JP2003338444A - マスクとウエハの位置合わせ方法及び装置 - Google Patents

マスクとウエハの位置合わせ方法及び装置

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JP2003338444A
JP2003338444A JP2002144333A JP2002144333A JP2003338444A JP 2003338444 A JP2003338444 A JP 2003338444A JP 2002144333 A JP2002144333 A JP 2002144333A JP 2002144333 A JP2002144333 A JP 2002144333A JP 2003338444 A JP2003338444 A JP 2003338444A
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mark
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Akira Higuchi
朗 樋口
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RIIPURU KK
Reaple Inc
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの顕微鏡撮像装置によってマスクとウエハ
との高精度の位置合わせを実現できるようにする。 【解決手段】ウエハにマスクを近接配置し、該マスクに
形成されたマスクパターンを前記ウエハ上のレジスト層
に転写する露光装置におけるマスクとウエハの位置合わ
せ方法。マスク及びウエハの面と直交する方向からマス
ク上のマスクマークMとウエハパレット上のパレットマ
ークMPとを2組の結像光学系を有する顕微鏡撮像装置
によって同時に撮像し、これらのマーク間の二次元の位
置ずれ量を測定し、これに基づいてマスクとウエハとを
位置合わせする。結像光学系はそれぞれ、対物レンズ群
120と、リレーレンズ群122と、結像レンズ群12
5、129とを有し、この対物レンズ群120とリレー
レンズ群122とを共有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスクとウエハの位
置合わせ装置に係り、特に半導体ウエハに近接配置され
たマスクのマスクパターンをウエハ上のレジスト層に等
倍転写する露光装置におけるマスクとウエハの位置合わ
せ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の露光装置として、電子ビ
ーム近接露光装置が提案されている(米国特許第5,831,
272 号(日本特許第2951947 号に対応))。
【0003】図17は上記電子ビーム近接露光装置の基
本構成を示す図である。この電子ビーム近接露光装置1
0は、主として電子ビーム15を発生する電子ビーム源
14、電子ビーム15を平行ビームにするレンズ16及
び整形アパーチャ18を含む電子銃12と、主偏向器2
2、24及び副偏向器26、28を含み、電子ビームを
光軸に平行に走査する走査手段20と、マスク30とか
ら構成されている。
【0004】前記マスク30は、表面にレジスト層42
が形成されたウエハ40に近接するように(マスク30
とウエハ40との隙間が、たとえば60μmとなるよう
に)配置される。この状態で、マスク30に垂直に電子
ビームを照射すると、マスク30のマスクパターンを通
過した電子ビームがウエハ40上のレジスト層42に照
射される。
【0005】また、走査手段20は、図18に示される
ように電子ビーム15がマスク30の全面を走査するよ
うに電子ビームを偏向制御する。これにより、マスク3
0のマスクパターンがウエハ40上のレジスト層42に
等倍転写される。
【0006】この電子ビーム近接露光装置10は、図1
9に示されるように真空チャンバ50内に設けられてい
る。また、真空チャンバ50内には、ウエハ40を吸着
するために静電チャック60と、この静電チャック60
に吸着されたウエハ40を水平の直交2軸方向(X方向
及びY方向)に移動させるとともに、水平面内で回転さ
せるためのウエハステージ70が設けられている。ウエ
ハステージ70は、マスクパターンの等倍転写が終了す
るごとにウエハ40を所定量移動させ、これにより1枚
のウエハ40に複数のマスクパターンが転写できるよう
にしている。なお、80は、マスク30をX方向及びY
方向に移動させることができるマスクステージである。
【0007】ところで、ウエハはそれぞれマスクパター
ンの異なる複数のマスクを用いて複数回露光され、これ
により集積回路が形成される。そして、各マスクパター
ンの露光時には、露光するマスクパターンが、既に露光
済みのマスクパターンと所定の位置関係になるようにマ
スクとウエハとを相対的に位置合わせを行う必要があ
る。
【0008】一方、従来のマスクとウエハの位置合わせ
方法として、斜方検出法が知られている(特開平11−
243048号公報参照)。
【0009】斜方検出法は、撮影光軸がウエハに近接配
置されたマスク面に対して斜めになるように光学系を配
置し、ウエハに設けられた位置合わせ用のウエハマーク
と、マスクに設けられた位置合わせ用のマスクマークと
を同時に撮像し、その撮像した画像から各マーク間の位
置ずれを検出し、この位置ずれがゼロになるようにマス
クとウエハとを位置合わせするようにしている。
【0010】この斜方検出法は、露光を遮らないように
顕微鏡撮像装置を配置することができ、露光中に光学系
を退避させる必要がなく、露光中でも各マークを撮像す
ることができるという利点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の斜方検出法による位置合わせ方法は、1つの顕微鏡
撮像装置によってウエハマークとマスクマークとの一方
向(すなわち、X方向及びY方向のうちの一方の方向)
の位置ずれ量しか測定することができず、その結果、複
数の顕微鏡撮像装置を配設しなければならないという問
題がある。すなわち、マスクとウエハとのX方向及びY
方向の位置合わせを行う場合には2つの顕微鏡撮像装置
を配設しなければならず、またマスクとウエハとの回転
方向の位置決めも行う場合には3つの顕微鏡撮像装置を
配設しなければならないという問題がある。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、1つの顕微鏡撮像装置によってマスクとウエハ
との高精度の位置合わせを実現することができるマスク
とウエハの位置合わせ方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ウエハにマスクを近接配置し、該マスク
に形成されたマスクパターンを前記ウエハ上のレジスト
層に転写する露光装置におけるマスクとウエハの位置合
わせ装置において、前記マスクに設けられた位置合わせ
用の第1のマークと、前記ウエハが搭載されるパレット
又は前記ウエハに設けられた位置合わせ用の第2のマー
クとを各マークが設けられた面と直交する方向から同時
に撮像するとともに、前記第1のマークにピントを合わ
せることができる第1の結像光学系と、前記第2のマー
クにピントを合わせることができる第2の結像光学系を
有しており、前記第1及び第2の結像光学系はそれぞ
れ、対物レンズ群と、該対物レンズ群からの光を結像さ
せるためのリレーレンズ群と、該リレーレンズ群からの
光を撮像素子に結像させるための結像レンズ群とを有す
る顕微鏡撮像装置であって、前記第1及び第2の結像光
学系は、前記対物レンズ群とリレーレンズ群とを共有す
ることを特徴とするマスクとウエハの位置合わせ装置を
提供する。
【0014】本発明によれば、顕微鏡撮像装置は、第1
のマーク及び第2のマークが設けられている面と直交す
る方向から各マークを同時に撮像することができるとと
もに、各マークにそれぞれピントが合った画像信号を得
ることができる。そして、前記顕微鏡撮像装置から同時
に得られる第1のマーク及び第2のマークの画像信号に
基づいて前記第1のマークと第2のマークとの相対的な
位置ずれ量を測定できるようになっている。
【0015】すなわち、各マークが設けられている面と
直交する方向から各マークを撮像することにより、1つ
の顕微鏡撮像装置によって第1のマークと第2のマーク
との二次元の位置ずれ量を測定することができる。ま
た、顕微鏡撮像装置の基準位置(たとえば、顕微鏡の十
字マーク)を基準にして第1のマーク及び第2のマーク
の位置を測定しておらず、前記顕微鏡撮像装置から同時
に得られる第1のマークと第2のマークとの画像信号に
基づいて各マーク間の相対的な位置ずれ量を測定するよ
うにしたため、顕微鏡撮像装置の基準位置の変動に影響
を受けない位置ずれ量の測定ができる。
【0016】そして、顕微鏡撮像装置において、第1及
び第2の結像光学系の対物レンズ群とリレーレンズ群と
を共有させることにより、装置がコンパクトになるとと
もに、部品点数を減少でき、コストダウンも図れる。
【0017】本発明において、前記顕微鏡撮像装置の前
記第1及び第2の結像光学系は、撮像素子を共有するこ
とが好ましい。このように撮像素子を共有させれば、更
に装置がコンパクトになるとともに、部品点数を減少で
き、コストダウンも図れるからである。
【0018】また、本発明において、前記顕微鏡撮像装
置は、更に前記第1及び第2の結像光学系より低倍率の
第3の結像光学系であって、対物レンズ群と、該対物レ
ンズ群からの光を結像させるためのリレーレンズ群と、
該リレーレンズ群からの光を撮像素子に結像させるため
の結像レンズ群とを有する光学系を有しており、前記第
1、第2及び第3の結像光学系は、前記対物レンズ群と
リレーレンズ群とを共有することが好ましい。
【0019】このように、オートフォーカス用に第1及
び第2の結像光学系より低倍率の第3の結像光学系を設
ければ、マスクとウエハの位置合わせが容易となる。ま
た、この第3の結像光学系が第1及び第2の結像光学系
と、対物レンズ群及びリレーレンズ群とを共有できれ
ば、装置がコンパクトになるとともに、部品点数を減少
でき、コストダウンも図れるからである。
【0020】また、本発明において、前記第1の結像光
学系及び第2の結像光学系のうちのいずれかの結像レン
ズ群がズームレンズ群とされ、これにより対物レンズ群
の前側焦点位置が可変となっていることが好ましい。
【0021】また、本発明において、前記ズームレンズ
群とされた結像レンズ群は、2群のレンズ群から構成さ
れ、このうちの1群のレンズ群が光軸方向に移動可能と
なっており、前側の1群のレンズ群による光束が平行光
束となることが好ましい。
【0022】マスクとウエハとの上下位置は多少異なっ
ていることが一般的である。ズームレンズ群を調整する
ことにより対物レンズ群の前側焦点位置を可変とし、こ
の差に追随できる構成とすれば、本発明の効果が一層発
揮できるからである。
【0023】また、本発明において、前記リレーレンズ
群の後側結像位置にフィールドレンズが配されているこ
とが好ましい。上記対物レンズ群、リレーレンズ群及び
結像レンズ群の構成の場合、結像レンズ群中にレンズ周
縁光の結像位置が来てしまい、この位置に開口絞りを配
せないことがある。この場合であっても、リレーレンズ
群の後側結像位置にフィールドレンズが配されていれ
ば、共役位置を変更でき、このような事態を解消できる
からである。
【0024】また、本発明は、オートフォーカス用の第
3の結像光学系を使用してマスクの粗い位置合わせを行
い、次いで、前記第1の結像光学系により前記第1のマ
ークにピントを合わせるとともに、前記第2の結像光学
系により前記第2のマークにピントを合わせることを特
徴とするマスクとウエハの位置合わせ方法を提供する。
【0025】本発明によれば、視野範囲の広いオートフ
ォーカス用の光学系を使用してマスクの粗い位置合わせ
を行い、次いで、第1のマーク及び第2のマークに精密
にピントを合わせる。これにより、マスクとウエハの位
置合わせが容易となる。
【0026】なお、本明細書において、光軸方向の物体
側を前側、光軸方向の撮像素子側をの後側と称して説明
する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るマスクとウエハの位置合わせ方法及び装置の好ましい
実施の形態について説明する。
【0028】図1は本発明に係るマスクとウエハの位置
合わせ装置の第1の実施の形態のアライメント機構系を
含む電子ビーム近接露光装置の要部縦断面図であり、図
2は図1に示した電子ビーム近接露光装置の要部上面図
である。なお、電子ビーム近接露光装置としての主要な
構成は、図17乃至図19に示したものと同様のため、
その詳細な説明は省略する。
【0029】図1及び図2に示されるように、この電子
ビーム近接露光装置には、1つのアライメントユニット
(顕微鏡撮像装置)100が、真空チャンバ50内のフ
レーム52に固定されている。この顕微鏡撮像装置10
0の電子光学鏡筒102は、電子ビーム近接露光装置に
よる転写時に邪魔にならない露光領域外に固定されてい
る。
【0030】顕微鏡撮像装置100の照明手段を構成す
るランプハウス110は、真空チャンバ50の外側に配
設され、このランプハウス110から出射される照明光
は、光ファイバ111、照明用の光学系112、及び真
空チャンバ50の天板に設けられた窓54を介して顕微
鏡撮像装置100内に導かれるようになっている。マス
ク32が取り付けられているマスクステージ80は、X
方向及びY方向に移動できるようになっている。
【0031】図3はマスク32の平面図である。このマ
スク32は、8インチマスクであり、4種類のマスクパ
ターンP1〜P4が形成されている。各マスクパターン
の左右の位置には、位置合わせ用のマスクマークが形成
されており、各マスクパターンとマスクマークとは一定
の関係をもって形成されている。なお、図3上で、M
1、M2は、マスクパターンP1の左右の位置に形成さ
れたマスクマークを示している。
【0032】顕微鏡撮像装置100によってマスクマー
クM1を観察する場合には、このマスクマークM1が顕
微鏡撮像装置100の視野Vに入るようにマスクステー
ジ80を移動させる。なお、このマスクステージ80の
位置(x、y)は、レーザ干渉計LXM、LYM(図9参
照)によって測定できるようになっている。
【0033】一方、ウエハ40は、図4に示されるよう
にウエハパレット44上に図示しない電磁チャックによ
って吸着固定される。このウエハパレット44は、図1
9に示されるウエハステージ70の電磁チャック60上
に搭載され固定される。なお、図19は、ウエハパレッ
ト44を使用せずに、ウエハ40が直接電磁チャック6
0上に搭載されている場合に関して示している。
【0034】ウエハパレット44は、図4に示されるよ
うにパレットマークWP1、WP2が設けられている。
これらのパレットマークWP1、WP2は、ウエハ40
の上面と面一の位置に形成されている。
【0035】また、ウエハ40には、各種のマスクパタ
ーンの転写等によって複数のダイDが形成されるが、こ
れらのダイDの位置合わせ用のダイマークDMがウエハ
40上に形成されている。なお、パレットマークWP
1、WP2と、各ダイマークDMとの位置関係は、ウエ
ハ40をウエハパレット44に搭載した後、別途測定さ
れ、データとして保存されている。従って、ウエハステ
ージ70上でのパレットマークWP1、WP2の位置が
検知できれば、各ダイマークDMの位置は前記パレット
マークWP1、WP2と各ダイマークDMとの位置関係
から計算で求めることができる。なお、ウエハステージ
70の位置(X、Y)は、レーザ干渉計L XW、LYW(図
9参照)によって測定できるようになっている。
【0036】図1及び図2に示される顕微鏡撮像装置1
00は、マスク32のマスクマークM1又はM2と、パ
レットマークWP1又はWP2とを同時に観察し、各マ
ーク間の位置ずれ量を測定するもので、マスク面及びウ
エハパレット面(ウエハ面)と直交する方向から同時に
撮像するとともに、高さ(Z方向の位置)が異なる各マ
ークに同時にピントを合わせることが可能な2組の結像
光学系を有している。
【0037】図5は上記顕微鏡撮像装置100の詳細を
示す光学部品配置図である。同図に示されるように顕微
鏡撮像装置100の結像光学系は、対物レンズ群120
とリレーレンズ群122を共通にして3つの光路に分岐
している。
【0038】すなわち、顕微鏡撮像装置100は、パレ
ットマークをCCD130に結像させるウエハマーク撮
像用光学系(請求項の第2の結像光学系に該当)と、マ
スクマークを固体撮像素子(CCD)130に結像させ
るマスクマーク撮像用光学系(請求項の第1の結像光学
系に該当)と、マスクマークをCCD132に結像させ
るオートフォーカス用光学系(請求項の第3の結像光学
系に該当)とを有している。
【0039】前記ウエハマーク撮像用光学系は、対物レ
ンズ群120、ハーフミラー121、リレーレンズ群1
22、ハーフミラー123、フィールドレンズ124、
パレットマーク結像用レンズ群125(結像レンズ群に
相当する)、全反射ミラー126及びハーフミラー12
7から構成され、マスクマーク撮像用光学系は、対物レ
ンズ群120、ハーフミラー121、リレーレンズ群1
22、ハーフミラー123、128、マスクマーク結像
用レンズ群129(結像レンズ群に相当する)及びハー
フミラー127から構成され、オートフォーカス用光学
系は、対物レンズ群120、ハーフミラー121、リレ
ーレンズ群122、ハーフミラー123、128及びフ
ォーカス用レンズ群131から構成されている。
【0040】また、顕微鏡撮像装置100は、対物レン
ズ群120、ハーフミラー121、全反射ミラー13
3、レンズ134、及び光学系112、光ファイバ11
1からなる照明用光学系と、この照明用光学系を介して
照明光を出射するランプハウス110とからなる照明手
段を有している。なお、照明光学系内の光学系112
は、NA可変絞り112A、レンズ112B、及び視野
可変絞り112Cから構成されている。なお、レンズ1
34と光学系112との間には、既述の窓54が位置す
る。
【0041】対物レンズ群120及びパレットマーク結
像用レンズ群125は、それぞれ光軸方向に微小量移動
できるようになっており、対物レンズ群120をたとえ
ばピエゾ素子によって移動させることによってマスクマ
ークがCCD130に結像するようにピント調整が行わ
れ、パレットマーク結像用レンズ群125を移動させる
ことによってパレットマークがCCD130に結像する
ようにピント調整が行われる。
【0042】すなわち、対物レンズ群120は、オート
フォーカス用光学系を介してマスクマークを撮像するC
CD132の出力信号のコントラストが最大になるよう
に自動的にレンズ位置が制御される。ここで、オートフ
ォーカス用光学系及びマスクマーク撮像用光学系は、マ
スクマークがCCD132に結像されるときにCCD1
30にも結像されるように予め調整されている。従っ
て、CCD132にマスクマークが結像するように対物
レンズ群120を移動させることにより、CCD130
にマスクマークを結像させることができる。なお、オー
トフォーカス用光学系は、ピント調整が容易にできるよ
うにマスクマーク撮像用光学系よりも撮影倍率が低くな
っている。
【0043】また、CCD130は、マスク32からた
とえば60μm下側に配置されるウエハ(パレットマー
ク)が結像するようにパレットマーク結像用レンズ群1
25の位置が調整されているが、マスクとウエハとの隙
間が変更される場合にもパレットマークが結像できるよ
うに、パレットマーク結像用レンズ群125は、たとえ
ば超音波モータなどによって光軸方向に微小量移動でき
るようになっている。このパレットマーク結像用レンズ
群125の詳細については、後述する。
【0044】なお、この実施の形態では、対物レンズ群
120とパレットマーク結像用レンズ群125とがそれ
ぞれピント調整用に光軸方向に移動できるようになって
いるが、これに限らず、対物レンズ群120、マスクマ
ーク結像用レンズ群129及びパレットマーク結像用レ
ンズ群125のうちの少なくとも2つが光軸方向に移動
できるように構成すれば、マスクマーク及びパレットマ
ークにそれぞれピントを合わせることができる。
【0045】また、この顕微鏡撮像装置100は、瞳位
置に図示しない位相差板が着脱できるようになってお
り、位相差顕微鏡としての機能を備えている。更に、こ
の顕微鏡撮像装置100に適用される照明手段は、落射
照明又は臨界照明に手動で切り替えられるように構成さ
れている。
【0046】本実施の形態では、2組の結像光学系の光
路をミラーやハーフミラーを介して合流させ、マスクマ
ークとパレットマークとを1つのCCDに結像させるよ
うにしているが、マスクマークとパレットマークとがそ
れぞれ結像される2つのCCDを設けるように構成して
もよい。
【0047】図6は、図5の顕微鏡撮像装置のパレット
マーク結像用レンズ群125の詳細を示す配置図であ
る。このパレットマーク結像用レンズ群125は、ズー
ムレンズ群となっており、これにより対物レンズ群12
0の前側焦点位置が可変となっている。すなわち、パレ
ットマーク結像用レンズ群125は2群のレンズ群12
5Aと125Bとから構成され、このうちの第1群12
5Aが光軸方向に移動可能となっており、結像レンズ群
全体がアフォーカル系をなしている。
【0048】図6(a)において、パレットマーク結像
用レンズ群125がマスクマーク結像用レンズ群129
と同一の光学的状態に配されている。したがって、ウエ
ハマーク撮像用光学系とマスクマーク撮像用光学系のピ
ント位置はいずれもマスクマークに合わされる。なお、
同図において、パレットマーク結像用レンズ群125の
前側焦点位置Q1は、フィールドレンズ124の中心部
に設定されている。
【0049】一方、図6(b)において、第1群125
Aが光軸方向前方に所定量だけに移動されている。この
場合、パレットマーク結像用レンズ群125の前側焦点
位置Q1もこれに連動して、フィールドレンズ124の
前方側に移動している。ところが、パレットマーク結像
用レンズ群125において、前側焦点位置Q1で一度結
像した光が第1群125Aを通過した状態で平行光束と
なっているので、後側焦点位置Q2の移動はない。すな
わち、図6(a)、(b)において、後側焦点位置Q2
の位置は同一である。このような構成であることより、
対物レンズ群120及びリレーレンズ群122を共有し
ても、マスクマーク及びパレットマークにそれぞれピン
トを合わせることができる。
【0050】次に、フィールドレンズ124の作用につ
いて説明する。図5、図6(a)及び図7(b)におい
て、リレーレンズ群122の後側結像位置Q1(パレッ
トマーク結像用レンズ群125の前側結像位置でもあ
る)にフィールドレンズ124が配されている。比較と
して、この位置にフィールドレンズ124を設けない構
成が図7(a)に示されている。
【0051】図7において、実線はパレットマークの結
像の関係を示している。Q0は、対物レンズ群120の
物体面であり、パレットマーク面に相当する。Q1は、
対物レンズ群120の及びリレーレンズ群122による
結像位置である。そして、パレットマーク結像用レンズ
群125によりCCD上の位置Q2に再結像する。
【0052】図7において、破線は瞳の結像の関係を示
している。P0は、対物レンズの瞳であり、P1は、リ
レーレンズ群122、フィールドレンズ124(ただ
し、図7(b)の場合のみ)及びパレットマーク結像用
レンズ群125の第1群125AによるP0の結像位置
を示している。
【0053】このP1の位置には、たとえば、開口絞
り、位相差顕微鏡用の位相差プレート、瞳フィルタ等が
ターレットにより切り換えて挿入できるようになってお
り、通常の落射照明方式の顕微鏡以外に、位相差顕微
鏡、暗視野照明の顕微鏡として機能させることができ
る。
【0054】ところが、図7(a)の構成においては、
P1がレンズ125Bの中に位置するため、この位置に
開口絞り等を挿入することができない。
【0055】これに対し、図7(b)のようにフィール
ドレンズ124を設けた場合には、位置Q1におけるレ
ンズ周縁部の平行光(図中の破線)は、パレットマーク
結像用レンズ群125の第1群125Aと第2群125
Bとの間P1で光軸と交わる。したがって、この位置P
1に開口絞りを設けることができる。なお、マークの位
置検出に使用される光束(図中の実線)は、フィールド
レンズ124の中心部(光軸上)で光軸と交わるので、
結像系に影響することはない。
【0056】次に、マスクマークとパレットマークとの
位置ずれ量の検出方法について説明する。
【0057】図8は顕微鏡撮像装置100の視野V内に
マスクマークMと、パレットマークWPとを入れた場合
に関して示している。マスクマークMは、マスクのX方
向の位置を検出するための5×2個の開口からなるマス
クマークMX と、マスクのY方向の位置を検出するため
の5×2個の開口からなるマスクマークMY とから構成
されており、パレットマークWPは、ウエハパレットの
X方向の位置を検出するための5本の凸部(又は凹部)
からなるパレットマークWPX と、ウエハパレットのY
方向の位置を検出するための5本の凸部(又は凹部)か
らなるパレットマークWPY とから構成されている。
【0058】また、マスク32には、マスク32の下方
に位置するパレットマークWPを観察するためのL字状
の開口33が形成されている。この開口33により、パ
レットマークWPでの散乱光による像は、マスク32に
よって減衰することなく撮像されるため、パレットマー
クWPの像と背景とのコントラストが低下することがな
い。
【0059】本実施の形態において、高さ(Z方向)の
ピントを合わせは、先ず、オートフォーカス用の第3の
結像光学系を使用してマスクの粗い位置合わせを行い、
次いで、マスクマーク撮像用光学系によりマスクマーク
Mにピントを合わせるとともに、ウエハマーク撮像用光
学系によりパレットマークWPにピントを合わせる。
【0060】このように、視野範囲の広いオートフォー
カス用の光学系を使用してマスクの粗い位置合わせを行
い、次いで、マスクマークM及びパレットマークWPに
精密にピントを合わせる。これにより、マスク32とウ
エハ40の位置合わせが容易となる。
【0061】マスクマークMとパレットマークWPとの
位置ずれ量を求める場合には、マスクマークMが結像さ
れるCCD130から得られる画像信号を信号処理し、
マスクマークMX の中心位置とマスクマークMY の中心
位置をそれぞれ求める。同様にしてパレットマークWP
が結像されるCCD130から得られる画像信号を信号
処理し、パレットマークWPX の中心位置とパレットマ
ークWPY の中心位置をそれぞれ求める。
【0062】上記のようにして求めたマスクマークMの
中心位置を示すCCD130上の画素位置と、パレット
マークWPの中心位置を示すCCD130上の画素位置
との画素位置の差分に基づいてマスクマークMとパレッ
トマークWPとの位置ずれ量を測定する。そして、測定
した位置ずれ量がゼロになるように、ウエハステージ7
0又はマスクステージ80を移動させ、マスクマークM
が示す位置とパレットマークWPが示す位置とを一致さ
せる。
【0063】なお、図8は、マスクマークMが示す位置
とパレットマークWPが示す位置とが一致している場合
に関して示している。また、顕微鏡撮像装置100の対
物レンズ群120が微小量移動すると、撮影倍率が変動
するが、図8に示される形状のマスクマークMが示す位
置及びパレットマークWPが示す位置は、顕微鏡撮像装
置100の撮影倍率が変動しても変化量が極めて少な
い。
【0064】図9は電子ビーム近接露光装置の制御部の
実施の形態を示すブロック図である。同図において、中
央処理装置(CPU)200は、装置全体を統括制御す
るもので、マスクとウエハとの位置合わせ時の処理、露
光時の電子ビームの偏向制御等を行う。顕微鏡撮像装置
100での撮像によって得られたマスクマークM及びパ
レットマークWPを示す各画像信号は、信号処理回路2
02に加えられる。信号処理回路202は、入力した各
画像信号に基づいてマスクマークMとパレットマークW
Pとの位置ずれ量を算出する。
【0065】CPU200は、信号処理回路202から
入力する位置ずれ量がゼロになるようにステージ駆動回
路204を介してウエハステージ70を移動させ、又は
ステージ駆動回路206を介してマスクステージ80を
移動させる。
【0066】また、CPU200は、マスクマークMと
パレットマークWPとが一致したときのウエハステージ
70のX方向及びY方向の位置(X、Y)をレーザ干渉
計L XW、LYWから取り込み、同様にマスクステージ80
のX方向及びY方向の位置(x、y)をレーザ干渉計L
XM、LYMから取り込み、メモリ203に記憶させる。ま
た、メモリ203には、図4で説明したようにパレット
マークWP1、WP2と、各ダイマークDMとの位置関
係を示すデータが保存されている。なお、メモリ203
に記憶したウエハステージ70やマスクステージ80の
位置等に基づくマスクとウエハとの位置合わせ制御の詳
細については後述する。
【0067】更に、CPU200は、マスクを走査する
際の偏向量データとともにマスクの歪みに応じた補正デ
ータをデジタル演算回路205に供給し、デジタル演算
回路205は偏向量データに基づいてマスクを走査する
ためのデジタル信号を主DAC/AMP208に出力
し、補正データに基づいてマスクの歪みを補正するため
のデジタル信号を副DAC/AMP210に出力する。
【0068】主DAC/AMP208は、入力したデジ
タル信号をアナログ信号に変換したのち増幅し、これを
図17に示される主偏向器22、24に出力する。これ
により、電子ビーム15は、光軸と平行な状態を維持し
たまま、図18に示されるようにマスクの全面を走査す
るように偏向される。また、副DAC/AMP210
は、入力したデジタル信号をアナログ信号に変換したの
ち増幅し、これを図17に示す副偏向器26、28に出
力する。これにより、電子ビーム15のマスクへの入射
角度が制御され、マスクが歪んでいてもマスクパターン
を正規の位置に転写できるようにしている。
【0069】図10は本発明に係るマスクとウエハの位
置合わせ方法を含む電子ビーム近接露光方法の動作手順
を示すフローチャートである。
【0070】まず、マスク32をマスクステージ80に
ロードし、マスクマークM1が顕微鏡撮像装置100の
視野に入るようにマスクステージ80を移動させる(ス
テップS10)。同様にしてウエハパレット44をウエ
ハステージ70にロードし、パレットマークWP1が顕
微鏡撮像装置100の視野に入るようにウエハステージ
70を移動させる(ステップS12)。
【0071】顕微鏡撮像装置100は、視野内のマスク
マークM1及びパレットマークWP1にそれぞれピント
が合うように図5で説明したように対物レンズ群120
やパレットマーク結像用レンズ群125を移動させる
(ステップS14)。
【0072】続いて、パレットマークWP1を基準にし
てマスクマークM1、M2を測定し、その測定結果に基
づいてマスク32の回転量θM を計算する(ステップS
16)。
【0073】図11は上記ステップS16の詳細を示す
フローチャートである。
【0074】同図に示されるように顕微鏡撮像装置10
0の視野内のパレットマークWP1とマスクマークM1
との位置ずれ量を顕微鏡撮像装置100から得られる画
像信号を処理することによって測定する(ステップS1
6A)。この測定した位置ずれ量がゼロか否かを判別し
(ステップS16B)、位置ずれ量≠0の場合には、位
置ずれ量がゼロに近づく方向にマスクステージ80を移
動させ(ステップS16C)、ステップS16Aで再び
パレットマークWP1とマスクマークM1との位置ずれ
量を測定する。そして、位置ずれ量=0になるまでステ
ップS16A、S16B、S16Cの処理を繰り返す。
【0075】ステップS16Bで位置ずれ量=0と判別
されると、そのときのマスクステージ80の移動位置
(x1 、y1 )をレーザ干渉計LXM、LYMから読み取っ
てメモリ203に記憶させるとともに、ウエハステージ
70の移動位置(X1 、Y1 )をレーザ干渉計LXW、L
YWから読み取ってメモリ203に記憶させる(ステップ
S16D)。
【0076】次に、マスク32のマスクマークM2が顕
微鏡撮像装置100の視野に入るようにマスクステージ
80を移動させ、上記と同様にしてパレットマークWP
1とマスクマークM2との位置ずれ量がゼロになるよう
にマスクステージ80を移動させる(ステップS16
E、S16F、S16G)。そして、ステップS16F
で位置ずれ量=0と判別されたときのマスクステージ8
0の移動位置(x2 、y 2 )をレーザ干渉計LXM、LYM
から読み取ってメモリ203に記憶させる(ステップS
16H)。
【0077】上記のようにして測定されたマスクマーク
M1、M2がそれぞれパレットマークWP1と一致した
ときのマスクステージ80の位置(x1 、y1 )、(x
2 、y2 )からマスク32の回転量θM を計算する(ス
テップS16I)。
【0078】図10に戻って、ステップS18では、マ
スクマークM2を基準にしてパレットマークWP1、W
P2を測定し、その測定結果に基づいてウエハパレット
44の回転量θP を計算する。
【0079】図12は上記ステップS18の詳細を示す
フローチャートである。
【0080】前記ステップS16の処理が終了した時点
では、パレットマークWP1とマスクマークM2とが一
致している状態にあり、また、このときのウエハステー
ジ70の位置(X1 、Y1 )及びマスクステージ80の
位置(x2 、y2 )は測定済みである。
【0081】図12のステップS18Aでは、ウエハパ
レット44のパレットマークWP2が顕微鏡撮像装置1
00の視野に入るようにウエハステージ70を移動さ
せ、顕微鏡撮像装置100の視野内のマスクマークM2
とパレットマークWP2との位置ずれ量を顕微鏡撮像装
置100から得られる画像信号を処理することによって
測定する。この測定した位置ずれ量がゼロか否かを判別
し(ステップS18B)、位置ずれ量≠0の場合には、
位置ずれ量がゼロに近づく方向にウエハステージ70を
移動させ(ステップS18C)、ステップS18Aで再
びマスクマークM2とパレットマークWP2との位置ず
れ量を測定する。そして、位置ずれ量=0になるまでス
テップS18A、S18B、S18Cの処理を繰り返
す。
【0082】ステップS18Bで位置ずれ量=0と判別
されると、そのときのウエハステージ70の移動位置
(X2 、X2 )をレーザ干渉計LXM、LYMから読み取っ
てメモリ203に記憶させる(ステップS18D)。
【0083】上記のようにして測定されたパレットマー
クWP1、WP2がそれぞれマスクマークM2と一致し
たときのウエハステージ70の位置(X1 、Y1 )、
(X2、Y2 )からウエハパレット44の回転量θP
計算する(ステップS18E)。なお、ウエハステージ
70の位置(X1 、Y1 )は、図11のステップS16
Dで既に測定されている。
【0084】図10に戻って、ステップS20では、マ
スクステージ80を駆動してマスク32を転写位置に移
動させ、そのときのマスクステージ80の位置(x0
0)をレーザ干渉計LXM、LYMから読み取る(ステッ
プS20)。
【0085】次に、転写位置に移動したマスク32に対
してウエハ40の各ダイDを位置合わせするための各ダ
イDの位置(ウエハステージ70の位置(X、Y)とウ
エハステージ70の回転量θ)を計算する(ステップS
22)。
【0086】たとえば、転写位置のマスク32のマスク
マークM1に、パレットマークWP1を一致させるため
のウエハステージ70の移動位置(X、Y)は、次式、
【0087】
【数1】X=X1 +(x0 −x1 ) Y=Y1 +(y0 −y1 ) …(1) で表すことができる。
【0088】但し、転写位置のマスク32に対してウエ
ハ40の各ダイDを位置合わせする必要があるため、図
4で説明したように予め測定されているパレットマーク
WP1と各ダイマークDMとの位置関係を示すデータと
前記式(1)で得られる位置データとに基づいて、転写
位置のマスク32に対してウエハ40の各ダイDを位置
合わせするためのウエハステージ70の位置(X、Y)
を求める。
【0089】また、マスク32の回転量θM 及びウエハ
パレット44の回転量θP がともにゼロの場合には、上
記のようにして求めたウエハステージ70の位置(X、
Y)を使用してウエハ40の各ダイDを位置合わせをす
ることができるが、マスク32やウエハパレット44が
回転して各ステージに取り付けられている場合には、ス
テップS16で求めたマスク32の回転量θM 、及びス
テップS18で求めたウエハパレット44の回転量θP
に基づいてウエハステージ70を回転させる。
【0090】このときのウエハステージ70の回転量を
θとすると、回転量θは、次式、
【0091】
【数2】θ=θM −θP …(2) で表すことができる。
【0092】また、ウエハパレット44の回転量θP
上記ウエハステージ70の回転量θによってウエハパレ
ット44のXY平面上での回転量を求めることができ
る。このウエハパレット44のXY平面上の回転量と、
ウエハステージ70の回転中心とに基づいてウエハ40
の各ダイDのダイマークDMの変位量(ウエハパレット
44がXY平面上で回転していない場合を基準にした変
位量)を求め、この変位量によって前記ウエハ40の各
ダイDを位置合わせするためのウエハステージ70の位
置(X、Y)を修正する。
【0093】上記のようにして計算した転写位置に移動
したマスク32に対してウエハ40の各ダイDを位置合
わせするための各ダイDの位置(ウエハステージ70の
位置(X、Y)とウエハステージ70の回転量θ)に基
づいてウエハステージ70を移動させるとともに、ウエ
ハステージ70を回転させる(ステップS24)。
【0094】次に、電子ビームによってマスク32に形
成されたマスクパターンをウエハに転写する(ステップ
S26)。続いて、全てのダイの転写が終了したか否か
を判別し(ステップS28)、終了していない場合には
ステップS24に戻って他のダイの位置合わせを行い、
再びマスクパターンの転写を行う。このようにして全て
のダイの転写が終了すると、ウエハをアンロードして終
了する。
【0095】図13は本発明に係るマスクとウエハの位
置合わせ装置の第2の実施の形態のアライメント機構系
を含む電子ビーム近接露光装置の要部縦断面図であり、
図14は図13に示した電子ビーム近接露光装置の要部
上面図である。なお、図1及び図2に示した第1の実施
の形態と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
【0096】第1の実施の形態では、露光領域外に固定
されている顕微鏡撮像装置100の視野にマスクマーク
Mが入るようにマスク32が移動できるようになってい
るのに対し、第2の実施の形態では、マスクステージ8
2に取り付けられたマスク32は移動せず、顕微鏡撮像
装置150が顕微鏡ステージ84によってX方向及びY
方向に移動できるようになっている。
【0097】なお、顕微鏡撮像装置150には、ランプ
ハウス110から光ファイバ111、光学系112、及
び真空チャンバ50の天板に設けられた窓54、及び光
ファイバ113を介して照明光が導かれるようになって
いる。また、この顕微鏡撮像装置150は、電子光学鏡
筒102とマスク32との間に顕微鏡先端の対物レンズ
群等が挿入できるように構成されているが、他の内部構
成は、図5に示した顕微鏡撮像装置100と同様なた
め、その詳細な説明は省略する。
【0098】図15は第2の実施の形態のアライメント
機構系を使用したマスクとウエハの位置合わせ方法を含
む電子ビーム近接露光方法の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【0099】まず、マスク32をマスクステージ82に
ロードし(ステップS100)、続いて、マスクマーク
M1が顕微鏡撮像装置150の視野に入るように顕微鏡
ステージ84を移動させる(ステップS102)。ま
た、ウエハパレット44をウエハステージ70にロード
し、パレットマークWP1が顕微鏡撮像装置150の視
野に入るようにウエハステージ70を移動させる(ステ
ップS104)。
【0100】顕微鏡撮像装置150は、視野内のマスク
マークM1及びパレットマークWP1にそれぞれピント
が合うように対物レンズ群120やパレットマーク結像
用レンズ群125を移動させる(ステップS106)。
【0101】次に、パレットマークWP1を基準にして
マスクマークM1、M2を測定し、その測定結果に基づ
いてマスク32の回転量θM を計算する(ステップS1
08)。
【0102】図16は上記ステップS108の詳細を示
すフローチャートである。同図に示されるように顕微鏡
撮像装置150の視野内のマスクマークM1とパレット
マークWP1との位置ずれ量を顕微鏡撮像装置150か
ら得られる画像信号を処理することによって測定する
(ステップS108A)。この測定した位置ずれ量がゼ
ロか否かを判別し(ステップS108B)、位置ずれ量
≠0の場合には、位置ずれ量がゼロに近づく方向にウエ
ハステージ70を移動させ(ステップS108C)、ス
テップS108Aで再びマスクマークM1とパレットマ
ークWP1との位置ずれ量を測定する。そして、位置ず
れ量=0になるまでステップS108A、S108B、
S108Cの処理を繰り返す。
【0103】ステップS108Bで位置ずれ量=0と判
別されると、そのときのウエハステージ70の移動位置
(X1 、Y1 )をレーザ干渉計LXW、LYWから読み取っ
てメモリ203に記憶させる(ステップS108D)。
【0104】次に、マスク32のマスクマークM2が顕
微鏡撮像装置150の視野に入るように顕微鏡ステージ
84を移動させる(ステップS108E)。なお、電子
光学鏡筒102とマスク32との隙間は狭いため、マス
クマークM2を視野に入れるように顕微鏡撮像装置15
0を移動させることができない場合が考えられるが、こ
の場合にはマスクマークM2を観察するための他の顕微
鏡撮像装置を設ける必要がある。
【0105】その後、上記と同様にしてマスクマークM
2とパレットマークWP1との位置ずれ量がゼロになる
ようにウエハステージ70を移動させる(ステップS1
08F、S108G、S108H)。そして、ステップ
S10Gで位置ずれ量=0と判別されたときのウエハス
テージ70の移動位置(X2 、Y2 )をレーザ干渉計L
XW、LYWから読み取ってメモリ203に記憶させる(ス
テップS108I)。
【0106】上記のようにして測定されたマスクマーク
M1、M2がそれぞれパレットマークWP1と一致した
ときのウエハステージ70の位置(X1 、Y1 )、(X
2 、Y2 )からマスク32の回転量θM を計算する(ス
テップS108J)。
【0107】図15に戻って、ステップS110では、
マスクマークM2を基準にしてパレットマークWP1、
WP2を測定し、その測定結果に基づいてウエハパレッ
ト44の回転量θP を計算する(図12のフローチャー
ト参照)。
【0108】次に、顕微鏡ステージ84を駆動して顕微
鏡撮像装置150を転写領域から退避させる(ステップ
S112)。
【0109】続いて、マスク32に対してウエハ40の
各ダイDを位置合わせするための各ダイDの位置(ウエ
ハステージ70の位置(X、Y)とウエハステージ70
の回転量θ)を計算する(ステップS114)。なお、
図10のステップS22と同様に計算することができる
が、第2の実施の形態のアライメント機構系では、マス
ク32を移動させないため、式(1)に示した計算は不
要である。
【0110】上記のようにして計算した各ダイDの位置
(ウエハステージ70の位置(X、Y)とウエハステー
ジ70の回転量θ)に基づいてウエハステージ70を移
動させるとともに、ウエハステージ70を回転させる
(ステップS116)。
【0111】次に、電子ビームによってマスク32に形
成されたマスクパターンをウエハに転写する(ステップ
S118)。続いて、全てのダイの転写が終了したか否
かを判別し(ステップS120)、終了していない場合
にはステップS116に戻って他のダイの位置合わせを
行い、再びマスクパターンの転写を行う。このようにし
て全てのダイの転写が終了すると、ウエハをアンロード
して終了する。
【0112】以上に説明した構成は、本発明の実施の形
態の一例であるが、本発明はこれら実施の形態に限定さ
れるものではなく、各種の構成が採り得る。
【0113】たとえば、本実施の形態では、マスクマー
クとパレットマークとの位置ずれ量がゼロになるように
マスクステージ又はウエハステージを移動させ、そのと
きのマクスステージ及びウエハステージの移動位置を測
定するようにしたが、これに限らず、マスクマークとパ
レットマークとの位置ずれ量を顕微鏡撮像装置の画面上
の位置ずれ量から測定するとともに、この測定時におけ
るマクスステージ及びウエハステージの移動位置を測定
し、これらの測定結果に基づいてマスクマークとパレッ
トマークとの位置ずれ量がゼロになるときのマスクステ
ージ及びウエハステージの移動位置を算出するようにし
てもよい。
【0114】また、本実施の形態では、ウエハ40がウ
エハパレット44に搭載され、更にウエハパレット44
がウエハステージ70(ウエハステージ70の電磁チャ
ック60)に搭載される例について説明したが、これに
限らず、本発明はウエハ40を直接ウエハステージ70
上の電磁チャック60に吸着させる場合にも適用でき
る。この場合には、ウエハパレット44のパレットマー
クWP1、WP2の位置を測定する代わりに、ウエハ4
0上の少なくとも2つのダイマークDMの位置を測定す
る。
【0115】また、本実施の形態では、オートフォーカ
ス用光学系(請求項の第3の結像光学系に該当)を、ハ
ーフミラー128(図5参照)から分岐しているが、ハ
ーフミラー123とフィールドレンズ124との間に新
たなハーフミラーを設けて、ここから分岐してもよい。
このようにすることにより、レンズ光学系の設計の自由
度が増す。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顕微鏡撮像装置は、第1のマーク及び第2のマークが設
けられている面と直交する方向から各マークを同時に撮
像することができるとともに、各マークにそれぞれピン
トが合った画像信号を得ることができる。そして、前記
顕微鏡撮像装置から同時に得られる第1のマーク及び第
2のマークの画像信号に基づいて前記第1のマークと第
2のマークとの相対的な位置ずれ量を測定できるように
なっている。
【0117】すなわち、各マークが設けられている面と
直交する方向から各マークを撮像することにより、1つ
の顕微鏡撮像装置によって第1のマークと第2のマーク
との二次元の位置ずれ量を測定することができる。ま
た、顕微鏡撮像装置の基準位置(たとえば、顕微鏡の十
字マーク)を基準にして第1のマーク及び第2のマーク
の位置を測定しておらず、前記顕微鏡撮像装置から同時
に得られる第1のマークと第2のマークとの画像信号に
基づいて各マーク間の相対的な位置ずれ量を測定するよ
うにしたため、顕微鏡撮像装置の基準位置の変動に影響
を受けない位置ずれ量の測定ができる。
【0118】そして、顕微鏡撮像装置において、第1及
び第2の結像光学系の対物レンズ群とリレーレンズ群と
を共有させることにより、装置がコンパクトになるとと
もに、部品点数を減少でき、コストダウンも図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマスクとウエハの位置合わせ装置
の第1の実施の形態のアライメント機構系を含む電子ビ
ーム近接露光装置の要部縦断面図
【図2】図1に示した電子ビーム近接露光装置の要部上
面図
【図3】図1に示した電子ビーム近接露光装置に使用さ
れるマスクの平面図
【図4】ウエハが搭載されたウエハパレットの平面図
【図5】本発明に適用される顕微鏡撮像装置の詳細を示
す光学部品配置図
【図6】図5の顕微鏡撮像装置のパレットマーク結像用
レンズ群の詳細を示す配置図
【図7】図5の顕微鏡撮像装置のフィールドレンズの詳
細を示す配置図
【図8】顕微鏡撮像装置によってマスクマークとパレッ
トマークとの位置ずれ量を検出する方法を説明するため
に用いた図
【図9】電子ビーム近接露光装置の制御部の実施の形態
を示すブロック図
【図10】本発明に係るマスクとウエハの位置合わせ方
法を含む電子ビーム近接露光方法の動作手順を示すフロ
ーチャート
【図11】図10に示したフローチャート中の一部の詳
細な処理手順を示すフローチャート
【図12】図10に示したフローチャート中の他の一部
の詳細な処理手順を示すフローチャート
【図13】本発明に係るマスクとウエハの位置合わせ装
置の第2の実施の形態のアライメント機構系を含む電子
ビーム近接露光装置の要部縦断面図
【図14】図13に示した電子ビーム近接露光装置の要
部上面図
【図15】本発明に係るマスクとウエハの位置合わせ方
法を含む電子ビーム近接露光方法の他の実施の形態の動
作手順を示すフローチャート
【図16】図15に示したフローチャート中の一部の詳
細な処理手順を示すフローチャート
【図17】電子ビーム近接露光装置の基本構成を示す図
【図18】電子ビームによるマスクの走査を説明するた
めに用いた図
【図19】電子ビーム近接露光装置の全体構成図
【符号の説明】
15…電子ビーム、22、24…主偏向器、26、28
…副偏向器、32…マスク、40…ウエハ、44…ウエ
ハパレット、70…ウエハステージ、80…マスクステ
ージ、84…顕微鏡ステージ、100、100’、15
0…顕微鏡撮像装置、110…ランプハウス、120…
対物レンズ群、122…リレーレンズ群、125…パレ
ットマーク結像用レンズ群(結像レンズ群)、129…
マスクマーク結像用レンズ群(結像レンズ群)、130
…CCD、132…CCD、200…CPU、203…
メモリ、204、206…ステージ駆動回路、LXM、L
YM、LXW、LYW…レーザ干渉計、M、M1、M2…マス
クマーク、WP、WP1、WP2…パレットマーク、D
…ダイ、DM…ダイマーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハにマスクを近接配置し、該マスク
    に形成されたマスクパターンを前記ウエハ上のレジスト
    層に転写する露光装置におけるマスクとウエハの位置合
    わせ装置において、 前記マスクに設けられた位置合わせ用の第1のマーク
    と、前記ウエハが搭載されるパレット又は前記ウエハに
    設けられた位置合わせ用の第2のマークとを各マークが
    設けられた面と直交する方向から同時に撮像するととも
    に、前記第1のマークにピントを合わせることができる
    第1の結像光学系と、前記第2のマークにピントを合わ
    せることができる第2の結像光学系を有しており、 前記第1及び第2の結像光学系はそれぞれ、対物レンズ
    群と、該対物レンズ群からの光を結像させるためのリレ
    ーレンズ群と、該リレーレンズ群からの光を撮像素子に
    結像させるための結像レンズ群とを有する顕微鏡撮像装
    置であって、 前記第1及び第2の結像光学系は、前記対物レンズ群と
    リレーレンズ群とを共有することを特徴とするマスクと
    ウエハの位置合わせ装置。
  2. 【請求項2】 前記顕微鏡撮像装置の前記第1及び第2
    の結像光学系は、撮像素子を共有する請求項1に記載の
    マスクとウエハの位置合わせ装置。
  3. 【請求項3】 前記顕微鏡撮像装置は、更に前記第1及
    び第2の結像光学系より低倍率の第3の結像光学系であ
    って、対物レンズ群と、該対物レンズ群からの光を結像
    させるためのリレーレンズ群と、該リレーレンズ群から
    の光を撮像素子に結像させるための結像レンズ群とを有
    する光学系を有しており、 前記第1、第2及び第3の結像光学系は、前記対物レン
    ズ群とリレーレンズ群とを共有する請求項1又は2のい
    ずれか1項に記載のマスクとウエハの位置合わせ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の結像光学系及び第2の結像光
    学系のうちのいずれかの結像レンズ群がズームレンズ群
    とされ、これにより対物レンズ群の前側焦点位置が可変
    となっている請求項1、2又は3のいずれか1項に記載
    のマスクとウエハの位置合わせ装置。
  5. 【請求項5】 前記ズームレンズ群とされた結像レンズ
    群は、2群のレンズ群から構成され、このうちの1群の
    レンズ群が光軸方向に移動可能となっており、前側の1
    群のレンズ群による光束が平行光束となる請求項4に記
    載のマスクとウエハの位置合わせ装置。
  6. 【請求項6】 前記リレーレンズ群の後側結像位置にフ
    ィールドレンズが配されている請求項1、2、3、4又
    は5のいずれか1項に記載のマスクとウエハの位置合わ
    せ装置。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれか1項に記載の第
    3の結像光学系を使用してマスクの粗い位置合わせを行
    い、 次いで、前記第1の結像光学系により前記第1のマーク
    にピントを合わせるとともに、前記第2の結像光学系に
    より前記第2のマークにピントを合わせることを特徴と
    するマスクとウエハの位置合わせ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007512694A (ja) * 2003-11-28 2007-05-17 ズス・マイクロテック・リソグラフィ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング マスク位置調節装置における直接的アライメント

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