JP2003334851A - 熱可塑性樹脂の成形方法及び成形装置 - Google Patents

熱可塑性樹脂の成形方法及び成形装置

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JP2003334851A JP2002147545A JP2002147545A JP2003334851A JP 2003334851 A JP2003334851 A JP 2003334851A JP 2002147545 A JP2002147545 A JP 2002147545A JP 2002147545 A JP2002147545 A JP 2002147545A JP 2003334851 A JP2003334851 A JP 2003334851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂内部の分子配向や歪みを抑制し且つ樹脂
表面に微細な金型パターンを転写するための熱可塑性樹
脂の成形方法及びその成形装置を提供する。 【解決手段】 金型に溶融樹脂を射出充填して成形を行
う。溶融樹脂は、予めCOが充填されたチャンバー内
で、上面が開放された金型容器に射出充填される。金型
容器は、溶融樹脂が充填される際の流動抵抗が極めて低
いので、容器内で溶融樹脂の圧力差は生じない。予めチ
ャンバー内に充填されたCOは溶融樹脂に対して可塑
材として機能することにより、溶融樹脂の粘性が低く保
たれる。溶融樹脂が金型の端部まで充分に広がると共
に、金型容器の底面に形成されている成形パターン内部
にまで十分に溶融樹脂が侵入する。この状態で、プレス
金型を用いて金型容器の開放面を閉鎖すると共に、溶融
樹脂を加圧することにより、型締めが行われる。この溶
融樹脂を冷却することにより、熱可塑性樹脂を得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂の成形方
法及び成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようする課題】これまで
一般に知られている熱可塑性樹脂の射出成形方法におい
ては、キャビティを型締めによって閉じた状態で溶融樹
脂を射出充填する。この場合、特に、薄肉で大きな表面
積を有する成形品を成形しようとすると、溶融樹脂の充
填口とキャビティ末端部とでは樹脂内の圧力差が大きく
なる。このとき、キャビティ末端部に至るまで溶融樹脂
を充填するには、溶融樹脂の射出充填圧を高くする必要
がある。これに伴い、その充填圧に耐え得るキャビティ
の型締め圧が必要となるが、型締め圧を高くすることで
充填される溶融樹脂の流動抵抗が増し、キャビティ内に
おける圧力差をさらに増大させる要因となる。これによ
り、成形品の分子配向や歪みといった問題が生じてい
た。
【0003】この問題を解決する手段として、射出圧縮
成形法が知られている。この射出圧縮成形法では、キャ
ビティに溶融樹脂を充填する際に、キャビティ容積を一
時的に増大させることにより溶融樹脂内部の圧力を低く
維持し、所定量の溶融樹脂の充填が完了した後に、型締
め機構等を利用して溶融樹脂を加圧圧縮する。これによ
り、樹脂の分子配向の発生が抑制され且つ残留応力の少
ない成形品を得ることができる。しかしながら、この方
法では、微細な金型パターンを溶融樹脂に転写する場
合、金型パターン内部に溶融樹脂が十分に侵入せずに、
金型パターンの溶融樹脂への十分な転写が得られない。
【0004】本発明の目的は、樹脂内部の分子配向や歪
みを抑制し且つ樹脂表面に微細な金型パターンを転写す
るための熱可塑性樹脂の成形方法及びその成形装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、金型に溶融樹脂を充填することにより熱可塑性樹
脂を成形する方法であって、COが充填されたチャン
バー内に配置され且つ上面が開放された金型容器に溶融
樹脂を充填することと;金型容器に充填された溶融樹脂
を、プレス金型を用いて加圧することを含む熱可塑性樹
脂の成形方法が提供される。
【0006】本発明においては、溶融樹脂を金型に射出
充填して成形を行う射出成形を行う。溶融樹脂は、予め
COが充填されたチャンバー内で、上面が開放された
金型容器に射出充填される。金型容器は、上面が開放さ
れていることにより、溶融樹脂が充填される際の流動抵
抗が極めて低いので、容器内で溶融樹脂の圧力差は殆ど
生じない。予めチャンバー内に充填されたCOは溶融
樹脂に対して可塑材として機能することにより、溶融樹
脂の粘性が低く保たれる。溶融樹脂の低流動抵抗及び低
粘性により、溶融樹脂が金型の端部まで充分に広がると
共に、金型容器の底面に形成されている成形パターン内
部にまで十分に溶融樹脂が侵入する。次いで、プレス金
型を用いて金型容器の開放面を閉鎖すると共に、溶融樹
脂を加圧することにより、型締めが行われる。溶融樹脂
の表面が金型容器及びプレス金型によって冷却され固化
することにより、金型パターンが溶融樹脂表面に転写さ
れる。この状態で溶融樹脂を冷却することにより、熱可
塑性樹脂を成形することができる。なお、本発明では、
射出充填される溶融樹脂に予め加圧COが含浸されて
いることが望ましい。溶融樹脂内部に予め含浸させた加
圧COにおいても、溶融樹脂に対して可塑材として機
能するので、溶融樹脂の粘性をさらに低く保つことがで
きる。
【0007】本発明では、溶融樹脂をプレス金型で加圧
する工程は、COを充填したチャンバー内で行っても
よく、あるいは別の場所に金型容器を移送して行っても
よい。
【0008】本発明の第2の態様によれば、金型に溶融
樹脂を充填することにより熱可塑性樹脂を成形する方法
であって、COが充填されたチャンバー内に配置され
且つ上面が開放された金型容器に溶融樹脂を充填するこ
とと;上記溶融樹脂が充填された金型を回転させること
を含む熱可塑性樹脂の成形方法が提供される。
【0009】本発明においては、溶融樹脂を金型に射出
充填して成形を行う射出成形を行う。溶融樹脂は、予め
COが充填されたチャンバー内で、上面が開放された
金型容器に射出充填される。金型容器は、上面が開放さ
れていることにより、溶融樹脂が充填される際の流動抵
抗が極めて低いので、容器内で溶融樹脂の圧力差は殆ど
生じない。予めチャンバー内に充填されたCOは溶融
樹脂に対して可塑材として機能することにより、溶融樹
脂の粘性が低く保たれる。溶融樹脂の低流動抵抗及び低
粘性により、溶融樹脂が金型の端部まで充分に広がると
共に、金型容器の底面に形成されている成形パターン内
部にまで十分に溶融樹脂が侵入する。さらに、金型容器
を回転ステージ等を用いて回転させて金型容器上の溶融
樹脂の厚みを均一にする。この状態で溶融樹脂を冷却す
ることにより、熱可塑性樹脂の薄膜を成形することがで
きる。なお、本発明では、射出充填される溶融樹脂に予
め加圧COが含浸されていることが望ましい。溶融樹
脂内部に予め含浸させた加圧COにおいても、溶融樹
脂に対して可塑材として機能するので、溶融樹脂の粘性
をさらに低く保つことができる。
【0010】本発明の第3の態様によれば、熱可塑性樹
脂を成形する装置であって、上面が開放された金型容器
と;上記金型容器を収容するためのチャンバーと;上記
チャンバー内にCOを供給するCO供給部と;CO
が供給された上記チャンバー内に収容された金型容器
に上記溶融樹脂を充填するための射出充填装置と;上記
金型容器に射出充填された溶融樹脂を加圧するための加
圧装置と;を有することを特徴とする熱可塑性樹脂を成
形する装置が提供される。
【0011】本発明の成形装置では、COが充填され
たチャンバー内で、射出充填装置により金型容器に溶融
樹脂が充填される。COは溶融樹脂に対して可塑剤と
して機能するので溶融樹脂の粘性は低く保たれる。ま
た、金型容器は上面が開放されているので、溶融樹脂が
金型容器に流れ込む際の流動抵抗は低くなる。それゆ
え、溶融樹脂を、金型容器の転写パターンの全面に極め
て容易に且つ素早く行き渡らせることができる。この
後、例えば、プレスピストンなどの加圧装置で、金型容
器の開放された面を通じて溶融樹脂が加圧され、次い
で、冷却される。
【0012】本発明においては、射出充填装置と加圧装
置が同一チャンバー内に配置されていることが望まし
い。射出充填装置と加圧装置が同一チャンバー内に配置
されることで、溶融樹脂の金型容器への射出充填と溶融
樹脂の加圧による成形を連続的に行うことができる。ま
た、溶融樹脂が充填された金型容器を射出充填装置から
加圧装置に搬送するための搬送装置をチャンバー内に有
することが望ましい。チャンバー内に搬送装置を用いる
ことで、射出充填装置と加圧装置が同一チャンバー内に
配置される場合及び射出充填装置と加圧装置が異なるチ
ャンバー内に配置される場合のいずれにおいても、金型
容器を装置間で効率良く移動させることができる。さら
に、金型容器底部にスタンパを有することが望ましい。
スタンパを交換することで、様々なパターンを転写した
成形品を形成することができる。
【0013】本発明の第4の態様によれば、熱可塑性樹
脂を成形する装置であって、上面が開放された金型容器
と;上記金型容器を収容するためのチャンバーと;上記
チャンバー内にCOを供給するCO供給部と;CO
が供給された上記チャンバー内に収容された金型に上
記溶融樹脂を充填するための射出充填装置と;金型容器
を回転するための回転装置と;を有することを特徴とす
る熱可塑性樹脂を成形する装置が提供される。
【0014】本発明の成形装置では、COが充填され
たチャンバー内で、射出充填装置により金型容器に溶融
樹脂が充填される。COは溶融樹脂に対して可塑剤と
して機能するので溶融樹脂の粘性は低く保たれる。ま
た、金型容器は上面が開放されているので、溶融樹脂が
金型容器に流れ込む際の流動抵抗は低くなる。それゆ
え、溶融樹脂を、金型容器の転写パターンの全面に極め
て容易に且つ素早く行き渡らせることができる。回転装
置は、溶融樹脂が充填された金型容器を回転させるの
で、金型容器内での樹脂の厚さを均一にすることができ
る。
【0015】本発明においては、上記射出充填装置と上
記回転装置が上記チャンバー内に配置されていることが
望ましい。射出充填装置と回転装置が同一チャンバー内
に配置されることで、溶融樹脂の金型容器への射出充填
と溶融樹脂の回転による成形を連続的に行うことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図を用い
て説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0017】
【実施例】本発明に用いた熱可塑性樹脂を成形するため
の成形装置を、図1及び2を用いて説明する。本成形装
置は、図2に示すように、主に、チャンバー1、射出充
填部5、型締部4、成形品取出部21及び移動金型予熱
部22からなる。なお、図1は、図2におけるA’−
A’線の断面を示した図である。
【0018】チャンバー1は、図2に示すように、直径
1000mm、高さ200mmの円筒状に形成されてい
る。チャンバー1は、円筒の中心軸AXを中心として、
外周部まで放射状に延在する壁15、16、17及び1
8により、その内部が4つのサブチャンバー11、1
2、13及び14に区画されている。壁15、16、1
7及び18は、それぞれ上下動を行う機構(不図示)に
より上下動可能であり、例えば、壁15、16が上昇し
ているときにサブチャンバー11は密閉される。チャン
バー1には、移動金型20を、チャンバー1の中心軸A
Xを中心として回転移動させるための搬送装置19が設
けられている。搬送装置19は、中心軸AX上に位置す
るロータ100と、ロ―タ100から放射状に延在する
4本のアーム101とを有しており、各アームの先端に
は移動金型20を把持する不図示のチャックが設けられ
ている。ロータ100の回転(時計方向)により、移動
金型20が各サブチャンバー間を移動するときのみ、該
当する壁が下降しサブチャンバー間の雰囲気を連通さ
せ、移動金型20の移動が完了すると、該当する壁が上
昇し再びサブチャンバー同士を隔離する。図2に示した
ように、ロータ100の回転により、移動金型20はサ
ブチャンバー11〜14を順次移動して、各サブチャン
バーで作業が行われる。サブチャンバー11では、移動
金型20に樹脂の射出成形と型締め(圧縮)が行われ
る。サブチャンバー12、14は待機室であり、サブチ
ャンバー13では成形品の取出し及び移動金型20の加
熱が行われる。
【0019】各移動金型20は、金型用鋼材である日立
金属社製HPM38からなる円筒状の金属容器である。
図3に示すように、移動金型20の底面20aには、所
望の凹凸パターンが形成されたスタンパ23が、不図示
のスタンパ押えを介して設置されている。
【0020】図1及び2に示すように、サブチャンバー
11の上方には、時計回り方向に順に、射出充填部5及
び型締部4が配置されている。射出充填部5及び型締部
4は、このサブチャンバー11において、移動金型20
への溶融樹脂の射出充填及び金型の型締めをそれぞれ行
なう。
【0021】中心軸AXに関してサブチャンバー11に
対向するサブチャンバー13内は、成形品取出部21及
び移動金型予熱部22が設けられており、サブチャンバ
ー13の内部が大気圧状態に維持されている。移動金型
予熱部22における加熱手段として、高周波誘導加熱ま
たはマイクロ波加熱等が用いられる。予め移動金型20
を加熱することによって、移動金型20上に射出充填さ
れる溶融樹脂の温度をガラス転移温度以上に維持するこ
とができる。
【0022】射出充填部5は、図1に示すように、溶融
樹脂の可塑化部2、射出部3及びステージ70からな
る。可塑化部2及び射出部3は、プリプラ式の射出機構
で構成されている。可塑化部2は先端にあるノズル2’
が水平面に対して斜め下向きとなるように配置されてい
る。可塑化部2は、主にシリンダ33、スクリュー37
及びヒーター36から構成される。スクリュー37は、
シリンダ33の内部に配置され、シリンダ33内に充填
された溶融樹脂を可塑化する。ヒーター36は、シリン
ダ33の周囲に配置され、シリンダ33内で可塑化され
た溶融樹脂の可塑状態を維持するために、シリンダ33
を加熱する。シリンダ33の側面には、第1ベントポー
ト34及び第2ベントポート35が形成されている。第
1ベントポート34は、シリンダ33内で、スクリュー
37の回転により可塑化された樹脂から発生したモノマ
ー成分等の揮発ガスを、真空ポンプ32を用いて外部に
排気するために用いられる。また、第2ベントポート3
5は、加圧COをCOガスボンベ38から加圧CO
発生装置39を介して、シリンダ33内に充填するた
めに用いられる。
【0023】射出部3は、射出シリンダ40及びゲート
開閉シリンダ42で構成されている。射出シリンダ40
は、可塑化部2の下方に配置され、水平方向に延在す
る。射出シリンダ40内部には、射出プランジャー41
が配置され、射出シリンダ40内に充填された溶融樹脂
を射出する。射出プランジャー41は、射出シリンダ4
0先端近傍に形成された溶融樹脂供給口40’から後退
した位置に配置されている。射出プランジャー41の位
置により、ゲート開閉シリンダ42を介して移動金型2
0内に射出充填される溶融樹脂の量が決定される。ま
た、射出シリンダ40の溶融樹脂供給口40’で射出シ
リンダ40の内部と可塑化部2のノズル2’とが通じ
る。ゲート開閉シリンダ42は、射出シリンダ40の先
端部に隣接して鉛直方向に延在しており、その先端がサ
ブチャンバー11内部に至っている。ゲート開閉シリン
ダ42の内部には、ゲート開閉ピストン45が配置され
ており、ゲート開閉ピストン45によってゲート開閉シ
リンダ42内に充填された溶融樹脂がサブチャンバー内
に射出される。また、ゲート開閉シリンダ42の周囲に
はバンドヒーター43が設置されており、バンドヒータ
ー43によってゲート開閉シリンダ42内に充填された
溶融樹脂の温度制御が行われる。射出シリンダ40のノ
ズル40”は、ゲート開閉シリンダ42と所定の高さ位
置において連通している。ステージ70は、サブチャン
バー11内において、ゲート開閉シリンダ42の下方に
配置される。ステージ70は、モーター90上に、モー
ター90の軸BXを中心に回転可能に設置されている。
ステージ70上面には、搬送装置(19)によって搬送
されてきた移動金型20が載置され、この移動金型20
上に溶融樹脂が射出充填される。
【0024】型締部4は、図1に示すように、主に、プ
レスステージ50、ステージドライバ51及びプレスシ
リンダ52からなる。プレスステージ50は、サブチャ
ンバー11内部でステージドライバ51の上面に設置さ
れる。また、プレスステージ50の上面には、射出充填
部5より搬送装置(19)により搬送されてきた移動金
型20が載置される。ステージドライバ51を駆動させ
ることにより、プレスステージ50を介して移動金型2
0が上下動する。プレスシリンダ52は、サブチャンバ
ー11の上部に設置されている。プレスシリンダ52の
内部には、シリンダ内を鉛直方向に上下動するプレスピ
ストン53が設置されている。また、プレスピストン5
3の下面にプレス金型54が取り付けられている。プレ
ス金型54は、プレスピストン53を下降したときに、
移動金型20の凹部と嵌合して凹部内の樹脂を圧縮す
る。
【0025】次に、熱可塑性樹脂の成形方法について、
図1及び3を用いて説明する。まず、溶融樹脂の射出充
填工程について説明する。図示しない乾燥機より、射出
充填部5における可塑化部2のホッパ30に、ポリカー
ボネートからなるペレット(成形材料)が供給される。
次いで、ペレットは、ホッパ30の周囲に設置されたヒ
ーター31によって、ホッパ30内部で加熱され、より
乾燥が促進される。このとき、ホッパ30内部は真空ポ
ンプ32により脱気される。次いで、乾燥ペレットは、
可塑化部2のシリンダ33に供給される。第1ベントポ
ート34から可塑化時に発生する揮発ガスを真空ポンプ
32より脱気させ、溶融樹脂を飢餓状態にする。次い
で、溶融樹脂が供給されたシリンダ33内に、第2ベン
トポート35から加圧COを10MPaの圧力で充填
する。
【0026】シリンダ33において加圧COが充填さ
れた溶融樹脂は、スクリュー37が回転することによ
り、シリンダ33のノズル2’を介して、射出シリンダ
40に充填される。次いで、射出シリンダ40の射出プ
ランジャー41を前進(押出)させることによって、射
出シリンダ40内に供給された溶融樹脂のみが、射出シ
リンダ40のノズル40”を介してゲート開閉シリンダ
42に供給される。射出プランジャー41の先端が射出
シリンダ40のノズル40”まで移動した状態では、溶
融樹脂供給口40’が射出プランジャー41によって塞
がれる。これにより、可塑化部2のシリンダ33内部は
閉塞状態となる。この状態で、シリンダ33内のスクリ
ュー37を回転させることにより、シリンダ33内部に
存在する溶融樹脂の圧力を高く維持することができる。
次いで、ゲート開閉シリンダ42に供給された溶融樹脂
をバンドヒーター43で温度制御する。次いで、ゲート
開閉ピストン45の先端部46を上昇させることによ
り、ゲート開閉シリンダ42のゲート47が開放され、
移動金型20上に溶融樹脂が充填される。
【0027】図3は、図1中の符号Aの部分を拡大した
図である。ゲート開閉シリンダ42のゲート47から、
溶融樹脂RSが移動金型20上に設置されたスタンパ2
3上に充填される。このとき、移動金型20は上方が開
放された容器であるので、溶融樹脂RSはその流路を制
限されることなく、底面20aに設置されたスタンパ2
3上に流れ出す。サブチャンバー11内部には、CO
ガスボンベ38から加圧CO発生装置39を介して供
給されたCOが、圧力10MPaで予め充填されてい
る。このCOが、溶融樹脂RSの可塑材として機能す
る。これにより、射出充填された溶融樹脂RSの粘性が
低く保たれる。また、このCOにより、溶融樹脂RS
内に含浸されている加圧COや残留ガスの揮発による
発泡や、空気等が溶融樹脂内に取り込まれることによる
発泡を抑制することができる。さらに、サブチャンバー
11内のCOの圧力を一定に保つことにより、溶融樹
脂RSに予め含浸されている加圧COの含有量の変化
を抑制できる。これにより、高アスペクト比で微細なパ
ターンを有するスタンパを移動金型20に設置した場合
においても、パターンの細部に至るまで溶融樹脂を十分
侵入させることができる。
【0028】次に、溶融樹脂に金型パターンの転写工程
について、図1を用いて説明する。まず、射出充填部5
で溶融樹脂の充填が行われた移動金型20を、同一サブ
チャンバー内のプレスステージ50上に搬送装置(1
9)を用いて移動する。次いで、プレスピストン53を
鉛直方向に押し下げることにより、プレス金型54を移
動金型20に嵌合させる。これにより、移動金型20上
の溶融樹脂が圧縮される。プレス金型54により、露出
している溶融樹脂の表面がほぼ一様な圧力で圧縮される
ため、溶融樹脂の内部圧力差は殆ど生じない。このとき
のプレス金型54の表面は、COを含浸した溶融樹脂
のガラス転移温度以上であることが望ましい。溶融樹脂
はほぼ均等な圧力でプレス金型54の金型面に接触する
ので、溶融樹脂の表面は一様に冷却され固化する。さら
に、このままの状態で溶融樹脂を冷却し、溶融樹脂内部
を固化させることにより、熱可塑性樹脂の成形が行われ
る。
【0029】こうして、成形された樹脂成形品は、搬送
装置(19)により、サブチャンバー12、13の順に
移動される。図2に示すように、移動金型20をサブチ
ャンバー11からサブチャンバー13に移動する際に、
まず、サブチャンバー11と12の間に位置する壁16
が下降し、サブチャンバー11と12の雰囲気を連通さ
せる。次いで、搬送装置19によって移動金型20がサ
ブチャンバー11からサブチャンバー12に移送され
る。移動金型20がサブチャンバー12に完全に侵入し
た状態で、壁16が上昇し、サブチャンバー11と12
の雰囲気が隔離される。次いで、サブチャンバー12と
13の間に位置する壁17が下降し、サブチャンバー1
2と13の雰囲気が連通する。搬送装置19によって、
移動金型20をサブチャンバー12からサブチャンバー
13に移動した後、壁17を上昇する。こうすること
で、サブチャンバー11と13を直接連通させることな
くサブチャンバー11から13に移動金型20を移送す
ることができる。
【0030】サブチャンバー13に移送された移動金型
20は、成形品取出部21に位置付けられる。成形品取
出部21では、移動金型20内で固化した成形品が、図
示しない取出口から装置外に取り出される。次いで、空
となった移動金型20は、搬送装置19により移動金型
予熱部22に移送される。移動金型予熱部22では、次
の射出成形のために移動金型20が加熱される。
【0031】移動金型予熱部22で加熱された移動金型
20は、搬送装置19により、サブチャンバー14、1
1の順に移動される。まず、サブチャンバー13と14
の間に位置する壁18が下降し、サブチャンバー13と
14の雰囲気を連通させる。次いで、搬送装置19によ
って移動金型20がサブチャンバー13からサブチャン
バー14に移送される。移動金型20がサブチャンバー
14に完全に侵入した状態で、壁18が上昇し、サブチ
ャンバー13と14の雰囲気が隔離される。次いで、サ
ブチャンバー14と11の間に位置する壁15が下降
し、サブチャンバー14と11の雰囲気が連通する。搬
送装置19によって、移動金型20をサブチャンバー1
4からサブチャンバー11に移動した後、壁15を上昇
する。こうすることで、サブチャンバー13と11を直
接連通させることなくサブチャンバー13から11に移
動金型20を移送することができ、サブチャンバー13
における移動金型予熱部22で発生した熱がサブチャン
バー11に伝わることが防止される。
【0032】以上のように、移動金型20を本成形装置
の各動作部間で移動させることにより、一連の成形作業
が行われる。本成形装置の搬送装置19には、上述の通
り4本のアームが設けられているので、4つの移動金型
をそれぞれの動作部で同時に処理することができる。例
えば、射出充填部において、ある移動金型20に溶融樹
脂の充填が行われている最中に、溶融樹脂充填の準備段
階として別の移動金型20が移動金型予熱部22で加熱
される。このような、装置内部での効率的な作業が行わ
れることにより、成形品のスループットが向上される。
【0033】
【変形例】本発明における変形例について、図1を用い
て説明する。上記実施例では、移動金型20に溶融樹脂
を充填した後に、移動金型20を型締部4に移動し、型
締部4において溶融樹脂の型締めを行ったが、本変形例
では、移動金型20に溶融樹脂を充填した後に、移動金
型20を射出充填部5下方に配置した状態で、ステージ
70に連結したモーター90を駆動して移動金型20を
回転させる。金型が回転することにより、移動金型20
上に射出充填された溶融樹脂は移動金型20の遠心力の
影響で金型表面全体に広がり、その膜厚が均一となる。
この状態で、ステージ70に埋設された冷却装置(不図
示)等を用いて冷却することにより、熱可塑性樹脂を形
成することができる。この方法を用いることにより、型
締めすることなく、厚さ0.1mm程度の薄い成形品を
成形することが可能である。
【0034】上記実施例及び変形例では、ペレット(成
形材料)として、ポリカーボネートを用いたが、これに
限らず、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリオ
レフィン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフ
ェニレンオキシド、ポリメチルペンテン、ポリエーテル
イミド、ABS樹脂等、または、それらの共重合体を用
いることができる。特に、COが溶解することでガラ
ス転移温度が低下する熱可塑性樹脂が望ましい。
【0035】上記実施例及び変形例では、溶融樹脂の充
填を一箇所のゲートから行ったが、複数のゲートを設け
て、それらのゲートから溶融樹脂の充填を行ってもよ
い。複数のゲートから溶融樹脂を充填した場合、一箇所
のゲートから充填した場合よりも溶融樹脂は移動金型2
0内に一層均一に充填され、一様に冷却される。一又は
複数のゲートを配置する位置を、成形品の形状に合わせ
て適宜調整してもよい。これにより、成形品の形状に応
じて、移動金型への一層効率的な溶融樹脂の充填が可能
となる。
【0036】上記実施例及び変形例では、サブチャンバ
ー11とは異なるサブチャンバー13にて移動金型20
を予め加熱したが、移動金型20が載置されるステージ
70に内蔵したヒーター71を用いて、サブチャンバー
11内で移動金型20を加熱してもよい。また、上記実
施例では、金型パターンの転写工程において、プレス金
型54に溶融樹脂を接触させて溶融樹脂の表面を温度制
御したが、プレス金型54が設置されるプレスピストン
53及び移動金型20が載置されるプレスステージ50
にそれぞれ内蔵した、ヒーター75及び冷却装置76を
用いて温度制御を行ってもよい。ヒーター75及び冷却
装置76を用いてプレス金型54及び移動金型20を温
度制御することによって、溶融樹脂が急冷されることを
防止する。これにより、溶融樹脂表面の冷却ムラの発生
や発泡を抑制できる。冷却装置76として、冷却水を還
流させてもよい。また、電磁弁77を作動させることに
より、チャンバー内のCOをチャンバー外に逃がすこ
とで、溶融樹脂のガラス転移温度を低下させ冷却を促進
させてもよい。
【0037】溶融樹脂が固化した後またはプレス金型5
4と移動金型20が嵌合した状態で、サブチャンバー内
のCOの入替えを行ってもよい。この入替えは以下の
ような操作で行う。密閉されたサブチャンバー11を、
電磁弁60を介して大気開放した後に、電磁弁61を作
動させることにより、真空ポンプ32で急速に減圧す
る。次いで、電磁弁62を作動することにより、加圧C
発生装置39からサブチャンバー11に加圧CO
を供給する。これにより、サブチャンバー内に発生した
余分な酸素や樹脂からの揮発成分、また、微細パターン
内の残留ガス等を完全に排気することができる。
【0038】上記実施例では、サブチャンバー内で移動
金型20を移動させて溶融樹脂の射出充填及び金型パタ
ーンの転写を行ったが、射出充填部5及び型締部4の移
動機構を設けて、移動金型20を固定した状態で、射出
充填部5及び型締め部4を移動させることにより射出充
填及び金型パターン転写を行ってもよい。さらに、射出
充填部5及び型締め部4をそれぞれ独立したチャンバー
内に設置して、射出充填及び金型パターン転写を行って
もよい。
【0039】
【発明の効果】本発明においては、溶融樹脂の粘性が均
一且つ低い状態で金型に充填されるので、特に、流動性
の低い成形材料を用いた成形には好適である。また、金
型がチャンバー内で開放された状態で溶融樹脂が充填さ
れるので、大型な成形品を製造する場合においても、溶
融樹脂の充填圧や型締め時の圧力を低くすることがで
き、射出成形装置の構造を簡略化できる。さらに、溶融
樹脂の射出充填後、型締め工程にて金型パターン転写を
行わずに、金型を回転させることにより厚みが均一な成
形品を製造することができるので、さらに射出成形装置
を小型化することができる。
【0040】また、本発明においては、溶融樹脂の射出
充填の際に、高圧の充填圧や型締圧を必要としないた
め、金型を薄くすることができる。この金型は熱容量が
小さくなり、熱伝導効率も良くなる。したがって、金型
の温度制御が容易であると共に、溶融樹脂の熱が金型に
よって急速に奪われることを抑制し、よって、樹脂内部
の構造が非常に安定した成形品を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いた熱可塑性樹脂成形装置の射出
充填部、型締部及びその下方に位置するサブチャンバー
を概略的に示した断面図である。
【図2】 本発明に用いた熱可塑性樹脂成形装置におけ
るチャンバーの概略平面図である。
【図3】 本発明に用いた熱可塑性樹脂成形装置の溶融
樹脂の充填の様子を概略的に示した図である。
【符号の説明】
1,11,12,13,14 チャンバー 2 可塑化部 3 射出部 4 型締部 5 射出充填部 15,16,17,18 壁 20 移動金型 21 成形品取出部 22 移動金型予熱部 23 スタンパ 33 シリンダ 40 射出シリンダ 41 射出プランジャー 42 ゲート開閉シリンダ 50 プレスステージ 53 プレスピストン 54 プレス金型 90 モーター

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型に溶融樹脂を充填することにより熱
    可塑性樹脂を成形する方法であって、 COが充填されたチャンバー内に配置され且つ上面が
    開放された金型容器に溶融樹脂を充填することと;金型
    容器に充填された溶融樹脂を、プレス金型を用いて加圧
    することを含む熱可塑性樹脂の成形方法。
  2. 【請求項2】 上記溶融樹脂を加圧する工程を上記チャ
    ンバー内で行うことを特徴とする請求項1に記載の熱可
    塑性樹脂の成形方法。
  3. 【請求項3】 金型に溶融樹脂を充填することにより熱
    可塑性樹脂を成形する方法であって、 COが充填されたチャンバー内に配置され且つ上面が
    開放された金型容器に溶融樹脂を充填することと;上記
    溶融樹脂が充填された金型を回転させることを含む熱可
    塑性樹脂の成形方法。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂を成形する装置であって、 上面が開放された金型容器と;上記金型容器を収容する
    ためのチャンバーと;上記チャンバー内にCOを供給
    するCO供給部と;COが供給された上記チャンバ
    ー内に収容された金型容器に上記溶融樹脂を充填するた
    めの射出充填装置と;上記金型容器に射出充填された溶
    融樹脂を加圧するための加圧装置と;を有することを特
    徴とする熱可塑性樹脂を成形する装置。
  5. 【請求項5】 上記射出充填装置と上記加圧装置が上記
    チャンバー内に配置されていることを特徴とする請求項
    4に記載の熱可塑性樹脂を成形する装置。
  6. 【請求項6】 溶融樹脂が充填された金型容器を射出充
    填装置から加圧装置に搬送するための搬送装置を上記チ
    ャンバー内に有することを特徴とする請求項4または5
    に記載の装置。
  7. 【請求項7】 金型容器底部にスタンパを有することを
    特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 熱可塑性樹脂を成形する装置であって、 上面が開放された金型容器と;上記金型容器を収容する
    ためのチャンバーと;上記チャンバー内にCOを供給
    するCO供給部と;COが供給された上記チャンバ
    ー内に収容された金型に上記溶融樹脂を充填するための
    射出充填装置と;金型容器を回転するための回転装置
    と;を有することを特徴とする熱可塑性樹脂を成形する
    装置。
  9. 【請求項9】 上記射出充填装置と上記回転装置が上記
    チャンバー内に配置されていることを特徴とする請求項
    8に記載の熱可塑性樹脂を成形する装置。
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