JP2007306522A - 端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の条件に応じて最適なプロバイダまたは交換サーバを選択できるようにした端末装置を提供する。
【解決手段】VOIP端末1において、VOIPプロバイダa対応通信モジュール11、VOIPプロバイダb対応通信モジュール12及び企業内交換サーバ対応通信モジュール13を備え、ユーザインタフェース部15と共用するとともに、発信時に、ユーザによる操作情報、インターネットINW上の通信相手が属するVOIPプロバイダa及びVOIPプロバイダbまたは企業内交換サーバSV、VOIPプロバイダa及びVOIPプロバイダbを示す情報または企業内交換サーバSVそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、QOS、コストの分析結果とに基づいて、候補となるVOIPプロバイダa、VOIPプロバイダb及び企業内交換サーバSVを判定し、条件を満たす通信モジュールがあれば、この通信モジュールを使用するようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばVOIP(Voice Over Internet Protocol)電話システム等のように、IP網を介して電話端末間で音声通信を行なう電話システムの端末装置に関する。
近年、パケット網を介して、双方向に画像や音声をパケットデータとして、リアルタイムに送受信するネットワーク電話システム(VOIP電話システム)が普及し始めている。
このVOIP電話システムでは、例えばLAN(Local Area Network)やインターネットを含むIP網にIP電話端末を接続すると共に、IP網上のプロバイダまたは企業の交換サーバにおいてプロトコル変換及びデータのフォーマット変換等を行うことにより、IP電話端末間及びIP電話端末と一般電話網との間で音声通信を可能にしている。
また、上記VOIP電話システムでは、IP電話端末に互いにプロバイダが異なる複数の通信回線を切り替えるための切り替えアダプタを接続し、発信時に、相手先電話番号に基づいて、通信回線を選択的に使用することにより、プロバイダ間で最も通話料金が安い音声通信を行なうことも可能である(例えば、特許文献1)。
特開2005−151512公報。
ところで、上記システムでは、相手先電話番号に基づいて、専用の切替アダプタにより通信料金が安価なプロバイダの通信回線が常に自動的に選択されることになる。このため、通信料金が安価なサービスを提供できる反面、障害発生や通信品質等の種々の条件に応じて通信回線を切り替えることができない。
そこで、この発明の目的は、ユーザの選択要求や障害発生に伴う種々の条件に応じて最適なプロバイダまたは交換サーバを選択できるようにした端末装置を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するために、以下のように構成される。
通信パケットを伝送するパケット通信ネットワークに接続可能な端末装置において、パケット通信ネットワーク上のそれぞれ互いに異なる複数のプロバイダ及び複数の交換サーバに対応して通信接続する複数の通信モジュールと、パケット通信ネットワークへの接続要求発生時に、予め決められた条件に基づいて、複数の通信モジュールの中から少なくとも1つを選択する制御手段とを備えるようにしたものである。
なお、条件の判断としては、ユーザによる操作情報、パケット通信ネットワーク上の通信相手が属するプロバイダを示す情報または交換サーバを示す情報、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信品質、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信に要するコストの分析結果の少なくとも1つを用いるようにしている。
この構成によれば、互いに接続するプロバイダまたは交換サーバが異なる複数の通信モジュールを備え、ユーザインタフェースを既に備えられているユーザインタフェースと共用するとともに、パケット通信ネットワークへの接続要求発生時に、ユーザによる操作情報、パケット通信ネットワーク上の通信相手が属するプロバイダを示す情報または交換サーバを示す情報、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信品質、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信に要するコストの分析結果といった条件に基づいて、最適な通信モジュールを選択指定して、プロバイダまたは交換サーバに接続するようにしている。
従って、発信時に、相手先電話番号に基づいて、常に通信料金が安価なプロバイダが選択されることが多かった従来の方式に比べ、種々の条件に応じて最適なプロバイダまたは交換サーバを選択することができる。
制御手段は、条件の判断に、パケット通信ネットワーク上の通信相手が属するプロバイダを示す情報または交換サーバを示す情報、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信品質、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信に要するコストの分析結果のうち2以上の組み合わせを用いることを特徴とする。
この構成によれば、2以上の条件を用いて、最適なプロバイダもしくは交換サーバを判定するようにしている。このため、適切なプロバイダもしくは交換サーバを選択することができ、これにより通信モジュールの選択における信頼性をさらに高めることができる。
制御手段は、複数の通信モジュールの中からいずれか1つが選択された場合に、その旨をユーザに報知し、この報知に対しユーザが接続指示を入力した場合に対応するプロバイダまたは交換サーバへ接続することを特徴とする。
この構成によれば、通信モジュールが選択されるごとにユーザが自身でその通信モジュールを使用するか否かを判断して指示することができ、これにより真に必要な通信モジュールのみを使用することができる。
制御手段は、複数の通信モジュールのうち着信呼が到来した通信モジュールを示す情報をユーザに報知することを特徴とする。
この構成によれば、ユーザはどの通信モジュールにより着信呼を受け付けたか否かを確認することができる。
制御手段は、パケット通信ネットワークへの接続要求発生時に、パケット通信ネットワーク上の通信相手が属するプロバイダを示す情報または交換サーバを示す情報、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信品質、複数のプロバイダ及び複数の交換サーバそれぞれの通信に要するコストの分析結果のうち2以上の組み合わせに基づいて、複数の通信モジュールの中から複数の通信モジュール候補を選択する候補選択手段と、選択された複数の通信モジュール候補の旨をユーザに報知し、この報知に対しユーザが選択指示を入力した場合に、複数の通信モジュール候補の中から少なくとも1つの通信モジュールを選択する決定手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、条件を満たす通信モジュールを候補として多く選択し、一方候補についてはユーザが自身でその通信モジュールを使用するか否かを判断して選択指示するようにしているので、これにより使用する通信モジュールを決定する際の効率をさらに高めることができる。
以上詳述したようにこの発明によれば、ユーザの選択要求や障害発生に伴う種々の条件に応じて最適なプロバイダまたは交換サーバを選択できるようにした端末装置を提供することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明に係わる端末装置が適用されるVOIP電話システムの第1の実施形態を示す概略構成図であり、符号1はVOIP端末である。
VOIP端末1は、複数のVOIPプロバイダaまたはVOIPプロバイダbを介してインターネットINWに接続される。なお、同図では説明の簡単なため2つのVOIPプロバイダa,bのみを示している。
また、VOIP端末1は、LAN(Local Area Network)2を介して企業内交換サーバSVに接続される。企業内交換サーバSVは、ルータRTを介してインターネットINWに接続される。なお、同図では説明の簡単なため1つの企業内交換サーバSVのみを示している。
VOIPプロバイダaまたはVOIPプロバイダbは、発着信に応じてVOIP端末1とインターネットINW上の端末(図示せず)との間を交換接続する機能を有する。企業内交換サーバSVは、発着信に応じてVOIP端末1とLAN2上の端末(図示せず)またはルータRTを介してインターネットINW上の端末との間を交換接続する機能を有する。
VOIP端末1は、VOIPプロバイダaに接続するためのVOIPプロバイダa対応通信モジュール11と、VOIPプロバイダbに接続するためのVOIPプロバイダb対応通信モジュール12と、企業内交換サーバSVに接続するための企業内交換サーバ通信モジュール13と、主制御部14と、ユーザインタフェース部15とを備えている。なお、同図では説明の簡単なためVOIPプロバイダa対応通信モジュール11、VOIPプロバイダb対応通信モジュール12、企業内交換サーバSVに接続するための企業内交換サーバ通信モジュール13のみを示している。また、ユーザインタフェース部15は、音声入出力部151と、画像入出力部152と、表示制御部153と、操作部154とを備えている。
VOIPプロバイダa、VOIPプロバイダbまたは企業内交換サーバSVから到来した伝送パケットは、VOIPプロバイダa対応通信モジュール11、VOIPプロバイダb対応通信モジュール12または企業内交換サーバ通信モジュール13で受信される。この受信パケットは、主制御部14において制御情報であるかマルチメディア情報であるかが識別され、マルチメディア情報であれば音声データと画像データとに分離される。そして、音声データは、ユーザインタフェース部15の音声入出力部151に供給されてここで音声復号され、これにより再生された音声信号はスピーカ31から拡声出力される。これに対し画像データは、ユーザインタフェース部15の画像入出力部152に供給されてここで画像復号され、これにより再生された画像信号は動画表示部32に供給され表示される。
なお、上記制御情報は必要に応じて主制御部14内のRAM(図示せず)に格納される。そして、主制御部14から出力された自端末の動作状態を表す種々情報は、ユーザインタフェース部15の表示制御部153を介して状態表示部33に供給され表示される。
一方、マイク34から出力されたユーザの送話音声信号は、ユーザインタフェース部15の音声入出力部151に入力され、ここで音声符号化されたのち主制御部14に入力される。また、カメラ35から出力された画像信号は、画像入出力部152に入力され、ここで画像符号化処理が施されたのち上記主制御部14に入力される。
上記主制御部14では、上記符号化された音声データと画像データとが所定のフォーマットで多重化され、この多重化された送信データはVOIPプロバイダa対応通信モジュール11、VOIPプロバイダb対応通信モジュール12または企業内交換サーバ通信モジュール13にてパケット化されたのちVOIPプロバイダa、VOIPプロバイダbまたは企業内交換サーバSVに向け送信される。
また、ユーザインタフェース部15の操作部154は、操作スイッチ36を接続し、ユーザによる主制御部14に対する各種の指示入力を受け付ける。
ところで、上記主制御部14には、宛先分析部16、障害分析部17、QOS(Quality of Service)分析部18及びコスト分析部19が接続される。
宛先分析部16は、主制御部14による制御の下、発信時の宛先を分析して、その宛先の加入者に接続できる経路の通信モジュールを選択する。
障害分析部17は、主制御部14による制御の下、通信モジュールの経路ごとにその経路の障害状態を管理し、障害となっていない経路の通信モジュールを選択する。この障害監視の手法としては、VOIPプロバイダa,bまたは企業内交換サーバSVに対し周期的に監視信号を送信して、この監視信号に対しVOIPプロバイダa,bまたは企業内交換サーバSVが返送する応答信号を受信できるか否かを監視するものが用いられる。
QOS分析部18は、主制御部14による制御の下、通信モジュールの経路ごとにその経路のQOS情報つまり通話品質情報を管理し、一定基準以上のQOSの経路の通信モジュールを選択する。
コスト分析部18は、主制御部14による制御の下、通信モジュールの経路ごとにその経路のコスト情報を管理し、一定基準を満たすコストの経路の通信モジュールを選択する。この場合、各プロバイダごとの通信料金を表すテーブルを予め用意しておくことで、コスト情報を管理できる。
次に、以上のように構成されたVOIP端末1の種々動作を説明する。
図2は、プロバイダ登録時における主制御部14の制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザが登録操作を行なうと、主制御部14はVOIPプロバイダa対応通信モジュール11からVOIPプロバイダaへ登録要求を送出し(ステップST2a)、登録成功か否かの判断を行う(ステップST2b)。
そして、VOIPプロバイダaに対し、VOIP端末1の登録が成功した場合に(YES)、主制御部14はQOS分析部18で、VOIPプロバイダaの経路のQOSの監視を開始する(ステップST2c)。
続いて、主制御部14は障害分析部19で、VOIPプロバイダaの経路の障害の監視を開始する(ステップST2d)。なお、上記ステップST2bにおいて、登録に失敗した場合(NO)、主制御部14は障害分析部17にVOIPプロバイダaの経路の障害の旨を記憶する(ステップST2e)。
次に、主制御部14はVOIPプロバイダb対応通信モジュール12からVOIPプロバイダbへ登録要求を送出し(ステップST2f)、登録成功か否かの判断を行う(ステップST2g)。
そして、VOIPプロバイダbに対し、VOIP端末1の登録が成功した場合に(YES)、主制御部14はQOS分析部18で、VOIPプロバイダbの経路のQOSの監視を開始する(ステップST2h)。
続いて、主制御部14は障害分析部19で、VOIPプロバイダbの経路の障害の監視を開始する(ステップST2i)。なお、上記ステップST2gにおいて、登録に失敗した場合(NO)、主制御部14は障害分析部17にVOIPプロバイダbの経路の障害の旨を記憶する(ステップST2j)。
さらに、主制御部14は企業内交換サーバ対応通信モジュール13から企業内交換サーバSVへ登録要求を送出し(ステップST2k)、登録成功か否かの判断を行う(ステップST2l)。
そして、企業内交換サーバSVに対し、VOIP端末1の登録が成功した場合に(YES)、主制御部14はQOS分析部18で、企業内交換サーバSVの経路のQOSの監視を開始する(ステップST2m)。
続いて、主制御部14は障害分析部19で、企業内交換サーバSVの経路の障害の監視を開始する(ステップST2n)。なお、上記ステップST2lにおいて、登録に失敗した場合(NO)、主制御部14は障害分析部17に企業内交換サーバSVの経路の障害の旨を記憶する(ステップST2o)。
図3は、発信時における主制御部14の制御処理手順を示すフローチャートである。
例えばユーザがVOIP端末1により発信操作を行ったとする(ステップST3a)。そうすると、VOIP端末1の主制御部14は、手動モードに設定されているか否かの判断を行う(ステップST3b)。
ここで、手動モードに設定されていない場合に(NO)、主制御部14は宛先分析部16によってユーザが入力した発信相手の宛先から使用する通信モジュール候補(経路の候補)を選定する(ステップST3c)。そして、候補が存在しない場合には(YES)、主制御部14はステップST3dからステップST3eに移行してここで使用できる通信モジュールが無い旨のメッセージを状態表示部33に供給して表示させる。従って、この表示によりユーザは使用できる通信モジュールが無い旨をリアルタイムに知ることができる。
一方、候補が存在する場合には(NO)、主制御部14はステップST3dからステップST3fに移行してここで障害分析部17によって障害の発生していない通信モジュール候補(経路の候補)を選定する。そして、候補が存在しない場合には(YES)、主制御部14はステップST3gからステップST3eに移行してここで使用できる通信モジュールが無い旨のメッセージを状態表示部33に供給して表示させる。
候補が存在する場合には(NO)、主制御部14はステップST3gからステップST3hに移行してここでQOS分析部18によって一定基準のQOS条件を満たす通信モジュール候補(経路の候補)を選定する。そして、候補が存在しない場合には(YES)、主制御部14はステップST3iからステップST3eに移行してここで使用できる通信モジュールが無い旨のメッセージを状態表示部33に供給して表示させる。
候補が存在する場合には(NO)、主制御部14はステップST3iからステップST3jに移行してここでコスト分析部19によって一定基準のコスト条件を満たす通信モジュール候補(経路の候補)を選定する。そして、候補が存在しない場合には(YES)、主制御部14はステップST3kからステップST3eに移行してここで使用できる通信モジュールが無い旨のメッセージを状態表示部33に供給して表示させる。
候補が存在する場合には(NO)、主制御部14はステップST3kからステップST3lに移行してここで使用できる通信モジュール候補(経路の候補)の旨のメッセージを状態表示部33に供給して表示させる。従って、この表示によりユーザは使用できる通信モジュール候補をリアルタイムに知ることができる。
この状態でユーザが、使用する通信モジュール(経路)を残った候補から指定するべく操作スイッチ36において選択指示を入力したとする。そうすると、主制御部14はステップST3mからステップST3nに移行してここで指定したVOIPプロバイダa対応通信モジュール11によりVOIPプロバイダaに対しインターネットINW上の相手先への発呼信号を送出する。そして、この発呼に対し相手先との間に通信リンクが確立されると、この通信リンクを介してVOIP端末1と相手先との間で通話が可能となる。また、マルチメディア通信も行なうことが可能となる。
なお、上記ステップST3bにおいて、手動モードが設定されていた場合に(YES)、主制御部14はステップST3bからステップST3mにそのまま移行する。
以上のように上記第1の実施形態では、VOIP端末1において、VOIPプロバイダa対応通信モジュール11、VOIPプロバイダb対応通信モジュール12及び企業内交換サーバ対応通信モジュール13を備え、既に備えられているユーザインタフェース部15と共用するとともに、発信時に、ユーザによる操作情報、インターネットINW上の通信相手が属するVOIPプロバイダa及びVOIPプロバイダbを示す情報または企業内交換サーバSVを示す情報、VOIPプロバイダa及びVOIPプロバイダbまたは企業内交換サーバSVそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、QOS、コストの分析結果とに基づいて、候補となる最適なVOIPプロバイダa、VOIPプロバイダb及び企業内交換サーバSVを判定し、条件を満たす通信モジュールがあれば、この通信モジュールを使用するようにしている。
従って、VOIPプロバイダa対応通信モジュール11、VOIPプロバイダb対応通信モジュール12及び企業内交換サーバ対応通信モジュール13を選択する際に、ユーザによる操作情報、インターネットINW上の通信相手が属するVOIPプロバイダa及びVOIPプロバイダbを示す情報または企業内交換サーバSVを示す情報、VOIPプロバイダa及びVOIPプロバイダbまたは企業内交換サーバSVそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、QOS、コストの分析結果が考慮される。このため、発信時に、相手先電話番号に基づいて、常に通信料金が安価なプロバイダが選択されることが多かった従来の方式に比べ、種々の条件に応じて最適なVOIPプロバイダa,VOIPプロバイダbまたは企業内交換サーバSVを選択することができ、これにより通信モジュールの選択における信頼性をさらに高めることができる。
また、上記第1の実施形態では、通信モジュール候補の選定結果を状態表示部33に表示し、ユーザの指示を待って指定された通信モジュールにより発信を行なうようにしている。このため、通信モジュールが選択されるごとにユーザが自身でその通信モジュールを使用するか否かを判断して指示することができ、これにより真に必要な通信モジュールのみを使用することができる。
さらに、上記第1の実施形態によれば、条件を満たす通信モジュールを候補として多く選択し、一方候補についてはユーザが自身でその通信モジュールを使用するか否かを判断して選択指示するようにしているので、これによりVOIPプロバイダa対応通信モジュール11、VOIPプロバイダb対応通信モジュール12及び企業内交換サーバ対応通信モジュール13を含む通信モジュールを決定する際の効率をさらに高めることができる。
(第2の実施形態)
図4は、この発明の第2の実施形態として、着信時における主制御部14の制御処理手順を示すフローチャートである。
例えばインターネットINW上の端末において発信が行われ、これに応じてVOIPプロバイダbから着信信号がVOIPプロバイダb対応通信モジュール12に到来したとする。そうすると、主制御部14は着信している通信モジュール(経路)の旨のメッセージを状態表示部33に供給して表示させる(ステップST4a)。従って、この表示によりユーザは着信している通信モジュールを知ることができる。
この状態でユーザが、操作スイッチ36において応答する通信モジュール(経路)を指定入力したとする。そうすると主制御部14は、ステップST4bからステップST4cに移行してここで指定したVOIPプロバイダb対応通信モジュール12を使用して相手端末と接続する。
以上のように上記第2の実施形態によれば、着信時に、ユーザはどの通信モジュールにより着信呼を受け付けたか否かを状態表示部33により確認することができる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、上記第1の実施形態では、ユーザによる操作情報、インターネットINW上の通信相手が属するプロバイダ、複数のプロバイダそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、QOS、コストの分析結果の組み合わせにより通信モジュールの選択する例について説明した。しかしこれに限ることなく、上記条件の任意の組み合わせにより通信モジュールの選択するようにしてもよい。また、上記条件の1つを使用するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、VOIP電話アプリケーションを搭載したパーソナル・コンピュータや音声信号を取り扱う電子機器にも適用できる。
その他、VOIP端末といった端末装置の種類及びその構成、通信モジュールの選択条件の種類、発信時や着信時における通信モジュールの選択制御手順等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
この発明に係わる端末装置が適用されるVOIP電話システムの第1の実施形態を示す概略構成図。 同第1の実施形態において、プロバイダ登録時のVOIP端末の主制御部の制御処理手順を示すフローチャート。 同第1の実施形態において、発信時における主制御部の制御処理手順を示すフローチャート。 この発明の第2の実施形態として、着信時におけるVOIP端末の主制御部の制御処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…VOIP端末、2…LAN(Local Area Network)、11…VOIPプロバイダa対応通信モジュール、12…VOIPプロバイダb対応通信モジュール、13…企業内交換サーバ通信モジュール、14…主制御部、15…ユーザインタフェース部、16…宛先分析部、17…障害分析部、18…QOS分析部、19…コスト分析部、31…マイク、32…動画表示部、33…状態表示部、34…マイク、35…カメラ、36…操作スイッチ、151…音声入出力部、152…画像入出力部、153…表示制御部、154…操作部、a,b…VOIPプロバイダ、INW…インターネット、SV…企業内交換サーバ、RT…ルータ。

Claims (10)

  1. 通信パケットを伝送するパケット通信ネットワークに接続可能な端末装置において、
    前記パケット通信ネットワーク上のそれぞれ互いに異なる複数のプロバイダ及び複数の交換サーバに対応して通信接続する複数の通信モジュールと、
    前記パケット通信ネットワークへの接続要求発生時に、予め決められた条件に基づいて、前記複数の通信モジュールの中から少なくとも1つを選択する制御手段とを具備したことを特徴とする端末装置。
  2. 前記制御手段は、前記条件の判断に、ユーザによる操作情報を用いることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記制御手段は、前記条件の判断に、前記パケット通信ネットワーク上の通信相手が属するプロバイダを示す情報または交換サーバを示す情報を用いることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. 前記制御手段は、前記条件の判断として、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信に係わる障害を検出し、この検出結果に基づいて前記複数の通信モジュールの中からいずれか1つを選択することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  5. 前記制御手段は、前記条件の判断に、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信品質を用いることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 前記制御手段は、前記条件の判断として、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信に要するコストを分析し、この分析結果に基づいて前記複数の通信モジュールの中からいずれか1つを選択することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  7. 前記制御手段は、前記条件の判断に、前記パケット通信ネットワーク上の通信相手が属するプロバイダを示す情報または交換サーバを示す情報、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信品質、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信に要するコストの分析結果のうち2以上の組み合わせを用いることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  8. 前記制御手段は、前記複数の通信モジュールの中からいずれか1つが選択された場合に、その旨をユーザに報知し、この報知に対しユーザが接続指示を入力した場合に対応するプロバイダまたは交換サーバへ接続することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  9. 前記制御手段は、前記複数の通信モジュールのうち着信呼が到来した通信モジュールを示す情報をユーザに報知することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記パケット通信ネットワークへの接続要求発生時に、前記パケット通信ネットワーク上の通信相手が属するプロバイダを示す情報または交換サーバを示す情報、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信に係わる障害の検出結果、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信品質、前記複数のプロバイダ及び前記複数の交換サーバそれぞれの通信に要するコストの分析結果のうち2以上の組み合わせに基づいて、前記複数の通信モジュールの中から複数の通信モジュール候補を選択する候補選択手段と、
    選択された複数の通信モジュール候補の旨をユーザに報知し、この報知に対しユーザが選択指示を入力した場合に、前記複数の通信モジュール候補の中から少なくとも1つの通信モジュールを選択する決定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
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