JP2003333352A - カラー画像処理装置、カラー画像形成装置、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラム - Google Patents

カラー画像処理装置、カラー画像形成装置、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラム

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JP2003333352A
JP2003333352A JP2002274707A JP2002274707A JP2003333352A JP 2003333352 A JP2003333352 A JP 2003333352A JP 2002274707 A JP2002274707 A JP 2002274707A JP 2002274707 A JP2002274707 A JP 2002274707A JP 2003333352 A JP2003333352 A JP 2003333352A
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scanning
color determination
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JP2002274707A
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English (en)
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Takumi Komori
匠 小守
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿中の適切な領域において原稿色判定を行
うことにより、原稿色判定の信頼性を高めたカラー画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 対象となる原稿を走査する走査手段12
0によって得られた画像を処理するカラー画像処理装置
1であって、原稿の所定の領域である原稿色判定領域を
指定する原稿色判定領域指定手段150aと、走査手段
120が原稿色判定領域を走査した走査結果を取得し、
走査結果に基づいて、原稿が白黒原稿か、カラー原稿か
を判定する原稿判定手段153aとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー画像処理
装置、カラー画像形成装置、カラー画像処理方法、およ
びカラー画像処理プログラムに関し、特に読み取りの対
象となる原稿を走査する走査手段と、走査した画像を処
理する画像処理手段を備えたカラー画像処理装置、カラ
ー画像形成装置、カラー画像処理方法、およびカラー画
像処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカラー複写機やカラーファク
シミリ等のカラー画像形成装置においては、原稿画像を
読み取ってカラー原稿か白黒原稿かを判別し、その判別
結果に応じて動作モードを切り替える、自動色判別すな
わちACS(Auto Color Select)を有するものがあ
る。ACS機能は連続した原稿色判定領域で原稿色判別
を行うものである。
【0003】例えば、記録紙、画像処理モード、ユーザ
からの指示に応じて原稿色判定有効領域を指定し、基本
的に誤判定を招く原稿端縁近傍を除いた連続領域で適切
な原稿色判定を行う方法が知られている(例えば、特許
文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平6−14205号公報(第4−6
頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】原稿色判定を判定する
場合、例えばブック原稿においてはページの折り目など
極端な濃度変化のある領域が存在する。このような濃度
変化のある領域が、原稿色判定有効領域内に存在する
と、読取時に原稿色の誤判定を招く場合がある。また、
システムの機構上必ず発生する異常画像において、さら
に複数の異常部分が原稿色判定有効領域内に存在するこ
とがある。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、原稿中の適切な領域において原稿色判定を行う
ことにより、原稿色判定の信頼性を高めたカラー画像処
理装置、カラー画像形成装置、カラー画像処理方法、お
よびカラー画像処理プログラムを提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、対象となる原稿を走査す
る走査手段によって得られた画像を処理するカラー画像
処理装置であって、前記原稿の所定の領域である原稿色
判定領域を指定する原稿色判定領域指定手段と、前記走
査手段が前記原稿色判定領域を走査した走査結果を取得
し、前記走査結果に基づいて、前記原稿が白黒原稿か、
カラー原稿かを判定する原稿色判定手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】この請求項1の発明によれば、原稿色判定
手段は、原稿色判定領域指定手段によって指定された領
域における走査結果に基づいて、画像処理の対象となる
原稿が白黒原稿か、カラー原稿かを判別することができ
る。このように、原稿中の適切な領域における走査結果
に基づいて白黒原稿かカラー原稿かを判定することによ
り、異常画像を判定対象から除外することができるの
で、原稿色判定の信頼性を向上させることができる。
【0009】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載のカラー画像処理装置であって、前記原稿色判定
領域指定手段は、複数の前記原稿色判定領域を指定する
ことを特徴とする。
【0010】この請求項2の発明によれば、原稿色判定
領域指定手段は、複数の原稿色判定領域を指定すること
ができるので、原稿色判定領域を指定する際の制約が少
ないので、より適切な領域を原稿色判定領域として指定
することができる。従って、原稿色判定の信頼性を向上
させることができる。
【0011】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
または2に記載のカラー画像処理装置であって、前記原
稿色判定領域指定手段は、前記走査手段による主走査の
方向に沿って前記原稿を複数の部分領域に分割し、少な
くとも一の前記部分領域を前記原稿色判定領域として指
定することを特徴とする。
【0012】この請求項3の発明によれば、原稿色判定
領域指定手段は、主走査の方向に沿って原稿を複数の部
分領域に分割し、少なくとも一の部分領域を原稿色判定
領域として指定することができるので、より適切な領域
を原稿色判定領域として指定することができる。従っ
て、原稿色判定の信頼性を向上させることができる。
【0013】また、請求項4にかかる発明は、請求項1
から3のいずれか一項に記載のカラー画像処理装置であ
って、前記原稿色判定領域指定手段は、前記走査手段に
よる副走査の方向に沿って前記原稿を複数の部分領域に
分割し、少なくとも一の前記部分領域を前記原稿色判定
領域として指定することを特徴とする。
【0014】この請求項4の発明によれば、原稿色判定
領域指定手段は、副走査の方向に沿って原稿を複数の部
分領域に分割し、少なくとも一の部分領域を原稿色判定
領域として指定することができるので、より適切な領域
を原稿色判定領域として指定することができる。従っ
て、原稿色判定の信頼性を向上させることができる。
【0015】また、請求項5にかかる発明は、請求項1
から4のいずれか一項に記載のカラー画像処理装置であ
って、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段をさ
らに備え、前記原稿色判定領域指定手段は、前記ユーザ
から前記指示受付手段を介して受け付けた情報に基づい
て前記原稿色判定領域を指定することを特徴とする。
【0016】この請求項5の発明によれば、原稿色判定
領域指定手段は、指示受付手段を介してユーザから受け
付けた指示に基づいて原稿色判定領域を指定することが
できるので、ユーザは所望の領域を原稿色判定領域とし
て指定することができる。従って、自動認識が困難な場
合であっても、ユーザからの指定に頼ることにより、よ
り適切な領域を原稿色判定領域として指定することがで
きる。
【0017】また、請求項6にかかる発明は、請求項1
から5のいずれか一項に記載のカラー画像処理装置であ
って、前記原稿色判定手段が前記原稿を白黒原稿である
と判定した場合に、前記原稿を白黒画像情報として格納
する格納手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0018】この請求項6の発明によれば、格納手段
は、原稿色判定手段が白黒原稿であると判定した場合に
は、前記原稿の画像情報として白黒画像情報を格納する
ので、カラー画像として格納する場合に比べて、小さな
メモリ容量しか要しない。従って、画像の精度を低下さ
せることなく、効率的に格納および処理することができ
る。
【0019】また、請求項7にかかる発明は、対象とな
る原稿を走査する走査手段によって得られた画像を処理
するカラー画像形成装置であって、前記原稿の所定の領
域である原稿色判定領域を指定する原稿色判定領域指定
手段と、前記走査手段が前記原稿色判定領域を走査した
走査結果を取得し、前記走査結果に基づいて、前記原稿
が白黒原稿か、カラー原稿かを判定する原稿色判定手段
とを備えたことを特徴とする。
【0020】この請求項7の発明によれば、原稿色判定
手段は、原稿色判定領域指定手段によって指定された領
域における走査結果に基づいて、画像処理の対象となる
原稿が白黒原稿か、カラー原稿かを判別することができ
る。このように、原稿中の適切な領域における走査結果
に基づいて白黒原稿かカラー原稿かを判定することによ
り、異常画像を判定対象から除外することができるの
で、原稿色判定の信頼性を向上させることができる。
【0021】また、請求項8にかかる発明は、対象とな
る原稿を走査する走査手段によって得られた画像を処理
するカラー画像処理方法であって、前記原稿の所定の領
域である原稿色判定領域を指定する原稿色判定領域指定
ステップと、前記走査手段が前記原稿色判定領域を走査
した走査結果を取得し、前記走査結果に基づいて、前記
原稿が白黒原稿か、カラー原稿かを判定する原稿色判定
ステップとを有することを特徴とする。
【0022】この請求項8の発明によれば、原稿色判定
ステップは、原稿色判定領域指定ステップにおいて指定
された領域における走査結果に基づいて、画像処理の対
象となる原稿が白黒原稿か、カラー原稿かを判別するこ
とができる。このように、原稿中の適切な領域における
走査結果に基づいて白黒原稿かカラー原稿かを判定する
ことにより、異常画像を判定対象から除外することがで
きるので、原稿色判定の信頼性を向上させることができ
る。
【0023】また、請求項9にかかる発明は、対象とな
る原稿を走査する走査手段によって得られた画像を処理
するカラー画像処理をコンピュータに実行させるカラー
画像処理プログラムであって、前記原稿の所定の領域で
ある原稿色判定領域を指定する原稿色判定領域指定ステ
ップと、前記走査手段が前記原稿色判定領域を走査した
走査結果を取得し、前記走査結果に基づいて、前記原稿
が白黒原稿か、カラー原稿かを判定する原稿判定ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0024】この請求項9の発明によれば、原稿色判定
ステップは、原稿色判定領域指定ステップにおいて指定
された領域における走査結果に基づいて、画像処理の対
象となる原稿が白黒原稿か、カラー原稿かを判別するこ
とができる。このように、原稿中の適切な領域における
走査結果に基づいて白黒原稿かカラー原稿かを判定する
ことにより、異常画像を判定対象から除外することがで
きるので、原稿色判定の信頼性を向上させることができ
る。
【0025】また、カラー画像形成装置において、原稿
色判定領域を複数指定する原稿色判定領域指定手段と、
原稿色判定領域指定手段により指定された原稿色判定領
域を分割して白黒原稿か、カラー原稿かを判別する画像
処理手段と、画像処理手段を制御するシステム制御手段
とを備えたカラー画像形成装置を最も主要な特徴とす
る。
【0026】また、カラー画像形成装置において、原稿
色判定領域を副走査方向に任意に可変、分割する操作手
段を備えたカラー画像形成装置を主要な特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるカラー画像処理装置、カラー画像形成装
置、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログ
ラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0028】図1は、本実施の形態にかかるカラー画像
形成装置としてのカラー複写機1の全体図である。図1
に示すように、カラー複写機1は、画像を読み取るスキ
ャナ部120と、スキャナ部120が読み取るべき画像
をセットするドキュメントフィーダ130と、読み取っ
た画像を出力、すなわち印刷するプリンタ部100とを
備えている。スキャナ部120は、プリンタ部100の
上に配置され、さらに、ドキュメントフィーダ130
は、スキャナ部120の上に配置されている。
【0029】図2は、カラー複写機1の要部における詳
細な機能構成を示している。カラー複写機1は、さら
に、スキャナ部120によって読み取られた画像情報を
処理する画像処理部153と、画像処理後の画像情報を
出力するプリンタ部100と、画像情報を転送するFA
X164と、画像情報を格納する記憶装置160と、メ
モリ162と、ユーザインターフェースとしての操作表
示部151と、本カラー複写機1全体を制御するシステ
ム制御部150とを主に備えている。
【0030】スキャナ部120は、ドキュメントフィー
ダ130にセットされた原稿を走査して、原稿を読み取
る。なお、原稿が静止している場合には、スキャナ部1
20が移動することにより原稿を走査し、原稿が移動す
る際には、スキャナ部120は静止した状態で、搬送さ
れる原稿を走査する。なお、実施の形態に係るスキャナ
部120は、本発明に係る走査手段を構成する。
【0031】システム制御部150は、原稿色判定領域
指定部150aと、指示受付部150bとを有してい
る。指示受付部150bは、操作表示部151を介して
ユーザからの指示を受け付ける。原稿色判定領域指定部
150aは、ドキュメントフィーダ130にセットされ
た原稿の所定の領域である原稿色判定領域を指定する。
原稿色判定領域指定部150aは、ユーザから指示受付
部150bを介して受け付けた情報に基づいて原稿色判
定領域を指定してもよい。原稿色判定領域指定部150
aの処理については後述する。
【0032】ここで、図3および図4を参照しつつ、原
稿色判定領域指定部150aが原稿色判定領域を指定す
る処理について詳述する。原稿色判定領域指定部150
aは、原稿205から複数の原稿色判定領域を指定す
る。具体的には、原稿色判定領域指定部150aは、ス
キャナ部120における主走査方向、すなわち、原稿の
搬送方向に垂直な方向に沿って原稿を複数の部分領域に
分割し、少なくとも一の部分領域を原稿色判定領域とし
て指定する。さらに、原稿色判定領域指定部150a
は、スキャナ部120における副走査方向、すなわち、
原稿の搬送方向に沿って原稿を複数の部分領域に分割
し、少なくとも一の部分領域を原稿色判定領域として指
定する。
【0033】図3は、原稿色判定領域指定部150aに
よって指定された原稿色判定領域を示している。図3に
示す原稿205においては、原稿205の先端、すなわ
ち搬送方向の上流側の端からA−αの位置〜A+αまで
の部分領域203が原稿色判定領域として指定しない領
域、すなわち原稿色非判定領域として指定されている。
さらに原稿205の後端、すなわち搬送方向の下流側の
端からB−βの位置〜B+βまでの部分領域204が原
稿色非判定領域として指定されている。すなわち、これ
以外の部分領域200,201,202は原稿色判定領
域として指定されている。このように、原稿色判定領域
指定部150aは、原稿205を複数の部分領域に分割
し、分割後の複数の部分領域を原稿色判定領域として指
定することができる。ここで、αおよびβはシステム制
御部150におけるプリセット値であってもよく、また
は操作表示部151を介してユーザより受け付けてもよ
い。
【0034】図4に示す原稿220においては、部分領
域210,211,212,214,215,216,
217,218,219が原稿色判定領域として指定さ
れている。すなわち、主走査方向に沿って原稿220を
分割することにより得られる原稿先端からA−αの位置
〜A+αまでの部分領域222、および原稿後端からB
−βの位置〜B+βまでの部分領域223が分割原稿色
非判定領域として指定されている。さらに、輻走査方向
に沿って原稿220を分割することにより得られる原稿
上部C−γの位置〜C+γまでの部分領域224、およ
び原稿下部からD−θの位置〜D+θまでの領域までの
部分領域225が原稿色非判定領域として指定されてい
る。ここで、α,β,γ,θはシステム制御部150に
おけるプリセット値であってもよく、または操作表示部
151を介してユーザより受け付けてもよい。
【0035】このように、原稿色判定領域指定部150
aは、主走査方向および副走査方向に沿って原稿を複数
の部分領域に分割することができる。
【0036】図5(A)は、圧板コピー用コンタクトガ
ラス122にセットされた、処理対象の原稿としてのブ
ック原稿300を示している。図5(B)は、ブック原
稿300に対して指定された原稿色判定領域304,3
05を示している。
【0037】図5に示すように、ブック原稿300の折
り目線301が主走査方向に沿っている場合、すなわ
ち、副走査方向に極端な濃度変化が連続している場合に
は、原稿色判定領域指定部150aは、折り目線301
を含む原稿色非判定領域302により分割された部分領
域304,305を原稿色判定領域として指定する。な
お、この場合、原稿色判定領域指定部150aは、ブッ
ク原稿300の折り目線301を基準とするA+αの位
置からA−αの位置までの部分領域302を原稿色非判
定領域として指定する。具体的には、例えば、原稿色判
定領域指定部150aは、ブック原稿300の副走査方
向の辺の長さの半分の長さの位置における主走査方向に
沿った直線を折り目線301と判断し、分割線Aとプリ
セット値αに基づいて原稿色非判定領域を指定してもよ
い。また他の例としては、原稿色判定領域指定部150
aは、指示受付部150bを介してユーザから原稿色判
定領域の指定を受け付けてもよい。
【0038】また、図6(A)に示すように、ブック原
稿320の折り目線321が副走査方向に沿っている場
合、すなわち、主走査方向に極端な濃度変化が生じてい
るような場合には、原稿色判定領域指定部150aは、
図6(B)に示すようにブック原稿320の折り目線3
21を含む原稿色非判定領域322により分割された部
分領域324,325を原稿色判定領域として指定す
る。なお、この場合、原稿色判定領域指定部150a
は、ブック原稿320の折り目線321を基準とするC
+γの位置からC−γの位置までの部分領域322を原
稿色非判定領域として指定する。
【0039】このように、原稿色判定領域指定部150
aは、原稿色判定の対象とすべき領域を適正に指定する
ことができる。
【0040】再び、図2を参照しつつ、他の機能構成に
ついて説明する。画像処理部153は、原稿色判定部1
53aを有している。原稿色判定部153aは、スキャ
ナ部120が原稿色判定領域を走査した結果を取得し、
走査結果に基づいて、ドキュメントフィーダ130にセ
ットされた原稿が白黒原稿かカラー原稿かを判定する。
なお、画像処理部153は、判定結果を示す原稿色判定
信号をシステム制御部150に送る。そして、システム
制御部150は、原稿色に応じた白黒或いはカラーのモ
ードを選択する。
【0041】記憶装置160は、画像処理部153が画
像処理した後の画像情報を格納する。記憶装置160は
また、原稿色判定部153aが原稿を白黒原稿であると
判定した場合に、原稿の画像情報を白黒画像情報として
格納する。なお、本実施の形態にかかる記憶装置160
は、本発明の格納手段を構成する。メモリ162は、記
憶装置160に格納されている画像情報を展開するため
のバッファである。プリンタ部100は、メモリ162
に展開された画像情報を出力する。また、FAX164
は、メモリ162に展開された画像情報を転送する。
【0042】カラー複写機1の制御系の機能および動作
についてさらに詳述する。先ず、システム制御部150
からドキュメントフィーダ130に駆動信号が出力され
て原稿sを給紙する。また、撮像駆動部152に駆動信
号を出力し、スキャナ部120に露光ランプ点灯信号を
出力してスキャニング動作すなわち走査を開始させる。
スキャナ部120の光によりCCDラインセンサ126
で読み取られた画像情報を画像処理部153に入力して
各種の処理を行ない、画像処理部153は画像情報をさ
らにレーザー露光部103に出力する。さらに、システ
ム制御部150から制御信号がプリンタ部100に出力
されて、プリンタ部100が作動する。
【0043】さらに、上記制御系において、ドキュメン
トフィーダ130の原稿セットセンサ132からの信号
がシステム制御部150に入力する。システム制御部1
50は、原稿セットセンサ132からの信号が入力する
と、撮像駆動部152に駆動信号を出力してスキャナ部
120の光学系をシートスルー用コンタクトガラス(後
述)の読取位置に移動させて撮像部166に含まれる光
源を点灯させる。
【0044】給紙時、レジストセンサ133により原稿
先端、原稿後端、およびサイズ情報を検知すると、原稿
先端、原稿後端、およびサイズ情報の3つの情報がシス
テム制御部150に入力される。
【0045】ここで、図7を参照しつつ、レジストセン
サ133について説明する。図7は、図1におけるカラ
ー複写機1を真上から見た状態を示している。図7に示
すように、レジストセンサ133a,133bは、圧板
コピー用コンタクトガラス122に対応する位置に設け
られており、圧板コピー用コンタクトガラス122に原
稿がセットされるとレジストセンサ133a,133b
は、セットされた原稿のサイズを検知し、システム制御
部150にその情報を送る。
【0046】そして、システム制御部150内の原稿色
判定領域指定部150aが一以上の原稿色判定領域を指
定し、画像処理部153における原稿色判定部153a
は、原稿色を判定する。そして、システム制御部150
は、画像処理部153から原稿色判定の結果を示す原稿
色判定信号を受け取り、原稿色に応じた白黒またはカラ
ーのモードを選択する。システム制御部150はモード
を選択した後に、撮像駆動部152によりスキャナ部1
20の光学系をホームポジションに移動する。
【0047】画像処理部153は、原稿色判定の結果に
基づいて原稿の画像情報を形成する。そして、システム
制御部150は、画像処理部153によって形成された
画像情報を記憶装置160に格納する。
【0048】記憶装置160に格納された画像情報をプ
リンタ部100から出力する場合、システム制御部15
0は記憶装置160から所望の画像情報を読み出し、メ
モリ162に展開する。メモリ162に展開された画像
情報は画像処理部153に送られる。画像処理部153
は、各種の処理を行ない、処理後の画像情報をプリンタ
部100に送る。そして、システム制御部150から制
御信号がプリンタ部100に送られ、プリンタ部100
においては、制御信号を受け取ると、画像処理部153
から受け取った画像情報に基づいてレーザー露光部10
3が露光することにより画像情報が出力される。
【0049】画像情報は原稿色判定部153aにおいて
的確に原稿色が判定されているので、画像処理部153
は、画像情報に適した画像処理を行うことができる。
【0050】記憶装置160に格納された画像情報をF
AX164から出力または転送する場合、システム制御
部150は、記憶装置160から所望の画像情報を読み
出し、メモリ162に展開する。そして、画像処理部1
53は、メモリ162に展開された画像情報を処理し、
画像処理後の画像情報をFAX164に送る。そして、
FAX164は、受け取った画像情報を出力または転送
する。
【0051】次に、図8を参照しつつ、スキャナ部12
0の詳細な構成について説明する。スキャナ部120
は、コンタクトガラスADFモード時の読取位置を有す
るシートスルー用コンタクトガラス121、圧板モード
時に原稿sを載置するための圧板コピー用コンタクトガ
ラス122、ミラー123、光源124、レンズ12
5、光電変換素子(CCDラインセンサ)126、図示
しないシェーディング板やスキャナモータなどを主に有
している。
【0052】圧板モード(スキャン方式の動作モード)
では、圧板コピー用コンタクトガラス122上のセット
基準に従って載置された原稿sに、圧板コピー用コンタ
クトガラス122下方の光源124から光を照射すると
ともに、スキャナモータにより駆動されて副走査方向に
順次移動しながら1ライン単位で原稿sからの反射光を
レンズ125を介してCCDラインセンサ126の受光
面に結像する。そして、原稿sの画像情報が画像処理部
153により画像処理されてプリンタ部100に出力さ
れる。なお、圧板モード時、原稿sは画像面を下にし、
スケ−ル127のセットポジション側に当接するように
セットされる。また、スキャナ部120の光学系は図8
に示す位置より図中右側に所定速度で動作して画像情報
を読み取る。
【0053】一方、DFモード(シートスルー方式の動
作モード)では、スキャナ部120は、シートスルー用
コンタクトガラス121上の読取位置に搬送されてくる
原稿sに対し、シートスルー用コンタクトガラス121
下方の光源124から光を照射し、スキャナモータを駆
動せず、光学系は静止状態で原稿sを搬送しながら、1
ライン単位で原稿sからの反射光をミラー123および
レンズ125を介してCCDラインセンサ126の受光
面に結像する。そして、原稿s画像情報が画像処理部1
53により画像処理されてプリンタ部100に出力され
る。通常、スキャナ部120の光学系はシートスルー用
コンタクトガラス121の読取位置下方に停止してい
る。
【0054】図9に示すように、プリンタ部100にお
ける感光体ドラム101の周囲には帯電部102、レー
ザー露光部103、黒現像部104、イエロー、マゼン
タ、シアンの各色のカラー現像部105、106、10
7及びクリーニング部108が配置されている。また、
給紙カセット109から排紙トレー110に至る記録紙
Gの経路111には、感光体ドラム101に形成された
黒とカラーの画像を転写する転写部112、定着部11
3が設けられ、記録紙Gに原稿sの画像をプリンタする
ように構成されている。
【0055】図8に示すように、ドキュメントフィーダ
130は、分離ローラ137等の給紙/分離機構を含む
給紙部a、読取搬送部b、排紙部cを備え、ドキュメン
トフィーダモード時、シートスルー方式で原稿sを先頭
頁より所定速度でシートスルー用コンタクトガラス12
1上の読取位置へ搬送し、その後、圧板コピー用コンタ
クトガラス122上方の排紙部cへ搬送する原稿搬送経
路を有する。
【0056】給紙部aには、シート状の原稿sを積み重
ねた状態で収容する原稿テーブル131が配置されてお
り、この部分には原稿テーブル131に原稿がセットさ
れたことを検知する原稿セットセンサ132、原稿サイ
ズを検知するためのレジストセンサ133を有する。さ
らに給紙部aには、原稿テーブル131に収容された最
上位の原稿に当接し、その原稿を給紙するための呼出コ
ロ134、原稿テーブル131に収容された原稿sの給
紙方向側を持ち上げて、呼出コロ134に最上位の原稿
が当接する位置まで上昇させる加圧板135、原稿sの
セット基準となるストッパ136などを有する。
【0057】このような構成により、ドキュメントフィ
ーダモード時、原稿セットセンサ132が原稿セットを
検知すると、加圧板135が図示しない底板上下用モー
タの駆動で上昇し、呼出コロ134は加圧板135上の
原稿上面に当接して押し上げられ、給紙位置センサがこ
の呼出コロ134を検知することによって給紙適正位置
(加圧板135の上昇位置)を決定する。また、分離ロ
ーラ137は、その上側ローラが図示しない給紙モータ
により給紙方向に駆動され、その下側ローラが給紙方向
と逆方向に回転駆動され、最上位の原稿に対してその下
の原稿を分離して最上位の原稿のみを給紙する分離動作
を行うように構成されている。
【0058】読取搬送部bには、搬送ローラ138、白
色ガイド139、マイラ140、白色圧板141、図示
しない搬送ベルト駆動ローラなどを備える。搬送ローラ
138は、給紙モータにより駆動され、原稿分離後に搬
送されてきた原稿を読取位置へ搬送する。マイラ140
は原稿sをシートスルーコンタクト用ガラス121へ案
内する役割をする。
【0059】白色ガイド139は、シートスルー用コン
タクトガラス121の上方に配置され、シートスルー用
コンタクトガラス121との間に所定の隙間を設け、か
つ光量を確保するためにある。白色圧板141は、搬送
ベルト駆動ローラにゴムや布製の無端ベルト(搬送ベル
ト)が掛け渡されたものであり、図示しない搬送モータ
(例えば、ステッピングモータにて構成)で搬送ベルト
駆動ローラを駆動することによって搬送ベルトが回転駆
動されるように構成されている。
【0060】排紙部cには、上排紙ガイド142、下排
紙ガイド143、排紙ローラ144、排紙トレイ(外装
カバーを兼ねる)145、図示しない排紙センサ(例え
ば、光学式反射形センサにて構成)、排紙モータ(例え
ば、ステッピングモータにて構成)などを備え、ドキュ
メントフィーダモードで読み取り後の原稿を所定の排紙
トレイ145に排出する。
【0061】シートスルー方式による画像読み取りにお
いて、この方式による画像の乱れの一つであるジターが
ある。原稿色を判別する場合、ジターにより原稿色判定
の妨げとなる。ジター発生の仕組みを図10を参照しな
がら説明する。原稿sを読み取り位置Yへ導く搬送ロー
ラ138、シートスルー用コンタクトガラス121が設
けてあり、シートスルー用コンタクトガラス121の読
み取り位置Yに対応して光源124、ミラー123が位
置固定されている。
【0062】読み取り位置Yの上流には、原稿sを読み
取り位置Yへ案内するための搬送規制部材(マイラ)1
40が一端を固定して設けられている。搬送ローラ13
8により搬送される原稿sは、搬送規制部材140の自
由端で規制されて読み取り位置Yでシートスルー用コン
タクトガラス121に密着するように案内される。読み
取り位置Yで読み取られた原稿sは原稿排紙ガイド手段
となるスケール127を通って排紙される。ジターは主
に原稿先端部、原稿後端部に現れる。
【0063】前者のジターは、読み取り後の原稿sをド
キュメントフィーダ130への排紙ガイド手段となるス
ケール127に当接した際、一瞬ではあるがその抵抗に
よって原稿が所定速度で進まなくなり、これが画像の乱
れの原因となることで画像上に現われる。後者のジター
は、原稿sが搬送ローラ138、搬送規制部材140を
抜ける際に、原稿s自身の重みで原稿がバタつき、これ
が画像の乱れの原因となることで画像上に現れる。
【0064】原稿上におけるジターの発生箇所は、原稿
サイズに依存することなくほぼ一定であり、原稿先端部
のジターは、原稿先端から位置Aの付近、原稿後端部の
ジターは原稿後端から位置Bの付近に現われる。その位
置A,Bはドキュメントフィーダ130の読取機構に依
存し、Aは読取位置Yからスケール127の距離、Bは
読取位置Yから搬送ローラ138の距離である。
【0065】次に、この実施の形態の作用について説明
する。先ず、ドキュメントフィーダ130の原稿テーブ
ル131に白黒とカラーの混載原稿Gを載置してセット
すると、原稿セットセンサ132からその検知信号がシ
ステム制御部150に入力する。そこで、撮像駆動部1
52によりスキャナ部120の光学系がスキャニング可
能なシートスルー用コンタクトガラス121に移動し、
かつ、光源124が点灯してスキャニングが可能な状態
となる。
【0066】その後、操作表示部151におけるスター
トキーを操作すると、ドキュメントフィーダ130が作
動して原稿Gが分離ローラ137、搬送ベルトによりシ
ートスルー用コンタクトガラス121の上に送られる。
その際、レジストセンサ133により原稿サイズを検知
し、この原稿サイズがシステム制御部150に入力され
る。搬送される原稿Gは、シートスルー用コンタクトガ
ラス121、光源124、ミラー123等により自動的
にスキャニングされてCCDラインセンサ126により
原稿の画像が読み取られる。
【0067】次に、画像処理部153でレジストセンサ
133の情報に基づいて原稿色判定領域指定部150a
が原稿色判定領域を指定し、その領域内において白黒原
稿或いはカラー原稿の判別が行なわれる。そして、この
判別結果によりシステム制御部150にて所定の画像形
成モードが選択される。即ち、原稿sがドキュメントフ
ィーダ130により搬送される際にジターが発生して
も、適切な原稿色を判別して適切なモードが選択される
ことになる。
【0068】以上述べたカラー複写機1のシステム制御
部150の原稿色判定領域指定部150aおよび画像処
理部153原稿色判定部153aにおける原稿色判定に
関する処理は、インストール可能な形式又は実行可能な
形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(R)ディ
スク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能
な記録媒体に記録されて提供される。
【0069】また、本実施形態の原稿色判定に関する処
理を実現するカラー画像処理プログラムを、インターネ
ット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格
納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることによ
り提供するように構成しても良い。
【0070】本実施形態にかかるカラー画像処理プログ
ラムは、カラー複写機1で上記記憶媒体から読み出して
実行することにより主記憶装置上にロードされ、上記ソ
フトウェア構成で説明した各部が主記憶装置上に生成さ
れるようになっている。
【0071】以上説明したように、原稿色判定領域を複
数指定する原稿色判定領域指定手段と、原稿色判定領域
指定手段により指定された原稿色判定領域を分割して白
黒原稿か、カラー原稿かを判別する画像処理手段と、画
像処理手段を制御するシステム制御手段とを備えたの
で、原稿色判定領域内に異常画像が存在しても、その異
常画像部分を除いた領域で適切な原稿色判定が可能とな
る。
【0072】また、原稿色判定領域を副走査方向に任意
に可変、分割する操作手段を備えたので、例えば、ユー
ザが予めコピー前に原稿の不具合個所を承知していれ
ば、その領域部分をユーザが指定してその領域部分を除
いた部分で原稿色判定が可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
発明によれば、原稿中の適切な領域における走査結果に
基づいて白黒原稿かカラー原稿かを判定することによ
り、異常画像を判定対象から除外することができるの
で、原稿色判定の信頼性を向上させることができるとい
う効果を奏する。
【0074】また、請求項2にかかる発明によれば、複
数の原稿色判定領域を指定することができるので、原稿
色判定領域を指定する際の制約が少ないので、より適切
な領域を原稿色判定領域として指定することができる。
従って、原稿色判定の信頼性を向上させることができる
という効果を奏する。
【0075】また、請求項3にかかる発明によれば、主
走査の方向に沿って原稿を複数の部分領域に分割し、少
なくとも一の部分領域を原稿色判定領域として指定する
ことができるので、より適切な領域を原稿色判定領域と
して指定することができる。従って、原稿色判定の信頼
性を向上させることができるという効果を奏する。
【0076】また、請求項4にかかる発明によれば、副
走査の方向に沿って原稿を複数の部分領域に分割し、少
なくとも一の部分領域を原稿色判定領域として指定する
ことができるので、より適切な領域を原稿色判定領域と
して指定することができる。従って、原稿色判定の信頼
性を向上させることができるという効果を奏する。
【0077】また、請求項5にかかる発明によれば、ユ
ーザは所望の領域を原稿色判定領域として指定すること
ができる。従って、自動認識が困難な場合であっても、
ユーザからの指定に頼ることにより、より適切な領域を
原稿色判定領域として指定することができるという効果
を奏する。
【0078】また、請求項6にかかる発明によれば、格
納手段は、原稿色判定手段が白黒原稿であると判定した
場合には、前記原稿の画像情報として白黒画像情報を格
納するので、カラー画像として格納する場合に比べて、
小さなメモリ容量しか要しない。従って、画像の精度を
低下させることなく、効率的に格納および処理すること
ができるという効果を奏する。
【0079】また、請求項7にかかる発明によれば、原
稿中の適切な領域における走査結果に基づいて白黒原稿
かカラー原稿かを判定することにより、異常画像を判定
対象から除外することができるので、原稿色判定の信頼
性を向上させることができるという効果を奏する。
【0080】また、請求項8にかかる発明によれば、原
稿中の適切な領域における走査結果に基づいて白黒原稿
かカラー原稿かを判定することにより、異常画像を判定
対象から除外することができるので、原稿色判定の信頼
性を向上させることができるという効果を奏する。
【0081】また、請求項9にかかる発明によれば、原
稿中の適切な領域における走査結果に基づいて白黒原稿
かカラー原稿かを判定することにより、異常画像を判定
対象から除外することができるので、原稿色判定の信頼
性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるカラー複写機1の全体を示
す図である。
【図2】カラー複写機1の要部における詳細な機能構成
を示す図である。
【図3】原稿色判定領域を示す図である。
【図4】原稿色判定領域を示す図である。
【図5】折り目線を主走査方向に沿ってセットしたブッ
ク原稿と原稿色判定領域の関係を示す図である。
【図6】折り目線を副走査方向に沿ってセットしたブッ
ク原稿と原稿色判定領域の関係を示す図である。
【図7】レジストセンサ133a,133bを示す図で
ある。
【図8】スキャナ部120の詳細な構成を示す図であ
る。
【図9】プリンタ部100の詳細な構成を示す図であ
る。
【図10】ジダー発生の仕組みを説明するための図であ
る。
【符号の説明】 1 カラー複写機 100 プリンタ部 120 スキャナ部 130 ドキュメントフィーダ 150 システム制御部(システム制御手段) 150a 原稿色判定領域指定部(原稿色判定領域指定
手段) 150b 指示受付部 151 操作表示部(操作手段) 152 撮像駆動部 153 画像処理部 153a 原稿色判定部 160 記憶装置 162 メモリ 164 FAX 166 撮像部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA26 AB11 AB13 AC08 AC11 CA09 EA02 EA04 EA06 EA08 EA10 EA17 GA01 5C072 AA01 BA15 EA05 VA06 XA01 5C077 LL19 MP01 MP08 PP27 PP28 PP42 SS01 SS05 SS06 TT06 5C079 HA13 LA03 LA10 MA11 NA29 PA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象となる原稿を走査する走査手段によ
    って得られた画像を処理するカラー画像処理装置であっ
    て、 前記原稿の所定の領域である原稿色判定領域を指定する
    原稿色判定領域指定手段と、 前記走査手段が前記原稿色判定領域を走査した走査結果
    を取得し、前記走査結果に基づいて、前記原稿が白黒原
    稿か、カラー原稿かを判定する原稿色判定手段とを備え
    たことを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿色判定領域指定手段は、複数の
    前記原稿色判定領域を指定することを特徴とする請求項
    1に記載のカラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿色判定領域指定手段は、前記走
    査手段による主走査の方向に沿って前記原稿を複数の部
    分領域に分割し、少なくとも一の前記部分領域を前記原
    稿色判定領域として指定することを特徴とする請求項1
    または2に記載のカラー画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿色判定領域指定手段は、前記走
    査手段による副走査の方向に沿って前記原稿を複数の部
    分領域に分割し、少なくとも一の前記部分領域を前記原
    稿色判定領域として指定することを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一項に記載のカラー画像処理装置。
  5. 【請求項5】 ユーザからの指示を受け付ける指示受付
    手段をさらに備え、 前記原稿色判定領域指定手段は、前記ユーザから前記指
    示受付手段を介して受け付けた情報に基づいて前記原稿
    色判定領域を指定することを特徴とする請求項1から4
    のいずれか一項に記載のカラー画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿色判定手段が前記原稿を白黒原
    稿であると判定した場合に、前記原稿を白黒画像情報と
    して格納する格納手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1から5のいずれか一項に記載のカラー画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 対象となる原稿を走査する走査手段によ
    って得られた画像を処理するカラー画像形成装置であっ
    て、 前記原稿の所定の領域である原稿色判定領域を指定する
    原稿色判定領域指定手段と、 前記走査手段が前記原稿色判定領域を走査した走査結果
    を取得し、前記走査結果に基づいて、前記原稿が白黒原
    稿か、カラー原稿かを判定する原稿色判定手段とを備え
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 対象となる原稿を走査する走査手段によ
    って得られた画像を処理するカラー画像処理方法であっ
    て、 前記原稿の所定の領域である原稿色判定領域を指定する
    原稿色判定領域指定ステップと、 前記走査手段が前記原稿色判定領域を走査した走査結果
    を取得し、前記走査結果に基づいて、前記原稿が白黒原
    稿か、カラー原稿かを判定する原稿色判定ステップとを
    有することを特徴とするカラー画像処理方法。
  9. 【請求項9】 対象となる原稿を走査する走査手段によ
    って得られた画像を処理するカラー画像処理をコンピュ
    ータに実行させるカラー画像処理プログラムであって、 前記原稿の所定の領域である原稿色判定領域を指定する
    原稿色判定領域指定ステップと、 前記走査手段が前記原稿色判定領域を走査した走査結果
    を取得し、前記走査結果に基づいて、前記原稿が白黒原
    稿か、カラー原稿かを判定する原稿色判定ステップとを
    有することを特徴とするカラー画像処理プログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180179369A1 (en) * 2015-06-11 2018-06-28 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Thermoplastic resin composition and method for producing thermoplastic resin composition

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20180179369A1 (en) * 2015-06-11 2018-06-28 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Thermoplastic resin composition and method for producing thermoplastic resin composition

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