JP2016500235A - Dslシステムのdslライン構成およびパラメータを最適化するためのシステム、方法、および装置 - Google Patents
Dslシステムのdslライン構成およびパラメータを最適化するためのシステム、方法、および装置 Download PDFInfo
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Abstract
本明細書に開示された実施形態によれば、DSLシステムのDSLライン構成およびパラメータを最適化するための装置、システムおよび方法が提供される。例えば、当該システムは:DSLシステムの中で動作する複数のDSLラインを備えるDSLシステムで動作する現在動作中のデジタル加入者回線(「DSLライン」)と接続する工程;DSLラインが動作中にDSLラインのための動作データを収集することによって、現在動作中のDSLラインの活性化されている構成を評価する工程;現在動作中のDSLラインのために複数の候補の構成を決定する工程であって、前記複数の候補の構成は現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性がある工程;DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程;および、現在動作中のDSLラインを、DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から、DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程のための手段を備える。他の関連する実施形態が開示される。
Description
(著作権表示)
本特許出願書類の発明の一部は、著作権保護のもとにある資料を含む。著作権所有者は、米国特許商標庁による特許のファイルまたは記録であることが明らかである場合には、特許出願書類または特許発明のいずれによる複写に対しても異議を唱えないが、その他のものに対してはすべての著作権を留保する。
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(技術分野)
本明細書に開示されている発明は一般にコンピューター分野に関し、および、より詳細には、DSLシステムのDSLライン構成およびパラメータを最適化するためのシステム、方法、および装置に関する。
本明細書に開示されている発明は一般にコンピューター分野に関し、および、より詳細には、DSLシステムのDSLライン構成およびパラメータを最適化するためのシステム、方法、および装置に関する。
背景技術部分で記載される主題は従来技術であると解してはいけない。背景技術部分において記載した結果にすぎない。同様に、背景技術部分に記載されている課題、または、関連している背景技術部分の主題は、従来技術で認識されたものであると解してはいけない。背景技術部分の主題は単に異なるアプローチを示し、それらの部分は特許請求の範囲に記載された主題の実施形態にも対応する。
デジタル加入者回線(DSL)技術は、現存するツイストペア電話ラインによって企業、家庭等の加入者位置まで広帯域のデジタル通信を提供する可能性がある。これらのツイストペア電話ラインはループ、DSLライン、または「コッパープラント(copper plant)」と呼ばれることもある
それらの当初の設計は音声帯域アナログ通信だけのためのものであったが、当該ラインが適切に構成され、および、管理されれば、これらのツイストペア電話ラインであっても現代のインターネットユーザの期待に応える範囲内の帯域幅を提供することが可能である。
一般的に言えば、デフォルトまたはテンプレートDSLライン構成がDSLラインに適用され、および、その構成はDSLラインの動作を永久に制御する。従来のDSL実装を使用する場合には、DSL構成は必要な場合にだけ、例えば、DSLラインの性能不良に起因する顧客からのサービスコールに応答するサービス技術者によって修正される。技術者が当該構成を手作業で検査および修正しなければならないので、当該戦略は人的資源の面で非効率的であるし、並びに、当該従来の戦略では、DSL加入者の顧客満足度を大幅に改善する結果、DSLサービスプロバイダーおよびDSLオペレータに向上された利益をもたらす可能性があるDSLラインの動作能力を十分に活用することもできない。
したがって、当該技術の現在の状態は、本明細書に開示されているDSLシステムのDSLライン構成およびパラメータを最適化するためのシステム、方法、および装置によって恩恵を受ける可能性がある。
実施形態は実施例を使用して説明されているが、これは限定することを意味するものではなく、以下の図を考慮して以下の詳細な説明を参照すればより十分に理解されるであろう。
本明細書に開示される装置、システムおよび方法は、DSLシステムのDSLライン構成およびパラメータを最適化するためのものである。1つの実施形態によれば、例示システムは:DSLシステム中で動作する複数のDSLラインを備えるDSLシステムで動作する現在動作中のデジタル加入者回線(「DSLライン」)と接続する工程;DSLラインが動作中にDSLラインのための動作データを収集することによって、現在動作中のDSLラインの活性化されている構成を評価する工程;現在動作中のDSLラインのために複数の候補の構成を決定する工程であって、前記複数の候補の構成は現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性がある工程;DSLラインのために選択された構成として好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程;および、現在動作中のDSLラインを、DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から、DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程のための手段を含み得る。
構成の最適化を実施しているDSLラインが利用可能なさまざまな「構成(configurations)」がある。例えば、当該構成は、現存する構成に対する新しい構成設定またはパラメータ、現存する構成に対して変更または更新される構成設定またはパラメータ、DSLラインで現存する活性化されている構成を完全に置き換える候補の構成、若しくは、DSLラインに対して活性化されている構成を置き換えるためにも使用され得るさまざまなDSLラインプロファイル、に相当し得る。DSL「ラインプロファイル」の一例は、データレート、パワースペクトル密度(PSD)、マージン、順方向誤り訂正(FEC)パラメータ、キャリアマスク(CarrierMak)(CMASK)、システムタイプ等のパラメータを規定する。DSLラインの動作条件に影響を及ぼす他の当該構成またはプロファイルは、本明細書に開示される構成最適化アルゴリズム、方法、技術、装置、およびシステムによっても利用され得る。
以下の説明では、数多くの具体的な詳細は、種々の実施形態の完全な理解を提供するために、特定のシステム、言語、構成要素などを例として説明している。しかしながら、当業者にとっては、発明された実施形態を実施するためにこれらの特定の詳細が必ずしも必要ではないことが明らかである。他の事例では、発明された実施形態を不必要に曖昧にすることを避けるために、よく知られた材料または方法が詳細に記載された。
本明細書に記載され、および、図に表現された多様なハードウェア構成要素に加えて、実施形態は以下に記載された多様な動作をさらに含む。該実施形態に従って記載された動作は、ハードウェア構成要素によって実行され、または、機械が実行可能な命令によって実現されてもよく、該命令は前記動作を実施する命令がプログラムされた汎用プロセッサーまたは特定用途プロセッサーを実行させるために使用される。または、メモリおよび1つまたは複数のプロセッサーのコンピューティング・プラットフォームによって本明細書に記載の動作を実施するソフトウェア命令を含む、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって該動作が実行されてもよい。
実施形態は、明細書に記載の動作を実施するためのシステムまたは装置にも関する。発明されたシステムまたは装置は、要求された目的のために特別に構成されてもよく、すなわち、コンピューターに記憶されるコンピュータープログラムによって選択的に活性化され、または、再構成されてもよい汎用コンピューターを含んでもよい。該コンピュータープログラムは非一時的なコンピューター読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよく、これに限定されるものではないが、それらには、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスクを含む種類のディスク、フラッシュ、NAND、半導体ドライブ(SSD)、CD−ROM、および、磁気−光ディスク、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気または光カード、または、非一時的な電子命令を記憶することができる適切なすべての種類の媒体であって、それぞれがコンピューターシステムバスに接続されているものが含まれる。一実施形態では、これらに記憶される命令を含む非一時的なコンピューター読み取り可能記憶媒体が、装置内の1つまたは複数のプロセッサーを動作させ、本明細書に記載の方法および動作を実施させる。別の実施形態では、該方法および動作を実施する命令が、後の実行のために非一時的なコンピューター可読の媒体に記憶される。
明細書に示されるアルゴリズムおよび表示は、任意の特定のコンピューターまたは他の装置に本質的に関連するものではなく、また、任意の特定のプログラミング言語を参照して記載された実施形態でもない。当然のことながら、本明細書に記載する実施形態の本教示内容を実施するために、さまざまなプログラミング言語が使用されてもよい。
図1は実施形態が動作できる例示的なアーキテクチャ100を示す。スプリッターを含む、または、含まない非対称デジタル加入者回線(ADSL)システム(デジタル加入者回線(DSL)システムの一つの形態)は、多様な適用可能な標準に従って動作し、それらにはADSL1(G.992.1)、ADSL−Lite(G.992.2)、ADSL2(G.992.3)、ADSL2−LiteG.992.4、ADSL2+(G.992.5)および超高速デジタル加入者回線または超高速−ビットレートデジタル加入者回線(VDSL)標準であるG.993.x、並びにG.991.1およびG.991.2一対高速デジタル加入者回線(SHDSL)標準、これらのすべてが結合されおよび結合されない形態、および/またはG.997.1標準(G.ploamとも呼ばれる)が挙げられる。
本明細書に記載の実施形態によれば、住宅にいる消費者およびビジネス消費者を含む末端ユーザ消費者は、インターネット(登録商標)サービスプロバイダー(ISP)などのサービスプロバイダー(SP)、または、データ接続、音声接続、映像接続、および、モバイルデバイス接続の1つまたは複数を複数の加入者に提供するサービスプロバイダーに接続される広域ネットワーク(WAN)バックホールを介してインターネット(登録商標)に接続することができる。該サービスプロバイダーには、従来からのアナログ電話サービス(たとえば、アナログ音声通話のみ可能な旧来の電話サービス(POTS))を提供するために利用されている銅ツイストペア電話回線を少なくとも部分的に介して、契約している末端ユーザにインターネット(登録商標)帯域幅を提供するデジタル加入者回線(DSL)インターネット(登録商標)サービスプロバイダー;従来は「ケーブル」テレビ受像器信号を伝送するために使用された同軸ケーブルを少なくとも部分的に介して、末端ユーザにインターネット(登録商標)帯域幅を提供する同軸ケーブルインターネット(登録商標)サービスプロバイダー;あるいは、顧客の構内で終端する光ファイバーケーブルを介して末端ユーザにインターネット(登録商標)帯域幅を提供する光ファイバーインターネット(登録商標)サービスプロバイダーが挙げられる。他の変形形態も存在し、それらには、アナログ電話ベースの接続を介してアナログ信号でインターネット(登録商標)帯域幅を提供するISP、一方向または両方向衛星接続を介してインターネット(登録商標)帯域幅を提供するISP、および、従来は商用電源(たとえば、電力)を末端ユーザの構内に送電するために利用されていた電源ラインなどの少なくともパワーラインを介してインターネット(登録商標)帯域幅を提供するISP、または、ホットSPOTでの無線(たとえば、WiFi)接続、または、WiMax、3G/4G、LTE等の技術および標準によるモバイルデータ接続などの無線チャンネルを少なくとも一部に介してインターネット(登録商標)帯域幅を提供するISPが挙げられる。
発明された機能を実施する場合には、システムはアクセスノード(AN)で利用可能な、さまざまな動作データ(性能データを含む)を利用できる。
図1では、ユーザの端末装置102(たとえば、加入者宅内機器(CPE)デバイスまたは遠隔ターミナルデバイス、ネットワークノード、LANデバイス等)はホームネットワーク104に結合し、ホームネットワーク104は、次にネットワーク終端(NT)ユニット108と結合する。さらにDSL送受信器ユニット(TU)が図示される(たとえば、DSLループまたはラインを変調するデバイスである)。一実施形態では、NTユニット108は、TU−R(TU遠隔)122(たとえば、ADSLまたはVDSL標準のいずれかによって定義される送受信器)あるいは他のいずれかの適切なネットワーク終端モデム、送受信器または他の通信ユニットを含む。NTユニット108は、マネージメントエンティティ(ME)124も含む。マネージメントエンティティ124は、適用される標準および/または他の基準のいずれかによって要求さるように実行できるマイクロプロセッサー、マイクロコントローラ、またはファームウェアまたはハードウェアの回路ステートマシンなどの任意の好適なハードウェアデバイスであってもよい。マネージメントエンティティ124は、その管理情報ベース(MIB)に、特に、動作データを収集し、および、記憶する。MIBは各MEによって維持される情報のデータベースであって、シンプルネットワークマネージメントプロトコル(SRMP)、管理コンソール/プログラムに提供するようにネットワークデバイスから情報を集めるために使用される管理プロトコルなどのネットワークマネージメントプロトコル、または、中間言語(Tranaction Language 1(TL1))コマンドを介してアクセスすることができる。TL1は通信ネットワーク要素間のプログラムレスポンスおよびコマンドに使用されるために長年をかけて確立されたコマンド言語である。
システムの各TU−R122は、本社(CO)146または他の中心位置のTU−C(TU中心)に結合されることができる。TU−C142は本社146のアクセスノード(AN)114に位置する。マネージメントエンティティ(ME)144は同様にTU−C142に関する動作データのMIBを維持する。当業者であれば理解するように、アクセスノード114は広帯域ネットワーク106または他のネットワークに接続されてもよい。TU−R122およびTU−C142はループ112によって一緒に結合される。ループ112がADSLの場合には、電話回線などのツイストペアラインであってもよく、DSLベースの通信に加えて他の通信サービスを伝送する。
図1に示されるインターフェースのいくつかは、動作データを決定し、収集するために使用される。Qインターフェース126は、オペレータのネットワークマネージメントシステム(NMS)116とアクセスノード114のME144との間のインターフェースを提供する。G.997。1標準で規定されるパラメータはQインターフェース126に適用する。マネージメントエンティティ144でサポートされる近端パラメータはTU−C142から得ることができ、一方、TU−R122の遠端パラメータはUインターフェース上の二つのインターフェースのどちらか一方によって得ることができる。インジケータビットおよびEOCメッセージは、組み込みチャネル132を使用して送信でき、および、物理メディア依存(PMD)層で提供され、および、ME144で要求されるTU−R122パラメータを生成するために使用できる。それに代えて、マネージメントエンティティ144によって要求されると、TU−R122からパラメータを得るために、運用・管理・保守(OAM)チャンネルおよび適切なプロトコルを使用できる。同様に、TU−C142の遠端パラメータはUインターフェース上の二つのインターフェースのどちらか一方によって得ることができる。PMD層で提供されるインジケータビットおよびEOCメッセージは、NTユニット108のマネージメントエンティティ124の要求されるTU−C142パラメータを生成するために使用できる。それに代えて、マネージメントエンティティ124によって要求されると、TU−C142からパラメータを得るために、OAMチャンネルおよび適切なプロトコルを使用できる。
Uインターフェース(ループ112とも呼ばれる)には、二つのマネージメントインターフェースがあり、一つはTU−C142(U−Cインターフェース157)であり、一つはTU−R122(U−Rインターフェース158)である。U−Cインターフェース157はTU−R122がUインターフェース/ループ112を介して取得するTU−C近端パラメータを提供する。同様に、U−Rインターフェース158はTU−C142がUインターフェース/ループ112を介して取得するTU−R近端パラメータ提供する。適用されるパラメータは使用される送信器標準によって異なる(たとえば、G.992。1またはG.992。2)。G.997。1標準は、Uインターフェースでのオプションの運用・管理・保守(OAM)通信チャネルを規定する。このチャネルが実装される場合には、TU−CおよびTU−Rペアは物理層OAMメッセージを伝送するためにそれを使用できる。従って、該システムのTU送受信器122および142は、それぞれのMIBで維持される多様な動作データを共有する。
図1で表現されるのは、いくつかの代替実施形態に従って多様なオプション位置で動作する装置170である。たとえば、一実施形態によれば、装置170はLANの中などのホームネットワーク104の中に位置する。一実施形態では装置170は、加入者宅内機器(CPE)モデムなどのDSLモデムとして動作する。別の実施形態では、装置170はコントローラーカードとして動作し、または、図示されるホームネットワーク104と結合するユーザの端末装置102(たとえば、加入者宅内機器(CPE)デバイスまたは遠隔ターミナルデバイス、ネットワークノード、LANデバイス等)の中のチップセットとして動作する。別の実施形態では、装置170はユーザの端末装置102とDSLラインまたはループの間に接続される、分離されおよび物理的に異なったスタンドアローンユニットとして動作する。たとえば、装置170はスタンドアローン信号調節デバイスとして動作できる。
本明細書で使用する場合、用語「ユーザ」、「加入者」および/または「顧客」とは、通信サービスおよび/または設備が、さまざまなサービスプロバイダー(単数または複数)のいずれかによって提供され、および/または、提供される可能性がある個人、ビジネスおよび/または組織をいう。さらに、用語「加入者宅内機器」とは、サービスプロバイダーによって通信サービスが提供される位置をいう。例えば、DSLサービスを加入者宅内機器に提供するために使用される公衆交換電話網(PSTN)では、電話回線のネットワーク終端(NT)サイドの近くおよび/または関連する場所に位置する。実施例の加入者宅内機器は、住居またはオフィスビルを含む。
本明細書で使用する場合、用語「サービスプロバイダー」とは、通信サービスおよび/または通信設備を、提供、販売、設定、故障修理および/または維持するさまざまなエンティティのいずれかをいう。実施例のサービスプロバイダーは、電話運営会社、電信運営会社、無線運営会社、インターネット(登録商標)サービスプロバイダー、または、独立または広帯域通信サービスプロバイダーとともに、広帯域通信サービス(DSL、DSLサービス、ケーブル等)の診断または改良するサービスを提供するすべてのサービスを含む。
加えて、本明細書で使用する場合、用語「DSL」とは、たとえば、非対称DSL(ADSL)、高速DSL(HDSL)、対称DSL(SDSL)、および/または超高速/超高速−ビット−レートDSL(VDSL)などの多様なDSL技術および/またはその変形形態のいずれかをいう。該DSL技術は適用される標準に従って共通に実装される。たとえば、適用される標準には、ADSLモデムのための国際電気通信連合(I。T。U。)標準G.992。1(G.dmtとしても知られる)、ADSL2モデムのためのI。T。U。標準G.992。3(G.dmt。bis、またはG.ADSL2としても知られる)、ADSL2+モデムのためのI。T。U。標準G.992。5(G.ADSL2plusとしても知られる)、VDSLモデムのためのI。T。U。標準G.993。1(G.VDSLとしても知られる)、VDSL2モデムのためのI。T。U。標準G.993。2、ベクタシステムのためのI。T。U。標準G.993。5、モデム実装ハンドシャイクのためのI。T。U。標準G.994。1(G.hs)、および/またはDSLモデムのマネージメントのためのI。T。U。標準G.997。1(G.ploamとしても知られる)等がある。
DSLモデムおよび/またはDSL通信サービスを顧客に接続することに関しては、例示的なデジタル加入者回線(DSL)設備、DSLサービス、DSLシステム、および/または、DSLサービスを配信するための通常のツイストペア銅電話回線を使用して実現され、並びに、当然のことながら開示された発明の特徴的な方法および装置、および/または、本明細書に発明された通信システムのための伝送媒体の試験は多くの他のタイプおよび/またはさまざまな通信設備、サービス、技術および/またはシステムに適用することができる。たとえば、他のタイプのシステムには、無線配信システム、有線またはケーブル配信システム、同軸ケーブル配信システム、極超短波(UHF)/超短波(VHF)無線周波数システム、衛星または他の地球外システム、セル方式配信システム、広帯域電源−ラインシステムおよび/または光ファイバーネットワークが挙げられる。加えて、これらのデバイス、システムおよび/またはネットワークの組み合わせが使用されてもよい。たとえば、バランコネクターを介して接続されるツイストペアと同軸ケーブルの組み合わせ、または、光ネットワークユニット(ONU)での線形光電気接続を有するアナログファイバーと銅の接続などの物理チャネルを連続させる他のすべての組み合わせが使用されてもよい。
明細書で使用されるフレーズ「に結合する(coupled to)」「と結合する(coupled with)」「に接続する(connected to)」「と接続する(connected with)」および同種のものは、二つの要素および/または構成要素間の接続を記述し、および、結合する(coupled)/接続する(connected)は直接的に一緒になること、または、たとえば1つまたは複数の介在要素または有線/無線接続を介して間接的に一緒になることを意味するものとする。「通信システム」を参照することには、適用可能な、すべての種類のデータ伝送システムへの参照を含むことが意図される。
図2は、実施形態が動作できる代替例示アーキテクチャ200を示す図である。特に示されたのは、最適化を実施する複数のDSLラインであって、最適化領域Aの中のDSLライン210、最適化領域Nの中のDSLライン215、およびいずれかの番号の他の最適化領域にあり得る他の例示DSLライン212を含む。
開示された実施形態によれば、DSLライン210は候補の構成の収納場所としてエレメント205Aで示される最適化領域Aを参照し、および、DSLライン215は候補の構成の別の収納場所としてエレメント205Bで示される最適化領域Nを参照する。この実施例では、全最適化空間にある構成の一組によってDSLラインが最適化されるように、さまざまな最適化領域に対応する複数の収納場所がある。当該最適化空間は最適化中に検討の対象となる全構成セットとして特徴付けられ得る。候補の構成の結果として得られるリスト(例えば、図3のエレメント315Aおよび315Bを参照)または、したがって、各最適化領域は、その最適化領域に対応または関連するDSLラインの最適化のために使用され得る構成のサブセットを示す。複数の当該候補収納場所は、図示されるように異なる最適化領域に対応して利用可能であり、次に参照されるべきであるいくつかの収納場所が決定され得る。例えば、参照されるべきである収納場所は、構成最適化が実施されているDSLラインに関連するサービス製品、DSLAM、およびCPEに基づいて決定され得る。
構成の最適化が実施されているDSLライン210、212、215は、次に例えば、各DSLライン210、212、215に対する単一および/または複数のライン制約に従う好ましい動作特性を最大化または最小化する構成最適化機能部分225に従う。構成最適化機能部分225の中で、収納場所205A〜Bからの利用可能な候補の構成は、各DSLライン210、212、215に対する最低限の動作要件に適合しない構成を除外するように適切にフィルタリングされるので、各DSLライン210、212、215のための候補の構成の収納場所からサブセットを生成する。すなわち、候補の構成の収納場所205A〜Bは与えられたDSLライン210、212、215に対して評価され、および、さらなる検討によって多くが除外され得るが、最低限の動作要件に適合するその他の構成はさらなる検討のために保持されるので、サブセットを構築する。他の例では、第2のラインのための第2の構成も候補の構成の残存するサブセットの中で保持される場合だけ、特定の構成がさらなる検討の対象となり得る。例えば、DSLライン2で構成「B」が利用される場合にだけ、DSLライン1のための構成「A」が機能するということであり得る。したがって、いずれかが使用される場合には、「A」および「B」の両方またはいずれかの構成が保持されなければならない。例えば、「B」の除外によって「A」の除外が肯定的に要求される。次に続く選択フェーズでは、この制約はDSLライン1および2のそれぞれに対するサブ規則または他の複数のラインの制約として再び適用され得る。
2つ以上の候補の構成が残るので、候補の構成のサブセットを各DSLライン210、212、215に対して1つだけに削減するために、構成最適化機能部分225によって選択動作が開始される。
このように、例示実施形態によれば、構成最適化機能部分225はエレメント230でDSLライン毎に最適化の推奨を出力する。例えば、構成最適化機能部分225は、構成最適化機能部分225による最適化プロセスが実施された各DSLラインに対して、収納場所によって提供された構成の残存するサブセットから実現し得る最高の候補の構成を見つけ出すように探し得る。しかしながら、どの構成が「最良(best)」であるかはさまざまに変化するので、選択手段はさらに、各DSLライン210、212、215に関する好ましい動作特性に基づいて、1つだけ残存する候補の構成を選択または選定することができる。
さまざまな実施形態によれば、エレメント230ではDSLライン毎の最適化の推奨を生成するために、他の検討事項も考慮に入れられる。例えば、利用可能な候補の構成または当該構成を最適化するためのパラメータのリストがあれば、構成最適化機能部分225は、与えられたいずれかのラインに対するさまざまな動作特性を最大化または最小化するように探索し得る。例えば、DSLライン210等の1つのラインに対する好ましい動作特性としてデータレートを最大化すること、および、それとは別にDSLライン215等の別のラインに対する待ち時間を最小化することは望ましい。当該動作特性は排他的である必要はないが、あるものが他のものより高度に優先され得る。
他の検討には、必要に応じて、与えられたDSLラインの最適化を、単一ラインの制約または複数の(例えば、結合)ラインの制約に従うようにすることを含む。
単一のライン制約は、除外フェーズを生き残るためにすべての候補の構成に対して、評価および/または報告された動作データ(レート、待ち時間、マージン、パワー等)だけではなく、評価および/または報告された性能カウンター(例えば、コーディング違反(CV)、再初期化(Re−init)等)、並びに、性能カウンターおよび動作データに由来するデータ(ライン安定性、上位層スループット)に忠実であることも含み得る。
複数のライン制約では、2つ以上のDSLラインに対して考慮される要件がいくつ含まれてもよい。例えば、当該複数のラインの要件には(a)共通結合器中のすべてのDSLラインに対する重み付けされたレートの合計が最大になるように適用される効用機能を要求すること;(b)それらの各構成が同一の遅延を利用するように結合ラインが拘束されることを要求すること;(c)それらの各構成が閾値パワーレベルを超えて動作するようにベクトル化されたラインが拘束されることを要求すること;(d)当該単一のラインのための当該構成が、特定のあらかじめ構成された、または、動的に演算された閾値を下回らないデータレートを維持するように結合器中の単一の独立したラインが拘束されることを要求すること;(e)2つのライン間のレート比が事前に構成された特定の値を超えないように結合ラインが拘束されることを要求することなどがある。したがって、特定のDSLラインのための動作特性を最大化するためだけに探索するよりもむしろ、上述の例示の複数のライン制約が適合し合うように、動作特性(例えば、レート、待ち時間等)がある程度、譲歩または無効にされ得る。当該複数のライン制約は、構成の最適化を実施したDSLラインが効率的な動作を確実にするように設定され得る。例えば、ベクトル化されていないDSLラインからベクトル化されたDSLラインへのクロストークが、あらかじめ構成されまたは動的に演算された閾値以下のレベルになるように要求され得る。結合DSLラインに対しては、複数のライン制約には、結合ペアに対するレートの合計が現在構築されているレートよりも大きくなるという要件も含まれ得る。例えば、他のDSLラインが低下するが、新しいプロファイルによって結合DSLライン中の2つのラインの1つが増加し、したがって結果として結合DSLラインに対して純減少となることもあり得る。したがって、1つのラインのゲインによって、所与のDSL加入者に対して単一のユニットとして動作する結合DSLラインの合計が純損失とならないように、複数のライン制約は結合DSLラインを構成する2つの単一DSLラインエレメントの両方に対して検討を要求する。結合DSLラインの構成候補が結合DSLラインを構成する各ペアのそれぞれで同一の遅延を持つことを要求するなど、他の結合ラインの要件も存在する。
他のあらかじめ構成されたまたは動的に演算された閾値も規定され得る。例えば、構成最適化機能部分225は、いずれの候補の構成も最適化されたDSLラインに対してMABR(例えば、最大限達成可能なビットレート)を最大化しなければならないという目標要件を決定することも可能である。
動作特性に直接関係していないが、ビジネスの動作効率の一面を反映する他の検討事項であって、除外フェーズおよび選択フェーズの両方で利用され得る前記他の検討事項もある。例えば、プロファイル変更に起因する評価動作特性から、そのすべてがDSLプロバイダーまたはDSLオペレータ等に運用コストを発生させる、サービスコール、サービス派遣、またはサービス解約の可能性を決定するためにその確率を演算することができる。構成最適化機能部分225は候補の構成に対する当該確率を演算し、および、演算された確率に基づいてこれらのビジネス運営コストを低減することを目的としてプロファイルを除外または選択することができる。サービスコール、サービス派遣、またはサービス解約の可能性を示す演算された確率は、すべての候補の構成に対して評価され得る動作特性(例えば、レート、CV、再初期化等)に対応する。
多くの代替実施形態だけではなく、これらの詳細および他の詳細が以下の図を参照して、以下にさらに詳細に説明される。
図3は、実施形態が動作できる別の代替例示アーキテクチャ300を示す図である。この例示実施形態では、それぞれDSLライン390および395がある。他の各DSLライン390、395とともに構成の最適化が実施され、または、実施されない、他のDSLライン312も存在し得る。
開示された実施形態によれば、構成の最適化は、単一ライン、結合ラインペアおよび複数のベクトル化されたラインから構成される複数のラインの最適化システムであると考えられ得る。ここでは単一ラインの最適化は複数のラインの最適化の退化ケースとなる。さらに、結合ペア内の2つの各ラインが、同一遅延となる装置の制約を、構成の最適化を実施しないかもしれない第2の結合ラインに適用するように、単一ラインの最適化は複数のラインの制約に従い得る。図3に記載の例示実施形態によれば、構成最適化は以下のように進行する:ブロック305Aおよび305Bで開始され、各DSLライン(エレメント390のDSLライン1およびエレメント395のDSLラインN)のそれぞれに対するデータ収集が独立または一緒に実施される。ブロック310で、機能部分は新しいデータの利用可能性を演算し、および、決定ポイント311で十分なデータが入手可能であるか否かを決定する。もし「いいえ(no)」であれば、決定ポイント311で十分なデータが利用可能ではないので、各DSLライン390、395に対するより多くの動作データを蓄積するために、最初、例えば、ブロック305A〜Bのデータ収集フェーズに戻る。
代わりに、もし「はい(yes)」であれば十分なデータが決定ポイント311で利用可能であるので、フローはブロック315Aおよび315Bに進み、ここで候補の構成のリストが構成され、または、候補の構成が各DSLライン390、395のそれぞれに対して独立または一緒に収納場所から読み出される。
次にフローはブロック320Aおよび320Bに進み、ここで単一ラインの制約が各DSLライン390、395のそれぞれに対して独立または一緒に適用され、ブロック320A〜Bで示されるように単一ラインの制約を使用して構成をフィルタリングするように要求されて、各DSLライン390、395のそれぞれに対して単一ライン制約を満足する構成のサブセットが得られる。
次にフローはブロック330に進み、ここで機能部分は複数のライン制約を適用し、および、構成タプルのリストを生成または構成する。例えば、一対の単一DSLラインを有する結合DSLライン等の2ラインシステムでは、第1のライン(例えば、DSLライン390)が3つの候補の構成を有し、および、第2のライン(例えば、DSLライン395)が4つの候補の構成を有する場合には、合計で12(3×4=12)個の可能な構成タプルを生成することが可能になる。したがって、候補の構成となるタプルのサブセットを得るために、複数のライン制約が当該構成タプルに適用される。複数のライン制約はまだ最適化されていないラインからのものである可能性もある。例えば、この実施例では、ライン390および395は構成の最適化を実施しているが、他のDSLライン312はまだ実施されておらず、今のところ、複数のライン制約に他のDSLライン312の必要性または制約が考慮に入れられていない。
決定ポイント331では、タプルのリストがなくなったかが決定される。「はい(yes)」であれば、タプルのリストがなくなっているので、フローは次に、各DSLライン390、395のために追加のデータが収集され得るブロック305A〜Bなどの最初に戻る。あるいは、もし「いいえ(no)」であれば、タプルのリストは空になっていないので、次にフローはブロック335に進み、ここで最終的に最も好ましい動作特性が予測されるタプルが選択されるので、したがってDSLライン毎の最適化の推奨399をして、および、ブロック340Aおよび340Bの機能部分をトリガし、各DSLライン390、395に対して一緒に、または、独立して構成変更要求が送信される。
機能ブロック305Aおよび305Bで開始されるフローは、同一の各DSLライン390、395、または、他のDSLライン312に対して繰り返し実施されてもよい。
説明された実施形態を実施することによって、候補の構成に対するパラメータまたは設定に対しては、従来の実施のようにあらかじめ優先順位付け、または、ランク付けをする必要はない。その代わりに、既知の制約を踏まえてさまざまな利用可能な構成をフィルタリングした後に、スコアまたは他の客観的方法に基づいて、構成最適化装置(例えば、図1のエレメント170)は最適な構成を特定することができる。例えば、異なるVDSL周波数帯プランを選択することによって、達成可能なレートを最適化することが目標である場合には、VDSL17A周波数帯プランは短いループに対して高レートを生成することができ、VDSL8B周波数帯プランは長いループに対して高レートを生成することができる。最適な選択は、過去に実施されていたようなあらかじめ定められた優先順位、または、他の順位付けによっては達成することができない。
さらに、複数ラインの性能を含む客観的関数を構築することでDSLラインは一緒に最適化され得る。ここでは、例えば、構成の最適化が実施されている単一のDSLラインからの増加したクロストーク、ノイズ等のためにDSLシステムの他のDSLラインに悪影響を及ぼし得る動作環境で、結合ラインまたはベクトル化されたラインが最適化の対象となり、または、単一のDSLラインの最適化が実施される。
結合ペアに対する遅延制約付きの重み付け合計レートの最適化は共同最適化の一実施例である。そこでは、結合ペアを構成する各ツイストペア電話ラインの両方で、それらの遅延がどのようなものであっても、結合ペアの両方の送信エレメント間で一致した状態を維持するようにそれらの遅延が調整されるように構成されなければならない。
図4は、開示された実施形態による、DSLシステムのDSLライン構成およびパラメータを最適化するための方法400を図示するフローチャートである。方法400は、ハードウェア(例えば、回路、専用ロジック、プログラム可能なロジック、マイクロコード等)、ソフトウェア(例えば、接続する工程、評価する工程、決定する工程、選択する工程、遷移する工程等、または、これらのいくつかの組み合わせのさまざまな動作を実行する処理デバイスで実施される命令)を含む処理ロジックで実施されることができる。1つの実施形態では、図1のエレメント170、または、図5の構成最適化装置501であらわされる装置によって方法400が実施または調整される。以下に列挙されるブロックおよび/または動作のいくつかは特定の実施形態によるオプションである。示されているブロックの番号付けは明確にするために付されたものであり、さまざまなブロックで発生すべき動作の順番を規定することは意図されていない。
方法400は、そのなかで動作する複数のDSLラインを備えるDSLシステムで動作する現在動作中のデジタル加入者回線(「DSLライン」)と接続する処理ロジックのブロック405で開始される。
ブロック410で、DSLラインが動作中にDSLラインのための動作データを収集することによって、処理ロジックは現在動作中のDSLラインの活性化されている構成を評価する。
ブロック415で、処理ロジックは、現在動作中のDSLラインに対する複数の候補の構成を決定し、当該複数の候補の構成は現在動作中のDSLラインと動作可能に互換性がある。
ブロック420で、処理ロジックは、好ましい動作特性に基づいてDSLラインのための選択された構成として複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する。
ブロック425で、処理ロジックは、現在動作中のDSLラインを当該DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から当該DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる。
ブロック425から、必要に応じて、ブロック499を介してブロック410に戻る処理を繰り返し、ここでは新しく遷移した構成が新しく遷移した構成のDSLラインの動作データを収集することによって評価され、その後にブロック410から425の決定する工程、除外する工程、選択する工程、および遷移する工程動作が続き、または、フローは単純に終了し、最適化プロセスは終了および抜け出る。
別の実施形態によれば、当該方法は選択された構成を使用して動作するDSLラインを評価する工程;および、前記決定する工程、前記選択する工程、および、前記遷移させる工程を繰り返す工程をさらに含む。
当該方法の別の実施形態によれば、DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成からサブセットの1つを選択する工程は:(i)前記複数の候補の構成のそれぞれに対して、各前記候補の構成に動作が遷移したときに、現在動作中のDSLラインに期待効用メトリック(metric)を構築する工程;および(ii)前記複数の候補の構成の中から前記サブセットの1つを選択する工程であって、前記選択する工程は、前記複数の候補の構成のいずれが、前記複数の候補の構成のすべてのサブセットの中で最高値を持つ前記期待効用メトリックに対応するかに基づいて実施される工程を含む。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中のDSLラインの活性化されている構成は複数の候補の構成の1つとして含まれる。当該実施形態によれば、DSLラインのための選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの中から1つを選択する工程は:(i)前記複数の候補の構成のそれぞれに対して、各前記候補の構成に動作が遷移したときに、現在動作中のDSLラインに期待効用メトリックを構築する工程であって、当該期待効用メトリックは、前記DSLラインが動作中に前記DSLラインのために収集された動作データ、および、さらに前記DSLラインの過去の動作特性を反映する過去に収集および記憶された履歴動作データに基づく工程、および、(ii)前記複数の候補の構成の前記サブセットの1つを選択する工程であって、前記選択する工程は、前記複数の候補の構成のいずれが、前記複数の候補の構成のすべての前記サブセットの中で最高値を持つ前記期待効用メトリックに対応するかに基づく工程を含む。
別の実施形態によれば、当該方法は:前記DSLラインのための前記複数の候補の構成の前記サブセットを生成するために、現在動作中の前記DSLラインに対する最低限の動作要件によって前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含む。
別の実施形態によれば、当該方法は:前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程であって:(i)ユーザから提供される構成制約を読み出す工程;(ii)前記複数の候補の構成の第1の構成に動作が遷移した場合に、現在動作中のDSLラインに期待効用メトリック(metric)構築する工程;(iii)前記期待効用メトリックと前記ユーザから提供された構成制約とを比較する工程;(iv)現在動作中の前記DSLラインが前記複数の候補の構成の前記第1の候補に遷移した場合に、前記ユーザが提供する構成制約が達成されないことを前記期待効用メトリックが示す場合には、前記複数の候補の構成の前記第1の構成を除外する工程;および(v)(ii)から(iv)の動作を繰り返すことによって、前記残っている前記複数の候補の構成のそれぞれを順に処理する工程をさらに含む。
例えば、前記ユーザが提供して取り込まれる構成制約には、顧客にアクセス可能なサービス製品、例えば、モデム、ルータ、または他の当該デバイスなどの構成インターフェースを介して獲得される入力を含み、またはユーザが提供して取り込まれる構成制約にはエンドユーザに特有の優先傾向が含まれてもよく、それらの優先傾向にはレートなどの他の動作特性よりもできるだけ待ち時間を少なくすることを要求するゲーマーの優先傾向、または、他の可能な動作特性よりもラインの安定性を指定するビジネスエンティティからの優先傾向等がある。これらの優先傾向は、最適化アルゴリズムによって特定および使用される可能性があるユーザから提供される種々の構成制約の実施例にすぎない。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中の前記DSLラインのための前記複数の候補の構成を決定する工程は:現在動作中の前記DSLラインと通信可能に接続するデジタル加入者回線アクセス多重化装置(DSLAM)と接続する工程;前記DSLAMから現在動作中の前記DSLラインのために利用可能な候補の構成を読み出す工程;および現在動作中の前記DSLラインのために決定された前記複数の候補の構成に、前記DSLAMから読み出された前記利用可能な候補の構成を含ませる工程を含む。
例えば、特定のDSLに実装されるDSLAMは、DSLシステムで使用するためにすでにDSLAMに読み込まれている候補の構成(例えば、利用可能なDSLラインプロファイル、パラメータ、設定等)であらかじめ構成されていてもよい。このタイプの収納場所は多くの可能性がある情報源の1つにすぎない。候補の構成のための他の情報源は、候補の構成を動的に生成、または、他の情報源から当該候補の構成を読み出す等して共存または2者択一的に存在でき、他の情報源としてはDSLシステムの装置に対して責任を持つDSLオペレータとは異なり、および、家庭および企業等のエンドユーザにDSL接続サービスを提供するDSLサービスプロバイダーとも異なるクラウドベースのサードパーティの最適化サービスプロバイダーがある。例えば、当該サードパーティのクラウドベースサービスプロバイダーは、DSLモデム動作を改良するために、最適化サービスおよび候補の構成をエンドユーザに直接提供でき、または、DSLサービスプロバイダーおよび/またはDSLオペレータに提供できる。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中の前記DSLラインのための前記複数の候補の構成を決定する工程は:現在動作中の前記DSLラインを含まない前記DSLシステムの中で動作する1つ以上の他のDSLラインのための成功構成を読み出す工程であって、前記成功構成は前記DSLシステムの前記1つ以上の他のDSLラインの少なくとも1つのために選択された構成として特定されたものであり、および、さらに前記DSLシステムの前記1つ以上の他のDSLラインは前記成功構成のそれぞれに遷移した工程;および現在動作中の前記DSLラインのために決定された前記複数の候補の構成に、前記成功構成を含ませる工程を含む。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中の前記DSLラインのための前記複数の候補の構成を決定する工程は:現在動作中の前記DSLラインのための前記活性化されている構成の複数のコピー、または、デフォルトの構成の複数のコピー、若しくはその両方を生成する工程;前記活性化されている構成、または、前記デフォルトの構成、若しくはその両方の構成の複数のユニークな変形形態を生成するために、前記複数のコピーのそれぞれのすくなくとも1つの構成設定を変更する工程であって、前記複数のユニークな変形形態はお互いに異なり、前記活性化されている構成とは異なり、および前記デフォルトの構成とも異なる工程;および現在動作中の前記DSLラインのために決定された前記複数の候補の構成に、前記複数のユニークな変形形態を含ませる工程を含む。
候補の構成の生成は:(a)専門家によるマニュアル設計;(b)ラインの現在のプロファイルを使用した候補プロファイルの動的生成であって、ここでは履歴プロファイルをDSLラインに適用し、および/または、現在および履歴プロファイルを隣接ラインに適用する動的生成;(c)協調フィルタリング、つまり最N近傍(nearest N neighbor)アルゴリズムであって、ここでは当該アルゴリズムはDSLネットワークの「類似の(similar)」DSLラインに対する成功構成遷移を探し出すアルゴリズム;または(d)上述したようにDSLAMにすでに読み出された候補の構成を使用する工程を含む1つ以上の技術の組み合わせを使用することによって実施することができる。
当該方法の別の実施形態によれば、前記複数の候補の構成は現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性があり、それらは:(i)現在動作中の前記DSLラインのためのDSLモデムを前記各候補の構成に遷移させることによって、前記複数の候補の構成のそれぞれは、現在動作中の前記DSLラインを活性化することができ;(ii)前記複数の候補の構成のそれぞれは、現在動作中の前記DSLラインのための前記DSLモデムによって完全にサポートされる複数の構成設定を持ち;(iii)前記複数の候補の構成のそれぞれは、その中に構成設定を持ち、前記構成設定のそれぞれはDSLサービスプロバイダーによって規定される許容可能な範囲または限界の中にあり;および(iv)前記複数の候補の構成のそれぞれは、現在動作中の前記DSLラインが結合DSLラインの場合には前記結合DSLラインの要件と互換性があり、および、さらに現在動作中の前記DSLラインがベクトル化されたDSLラインの場合には前記ベクトル化されたDSLライン要件と互換性がある。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中のDSLラインは:現在動作中のDSLラインのDSL信号を単一のDSLサービス加入者に搬送する単一のツイストペア電話ライン;2つ以上の単一のツイストペア電話ラインを持ち現在動作中のDSLラインの前記DSL信号を前記単一のDSLサービス加入者に一緒に搬送する結合DSLライン;および、DSLラインのベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインのそれぞれの間でノイズキャンセルをするために一緒に管理される、DSLラインのベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインの1つであるベクトル化されたDSLラインであって、当該ベクトル化されたDSLラインは現在動作中のDSLラインの前記DSL信号を単一のDSLサービス加入者に搬送し、および、DSLラインの当該ベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインの残余のラインは他のDSL信号を他のDSLサービス加入者に搬送する当該ベクトル化されたDSLラインの1つを含む。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中のDSLラインを含み、その中で動作する複数のDSLラインを有するDSLシステムは、単一ラインの制約されたDSLライン、複数ラインの制約された結合DSLライン、および複数のラインの制約されたベクトル化DSLラインを含み;そこでは、好ましい動作特性に基づいて、当該DSLラインのための選択された構成として、複数の候補の構成の中からサブセットの1つを選択する工程であって、それぞれに対する候補の構成を一緒に選択することによって、単一ラインの制約されたDSLライン、複数のラインの制約された結合DSLライン、および複数のラインの制約されたベクトル化DSLラインを一緒に最適化する工程を含み;ここで単一ラインの制約されたDSLラインのために選択する工程は、複数のラインの制約された結合DSLライン、複数のラインの制約されたベクトル化DSLライン、および、1つ以上の他の単一ラインの制約されたDSLラインの従属的な制約によって制限され;ここで複数のラインの制約された結合DSLラインのために選択する工程は、単一ラインの制約されたDSLライン、複数のラインの制約されたベクトル化DSLライン、および1つ以上の他の複数のラインの制約された結合DSLラインの従属的な制約によって制限され;および、ここで複数のラインの制約されたベクトル化DSLラインのために選択する工程は、単一ラインの制約されたDSLラインおよび複数のラインの制約された結合DSLライン、並びに、1つ以上の他の複数のラインの制約されたベクトル化DSLラインの従属的な制約によって制限される。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中のDSLラインを含むその中で動作する複数のDSLラインを有するDSLシステムは:(i)同一のデジタル加入者回線アクセス多重化装置(DSLAM)、(ii)同一の共通結合器、(iii)その中に複数のDSLラインを含む同一のDSLケーブル、および(iv)同一の近隣状態(neighborhood)の1つをその一部に含むDSLラインの1グループを含む。
例えば、当該実施形態では、DSLラインのグループの中のDSLライン間のクロストークは、DSLラインのグループの中のDSLラインの性能に悪影響を及ぼし得る。この場合のクロストークがDSLラインのグループの中のDSLラインの性能に悪影響を及ぼすことは以下の一つに起因する:(i)DSLラインのグループがDSLラインのベクトル化グループではないこと、(ii)DSLラインのベクトル化グループであるDSLラインのグループに対するクロストークが部分的にだけ相殺されること、および(iii)DSLラインのグループのDSLラインの1つ以上がDSLラインのベクトル化グループの一部ではなく、およびDSLラインのグループのDSLラインの残りがDSLラインのベクトル化グループに属していることの1つに起因する。
別の実施形態によれば、当該方法は:動的スペクトル管理:Level2DSM(「DSMLevel2」)によってDSLラインのグループを管理する工程をさらに含み;および、ここでDSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:パワー、パワースペクトル密度(PSD)、および/またはレートに基づいて、DSLラインのグループの中のDSLラインのための構成を一緒に選択する工程を含み、ここでDSLラインのグループのDSLラインは、DSLラインのグループの中のDSLラインに悪影響を及ぼすクロストークを低減するために一緒に管理される。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中のDSLラインはすくなくとも第1の単一のツイストペア電話ラインおよび第2の単一のツイストペア電話ラインをそこに含む結合DSLラインを含み、第1のツイストペア電話ラインおよび第2のツイストペア電話ラインのそれぞれは一緒に現在動作中のDSLラインのDSL信号を搬送し;および、当該方法では結合DSLラインの第1のツイストペア電話ラインおよび第2のツイストペア電話ラインのそれぞれに対して異なる待ち時間を要求する、現在動作中のDSLラインに対する複数の候補の構成のいずれかを除外する工程をさらに含む。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中のDSLラインは、DSLラインのベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインのそれぞれの間のノイズをキャンセルするために一緒に管理される、DSLラインのベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインの1つであるベクトル化されたDSLラインを含み;DSLラインのベクトル化グループのためのスーパー構成(super−cnfiguration)を規定する工程であって、当該スーパー構成は、DSLラインのベクトル化グループ内の複数のベクトル化されたDSLラインに対応する構成のベクトルを特定する工程を含み;および、ここで当該方法は現在動作中の前記DSLラインに対応するベクトル構成の1つを各候補の構成に置き換えると、各候補の構成を前記スーパー構成に統合する要件と対立する、現在動作中のDSLラインのための複数の候補の構成のいずれかを除外する工程をさらに含む。
当該方法の別の実施形態によれば、DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は、以下に示されるものの1つで選択された構成に基づいて選択する工程を含む:(i)選択された構成に遷移した場合にDSLラインの予測されるデータレートが最大である;(ii)選択された構成に遷移した場合にDSLラインの予測される安定性が最大である;(iii)DSLライン選択された構成に遷移した場合に予測される待ち時間が最小である;(iv)選択された構成に遷移した場合にDSLラインの予測されるコール、派遣または解約率が最小である;(v)選択された構成に遷移した場合に、DSLラインに対するユーザ指定のサービスの品質(QoS)パラメータの予測されるコンプライアンスが最大である;および(vi)(i)から(v)の1つ以上の組み合わせ。
当該方法の別の実施形態によれば、DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:複数の候補の構成の中で2つ以上のサブセットが同一の好ましい動作特性を示すことを決定する工程;二次的な好ましい動作特性を示す2つ以上のいずれかに基づいて、同一の好ましい動作特性を示す複数の候補の構成の2つ以上のサブセットから1つを選択する工程;を含み、ここで、好ましい動作特性は安定性、データレート、帯域幅、待ち時間、および、ユーザ指定のサービスの品質(QoS)パラメータに対するコンプライアンスの中の1つであり、および、さらにここで二次的な好ましい動作特性は、好ましい動作特性とは異なる。
例えば、複数の残存する候補の構成が好ましい特徴として特定される与えられた動作特性に対して同一の効用を示す場合があり得る。例えば、100個の候補の構成が与えられたとして考えてみよう。例えば、これらから75個が除外されるかもしれない。そして残存する候補の構成に対する期待される効用の演算の結果、データレートが好ましい動作特性として特定されるが、残余の25候補の構成の中の10個は同一の期待される効用を持つ場合がある。すなわち、現在動作中のDSLラインがそれらに遷移した場合には、10個の残存する候補の構成は同一のデータレートになる、または、なると推測される。これらの10候補の構成の中で最良を反映するものに優先権を与えることは簡単なことであるが、しかし同一のデータレートであるので、これらの最後の10個のどれを選択するべきかが問題となる。最良のデータレートを示すという効用に関する当該共通性にもかかわらず、タイブレーカ(tie−breaker)として機能するように特定される二次的な好ましい動作特性がさらに存在し得る。アルゴリズムによって、最終的に、現在動作中のDSLラインが、次に遷移動作をするために選択される構成である1つの、単一のおよび個別の候補の構成に絞られるように、必要に応じて、当該段階が何回利用されてもよい。候補の構成が最初に多く存在する場合には、これらのサブ段階(例えば、二次的な好ましい動作特性、三次的段階の好ましい動作特性、四次的、五次的など)が、さらに客観的に基準を狭めるように動作することが必要である。
当該方法の別の実施形態によれば、現在動作中のDSLラインをDSLラインのために活性化されている構成を使用する動作からDSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程は:現在動作中の前記DSLラインと通信可能に接続するDSLモデムに命令を送信する工程を含み、ここで当該命令は選択された構成、および、DSLモデムの当該選択された構成への遷移動作に必要なコマンドを規定する。
別の実施形態によれば、当該方法は:選択された構成を使用して動作するDSLラインを評価する工程;動作を決定、選択、および遷移する工程を反復して繰り返すことによって、前記DSLラインを最適化する工程;集束させた後に、動作を決定、選択、および遷移する工程を反復して繰り返すことを終了させて、最適化する工程を抜け出る工程;をさらに含み、ここで集束は以下の少なくとも1つによって達成される:(i)あらかじめ定めされた期間で、現在動作中のDSLラインで活性化されている構成が、現在動作中のDSLラインに対して、活性化されている構成および複数の候補の構成の中で、実現し得る最高の構成として決定されること、および(ii)現在動作中のDSLラインを最適化するためにあらかじめ定められた繰り返し回数を超える期間で、現在動作中のDSLラインで活性化されている構成が、現在動作中のDSLラインに対して、活性化されている構成および複数の候補の構成の中で、実現し得る最高の構成として決定されること、および(iii)DSLシステムの複数のDSLラインの中のいずれかの定められたDSLラインを最適化するために許容されたあらかじめ定められた時間閾値を、最適化する工程が超えること。
例えば、あらかじめ定められた期間は時間、日、週等であってもよく、および、活性化されている構成がその時間の間、好ましい構成を維持する場合には、集束が完了したものとして最適化は終了されるべきである。さらに、非常に多くの繰り返しの間、活性化されている構成が繰り返し維持され、または、最良の構成として選択される場合には、あらかじめ定められた量の繰り返しの後に、当該活性化されている構成が達成可能な最良の構成として特定され、および、そのようなものとして、集束が完了したものとして最適化は終了されるべきである。さらに、最適化期間があらかじめ定められた時間閾値を超える場合には、結果にかかわらず、その時には許容される時間間隔の最大可能範囲で集束が完了したものとして最適化は再び終了されるべきである。例えば、過去一週間、または、一ヶ月、または、設定されている日数のいずれかの最適化の努力が無益であると決定されれば、他のある肯定的なイベントというよりも時間の経過によって最適化が終了し得る。
別の実施形態によれば、当該方法は:結合DSLラインとして、または、ベクトル化されたDSLラインとして動作するので、現在動作中のDSLラインが複数のライン制約にしたがうものとして決定する工程をさらに含み;ここで複数の候補の構成を決定する工程は、複数のライン候補の構成の収納場所から候補の構成を構築する工程を含み;ここで当該方法は、結合されたDSLラインまたはベクトル化されたDSLラインのための複数のライン制約にしたがって、複数のライン候補の構成の収納場所をフィルタリングすることによって、前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含み;ここで当該方法は残余の複数の候補の構成から構成タプルのリストを生成する工程をさらに含み;ここで、DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は、好ましい動作特性を最大化する構成タプルを特定する工程を含み;および、ここで、現在動作中のDSLラインをDSLラインのために活性化されている構成を使用する動作からDSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程は、好ましい動作特性を最大化する特定された構成タプルを採用するために、現在動作中のDSLラインに対する命令を送信する工程を含む。
別の実施形態によれば、当該方法は:現在動作中のDSLラインが単一のDSLライン制約にしたがうことを決定する工程;ここで、複数の候補の構成を決定する工程は単一ライン候補の構成の収納場所から候補の構成を構築する工程を含み;ここで当該方法は、現在動作中の前記DSLラインに対する単一ラインの制約にしたがって、単一ライン候補の構成の収納場所をフィルタリングする工程によって、前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含み;ここで当該方法は残余の複数の候補の構成から構成タプルのリストを生成する工程をさらに含み;ここで、DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は好ましい動作特性を最大化する構成タプルを特定する工程を含み;および、ここで、現在動作中のDSLラインをDSLラインのために活性化されている構成を使用する動作からDSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程は、好ましい動作特性を最大化する特定された構成タプルを採用するために、現在動作中のDSLラインに対する命令を送信する工程を含む。
別の実施形態によれば、当該方法は現在動作中のDSLラインに対するDSLライン遷移制約にしたがって、候補の構成の収納場所をフィルタリングすることによって、前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含み;および、ここでDSLライン遷移制約は、現在動作中のDSLラインに関する複数の動作特性のいずれか一つに対して許容される最大の閾値変化を規定し、ここで許容される最大の閾値変化を超えて現在動作中のDSLラインに関連する動作特性が変化することを要求する候補の構成のいずれもさらに考慮から除外される。
例えば、候補の構成間のDSLラインの状態遷移を実装する実際的見地から、プロファイルパラメータの劇的な変化は避ける必要がある。これによって不安定になり、および、現在動作中のDSLラインに対するダウンタイムを引き起こす可能性があり、もっと悪ければ、現在動作中のDSLラインの経路に物理的に近く位置する他のラインへの過度のレベルの干渉、クロストーク、ノイズ等を引き起こすからであり、当該干渉等は不安定またはダウンタイムを引き起こす可能性があり、そのために今度はサービスコールを発生させ、および、これらの他のDSLラインに対して責任があるDSLオペレータの運用コストを引き上げる可能性がある。例えば、劇的な変化は、ユーザにはDSLサービスのダウンタイムとして知覚され、その期間に計画された状態遷移の前に有効であったよりもさらに悪い可能性がある動作レベルでDSLモデムが再初期化およびサービスを継続させようとするDSLモデムのリトレイン(re−train)イベントをトリガし得る。または、ベクトル化という観点での当該劇的な変化によって、ベクトル化係数がその変化に適応的に順応することができないという重大な変化を引き起こす可能性があり、それによってベクトル化エンジンにそのベクトル化係数の再初期化を試みるようにトリガし得る。ここで最悪のシナリオでは、当該影響を受けたベクトル化グループに関連する他のユーザの多くのDSLラインを一時的に動作停止とし、および、影響を受けたDSL顧客からのサービスコールの波を再びトリガし得る。
別の実施形態によれば、当該方法は:現在動作中のDSLラインが単一のDSLライン制約にしたがうことを決定する工程;および、ここで当該方法は前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程であって:複数の候補の構成に対してそれぞれの構成を平行して評価するアルゴリズムを動作させる工程、および、1つ以上のサブ規則にしたがって各候補の構成が動作するか否かを評価する、レガシー(legacy)実行可能性テストに失敗する候補の構成を除外する工程をさらに含む。
例えば、1つ以上のサブ規則は現場で接続されたDSLライン、例えば、最適化を実施しているDSLラインから収集された性能または動作カウンターに基づいて記述され得る。当該サブ規則を表現し得る一つの方法は以下のようになる:「機能(CV、リトレイン、G.INPカウンター、レート、FEC、マージン)<=または=>閾値」。したがって、例として、例えば、サブ規則(a)「現在のプロファイルの10Mbps同期レートで、測定されたダウンストリームCVの98番目のパ−センタイル<=1000」またはサブ規則(b)「ターゲットプロファイルに対する平均の測定されたダウンストリームレート>=20Mbps」などが挙げられる。
別の実施形態によれば、当該方法は:除外されていない候補の構成のそれぞれに対する利用価値を生成する工程であって、前記利用価値は各候補の構成に対する動作特性を示す工程;前記動作特性が好ましい動作特性に対応するか否かに基づいて、前記利用価値に重み付け値を適用する工程;および、前記候補の構成に対応するスコアのリストを出力する工程をさらに含む。
当該方法の別の実施形態によれば、前記好ましい動作特性に対応する動作特性のための前記利用価値に対してより大きな重み付け値が適用され、および、1つ以上の二次的な好ましい動作特性に対応する動作特性のための前記利用価値に対してより小さな重み付け値が適用される。
当該方法の別の実施形態によれば、DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:現在動作中のDSLラインを複数の候補の構成のサブセットの各それぞれの一つに遷移させることによって開始されるサービスコール、サービス派遣、およびサービス解約の確率を演算する工程;および、現在動作中のDSLラインを遷移させることによって開始される、サービスコール、サービス派遣、およびサービス解約の確率を最小化させる複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程を含む。
例えば、DSL加入者のサービスに関して認識された問題に対する技術支援を要求するために、DSL加入者がDSLサービスプロバイダーまたはDSLオペレータをコールするときにサービスコールは発生する。DSLサービスプロバイダーまたはDSLオペレータのための技術者が、DSL加入者に対するDSLサービスに関する係争中の問題、関心事、または不満を解消しようとして問題を評価するために、DSLサービス加入者の位置に派遣されるときにサービス派遣は発生する。サービスの解約はDSL加入者が彼らのDSLサービスをキャンセルしたときに発生し、これは多くの理由によって起きる可能性があるが、安定性および機能停止の頻度等を含むサービスに対するDSLサービス加入者の満足度によって大きく影響される。
当該方法の別の実施形態によれば、DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:DSL加入者の有料接続プランに基づいて規定される最小データレートを決定する工程;およびDSL加入者の有料接続プランに基づいて規定される最小データレート未満のデータレートで、DSL加入のDSLラインを動作させることによって顧客が不満足になる確率を最小にする複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程を含む。
別の実施形態によれば、当該方法は:各候補の構成に遷移した場合に、現在動作中のDSLラインに対する前記複数の候補の構成のそれぞれに対して、評価された動作特性を生成する工程;および、ここで前記評価された動作特性は現在動作中のDSLラインのために収集された動作データに基づき、および、さらに前記複数の候補の構成のそれぞれの構成設定に基づく工程をさらに含む。
当該方法の別の実施形態によれば、評価された動作特性は、さらに現在動作中のDSLラインが活性化されている構成とは異なる1つ以上の構成を使用して動作した時の、現在動作中のDSLラインに対する履歴動作データに基づく。
別の実施形態によれば、当該方法は:好ましい動作特性に忠実であることに基づいて、および、さらに、1つ以上の二次的な好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットのそれぞれに得点を付ける工程をさらに含み;および、ここで、DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は、最高の得点を持つ複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程を含む。
別の実施形態によれば、当該方法は以下の一つによって実装される:現在動作中のDSLラインの第一端と動作可能に通信する加入者宅内機器(CPE)モデムのチップセット;加入者宅内機器(CPE)モデムとは異なりおよび物理的に分離した信号調整デバイスのチップセットであって、ここでCPEモデムは現在動作中のDSLラインの第一端と通信可能に接続され、および、ここで信号調整デバイスはCPEモデムと通信可能に接続される;現在動作中のDSLラインの第一端と通信可能に接続される加入者宅内機器(CPE)モデム内に構成されるコントローラーカード;および、加入者宅内機器(CPE)モデムとは異なりおよび物理的に分離した信号調整デバイス内に構成されるコントローラーカードであって、ここでCPEモデムは現在動作中のDSLラインの第一端と通信可能に接続され、および、ここで信号調整デバイスはCPEモデムと通信可能に接続される。
別の実施形態によれば、命令が記憶される非一時的コンピューター読み出し可能記憶媒体であって、構成最適化装置のプロセッサーによって実行されると、前記命令は構成最適化装置を:DSLシステム中で動作する複数のDSLラインを備えるDSLシステムで動作する現在動作中のデジタル加入者回線(「DSLライン」)と接続する工程;DSLラインが動作中にDSLラインのための動作データを収集することによって、現在動作中のDSLラインの活性化されている構成を評価する工程;現在動作中のDSLラインのために複数の候補の構成を決定する工程であって、前記複数の候補の構成は現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性がある工程;DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程;および、現在動作中のDSLラインをDSLラインのために活性化されている構成を使用する動作からDSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程を実行させるように機能する。
図5は、実施形態が動作できる、オプションで構成された構成最適化装置501を備えるシステム500の図表示である。
一実施形態では、システム500は、メモリ595およびプロセッサー(単数または複数)596を含む。たとえば、メモリ595は実行されるべき命令を記憶でき、および、プロセッサー(単数または複数)596は該命令を実行できる。また、プロセッサー(単数または複数)596が実装され、明細書で記載された方法を実施するための論理回路を備える実装論理回路560が実装される。システム500は、システム500内のトランザクション、命令、リクエスト、およびデータを1つまたは複数の通信バス515と通信可能に接続される複数の周辺デバイスに伝送する通信バス(単数または複数)515を含む。一実施形態では、システム500は、たとえば、情報を回収し、リクエスト、返信応答を受信し、および、システム500とは分離して位置する、ネットワーク要素と接続するためのマネージメントインターフェース525を含む。
いくつかの実施形態では、DSLベースの通信から分離した帯域外接続を介して、マネージメントインターフェース525は情報と通信する。「帯域内」通信はネットワークデバイス間で交換されるペイロードデータ(たとえば、コンテンツ)が同一通信手段を横断する通信であり、および、「帯域外」通信は、ペイロードデータを通信するためのメカニズムから分離された、孤立された通信手段を横断する通信である。帯域外接続は、システム500と他のネットワークデバイスの間、または、システム500と第3者サービスプロバイダーの間で制御データを通信するための冗長またはバックアップインターフェースとして機能してもよい。
システム500は、通信可能に接続されたDSL接続を介して情報を通信するため、または、接続されたDSLライン、DSLループ、DSLツイステッドペア、およびシステム500と接続されたデジタル通信ラインを監視するためにDSLラインインターフェース530をさらに含む。DSLラインに対する長期間の分析を実施する場合には、システム500は、分析または参照される可能性がある記憶された履歴情報550をさらに含む。システム500はさらに複数の最適化命令555を含むことができ、それらのいずれも構成の最適化を実施している、単一および複数で構成されるライン、各DSLライン、結合DSLラインおよびベクトル化されたDSLライン等を含むDSLラインの分析に応答して開始されることができる。
システム500には特徴ある構成最適化装置501が存在し、これには収集モジュール570、DSLライン評価モジュール575、候補構成の収納場所580、構成選択モジュール585、および状態遷移モジュール590が含まれる。構成最適化装置501は図5に示されるように互換性があるシステム500に実装および構成されることができ、または、適切な実装ロジック560または他のソフトウェアと連動して動作するように分離して提供される。構成最適化装置501は、図1のエレメント170の構成最適化装置で前述された位置のいずれかの場所、例えば、LANの内部、LANの外部、CO位置、CPE施設、CPEモデム、ルータ等の内部に位置してもよい
したがって、1つの実施形態によれば、内部にプロセッサー596およびメモリ595を備えるシステム500は、現在動作中のDSLラインと接続するためのデジタル加入者回線インターフェース(「DSLラインインターフェース」)530、および、前述された実施形態にしたがって動作する構成最適化装置501を含む。
一つの当該実施形態によれば、当該システム500の構成最適化装置501は:収集モジュール570によって、DSLラインが動作中にDSLラインのための動作データを収集することによって、現在動作中のDSLラインの活性化されている構成を評価するDSLライン評価モジュール575;現在動作中のDSLラインのための複数の候補の構成が内部に記憶された候補の構成の収納場所5780であって、前記複数の候補の構成は現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性がある候補の構成収納場所5780;好ましい動作特性に基づいて、DSLラインのための選択された構成として、複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する構成選択モジュール585;および現在動作中のDSLラインを、DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作からDSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる状態遷移モジュール590を含む。
別の実施形態によれば、システム500は、内部で現在動作中のDSLラインが動作するDSLシステムに対して責任があるDSLオペレータの本社(CO)から完全に物理的に分離するサードパーティで動作し;およびここでシステムは、現在動作中のDSLラインのための加入者宅内機器(CPE)モデムと結合するデジタル加入者回線アクセス多重化装置(DSLAM)を介した公衆インターネットによって現在動作中のDSLラインと通信可能に接続する。
別の実施形態によれば、システム500の構成最適化装置501は以下のいずれか一つによって実現される:現在動作中のDSLラインと関連し、および、現在動作中のDSLラインの第一端と通信可能に接続する、DSL加入者の仕事場または個人宅にある加入者宅内機器(CPE)のチップセット;CPEモデムとは異なりおよび物理的に離れた信号調整デバイスのチップセットであって、ここで信号調整デバイスは現在動作中のDSLラインの第一端と通信可能に接続され、および、CPEモデムは、信号調整デバイスと通信可能に接続されるチップセット;現在動作中のDSLラインの第一端と通信可能に接続されるCPEモデム内に構成されるコントローラーカード;および、CPEモデムとは異なりおよび物理的に離れた信号調整デバイス内に構成されるコントローラーカードであって、ここで信号調整デバイスは現在動作中のDSLラインの第一端と通信可能に接続され、および、CPEモデムは、信号調整デバイスと通信可能に接続されるコントローラーカード。
別の実施形態によれば、システム500は、現在動作中のDSLラインと関連し、DSL加入者の仕事場または個人宅にある、加入者宅内機器(CPE)モデムとは物理的に離れているクラウドサービスプロバイダーのサーバーとして動作し;および、ここで現在動作中のDSLラインを、DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作からDSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる状態遷移モジュールは、公衆インターネットを介してCPEモデムに最適化命令を発行するためのクラウドサービスプロバイダーを含み、最適化命令は、CPEモデムで新しく活性化された構成としての選択された構成および選択された構成の活性化を開始するために必要なコマンドを少なくとも含む。
図6は一つの実施形態によるコンピューターシステムの例示的な形態の装置600の図表示を示し、該装置では一組の命令によって、該装置/コンピューターシステム600に本明細書で説明される手法の1つまたは複数のいずれかを実施させるように機能する。代替の実施形態では、該装置は、ローカル領域ネットワーク(LAN)、インターネット、エクストラネット、またはインターネット(登録商標)の他の装置と接続(例えば、ネットワーク化)される。該装置は、クライアント−サーバーネットワーク環境中のサーバーまたはクライアント装置の能力の範囲内で動作し、または、ピアツーピア(あるいは分散型)ネットワーク環境のピア装置として、オンデマンドサービス環境下のサーバーまたは一連のサーバーとして動作できる。該装置の特定の実施形態は、パーソナルコンピューター(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STb)、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、ウェブ装置、サーバー、ネットワークルーター、スイッチまたはブリッジ、演算システム、あるいは、一組の命令を(シーケンシャルに、または)その装置によって実行されるべき動作を特定するように実行できるいずれかの装置の形態であってもよい。さらに、単一の装置だけが記載されているが、用語「装置」には、本明細書で説明される手法の1つまたは複数のいずれかを実施する一組(または複数組)の命令単独または共同して実施する装置の集合(たとえば、複数のコンピューター)を含むものと解釈されるべきである。
例示的なコンピューターシステム600は、バス630を介してお互いに通信する、プロセッサー602、メインメモリ604(たとえば、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、同期DRAM(SDRAM)またはランバスDRAM(RDRAM)等のダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、フラッシュメモリ、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、揮発性だが高データレートRAM等のスタティックメモリ)、および、二次メモリ618を含む。メインメモリ604およびそのサブエレメント(例えば622、623および624)は、本明細書に開示されている方法を実行するために、処理ロジック626およびプロセッサー602と連動して動作する。
例えば、現在動作中のDSLラインに関する収集された現在の動作データ、現在動作中のDSLラインに関する履歴動作データ、または、期待効用メトリックなどのさまざまな演算結果および確率、派遣、解約などのさまざまなサービスコールを開始する演算確率を含む収集されたデータおよび演算部624をメインメモリ604は含む。DSLモデムが特定セットのパラメータ、設定、または、構成最適化プロセスから生成された選択された構成に状態遷移を開始するためのコマンドを最適化命令623は含む。
構成最適化装置634は、動作データの収集工程、候補構成の決定工程、候補の構成のフィルタリングおよび除外工程、および、構成最適化プロセスにしたがってDSLラインの状態遷移のために利用される1つの単一の構成の最終的な選択工程等の上述されたさまざまな方法を実行する。
プロセッサー602は、マイクロプロセッサー、中央処理ユニット、または同種のものなどの1つまたは複数の汎用処理デバイスを示す。より詳細には、該プロセッサー602は、複数命令セット演算(CISC)マイクロプロセッサー、縮小命令セットコンピューター(RISC)マイクロプロセッサー、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサー、他の命令セットを実装するプロセッサー、または命令セットの組み合わせを実装するプロセッサーであってもよい。プロセッサー602は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサー(DSP)、ネットワークプロセッサー、または同種のものなどの1つまたは複数の特定目的処理デバイスであってもよい。プロセッサー602は、本明細書に記載された演算および機能を実施するための処理ロジック626を実施するように構成される。
コンピューターシステム600はネットワークインターフェースカード608をさらに含んでもよい。コンピューターシステム700は、ユーザインターフェース610(映像表示ユニット、液晶ディスプレ−(LCD)、または陰極線管(CRT)など)、英数字入力デバイス612(たとえば、キーボード)、カーソル制御デバイス614(たとえば、マウス)、および、信号生成デバイス616(たとえば、統合されたスピーカー)を含んでもよい。コンピューターシステム600は、周辺デバイス636(たとえば、無線または有線通信デバイス、メモリデバイス、記憶デバイス、音声処理デバイス、映像処理デバイス等)をさらに含んでもよい。
本明細書に開示されている方法または機能のいずれかの1つ以上を実現する、1つ以上のセットの記憶命令(例えば、ソフトウェア622)を備える、非一時的な機械読み取り可能またはコンピューター読み取り可能な記憶媒体631を二次的メモリ618は含んでもよい。コンピューターシステム600によってそれらが実行される間、完全にまたはすくなくとも部分的に、メインメモリ604および/またはプロセッサー602の中にソフトウェア622が存在してもよく、メインメモリ604およびプロセッサー602は機械読み出し可能な記憶媒体を含んでもよい。ソフトウェア622は、ネットワークインターフェースカード608によってネットワーク620を介してさらに転送または受信されてもよい。
本明細書に発明された主題は、実施例および特定の実施形態によって説明されたが、主張される実施形態は明確に列挙された開示された実施形態に限定されるわけではないことが理解されるべきである。それとは反対に、発明には、当業者にとって明らかな多様な修正形態および類似配列を含むことが意図される。したがって、すべての該修正形態および類似配列を包含するように、添付の特許請求の範囲は最も広い解釈を許容する。上記の説明は例示的であって、制限的ではないことが理解されるべきである。多くの他の実施形態が、上記の説明を読んで理解した当業者には明らかになるであろう。したがって、発明された発明の範囲は、添付の特許請求の範囲、およびその特許請求の範囲が権利を有する等価物の全範囲を参照して決定されるべきである。
Claims (39)
- DSLシステムの中で動作する複数のDSLラインを備える前記DSLシステムで動作する現在動作中のデジタル加入者回線(「DSLライン」)と接続する工程;
前記DSLラインが動作中に前記DSLラインのための動作データを収集することによって、現在動作中の前記DSLラインの活性化されている構成を評価する工程;
現在動作中の前記DSLラインのために複数の候補の構成を決定する工程であって、前記複数の候補の構成は現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性がある工程;
前記DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程;および、
現在動作中の前記DSLラインを、前記DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から、前記DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
前記選択された構成を使用して動作する前記DSLラインを評価する工程;
前記決定する工程、前記選択する工程、および、前記遷移させる工程を繰り返す工程をさらに含む方法。 - 請求項1の方法において、
前記DSLラインのために選択された構成として、前記好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:
(i)前記複数の候補の構成のそれぞれに対して、各前記候補の構成に動作が遷移したときに、現在動作中の前記DSLラインに期待効用メトリック(metric)を構築する工程;および
(ii)前記複数の候補の構成の前記サブセットの1つを選択する工程であって、前記複数の候補の構成のすべての前記サブセットの中で最高値を持つ前記期待効用メトリックに対応する前記複数の候補の構成のいずれかに基づいて選択する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインで前記活性化されている構成は前記複数の候補の構成の一つとして含まれ;および
前記DSLラインのために選択された構成として、前記好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:
(i)前記複数の候補の構成のそれぞれに対して、各前記候補の構成に動作が遷移したときに、現在動作中の前記DSLラインに期待効用メトリックを構築する工程であって、前記期待効用メトリックは、前記DSLラインが動作中に前記DSLラインのために収集された動作データに基づき、および、さらに前記DSLラインの過去の動作特性を反映する、以前に収集および記憶された履歴動作データに基づく工程、および
(ii)前記複数の候補の構成の前記サブセットの1つを選択する工程であって、前記選択する工程は、前記複数の候補の構成のすべての前記サブセットの中で最高値を持つ前記期待効用メトリックに対応する前記複数の候補の構成のいずれかに基づいて選択する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
前記DSLラインのための前記複数の候補の構成の前記サブセットを生成するために、現在動作中の前記DSLラインに対する最低限の動作要件によって前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含む方法。 - 請求項5の方法において、
前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程は:
(i)ユーザから提供される構成制約を読み出す工程;
(ii)前記複数の候補の構成の第1の構成に動作が遷移した場合に、現在動作中のDSLラインに期待効用メトリックを構築する工程;
(iii)前記期待効用メトリックと前記ユーザから提供された構成制約とを比較する工程;
(iv)現在動作中の前記DSLラインが前記複数の候補の構成の第1の候補に遷移した場合に、前記ユーザが提供する構成制約が達成されないことを前記期待効用メトリックが示す場合には、前記複数の候補の構成の前記第1の構成を除外する工程;および
(v)(ii)から(iv)の動作を繰り返すことによって、残っている前記複数の候補の構成のそれぞれを順に処理する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインのための前記複数の候補の構成を決定する工程は:
現在動作中の前記DSLラインと通信可能に接続するデジタル加入者回線アクセス多重化装置(DSLAM)と接続する工程;
前記DSLAMから現在動作中の前記DSLラインのために利用可能な候補の構成を読み出す工程;および
現在動作中の前記DSLラインのために決定された前記複数の候補の構成に、前記DSLAMから読み出された前記利用可能な候補の構成を含ませる工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインのための前記複数の候補の構成を決定する工程は:
現在動作中の前記DSLラインを含まない前記DSLシステムの中で動作する1つ以上の他のDSLラインのための成功構成を読み出す工程であって、ここで前記成功構成は前記DSLシステムの前記1つ以上の他のDSLラインのすくなくとも1つのために選択された構成として特定されたものであって、さらに前記DSLシステムの前記1つ以上の他のDSLラインは前記成功構成のそれぞれの1つに遷移したものである工程;および
現在動作中の前記DSLラインのために決定された前記複数の候補の構成に、前記成功構成を含ませる工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインのための前記複数の候補の構成を決定する工程は:
現在動作中の前記DSLラインのための前記活性化されている構成の複数のコピー、または、デフォルトの構成の複数のコピー、若しくはその両方を生成する工程;
前記活性化されている構成、または、前記デフォルトの構成、若しくはその両方の複数のユニークな変形形態を生成するために、前記複数のコピーのそれぞれのすくなくとも1つの構成設定を変更する工程であって、前記複数のユニークな変形形態はお互いに異なり、前記活性化されている構成とは異なり、および前記デフォルトの構成とも異なる工程;および
現在動作中の前記DSLラインのために決定された前記複数の候補の構成に、前記複数のユニークな変形形態を含ませる工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性がある前記複数の候補の構成は:
(i)現在動作中の前記DSLラインのためのDSLモデムを前記各候補の構成に遷移させることによって、前記複数の候補の構成のそれぞれが現在動作中の前記DSLラインを活性化することができ;
(ii)前記複数の候補の構成のそれぞれは、現在動作中の前記DSLラインのための前記DSLモデムによって完全にサポートされる複数の構成設定を持ち;
(iii)前記複数の候補の構成のそれぞれはその中に構成設定を持ち、前記構成設定のそれぞれは、DSLサービスプロバイダーによって規定される許容可能な範囲または限界の中にあり;および
(iv)前記複数の候補の構成のそれぞれは、現在動作中の前記DSLラインが結合DSLラインの場合には前記結合DSLラインの要件と互換性があり、および、さらに現在動作中の前記DSLラインがベクトル化されたDSLラインの場合には前記ベクトル化されたDSLライン要件と互換性がある方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中のDSLラインは:
現在動作中の前記DSLラインのDSL信号を単一のDSLサービス加入者に搬送する単一のツイストペア電話ライン;
現在動作中の前記DSLラインの前記DSL信号を前記単一のDSLサービス加入者に一緒に搬送する、2つ以上の単一のツイストペア電話ラインを有する結合DSLライン;および
DSLラインのベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインのそれぞれの間のノイズをキャンセルするために一緒に管理される、DSLラインのベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインの1つであるベクトル化されたDSLラインであって、前記ベクトル化されたDSLラインは、現在動作中の前記DSLラインの前記DSL信号を単一のDSLサービス加入者に搬送し、および、前記DSLラインのベクトル化グループ内の前記複数のベクトル化されたDSLラインの残りは、他のDSL信号を他のDSLサービス加入者に搬送する前記ベクトル化されたDSLラインのいずれか一つを含む方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインを含み、前記DSLシステムの中で動作する複数のDSLラインを含むDSLシステムは、単一ラインの制約されたDSLライン、複数のラインの制約された結合DSLライン、および複数のラインの制約されたベクトル化DSLラインを含み;
前記好ましい動作特性に基づいて、前記DSLラインのための選択された構成として、複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は、それぞれに対する候補の構成を一緒に選択することによって、前記単一ラインの制約されたDSLライン、前記複数のラインの制約された結合DSLライン、および前記複数のラインの制約されたベクトル化DSLラインを一緒に最適化する工程を含み;
前記単一ラインの制約されたDSLラインのために選択する工程は、前記複数のラインの制約された結合DSLライン、前記複数のラインの制約されたベクトル化DSLライン、および1つ以上の他の前記単一ラインの制約されたDSLラインの従属的な制約によって制限され;
複数のラインの制約された結合DSLラインのために選択する工程は、単一ラインの制約されたDSLライン、複数のラインの制約されたベクトル化DSLライン、および1つ以上の他の前記複数のラインの制約された結合DSLラインの従属的な制約によって制限され;および
前記複数のラインの制約されたベクトル化DSLラインのために選択する工程は、前記単一ラインの制約されたDSLラインおよび前記複数のラインの制約された結合DSLライン、および1つ以上の他の前記複数のラインの制約されたベクトル化DSLラインの従属的な制約によって制限される方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインを含み、前記DSLシステムの中で動作する複数のDSLラインを含む前記DSLシステムは:
(i)同一のデジタル加入者回線アクセス多重化装置(DSLAM);
(ii)同一の共通結合器;
(iii)DSLケーブルの中に複数のDSLラインを含む同一のDSLケーブル;および
(iv)同一の近隣状態(neighborhood);の1つをその一部に含むDSLラインの1グループを含む方法。 - 請求項13の方法において、
動的スペクトル管理:Level2DSM(「DSMLevel2」)に基づいて前記DSLラインのグループを管理する工程をさらに含み、
前記DSLラインのために選択された構成として、前記好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:
前記DSLラインのグループの中の前記DSLラインのための構成をパワー、パワースペクトル密度(PSD)、および/またはレートに基づいて一緒に選択する工程を含み、ここで前記DSLラインのグループの前記DSLラインは、前記DSLラインのグループの中の前記DSLラインに悪影響を及ぼすクロストークを低減するために一緒に管理される方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインは、すくなくとも第1の単一のツイストペア電話ラインおよび第2の単一のツイストペア電話ラインをその中に含む結合DSLラインを含み、第1のツイストペア電話ラインおよび第2のツイストペア電話ラインのそれぞれは一緒に現在動作中の前記DSLラインのDSL信号を搬送し;および
ここで前記方法は、前記結合DSLラインの前記第1のツイストペア電話ラインおよび前記第2のツイストペア電話ラインのそれぞれに対して異なる待ち時間を要求する、現在動作中の前記DSLラインのための複数の候補の構成のいずれかを除外する工程をさらに含む方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインは、前記DSLラインのベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインのそれぞれの間のノイズをキャンセルするために一緒に管理される、DSLラインのベクトル化グループの中の複数のベクトル化されたDSLラインの1つであるベクトル化されたDSLラインを含み;
前記DSLラインのベクトル化グループのためのスーパー構成(uper−cnfiguration)を規定する工程であって、前記スーパー構成は、前記DSLラインのベクトル化グループ内の複数のベクトル化されたDSLラインに対応する構成のベクトルを規定する工程を含み;および
前記方法は、現在動作中の前記DSLラインに対応するベクトル構成の1つを各候補の構成に置き換えると、各候補の構成を前記スーパー構成に統合する要件と対立する、現在動作中のDSLラインのための複数の候補の構成のいずれかを除外する工程をさらに含む方法。 - 請求項1の方法において、
前記DSLラインのために選択された構成として、前記好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:
(i)前記選択された構成に遷移した場合に、前記DSLラインの予測されるデータレートが最大であること;
(ii)前記選択された構成に遷移した場合に、前記DSLラインの予測される安定性が最大であること;
(iii)前記選択された構成に遷移した場合に、前記DSLラインに予測される待ち時間が最小であること;
(iv)前記選択された構成に遷移した場合に、前記DSLラインの予測されるコール、派遣または解約率が最小であること;
(v)前記選択された構成に遷移した場合に、DSLラインに対するユーザ指定のサービスの品質(QoS)パラメータに対する予測されるコンプライアンスが最大であること;および
(vi)(i)から(v)の1つ以上の組み合わせ;のいずれか一つを示す選択された構成に基づいて選択する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
前記DSLラインのために選択された構成として、前記好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:
前記複数の候補の構成の2つ以上のサブセットが同一の好ましい動作特性を示すことを決定する工程;
二次的な好ましい動作特性を示す2つ以上の動作特性に基づいて、前記同一の好ましい動作特性を示す前記複数の候補の構成の2つ以上の前記サブセットから1つを選択する工程;を含み、
前記好ましい動作特性は安定性、データレート、帯域幅、待ち時間、およびユーザ指定のサービスの品質(QoS)パラメータに対するコンプライアンスのいずれか一つであり、およびさらに前記二次的な好ましい動作特性は、前記好ましい動作特性とは異なる方法。 - 請求項1の方法において、
現在動作中の前記DSLラインを、前記DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から前記DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程は:
現在動作中の前記DSLラインと通信可能に接続するDSLモデムに命令を送信する工程を含み、ここで前記命令は、前記選択された構成、および、DSLモデムが前記選択された構成へ遷移動作するために必要なコマンドを規定する方法。 - 請求項1の方法において、
選択された構成を使用して動作するDSLラインを評価する工程;
動作を決定、選択、および遷移する工程を反復して繰り返すことによって、前記DSLラインを最適化する工程;
集束させた後に、前記動作を決定、選択、および遷移する工程を反復して繰り返すことを終了させて、最適化する工程を抜け出る工程をさらに含み;
ここで前記集束は:
(i)あらかじめ定めされた期間で、現在動作中の前記DSLラインで活性化されている構成が、現在動作中の前記DSLラインに対して活性化されている構成および前記複数の候補の構成の中で実現し得る最高の構成として決定されること、および
(ii)現在動作中のDSLラインを最適化するためにあらかじめ定められた繰り返し回数を超えた期間で、現在動作中の前記DSLラインで前記活性化されている構成が、現在動作中の前記DSLラインに対して活性化されている構成および前記複数の候補の構成の中で、実現し得る最高の構成として決定されること、および
(iii)前記DSLシステムの前記複数のDSLラインの中のいずれかの定められたDSLラインを最適化するために許容されたあらかじめ定められた時間閾値を、最適化する工程が超えること、
の少なくとも1つによって達成される方法。 - 請求項1の方法において、
ここで前記方法は、結合DSLラインとして、または、ベクトル化されたDSLラインとして動作するので、現在動作中の前記DSLラインが複数のライン制約にしたがうことを決定する工程をさらに含み;
ここで複数の候補の構成を決定する工程は、複数のライン候補の構成の収納場所から候補の構成を構築する工程を含み;
ここで前記方法は、前記結合されたDSLラインまたは前記ベクトル化されたDSLラインのための複数のライン制約にしたがって、複数のライン候補の構成の前記収納場所をフィルタリングすることによって、前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含み;
ここで前記方法は、残余の複数の候補の構成から構成タプルのリストを生成する工程をさらに含み;
ここで前記DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は、前記好ましい動作特性を最大化する構成タプルを特定する工程を含み;および
ここで、現在動作中の前記DSLラインを前記DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から、前記DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程は、前記好ましい動作特性を最大化する特定された前記構成タプルを採用するために、現在動作中の前記DSLラインに対する命令を送信する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
ここで前記方法は、現在動作中の前記DSLラインが単一のDSLライン制約にしたがうことを決定する工程をさらに含み;
ここで複数の候補の構成を決定する工程は単一ライン候補の構成の収納場所から候補の構成を構築する工程を含み;
ここで前記方法は、現在動作中の前記DSLラインに対する単一ライン制約にしたがって単一ライン候補の構成の収納場所をフィルタリングする工程によって、前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含み;
ここで前記方法は、残余の複数の候補の構成から構成タプルのリストを生成する工程をさらに含み;
ここでDSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は、前記好ましい動作特性を最大化する構成タプルを特定する工程を含み;および
ここで、現在動作中の前記DSLラインを前記DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から、前記DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程は、前記好ましい動作特性を最大化する特定された前記構成タプルを採用するために、現在動作中の前記DSLラインに対する命令を送信する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
ここで前記方法は、現在動作中の前記DSLラインに対するDSLライン遷移制約にしたがって、候補の構成の収納場所をフィルタリングすることによって、前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含み;および
ここで前記DSLライン遷移制約は、現在動作中の前記DSLラインに関する複数の動作特性のいずれか一つに対して許容される最大の閾値変化を規定し、ここで許容される前記最大の閾値変化を超えて現在動作中の前記DSLラインに関連する動作特性が変化することを要求するいずれかの候補の構成をさらに検討から除外する方法。 - 請求項1の方法において、
ここで前記方法は、現在動作中の前記DSLラインが単一のDSLライン制約にしたがうことを決定する工程をさらに含み;および
ここで前記方法は:
複数の候補の構成に対して平行してそれぞれの構成を評価するアルゴリズムを動作させる工程、および
1つ以上のサブ規則にしたがって各前記候補の構成が動作するか否かを評価するレガシー(legacy)実行可能性テストを失敗する候補の構成を除外する工程によって前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程をさらに含む方法。 - 請求項24の方法において、
除外されていない前記候補の構成のそれぞれに対する利用価値を生成する工程であって、前記利用価値は各前記候補の構成に対する動作特性を示す工程をさらに含み;
前記動作特性が前記好ましい動作特性に対応するか否かに基づいて、前記利用価値に重み付け値を適用する工程;および
前記候補の構成に対応する、除外されないスコアのリストを出力する工程を含む方法。 - 請求項25の方法において、
ここで前記好ましい動作特性に対応する動作特性のための前記利用価値に対してより大きな重み付け値が適用され、および、1つ以上の二次的な好ましい動作特性に対応する動作特性のための前記利用価値に対してより小さな重み付け値が適用される方法。 - 請求項1の方法において、
ここで前記DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:
現在動作中の前記DSLラインを複数の候補の構成のサブセットのそれぞれの一つに遷移させることによって開始されるサービスコール、サービス派遣、およびサービス解約の確率を演算する工程;および
現在動作中の前記DSLラインを遷移させることによって開始される、前記サービスコール、前記サービス派遣、および前記サービス解約の確率を最小化させる複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
ここで前記DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:
DSL加入者の有料接続プランに基づいて規定される最小データレートを決定する工程;および
DSL加入者の有料接続プランに基づいて規定される前記最小データレート未満のデータレートで、前記DSLに加入のDSLラインを動作させてしまうことによって顧客が不満足になる確率を最小にする、複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
各候補の構成に遷移した場合に、現在動作中の前記DSLラインに対する前記複数の候補の構成のそれぞれに対して、評価された動作特性を生成する工程をさらに含み;および
ここで前記評価された動作特性は、現在動作中の前記DSLラインのために収集された動作データに基づき、および、さらに前記複数の候補の構成のそれぞれの構成設定に基づく方法。 - 請求項26の方法において、
ここで前記評価された動作特性は、さらに現在動作中の前記DSLラインが活性化されている構成とは異なる1つ以上の構成を使用して動作した時の、現在動作中の前記DSLラインのための履歴動作データに基づく方法。 - 請求項1の方法において、
好ましい動作特性に忠実であることに基づいて、および、さらに、1つ以上の二次的な好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットのそれぞれに得点を付ける工程をさらに含み;および
ここで前記DSLラインのために選択された構成として、前記好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は、最高の得点を持つ前記複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程を含む方法。 - 請求項1の方法において、
ここで当該方法は:
現在動作中の前記DSLラインの第一端と動作可能に通信する加入者宅内機器(CPE)モデムのチップセット;
加入者宅内機器(CPE)モデムとは異なりおよび物理的に分離した信号調整デバイスのチップセットであって、ここで前記CPEモデムは現在動作中の前記DSLラインの第一端と通信可能に接続され、および、ここで前記信号調整デバイスは前記CPEモデムと通信可能に接続されるチップセット;
現在動作中の前記DSLラインの前記第一端と通信可能に接続される前記加入者宅内機器(CPE)モデム内に構成されるコントローラーカード;および
前記加入者宅内機器(CPE)モデムとは異なりおよび物理的に分離した前記信号調整デバイス内に構成されるコントローラーカードであって、ここで前記CPEモデムは現在動作中の前記DSLラインの前記第一端と通信可能に接続され、および、ここで前記信号調整デバイスは前記CPEモデムと通信可能に接続されるコントローラーカードの一つによって実装される方法。 - 命令が記憶される非一時的コンピューター読み出し可能記憶媒体であって、構成最適化装置のプロセッサーによって前記命令が実行されると、前記命令は構成最適化装置を:
DSLシステム中で動作する複数のDSLラインを備える前記DSLシステムで動作する現在動作中のデジタル加入者回線(「DSLライン」)と接続する工程;
前記DSLラインが動作中に前記DSLラインのための動作データを収集することによって、現在動作中の前記DSLラインの活性化されている構成を評価する工程;
現在動作中の前記DSLラインのために複数の候補の構成を決定する工程であって、前記複数の候補の構成は現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性がある工程;
前記DSLラインのために選択された構成として、好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程;および、
現在動作中の前記DSLラインを前記DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から、前記DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる工程の動作を実行させるように機能する非一時的コンピューター読み出し可能記憶媒体。 - 請求項33に記載の非一時的コンピューター読み出し可能記憶媒体であって、
ここで前記DSLラインのために選択された構成として、前記好ましい動作特性に基づいて複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する工程は:
(i)前記複数の候補の構成のそれぞれに対して、各前記候補の構成に動作が遷移したときに、現在動作中の前記DSLラインに期待効用メトリックを構築する工程;および
(ii)前記複数の候補の構成の前記サブセットの1つを選択する工程であって、ここで前記選択する工程は、いずれの前記複数の候補の構成が、前記複数の候補の構成のすべての前記サブセットの中で最高値を持つ前記期待効用メトリックに対応するかに基づく工程と、を含む非一時的コンピューター読み出し可能記憶媒体。 - 請求項33に記載の非一時的コンピューター読み出し可能記憶媒体において、
ここで前記動作はさらに:
(i)ユーザから提供される構成制約を読み出す工程;
(ii)前記複数の候補の構成の第1の構成に動作が遷移した場合に、現在動作中の前記DSLラインに期待効用メトリック(metric)を構築する工程;
(iii)前記期待効用メトリックと前記ユーザから提供された構成制約とを比較する工程;
(iv)現在動作中の前記DSLラインが前記複数の候補の構成の第1の候補に遷移した場合に、前記ユーザが提供する構成制約が達成されないことを前記期待効用メトリックが示す場合には、前記複数の候補の構成の前記第1の構成を除外する工程;および
(v)(ii)から(iv)の動作を繰り返すことによって、残っている前記複数の候補の構成のそれぞれを順に処理する工程によって、前記複数の候補の構成の1つ以上を除外する工程を含む非一時的コンピューター読み出し可能記憶媒体。 - プロセッサーおよびメモリ;
現在動作中のDSLラインと接続するためのデジタル加入者回線インターフェース(「DSLラインインターフェース」);および
構成最適化装置を含むシステムであって、
前記構成最適化装置は:
DSLラインが動作中に前記DSLラインのための動作データを収集することによって現在動作中の前記DSLラインの活性化されている構成を評価するDSLライン評価モジュール;
現在動作中の前記DSLラインのための複数の候補の構成が内部に記憶された候補の構成収納場所であって、前記複数の候補の構成は現在動作中の前記DSLラインと動作に互換性がある前記候補の構成収納場所;
さらに好ましい動作特性に基づいて、前記DSLラインのための選択された構成として、複数の候補の構成のサブセットの1つを選択する構成選択モジュール;および
現在動作中の前記DSLラインを、前記DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から、前記DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる状態遷移モジュールを含むシステム。 - 請求項36のシステムにおいて、
ここで前記システムは、内部で現在動作中の前記DSLラインが動作するDSLシステムに対して責任があるDSLオペレータの本社(CO)から完全に物理的に分離するサードパーティで動作し;および
ここで前記システムは、現在動作中の前記DSLラインのための加入者宅内機器(CPE)モデムと結合するデジタル加入者回線アクセス多重化装置(DSLAM)を介した公衆インターネットによって現在動作中の前記DSLラインと通信可能に接続するシステム。 - 請求項36のシステムにおいて、
ここで前記システムの前記構成最適化装置は:
DSL加入者の仕事場または個人宅にある現在動作中の前記DSLラインと関連し、および、現在動作中の前記DSLラインの第一端と通信可能に接続する加入者宅内機器(CPE)のチップセット;
CPEモデムとは異なりおよび物理的に離れた信号調整デバイスのチップセットであって、ここで前記信号調整デバイスは現在動作中の前記DSLラインの前記第一端と通信可能に接続され、および、前記CPEモデムは、前記信号調整デバイスと通信可能に接続される前記チップセット;
現在動作中の前記DSLラインの前記第一端と通信可能に接続される前記CPEモデムの中に構成されるコントローラーカード;および
前記CPEモデムとは異なりおよび物理的に離れた前記信号調整デバイスの中に構成されるコントローラーカードであって、ここで前記信号調整デバイスは現在動作中の前記DSLラインの前記第一端と通信可能に接続され、および、前記CPEモデムは、前記信号調整デバイスと通信可能に接続される前記コントローラーカードのいずれか一つによって実現される。 - 請求項36のシステムにおいて、
ここで前記システムは、現在動作中の前記DSLラインと関連し、DSL加入者の仕事場または個人宅にある、前記加入者宅内機器(CPE)モデムとは物理的に離れているクラウドサービスプロバイダーのサーバーとして動作し;および
ここで現在動作中の前記DSLラインを、前記DSLラインのために活性化されている構成を使用する動作から、前記DSLラインのために選択された構成を使用する動作に遷移させる状態遷移モジュールは、公衆インターネットを介して前記CPEモデムに最適化命令を発行するための前記クラウドサービスプロバイダーを含み、前記最適化命令は前記CPEモデムで新しく活性化された構成としての選択された構成、および、前記選択された構成の活性化を開始するために必要なコマンドを少なくとも含むシステム。
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