JP2003333106A - 公衆網とインターネットプロトコル網を接続する電話システム - Google Patents

公衆網とインターネットプロトコル網を接続する電話システム

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JP2003333106A
JP2003333106A JP2002141106A JP2002141106A JP2003333106A JP 2003333106 A JP2003333106 A JP 2003333106A JP 2002141106 A JP2002141106 A JP 2002141106A JP 2002141106 A JP2002141106 A JP 2002141106A JP 2003333106 A JP2003333106 A JP 2003333106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存電話機からIP電話にかけるときにメデ
ィアストリームが成立しても通話が成り立たないことの
ない電話システムを提供する。 【解決手段】 公衆網とIP網を接続する電話システム
において、交換機は、電話機から送出された着信ダイヤ
ル番号に該当する着信側がIP電話であるか否かを判断
し、IP電話であるとき、該当コールエージェントに必
要音声帯域が保証されるか否かの問合せメッセージを送
信する問合せ部と問合せメッセージに対する応答メッセ
ージが必要帯域保証可能を示す肯定応答であったとき、
コールエージェントに接続要求メッセージを送信する接
続要求部とを具備する。コールエージェントは、問合せ
メッセージに基づいて該当メディアゲートウェイがIP
電話側の通信路において必要音声帯域を保証できるか否
かを判断する帯域判断部と必要帯域保証可能か否かを示
す応答メッセージを交換機に送信する応答部とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網とインター
ネットプロトコル(IP)網を接続する電話システムに
関し、特に、IP通信における通信品質の確保に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットの急速な普及により、パ
ソコン等に電話機能(IP電話)を設けた端末が提供さ
れている。既存の電話機からIP電話に電話をかける場
合、公衆網から発信してIP網を経由してIP電話に着
信する制御となる。
【0003】図14は公衆網とIP網の接続形態を示す
図である。図14に示すように、既存電話機2#1,2
#2は、アナログ電話機又はISDN電話機であり、公
衆網(PSTN網(Public Switch Telephone Networ
k))4#1,4#2に収容される。IP電話6はIP網
8に収容される。PSTN網4#i(i=1,2)は、
LS階梯交換機(LS)10#i、STP12#ij
(j=1,…)、及びTS階梯交換機(TS)14#i
j(j=1,…)を有する。IP網8は、CA(Call Ag
ent)20#i(i=1,…)、MG(Media Gateway)2
2#i(i=1,…)を有する。
【0004】図15は電話網とIP網との接続シーケン
スを示す図である。ここでは、既存電話機2#1がIS
DN電話機であり、IP電話6に発信するものとしてい
る。(2)に示すように、電話機2#1がIP電話6のダ
イヤル番号をLS10#11に送出する。(4),(6)に示
すように、LS10#11はダイヤル番号等をIAM(I
nitial Address Message)に設定して、STP12#1
1を経由して、TS14#11に送出する。(8)に示す
ように、TS14#11は通信回線(CIC)に空きが
あれば、IP網8側の輻輳状況を意識せずに通信回線を
捕捉し、以下ように呼設定処理を続行する。(10),(12)
に示すように、TS14#11は、STP12#12を
経由してCA20#1にIAMを送信する。(14)に示す
ように、CA20#1は、MG22#1にTS14#1
1にて捕捉した通話路に対応したIP網8側の回線捕捉
を指示する。
【0005】(16),(18)に示すように、CA20#1は
ルータ24を通してIP電話6に接続要求を行う。(2
0),(22)に示すように、IP電話6はルータ24を通し
てCA20#1に応答をする。(24)に示すように、CA
20#1はMG22#1にIP電話6とのIP網8側の
通話パス接続要求をする。(25)に示すように、MG22
#1は通話路を開通する。尚、このとき、トラヒックが
輻輳していると、十分な帯域が確保できないこととな
る。
【0006】(26),(28)に示すように、CA20#1は
ANM(ANswer Message)をSTP12#12を通してT
S14#11に送出する。(30)に示すように、TS14
#11はANMに対するANMをSTP12#12に返
す。(32)に示すように、STP12#12はTS14#
11を通してLS10#11にANMを返す。(34)に示
すように、LS10#11は既存電話機2#1に応答す
る。これにより、既存電話機2#1とIP電話6間のE
ND・END間通話が開通して、通話が開始されて、既
存電話機2#1から送出された音声信号は、LS10#
11及びTS11#11を経由して、MG22#1のI
P処理部にてIPパケットに変換されて、ルータ24を
経由して、IP電話6に届けられるが、IP処理部にお
ける輻輳のため十分帯域が確保できていない場合には、
IP電話6にて音声が途切れてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
IP電話システムでは次の問題点があった。IP網側が
輻輳している状態でもIP網側では通信回線(CIC)
が空いていれば呼中継処理を行ってしまう。このため音
声のように一定以上の通信帯域が必要とされる通信の場
合、メディアストリームは成立できても通話が成り立た
ない、即ち、相手の言葉が聞き取れないことが考えられ
る。
【0008】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、既存電話機からIP電話にかけるときにメデ
ィアストリームが成立しても通話が成り立たないことの
ないIP電話システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1に示すように、IP電話システムは、電話機
50を収容する交換装置52を含む公衆網54、並びに
CA56及びMG58を含むIP網60を有する。交換
装置52は、問合せ部62及び接続要求部64を具備す
る。CA56は、帯域判断部66、応答部68及びパス
開通指示部70を具備する。IP電話72はIP網60
に収容される。(2)に示すように、電話機50はIP電
話72に電話をかけたものとする。
【0010】(4)に示すように、問合せ部62は、電話
機50から送出された着信ダイヤル番号に該当する着信
側がIP電話であるか否かを判断し、IP電話であると
き、該当CA56に必要音声帯域が保証されるか否かの
問合せメッセージを送信する。帯域判断部66は、問合
せメッセージに基づいて該当MG58がIP電話72側
の通信路において必要帯域帯域を保証できるか否かを判
断する。(6)に示すように、応答部68は、必要帯域保
証可能か否かを示す応答メッセージを交換装置52に送
信する。(8)に示すように、接続要求部64は、応答メ
ッセージが必要帯域保証可能を示す応答肯定応答である
とき、CA56に接続要求メッセージを送信する。(10)
に示すように、パス開通指示部70は、接続要求メッセ
ージに基づいてMG58にIP電話72との通話路パス
の開通を指示する。これにより、MG58側で通話路パ
スが開通されて、電話機50とIP電話72間の通話が
開始されるが、必要帯域が保証されているので、音声が
途切れることがなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図2は本発明の第1実施形態によるIP電話システムの
構成図であり、図14中の構成要素と実質的に同一の構
成要素には同一の符号を附している。図2中のTS10
0#ijは、電話機2#iからIP電話6に発信された
とき、音声符号化方式に応じた必要帯域を保証するため
に、(i)CA102#lに音声符号化方式に応じた必要
帯域が保証されるか否かを問い合わせること、(ii)必要
帯域が保証される場合に呼接続を行うようしたことが、
従来のTS14#ijと異なる。
【0012】CA102#lは、(i)TS100#ij
から必要帯域が保証されるか否かの問合せを受けると符
号化方式に応じた必要帯域が保証できるか否かを判定す
ること、(ii)必要帯域が保証できるか否かをTS100
#ijに応答するようにしたことが従来のCA20#l
と異なる。必要帯域が保証されるか否かの判断は、例え
ば、CA102#lが呼接続のために使用するCPUの
使用率が符号化方式に応じた基準値を超えていないとき
に保証されると判断する方法や該当MG104#lに問
合せることにより判断することができる。本実施形態で
は後者により判断することとする。符号化方式とは、音
声パケットがIP網8を伝送されるときの音声符号化方
式(G711,G723等)をいう。符号化方式はTS
100#ijよりCA102#kに通知されるものとし
ており、例えば、電話機2#iがISDN電話機である
ときは、電話機2#i側から発呼シーケンスにおいて電
話機2#i側から符号化方式が指定されるので、これが
TS100#ijよりCA102#lに通知される。
尚、指定されない場合は、必要帯域は、例えば、64K
bpsとする。
【0013】MG104#mは、CA102#lより必
要帯域保証されるか否かの問い合わせを受けると、該当
着信IP電話6に該当するIP電話6側の通信路に要求
帯域が保証されるか否かを判断して、CA102#lに
通知する。
【0014】図3は図2中のTS100#ijの構成図
である。図3に示すようにTS100#ijは、呼制御
部150#i及び通話処理部152#iを有する。呼制
御部150#iは、呼制御を行うものであり、信号処理
部160#i、回線監視部162#i、問合せ部164
#i、回線捕捉部166#i及びルーティングテーブル
168#iを有する。信号処理部160#iは、呼制御
に係わる信号の送受信を行う。回線監視部162#i
は、電話機2#iの発信に係わるIAMを受信したと
き、IAMに設定されている着側に該当する回線がビジ
ーであるか否かを判断して、回線がビジーであるとき、
その旨を、信号処理部160#iを通してLS10#i
jに通知する。
【0015】問合せ部164#iは、以下の処理を行
う。(i)IAMに設定されている着側ダイヤル番号よ
り、ルーティングテーブル168#iを検索して、着側
の網種別を取得する。(ii)網種別がIP網であるとき、
CA102#lに必要帯域保証可能であるか否かを問い
合わせるための符号化方式及び着側ダイヤル番号を含む
問合せメッセージを作成して信号処理部160#iを通
して送信する。(iii)CA102#lから必要帯域保証
可を示す応答メッセージを信号処理部160#iを通し
て受けたとき、次の処理をする。(a)信号処理部160
#iを通してCA102#lにIAMを送信送信する。
(b)回線捕捉部166#iに回線捕捉を指示する。(c)信
号処理部160#iを通してLS10#ijに応答信号
を送信する。(iv)CA102#lから必要帯域保証不可
を示す応答メッセージを信号処理部160#iを通して
受けたとき、信号処理部160#iを通してLS10#
ijにビジー信号を送信する。回線捕捉部166#iは
回線捕捉の指示を受けると、指示された回線を捕捉す
る。ルーティングテーブル168#iは、各着側ダイヤ
ル番号毎に網種別及び音声信号の回線情報が格納され
る。網種別は、着側がIP網/PSTN網のいずれであ
るかを示す情報である。図2中の通話処理部152#i
は、通話路(CIC)より音声信号を受信して、該当す
るCICに送出する。
【0016】図4は図2中のCA102#lの構成図で
ある。図4に示すように、CA102#lは、信号処理
部200#l、問合せ部202#l及びMG方路テーブ
ル204#lを有する。信号処理部200#lは、ST
P12#ik、MG104#m及びルータ24間の呼接
続に係わる制御信号の送受信を行うものである。
【0017】問合せ部202#iは、次の機能を有す
る。(i)問合せメッセージ中の着側ダイヤル番号に該当
するMG104#mにIP電話6側の音声帯域が保証で
きるか否かの問合せをするためのメッセージを作成し、
信号処理部200#lを通してMG104#mに送信す
る。(ii)MG104#mからの問合せに対する応答を受
け取ると、音声帯域保証可能か否かを示す応答メッセー
ジを信号処理部200#lを通してTS100#ijに
送信する。MG方路テーブル206#lには、着信ダイ
ヤル番号について、該当するMG104#mに関する情
報が登録されている。
【0018】図5は図2中のMG104#mの構成図で
ある。図5に示すように、MG104#mは信号処理部
220#m、トラヒック監視部222#m及びIP処理
部224#mを有する。信号処理部220#mは、CA
102#iとの間の呼制御に係わる信号を送受信する。
トラヒック監視部222#mは、CA102#lからの
メッセージを受け取ると、メッセージ中の着側ダイヤル
番号に該当するIP電話6側の通信路の使用帯域から音
声帯域が保証できるか否かを判断して、トラヒック情報
を信号処理部220#mを通してCA102#lに送信
する。IP処理部224#mは、PSTN網4#iから
音声信号を受信して、IPパケットにしてIP電話6側
に送信し、IP電話6側よりIPパケットを受信して、
PSTN4#iに送信する。
【0019】図6は問合せメッセージ及び応答メッセー
ジのフォーマットを示す図である。この例では、ISU
P(ISDN User Protocol)のJT−Q.763に準拠のU
SR信号を用いたフォーマット例を示す図である。図6
に示すように、問合せ/応答メッセージは、問合せ/応
答のいずれであるかを示すユーザ・ユーザ表示フィール
ド、CODEC種別フィールド、応答メッセージの場合
は問合せ結果(通信可/通信不可)を示すフィールド等
から構成される。ユーザ・ユーザ表示フィールドには、
例えば、問合せ時には、’001110110’、応答
時には、’00111011’が設定される。CODE
C種別フィールドには、既存電話機2#iがISDN電
話機であるとき、G711,G723等、音声符号化の
コーディク種別が設定される。尚、既存電話機2#iが
アナログ電話機であるとき、コーディク種別の情報が伝
達されない点を除いては同じである。
【0020】図7は既存電話機2#1からIP電話6へ
の呼処理に係わるノード間のシーケンスを示す図であ
る。図7を参照して、既存電話機2#1からIP電話6
への呼処理のシーケンスを説明する。ここでは、既存電
話機2#1がISDN電話機であるとする。(2)に示す
ように、既存電話機2#1はコーディク種別、IP電話
6のダイヤル番号をISDNメッセージに設定して発信
する。(4)に示すように、LS10#11はIAMを共
通信号線に送出する。(6)に示すように、IAMは、S
TP12#11を経由して、TS100#11で受信さ
れる。(8)に示すように、TS100#11は図6に示
したUSRフィーマットに従って問合せメッセージを作
成して、CA102#1にIAMと共に送信する。
【0021】(10)に示すように、CA102#1は、問
合せメッセージに設定されたコーディク種別より必要帯
域を計算し、IP電話6への経路となるMG104#1
に必要帯域が保証可能か否かを問合せる。(12)に示すよ
うに、MG104#1はIP電話6側の通信路の使用帯
域より必要帯域が確保できるか否かを判断して、CA1
02#1に応答する。(14)に示すように、CA102#
1は必要帯域が保証・確保可能であるかを判定する。(1
6)に示すように、CA102#1は図6に示した返送U
SRに「通信可」もしくは「通信不可」を設定してST
P12#12を通して問合せ結果をTS100#11に
送信する。
【0022】(18)に示すように、TS100#11は問
合せ結果より必要帯域が確保できるか否かを判断する。
必要帯域が確保できない場合は、LS10#11を通し
て既存電話機2#1にビジー信号を送信する。必要帯域
が確保できる場合は、(20),(22)に示すように、TS1
00#11はIAMをSTP12#12を通してCA1
02#1に送信する。(24)に示すように、CA102#
1はMG104#1にTS100#11にて捕捉した通
話路に対応した回線捕捉を指示する。(26),(28)に示す
ように、CA102#1はルータ24を通してIP電話
6に接続要求をする。(30),(32)に示すように、IP電
話6はルータ24を通してCA102#1に応答をす
る。(34)に示すように、CA102#1はTS100#
11にIP電話6との通話路パス接続要求する。
【0023】(35)に示すように、MG104#1は通話
路を開通する。このとき、帯域確保可能を前提に呼設定
を実施しており十分な帯域を確保できる。(36),(38)に
示すように、CA102#1は、ANMをSTP12#
12を通してTS100#11に送信する。(40)に示す
ように、TS100#11は、ANMをSTP12#1
2に送信する。(42)に示すように、STP12#12
は、ANMをLS10#11に送信する。(44)に示すよ
うに、LS10#11は既存電話機2#1に応答を返
す。既存電話機2#1とIP電話6間でEND・END
間通話が開通されて、通話が開始されるが必要帯域が確
保されているので、会話が中断することがなくなる。
【0024】第2実施形態 図8は本発明の第2実施形態によるIP電話システムの
構成図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の構成
要素には同一の符号を附している。図8中のTS300
#ijは、第1CAから必要帯域保証不可である旨の応
答がされたとき、複数の第2〜第NCAを経由するMG
が使用可能であるか否かを判断し、使用可能な最適なC
Aを通して呼接続を行うようにしたことが第1実施形態
のTS100#ijと異なる。第1CAとはIP電話へ
優先的に呼接続を行うCAであり、例えば、配下のMG
からIP電話までの経路が最短距離(ホップ数が最小)
となるものである。第2〜第NCAは、第1CAから必
要帯域保証不可である旨の応答がされたときの代替CA
である。第2〜第NCAを経由するMGが使用可能であ
るか否かは、第1CAと同様にMGに問合せることによ
り判断することも可能であるが、CAが呼制御のために
使用するCPUの使用率(CC使用率)が基準値よりも
低いか否かにより判断することも可能である。
【0025】本実施形態では、CC使用率により判断す
る。CC使用率によりMGのトラヒックが推定可能であ
ること、代替CAを簡単に求めるためである。第1〜第
NCAは、IP電話のダイヤル番号毎に予めオペレータ
により登録しておいても良いし、CAが配下のMGに各
IP電話までのホップ数を報告させて、TS300#i
jに通知し、TS300#ijがIP電話のダイヤル番
号毎にホップ数に基づいてダイナミックに登録するよう
にしてもよい。CA302#lは、CC使用率の問合せ
に対して、CC使用率を返答する点が第1実施形態のC
A102#lと異なる。
【0026】図9は図8中のTS300#ijの構成図
であり、図3中の構成要素と実質的に同一の構成要素に
は同一の符号を附している。呼制御部348#ij中の
問合せ部350#ijは、第1CAから必要帯域保証不
可の旨が通知されたとき、第2〜第NCAにCC使用率
の問合せを行うこと、CC使用率が基準値以下のCAを
使用可能であると判断すること及び使用可能なCAの中
でCC使用率最小のCAを代替CAとして選択してIA
Mを代替CAに送信することが図3中の問合せ部164
#ijと異なる。ルーティングテーブル352#iは図
3中のルーティングテーブルに記憶された情報に加え
て、第2〜第NCAに関する情報が記憶される。
【0027】図10は図8中のCA302#lの構成図
であり、図4中の構成要素と実質的に同一の構成要素に
は同一の符号を附している。CC監視部360#lは、
CC使用率を監視しており、CC使用率の問合せメッセ
ージを受け取ると、CC使用率を応答メッセージに設定
する。図11は問合せ/応答メッセージの一例を示す図
である。図11に示すように、問合せ/応答メッセージ
にCC使用率を加えたことが図6の問合せ/応答メッセ
ージと異なる。尚、CC使用率の問合せと必要帯域保証
可能/不可の問合せとを区別するために、例えば、必要
帯域保証可能/不可の問合せには、CC使用率をオー
ル’0’、CC使用率の問合せには、オール’FF’を
設定する。
【0028】図12及び図13は既存電話機2#1から
IP電話6への呼処理に係わるノード間のシーケンスを
示す図である。これらの図面を参照して、既存電話機2
#1からIP電話6への呼処理のシーケンスを説明す
る。図12,13中の(100)〜(108)までの処理は図7中
の(2)〜(18)と同様である。(108)に示すように、TS3
00#11は、CA301#1からの問合せ結果より必
要帯域が確保できるか否かを判断する。必要帯域が確保
できる場合は、(110)に示すように、TS300#11
はIAMをSTP12#1を通してCA302#1に送
信する。以降の処理は、図7中の(24)〜(44)と同様であ
る。
【0029】必要帯域が確保できない場合は、図13中
の(120)に示すように、TS300#11は、第2〜第
4CA302#2,CA300#3,CA300#4に
問合せメッセージを送信する。(122)に示すように、C
A302#2,CA300#3,CA300#4は、図
11に示したフォーマットに従いCC使用率を設定した
応答メッセージをTS300#11に送信する。(124)
に示すように、TS300#11は、収集結果より、C
C使用率が基準値以上の場合は使用不可、基準値以下の
場合は使用可と判断し、使用可となるCAの中でCC使
用率が最小のCA、例えば、CA302#3が最適であ
ると判断する。
【0030】ここで、CC使用率と基準値と比較して、
使用可/使用不可を判断したが、第1CAと同様にCA
がMGに必要帯域保証可能か否かを問合せることによ
り、使用可/不可をTS300#11に通知するように
しても良い。TS300#11は、(126)に示すよう
に、CA302#3にIAMを送信する。以降、図7中
の(26)〜(44)と同様の処理を行う。このように、第1C
Aから使用不可が通知されたときでも、第2〜第NCA
の中で使用可能なCC使用率が最小のものを選択するの
で、呼接続を行うことができる。
【0031】本発明は以下の付記を含むものである。
【0032】(付記1) 交換装置を含む公衆網、並び
にコールエージェント及びメディアゲートウェイを含む
インターネットプロトコル網を有し、電話網とインター
ネットプロトコル網を接続する電話システムにおいて、
前記交換装置は、電話機から送出された着信ダイヤル番
号に該当する着信側がIP電話であるか否かを判断し、
IP電話であるとき、該当コールエージェントに必要音
声帯域が保証されるか否かの問合せメッセージを送信す
る問合せ部と、前記問合せメッセージに対する応答メッ
セージが必要帯域保証可能を示す肯定応答であったと
き、前記コールエージェントに接続要求メッセージを送
信する接続要求部とを具備し、前記コールエージェント
は、前記問合せメッセージに基づいて該当メディアゲー
トウェイがIP電話側の通信路において必要音声帯域を
保証できるか否かを判断する帯域判断部と、前記必要帯
域保証可能か否かを示す前記応答メッセージを前記交換
装置に送信する応答部と、前記接続要求メッセージに基
づいて該当メディアゲートウェイにIP電話との通話路
パスの開通を指示するパス開通指示部と、を具備したこ
とを特徴とする電話システム。
【0033】(付記2) 前記帯域判断部は、前記該当
メディアゲートウェイに前記必要帯域確保可能か否かを
問合せ、前記メディアゲートウェイは前記着信ダイヤル
番号に該当するインターネットプロトコル網電話側の通
信路で必要帯域確保可能か否かを判断して、前記コール
エージェントに応答することを特徴とする付記1記載の
電話システム。
【0034】(付記3) 前記公衆網はデジタル電話網
であり、前記問合せ部は前記電話機から送出される音声
の符号化方式を前記コールエージェントに通知し、前記
帯域判断部は当該符号化方式に応じた必要音声帯域が確
保可能か否かを判断することを特徴とする付記1記載の
電話システム。
【0035】(付記4) 前記交換装置は、各ダイヤル
番号について、第1候補のコールエージェント及び複数
の代替コールエージェントを登録するテーブルを更に具
備し、前記問合せ部は、前記第1候補のコールエージェ
ントからの前記応答メッセージが必要帯域保証不可を示
す否定応答であったとき、前記複数の代替コールエージ
ェントにトラヒック情報の問合せをする第2問合せメッ
セージを送信し、前記接続要求部は前記複数の代替コー
ルエージェントからの前記トラヒック情報に関する第2
応答メッセージに基づいて最適な代替コールエージェン
トに接続要求を行うことを特徴とする付記1記載の電話
システム。
【0036】(付記5) 前記問合せメッセージ及び前
記応答メッセージはISDN ユーザプロトコルに従っ
たUSR信号フォーマットを用いたメッセージであるこ
とを特徴とする付記1記載の電話システム。
【0037】(付記6) 前記トラヒック情報はコール
エージェントが呼制御をするためのCPUの使用率に関
する情報であり、前記接続要求部は前記CPUの使用率
が基準値以下で且つ最小の使用率のコールエージェント
に接続要求を行うことを特徴とする付記4記載の電話シ
ステム。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ラヒックの集中によりIP網輻輳が予想される場合に
も、通信品質を保証した確実な通信を可能とし、また呼
の完了率を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態による電話システムの構
成図である。
【図3】図2中のTSの構成図である。
【図4】図2中のCAの構成図である。
【図5】図2中のMGの構成図である。
【図6】問合せ/応答メッセージフォーマットを示す図
である。
【図7】電話網とIP網の接続シーケンスを示す図であ
る。
【図8】本発明の第2実施形態による電話システムの構
成図である。
【図9】図8中のTSの構成図である。
【図10】図8中のCAの構成図である。
【図11】問合せ/応答メッセージフォーマットを示す
図である。
【図12】電話網とIP網の接続シーケンスを示す図で
ある。
【図13】電話網とIP網の接続シーケンスを示す図で
ある。
【図14】従来の電話システムの構成図である。
【図15】従来の電話網とIP網の接続シーケンスを示
す図である。
【符号の説明】
50 電話機 52 交換装置 54 公衆網 56 CA 58 MG 60 IP網 62 問合せ部 64 接続要求部 66 帯域判断部 68 応答部 70 パス開通指示部 72 IP電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 淳一 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA08 GA13 HA01 HA08 HB01 HC02 HD03 JA05 JT01 LB01 5K051 AA01 BB01 CC01 CC02 CC04 DD01 EE01 EE02 FF03 FF11 HH01 HH15 HH27 5K101 KK20 LL01 LL02 LL03 NN07 NN15 QQ01 RR11 SS08 TT01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換装置を含む公衆網、並びにコールエ
    ージェント及びメディアゲートウェイを含むインターネ
    ットプロトコル網を有し、公衆網とインターネットプロ
    トコル網を接続する電話システムにおいて、 前記交換装置は、 電話機から送出された着信ダイヤル番号に該当する着信
    側がIP電話であるか否かを判断し、IP電話であると
    き、該当コールエージェントに必要音声帯域が保証され
    るか否かの問合せメッセージを送信する問合せ部と、 前記問合せメッセージに対する応答メッセージが必要帯
    域保証可能を示す肯定応答であったとき、前記コールエ
    ージェントに接続要求メッセージを送信する接続要求部
    とを具備し、 前記コールエージェントは、 前記問合せメッセージに基づいて該当メディアゲートウ
    ェイがIP電話側の通信路において必要音声帯域を保証
    できるか否かを判断する帯域判断部と、 前記必要帯域保証可能か否かを示す前記応答メッセージ
    を前記交換装置に送信する応答部と、 前記接続要求メッセージに基づいて該当メディアゲート
    ウェイにIP電話との通話路パスの開通を指示するパス
    開通指示部と、 を具備したことを特徴とする電話システム。
  2. 【請求項2】 前記帯域判断部は、前記該当メディアゲ
    ートウェイに前記必要帯域確保可能か否かを問合せ、前
    記メディアゲートウェイは前記着信ダイヤル番号に該当
    するインターネットプロトコル網電話側の通信路で必要
    帯域確保可能か否かを判断して、前記コールエージェン
    トに応答することを特徴とする請求項1記載の電話シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記公衆網はデジタル電話網であり、前
    記問合せ部は前記電話機から送出される音声の符号化方
    式を前記コールエージェントに通知し、前記帯域判断部
    は当該符号化方式に応じた必要音声帯域が確保可能か否
    かを判断することを特徴とする請求項1記載の電話シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記交換装置は、各ダイヤル番号につい
    て、第1候補のコールエージェント及び複数の代替コー
    ルエージェントを登録するテーブルを更に具備し、前記
    問合せ部は、前記第1候補のコールエージェントからの
    前記応答メッセージが必要帯域保証不可を示す否定応答
    であったとき、前記複数の代替コールエージェントにト
    ラヒック情報の問合せをする第2問合せメッセージを送
    信し、前記接続要求部は前記複数の代替コールエージェ
    ントからの前記トラヒック情報に関する第2応答メッセ
    ージに基づいて最適な代替コールエージェントに接続要
    求を行うことを特徴とする請求項1記載の電話システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記トラヒック情報はコールエージェン
    トが呼制御をするためのCPUの使用率に関する情報で
    あり、前記接続要求部は前記CPUの使用率が基準値以
    下で且つ最小の使用率のコールエージェントに接続要求
    を行うことを特徴とする請求項4記載の電話システム。
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