JP2003338392A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2003338392A JP2002145273A JP2002145273A JP2003338392A JP 2003338392 A JP2003338392 A JP 2003338392A JP 2002145273 A JP2002145273 A JP 2002145273A JP 2002145273 A JP2002145273 A JP 2002145273A JP 2003338392 A JP2003338392 A JP 2003338392A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装着放電灯に対して、光束立上げ時より最適な
ランプ電流制御、出力電力制御を可能にする。 【解決手段】放電灯5と、その始動用の高圧パルス発生
回路4と、直流電源1からの直流電圧を昇降圧制御する
昇降圧コンバータ2と、昇降圧コンバータ2の出力を低
周波電力に変換して放電灯5に供給するインバータ3
と、放電灯5の電流を検出するランプ電流検出部7と、
放電灯5の電圧を検出するランプ電圧検出部6と、放電
灯5を判別する放電灯判別回路DJと、判別した結果よ
り所定の出力電力を指令する目標出力電力設定部WX
と、ランプ電流検出部7とランプ電圧検出部6と目標出
力電力設定部WXの出力に応じて昇降圧コンバータ2を
制御する制御手段とを備え、異なるランプ電圧の放電灯
が装着された場合においても装着された放電灯に応じた
出力制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放電灯点灯装置に関
するものであり、特に車載用の前照灯点灯装置に適する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開2001−28407
3号公報に開示された放電灯点灯装置では、図18に示
すような構成を有している。放電灯5と、放電灯に高圧
パルスを印加して放電灯を始動させる高圧パルス発生回
路4と、放電灯に低周波電力を供給するインバータ3
と、出力電圧を可変し、放電灯に供給する電圧/電流を
制御する昇降圧コンバータ2と、放電灯の電流を検出す
るランプ電流検出部7と、放電灯の電圧を検出するラン
プ電圧検出部6と、昇降圧コンバータ、インバータを制
御するとともにランプ電流を調整する制御回路10から
なる。
【0003】上記の構成において、電源1を投入すると
昇降圧コンバータ2、インバータ3が動作を開始する。
高圧パルス発生回路4が高圧パルスを発生し、放電灯5
の電極間の絶縁を破壊し、放電灯5が点灯を開始する。
制御回路10は放電良否判定手段11を有しており、点
灯初期の一定期間、適合放電灯よりも低い定格出力電力
の放電灯の許容電流を一定電流とするよう制御し、放電
灯に一定電流を供給する。それにより過電力を防止す
る。ランプ電圧検出部6では放電灯に印加されるランプ
電圧を検出し、その検出電圧が許容値以内であれば、適
合放電灯と判断し、一定電流制御後、出力電力を増加さ
せる。また、検出電圧が許容値以外であれば、さらに供
給電流を減少させ、不適合放電灯が装着されたことを知
らせるという構成が用いられていた。
【0004】また、高圧放電灯ではなく蛍光灯の点灯装
置について、ランプ電圧によりランプ種別を判別する技
術が特開平10−106784号に開示されており、始
動電圧によりランプ種別を判別する技術が特公平7−6
6864号に開示されているが、いずれも高圧放電灯に
対する速やかな光束立上げ性能を確保できるものではな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、不適
合放電灯に対しては、供給電流を減少することにより誤
装着を知らせる方式や、一定時間が経過するまでは最小
の定格出力電力を印加する方式をとっており、装着され
た放電灯の定格出力電力を印加しないため、装着された
放電灯に対し、光束立上げ性能が要求される(特に車載
用前照灯点灯装置)用途では点灯直後からの性能を満足
できない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、図1に示すように、放電灯5
と、放電灯に高圧パルスを印加して放電灯を始動させる
高圧パルス発生回路4と、直流電源1からの直流電圧を
昇降圧制御する昇降圧コンバータ2と、昇降圧コンバー
タ2の出力を低周波電力に変換して放電灯5に供給する
インバータ3と、放電灯5の電流Ila2を検出するラ
ンプ電流検出部7と、放電灯5の電圧Vla2を検出す
るランプ電圧検出部6と、放電灯5を判別する放電灯判
別回路DJと、判別した結果より所定の出力電力を指令
する目標出力電力設定部WXと、ランプ電流検出部7と
ランプ電圧検出部6と目標出力電力設定部WXの出力に
応じて昇降圧コンバータ2を制御する制御手段とを備
え、異なるランプ電圧の放電灯が装着された場合におい
ても装着された放電灯に応じた出力制御を行うことを特
徴とするものである。
【0007】ここで、放電灯判別回路DJは昇降圧コン
バータ2の出力電圧を検出し、放電灯5が高圧パルスの
印加により絶縁破壊された後の、最小のランプ電圧を検
出することにより放電灯5を判別する。または、高圧パ
ルス発生回路4内に設けられたパルストランスの巻線電
圧を検出し、放電灯5が高圧パルスの印加により絶縁破
壊される電圧により放電灯5を判別する。あるいは、図
9に示すように、点灯開始からの時間を計測するタイマ
ーT1を有し、点灯開始から所定時間後のランプ電圧に
より放電灯5を判別する。例えば、安定点灯時のランプ
電圧を検出することにより放電灯5を判別する。
【0008】また、図12に示すように、放電灯5の判
別結果を記憶する記憶部M1を設けて、少なくとも1回
の放電灯5の判別結果を記憶させ、リセットされるまで
は記憶部M1に記憶された放電灯5の判別結果による出
力制御を行うようにしても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1の構成を図1に示す。この点灯装置は、放電灯5と、
放電灯に高圧パルスを印加して放電灯を始動させる高圧
パルス発生回路4と、放電灯に低周波電力を供給するイ
ンバータ3と、直流電圧を可変し放電灯に供給する電圧
/電流を制御する昇降圧コンバータ2と、放電灯の電流
を検出するランプ電流検出部7と、放電灯の電圧を検出
するランプ電圧検出部6と、昇降圧コンバータおよびイ
ンバータを制御する制御回路10からなる。制御回路1
0は、放電灯のランプ電圧を判別する放電灯判別回路D
Jと、判別した結果より所定の出力電力を指令する目標
出力電力設定部WXと、昇降圧コンバータ駆動部P1
と、ランプ電流誤差アンプP2と、目標電流設定部IX
と、インバータ駆動部L1を備えている。目標出力電力
設定部WXには、図2に示す目標出力電力が設定されて
いる。目標電流設定部IXは除算器であり、目標出力電
力設定部WXで設定された目標出力電力WXと、ランプ
電圧検出部6で検出されたランプ電圧Vla2を入力し
て、WX/Vla2を目標電流指令値Ila1として演
算する。ランプ電流誤差アンプP2は、目標電流設定部
IXから出力される目標電流Ila1と、ランプ電流検
出部7で検出されたランプ電流Ila2とを比較し、検
出値(Ila2)が目標値(Ila1)に近づくよう
に、昇降圧コンバータ駆動部P1を制御する。昇降圧コ
ンバータ駆動部P1は、昇降圧コンバータ2のスイッチ
ング素子をPWM制御して、直流電源1からの入力電圧
を昇降圧して出力し、ランプ電圧、ランプ電流を可変制
御する。
【0010】上記の構成において、電源をONすると、
昇降圧コンバータ2、インバータ3が動作を開始し、高
圧パルス発生回路4が高圧パルスを発生し、放電灯5の
電極間の絶縁を破壊し、放電灯5が点灯を開始する。こ
の時、昇降圧コンバータ2の出力に接続されたランプ電
圧検出部6によりランプ電圧Vla2を検出する。
【0011】ランプ電圧の時間変化を図3に示す。放電
灯5の絶縁破壊前の無負荷域では、ランプ電圧Vla2
として高い電圧が印加される。この状態で高圧パルス発
生回路4が高圧パルスを発生し、放電灯5の電極間の絶
縁を破壊し、放電灯5が点灯を開始すると、ランプ電圧
Vla2は急減に低下する。その後、光束立上げ電力制
御域では出力光束が次第に上昇して行き、それに伴って
ランプ電圧Vla2も上昇していく。安定点灯電力制御
域では、ランプ電圧Vla2は所定の電圧で安定する。
【0012】本実施形態では、図4に示す放電灯判別回
路DJによって、高圧パルスにより放電灯5の電極間の
絶縁が破壊され、ランプ電圧Vla2が急激に低下する
最小電圧を判定する。図4に示す放電灯判別回路DJ
は、ランプ電圧Vla2の検出値と所定の閾値Vαとを
比較する電圧比較器(コンパレータ)を備えている。検
出したランプ電圧Vla2が閾値Vαより低下した場合
は低ランプ電圧の放電灯であると判断し、閾値Vαを下
回らなかった場合は高ランプ電圧の放電灯であると判断
する。
【0013】例えば、低ランプ電圧の放電灯と判断した
場合は、図2のテーブル1の目標出力電力、高ランプ電
圧の放電灯と判断した場合は、図2のテーブル2の目標
出力電力に設定し、判別した放電灯に最適な出力電力制
御を行う。
【0014】本実施形態によれば、放電灯に光束立上げ
の電力を注入する前に、ランプ電圧を検出でき、装着放
電灯に対して、光束立上げ時より最適なランプ電流制御
を行うことができ、装着放電灯に応じた最適出力制御が
可能である。また、放電灯に過大な電流/電力が供給さ
れず、寿命の低下及び破損を防止することができる。
【0015】(実施形態2)本発明の実施形態2の構成
を図5に示す。基本構成は実施形態1と同様であり、放
電灯5のランプ電圧の判別は、高圧パルス発生回路4内
に有するパルストランスPTの2次巻線の中間タップで
行い、図6に示すように、放電灯5が高圧パルスの印加
により絶縁破壊する電圧を検出する。
【0016】本実施形態では、図7に示す放電灯判別回
路DJによって、放電灯5が高圧パルスの印加により絶
縁破壊する電圧Vla5を判定する。図7に示す放電灯
判別回路DJは、絶縁破壊電圧Vla5の検出値と所定
の閾値Vβとを比較する電圧比較器(コンパレータ)を
備えている。検出した絶縁破壊電圧Vla5が閾値Vβ
を越えた場合は高ランプ電圧の放電灯であると判断し、
閾値Vβを越えない場合は低ランプ電圧の放電灯である
と判断する。
【0017】例えば、低ランプ電圧の放電灯であると判
断した場合には、図2のテーブル1の目標出力電力に設
定し、高ランプ電圧の放電灯であると判断した場合に
は、図2のテーブル2の目標出力電力に設定し、判別し
た放電灯について、それぞれ最適な光束立上げ性能を確
保するように出力制御を行う。また、図5のように、ラ
ンプ電流指令値は昇降圧コンバータの出力に接続された
ランプ電圧検出部6からの検出値Vla2で目標出力電
力WXを除算することで算出する。
【0018】本実施形態によれば、放電灯に光束立上げ
の電力を注入する前に、ランプ電圧を検出し、装着放電
灯に対して、光束立上げ時より最適なランプ電流制御を
行うことができ、装着放電灯に応じた最適出力制御が可
能である。また、放電灯に過大な電流/電力が供給され
ず、寿命の低下及び破損を防止することができる。
【0019】(実施形態3)本発明の実施形態3の構成
を図8に示す。基本構成は実施形態2と同様であり、放
電灯5のランプ電圧の判別は、高圧パルス発生回路4内
に有するパルストランスPTの1次巻線の中間タップで
行い、放電灯5が高圧パルスの印加により絶縁破壊する
ときの1次巻線の電圧を検出する。
【0020】本実施形態によれば、放電灯に光束立上げ
の電力を注入する前に、ランプ電圧を検出し、装着放電
灯に対して、光束立上げ時より最適なランプ電流制御を
行うことができ、装着放電灯に応じた最適出力制御が可
能である。また、放電灯に過大な電流/電力が供給され
ず、寿命の低下及び破損を防止することができる。
【0021】(実施形態4)本発明の実施形態4の構成
を図9に示す。基本構成は実施形態1と同様であり、電
源ONからの時間をカウントできるタイマーT1を有
し、ランプ電圧の検出を所定の時点で行えるようにした
点が異なる。電源スイッチの投入によって直流電源1の
電圧V1が立ち上がると、タイマーT1が起動し、放電
灯の光束立上げ性能が電源投入から1秒の時点で要求さ
れる場合、図10に示すように、1秒未満の時間が経過
した時点tにおけるランプ電圧Vtを検出し、閾値Vγ
を超えた場合は高ランプ電圧の放電灯であると判断し、
閾値Vγを超えない場合は低ランプ電圧の放電灯である
と判断する。
【0022】例えば、低ランプ電圧の放電灯であると判
断した場合には、図2のテーブル1の目標出力電力に設
定し、高ランプ電圧の放電灯であると判断した場合に
は、図2のテーブル2の目標出力電力に設定し、判別し
た放電灯に最適な出力電力制御を行う。
【0023】本実施形態によれば、放電灯に光束立上げ
の電力を注入する前に、ランプ電圧を検出し、装着放電
灯に対して、光束立上げ時より最適なランプ電流制御を
行うことができ、装着放電灯に応じた最適出力制御が可
能である。また、放電灯に過大な電流/電力が供給され
ず、寿命の低下及び破損を防止することができる。
【0024】(実施形態5)本発明の実施形態5の構成
を図11に示す。基本構成は実施形態1〜4と同様であ
るが、本実施形態では、点灯毎に放電灯の判別結果をリ
セットして判別をやり直すものである。図11に示す回
路では、電源スイッチと連動するタイマーT1と、タイ
マーT1に連動するリセット回路RRを設けてあり、電
源スイッチOFFにより放電灯判別回路の判別結果をリ
セットするものである。
【0025】本実施形態によれば、実施形態1〜4の効
果に加えて、点灯毎にランプ電圧を再検出できることに
よって、放電灯を交換した場合にも、交換後の装着放電
灯に応じた最適出力制御が可能である。
【0026】(実施形態6)本発明の実施形態6の構成
を図12に示す。基本構成は実施形態1〜4と同様であ
り、放電灯の判別を少なくとも1回行い、その放電灯判
別結果を記憶部M1に記憶しておく。また、放電灯5が
取り外されたことを検知するバルブ検知部D5を設け
て、放電灯5が取り外されたときには、バルブ検知部D
5からの信号を受けて、リセット部RRにより放電灯判
別結果を記億する記憶部M1の記憶をリセットするよう
にしたものである。放電灯の判別手段としては、実施形
態1〜4のいずれの手段を用いても良い。
【0027】本実施形態によれば、実施形態1〜4の効
果に加えて、放電灯交換ごとに装着放電灯を検知できる
ことによって、放電灯交換に応じて最適出力制御が可能
である。
【0028】(実施形態7)本発明の実施形態7の動作
説明図を図13に示す。基本構成は図12に示した実施
形態6と同様であるが、本実施形態では、安定点灯時の
ランプ電圧Vla2にて放電灯の判別を行う点が異な
る。放電灯判別回路DJは、安定点灯時のランプ電圧V
la2の検出値と所定の閾値Vδとを比較する電圧比較
器(コンパレータ)を備えている。検出した安定点灯時
のランプ電圧Vla2が閾値Vδを越えた場合は高ラン
プ電圧の放電灯であると判断し、閾値Vδを越えない場
合は低ランプ電圧の放電灯であると判断する。判別結果
を記憶部M1に記憶しておいて、次回点灯以降は判別し
た放電灯に最適な出力制御を行う。ここで、放電灯判別
のための初回点灯は図2のテーブル2に示す低出力電力
制御指令が目標出力電力設定部から指令される。
【0029】本実施形態によれば、実施形態1〜4の効
果に加えて、放電灯判別のための初回点灯を低出力電力
制御で行うことによって、より安全に放電灯判別を行う
ことができる。また、判別結果を記億することによっ
て、次回点灯以降、装着放電灯に応じた最適出力制御が
可能である。
【0030】(実施形態8)本発明の実施形態8の構成
を図14に示す。S1は外部信号指令部であり、例え
ば、放電灯口金形状により放電灯の種別を判断し、判断
結果を指令する手段である。また、外部信号指令部S1
は人為的に放電灯の種別を指令する手段であってもよ
い。基本構成は実施形態1〜4と同様であり、外部から
の信号によって所定の出力電力指令を設定する点が異な
る。
【0031】本実施形態によれば、実施形態1〜4の効
果に加えて、製造工程または施工工程または放電灯装着
時に外部信号により出力電力指令を予め設定することに
より、放電灯点灯前に最適出力制御に設定でき、最適出
力制御が可能である。
【0032】(実施形態9)実施形態1〜8の手段によ
って放電灯の種別を判別し、安定点灯時におけるランプ
電圧−ランプ電力の関係が図15〜図17に示すような
特性とするように制御を行う。以下、それぞれの制御特
性について説明する。
【0033】図15の例では、判別した放電灯のランプ
電圧に任意の幅を設け、点灯ランプ電圧範囲とする。点
灯ランプ電圧範囲以外は出力電力を停止する。この例で
は、異常ランプ電圧時には、放電灯に過大な電流/電力
が供給されず、放電灯寿命末期時の破損を防止すること
ができる。
【0034】図16の例では、判別した放電灯のランプ
電圧に任意の幅を設け、点灯ランプ電圧範囲とする。点
灯ランプ電圧範囲以外は出力電力を減少する。この例で
は、異常ランプ電圧時、供給電力を減少することにより
安全に点灯できる。また放電灯の破損を防止することが
できる。
【0035】図17の例では、判別した放電灯のランプ
電圧に任意の幅を設け、点灯ランプ電圧範囲とする。点
灯ランプ電圧範囲内、範囲外ともに出力制御する。この
例では、異常ランプ電圧時に、供給電力を徐々に減少す
ることにより安全に点灯できる。また放電灯の破損を防
止することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、放電灯に光束立上げの
電力を注入する前に、ランプ電圧を検出でき、装着放電
灯に対して、光束立上げ時より最適なランプ電流制御、
出力電力制御を行うことができ、装着放電灯に応じた最
適出力制御が可能である。また、放電灯に過大な電流/
電力が供給されず、寿命の低下及び破損を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の全体構成を示す回路図で
ある。
【図2】本発明の実施形態1の高ランプ電圧の放電灯と
低ランプ電圧の放電灯に対する出力特性を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の実施形態1の動作説明図である。
【図4】本発明の実施形態1の要部構成を示す回路図で
ある。
【図5】本発明の実施形態2の全体構成を示す回路図で
ある。
【図6】本発明の実施形態2の動作説明図である。
【図7】本発明の実施形態2の要部構成を示す回路図で
ある。
【図8】本発明の実施形態3の全体構成を示す回路図で
ある。
【図9】本発明の実施形態4の全体構成を示す回路図で
ある。
【図10】本発明の実施形態4の動作説明図である。
【図11】本発明の実施形態5の全体構成を示す回路図
である。
【図12】本発明の実施形態6の全体構成を示す回路図
である。
【図13】本発明の実施形態7の動作説明図である。
【図14】本発明の実施形態8の全体構成を示す回路図
である。
【図15】本発明の実施形態9の第1の動作説明図であ
る。
【図16】本発明の実施形態9の第2の動作説明図であ
る。
【図17】本発明の実施形態9の第3の動作説明図であ
る。
【図18】従来例の全体構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 昇降圧コンバータ 3 インバータ 4 高圧パルス発生回路 5 放電灯 6 ランプ電圧検出部 7 ランプ電流検出部 10 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 41/282 H05B 41/29 C (72)発明者 片岡 寿夫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA11 AB09 AC11 BA05 BB10 BC05 CB02 CB07 DD06 DE02 DE04 DE06 EB05 GB01 HA10 3K083 AA02 AA42 AA94 BA05 BA25 BA26 BA33 BA41 BC33 BC47 BD03 BD04 BD10 BD13 BD16 BD22 BD29 BE04 BE08 BE17 CA32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯と、放電灯に高圧パルスを印加
    して放電灯を始動させる高圧パルス発生回路と、直流電
    源からの直流電圧を昇降圧制御する昇降圧コンバータ
    と、昇降圧コンバータの出力を低周波電力に変換して放
    電灯に供給するインバータと、放電灯の電流を検出する
    ランプ電流検出部と、放電灯の電圧を検出するランプ電
    圧検出部と、放電灯を判別する放電灯判別回路と、判別
    した結果より所定の出力電力を指令する目標出力電力設
    定部と、ランプ電流検出部とランプ電圧検出部と目標出
    力電力設定部の出力に応じて昇降圧コンバータを制御す
    る制御手段とを備え、異なるランプ電圧の放電灯が装着
    された場合においても装着された放電灯に応じた出力制
    御を行うことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、放電灯判別回路は
    昇降圧コンバータの出力電圧を検出し、放電灯が高圧パ
    ルスの印加により絶縁破壊された後の、最小のランプ電
    圧を検出することにより放電灯を判別することを特徴と
    する放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、放電灯判別回路は
    高圧パルス発生回路内に設けられたパルストランスの巻
    線電圧を検出し、放電灯が高圧パルスの印加により絶縁
    破壊される電圧により放電灯を判別することを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、点灯開始からの時
    間を計測するタイマーを有し、放電灯判別回路は点灯開
    始から所定時間後のランプ電圧により放電灯を判別する
    ことを特徴とする放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、放
    電灯の判別を点灯毎に行うことを特徴とする放電灯点灯
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかにおいて、放
    電灯の判別結果を記憶する記憶部を有し、少なくとも1
    回の放電灯の判別結果を前記記憶部に記憶し、前記記憶
    部がリセットされるまで前記記憶部に記憶された放電灯
    の判別結果による出力制御を行うことを特徴とする放電
    灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、放電灯判別回路は
    安定点灯時のランプ電圧を検出することにより放電灯を
    判別することを特徴とする放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、外部からの信号に
    よって所定の出力電力を指令する目標出力電力設定部を
    有することを特徴とする放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかにおいて、放
    電灯を判別し、規定のランプ電圧範囲以外では出力電力
    を減少または停止することを特徴とする放電灯点灯装
    置。
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