JP2003337345A - 反射型液晶装置及び反射型プロジェクタ - Google Patents

反射型液晶装置及び反射型プロジェクタ

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JP2003337345A
JP2003337345A JP2003078359A JP2003078359A JP2003337345A JP 2003337345 A JP2003337345 A JP 2003337345A JP 2003078359 A JP2003078359 A JP 2003078359A JP 2003078359 A JP2003078359 A JP 2003078359A JP 2003337345 A JP2003337345 A JP 2003337345A
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孝 胡桃澤
Taku Yamazaki
卓 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低消費電力化を図ると共に、クロストーク等
による表示品質の劣化を防止し、かつ、階調表示が容易
な反射型液晶装置を提供すること。 【解決手段】 画素内で4分割した反射型画素電極10
a,10b,10c,10dの下方に、4ビットのRA
M1〜RAM4とオンオフ波形選択回路13を設け、S
RAMに保持された4ビットの階調データに基づく階調
レベルを、画素電極10a,10b,10c,10dの
面積比で表すように、 RAM1〜RAM4と画素電極
10a,10b,10c,10dを、オンオフ波形選択
回路13を介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶装置の技術分
野に属し、特に画素内にメモリセルを備えた反射型の液
晶装置及び反射型プロジェクタの技術分野に属するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
あるいは液晶プロジェクタ等の電子機器に用いられる液
晶装置として、反射型液晶パネルを備えた液晶装置が注
目されている。
【0003】この反射型液晶パネルは、例えば、データ
線、走査線、トランジスタ等のスイッチング素子、電荷
蓄積容量、及びアルミニウム等の反射型画素電極等を備
えたガラスまたはSi等の基板と、透明導電膜からなる
対向電極等を備えたガラス等の基板との間に液晶層を挟
持した構成となっている。画素電極が反射型であるた
め、画素電極の下側にトランジスタ等のスイッチング素
子を設けることができ、解像度を高めた場合でもパネル
の開口率が低下せず、高解像度と高輝度を両立させるこ
とができる。
【0004】しかしながら、このような構成の反射型液
晶パネルを駆動する場合には、データ線の電位を画素に
設けた電荷蓄積容量に一旦蓄えて、当該電位を反射型画
素電極にも印加することで、各画素毎の液晶層へ画像信
号電圧を印加する駆動方式を採用していたため、液晶容
量及び電荷蓄積容量からの電流のリークが生じる場合が
ある。従って、液晶容量により保持される電位が低下
し、明度やコントラストの低下等の表示状態の劣化を引
き起こすことがあった。
【0005】このため、表示画像を高品位に保つには、
データ線及び走査線に対する信号の供給を行い、周期的
に各画素に電圧の書き込みを行ってその電位を保持しな
ければならず、低消費電力化を図ることが困難であると
いう問題があった。
【0006】そこで、このような問題の解決するため
に、例えば特開平8−286170号公報等に開示され
ているように、各画素の反射型画素電極の下側に1ビッ
トのメモリセルを配設した液晶パネルが提案された。
【0007】このようなメモリセルを各画素毎に備えた
液晶パネルにおいては、メモリセルによりデータ線から
の画像信号がラッチされ、その信号が各画素の液晶層に
印加される。そして、メモリセルは、新たな信号が書き
込まれるまで前の信号を保持しているので、一旦信号の
書き込みを行ってしまえば、データ線及び走査線への信
号の供給を停止しても、それまでに書き込まれた画像は
静止画像として継続表示することができる。その結果、
静止画像表示時に外部からの画像信号の入力を止めるこ
とができ、低消費電力化を図ることができる。
【0008】また、画素電圧をデジタル化することによ
り、クロストーク等による表示品質の劣化が起きにくい
といった利点を備えている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなメモリセルを各画素毎に備えた従来の液晶パネル
を用いた場合には、階調表示を行うことが困難になると
いう問題があった。
【0010】メモリセルを各画素毎に備えていない構成
の場合には、データ線に供給する信号の選択期間での印
加電圧レベルを階調データに応じて制御することによ
り、各画素の液晶層に書き込む電圧を階調データに対応
した値にすることができ、所望の階調表示を行うことが
できた。
【0011】しかし、1ビットのメモリセルを各画素毎
に備えた構成の場合には、1ビットデータによってオン
またはオフの表示しかできないため、一選択期間内にお
いて当該画素への印加電圧を階調データに対応した値に
制御することはできない。
【0012】従って、従来は、例えばフレーム周波数が
60Hzの場合には、1フレーム毎に各画素の電圧のオ
ン時間とオフ時間を調整する。つまり、1フレームは、
1/60秒間(16.6m秒)をさらに256階調なら
ば256だけ分割し、各々の期間で画面全体のデータを
転送し、オン、オフを表示することで階調を表示するも
のである。
【0013】その結果、1フレームの1/256期間内
に各画素のメモリセルのデータを書き直さなければなら
ず、メモリセルを各画素毎に備えた場合における上述し
たような利点を生かすことができないという問題があっ
た。
【0014】また、上述のような制御を行うためには、
1フレームの1/256期間毎にオン時間とオフ時間を
調整するため、結果的に液晶層に印加される電圧の切り
換え回数が多くなるため、電圧波形になまりが生じ、正
確な階調表示を行うことができなかった。
【0015】そこで、本発明は、前記問題点を解決し、
低消費電力化を図ると共に、クロストーク等による表示
品質の劣化を防止し、かつ、階調表示が容易な反射型液
晶装置を提供することを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の反射型液晶装置
は、前記課題を解決するために、第1の基板と、光透過
性を有し該第1の基板に対向して設けられた第2の基板
と、前記第1の基板に、マトリクス状に各々の画素毎に
設けられ、各画素毎に複数分割された反射型画素電極
と、前記第1の基板と前記第2の基板の間に挟持された
液晶と、前記第1の基板上の前記画素電極が形成された
層よりも下層に、前記各々の画素毎に形成され、多ビッ
トの階調データを保持する階調データ保持手段と、前記
階調データ保持手段に保持された多ビットの階調データ
に基づく階調レベルを、前記複数分割された画素電極の
各画素内における面積比として表すように、前記データ
保持手段の各ビットと前記複数分割された画素電極の各
々とを対応付けて接続する接続手段とを備えることを特
徴とする。
【0017】本発明の反射型液晶装置によれば、画像信
号が供給されると、階調データ書き込み制御手段によ
り、当該画像信号に基づいて各々の画素の階調データ保
持手段に対して書き込み制御信号が出力され、各々の画
素毎に階調データが保持される。一方、階調データ保持
手段の各ビットは、接続手段により、複数に分割された
画素電極の各々と対応付けて接続されており、複数に分
割された画素電極の各々には、階調データを表すように
階調データ保持手段の各ビットに書き込まれたデータに
基づく電圧が印加されることになる。従って、各画素に
おいては、電圧が印加された画素電極と対向電極に挟持
された液晶のみに前記電圧が印加されることになる。そ
の結果、各画素における表示面積は、階調データに対応
して変化することになり、人間の視覚特性に適合した階
調表示が行われることになる。
【0018】本発明の反射型液晶装置は、前記課題を解
決するために、上記反射型液晶装置において、前記画素
電極は、各画素内において前記データ保持手段のビット
数と等しい数に分割され、各々の画素電極の面積比が前
記データ保持手段の各ビットの重みの比と等しく設定さ
れており、前記接続手段は、前記比を示す値が互いに等
しい前記データ保持手段の各ビットと前記各々の画素電
極とを接続することを特徴とする。
【0019】本発明の反射型液晶装置によれば、画素電
極は、各画素内においてデータ保持手段のビット数と等
しい数に分割され、データ保持手段の各ビットの重みの
比は、各々の画素電極の面積比と等しく設定されいる。
例えば、データ保持手段が4ビットで、各々のビットが
「1」,「2」,「4」,「8」の重みを有する時、画
素電極は4個に分割され、各々の面積は最小のものを
「1」とすると、「1」,「2」,「4」,「8」の面
積を有することになる。そして、「1」の重みを有する
最下位ビットは面積「1」の画素電極と、「2」の重み
を有する位のビットは面積「2」の画素電極と、「4」
の重みを有する位のビットは面積「4」の画素電極と、
「8」の重みを有する最上位のビットは面積「8」の画
素電極と各々接続されている。
【0020】従って、上述のようにデータ保持手段に階
調データが書き込まれ、階調データが「1」である場合
には、面積「1」の画素電極に電圧が印加される。ま
た、階調データが「8」である場合には、面積「8」の
画素電極に電圧が印加される。更に、階調データが
「9」である場合には、面積「1」の画素電極と面積
「8」の画素電極に電圧が印加されることになる。この
ように、電圧の印加が行われる画素電極の面積は、階調
データに対応した値となるため、人間の視覚特性に適合
した階調表示が行われることになる。
【0021】本発明の反射型液晶装置は、前記課題を解
決するために、上記反射型液晶装置において、前記画素
電極は、各画素内において前記データ保持手段の各ビッ
トにより表される10進数の最大値と等しい数に等分割
されており、前記データ保持手段と前記各々の画素電極
とを接続し、前記データ保持手段の各ビットにより表さ
れる10進数と等しい個数の画素電極を選択することを
特徴とする。
【0022】本発明の反射型液晶装置によれば、画素電
極は、各画素内においてデータ保持手段の各ビットによ
り表される10進数の最大値と等しい数に等分割されて
いる。例えば、データ保持手段が4ビットで、「0」〜
「15」と10進表現される時、画素電極は15個に等
分割される。つまり、画素電極は、画素内において、1
番〜15番の面積の等しい画素電極に分割されることに
なる。そして、データ保持手段に階調データが書き込ま
れると、データ保持手段に書き込まれた階調データの1
0進表と等しい個数の画素電極がに対応する番号の画素
電極が選択される。例えば、階調データが10進数表現
で「5」であれば、1番〜5番の画素電極が選択され、
階調データが10進数表現で「12」であれば、1番〜
12番の画素電極が選択されることになる。このよう
に、電圧の印加が行われる画素電極の面積は、階調デー
タに対応した値となるため、人間の視覚特性に適合した
階調表示が行われることになる。
【0023】本発明の反射型液晶装置は、前記課題を解
決するために、上記反射型液晶装置において、前記階調
データ保持手段は、スイッチング素子を用いて形成され
たスタティックRAM(SRAM)あるいはダイナミッ
クRAM(DRAM)であることを特徴する。
【0024】本発明の反射型液晶装置によれば、階調デ
ータ保持手段は、各々の画素においてスイッチング素子
を用いて形成されたスタティックRAM(SRAM)あ
るいはダイナミックRAM(DRAM)である。従っ
て、液晶装置の高解像度化等に伴い、画素電極の小型化
が図られた場合でも、階調データ保持手段を画素電極の
下層に確実に作り込むことができ、容易に多ビット化す
ることができる。
【0025】本発明の反射型液晶装置は、前記課題を解
決するために、上記反射型液晶装置において、前記階調
データ保持手段は、スイッチング素子を用いて形成さ
れ、クロック信号に同期して動作するラッチ回路である
ことを特徴する。
【0026】上記反射型液晶装置によれば、階調データ
保持手段は、各々の画素においてスイッチング素子を用
いて形成され、クロック信号に同期して動作するラッチ
回路である。従って、クロック信号を制御するだけで容
易に階調データを保持させることができる。
【0027】本発明の反射型液晶装置は、前記課題を解
決するために、上記反射型液晶装置において、前記複数
分割された画素電極の分割は、どのような階調を表示し
た場合にも階調重心が同じ位置であることを特徴する。
【0028】本発明の反射型液晶装置によれば、前記複
数分割された画素電極の分割は、どのような階調を表示
した場合にも階調重心が同じ位置であるために、人間の
視覚特性にあった違和感のない階調表示が可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0030】図1は本実施形態における反射型液晶装置
の回路構成を説明するためのブロック図である。
【0031】図1には示さないが、本実施形態の反射型
液晶装置は、ガラスやSi(シリコン基板)等の第1の
基板上に、複数のデータ線対([D11: D11’,
D21: D21’, D31: D31’, D41:
D41’]〜[D1m: D1m’, D2m: D2
m’, D3m: D3m’, D4m: D4m’])
と、ワード線(W1,W2〜Wn)がマトリクス状に互
いにほぼ直交して配置されている。
【0032】データ線対はD11: D11’, D2
1: D21’, D31: D31’, D41: D4
1’の4対を一組としており、図1のx方向に沿ってこ
のデータ線対の組がm組設けられており(図示せず)、
各組のデータ線対が、第1列〜第m列の各画素領域に対
応している。なお、図1においては、一部の画素領域の
みを示しているため、第2組〜第m組のデータ線対
([D12: D12’, D22: D22’, D3
2: D32’, D42: D42’]〜[D1m: D
1m’, D2m: D2m’, D3m: D3m’,
D4m: D4m’])について図示を省略している。
【0033】ワード線(W1〜Wn)は、図1のy方向
に沿ってn本設けられており、第1行〜第n行の各画素
領域に対応している。なお、図1においては、第3行〜
第n行のワード線(W3〜Wn)については図示を省略
している。
【0034】以上のような各組のデータ線対と表示制御
線が交差する領域は、第1行第1列から第n行第m列ま
でのn×m個の画素領域(P11〜Pnm)となってい
る。即ち、本実施形態においては、4つのデータ線対と
1つの表示制御線から構成されるブロックが一画素領域
に対応する。この画素領域にはアルミニウム等で形成さ
れた反射型の画素電極10a,10b,10c,10d
が設けられている。画素電極10a,10b,10c,
10dは、後述するように、各画素領域内で4個に分割
された画素電極である。なお、図1においては、第1行
第1列の画素領域P11と、第2行第1列の画素領域P
21のみを示している。
【0035】一方、以上のような画素電極10a,10
b,10c,10dが形成された第1の基板と対向する
位置には、ガラス等の光透過性のある基板で形成された
第2の基板が配置されており、当該第2の基板の前記画
素電極10a,10b,10c,10dと対向する側に
は、透明電極で形成された対向電極12が設けられてい
る。対向電極12は第2の基板上においてマトリクス状
に形成されているのではなく、全画素領域を覆う共通電
極として、或いは各画素行毎にストライプ状に形成され
ている。そして、第2の基板上には、必要に応じて第1
の基板の画素電極10a,10b,10c,10dが形
成されていない領域を覆うように、ブラックマトリクス
等の遮光膜が形成されている。
【0036】そして、前記画素電極10a,10b,1
0c,10dと対向電極12の間には、液晶層が封入さ
れており、各画素領域に対応して液晶セル11を構成し
ている。液晶としては、ツイステッドネマチック(T
N)型液晶、スーパーツイステッドネマチック(ST
N)型液晶、双安定のメモリー性を有するTN型液晶、
スーパーホメオトロピック(SH)型の液晶、ゲスト・
ホスト(GH)型液晶など種々の液晶を用いることがで
きる。但し、GH型を除いて、第2の基板の外側に偏光
板や偏光ビームスプリッタ等の偏光子が必要となる。
【0037】次に、前記各画素領域における画素電極1
0a,10b,10c,10dの下側(画素電極10
a,10b,10c,10dの液晶セル11との接触側
とは反対側)には、スイッチング素子としての電界効果
トランジスタ(FET)5,7、及びメモリ部6から各
々が構成される階調データ保持手段としての4ビットの
ランダムアクセスメモリ(RAM)であるRAM1〜
RAM4と、オンオフ波形選択回路13が設けられてい
る。
【0038】RAM1〜 RAM4は、相補データが対
にして伝送されるデータ線対([D11: D11’,
D21: D21’, D31: D31’, D41:
D41’]〜[D1m: D1m’, D2m: D2
m’, D3m: D3m’, D4m: D4m’])か
ら相補データD,/Dをメモリ部6に書き込むためのト
ランスファーゲートであるNチャネル型のFET5と、
Nチャネル型のFET7とを備えている。これらのFE
T5,7のゲート端子には、図1に示すようにワード線
W1,W2〜Wnが接続されている。
【0039】本実施形態のメモリ部6は、図2(A)に
示すようなSRAM型の構成となっており、相補型FE
T、または負荷抵抗型NチャネルFETから構成される
二つのインバータ6b,6cにより構成されたフリップ
フロップからなるメモリセル6aと、メモリセル6aの
記憶データの論理を反転出力させるための相補型インバ
ータ6dとから構成されている。
【0040】このような構成のRAM1〜 RAM4の
動作を、画素領域P11に備えられた1ビット目のRA
M1を例として説明する。なお、定常状態においては、
データ線D11,データ線D11’は共にハイレベルの
電位であり、ワード線W1はローレベルの電位であると
する。
【0041】まず、メモリセル6aのノードQにハイレ
ベルの電位のデータを書き込む場合には、図1に示す階
調データ書き込み制御手段としてのビットライン制御回
路9により、データ線D11をハイレベルの電位、デー
タ線D11’をローレベルの電位にする。次に、図1に
示す階調データ書き込み制御手段としてのワードライン
制御回路8によりワード線W1をハイレベルの電位とす
ると、FET5及びFET7がオン状態となる。
【0042】これにより、図2に示すように、メモリセ
ル6aのFET5とのノードQの電位はハイレベルとな
り、 FET7とのノードQ’の電位はローレベルとな
って、安定した状態が維持され、データの書き込みが行
われる。
【0043】一旦データが書き込まれると、ワード線W
1をローレベルの電位とし、FET5,7をオフにした
場合でも、メモリセル6aのノードQ及びノードQ’の
状態は変化せず、保持された状態となる。
【0044】従って、メモリ部6の出力部OUTの電位
は、メモリセル6aのノードQ’の電位をインバータ6
dにより反転させてハイレベルとなり、オンオフ波形選
択回路13には最初にデータ線D11に書き込んだハイ
レベルの電位のデータが出力されることになる。
【0045】また、メモリセル6aにローレベルの電位
のデータを書き込む際にも、図1に示すビットライン制
御回路9により、データ線D11をローレベルの電位、
データ線D11’の電位はハイレベルの電位に設定し、
ワードライン制御回路8によりワード線W1をハイレベ
ルの電位とし、FET5及びFET7をオン状態にす
る。これにより、メモリセル6aのFET5側のノード
Qの電位はローレベルとなり、FET7側のノードQ’
の電位はハイレベルとなって、安定した状態が維持さ
れ、データの書き込みが行われる。
【0046】従って、メモリ部6の出力部OUTの電位
は、メモリセル6aのノードQ’の電位をインバータ6
dにより反転させてローレベルとなり、オンオフ波形選
択回路13には最初にデータ線D11に書き込んだロー
レベルの電位のデータが出力されることになる。
【0047】RAM1〜RAM4の各ビットには以上の
ようにして行方向に並ぶ画素領域毎にデータを書き込む
ことができる。本実施形態においては、まず、選択した
列方向における画素領域のRAMの各ビットについて、
ビットライン制御回路9にてデータ線対([D11:
D11’, D21: D21’, D31: D31’,
D41: D41’]〜[D1m: D1m’, D2
m: D2m’, D3m: D3m’, D4m: D4
m’])の各々にハイレベルとローレベルの相補データ
を出力し、次にワードライン制御回路8により、ワード
線W1〜Wnのいずれかをハイレベルにしていずれかの
行方向の画素領域を一括選択することより、RAMの各
ビットに所望のデータを書き込むように構成している。
【0048】つまり、本実施形態においては、各画素領
域毎に、4ビットのデジタルデータを記憶させることが
できるので、画像信号に含まれる各画素毎の階調データ
を各画素領域のRAM1〜RAM4に記憶させ、最大で
16階調の階調表現を可能としている。
【0049】なお、各画素領域のRAM1〜RAM4に
一旦データを書き込むと、その値は次のデータが書き込
まれるまで保持され、また、印加電圧に対する液晶の応
答速度はデータが書き換えられる速度よりも著しく遅い
ため、データのRAM1〜RAM4への書き込みタイミ
ングは画像の表示タイミングと全く非同期にすることが
できる。
【0050】なお、各画素領域のRAM1〜RAM4の
メモリセル6aの構成は、図2(A)に示したSRAM
型に限られず、図2(B)に示すようなDRAM型とす
ることもできる。 DRAM型の場合には、データの電
位は保持容量6fに印加されることになり、印加された
電位はインバータ6e及びインバータ6dを介して出力
されることになる。 DRAM型を用いた場合には、リ
フレッシュ動作が必要となるが、第1の基板上における
メモリセル6aの面積を微細なものにすることができる
ため、RAM1〜RAM4の高集積化が可能となる。
【0051】なお、DRAMの場合は、図1のデータ線
対から、D11’,D21’, D31’,D41’を
除き、更にトランスファーゲート7を除き、図2のイン
バータ6eを除くことができ、そうすることにより、各
画素のデータ保持手段はFET5、容量6f、相補型イ
ンバータ6dで構成できる。
【0052】次に、以上のようにして各画素領域に4ビ
ットのRAM1〜RAM4に書き込まれた階調データ
を、液晶セル11に印加する画素電圧として反映させる
方法について説明する。
【0053】従来から、複数ビットにデジタル化された
データに基づいて、電圧等のアナログデータを得る方法
として、一般に選択期間での印加電圧レベルを階調デー
タに対応させて制御する方法が用いられている。
【0054】しかし、本発明のように、各画素領域内に
多ビットのRAM1〜RAM4を備える場合に、各画素
ごとに更に印加電圧レベルの制御を行う手段を設ける
と、画素の高精細化、液晶装置の小型化及び高解像度化
が困難となることが考えられる。
【0055】そこで、本実施形態では、画素電極10
a,10b,10c,10dを図3に示すように各画素
内で4分割し、各々の面積比を1:2:4:8となるよ
うに構成した。
【0056】そして、最下位ビットのRAM1と面積
「1」の画素電極10aを、また、次の位のビットのR
AM2と面積「2」の画素電極10bを、また、次の位
のビットのRAM3と面積「3」の画素電極10cを、
更に最上位ビットのRAM4と面積「4」の画素電極1
0dを、各々接続して構成した。
【0057】従って、RAM1〜RAM4に「0」〜
「15」の階調データが書き込まれた場合には、図4に
斜線で示すように、階調データに応じた面積の画素電極
10a,10b,10c,10dに、 RAM1〜RA
M4のメモリセル6に記憶された「1」のデータが印加
されることになる。
【0058】但し、液晶に印加する電圧は、液晶の劣化
を防止するために所定周期で極性が反転する交流電圧で
ある必要がある。
【0059】そこで、本実施形態では、RAM1〜RA
M4と画素電極10a,10b,10c,10dとの間
に、図3(A)に示すようにオンオフ波形選択回路13
を設け、液晶に対して交流電圧を印加している。
【0060】オンオフ波形選択回路13は、図3(B)
に示すように、スイッチ回路になっている。表示制御回
路(図示せず)から出力されるオン波形ONWとオフ波
形OFFWを一致検出回路7aからの信号によって選択
するものである。
【0061】従って、RAM1〜RAM4の出力が
「1」、即ちハイレベルの電圧である場合には、オンオ
フ波形選択回路13においてオン波形ONWが選択さ
れ、画素電極10a,10b,10c,10dに供給さ
れる。
【0062】一方、 RAM1〜RAM4の出力が
「0」、即ちローレベルの電圧である場合には、オンオ
フ波形選択回路13においては、オフ波形OFFWが選
択され、画素電極10a,10b,10c,10dに供
給される。
【0063】ここで、本実施形態における、オン波形O
NWとオフ波形OFFWについて詳しく説明する。
【0064】本実施形態においては、図1に示すよう
に、対向電極12に交流化信号源20を接続し、図5に
示すように一走査期間毎に+3.0Vと0Vに交互に切
り換えられるパルス信号を供給するように構成した。そ
して、オフ波形OFFWとして、図5に示すように対向
電極12に供給するパルス信号と同位相のパルス信号を
用い、オン波形ONWとして、図5に示すように対向電
極12に供給するパルス信号と逆位相のパルス信号を用
いた。
【0065】つまり、対向電極12に対して図5に示す
ようなパルス信号を供給すると共に、画素電極10a,
10b,10c,10dに対して当該パルス信号と同位
相のパルス信号のオフ波形OFFWを供給すると、対向
電極12と画素電極10a,10b,10c,10dの
間の電位差は無くなり、液晶セル11に対しては電圧が
印加されない状態となる。しかし、オン波形ONWとし
て対向電極12に供給するパルス信号と逆位相のパルス
信号を画素電極10a,10b,10c,10dに供給
すると、対向電極12と画素電極10a,10b,10
c,10dの間の電位差は常に3Vとなるが、一走査期
間毎に電圧の方向が異なることになり、交流駆動が行わ
れることになる。
【0066】このように、本実施形態によれば、第1の
基板上に形成した回路の動作電圧を3.0Vとし、その
回路のゲート耐圧を3.0V+αとした場合でも、液晶
を交流駆動できるので、パターンを微細化した場合でも
良好に液晶を駆動することができる。また、前記回路の
動作電圧(電源電圧)を低電圧にできるので、消費電力
を大幅に低減できる。
【0067】そして、以上のようなオン波形とオフ波形
が、図4のように階調データに対応した面積の画素電極
10a,10b,10c,10dに印加されるため、各
画素内において、階調データに対応した面積の領域にお
いて液晶の配光状態が変化し、図4に示すように、人間
の視覚特性に適合した良好な階調表示が行われることに
なる。
【0068】以上のように、本実施形態によれば、各画
素において階調データを保持するためのRAM1〜RA
M4を設けたので、階調データの値が変わらない限り、
各画素における階調データの書き換えを行う必要がな
く、RAM1〜RAM4に対する階調データの一度の書
き込みを行うだけで、液晶に対して適切な電圧を印加す
ることができる。従って、従来のような一走査期間毎に
保持容量あるいは液晶容量に書き込んだ電圧を一旦放電
させ、更に新たな電圧を印加するという工程を不要とす
るので、低消費電力化を図ることができる。
【0069】また、前記RAM1〜RAM4は、従来の
ような1ビットではなく、複数ビットで構成され、更
に、各画素毎に階調表示回路を備えて、当該複数ビット
のRAM1〜RAM4に保持された階調データに対応し
た面積の画素電極10a,10b,10c,10dに、
オン波形のパルスを印加するように構成したので、各画
素毎に独立して階調表示を行うことができる。つまり、
あたかも階調データをフレームメモリに書き込む処理と
同様の処理を行うだけで階調表示が可能となり、階調表
示制御を容易に行うことができる。
【0070】また、対向電極12には交流電圧信号を印
加すると共に、交流化信号源20からの前記交流電圧信
号の位相を逆位相と同位相に切り換えることにより、画
素電極に印加するオン波形とオフ波形の切り換えを行う
ように構成したので、画素電極に対して電圧の供給を行
うゲート手段の耐圧を従来よりも低下させることがで
き、微細なパターン化を実現することができる。
【0071】従って、本実施形態によれば、高解像度と
高輝度を両立できるという反射型液晶装置の利点を生か
しつつ、低消費電力で、容易かつ良好な階調表示を行う
ことができる。
【0072】なお、画素電極の形状は、図3(A)に示
したものに限られる訳ではなく、例えば図6(A)に示
すように、上下左右対称な形状としても良い。また、分
割された画素電極の面積比がRAM1〜RAM4のビッ
トの重みの比と等しければ、正方形に限られず、他の形
状でも良い。
【0073】また、上述した例では、分割された各画素
電極は、各々が異なる面積を有していたが、本発明はこ
れに限れるものではなく、例えば図6(B)に示すよう
に、画素電極をRAMによって表現される10進数の最
大値と等しい個数、各々の面積が等しくなるように構成
しても良い。図6(B)に示す例では、 RAM1〜R
AM4が4ビットなので、画素電極(一例として、2
0.25μm×20.0μm )を15個に等分割して
画素電極10a〜10pとした。この場合には、RAM
1〜RAM4に書き込まれたデータを2進−10進にデ
コードするデコーダー14を、 RAM1〜RAM4と
オンオフ波形選択回路13との間に接続する。
【0074】以上のように、画素電極の分割形状には、
様々な種類のものを用いることができるが、図3(A)
のように分割した場合には、画素の階調表示重心移動が
より少なくなる。また、図6(A)のように分割した場
合には、画素の階調表示重心移動が無くなる。ここで階
調表示重心を、図3(A)のように分割した場合を用い
て説明する。図3(A)のように分割した場合の様々な
階調表示は、図4に示されている。ここで、斜線で示さ
れた部分がオン波形ONWを選択し、白ぬきで表示され
ている部分はオフ波形OFFWを選択しているとする。
階調重心は、図4の階調表示0(すべてオフ)の場合に
は、10a、10b、10c、10dを合わせた四角形
の重心に階調重心はある。階調表示14の場合には、オ
フ波形OFFWは、画素電極10aでのみ選択されてい
る。この場合には、階調重心は、画素電極10aの四角
形の重心にある。つまり、オフ波形OFFWを選択して
いる画素電極全体の幾何学重心を階調重心として定義し
ている。この階調重心の移動が少ない方が、人間の目に
とっては、画像全体として違和感が無い。これは、新聞
印刷に用いられる網点画像に用いられる技法と同じ原理
に基づいている。図3(A)の場合には、従来の長方形
を集めた場合よりも階調重心の移動は少ない。さらに、
本発明者は、図6(A)に示すように画素電極を分割し
た場合には、どのような階調を表示しても、この階調重
心の全く変わらない画素分割を発明した。
【0075】このように、画素電極を分割して1画素ご
との面積階調を行う場合には、画素の重心移動がより少
なく、あるいは重心移動を無くすることにより、人間の
視覚特性として違和感のない階調表現を行うことができ
る。
【0076】また、階調データ保持手段は、上述したよ
うなRAMで構成する必要はなく、図7(A)に示すよ
うなラッチ回路30,31で構成しても良い。ラッチ回
路30,31は、相補型クロックドインバータ30a,
30b,31a,31b及び相補型インバータ30c,
31cにより構成されている。これらのラッチ回路3
0,31によれば、図7(B)に示すようにクロック信
号CLの立ち下がりでデータD1,D2をラッチするこ
とができ、出力データM1,M2とすることができる。
図7(B)に示す例では、2ビット分のラッチ回路を備
えており、4階調の階調表現が可能である。
【0077】このようなラッチ回路30,31は、 R
AMよりも簡単な回路構成とすることができ、基板上に
おける専有面積の減少による画素の微細化が可能とな
る。
【0078】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。なお、第
1の実施形態との共通箇所については同一符号を付して
説明を省略する。
【0079】本実施形態の反射型液晶装置は、図8に示
すように、第2の基板1304aと、第1の基板130
4bとを備え、第1の基板1304bには、金属の導電
膜が形成されたポリイミドテーブ1322にICチップ
1324を実装したTCP(Tape Carrier Package)1
320が接続されている。ここでICチップ1324
は、第1の基板1304bに内臓されている回路を補助
する目的で取り付けられている。第1の基板1304b
へすべての回路が内蔵される場合には、必要のないもの
である。
【0080】本実施形態においては、このように構成さ
れる液晶装置を液晶ライトバルブ100B(100R,
100G)として反射型プロジェクタに用いる。
【0081】図9は本実施形態の反射型プロジェクタの
構成を示す図である。本実施形態の反射型プロジェクタ
は、図9に示すように、光源ランプ200から出射され
た光(概ね白色光)は、クロスダイクロイックミラーか
らなる色分解ミラー201により青色光Bと赤色光R・
緑色光Gに分光される。また、各光はミラー202を介
して偏光ビームスプリッタ(PBS)203に入射さ
れ、PBS203によりS偏光光が色光変調用の反射型
液晶ライトバルブ100B,100R,100Gに入射
される。入射された色光は、各ライトバルブの第2の基
板1304aから液晶層に入射し、反射型の各画素電極
にて反射され、再び液晶層を透過して出射される。この
液晶層を透過する際に、各画素電極と対向電極間に印加
されていた実効電圧に応じて、入射されたS偏光光の偏
光軸がP偏光軸とS偏光軸との間で各画素毎に回転制御
される。PBS203では反射型液晶ライトバルブ10
0B,100R,100Gから戻ってきたS偏光成分は
反射しP偏光成分を透過する。従って、各PBS203
からは、液晶ライトバルブ100B,100R,100
Gから出射された光の偏光軸の回転程度に応じた光量の
色光が透過してくる。この光量が、各色光に割り当てら
れた階調レベルに応じた光量(透過率)に相当する。各
PBS203を透過した色光は、色合成プリズム204
内にX字状に形成された青色光反射・赤色光反射の波長
選択反射層により、青色光Bと赤色光Rが反射され、緑
色光Gが透過されて、カラー光が合成されて射出され
る。このカラー光を投射レンズ205によりスクリーン
206に投射する。
【0082】このような構成においても、液晶ライトバ
ルブ各画素のRAMに記憶させたデータにより階調表示
が行われるので、液晶層に印加される電圧の切り換え回
数は従来の液晶ライトバルブに比べて少なくなり、正確
な階調表示を行うことができる。従って、従来よりも高
品質のカラー画像を投射することが可能である。
【0083】以上のように、本発明の反射型液晶装置
は、ノート型のパーソナルコンピュータ、小型VTRカ
メラ、あるいはテレビ等の画像表示部だけでなく、カラ
ー液晶プロジェクタにも用いた場合でも、高解像度かつ
高輝度で、良好な階調表示を行うことができる。
【0084】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、各画素を規定する反射型の画素電極を、各画素内で
複数に分割すると共に、該画素電極の下層に多ビットの
階調データ保持手段を備え、階調データ保持手段に保持
させた多ビットの階調データに基づく階調レベルを、接
続手段により、前記複数分割された画素電極の各画素内
における面積比として表すように、前記データ保持手段
の各ビットと前記複数分割された画素電極の各々とを対
応付けて接続するように構成したので、各画素に対する
階調データの書き込み回数を減少させることにより、低
消費電力化を図ることができると共に、各画素毎に人間
の視覚特性に適合した階調表示を行うことができるの
で、良好な画像表示が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る反射型液晶装置の
概略図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る反射型液晶装置に
おけるメモリセルの構成を示す回路図であり、(A)は
メモリセルをSRAMで構成した場合の回路図、(B)
はメモリセルをDRAMで構成した場合の回路図であ
る。
【図3】 本発明の一実施形態に係る反射型液晶装置に
おける階調データ保持手段及び接続手段並びに画素電極
の構成を示す図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る反射型液晶装置に
おける階調データに基づく画素電極の選択パターンを示
す図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態に係る反射型液晶装
置における対向電極に印加される波形及び画素電極に印
加されるオン波形とオフ波形を示す図である。
【図6】 本発明の一実施形態に係る反射型液晶装置に
おける画素電極の他の態様を示す図であり、(A)は上
下左右対称に構成した場合の図、(B)はRAMにより
表される10進数の最大値の個数に画素電極を等分割し
た場合の図である。
【図7】 (A)は本発明の一実施形態に係る反射型液
晶装置における階調データ保持手段の他の態様であるラ
ッチ回路の回路図、(B)は(A)の回路の動作タイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図8】 本発明の第2の実施形態に係る液晶ライトバ
ルブとしての反射型液晶装置の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図9】 図8の液晶ライトバルブを用いた反射型プロ
ジェクタの概略構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1、2,3,4…RAM 5、7…スイッチング素子 6…メモリセル 8…ワードライン制御回路 9…ビットライン制御回路 10a,10b,10c,10d…画素電極 11…液晶セル 12…対向電極 13…オンオフ波形選択回路 14…デコーダー 20…交流化信号源 30、31…ラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 611D 5C080 621 621M 623 623G 624 624B 624Z 631 631A 641 641G 680 680C 680G 3/36 3/36 Fターム(参考) 2H091 FA14Y FA50Y FB08 FC02 FD04 GA11 GA13 LA16 LA30 2H092 GA11 GA12 GA13 GA17 GA20 GA21 GA28 JB05 JB07 JB14 NA01 NA25 PA06 PA12 2H093 NA51 NA54 NC26 ND03 ND04 NE03 NH01 2K103 AA01 AA05 AB10 BB02 BB05 CA60 CA72 5C006 AA12 AA22 AC11 AF03 AF04 AF45 AF51 AF53 BB16 BB28 BC12 BF02 BF04 FA36 FA47 5C080 AA10 BB05 CC04 DD10 DD26 EE29 EE30 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板と、 光透過性を有し該第1の基板に対向して設けられた第2
    の基板と、 前記第1の基板に、マトリクス状に各々の画素毎に設け
    られ、かつ各画素毎に複数分割された反射型画素電極
    と、 前記第1の基板と前記第2の基板の間に挟持された液晶
    と、 前記第1の基板上の前記画素電極が形成された層よりも
    下層に、前記各々の画素毎に形成され、複数ビットの階
    調データを保持する階調データ保持手段と、 前記階調データ保持手段に保持された複数ビットの階調
    データに基づく階調レベルを、前記複数分割された反射
    型画素電極の各画素内における面積比として表すよう
    に、前記データ保持手段の各ビットと前記複数分割され
    た画素電極の各々とを対応付けて接続する接続手段とを
    備えることを特徴とする反射型液晶装置。
  2. 【請求項2】 前記画素電極は、各画素内において前記
    データ保持手段のビット数と等しい数に分割され、各々
    の画素電極の面積比が前記データ保持手段の各ビットの
    重みの比と等しく設定されており、前記比を示す値が互
    いに等しい前記データ保持手段の各ビットと前記各々の
    画素電極とを接続することを特徴とする請求項1に記載
    の反射型液晶装置。
  3. 【請求項3】 前記画素電極は、各画素内において前記
    データ保持手段の各ビットにより表される10進数の最
    大値と等しい数に等分割されており、前記データ保持手
    段と前記各々の画素電極とを接続し、前記データ保持手
    段の各ビットにより表される10進数と等しい個数の画
    素電極を選択することを特徴とする請求項1に記載の反
    射型液晶装置。
  4. 【請求項4】 前記階調データ保持手段は、スイッチン
    グ素子を用いて形成されたスタティックRAM(SRA
    M)あるいはダイナミックRAM(DRAM)であるこ
    とを特徴する請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記
    載の反射型液晶装置。
  5. 【請求項5】 前記階調データ保持手段は、スイッチン
    グ素子を用いて形成され、クロック信号に同期して動作
    するラッチ回路であることを特徴する請求項1乃至請求
    項3のいずれか一項に記載の反射型液晶装置。
  6. 【請求項6】 前記複数分割された画素電極の分割は、
    どのような階調を表示した場合にも階調重心が同じ位置
    であることを特徴する請求項1乃至請求項3のいずれか
    一項に記載の反射型液晶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記
    載の反射型液晶装置を備えたことを特徴とする反射型プ
    ロジェクタ。
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