト手段とを含むことを特徴
    とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記伝送特性テスト手段は、所定の回線
    設定パラメータを変更させることにより前記加入者回線
    の伝送特性をテストすることを特徴とする請求項1記載
    の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記伝送特性テスト手段によるテスト結
    果が格納されるデータベースを含むことを特徴とする請
    求項1または2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記伝送特性テスト手段は、前記データ
    ベースに格納されたテスト結果を参照して回線設定パラ
    メータを設定することを特徴とする請求項3記載の通信
    システム。
  5. 【請求項5】 前記伝送特性テスト手段は、前記加入者
    回線の伝送特性テストを回線サービス運用前または運用
    中のいずれか、あるいは運用前および運用中に実行する
    ことを特徴とする請求項1から4いずれか記載の通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 加入者回線アクセス多重化装置と、ネッ
    トワーク管理システムと、前記加入者回線アクセス多重
    化装置および前記ネットワーク管理システムが接続され
    るネットワークと、前記加入者回線アクセス多重化装置
    に接続される加入者回線とを含んで構成され、 前記伝送特性テスト手段が前記加入者回線アクセス多重
    化装置に含まれることを特徴とする請求項1から5いず
    れか記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 さらに前記データベースが前記加入者回
    線アクセス多重化装置に含まれることを特徴とする請求
    項6記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記データベースと前記伝送特性テスト
    手段とは、着脱自在に設けられることを特徴とする請求
    項7記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 さらに前記データベースが前記ネットワ
    ーク管理システムに接続されることを特徴とする請求項
    6記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 加入者回線アクセス多重化装置と、ネ
    ットワーク管理システムと、前記加入者回線アクセス多
    重化装置および前記ネットワーク管理システムが接続さ
    れるネットワークと、前記加入者回線アクセス多重化装
    置に接続される加入者回線とを含んで構成され、 前記伝送特性テスト手段および前記データベースが前記
    ネットワーク管理システムに接続されることを特徴とす
    る請求項3から5いずれか記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 加入者回線アクセス多重化装置と、ネ
    ットワーク管理システムと、前記加入者回線アクセス多
    重化装置および前記ネットワーク管理システムが接続さ
    れるネットワークと、前記加入者回線アクセス多重化装
    置に接続される加入者回線とを含んで構成され、 前記ネットワーク管理システム内に前記データベースお
    よび前記伝送特性テスト手段が含まれることを特徴とす
    る請求項3から5いずれか記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 加入者回線アクセス多重化装置と、ネ
    ットワーク管理システムと、前記加入者回線アクセス多
    重化装置および前記ネットワーク管理システムが接続さ
    れるネットワークと、前記加入者回線アクセス多重化装
    置に接続される加入者回線とを含んで構成され、 前記データベースは、前記伝送特性テスト手段に接続さ
    れ、前記伝送特性テスト手段は前記加入者回線アクセス
    多重化装置に接続されることを特徴とする請求項3から
    5いずれか記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 加入者回線アクセス多重化装置と、前
    記加入者回線アクセス多重化装置と接続されるネットワ
    ーク管理システムと、前記加入者回線アクセス多重化装
    置が接続されるネットワークと、前記加入者回線アクセ
    ス多重化装置に接続される加入者回線とを含んで構成さ
    れ、 前記ネットワーク管理システム内に前記データベースお
    よび前記伝送特性テスト手段が含まれることを特徴とす
    る請求項3から5いずれか記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 加入者回線の伝送特性をテストし、前
    記テスト結果に基づいて前記加入者回線に回線設定パラ
    メータを設定する伝送特性テスト手段とを含むことを特
    徴とする加入者回線アクセス多重化装置。
  15. 【請求項15】 前記伝送特性テスト手段は、所定の回
    線設定パラメータを変更させることにより前記加入者回
    線の伝送特性をテストすることを特徴とする請求項14
    記載の加入者回線アクセス多重化装置。
  16. 【請求項16】 前記伝送特性テスト手段によるテスト
    結果が格納されるデータベースを含むことを特徴とする
    請求項14または15記載の加入者回線アクセス多重化
    装置。
  17. 【請求項17】 前記伝送特性テスト手段は、前記デー
    タベースに格納されたテスト結果を参照して回線設定パ
    ラメータを設定することを特徴とする請求項16記載の
    加入者回線アクセス多重化装置。
  18. 【請求項18】 前記伝送特性テスト手段は、前記加入
    者回線の伝送特性テストを回線サービス運用前または運
    用中のいずれか、あるいは運用前および運用中に実行す
    ることを特徴とする請求項14から17いずれか記載の
    加入者回線アクセス多重化装置。
  19. 【請求項19】 加入者回線の伝送特性をテストする伝
    送特性テストステップと、前記テスト結果に基づいて前
    記加入者回線に回線設定パラメータを設定する回線設定
    パラメータ設定ステップとを含むことを特徴とする回線
    伝送特性テスト方法。
  20. 【請求項20】 前記伝送特性テストステップは、所定
    の回線設定パラメータを変更させることにより前記加入
    者回線の伝送特性をテストすることを特徴とする請求項
    19記載の回線伝送特性テスト方法。
  21. 【請求項21】 前記伝送特性テストステップによるテ
    スト結果が格納されるデータベースを含むことを特徴と
    する請求項19または20記載の回線伝送特性テスト方
    法。
  22. 【請求項22】 前記伝送特性テストステップは、前記
    データベースに格納されたテスト結果を参照して回線設
    定パラメータを設定することを特徴とする請求項21記
    載の回線伝送特性テスト方法。
  23. 【請求項23】 前記伝送特性テストステップは、前記
    加入者回線の伝送特性テストを回線サービス運用前また
    は運用中のいずれか、あるいは運用前および運用中に実
    行することを特徴とする請求項19から22いずれか記
    載の回線伝送特性テスト方法。
  24. 【請求項24】 回線伝送特性テスト方法をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムであって、 加入者回線の伝送特性をテストする伝送特性テストステ
    ップと、前記テスト結果に基づいて前記加入者回線に回
    線設定パラメータを設定する回線設定パラメータ設定ス
    テップとを含むプログラム。
  25. 【請求項25】 前記伝送特性テストステップは、所定
    の回線設定パラメータを変更させることにより前記加入
    者回線の伝送特性をテストすることを特徴とする請求項
    24記載のプログラム。
  26. 【請求項26】 前記伝送特性テストステップによるテ
    スト結果が格納されるデータベースを含むことを特徴と
    する請求項24または25記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記伝送特性テストステップは、前記
    データベースに格納されたテスト結果を参照して回線設
    定パラメータを設定することを特徴とする請求項26記
    載のプログラム。
  28. 【請求項28】 前記伝送特性テストステップは、前記
    加入者回線の伝送特性テストを回線サービス運用前また
    は運用中のいずれか、あるいは運用前および運用中に実
    行することを特徴とする請求項24から27いずれか記
    載のプログラム。
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