JP2003336915A - エジェクタ方式の減圧装置 - Google Patents
エジェクタ方式の減圧装置Info
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Abstract
響されることなく、高いエジェクタ効率を維持しながら
エジェクタサイクルを運転する。 【解決手段】 喉部41aの通路断面積のみならず、喉
部41aより後流側の通路断面積も含めてノズル41の
冷媒通路断面積を可変制御する。これにより、喉部41
aの通路断面積のみを可変制御する場合に比べて、喉部
41aからノズル41の出口側に架けて通路断面積が連
続的に滑らかに変化する。したがって、冷媒流量の変化
と共に冷媒通路断面積が変化しても、冷媒は急激な減圧
や過膨張することなく減圧加速されて混合部42内に噴
射されるので、ノズル41に流入する冷媒流量の変動に
大きく影響されることなく、高いエジェクタ効率を維持
しながらエジェクタサイクルを運転することが可能とな
る。
Description
れた高温・高圧の冷媒を放冷する放熱器、及び減圧され
た低温・低圧の冷媒を蒸発させる蒸発器を有し、低温側
の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍機に適用され
るエジェクタ方式の減圧装置、いわゆるエジェクタサイ
クル用のエジェクタに関するものである。
クタサイクルは、周知のごとく、エジェクタ内のノズル
にて膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して圧縮機
の吸入圧を上昇させて圧縮機の消費動力を低減するもの
であるが、エジェクタにおけるエネルギ変換効率、すな
わちジェクタ効率が低下すると、エジェクタにて吸入圧
を十分に上昇させることができなくなるので、圧縮機の
消費動力を十分に低減するできない。
絞りであるので、ノズルに流入する冷媒流量が変動する
と、これに呼応してエジェクタ効率も変動してしまうた
め、エジェクタ効率を高く維持しながら、エジェクタサ
イクルを運転することが難しい。
として、特開平8−338398号公報があるが、この
公報に記載のエジェクタはガスタービンコージェネレー
ション用のものであり、蒸気圧縮式冷凍機には適用でき
ない。
と異なる新規なエジェクタ方式の減圧装置を提供し、第
2には、ノズルに流入する冷媒流量の変動に大きく影響
されることなく、高いエジェクタ効率を維持しながらエ
ジェクタサイクルを運転することができるエジェクタ方
式の減圧装置を提供することを目的とする。
成するために、請求項1に記載の発明では、圧縮機にて
圧縮された高温高圧の冷媒を放冷する放熱器(20)、
及び減圧された低温低圧の冷媒を蒸発させる蒸発器(3
0)を有し、低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮
式冷凍機に適用されるエジェクタ方式の減圧装置であっ
て、放熱器(20)から流出した冷媒の圧力エネルギー
を速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるとと
もに、通路途中に通路面積が最も縮小した喉部(41
a)を有するラバール式のノズル(41)と、ノズル
(41)から噴射する冷媒と蒸発器(30)から吸引し
た冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネル
ギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(42、
43)とを備え、ノズル(41)には、少なくとも喉部
(41a)及び喉部(41a)より後流側における冷媒
通断面積を可変制御する可変機構(44)が設けられて
いることを特徴とする。
タ方式の減圧装置を得ることができるとともに、ノズル
(41)に流入する冷媒流量の変動に大きく影響される
ことなく、高いエジェクタ効率を維持しながらエジェク
タサイクルを運転することが可能となる。
らず、喉部(41a)より後流側の通路断面積も含めて
可変制御するので、喉部(41a)の通路断面積のみを
可変制御する場合に比べて、喉部(41a)からノズル
(41)の出口側に架けて通路断面積が連続的に滑らか
に変化する。したがって、冷媒流量の変化と共に冷媒通
路断面積が変化しても、冷媒が急激に減圧や過膨張して
しまうことを防止しながら冷媒を減圧加速することがで
きる。
4)は、喉部(41a)の通路断面積とノズル(41)
の出口での通路断面積との比を一定状態に保持したま
ま、冷媒通断面積を可変制御することを特徴とするもの
である。
4)は、喉部(41a)の通路断面積とノズル(41)
の出口での通路断面積との比を変化させながら、冷媒通
断面積を可変制御することを特徴とするものである。
ノズル(41)へ流入する冷媒の状態及びノズル(4
1)から流出する冷媒の状態に基づいて、喉部(41
a)の通路断面積とノズル(41)の出口での通路断面
積との比を決定する断面積比決定手段(70)を有し、
可変機構(44)は、断面積比決定手段(70)が決定
した断面積比となるように冷媒通断面積を可変制御する
ことを特徴とする。
く運転することが可能となる。
4)は、少なくとも冷媒圧力に関する物理量を検出し、
この検出した物理量に基づいて冷媒通断面積を可変制御
することを特徴とするものである。
0)内の圧力が冷媒の臨界圧力以上となる蒸気圧縮式冷
凍機に、請求項1ないし5のいずれか1つに記載のエジ
ェクタ方式の減圧装置(400)を用いたことを特徴と
するものである。
酸化炭素を用いたことを特徴とするものである。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
本発明に係るエジェクタ方式の減圧装置を車両用空調装
置用のエジェクタサイクルに適用したものであって、図
1はエジェクタサイクルの模式図である。
動力を得て冷媒を吸入圧縮する周知の可変容量型の圧縮
機であり、放熱器20は圧縮機10から吐出した冷媒と
室外空気とを熱交換して冷媒を冷却する高圧側熱交換器
である。
を採用しているので、放熱器20内の冷媒圧力は冷媒の
臨界圧力以下であり、冷媒は放熱器20にて凝縮しなが
らエンタルピを低下させるが、冷媒を二酸化炭素として
高圧側冷媒圧力、つまり圧縮機10の吐出圧を臨界圧力
以上してもよいことは言うまでもない。
すると、放熱器20内で冷媒が凝縮、つまり相変化する
ことなくそのエンタルピが低下していく。
液相冷媒とを熱交換させて液相冷媒を蒸発させることに
より冷媒を蒸発させて室内に吹き出す空気を冷却する低
圧側熱交換器であり、エジェクタ40は冷媒を減圧膨張
させて蒸発器30にて蒸発した気相冷媒を吸引するとと
もに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して圧縮
機10の吸入圧を上昇させるものである。なお、エジェ
クタ40の詳細は後述する。
ら流出した冷媒が流入するとともに、その流入した冷媒
を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷媒を蓄える気液分
離手段であり、気液分離器50の気相冷媒流出口は圧縮
機10の吸引側に接続され、液相冷媒流出口は蒸発器3
0側の流入側に接続される。
に流れ込む冷媒を減圧する減圧器であり、本実施形態で
は、開度が固定された固定絞り又はキャピラリーチュー
ブを採用している。
つまりノズル41にて減圧される前の冷媒圧力を検出す
る圧力検出手段であり、電子制御装置(ECU)70
は、高圧側冷媒圧力、つまり圧力センサ71の検出圧力
が所定値となるように、後述する可変機構44を制御す
る。
であり、エジェクタ40は、流入する高圧冷媒の圧力エ
ネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を等エントロ
ピー的に減圧膨張させるノズル41、ノズル41から噴
射する高い速度の冷媒流により蒸発器30にて蒸発した
気相冷媒を吸引しながら、ノズル41から噴射する冷媒
流とを混合する混合部42、及びノズル41から噴射す
る冷媒と蒸発器30から吸引した冷媒とを混合させなが
ら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧
力を昇圧させるディフューザ43等からなるものであ
る。
から噴射する冷媒流の運動量と、蒸発器30からエジェ
クタ40に吸引される冷媒流の運動量との和が保存され
るように混合するので、混合部42においても冷媒の静
圧が上昇する。
断面積を徐々に拡大することにより、冷媒の動圧を静圧
に変換するので、エジェクタ40においては、混合部4
2及びディフューザ43の両者にて冷媒圧力を昇圧す
る。そこで、混合部42とディフューザ43とを総称し
て昇圧部と呼ぶ。
出する冷媒の速度を音速以上まで加速するために、図2
(a)に示すように、ノズル41として通路途中に通路
面積が最も縮小した喉部41aを有するラバールノズル
(流体工学(東京大学出版会)参照)を採用するととも
に、喉部41aより上流側から喉部41aより後流側に
至る冷媒通断面積を可変制御する可変機構44を設けて
いる。
すように、断面が半円状に形成された2つのノズルボデ
ィ44a、ノズルボディ44a間に配置したプレート4
4b、44c、及びプレート44bを揺動させるアクチ
ュエータ44d等により構成されている。
e(図2(a)参照)を支点にして回転運動(揺動)す
ることができ、その回転角(揺動角)は、アクチュエー
タ44dに設けられたクランクシャフト44fの回転角
度により決定される。一方、プレート44cは、ピン4
4g(図2(a)参照)によりノズルボディ44aに固
定されており揺動しない。
は、ノズル41の冷媒通路の寸法のうち、冷媒の流通方
向と直交する方向の寸法が可変制御されることにより冷
媒通路断面積が可変制御されることとなる。
クランクシャフト44f及びサーボモータ44hやステ
ッピングモータ等の駆動手段を有して構成されており、
クランクシャフト44fの回転角は、サーボモータ44
hにより制御され、サーボモータ44hはECU70に
より制御される。
ト44fとキャップ44iと隙間から冷媒がエジェクタ
40外に漏れ出ることを防止するゴム製のシール手段で
あり、キャップ44iは、エジェクタボディ44mに圧
入又は溶接にて固定されている。
4b、44cを挟んだ状態でエジェクタボディ44mに
しまりばめ程度で圧入されることによりエジェクタボデ
ィ44mに固定されている。
44nとの間にガスケット44pを配置することにより
エジェクタ40に流入した高圧冷媒がノズル41を迂回
して流れてしまうことを防止するとともに、プレート4
4b、44cとノズルボディ44aとの間にもガスケッ
トを配置して、プレート44b、44cとノズルボディ
44aとの隙間から冷媒が流れることを防止している。
4b、44cとノズルボディ44aとの間に配置された
ガスケットは、金属製の薄板の表裏両面にゴムが被覆さ
れたものである。
の概略作動を述べる。
熱器20により冷却された後、ノズル41に流れ込ん
で、等エントロピ的に減圧加速されてノズル41から噴
射される。
冷媒の巻き込み作用によりにより、蒸発器30で蒸発し
た気相冷媒がエジェクタ40に吸引される。そして、こ
の吸引された冷媒とノズル41から噴射された冷媒と
は、両者の運動量が保存されるように混合部42で混合
された後、ディフューザ43にて昇圧される。
は、気液分離器50に流入して気相冷媒と液相冷媒に分
離され、気相冷媒は圧縮機10に吸入され、液相冷媒は
絞り60を経由して蒸発器30に流入し、室内に吹き出
す空気から吸熱して蒸発する。
4の制御作動について述べる。
冷媒圧力が所定圧力となるように可変機構44を制御す
る。このため、例えば圧縮機10の回転数が増大しノズ
ル41に流入する冷媒流量が増大すると、高圧側の冷媒
圧力が上昇するので、ECU70は、ノズル41の冷媒
通路断面積が増大するように可変機構44を作動させる
(図3(a)参照)。
41に流入する冷媒流量が減少すると、高圧側の冷媒圧
力が低下するので、ECU70は、ノズル41の冷媒通
路断面積が縮小するように可変機構44を作動させる
(図3(b)参照)。これにより、高圧側の冷媒圧力
は、所定圧力、つまり略一定に制御される。
路断面積を可変制御するので、ノズル41に流入する冷
媒流量の変動に大きく影響されることなく、高いエジェ
クタ効率を維持しながらエジェクタサイクルを運転する
ことが可能となる。
る冷媒の状態(冷媒の圧力及び温度、冷媒のエンタル
ピ)が一定ならば、ノズル41を通過する冷媒流量は、
喉部41aでの冷媒流速が音速になるときに最大とな
り、それ以上の冷媒流量は得られない。したがって、さ
らに冷媒流量を増大させる場合は喉部41a断面積を拡
大しなければならない。
路断面積のみならず、喉部41aより後流側の通路断面
積も含めて可変制御するので、喉部41aの通路断面積
のみを可変制御する場合に比べて、喉部41aからノズ
ル41の出口側に架けて通路断面積が連続的に滑らかに
変化する。したがって、冷媒流量の変化と共に冷媒通路
断面積が変化しても、冷媒は急激な減圧や過膨張するこ
となく減圧加速されて混合部42内に噴射される。
1aの流路断面積を変化させてノズル41を通過する冷
媒流量を調整することにより、ノズル41に流入する冷
媒流量の変動に大きく影響されることなく、高いエジェ
クタ効率を維持しながらエジェクタサイクルを運転する
ことが可能となるとともに、喉部41aからノズル41
の出口までの通路断面積も同時に調節するので、広い流
量範囲で冷媒を滑らかに減圧加速させることができ、ノ
ズル41から高速(音速以上)の冷媒を噴射させること
ができる。
高めることができるので、十分な量の冷媒を蒸発器30
に循環させることができるので、蒸発器30の吸熱能力
を高めることができ、エジェクタ4サイクルの成績係数
を向上させることができる。
態及びノズル41から流出する冷媒の状態を冷媒流量に
よらず略一定となるようにノズル41の通路断面積を制
御する場合には、喉部41aの通路断面積とノズル41
の出口での通路断面積との比を一定状態に保持したま
ま、冷媒通断面積を可変制御することが望ましい。
44bをヒンジピン44eを支点にして揺動させること
によりノズル41の通路断面積を変化させるので、喉部
41aの通路断面積とノズル41の出口での通路断面積
との比を一定状態に保持したまま、冷媒通断面積を可変
制御することができる。延いては、常にノズル41から
高速な冷媒を噴射させることができるので、常にエジェ
クタ40のポンプ能力を高く維持することができる。
ート44bのみを揺動させてノズル41の通路断面積を
流量に応じて可変制御したが、本実施形態は、図4、5
に示すように、プレート44bに連動してプレート44
cも揺動させることにより、ノズル41の通路断面積を
流量に応じて可変制御するものである。なお、プレート
44cを揺動させるアクチュエータ44dは、プレート
44bを揺動させるアクチュエータ44dと同じ機構の
ものである。
量から増大していくときに、先ず、プレート44bのみ
を揺動させた後、プレート44cを揺動させたが(図5
(b)参照)、本実施形態はこれに限定されるものでは
なく、常に両プレート44b、44cを同時に揺動させ
て冷媒通路断面積を可変制御してもよい。
レート44bの揺動支点となるヒンジピン44eを喉部
41aより上流側に設けていたが、本実施形態では、図
6、7に示すように、ヒンジピン44eを喉部41aよ
り下流側に設けたものである。
態及びノズル41から流出する冷媒の状態を冷媒流量に
よらず略一定となるようにノズル41の通路断面積を制
御する場合には、第1実施形態で述べたように、喉部4
1aの通路断面積とノズル41の出口での通路断面積と
の比を一定状態に保持したまま、冷媒通断面積を可変制
御することが望ましいが、ノズル41へ流入する冷媒の
状態及びノズル41から流出する冷媒の状態が流量によ
り変動する場合には、喉部41aの通路断面積とノズル
41の出口での通路断面積との比を変化させながら、冷
媒通断面積を可変制御することが望ましい。
態、ノズル41から流出する冷媒の状態及び冷媒流量に
よって、最適な喉部41aの通路断面積とノズル41の
出口での通路断面積との比が存在するので、理想的に
は、ノズル41へ流入する冷媒の状態、ノズル41から
流出する冷媒の状態及び冷媒流量に基づいて、最適な喉
部41aの通路断面積とノズル41の出口での通路断面
積との比をECU70が決定し、この最適な断面積比と
なるように可変機構44を制御することが望ましい。
すように、プレート44bが揺動すると、喉部41aの
通路断面積とノズル41の出口での通路断面積との比を
変化させながら、冷媒通断面積を可変制御することがで
きるので、エジェクタサイクルを効率よく運転すること
ができる。
形態変形例である。具体的には、第3実施形態では、プ
レート44bのみを揺動させてノズル41の通路断面積
を流量に応じて可変制御したが、本実施形態は、図8、
9に示すように、プレート44bに連動してプレート4
4cも揺動させることにより、ノズル41の通路断面積
を流量に応じて可変制御するものである。なお、プレー
ト44cを揺動させるアクチュエータ44dは、プレー
ト44bを揺動させるアクチュエータ44dと同じ機構
のものである。
量から増大していくときに、先ず、プレート44bのみ
を揺動させた後、プレート44cを揺動させたが(図9
(b)参照)、本実施形態はこれに限定されるものでは
なく、常に両プレート44b、44cを同時に揺動させ
て冷媒通路断面積を可変制御してもよい。
は、車両用空調装置に本発明を適用したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば給湯器、冷蔵庫、
冷凍庫及び空調装置等のその他のエジェクタサイクルに
も適用することができる。
する物理量として、高圧側の冷媒圧力を圧力センサ71
で検出したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、冷媒圧力に関する物理量として、冷媒温度や冷媒流
量等を検出して可変機構44を制御してもよい。
圧力が所定圧力となるように可変機構44を制御した
が、本発明はこれに限定されるものではない。
チュエータ44dによりノズル41の冷媒通路を可変制
御したが、本発明はこれに限定されるものではなく、冷
媒圧力や流量等を機械的に感知し、機械的に冷媒通路を
可変制御してもよい。
模式図である。
である。
明図である。
である。
明図である。
である。
明図である。
である。
明図である。
…混合部、43…ディフィーザ、44…可変機構、44
b…可動プレート、44d…アクチュエータ。
Claims (7)
- 【請求項1】 圧縮機にて圧縮された高温高圧の冷媒を
放冷する放熱器(20)、及び減圧された低温低圧の冷
媒を蒸発させる蒸発器(30)を有し、低温側の熱を高
温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍機に適用されるエジェ
クタ方式の減圧装置であって、 前記放熱器(20)から流出した冷媒の圧力エネルギー
を速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるとと
もに、通路途中に通路面積が最も縮小した喉部(41
a)を有するラバール式のノズル(41)と、 前記ノズル(41)から噴射する冷媒と前記蒸発器(3
0)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギ
ーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる
昇圧部(42、43)とを備え、 前記ノズル(41)には、少なくとも前記喉部(41
a)及び前記喉部(41a)より後流側における冷媒通
断面積を可変制御する可変機構(44)が設けられてい
ることを特徴とするエジェクタ方式の減圧装置。 - 【請求項2】 前記可変機構(44)は、前記喉部(4
1a)の通路断面積と前記ノズル(41)の出口での通
路断面積との比を一定状態に保持したまま、冷媒通断面
積を可変制御することを特徴とする請求項1に記載のエ
ジェクタ方式の減圧装置。 - 【請求項3】 前記可変機構(44)は、前記喉部(4
1a)の通路断面積と前記ノズル(41)の出口での通
路断面積との比を変化させながら、冷媒通断面積を可変
制御することを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ
方式の減圧装置。 - 【請求項4】 少なくとも、前記ノズル(41)へ流入
する冷媒の状態及び前記ノズル(41)から流出する冷
媒の状態に基づいて、前記喉部(41a)の通路断面積
と前記ノズル(41)の出口での通路断面積との比を決
定する断面積比決定手段(70)を有し、 前記可変機構(44)は、前記断面積比決定手段(7
0)が決定した断面積比となるように冷媒通断面積を可
変制御することを特徴とする請求項1に記載のエジェク
タ方式の減圧装置。 - 【請求項5】 前記可変機構(44)は、少なくとも冷
媒圧力に関する物理量を検出し、この検出した物理量に
基づいて冷媒通断面積を可変制御することを特徴とする
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記
載のエジェクタ方式の減圧装置。 - 【請求項6】 放熱器(20)内の圧力が冷媒の臨界圧
力以上となる蒸気圧縮式冷凍機に、請求項1ないし5の
いずれか1つに記載のエジェクタ方式の減圧装置(40
0)を用いたことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。 - 【請求項7】 冷媒として二酸化炭素を用いたことを特
徴とする請求項6に記載の蒸気圧縮式冷凍機。
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