JP2003335863A - 反応性珪素系重合体及びその硬化物 - Google Patents

反応性珪素系重合体及びその硬化物

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JP2003335863A
JP2003335863A JP2002144642A JP2002144642A JP2003335863A JP 2003335863 A JP2003335863 A JP 2003335863A JP 2002144642 A JP2002144642 A JP 2002144642A JP 2002144642 A JP2002144642 A JP 2002144642A JP 2003335863 A JP2003335863 A JP 2003335863A
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Motokuni Ichitani
基邦 一谷
Yasuhiro Nakatani
康弘 中谷
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側鎖に導入した高反応性の原子団の重縮合反
応により、比較的低温で効率的に硬化が進行し、且つ、
優れた力学的物性、耐熱性、柔軟性等を発現し、薄膜に
してもクラックが発生しない硬化物を得ることができる
反応性珪素系重合体及びその硬化物を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)で表される繰り返し単
位からなる反応性珪素系重合体であって、上記繰り返し
単位の内の少なくとも1個は、一般式(1)におけるR
1 の少なくとも1個が下記一般式(2)で表される加水
分解性官能基(X)を含有する原子団を有するユニット
Aからなることを特徴とする反応性珪素系重合体。 {式中、Yは炭化水素基を示し、加水分解性官能基
(X)を含有する原子団以外のR1 は炭化水素基を示
し、nは0又は正の整数を示す} (式中、Xは加水分解性官能基を示し、R2 及びRは炭
化水素基を示し、R2 の炭化水素基は、分岐していても
良いし、不飽和結合を含んでいても良い、又、mは1〜
3の整数を示す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能性材料として
有用な新規反応性珪素系重合体及びその硬化物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、Journal o
f Polymer Science:Part C:
Polymer Letters,Vol.28,43
1−437(1990)に開示されているように、耐熱
性に優れたエチニレン基を有する珪素系高分子材料(反
応性珪素系重合体)が開発されてきた。この反応性珪素
系重合体は、主鎖骨格中のアセチレン基が熱によって架
橋反応することにより硬化物を得ることができる。
【0003】しかし、上記反応性珪素系重合体は、主鎖
骨格中に存在する内部アセチレン基の反応性が低いた
め、十分な力学的物性を発現する硬化物を得るためには
300℃以上の高温加熱が必要であるという問題点があ
る。又、硬化物の柔軟性が不十分であるため、薄膜にす
ると硬化時の体積収縮により硬化物にクラック(亀裂)
が発生するという問題点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点に鑑み、側鎖に導入した高反応性の原子団の重縮
合反応により、比較的低温で効率的に硬化が進行し、且
つ、優れた力学的物性、耐熱性、柔軟性等を発現し、薄
膜にしてもクラックが発生しない硬化物を得ることがで
きる反応性珪素系重合体及びその硬化物を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる反応性珪素系重合体は、下記一般式(1)で表され
る繰り返し単位からなる反応性珪素系重合体であって、
上記繰り返し単位の内の少なくとも1個は、一般式
(1)におけるR1 の少なくとも1個が下記一般式
(2)で表される加水分解性官能基(X)を含有する原
子団を有するユニットAからなることを特徴とする。
【化5】 {式中、Yは炭化水素基を示し、加水分解性官能基
(X)を含有する原子団以外のR1 は炭化水素基を示
し、nは0又は正の整数を示す}
【化6】 (式中、Xは加水分解性官能基を示し、R2 及びRは炭
化水素基を示し、R2 の炭化水素基は、分岐していても
良いし、不飽和結合を含んでいても良い、又、mは1〜
3の整数を示す)
【0006】一般式(2)においてXで示される加水分
解性官能基とは、珪素原子(Si)と加水分解性官能基
(X)との結合が加水分解反応により切断され得る官能
基のことであり、その具体例としては、特に限定される
ものではないが、例えば、アルコシキル基、オキシム
基、アルケニルオキシ基、アセトキシ基等や、塩素や臭
素などのハロゲン基等が挙げられるが、なかでも、得ら
れる反応性珪素系重合体の貯蔵安定性が優れたものとな
り、汎用性にも優れることから、アルコキシル基が好適
に用いられる。一般式(2)において、これらの加水分
解性官能基(X)は、全て同じ種類であっても良いし、
それぞれ異なる種類であっても良い。
【0007】上記アルコキシル基としては、特に限定さ
れるものではないが、例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキ
シ基、tert‐ブトキシ基、フェノキシ基、ベンジル
オキシ基等が挙げられる。一般式(2)において、これ
らのアルコキシル基は、全て同じ種類であっても良い
し、それぞれ異なる種類であっても良い。
【0008】一般式(1)においてR1 で示される炭化
水素基及び一般式(2)においてR 2 で示される炭化水
素基は、特に限定されるものではないが、炭素数が1〜
30であるものが好ましい。R1 やR2 で示される炭化
水素基の炭素数が30を超えると、得られる反応性珪素
系重合体の溶解性や反応性珪素系重合体の硬化物の耐熱
性が不十分となることがある。
【0009】R1 で示される炭化水素基としては、特に
限定されるものではないが、例えば、メチル基、エチル
基、プロピル基、フェニル基、ビニル基、アリル基等が
挙げられる。一般式(1)において、これらのR1 で示
される炭化水素基は、全て同じ種類であっても良いし、
それぞれ異なる種類であっても良い。又、R2 で示され
る炭化水素基としては、特に限定されるものではない
が、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、
フェニレン基、ビニレン基等が挙げられる。
【0010】又、一般式(2)においてRで示される炭
化水素基としては、特に限定されるものではないが、例
えば、脂肪族炭化水素基、不飽和脂肪族炭化水素基、芳
香族炭化水素基等が挙げられる。一般式(2)におい
て、これらのRで示される炭化水素基は、全て同じ種類
であっても良いし、それぞれ異なる種類であっても良
い。又、これらのRで示される炭化水素基は、アミノ
基、水酸基、エーテル基、エポキシ基、重合性不飽和
基、ウレア基、イミド基、ウレタン結合、エステル結合
などの得られる反応性珪素系重合体の硬化反応を阻害し
ない官能基や結合を有していても良い。
【0011】本発明の反応性珪素系重合体は、前記一般
式(1)で表される繰り返し単位の内の少なくとも1個
が、一般式(1)におけるR1 の少なくとも1個が前記
一般式(2)で表される加水分解性官能基(X)を含有
する原子団を有するユニットAからなれば良いが、硬化
性や貯蔵安定性、硬化物の耐熱性等をさらに向上させる
ために、上記ユニットAと一般式(1)におけるR1
全てが加水分解性官能基を含有しない炭化水素基である
ユニットBとの組み合わせからなることが好ましい。
【0012】上記ユニットAは、特に限定されるもので
はないが、下記一般式(3)で表されるものであること
が好ましい。又、上記ユニットBは、特に限定されるも
のではないが、下記一般式(4)で表されるものである
ことが好ましい。
【化7】 (式中、R1 、R2 及びRは炭化水素基を示し、mは1
〜3の整数を示す、又、アセチレン基2個の芳香環に対
する結合位置は任意で良い)
【化8】 (式中、R1 及びR3 は炭化水素基を示す、又、アセチ
レン基2個の芳香環に対する結合位置は任意で良い)
【0013】本発明の反応性珪素系重合体において、上
記ユニットAの含有量は、特に限定されるものではない
が、ユニットA/(ユニットA+ユニットB)がモル比
で0.01〜1であることが好ましく、より好ましくは
0.1〜0.9である。上記ユニットA/(ユニットA
+ユニットB)がモル比で0.01未満であると、硬化
が十分に進行せず、所望の硬化物を得られなくなること
がある。
【0014】本発明の反応性珪素系重合体は、硬化物の
耐熱性をさらに向上させるために、前記一般式(1)に
おいてYで示される炭化水素基が芳香環又は共役系を含
有していることが好ましい。
【0015】上記Yで示される炭化水素基中に芳香環や
共役系などの剛直な成分を含有させることにより、得ら
れる反応性珪素系重合体の硬化物の耐熱性が著しく向上
するが、芳香環が多くなりすぎると、得られる反応性珪
素系重合体の溶解性が低下して、成形性や製膜性が阻害
されることがあるので、芳香環の数は1〜6であること
が好ましい。
【0016】上記芳香環又は共役系を含有する炭化水素
基としては、特に限定されるものではないが、例えば、
フェニレン基、ビフェニレン基、ターフェニレン基、ナ
フチレン基、アントラセニル基、アセチレン−フェニレ
ン基、アセチレン−フェニレン−アセチレン基、アセチ
レン基、ジアセチレン基等が挙げられる。一般式(1)
で表される各繰り返し単位中のこれらの芳香環又は共役
系を含有する炭化水素基は、全て同じ種類であっても良
いし、それぞれ異なる種類であっても良い。
【0017】本発明の反応性珪素系重合体は、側鎖に導
入した前記一般式(2)で表される加水分解性官能基
(X)を含有する原子団を、加水分解させ、重縮合反応
させる公知のゾル−ゲル法により、硬化物を得ることが
できる。
【0018】又、本発明の反応性珪素系重合体は、適切
な硬化触媒を用いて、熱又は光エネルギーを付与するこ
とにより、硬化物を得ることができる。
【0019】上記硬化触媒としては、特に限定されるも
のではないが、例えば、酢酸無水物、マレイン酸無水
物、安息香酸無水物、N−メチルマレイミド、N−エチ
ルマレイミド、チバスペシャルティケミカルズ社製の商
品名「イルガキュアー819」等が挙げられる。これら
の硬化触媒は、単独で用いられても良いし、2種類以上
が併用されても良い。
【0020】本発明の反応性珪素系重合体を光硬化させ
る際に利用できる光源としては、特に限定されないが、
例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧
水銀灯、エキシマレーザー、ケミカルランプ、ブラック
ライトランプ、マイクロウェーブ励起水銀灯、メタルハ
ライドランプ、ナトリウムランプ、ハロゲンランプ、キ
セノンランプ、蛍光灯、太陽光、電子線照射装置等が挙
げられ、好適に用いられる。これらの光源は、単独で用
いられても良いし、2種類以上が組み合わされて用いら
れても良い。
【0021】本発明の反応性珪素系重合体の使用方法
は、特に限定されるものではないが、例えば、シリコン
ウエハ、ガラス、プラスチックス等の基板上に反応性珪
素系重合体をスピンコート法やディップコート法等によ
って塗工した後、ゾル−ゲル法や熱又は光エネルギーの
付与等によって硬化させることにより、所望のコーティ
ング材、表面保護材、レジスト材料等を作製することが
できる。
【0022】
【作用】本発明の反応性珪素系重合体は、前記一般式
(1)で表される繰り返し単位からなる反応性珪素系重
合体であって、上記繰り返し単位の内の少なくとも1個
は、一般式(1)におけるR1 の少なくとも1個が前記
一般式(2)で表される加水分解性官能基(X)を含有
する原子団を有するユニットAからなるので、側鎖に導
入した高反応性の上記原子団の重縮合反応により、比較
的低温で効率的に硬化が進行し、且つ、優れた力学的物
性、耐熱性、柔軟性等を発現し、薄膜にしてもクラック
が発生しない硬化物を得ることができる。
【0023】又、本発明の反応性珪素系重合体は、上記
ユニットA、好ましくは前記一般式(3)で表されるユ
ニットAと、一般式(1)におけるR1 の全てが加水分
解性官能基を含有しない炭化水素基であるユニットB、
好ましくは前記一般式(4)で表されるユニットBとの
組み合わせからなるものとしたり、及び/又は、一般式
(1)においてYで示される炭化水素基を芳香環又は共
役系を含有している炭化水素基とすることにより、上記
性能が著しく向上する。
【0024】本発明の反応性珪素系重合体の硬化物は、
上記本発明の反応性珪素系重合体をゾル−ゲル法や熱又
は光エネルギーの付与により硬化させてなるので、優れ
た力学的物性、耐熱性、柔軟性等を発現し、薄膜にして
もクラックを発生しない。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明するた
め以下に実施例を挙げるが、本発明は以下の実施例に限
定されるものではない。
【0026】(実施例)下記式(5)で表される珪素系
重合体(ユニットB)2g及びトリメトキシシラン1g
をトルエン80mlに溶解した。次いで、白金触媒を添
加し、40℃で6時間反応させた後、反応液を濃縮し、
メタノール1L中に投入して再沈殿精製することによ
り、下記式(6)で表されるユニットAを有する反応性
珪素系重合体を作製した。この反応性珪素系重合体中に
おけるユニットAとユニットBとの比率(モル比)を 1
H−NMRスペクトルの積分比により求めたところ、ユ
ニットA/ユニットBは1/5であった。
【化9】
【化10】
【0027】上記で得られた反応性珪素系重合体の5重
量%テトラヒドロフラン溶液2gに、下記式(7)で表
される硬化触媒(商品名「イルガキュアー819」、チ
バスペシャルティケミカルズ社製)0.02g及び下記
式(8)で表されるN−メチルマレイミド0.05gを
添加し、均一に混合して、反応性珪素系重合体溶液を調
製した。次いで、室温下で、この反応性珪素系重合体溶
液をスピンコート法にて1000rpm、10秒間の条
件でシリコンウエハ上に塗工した後、波長365nmに
おける照射強度が40mW/cm2 の高圧水銀灯(商品
名「TOSCURE401」、東芝ライテック社製)を
用いて、光エネルギー量が4800mJ/cm2 (波長
365nm)となるように120秒間紫外線を照射し、
反応性珪素系重合体を硬化させた。
【化11】
【化12】
【0028】上記で得られた反応性珪素系重合体の硬化
物は、テトラヒドロフランに溶解せず、優れた硬化状態
であった。又、上記硬化物は、400℃で1時間熱処理
してもクラックを発生せず、優れた耐熱性を発現した。
【0029】又、上記で調製した反応性珪素系重合体溶
液を上記と同様にしてシリコンウエハ上に塗工した後、
フォトマスクにより一部を遮光した状態で、上記と同様
にして紫外線を照射し、反応性珪素系重合体を硬化させ
た。次いで、テトラヒドロフランにより1〜2分間洗浄
したところ、紫外線が照射された部分には反応性珪素系
重合体の硬化物からなる薄膜が残存したが、フォトマス
クにより遮光された部分の反応性珪素系重合体は完全に
溶解した。即ち、本発明の反応性珪素系重合体は、パタ
ーン化した光によってパターン形成が可能であった。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の反応性珪素
系重合体は、側鎖に導入した高反応性の原子団の重縮合
反応により、比較的低温で効率的に硬化が進行し、且
つ、優れた力学的物性、耐熱性、柔軟性等を発現し、薄
膜にしてもクラックが発生しない硬化物を得ることがで
きるので、高性能のコーティング材、表面保護材、レジ
スト材料等を得るための機能性材料として好適に用いら
れる。
【0031】又、本発明の反応性珪素系重合体の硬化物
は、上記本発明の反応性珪素系重合体がゾル−ゲル法や
熱又は光エネルギーの付与により硬化されてなるので、
優れた力学的物性、耐熱性、柔軟性等を発現し、薄膜に
してもクラックを発生しないものであり、コーティング
材、表面保護材、レジスト材料等として好適に用いられ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される繰り返し単
    位からなる反応性珪素系重合体であって、上記繰り返し
    単位の内の少なくとも1個は、一般式(1)におけるR
    1 の少なくとも1個が下記一般式(2)で表される加水
    分解性官能基(X)を含有する原子団を有するユニット
    Aからなることを特徴とする反応性珪素系重合体。 【化1】 {式中、Yは炭化水素基を示し、加水分解性官能基
    (X)を含有する原子団以外のR1 は炭化水素基を示
    し、nは0又は正の整数を示す} 【化2】 (式中、Xは加水分解性官能基を示し、R2 及びRは炭
    化水素基を示し、R2 の炭化水素基は、分岐していても
    良いし、不飽和結合を含んでいても良い、又、mは1〜
    3の整数を示す)
  2. 【請求項2】 上記ユニットAと一般式(1)における
    1 の全てが加水分解性官能基を含有しない炭化水素基
    であるユニットBとの組み合わせからなることを特徴と
    する請求項1に記載の反応性珪素系重合体。
  3. 【請求項3】 一般式(1)においてYで示される炭化
    水素基が芳香環又は共役系を含有していることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の反応性珪素系重合
    体。
  4. 【請求項4】 ユニットAが下記一般式(3)で表され
    るものであり、ユニットBが下記一般式(4)で表され
    るものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の反応性珪素系重合体。 【化3】 (式中、R1 、R2 及びRは炭化水素基を示し、mは1
    〜3の整数を示す、又、アセチレン基2個の芳香環に対
    する結合位置は任意で良い) 【化4】 (式中、R1 及びR3 は炭化水素基を示す、又、アセチ
    レン基2個の芳香環に対する結合位置は任意で良い)
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    反応性珪素系重合体を加水分解させ、重縮合反応させて
    得られることを特徴とする反応性珪素系重合体の硬化
    物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    反応性珪素系重合体に熱又は光エネルギーを付与して得
    られることを特徴とする反応性珪素系重合体の硬化物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023145203A1 (ja) * 2022-01-25 2023-08-03 国立研究開発法人科学技術振興機構 高分子化合物、反応性化合物、高分子架橋剤、高分子変性剤、架橋部形成方法、高分子修飾方法、高分子化合物の重合方法および分解方法

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WO2023145203A1 (ja) * 2022-01-25 2023-08-03 国立研究開発法人科学技術振興機構 高分子化合物、反応性化合物、高分子架橋剤、高分子変性剤、架橋部形成方法、高分子修飾方法、高分子化合物の重合方法および分解方法

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