JP2003335089A - 円錐形ペン先及びその製造方法 - Google Patents

円錐形ペン先及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を大幅に向上させるとともに、コスト
の大幅な低減を図る。 【解決手段】 円錐形ペン先1は、先端が略半球状に、
且つ全体が先端方向に向けて漸次略円錐形に収束可能な
複数に分離された櫛歯状片2と、これら櫛歯状片2を円
周上に配列可能な保持部材3と、これらの櫛歯状片2を
収束可能な収束部材4とを備え、複数に分離された櫛歯
状片2が別体の保持部材3及び収束部材4により組み立
てられて、先端に筆端部5、各櫛歯状片2間にインキ導
出路6を有する円錐形のペン先形状に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は万年筆その他の筆記
具に使用するペン先に関する。
【0002】
【従来の技術】図16に従来の円錐形ペン先の一例を示
している。図16において、100は円錐形ペン先であ
り、一定の肉圧を有する樹脂成形品のペン先基本体20
0と、収束部材300とからなる。
【0003】ペン先基本体200は、合成樹脂材料を用
い、射出成型により一体成形されたものであり、図17
に示すように、円筒形に形成された基部201と、その
一端から突出された複数の櫛歯状片202とを備え、こ
れらの櫛歯状片202は軸心の円周上に沿って等間隔に
配列され、相互の間にスリット状の溝203を設けて形
成されている。基部201は、その外形上、大径部21
1と小径部212とからなり、両者の境界に段差部21
3を有している。各櫛歯状片202は基部201の大径
部211側の一端に連続して断面円弧状に連続し、それ
ぞれが基部201から先端に向けて徐々に幅狭の先細に
形成され、その基部側半部が基部大径部211の外周に
沿ってほぼ直線的に延出され、その先端側半部が先端に
向けて徐々に軸心に近接する方向に傾斜されている。こ
れら櫛歯状片202は全体が、その基部側半部を外周方
向から軸心に向けて押圧することにより内方へ窄めら
れ、その基部側半部が略円柱形状に、その先端側半部が
略円錐形状にそれぞれ集合される。また、各櫛歯状片2
02の先端に全体で半球形状を構成する半球分割部20
4を有し、各々外面角部に丸みが付けられている。
【0004】一方、収束部材300は、図16に示すよ
うに、ペン先基本体200の中間部分に嵌合可能な円筒
形に形成され、複数の櫛歯状片202を軸心方向に押圧
し、先端方向に漸次縮径する円錐形に収束する内周構造
を有する。
【0005】ペン先100は、このようなペン先基本体
200と収束部材300とを構成部品として備え、収束
部材300をペン先基本体200の先端から通してペン
先基本体200の周囲に嵌め込み、収束部材300の内
周構造により、複数の櫛歯状片202を外側から軸心に
向けて押圧し、平均した圧力により基端側半部が歪みの
ない略円柱形状に収束されるとともに、その先端側半部
を漸次縮径する歪みのない略円錐形状に収束される。こ
れにより、相互に隣接する櫛歯状片202同士が弾性的
に接触し、その先端の半球分割部204が集合されてそ
こに凹凸のない滑らかな半球形状の筆端部400が構成
される。併せて、櫛歯状片202の両サイドの合わせ部
間に毛細管的隙間をなすインキ導出路500が構成され
る。
【0006】このようにして形成されたペン先100
は、半球形状の筆端部400を軸心に対し斜めに紙面に
押し当てたときに、各櫛歯状片202先端の半球分割部
204が互いにずれ合って弾性変形し、先端半球部の外
径を拡大する動作を行い、紙面に押し当てる動作を除い
たときに先端部が弾性により元の半球形状に復するよう
になっていて、紙面に対してどの方向へも書記すること
ができ、ペン軸を中心に回動してもどの位置からでもど
の角度からでも書けるのに加え、筆圧を強弱加減するこ
とにより線の幅を太くあるいは細く変えることができ、
毛筆のような線の幅が変化する種々の態様の文字を筆記
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
円錐形ペン先では、次のような問題がある。 (1)ペン先基本体が円錐形状に集合された形に成形さ
れ、その形状が複雑なため、金型が複雑になり、金型費
用が高くなる。同時に生産数も量が望めない。 (2)ペン先基本体が円錐形状に集合された形に成形さ
れるため、各櫛歯状片の一片一片に所定の寸法精度が出
ているか否かの確認作業を行うに当たっては、リング等
を挿入して完成品とした状態にしなければ確認できない
等の不都合がある。 (3)ペンタッチをスムーズにするため、先端部外面角
部に丸みを付ける必要があり、この場合バレル研磨機等
により面取り作業を行うが、この作業中に各櫛歯状のス
リットの溝部分が絡み合うため、途中で確認を行う必要
が生じ、面取り作業を効率良くできない。 (4)面取り作業を行った後ペン体を完成品とするに
は、櫛歯状に分割された先端部をリング(収束部材)等
を挿入し嵌合させなければならないが、このリング挿入
作業を自動組立機等によって行おうとすると、各ペン先
基本体の櫛歯状に成形されたスリットの溝部分が絡み合
ってパーツフィーダー等の自動供給装置に乗らないた
め、手作業に頼らざるを得ない。本発明は、このような
従来の問題を解決するもので、この種の円錐形ペン先の
構造を簡素化して、生産性を大幅に向上させるととも
に、コストの大幅な低減を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の円錐形ペン先は、先端が略半球状に、且つ
全体が先端方向に向けて漸次略円錐形に収束可能な複数
の櫛歯状片を各独立した櫛歯状片とし、その形状は略剣
形に形成され、その基端部を被固定部として保持部材に
挿入固定する。この保持部材は略筒形に形成され、その
一端面に各櫛歯状片の被固定部を軸方向に向けて嵌挿可
能な溝形の固定部を円周上に備えており、各櫛歯状片は
保持部材の各固定部に挿入されることでその基端部を円
周上に配列可能とする。さらに、保持部材により円周上
に配列された複数の櫛歯状片の外周上に嵌合可能に形成
されて、これらの櫛歯状片を外側から内側に向けて加圧
し収束する収束部材を備えて、複数の櫛歯状片が保持部
材及び収束部材により組み立てられ、先端に筆端部、各
櫛歯状片間にインキ導出路を有する円錐形ペン先として
形成される。この構成により、円錐形ペン先の構造を簡
素化して、生産性を大幅に向上させるとともに、コスト
の大幅な低減を図ることができる。また、本発明の円錐
形ペン先の製造方法は、先端が略半球状に、且つ全体が
先端方向に向けて漸次略円錐形に収束可能な複数に分離
された櫛歯状片と、複数の櫛歯状片の基端部を嵌挿可能
な溝形の固定部を有し、これら櫛歯状片の基端部を円周
上に配列可能な保持部材と、保持部材により円周上に配
列された複数の櫛歯状片を収束可能にこれら櫛歯状片の
外周上に嵌合可能な収束部材とを部品として作成する工
程と、複数の櫛歯状片を保持部材の固定部に差し込み、
円周上に固定する工程と、複数の櫛歯状片の外周上に収
束部材を嵌め込み、これら櫛歯状片を収束する工程とを
有するものである。この製造方法により、円錐形ペン先
の構成部品の作成後、複数の櫛歯状片を保持部材の固定
部に差し込み固定する作業と、複数の櫛歯状片の外周上
に、収束部材を嵌め込む作業とを自動化して、円錐形ペ
ン先の生産性を大幅に向上させるとともに、コストの大
幅な低減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図15を用いて説明する。図1に本発明の
一実施の形態を示している。図1において、1は円錐形
ペン先(以下、単にペン先という。)であり、複数の櫛
歯状片2,2,…と、保持部材3と、収束部材4とを備
え、複数の櫛歯状片2が保持部材3及び収束部材4によ
り組み立てられて、先端に筆端部5、各櫛歯状片2間に
インキ導出路6を有する円錐形のペン先形状に形成され
ている。
【0010】複数の櫛歯状片2,2,…は先端が略半球
状に、且つ全体が先端方向に向けて漸次略円錐形に収束
可能に、各櫛歯状片2は、図2(a)に示すように全体
が略剣形に、且つ図2(b)及び(c)〜(e)に示す
ように幅方向を断面円弧状に湾曲されて形成され、さら
に図3に示すように、その先端部には所定の大きさの半
球分割部21が形成されている。また、図2(a)に示
すように、その基端部22は保持部材3に固定可能な被
固定部になっていて、フランジ部23と先端側よりも幅
広の拡幅部24が設けられている。フランジ部23は保
持部材3に挿入する際に押込み治具にて押込む力点部分
として、フランジ部前側23−1を使い、治具により当
接しながら押込む力を受ける役目を果たし、フランジ部
後側23−2は保持部材3の固定部前端につき当てその
位置にて固定する役目を果たす。この時、フランジ部後
側23−2と櫛歯状片2の先端までの長さを各櫛歯状片
2共精度良く一定の長さに揃えて保てば、図6に示すよ
うに、必要枚数の櫛歯状片2を円周上に保持部材3に挿
入した場合、櫛歯状片2の先端は円錐形のペン先形状に
揃った形とすることができ、各独立分離した櫛歯状片2
を使用するにも拘らず組み立てた際に精度よく筆端部5
先端が揃った形状を得ることができる。なお、複数の櫛
歯状片2,2,…は5本乃至8本の櫛歯状片で構成され
ることが好ましい。またこれらの櫛歯状片2,2,…は
金属材料又は樹脂材料又はセラミックス材料又はこれら
の組み合わせにより形成される。
【0011】保持部材3は、図4に示すように、全体が
円筒形に形成されて、その一端面に各櫛歯状片2基端部
の被固定部22が(保持部材3の)軸方向に向けて嵌挿
可能な溝形の固定部3−1が設けられている。このよう
にして複数の櫛歯状片2,2,…が基端部22を保持部
材3の各固定部3−1に差し込まれて、(保持部材3の
一端面の)円周上に配列可能に構成されている。なお、
この保持部材3は金属材料又は樹脂材料又はこれらの組
み合わせにより形成される。
【0012】この保持部材3の別の実施の形態を図5に
示している。この保持部材3では、円筒形に形成された
部材を二層に分けている。内層の円筒体3−2は樹脂材
料を使用し型にて射出成型される。この成型部材の外周
には複数の突起3−3を等間隔に成型部材である円筒体
3−2と略同じ長さに設け、この突起3−3の外径に、
外層に相当する金属パイプ3−4を圧入固定し、保持部
材3の構成品とする。このパイプ3−4と突起3−3と
の間にできた間隙を櫛歯状片2の基端部22を挿入固定
する固定部3−1として構成する。このようにすること
により複数の櫛歯状片2を円筒体3−2の周囲、且つ外
層パイプ3−4の内側に円筒状に配列でき、しかも外層
パイプ3−4は金属で形成できるので、この櫛歯状片2
の基端部22は間隙の固定部3−1に、且つ突起3−3
に案内されて左右にブレを生ずることなく強固に固定可
能となり、外層パイプ3−4の肉厚が充分薄くでき、櫛
歯状片2の配列円より段差を最少にし、しかも外側への
変形等は起さず全体をコンパクトに形成できる。なお、
この円筒体3−2は突起3−3がついたままの樹脂によ
る押し出し成形、又は金属材料による押し出し成型でも
形成でき、必要長さに切断した形状としてさらに生産性
よく作成できる。
【0013】収束部材4は、図1及び図6、図7に示す
ように、保持部材3により円周上に配列された複数の櫛
歯状片2,2,…の外周上に嵌合可能に円筒状に形成さ
れ、保持部材3の外径と略同じ外径を有し、複数の櫛歯
状片2,2,…の基端部側中間部を外側から内側に向け
て加圧して略円柱形に収束可能な内径を有する略円柱形
の収束部41と、収束部41の外径及び内径が徐々に縮
径され、複数の櫛歯状片2,2,…の先端部側中間部を
外側から内側に向けて加圧してこれら櫛歯状片2,2,
…を略円錐形に、且つ各半球分割部21を略半球状に収
束可能な内径を有する円錐台形の絞り部42とを具備す
る。なお、この収束部材4は金属材料又は樹脂材料又は
これらの組み合わせにより形成される。またこの収束部
材4はペン先1をペン軸体の胴部に装着するマウスピー
スとして形成することもできる。
【0014】ここでペン先1の製造方法について簡単に
説明する。このペン先1を製造するには、ペン先1の構
成部品、すなわち複数の櫛歯状片2、保持部材3、収束
部材4を作成する成形工程と、複数の櫛歯状片2の基端
部22を保持部材3の固定部3−1に差し込み、円周上
に固定する工程(図6参照)と複数の櫛歯状片2の外周
に収束部材4を嵌め込み、これら櫛歯状片2を収束する
工程(図7参照)とを有する組立工程とを採ることにな
る。この時、複数の櫛歯状片2を保持部材3の固定部3
−1に差し込む場合、櫛歯状片2のフランジ部前側23
−1の段を押して、固定部3−1にフランジ部後側23
−2の段が保持部(図5の場合、突起3−3)に突き当
るまで押し込む動作を行う。
【0015】成形工程では、ペン先1が3種類の構成部
品で形成され、これら部品の中で櫛歯状片2の形状が単
純化されたことから、部品の成型で使用される金型は著
しく簡素化される。特に各櫛歯状片2については全体が
先端に向けて徐々に幅狭の先細に、且つ先端に向けて徐
々に軸心に近接する方向に傾斜し、且つ断面が円弧状に
形成され、先端の半球分割部21は櫛歯状片2の数によ
って半球状の1/5〜1/8の分割形状に形成される等
の必要形状の寸法精度を確実化する必要があるが、各櫛
歯状片2はそれぞれ分離され個別に作成されるために、
寸法精度の確認が容易となり、不良品の発生を未然に防
ぐことができる。さらに各半球分割部21の外面角部、
すなわち半球分割部21の外面とその側面との間に形成
された角はブラスト掛け、バレル研磨、バフ磨き等によ
り研磨され、各半球分割部21が紙面に接した時に角が
引っ掛らないような丸み(R面)が付けられる。この場
合、複数の櫛歯状片2は組付け前にはそれぞれ個別な状
態であるから上記の面取り操作も容易である。
【0016】組立工程では、各部品の形状が単純化され
ているから各部品をパーツフィーダー等の自動供給装置
に載せて組み立てることができ、ここでは特に複数の櫛
歯状片2,2,…を保持部材3の固定部31に差し込む
単純な動作と、複数の櫛歯状片2,2,…の外周上に収
束部材4を嵌め込む単純な動作で済むので、組立ライン
の自動化が容易である。5本乃至8本の櫛歯状片2,
2,…を保持部材3の固定部31に差し込む動作では、
これらの櫛歯状片2,2,…が軸心の円周上に沿って等
間隔に配列され、相互の間にはスリット状の溝が形成さ
れる。これらの櫛歯状片2,2,…は保持部材3の一端
面に接続されて、その基端部側半部が保持部材3の一端
面からほぼ直線的に延出され、その先端側半部が先端に
向けて徐々に軸心に近接する方向に傾斜されて、鳥のく
ちばし状をなす。したがって各櫛歯状片2は断面形状が
円錐形に分割され湾曲した形状をもちつつ保持部材3に
接続されるから、この形態により、各櫛歯状片2は保持
部材3の固定部31に固定された一端を固定端とする三
角状の片持板、言い換えれば一端固定の片持梁と同じ構
成になっている。これら櫛歯状片2,2,…と保持部材
3との組み立てに続いて、これら櫛歯状片2,2,…の
外周上に収束部材4を嵌め込む動作が行われる。この場
合、収束部材4は収束部41の端面周縁部が保持部材3
の一端面周縁部に衝接するまで嵌め込まれる。この収束
部材4の収束部41により、5本乃至8本の櫛歯状片
2,2,…の基端部側が外周方向から軸心に向けて押圧
されて内方へ窄められ、その基端部側中間部がほぼ円柱
形状に収束されるとともに、この収束部材4の絞り部4
2により、これら櫛歯状片2,2,…の先端部側中間部
が外周方向から軸心に向けて押圧されて内方へ窄めら
れ、これら櫛歯状片2,2,…の中間部から先端部にか
けて円錐形状に収束され、さらに各櫛歯状片2先端の半
球分割部21が半球形状に収束される。この収束部材3
の平均した圧力により、5本乃至8本の櫛歯状片2,
2,…の基端部側が歪みのない円柱形状に収束されると
ともに、その先端側が漸次縮径する歪みのない円錐形状
に収束され、併せてこれら櫛歯状片2,2,…同士の弾
性的な接触により、図8、図9に示すように、その先端
の半球分割部21が収束されてそこに凹凸のない滑らか
な半球形状の筆端部5が構成される。その頂部51は、
櫛歯状片2の先端が複数個円形にまとめられ、断面花び
ら状に形成されて、その外周部が筆記時において紙面に
押接されて文字を書くための筆記部分になる。また、櫛
歯状片2の両サイドの合わせ部、すなわち隣合う櫛歯状
片2の間に毛細管的隙間をなすインキ導出路6が構成さ
れる。
【0017】次に、このペン先1を利用した筆記具によ
る筆記動作について図10から図15を用いて説明す
る。図10にこのペン先1を利用した筆記具7を示す。
この筆記具7では、ペン先1の各櫛歯状片2が円錐形を
構成する分割片であり、それぞれ先端が独立した形にな
っている。すなわち、複数の櫛歯状片2の一片は先端に
半球状の形状を複数に分割されたうちの1つの成形形状
をもち、また櫛歯として円筒形の保持部材3(図1参
照)に接続するまでの途中の断面形状が、円錐形の分割
され湾曲した形状をもちつつ保持部材3に固定され、こ
の保持部材3に固定された一端を固定端とする三角状の
片持板、言い換えれば一端固定の片持梁と同じ構成にな
っている。したがって、筆記具7によって筆記する場
合、ペン先1に筆圧がかかることにより櫛歯状片2の先
端に押し上げ力(たわみ力)が働けば、櫛歯状片2が収
束部材4で固定された部位を支点に撓み変形し、また、
この押し上げ力がなくなれば元の形状に復帰する。
【0018】このような櫛歯状片2が円錐形状に集合
し、先端部が集まって半球状の筆端部5を構成するペン
先1の頂部51を立体的にみると、この頂部51は、図
11、あるいは図12(a)や図14(a)になってい
る。ここで、図11は、円錐形の部分が6枚の櫛歯状片
2で構成されたペン先1の頂部51が紙面に接した状態
を表す部分斜視図である。なお、図11中、71はイン
キ誘導芯である。
【0019】図11に示すように、この筆記具7による
筆記を行なうために、ペン先1を紙に対し通常45°〜
60°程度の実用範囲で当てると、紙面との当接面側に
対応するペン先1の頂部51の接合隙間、すなわちイン
キ導出部6の先端部分内側まで達しているインキは紙面
と頂部51の接触面に生じる毛細管現象によって吸い出
され、紙面にインキが伝えられて線を書くことができ
る。このときの筆記の圧力による半球形状の筆端部5の
弾性変形作用が図12乃至図15に示されている。
【0020】図12、図13は円錐形の部分が6枚の櫛
歯状片2で構成されたペン先1の筆端部5の、筆記動作
にともなう形状変化を表す端面図であり、図14、図1
5は円錐形の部分が5枚の櫛歯状片2で構成されたペン
先1の筆端部5の、筆記動作にともなう形状変化を表す
端面図である。図12において、(a)はペン先1の先
端において櫛歯状片2の1つが真下にくるようにペンが
紙面に向けられている状態の下で、ペン先1の頂部51
がまだ紙面に接していないか、或いは軽く接していて圧
力が加わっていないときの、当該頂部51の状態を示
す。この場合は、櫛歯状片2のいずれにも撓み力が加わ
らないため、各櫛歯状片2は互いに弾性的に接触してい
る。次に、筆記者が文字等を書くために力を加えると、
この筆記を行なうときの圧力により、頂部51は櫛歯状
片2の収束部材4に固定された部位を支点に櫛歯状片2
の先端として撓み、上側に移動するが、櫛歯状片2の材
料の剛性により抵抗力が生じ、通常の筆記をするときの
圧力では先端部は所定の寸法の移動、すなわち変位に止
どまる。この変位は例えば0.1〜0.5ミリメートル
(mm)である。このとき、半球状の頂部51を正面か
らみると、図12(b)に示すように、この頂部51を
構成している複数の櫛歯状片2,2,…のうちペンの下
側に位置する1つの櫛歯状片2の先端が押し上げられ、
対向位置にある櫛歯状片2を押し上げるとともに両側位
置にある櫛歯状片2を左右に押し広げることによって半
球形状が変形し、全体として筆端部5がずれる。
【0021】これにより、総体的にみて、半球部分の外
径および紙面に接する面積が大きくなり、図12(b)
中、斜線で表わされたペン先が紙面に接触する領域Aは
拡大するが、この拡大の度合はペン先1を紙面に押しつ
ける圧力、すなわち筆圧が大きいほど高くなる。一方、
書記されるときの線の太さは、頂部51の外径に依存
し、その半球形状が拡大する程度に応じて拡大するか
ら、筆圧の大小により線の幅が太い、または細いものと
して筆記される。しかも、筆記圧の強弱に応じて、櫛歯
状片2全体が撓み、筆圧が大きくてもその力を櫛歯状片
2全体が吸収するクッション作用を生ずる。
【0022】図13は、図12(a)および(b)の場
合と異なり、ペン先1の先端において2つの櫛歯状片2
の境界に当たる部位のインキ導出路6の1つが真下にく
るようにペンが紙面に向けられている状態の下で、ペン
先1の頂部51に圧力が加わったときの、当該頂部51
の変形状態を示す。この場合は、半球状の筆端部5を正
面からみると、筆記を行なうときの圧力により、頂部5
1を構成している複数の櫛歯状片2,2,…のうちペン
の下側に位置している2つの櫛歯状片2,2の先端が押
し上げられ、他の櫛歯状片2を押し広げることによって
半球形状の頂部51が弾性変形する。その他の作用或い
は挙動については図12(a)および(b)の場合と同
じである。なお、図12(a)および(b)、あるいは
図13以外の筆記状態、すなわちペン軸を中心としてど
のような回転角度位置をとっても、ペン先1の頂部51
が紙面に対して斜めに接した場合には、筆端部5が弾性
変形によって微拡大し、前記の場合と同様な作用或いは
挙動を行う。
【0023】図14においても、図12を参照して説明
したのと同様の筆記動作時の変形が生じる。すなわち、
図14において、(a)はペン先1の先端において櫛歯
状片2の1つが真下にくるようにペンが紙面に向けられ
ている状態の下で、ペン先1の頂部51がまだ紙面に接
していないか、或いは接していても圧力が加わっていな
いときの、当該頂部51の状態を示す。この場合は、櫛
歯状片2,2,…のいずれにも撓み力が加わらないた
め、各櫛歯状片2は互いに弾性的に接触している。次
に、筆記者が文字等を書くために力を加えると、この筆
記を行なうときの圧力により、頂部51は保持部材3に
固定された櫛歯状片2の先端として撓み、上側に移動す
る。この場合において、通常の筆記をするときの圧力で
は先端部は、図12に関連して前述したのと同様、例え
ば0.1〜0.5ミリメートル(mm)の変位を生じ
る。このとき、半球状の筆端部5を正面からみると、こ
の場合はペン先1の円錐形の部分が5枚の櫛歯状片2で
構成されているから、図14(b)に示すように、この
頂部51を構成している複数の櫛歯状片2,2,…のう
ちペンの下側に位置する1つの櫛歯状片2は先端が押し
上げられ、両側位置にある他の櫛歯状片2を左右に押し
広げることによって半球形状が変形する。
【0024】そして、図15は、図14(a)および
(b)の場合と異なり、ペン先1の先端において2つの
櫛歯状片2,2の境界に当たる部位のインキ導出路6の
1つが真下にくるようにペンが紙面に向けられている状
態の下で、ペン先1の頂部51に圧力が加わったとき
の、筆端部5の変形状態を示す。この場合、半球状の頂
部51を正面からみると、書記を行なうときの圧力によ
り、頂部51を構成している複数の櫛歯状片2,2,…
のうちペンの下側に位置している2つの櫛歯状片2の先
端が押し上げられ、この2つの櫛歯状片2が協働して対
向位置にある1つの櫛歯状片2を押し上げるとともに、
両側位置にある櫛歯状片2,2を左右に押し広げること
によって半球形状が変形する。その他の作用或いは挙動
についてはすでに述べたのと同じである。なお、図15
においては、図13中斜線で表わされたペン先が紙面に
接触する領域Aは示してないが、図15の場合も図13
の場合と同様筆記に際しての接触領域Aが現れる。
【0025】このように上記実施の形態によれば、ペン
先1を、複数の分離された櫛歯状片2,2,…を別体の
保持部材3及び収束部材4により組み立てて形成するの
で、これらの部品形状を単純化することができ、これに
よって、その製造工程において、寸法精度や位置精度に
ばらつきがなく、歩留りの高い量産加工を行なうことが
でき、その加工工程において、先端外面各部の面取り作
業を容易に行うことができ、安価な製品を大量に供給す
ることができる。
【0026】また、5本乃至8本の櫛歯状片2,2,…
の一端を保持部材3に固定してこれら櫛歯状片2,2,
…上に収束部材4を嵌め込むことにより、この収束部材
4の平均した圧力によって5本乃至8本の櫛歯状片2,
2,…を歪むことのない円錐形に形成し、その先端に片
ずれのない半球形の筆端部5を形成するとともに、各櫛
歯状片2間に一定のインキ導出路6を形成し、半球形状
の筆端部5を軸心に対し斜めに紙面に押し当てたとき
に、各櫛歯状片2先端の半球分割部21が互いにずれ合
って弾性変形し、先端半球部の外径を拡大する動作を行
い、紙面に押し当てる動作を除いたときに先端部が弾性
により元の半球形状に復するようにしているので、紙面
に対してどの方向へも書記することができ、ペン軸を中
心に回動してもどの位置からでもどの角度からでも書け
るのに加え、筆圧を強弱加減することにより線の幅を太
くあるいは細く変えることができ、毛筆のような線の幅
が変化する種々の態様の文字を筆記することができる。
その際、筆圧の強弱に応じて櫛歯状片22が撓んで筆圧
を吸収し、このクッション性によりペンタッチの柔らか
い感触を筆記者の手指に与え、長時間筆記をしても疲れ
にくいという利点がある。このクッション性はまた、筆
圧の大きい場合のペン先端の変形、磨耗を軽減し、筆記
部分の耐久性を向上することができる。また、長時間に
わたりペンを放置していても、あるいはペン先端表面よ
り水分が蒸発しインキが乾いてペン先1の先端細隙をふ
さいでも、再度筆記動作を行なえば、筆端部26が動い
てその半球形状を変形し細隙を動かすため、乾涸したイ
ンキの膜或いは固まりが破れてインキを容易に導出する
ことができる。
【0027】なお、この実施の形態において、ペン先の
円錐形部分を5〜8本の櫛歯状片に代えて、例えば4本
以下の櫛歯状片2で構成し、先端半球状の筆端部5の分
割数を少なくした場合、インキ導出路6となる各櫛歯状
片2の合わせ部分の各間隔が先端の外径に比して大きく
なり、ペン先1を紙面に接した時に、その角度によって
紙面と溝との間隔が広がる場合が生じ、インキを毛管的
に導出する部分が紙面から離れ、インキ出が円滑になら
ないことが考えられる。この場合、ペン先の紙面に対す
る角度をある程度制限する必要がある。本件のペン先の
狙いの一つとして、軸芯上どの方向でも、また紙面との
角度もできるだけ限定することなく、幅広い筆記角度、
例えば90°から45°などの範囲で円滑に自由な筆記
感をもつことであるが、これを若干制限したペン先とす
れば、円錐形の分割数を4本以下あるいは3本に設定し
ても、同様な構造を取り、先端半球部がずれ合い、筆圧
の大小によって半球部が微拡大する限り、同様な作用効
果を奏することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果を奏する。 (1)製品形状が単純化されたため、金型費用を従来の
半分程度まで低減することができる。 (2)成形作業を行うに当たってこれまでは45tのプ
レス機が必要であったが、円錐形状を改めることによっ
て10t程度のプレス機で作業が可能となり、この設備
費用を従来に比べて3分の1以下に低減できる。 (3)生産数量も従来の形状では分あたり150〜20
0個が限度であった。この形状にしたことにより、分当
たりの生産数量は5,000個(但し、5個で1組とな
る)となって、これまでの5倍となり、生産コストも飛
躍的に下げることができる。 (4)ペン先の各櫛歯状片を単体としたため、寸法精度
の確認がしやすく不良品の発生を未然に防ぐことができ
る。 (5)ペン先の各櫛歯状片を分離して、各櫛歯状片先端
の外面角部の面取り作業も櫛歯状片単体で行うこととし
たため、絡みの問題も発生せず、短時間で大量に生産す
ることができる。また、ペン先とするための一片一片の
組立作業等もパーツフィーダー等の自動供給装置で行う
ことができるので、大幅なコストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における円錐形ペン先の
斜視図
【図2】(a)同ペン先の各櫛歯状片を示す平面図 (b)同ペン先の各櫛歯状片を示す一部断面側面図 (c)同ペン先の各櫛歯状片を示す断面図(図2(a)
におけるI−I線断面図) (d)同ペン先の各櫛歯状片を示す断面図(図2(a)
におけるII−II線断面図) (e)同ペン先の各櫛歯状片を示す断面図(図2(a)
におけるIII−III線断面図)
【図3】同ペン先の各櫛歯状片の要部を示す一部省略拡
大側面断面図
【図4】同ペン先の保持部材を示す端面図
【図5】同ペン先に用いる別の実施の形態による保持部
材を示す斜視図
【図6】同ペン先の複数の櫛歯状片が保持部材に固定さ
れ、収束部材が取り付けられる前の状態を示す斜視図
【図7】同ペン先の複数の櫛歯状片が保持部材に固定さ
れ、収束部材が取り付けられた後の状態を示す斜視図
【図8】同ペン先の先端筆端部の斜視図
【図9】同ペン先の先端筆端部の断面図
【図10】同ペン先を利用した筆記具の一部省略斜視図
【図11】同ペン先の筆端部を紙面に押し当てた状態を
示す部分斜視図
【図12】同ペン先の筆端部の動作を示す先端面図
【図13】同ペン先の筆端部の動作を示す先端面図
【図14】同ペン先の異なる本数の櫛歯状片から構成さ
れた筆端部の動作を示す先端面図
【図15】同ペン先の異なる本数の櫛歯状片から構成さ
れた筆端部の動作を示す先端面図
【図16】従来の円錐形ペン先の斜視図
【図17】同ペン先のペン先基本体を示す斜視図
【符号の説明】
1 ペン先 2 櫛歯状片 21 半球分割部 22 基端部(被固定部) 23 フランジ部 23−1 フランジ部前側 23−2 フランジ部後側 24 拡幅部 3 保持部材 3−1 固定部 3−2 円筒体 3−3 突起 3−4 パイプ 4 収束部材 41 収束部 42 絞り部 5 筆端部 51 頂部 6 インキ導出路 7 筆記具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が略半球状に、且つ全体が先端方向
    に向けて漸次略円錐形に収束可能な複数に分離された櫛
    歯状片と、 複数の櫛歯状片の基端部を固定可能な保持部を有し、こ
    れら櫛歯状片の基端部を円周上に配列可能な保持部材
    と、 保持部材により円周上に配列された複数の櫛歯状片の外
    周上に嵌合可能に形成され、これらの櫛歯状片を外側か
    ら内側に向けて加圧し収束可能な収束部材とを備え、 複数に分離された櫛歯状片が別体の保持部材及び収束部
    材により組み立てられて、先端に筆端部、各櫛歯状片間
    にインキ導出路を有する円錐形のペン先形状に形成され
    ることを特徴とする円錐形ペン先。
  2. 【請求項2】 各櫛歯状片は全体が略剣形に形成され、
    その基端部に被固定部を備え、保持部材は略筒形に形成
    され、その一端面に各櫛歯状片の被固定部を軸方向に向
    けて嵌挿可能な溝形の固定部を備え、各櫛歯状片は保持
    部材の各固定部に差し込まれることを特徴とする請求項
    1に記載の円錐形ペン先。
  3. 【請求項3】 先端が略半球状に、且つ全体が先端方向
    に向けて漸次略円錐形に収束可能な複数に分離された櫛
    歯状片と、複数の櫛歯状片の基端部を嵌挿可能な溝形の
    固定部を有し、これら櫛歯状片の基端部を円周上に配列
    可能な保持部材と、保持部材により円周上に配列された
    複数の櫛歯状片を収束可能にこれら櫛歯状片の外周上に
    嵌合可能な収束部材とを形成作成する各工程と、 複数の櫛歯状片を保持部材の固定部に差し込み、円周上
    に固定する工程と、 複数の櫛歯状片の外周上に収束部材を嵌め込み、これら
    櫛歯状片を収束する工程とを有することを特徴とする円
    錐形ペン先の製造方法。
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