JP2003338738A - Pwm信号のデューティ比制御方法 - Google Patents

Pwm信号のデューティ比制御方法

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JP2003338738A
JP2003338738A JP2002146106A JP2002146106A JP2003338738A JP 2003338738 A JP2003338738 A JP 2003338738A JP 2002146106 A JP2002146106 A JP 2002146106A JP 2002146106 A JP2002146106 A JP 2002146106A JP 2003338738 A JP2003338738 A JP 2003338738A
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duty ratio
duty
pwm signal
signals
signal
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JP2002146106A
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English (en)
Inventor
George Ichiro Hirayama
ジェオルジェ一郎 平山
Yasuyuki Komatsu
康幸 小松
Tadashi Fujiwara
藤原  正
Shigeru Aoki
滋 青木
Fumiaki Mizuno
史章 水野
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Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビット数の多いマイコンを使用せずに、PW
M信号のデューティ精度を上げる。 【解決手段】 マイコンの限界である単位長さの倍数の
デューティ精度で、互いに異なるデューティ比の複数の
信号(A)(B)を生成し、これらの複数の信号を交互
に選択することで、互いに異なるデューティ比の平均値
をデューティ比としたPWM信号(C)を生成するの
で、単位長さよりも、組み合わせた信号の個数の約数の
短さの単位でデューティ比を調整できる。デューティ精
度を上げることで、ランプのちらつきを抑制したり、負
荷としてのモータの速度調整の切り替えを細やかな段階
調節で切り替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PWM信号のデ
ューティ比制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や各種電気機器に使用されるマイ
クロコンピュータチップは、所定の負荷をPWM制御す
るために、その数多くがPWM出力機能を有している。
この場合、マイクロコンピュータチップ側でデューティ
比を設定するだけで、そのPWM出力ポートからPWM
信号を容易に出力できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、マイク
ロコンピュータチップからPWM信号を出力する場合、
PWM信号をディジタル信号として出力することになる
ため、そのPWM信号のデューティ比はリニアには設定
できず、そのマイクロコンピュータチップの設定ビット
数によって決定されることになる。
【0004】ここで、例えば、標準的な8ビットのマイ
クロコンピュータチップの場合、PWM信号のデューテ
ィの設定が8ビットとなる。即ち、PWM信号のデュー
ティ精度は1/28=約0.4%となる。このため、
0.4%区切りでしかデューティ比を設定できないとい
う制約がある。
【0005】例えば、PWM制御信号で、負荷としての
ランプの照度を調節するシステムにおいて、8ビットの
マイクロコンピュータチップのPWM出力機能を使用し
た場合、約0.4%単位でデューティを変更することと
すると、多くの場合ではデューティ間のギャップが多き
すぎて照度がスムーズに変化せず、照度の調節中にちら
つき、不快感を与えることがある。
【0006】このような問題を考慮して、PWM信号の
デューティ比を細かく設定するためには、設定ビット数
の高い高価なマイクロコンピュータチップを使用する方
法がある。
【0007】例えば、0.2%区切り(即ち、デューテ
ィ精度が1/29)でPWM信号のデューティ比を得た
ければ、9ビット以上で設定できる高価なマイクロコン
ピュータチップを使用しなければならないことになる。
尚、9ビットのマイクロコンピュータチップは一般には
市場に出回っておらず、10ビットの設定が可能な16
ビットのマイクロコンピュータチップを使用することは
可能であるが、この場合は、マイクロコンピュータチッ
プとして極めて高価なものとなってしまい、用途を考慮
した場合はオーバースペックになってしまう。
【0008】そこで、この発明の課題は、高価なマイク
ロコンピュータチップを使用することなく、出力信号と
してのPWM信号のデューティ精度を高め得るPWM信
号のデューティ比制御方法及びそれに関連する技術を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、所望の負荷をPWM制御する
場合のPWM信号のデューティ比制御方法であって、所
定の単位長さの倍数のデューティ精度で、互いに異なる
デューティ比の複数の信号を生成する第1の工程と、前
記複数の信号を交互に選択して互いに異なるデューティ
比の平均値をデューティ比としたPWM信号を生成する
第2の工程とを備える。
【0010】請求項2に記載の発明は、所望の負荷をP
WM制御する場合のPWM信号のデューティ比制御方法
であって、所定の単位長さの倍数のデューティ精度で、
互いに異なるデューティ比の複数の信号を生成する第1
の工程と、前記複数の信号を交互に選択して互いに異な
るデューティ比の平均値をデューティ比としたPWM信
号を生成する第2の工程とを備える。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のPWM信号のデューティ比制御方法であって、前記第
1の工程で、前記複数の信号の平均値が前記単位長さの
倍数のデューティ比に一致することのない3以上の前記
信号を生成する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一の実施の形態
に係るPWM信号のデューティ比制御方法を実現するた
めの8ビットのマイクロコンピュータチップ内の機能概
念を示した機能ブロック図、図2,図3は各部の信号を
示すタイミングチャートである。
【0013】このデューティ比制御方法は、二つ以上の
異なるデューティの信号を組合せて出力することによっ
て、デューティ比の精度を向上させたのと同等の結果を
得る。
【0014】具体的に、まず図1に示したマイクロコン
ピュータチップ内の発振部1から0.4%単位の精度の
2つの信号(A)(B)を出力する(図2)。尚、この
両信号(A)(B)は同一の周期の信号であり、また、
各信号(A)(B)のデューティ比は0.4%単位で個
別に変更可能とされる。したがって、各部の信号(A)
(B)のデューティ比は、例えば、20.0%や20.
4%といった設定が可能であるが、0.2%単位での細
かい精度を取ることができないため、例えば20.2%
のデューティ比を出力することができない。
【0015】尚、以下の説明において、第1の信号
(A)のデューティ比をX[%]、第2の信号(B)の
デューティ比をY[%]とする。
【0016】次に、第1の信号(A)と第2の信号
(B)を、これらの1周期毎にセレクタ2で交互に選択
し、第3の信号としてPWM信号(C)を得る。
【0017】そうすると、2周期分のデューティ比Z
[%]は、第1の信号(A)と第2の信号(B)のデュ
ーティ比の平均である(X+Y)/2[%]となる。
【0018】したがって、例えば、第1の信号(A)の
デューティ比Xの値を0.4の偶数倍(例えば0.4×
50=20)とし、第2の信号(B)のデューティ比Y
の値を0.4の奇数倍(例えば0.4×101=40.
4)とすることで、PWM信号(C)のデューティ比Z
の値を、0.4の半分の単位(=0.2)で生成するこ
とができる(例えば、30.2)。
【0019】尚、これらの動作は、全てマイクロコンピ
ュータチップ内で実行してもよいし、あるいは、セレク
タ2をマイクロコンピュータチップの外部に設けて動作
させても良い。
【0020】このように、他の様々な処理として8ビッ
トの安価なマイクロコンピュータチップで十分なシステ
ムに、デューティ制御の精度要求によって高価でオーバ
ースペックなマイクロコンピュータチップの使用をしな
くても、8ビットのマイクロコンピュータチップのデュ
ーティ精度よりも小さな単位のデューティ精度の調整を
行うことができ、コストを抑えることができる。
【0021】したがって、例えばランプの点灯をPWM
制御で行う場合には、照度の調節をちらつき無しに行う
ことができ、またモーター速度制御をPWM制御により
行う場合には、設定できる速度は29=512通りに切
り替えることで、きめ細やかな速度制御を行うことがで
きる。あるいは、この512通りの信号を利用して、速
度の設定レンジを従来(256通り)の倍にできる。
【0022】尚、上記実施の形態では、2つの信号
(A)(B)のみを使用していたが、さらに多く(n=
3以上)の信号を組み合わせても差し支え得ない。この
場合、複数の信号の平均値が単位長さの倍数のデューテ
ィ比に一致することのないようにすればよい。このよう
に、n個の信号を組み合わせる場合、0.4/nの単位
のデューティ精度でPWM制御を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1〜請求項3に記載の発明によれ
ば、所定の単位長さの倍数のデューティ精度で、互いに
異なるデューティ比の複数の信号を生成し、これらの複
数の信号を交互に選択することで、互いに異なるデュー
ティ比の平均値をデューティ比としたPWM信号を生成
するので、所定の単位長さよりも、その単位長さに対し
て、組み合わせた信号の個数の約数の短さの単位でデュ
ーティ比を調整できる。これにより、デューティ精度を
向上でき、例えば負荷としてランプを駆動するような場
合にランプのちらつきを抑制したり、負荷としてのモー
タの速度調整の切り替えを細やかな段階調節で切り替え
ることができる。したがって、ビット数の多い高価なマ
イクロコンピュータチップを使用しなくてもよくなり、
コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係るPWM信号の
デューティ比制御方法に使用されるマイクロコンピュー
タチップの内部機能を示す機能ブロック図である。
【図2】第1及び第2の信号を示す図である。
【図3】第1及び第2の信号からPWM信号を生成する
様子を示す図である。
【符号の説明】
1 発振部 2 セレクタ (A) 第1の信号 (B) 第2の信号 (C) PWM信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005326 本田技研工業株式会社 東京都港区南青山二丁目1番1号 (72)発明者 平山 ジェオルジェ一郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 小松 康幸 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 藤原 正 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 青木 滋 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 水野 史章 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の負荷をPWM制御する場合のPW
    M信号のデューティ比制御方法であって、 所定の単位長さの倍数のデューティ精度で、互いに異な
    るデューティ比の複数の信号を生成する第1の工程と、 前記複数の信号を交互に選択して互いに異なるデューテ
    ィ比の平均値をデューティ比としたPWM信号を生成す
    る第2の工程とを備えるPWM信号のデューティ比制御
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のPWM信号のデューテ
    ィ比制御方法であって、 前記第1の工程で、前記単位の偶数倍と奇数倍の2つの
    信号を生成することを特徴とするPWM信号のデューテ
    ィ比制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のPWM信号のデューテ
    ィ比制御方法であって、 前記第1の工程で、前記複数の信号の平均値が前記単位
    長さの倍数のデューティ比に一致することのない3以上
    の前記信号を生成することを特徴とするPWM信号のデ
    ューティ比制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013054730A1 (ja) * 2011-10-13 2013-04-18 三菱重工業株式会社 パルス発生装置及びパルス発生方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013054730A1 (ja) * 2011-10-13 2013-04-18 三菱重工業株式会社 パルス発生装置及びパルス発生方法
JP2013090002A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd パルス発生装置及びパルス発生方法
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