JP2000209277A - 複合交換網における通信制御方法とその制御方法を使用するゲ―トウェイ装置 - Google Patents

複合交換網における通信制御方法とその制御方法を使用するゲ―トウェイ装置

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JP2000209277A
JP2000209277A JP11011433A JP1143399A JP2000209277A JP 2000209277 A JP2000209277 A JP 2000209277A JP 11011433 A JP11011433 A JP 11011433A JP 1143399 A JP1143399 A JP 1143399A JP 2000209277 A JP2000209277 A JP 2000209277A
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貴浩 白川
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Kenichi Tonomura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットテレフォニー・ゲートウェイ
を用いた中抜き通信システムにおいて、ユーザによる通
信方法の選択、及び、ゲートウェイによる効率的な通信
方法の自動設定を可能にする。 【解決手段】 ゲートウェイ装置GW1,GW2は、パ
ケット交換網に接続されるパケット交換網制御部32,
33と、回線交換網に接続される回線交換網制御部35
と、パケット交換網制御部及び回線交換網制御部と連携
して通話の呼を制御すると共に前記パケット交換網のト
ラフィックを監視する呼制御部31とを備える。パケッ
ト交換網制御部は、複数の回線に接続可能な複数の回線
接続部37,38、リアルタイム型のデータ送信を可能
にする圧縮率の異なる複数のCODEC34、及び、ス
トアアンドフォワード型のデータ送信を可能にする蓄積
データ処理部32を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット交換網と
電話網を含む複合交換網において、通信端末間でデータ
送受信を行うための通信制御方法とその制御方法を使用
するゲートウェイ装置に関する。この種の複合交換網に
おいては、インターネットテレフォニーと呼ばれる通信
システムが急速に利用されつつある。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワーク(L
AN)の広帯域化をはじめとするネットワーク技術の進
歩と、パーソナルコンピュータ(PC)の多機能化及び
CPUの高速化等をはじめとするパーソナルコンピュー
タ技術の進歩に伴い、複数のLAN上のPC間で音声デ
ータの通信を高速で実行することが可能かつ実用的にな
ってきた。従来の電話による音声通信を、LAN及びワ
イドエリアネットワーク(WAN)で構成されるインタ
ーネット上のPC間で実行するアプリケーションソフト
とシステムが急速に市場に投入されつつある。このよう
な通信システムは、「インターネットテレフォニー」と
称される。
【0003】また、電話網とインターネット網との相互
間で通信を実現するために、電話網とインターネット網
との間でプロトコル変換を行うゲートウェイ機能を有す
るインターネットテレフォニー・ゲートウェイ(単に、
ゲートウェイ、又はゲートウェイ装置ともいう)が開発
されている。更に、インターネットテレフォニー・ゲー
トウェイを用いて、従来の電話網の各交換機をインター
ネット網で中継する通信システムが提唱され、既に実用
化されている。
【0004】この交換機間をインターネット網で中継す
る通信システムは、一般に「インターネットテレフォニ
ーによる中抜き」と呼ばれている。通常、インターネッ
トテレフォニーによる中抜きを利用した電話通話は従来
の電話網による電話通話より低コストで運用できること
から、この中抜きの通信システム及びサービスは急速に
普及しつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
インターネットテレフォニー・ゲートウェイを用いた中
抜き通信システム(以下、単に「中抜き通信システム」
という)は、音質等の通信品質の面で従来の電話網に劣
っている。
【0006】第1に、中抜き通信システムでは、インタ
ーネット網でのゲートウェイ間でデータを送受信する際
に、音声圧縮モジュール(以下、CODECと記す)に
より通信データの圧縮を行い、これによってリアルタイ
ムの通信を実行している。従って、使用するCODEC
の圧縮率によって、通話の音質が異なってくる。圧縮率
の大きい高圧縮CODECを用いれば低転送レートでの
通信が可能であるが音質が悪くなる。圧縮率の小さい低
圧縮CODECでは高音質が実現されるが高転送レート
が必要となる。通常、音質と転送レートはトレードオフ
の関係にある。
【0007】また、リアルタイム通信が要求されないフ
ァクシミリ通信では、ファクシミリ送信データを送信側
で電子メール形式に変換してから送信する方法も採られ
る。特に、ゲートウェイ間のインターネットが低品質で
ありリアルタイム処理に適していない場合は、この電子
メール形式に変換して送信する方法が有効である。
【0008】上述のCODECを用いたデータ圧縮によ
りリアルタイムの送信を行う方法は「リアルタイム(rea
l-time)型送信」方法と呼ばれ、電子メール形式に変換
してから送信する方法は「ストアアンドフォワード(sto
re-and-forward)型送信」方法と呼ばれている。
【0009】ゲートウェイ間の通信方法は、中抜きのた
めに使用されるゲートウェイの回線の選択、リアルタイ
ム型送信又はストアアンドフォワード送信の選択、そし
てストアアンドフォワード送信の場合に使用されるCO
DEC(圧縮率)の選択等により、数多くの組合せが存
在する。
【0010】従来は、上記の組合せ(通信方法)が中抜
き通信システムによって固定されており、ユーザが選択
することはできなかった。
【0011】本発明は、ユーザが通信方法を選択するこ
とを可能にして、ユーザの実状に即した通信を行うと共
に、ユーザが通信方法を指定しなかった場合は、自動的
に効率的な通信方法を選択することができるインターネ
ットテレフォニー・ゲートウェイを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による複合交換網における通信制御方法
は、パケット交換網、回線交換網、及びゲートウェイ装
置を含み、ゲートウェイ装置が少なくとも1つの回線に
よりパケット交換網及び回線交換網に接続されている複
合交換網において、ゲートウェイ装置又は回線交換機に
入力されるパラメータに応じてゲートウェイ装置が複数
のデータ通信方法の中から一つを選択することを特徴と
する。このような通信制御方法によれば、インターネッ
トテレフォニー・ゲートウェイシステムにおいて、より
効率的な通信経路、送信形式等の通信方法を選択するこ
とができる。
【0013】選択されるデータ通信方法には、複数の使
用回線の中から一つを選択する使用回線選択、圧縮率の
異なる複数のデータ圧縮手段(CODEC)の中から一
つを選択する圧縮率選択、そして、ストアアンドフォワ
ード型及びリアルタイム型の2つのデータ送信形式の中
から一つを選択する送信形式選択が含まれる。
【0014】また、通信方法の選択(切り替え)のため
のパラメータとして、具体的には、ゲートウェイ装置又
は回線交換機に接続された電話機相当端末に入力される
ダイアル番号、発側ユーザ情報、着側ユーザ情報、ゲー
トウェイ装置で測定されるパケット交換網のトラフィッ
ク、又は通話時に送信される送信内容を用いることがで
きる。
【0015】入力されるダイアル番号をパラメータとし
て用いる場合は、ユーザが電話発呼時に通話先を指定す
る際に入力するダイアル番号によって、任意の通信経
路、送信形式等を選択することができる。例えば、ユー
ザが必要に応じて、QOS(サービス品質)の一層高い
通信経路、送信形式等を選択することができる。
【0016】発側ユーザ情報、つまり発信者側のユーザ
情報は、電話発呼時に通話先を指定する際にISDN電
話等で入力できる。この発側ユーザ情報をパラメータと
して用いることにより、例えば、発信者の役職に応じ
て、QOSの一層高い通信経路、送信形式等を選択する
ことができる。
【0017】着側ユーザ情報、つまり着信者側のユーザ
情報は、電話着呼時に着呼側から発呼側へ伝送される。
この着側ユーザ情報をパラメータとして用いることによ
り、例えば、着信者の役職に応じて、QOSの一層高い
通信経路、送信形式等を選択することができる。
【0018】ゲートウェイ装置で測定されるパケット交
換網のトラフィックをパラメータとして用いる場合は、
上記のような方法でユーザが通信方法を指定しなかった
場合であっても、ゲートウェイ装置が自動的に効率の良
い通信方法を選択することができる。つまり、パケット
交換網のトラフィックに応じて、QOSの一層高い通信
経路、送信形式等を選択することができる。例えば、ト
ラフィックとしての帯域使用率が低い回線を選択すると
共に、帯域使用率が高い場合は圧縮率の一層高いCOD
ECを選択する。
【0019】通話時に送信される送信内容として、例え
ば音声かファクシミリかの通話種別がある。このような
送信内容を通話の初期で判別し、それをパラメータとし
て送信方法を選択(再設定)することにより、送信内容
に一層適した通信方法を自動的に選択することが可能に
なる。 上記のような通信制御方法を可能にする本発明
のゲートウェイ装置は、パケット交換網に接続されるパ
ケット交換網制御部と、回線交換網に接続される回線交
換網制御部と、パケット交換網制御部及び回線交換網制
御部と連携して通話の呼を制御すると共にパケット交換
網のトラフィックを監視する呼制御部とを備え、パケッ
ト交換網制御部は、複数の回線に接続可能な複数の回線
接続部を含み、ゲートウェイ装置に入力されるパラメー
タに応じて、複数の回線のうちの一つが使用回線として
選択されることを特徴とする。
【0020】また、本発明によるゲートウェイ装置の第
2の構成として、パケット交換網制御部は、圧縮率の異
なる複数のデータ圧縮手段を含み、ゲートウェイ装置に
入力されるパラメータに応じて、複数のデータ圧縮手段
のうちの一つが使用データ圧縮手段として選択される。
【0021】また、本発明によるゲートウェイ装置の第
3の構成として、パケット交換網制御部は、ストアアン
ドフォワード型のデータ送信を可能にする蓄積データ処
理部と、リアルタイム型のデータ送信を可能にするデー
タ圧縮手段とを含み、ゲートウェイ装置に入力されるパ
ラメータに応じて、ストアアンドフォワード型のデータ
送信又はリアルタイム型のデータ送信が選択される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0023】図1に、本発明に係る通信制御方法及びゲ
ートウェイが用いられる複合交換システムの基本構成の
一例を示す。この複合交換システム1は、パケット交換
網としてのワイドエリアネットワークWAN1〜WAN
m、ローカルエリアネットワークLAN11〜LA1
m,LAN21〜LA2n、電話機相当端末11〜1
3,21〜23、回線交換機PBX1,PBX2、イン
ターネットテレフォニー・ゲートウェイGW1,GW2
等で構成されている。電話機相当端末(以下、単に端末
という)12,13,22,23には、電話機の他に、
パーソナルコンピュータを用いた電話・FAXシステム
も含まれる。
【0024】図1において、端末11は回線交換機PB
X1を介してインターネットテレフォニー・ゲートウェ
イ(以下、単にゲートウェイという)GW1に接続さ
れ、端末12,13はローカルエリアネットワークLA
N11によって直接ゲートウェイGW1に接続されてい
る。ローカルエリアネットワークLAN11はルータR
11を介して、インターネットによるワイドエリアネッ
トワークWAN1に接続されている。回線交換機PBX
1とゲートウェイGW1は局線(ISDN回線)で接続
され、ゲートウェイGW1とルータR11はインターネ
ットプロトコル(IP)によって通信する。
【0025】このようにして、ゲートウェイGW1を用
いた中抜き通信システムの一方のノードが構成されてい
る。他方のノードは、ワイドエリアネットワークWAN
1を挟んで反対側(図1では右側)に構成されている。
上述の一方のノードと同様に、ルータR21を介してワ
イドエリアネットワークWAN1にローカルエリアネッ
トワークLAN21が接続され、ローカルエリアネット
ワークLAN21には端末22,23とゲートウェイG
W2が接続されている。端末21は回線交換機PBX2
を介してゲートウェイGW2に接続されている。
【0026】同様の中抜き通信システムが図1ではm個
存在する。つまり、一方のゲートウェイGW1はm個の
ローカルエリアネットワークLAN11〜LAN1mに
接続され、他方のゲートウェイGW2はn個のローカル
エリアネットワークLAN11〜LAN1nに接続され
ている。そして、双方のローカルエリアネットワークL
AN1i及びLAN2iはそれぞれのルータR1i及び
R2iを介してワイドエリアネットワークWANiで相
互に接続されている(i=1〜m)。
【0027】図1の例では、端末11、21は電話機で
あり、端末12,13,22,23はパーソナルコンピ
ュータである。パーソナルコンピュータ12,13,2
2,23は、ソフトウェア等の拡張機能によって音声通
信が可能である。もっとも、本発明の通信制御方法は、
少なくとも2台の端末が存在すれば適用可能である。例
えば、端末11が回線交換機PBX1を介してゲートウ
ェイGW1に接続され、端末21が回線交換機PBX2
を介してゲートウェイGW2に接続されておれば、端末
12,13,22,23が存在しなくても本発明の通信
制御方法を適用することができる。
【0028】また、ローカルエリアネットワークLAN
1i及びLAN2i、ルータR1i及びR2i、及びワ
イドエリアネットワークWANiを含む中抜き通信シス
テムの経路は、少なくとも1つが存在すれば本発明の通
信制御方法を適用することができる。更に、各ノードが
ルータを介してワイドエリアネットワークに接続されな
いで、ローカルエリアネットワークで直接接続されてい
る場合にも本発明の通信制御方法を適用することができ
る。
【0029】ゲートウェイGW1及びGW2は、ITU
−T(国際電気通信連合の電気通信標準化会議)のH.
323プロトコルを使用してリアルタイム型の通信を行
うと共に、インターネットで用いられている電子メール
の転送プロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfe
r Protocol)を用いてストアアンドフォワード型の通信
を行う。
【0030】図2に、ゲートウェイGW1(GW2)の
モジュール構成を示す。ゲートウェイGW1(GW2)
は、呼制御部31、蓄積データ制御部32、H.323プ
ロトコル制御部33、複数のCODEC34、交換回線
制御部35、LAN制御部36、複数のLAN回線ドラ
イバ37及びLAN回線ボード38、そして局線ドライ
バ39及び局線ボード40を備えている。
【0031】局線ボード40は局線を介して図1の回線
交換機PBX1の局線インターフェイスに接続される。
局線ボード40は局線ドライバ39によって制御され、
局線ドライバ39が局線を介して回線交換機PBX1と
の間で授受を行う信号は交換回線制御部35によって処
理される。
【0032】LAN回線ドライバ37とLAN回線ボー
ド38とのペアはゲートウェイGW1ではm組、ゲート
ウェイGW2ではn組備えられ、各LAN回線ボード3
8がそれぞれの対応するローカルエリアネットワーク
(パケット交換網)LAN1i又はLAN2iに接続さ
れる。各LAN回線ドライバ37がLAN回線ボード3
8を介して対応するローカルエリアネットワークとの間
で授受を行う信号はLAN制御部36が処理する。
【0033】複数のCODEC(CODEC1〜COD
ECn)34は、通信データをリアルタイムで圧縮・伸
張するための符号・復号器であり、それぞれ異なる圧縮
率を有する。H.323プロトコル制御部33は、COD
EC34を使用したリアルタイム型の通信を行うための
プロトコルを制御する。蓄積データ制御部32は、SM
TPを使用したストアアンドフォワード型の通信を行う
ためのプロトコルを制御する。
【0034】呼制御部31は、交換回線制御部35、H.
323プロトコル制御部33、及び蓄積データ制御部3
2と連携して通話の呼を管理すると共に、LAN制御部
と連携してネットワークのトラフィックを監視する。呼
制御部31は、表1に示す対象パラメータ設定テーブル
に基づいて、データ通信方法を設定する。
【0035】
【表1】
【0036】表1の対象パラメータ設定テーブルは、デ
ータ通信方法を変更するためのパラメータとして何を対
象とするかを決定するために参照するテーブルの一例で
あり、発番号、発側ユーザ情報、着側ユーザ情報、トラ
フィック、及び通話内容の各パラメータに対するON又
はOFFのフラグからなる。ONフラグが設定されてい
るパラメータは一つ(表1の例では発番号)であり、こ
のONフラグが設定されているパラメータに応じてデー
タ通信方法が設定される。
【0037】つぎに、表2は、データ通信方法を決定す
る際の具体的な通信方法設定の内容を示す通信方法設定
テーブルの一例である。
【0038】
【表2】
【0039】表2の通信方法設定テーブルは、使用回
線、使用CODEC、及び使用送信形式の各項目に対す
るON又はOFFのフラグからなる。ONフラグが設定
されている項目は一つ(表2の例では使用回線)であ
り、このONフラグが設定されている項目が具体的な通
信方法として設定される。
【0040】つぎに、表1の対象パラメータ設定テーブ
ルにおいて発番号がONになっている場合に参照される
発番号対通信方法対応テーブルを表3に示す。この表
は、発番号(電話番号)と具体的な通信方法設定との対
応関係を管理するためのデータベースの一例である。
【0041】
【表3】
【0042】表3の発番号対通信方法対応テーブルは、
発番号と使用送信形式、使用回線、及び使用CODEC
の各項目との対応関係を示しており、発番号には発呼の
際に相手先を指定する電話番号が登録される。使用送信
形式には、それぞれの発番号に対応して使用される送信
形式(リアルタイム型又はストアアンドフォワード型)
が登録される。使用回線には、それぞれの発番号に対応
して使用されるLAN回線が登録されている。使用CO
DECには、それぞれの発番号に対応して使用されるC
ODEC(圧縮率)が登録されている。表1の対象パラ
メータ設定テーブルにおいて発番号がONになっている
場合に、表3の発番号対通信方法対応テーブルが参照、
検索され、通信方法として使用すべき送信形式、回線、
及びCODECが決定される。
【0043】つぎに、表1の対象パラメータ設定テーブ
ルにおいて発側ユーザ情報がONになっている場合に参
照される発側ユーザ情報対通信方法対応テーブルを表4
に示す。この表は、発側ユーザ情報(例えば発信者電話
番号)と具体的な通信方法設定との対応関係を管理する
ためのデータベースの一例である。
【0044】
【表4】
【0045】表4の発側ユーザ情報対通信方法対応テー
ブルは、発側ユーザ情報と使用送信形式、使用回線、及
び使用CODECの各項目との対応関係を示しており、
発側ユーザ情報には一例として発呼の際に使用される発
信者側電話番号が登録される。使用送信形式にはそれぞ
れの発側ユーザ情報に対応して使用される送信形式(リ
アルタイム型又はストアアンドフォワード型)が登録さ
れる。使用回線には、それぞれの発側ユーザ情報に対応
して使用されるLAN回線が登録されている。使用CO
DECには、それぞれの発側ユーザ情報に対応して使用
されるCODEC(圧縮率)が登録されている。表1の
対象パラメータ設定テーブルにおいて発側ユーザ情報が
ONになっている場合に、表4の発側ユーザ情報対通信
方法対応テーブルが参照、検索され、通信方法として使
用すべき送信形式、回線、及びCODECが決定され
る。
【0046】つぎに、表1の対象パラメータ設定テーブ
ルにおいて着側ユーザ情報がONになっている場合に参
照される着側ユーザ情報対通信方法対応テーブルを表5
に示す。この表は、着側ユーザ情報(例えば着信者メー
ルアドレス)と具体的な通信方法設定との対応関係を管
理するためのデータベースの一例である。
【0047】
【表5】
【0048】表5の着側ユーザ情報対通信方法対応テー
ブルは、着側ユーザ情報と使用送信形式、使用回線、及
び使用CODECの各項目との対応関係を示しており、
着側ユーザ情報には一例として着信者のメールアドレス
が登録される。使用送信形式にはそれぞれの着側ユーザ
情報に対応して使用される送信形式(リアルタイム型又
はストアアンドフォワード型)が登録される。使用回線
には、それぞれの着側ユーザ情報に対応して使用される
LAN回線が登録されている。使用CODECには、そ
れぞれの着側ユーザ情報に対応して使用されるCODE
C(圧縮率)が登録されている。表1の対象パラメータ
設定テーブルにおいて着側ユーザ情報がONになってい
る場合に、表5の着側ユーザ情報対通信方法対応テーブ
ルが参照、検索され、通信方法として使用すべき送信形
式、回線、及びCODECが決定される。
【0049】つぎに、表1の対象パラメータ設定テーブ
ルにおいてトラフィックがONになっている場合に参照
されるトラフィック対通信方法対応テーブルを表6に示
す。この表は、トラフィック(例えば帯域使用率)と具
体的な通信方法設定との対応関係を管理するためのデー
タベースの一例である。
【0050】
【表6】
【0051】表6のトラフィック対通信方法対応テーブ
ルは使用回線ごとに備えられ、トラフィックと使用送信
形式及び使用CODECの各項目との対応関係を示して
いる。トラフィックには、一例として使用回線ごとの帯
域使用率が登録される。使用送信形式にはそれぞれのト
ラフィックに対応して使用される送信形式(リアルタイ
ム型又はストアアンドフォワード型)が登録される。使
用CODECには、それぞれのトラフィックに対応して
使用されるCODEC(圧縮率)が登録されている。表
1の対象パラメータ設定テーブルにおいてトラフィック
がONになっている場合に、表6の使用回線ごとのトラ
フィック対通信方法対応テーブルが参照、検索され、通
信方法として使用すべき使用回線、送信形式、及びCO
DECが決定される。
【0052】つぎに、表1の対象パラメータ設定テーブ
ルにおいて通話内容がONになっている場合に参照され
る通話内容対通信方法対応テーブルを表7に示す。この
表は、通話内容(例えば音声かファクシミリかの種別)
と具体的な通信方法設定との対応関係を管理するための
データベースの一例である。
【0053】
【表7】
【0054】表7の通話内容対通信方法対応テーブル
は、通話内容と使用回線及び使用CODECの各項目と
の対応関係を示している。通話内容には、一例として音
声かファクシミリかの通話種別が登録される。使用回線
には、それぞれの通話内容に対応して使用されるLAN
回線が登録されている。使用CODECには、それぞれ
の通話内容に対応して使用されるCODEC(圧縮率)
が登録されている。なお、送信形式はリアルタイム型に
固定される。表1の対象パラメータ設定テーブルにおい
て通話内容がONになっている場合に、表7の通話内容
対通信方法対応テーブルが参照、検索され、通信方法と
して使用すべき送信形式、使用回線、及びCODECが
決定される。
【0055】つぎに、図1において、ゲートウェイGW
1を発側とし、ゲートウェイGW2を着側としたとき
の、ゲートウェイGW1及びGW2の通信処理について
説明する。まず、発側のゲートウェイGW1の処理手順
を説明する。
【0056】図3は、発側のゲートウェイGW1の処理
手順を示すフローチャートである。ステップ#101の
空状態から発呼信号を受信すると(#102)、ゲート
ウェイGW1はパラメータの判定を行う(#103)。
つまり、表1に示した対象パラメータ設定テーブルを参
照して、発番号、発側ユーザ情報、着側ユーザ情報、ト
ラフィック、及び通話内容のパラメータのうち、いずれ
がONであるかを判定する。
【0057】発番号がONであれば(#104)、発番
号(電話番号)を判定し(#105)、表3の発番号対
通信方法対応テーブルによる使用回線の設定(#11
3)に移る。発側ユーザ情報がONであれば(#10
6)、発側ユーザ情報(発信者電話番号)を判定し(#
107)、表4の発側ユーザ情報対通信方法対応テーブ
ルによる使用回線の設定(#113)に移る。 着側ユ
ーザ情報がONであれば(#108)、着側ユーザ情報
(着信者メールアドレス)を判定し(#109)、表5
の着側ユーザ情報対通信方法対応テーブルによる使用回
線の設定(#113)に移る。トラフィックがONあれ
ば(#110)、トラフィック(帯域使用率)を判定し
(#111)、表6のトラフィック対通信方法対応テー
ブルによる使用回線の設定(#113)に移る。
【0058】通話内容がONの場合は(#112)、ひ
とまず通信を確立した後に通話内容(音声かファクシミ
リかの通話種別)を判定する必要があるので、そのまま
(デフォルト)でステップ#113の使用回線の設定に
移る。
【0059】使用回線の設定(#113)が行われた
後、同様に、表3、表4、表5、又は表6のテーブルに
従って、又はデフォルトの使用CODECが設定される
(#114)と共に、使用送信形式が設定される(#1
15)。
【0060】使用送信形式としてストアアンドフォワー
ド型が設定されたときは(#116)、Q.931手順
に従って端末とゲートウェイ間の回線(対端末回線)の
接続を行い(#117)、H.245手順に従って端末
とゲートウェイ間の論理チャンネル(対端末論理チャン
ネル)を開設し(#118)、その後、ステップ#12
2の通話に移る。
【0061】使用形式としてリアルタイム型が設定され
たとき、及び、パラメータとして通話内容が設定されて
いるとき(ONであるとき)は(#119)、Q.93
1手順に従って対向のゲートウェイと自ゲートウェイ間
の回線(対ゲートウェイ回線)と対端末回線それぞれの
接続を行い(#120)、H.245手順に従って対向
のゲートウェイと自ゲートウェイ間の論理チャンネル
(対ゲートウェイチャンネル)と対端末論理チャンネル
を開設し(#121)、ステップ#122の通話に移
る。
【0062】使用送信形式としてストアアンドフォワー
ド型が設定されているときは、ステップ#122の通話
の際に音声データの蓄積が行われる(#123)。その
後、H.245手順に従って対端末論理チャンネルが封
鎖され(#129)、Q.931手順に従って対端末論
理チャンネルが切断される(#130)。この後、SM
TPに従って蓄積データの送信を行い(#131)、空
状態に戻る(#134)。
【0063】使用送信形式としてリアルタイム型が設定
されているときは、ステップ#122の通話の後、H.
245手順に従って対ゲートウェイ論理チャンネルと対
端末論理チャンネルが封鎖され(#132)、Q.93
1手順に従って対ゲートウェイ回線と対端末回線が切断
される(#133)。この後、空状態に戻る(#13
4)。
【0064】パラメータとして通話内容が設定されてい
るとき(ONであるとき)は、ステップ#122の通話
の際に通話内容が音声かファクシミリか判定される(#
124)。この後、いったん対ゲートウェイの論理回線
を封鎖し(#125)、表7に示した通話内容対通信方
法対応テーブルを参照し、通話内容判定結果に応じて使
用回線を設定(変更)する(#126)と共に使用CO
DECを設定(変更)する(#127)。そして、対ゲ
ートウェイの論理回線を再び開設し(#128)、通話
の状態とする。その後、H.245手順に従って対ゲー
トウェイ論理チャンネルと対端末論理チャンネルが封鎖
され(#132)、Q.931手順に従って対ゲートウ
ェイ回線と対端末回線が切断される(#133)。この
後、空状態に戻る(#134)。
【0065】つぎに、着側のゲートウェイGW2の処理
手順を説明する。
【0066】図4は、着側のゲートウェイGW2の処理
手順を示すフローチャートである。ステップ#201の
空状態から発呼信号を受信すると(#206)、ゲート
ウェイGW2は発側ゲートウェイGW1と着側回線交換
機PBX2との間に回線を開設し、データ通信を行う。
つまり、Q.931手順に従って対ゲートウェイ回線と
対端末回線それぞれの接続を行い(#207)、H.2
45手順に従って対ゲートウェイ論理チャンネルと対端
末論理チャンネルを開設し(#208)、ステップ#2
09の通話に移る。
【0067】一方、ステップ#201の空状態からSM
TPによる蓄積データの受信が行われた場合は(#20
2)、ゲートウェイGW2と着側回線交換機PBX2と
の間に回線が開設され、データ通信が行われる。つま
り、Q.931手順に従って対端末との接続を行い(#
203)、H.245手順に従って対端末チャンネルを
開設し(#204)、蓄積データの復元を行う(#20
5)。その後、ステップ#209の通話に移る。
【0068】発呼信号の受信の場合は、ステップ#20
9の通話の後、H.245手順に従って対ゲートウェイ
論理チャンネルと対端末論理チャンネルが封鎖され(#
212)、Q.931手順に従って対ゲートウェイ回線
と対端末回線が切断される(#213)。この後、空状
態に戻る(#214)。蓄積データの受信の場合は、ス
テップ#209の通話の後、H.245手順に従って対
端末論理チャンネルが封鎖され(#210)、Q.93
1手順に従って対端末回線が切断される(#211)。
この後、空状態に戻る(#214)。
【0069】ただし、端末が回線交換機PBXに接続さ
れている場合は、ステップ#118,#121,#12
9,#132,#204,#208,#210,#21
2における対端末論理チャンネルに関するH.245の
手順は省く。
【0070】図5は、発側のゲートウェイGW1が、端
末11からの発番号をパラメータとして表3の発番号対
通信方法対応テーブルに従って通信方法を設定する場合
のうち、リアルタイム型のデータ送信を行う場合の制御
手順を示すシーケンス図である。この際、発側のゲート
ウェイGW1の基本的な接続、通話、切断処理はH.3
23手順に従う。
【0071】図5において、回線交換機から発した発呼
信号のSETUP信号が局線及び局線制御部(図2の局
線ドライバ39及び交換回線制御部35)を介して呼制
御部(図2の呼制御部31)に受信されると(#30
1、#302)、以下のような手順で通信方法が設定さ
れる。
【0072】呼制御部は発番号を解析し(#303)、
表2に示した通信方法設定テーブルを参照する。通信方
法設定テーブルの使用回線がONであれば、表3の発番
号対通信方法対応テーブルに基づいて使用回線を選択す
る(#304)。通信方法設定テーブルの使用回線がO
FFの場合は、デフォルトの回線が選択される。選択さ
れた回線が呼制御部からH.323制御部(図2のH.
323プロトコル制御部33)に指示され(#30
5)、この指示に基づいてH.323制御部が回線設定
を行う(#306)。
【0073】つぎに、通信方法設定テーブルの使用CO
DECがチェックされ、ONになっている場合は、表3
の発番号対通信方法対応テーブルに基づいて使用COD
ECを選択する(#307)。通信方法設定テーブルの
使用CODECがOFFの場合は、デフォルトのCOD
ECが選択される。選択されたCODECが呼制御部か
らH.323制御部に指示され(#308)、この指示
に基づいてH.323制御部が使用CODECの設定を
行う(#309)。
【0074】つぎに、通信方法設定テーブルの使用送信
形式がチェックされ、ONになっている場合は、表3の
発番号対通信方法対応テーブルに基づいて使用送信形式
を選択する(#310)。通信方法設定テーブルの使用
送信形式がOFFである場合はデフォルトの使用送信形
式が選択される。選択された使用送信形式がリアルタイ
ム型である場合は、ステップ#311で示された枠内の
処理が行われる。この処理は、Q.931に定められた
通常の手順であり、詳細な説明は省略する。この後、
H.245による能力交換・論理チャンネル開設処理
(#312)、RTP/RTCPによる音声通話(#3
13)、H.245による論理チャンネル閉鎖処理(#
314)が実行され、最後にQ.931による切断処理
が行われる(#315)。これらの一連の処理はH.3
23に基づく処理である。
【0075】図6は、発側のゲートウェイGW1が、ス
トアアンドフォワード型のデータ送信を行う場合の制御
手順を示すシーケンス図である。図5の送信形式選択ス
テップ(#310)においてストアアンドフォワード型
の送信形式が設定された場合は、図6の手順に従って以
下の処理が行われる。
【0076】送信形式が設定されると(#403)、
Q.931による接続処理(#404)が実行される。
この後、音声データが局線及び局線制御部を介して呼制
御部に受信される(#405,#406)。受信した音
声データは蓄積データ制御部(図2の蓄積データ制御部
32)に渡され、電子化したファイルの形式で保存され
る(#407)。通話終了後、通常のQ.931の手順
に従って切断処理が実行される(#408)。
【0077】切断処理の後、呼制御部にて着側の電話番
号情報を含むデータ送信用のヘッダが作成される(#4
09)。このヘッダを付したデータ送信依頼が呼制御部
から蓄積データ制御部に渡され(#410)、電子化フ
ァイルとして保全された蓄積データとヘッダとを結合し
たものがSMTPに従って着側のゲートウェイGW2に
向けて回線へ出力される(#411)。
【0078】図7は、発側のゲートウェイGW1が、発
番号をパラメータとして通信方法を設定し、リアルタイ
ム型のデータ送信を行う場合における、着側のゲートウ
ェイGW2の端末21を制御する手順を示すシーケンス
図である。Q.931による接続処理を実行した後(ス
テップ#501)、H.245による能力交換・論理チ
ャンネル開設処理(ステップ#502)、RTP/RT
CPによる音声通話(#503)、H.245による論
理チャンネル閉鎖処理(#504)が実行され、最後に
Q.931による切断処理が行われる(#505)。こ
れらの一連の処理はH.323に基づく通常の処理であ
り、図5に示した発側のゲートウェイGW1における後
半の処理(#311〜#315)と同様である。
【0079】図8は、発側のゲートウェイGW1が、発
番号をパラメータとして通信方法を設定し、ストアアン
ドフォワード型のデータ送信を行う場合における、着側
のゲートウェイGW2の制御手順を示すシーケンス図で
ある。まず、SMTPによって、電子化された通話デー
タが付加されている電子メールである蓄積データを回線
から受信すると(#601)、蓄積データ処理部は電子
メールのヘッダを解析して着信予定の電話番号を求める
(#602)。そして、呼制御部に通話依頼を出して
(#603)、着側ゲートウェイGW2と着側交換機P
BX2との間に、Q.931の手順による接続処理を行
う(#604)。接続処理によって呼が開設され、呼制
御部から蓄積データ処理部へ音声データ取得依頼が渡さ
れると(#605)、蓄積データ処理部は、電子メール
として受信した通話データを随時音声に変換し、呼制御
部及び局線制御を介して、着側ゲートウェイGW2に向
けて局線に出力する(#606〜#608)音声データ
の送信がすべて終了すると、開設されていた呼は、Q.
931に基づく切断処理によって閉鎖され、通話が終了
する(#609)。
【0080】以上、発側のゲートウェイGW1が、発番
号をパラメータとして、リアルタイム型のデータ送信又
はストアアンドフォワード型の送信処理を行う場合の制
御手順について説明した。 発側のゲートウェイGW1
が、入力された発側ユーザ情報をパラメータとして、リ
アルタイム型のデータ送信又はストアアンドフォワード
型の送信処理を行う場合も、上述と同様の処理が行われ
る。但し、この場合は、電話機相当端末から入力された
発側ユーザ情報が、発側のゲートウェイGW1に直接又
は回線交換機PBX1を介して、発呼信号と共に渡され
る。発側のゲートウェイGW1は、この発側ユーザ情報
を、表4に例示したような発側ユーザ情報対通信方法対
応テーブルと比較することによって、選択すべき使用回
線、使用CODEC、及び使用送信形式を決定する。
【0081】発側のゲートウェイGW1が、入力された
着側ユーザ情報をパラメータとして、リアルタイム型の
データ送信又はストアアンドフォワード型の送信処理を
行う場合も、上述と同様の処理が行われる。但し、この
場合は、発側のゲートウェイGW1が、発呼信号受信時
に、まず着側のゲートウェイGW2とデータ通信を行
い、着側ユーザ情報を得る。そして、この着側ユーザ情
報を、表5に例示したような着側ユーザ情報対通信方法
対応テーブルと比較することによって、選択すべき使用
回線、使用CODEC、及び使用送信形式を決定する。
【0082】発側のゲートウェイGW1が、測定された
トラフィックをパラメータとして、リアルタイム型のデ
ータ送信又はストアアンドフォワード型の送信処理を行
う場合も、上述と同様の処理が行われる。但し、この場
合は、発側のゲートウェイGW1が、発呼信号受信時
に、まずLAN制御部(図2のLAN制御部36)を介
して各回線のトラフィック情報を取得する。そして、こ
のトラフィック情報を、表6に例示したようなトラフィ
ック対通信方法対応テーブルと比較することによって、
選択すべき使用CODEC及び使用送信形式を決定す
る。また、使用回線については、例えば、使用中の帯域
占有率が低い回線を選択する。
【0083】図9は、発側のゲートウェイGW1が、端
末11からの通話内容をパラメータとして通信方法を設
定し、データ送信を行う場合の制御手順を示すシーケン
ス図である。Q.931による接続処理(#701)、
H.245による能力交換・論理チャンネル開設処理
(#702)、そしてRTP/RTCPによる音声通話
(#703)までの処理については、既述のリアルタイ
ム型の送信形式が選択されたときの手順と同様である。
【0084】図9の通信制御では、音声通話が開始され
た後に、その通話内容、例えば、音声かファクシミリか
の通話種別が信号から判定される(#704)。この判
定結果と表7に例示したような通話内容対通信方法対応
テーブルとを比較することにより、使用すべき回線の選
択がまず行われる(#705)。選択された回線は呼制
御部からH.323制御部に指示され(#706)、
H.323制御部が回線を再設定する(#707)。更
に、呼制御部は、上記の判定結果と通話内容対通信方法
対応テーブルとの比較から、使用すべきCODECを選
択する(#708)。選択されたCODECはH.32
3制御部に指示され(#709)、H.323制御部が
CODECを再設定する(#710)。
【0085】この後、H.245の手順に従って論理チ
ャンネル閉鎖処理が実行され(#711)、続いて、再
設定された回線及びCODECを使用して、H.245
による能力交換・論理チャンネル開設処理が実行される
(#712)。この後の音声通話(#713)、論理チ
ャンネル閉鎖処理(#714)、及び切断処理(#71
5)については、既述のリアルタイム型の送信形式が選
択されたときの手順と同様である。
【0086】以上の通信制御方法の説明は、図1に示し
た複合交換網システムを前提にしている。しかし、本発
明は、このような複合交換網システムに限らず、下記の
ような変形複合交換網システムにも適用することができ
る。
【0087】まず、第2の複合交換網システムとして、
図1の複合交換網システムにおける回線交換機PBX1
及びPBX2をATM(非同期伝送モード)交換機で置
き換えたものが挙げられる。これにより、ATM網とイ
ンターネット網とを結合した複合交換網システムが構築
される。
【0088】第3の複合交換網システムでは、図1の複
合交換網システムにおける回線交換機PBX1及びPB
X2が除かれ、LAN回線に接続された端末のみが存在
する。
【0089】更に、第4の複合交換網システムでは、第
3の複合交換網システムにおけるゲートウェイ装置GW
1及びGW2が、終端型のH.323通信端末で置換す
る。つまり、図1における端末12がゲートウェイ装置
GW1を介さずに直接ルータR11に接続され、端末2
2がゲートウェイ装置GW2を介さずに直接ルータR2
1に接続された形となる。
【0090】上記のような第2から第4の複合交換網シ
ステムにおいても、本発明の通信制御方法及びゲートウ
ェイ装置を使用することができることは、当業者にとっ
て明らかであろう。
【0091】また、本実施形態では、入力されるダイア
ル番号として、相手先を指定する発番号を用いたが、本
発明はこれに限らず、種々の形態で実施することができ
る。例えば、相手先を指定する発番号に付加される特定
の番号入力(NTT発信者番号ディスプレイサービスに
用いられる“184”等)を用いてもよい。
【0092】また、本実施形態では、発側ユーザ情報と
して、発信に使用される電話機相当端末の電話番号を用
いたが、本発明はこれに限らず、種々の形態で実施する
ことができる。例えば、発側ユーザを特定し得るメール
アドレス、役職等の情報を用いてもよい。
【0093】同様に、着側ユーザ情報は、本実施形態で
用いたメールアドレスの他に、役職、職場名等の情報を
用いて着側ユーザを特定してもよい。
【0094】更に、トラフィックは、本実施形態で用い
た回線帯域使用率に代えて、パケット廃棄率、パケット
伝達遅延時間等の情報を用いてもよい。
【0095】また、通話内容は、本実施形態で用いた音
声かファクシミリかの通話種別の他に、音量等、通話内
容を区別し得る他の情報を用いてもよい。音声認識モジ
ュールを用いて通話内容を識別することも考えられる。
【0096】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の通信制
御方法とゲートウェイ装置によれば、ユーザが通信方法
を選択することを可能にして、ユーザの実状に即した通
信を行うと共に、ユーザが通信方法を指定しなかった場
合は、ゲートウェイ装置が自動的に効率的な通信方法を
選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る複合交換システムの基
本構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るゲートウェイ装置のモ
ジュール構成を示すブロック図である。
【図3】発側のゲートウェイ装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】着側のゲートウェイ装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】発番号をパラメータとして通信方法を設定し、
リアルタイム型のデータ送信を行う場合の発側のゲート
ウェイ装置における制御手順を示すシーケンス図であ
る。
【図6】ストアアンドフォワード型のデータ送信を行う
場合の発側のゲートウェイ装置における制御手順を示す
シーケンス図である。
【図7】発番号をパラメータとして通信方法を設定し、
リアルタイム型のデータ送信を行う場合の着側のゲート
ウェイ装置における制御手順を示すシーケンス図であ
る。
【図8】ストアアンドフォワード型のデータ送信を行う
場合の着側のゲートウェイ装置における制御手順を示す
シーケンス図である。
【図9】通話内容をパラメータとして通信方法を設定
し、データ送信を行う場合の制御手順を示すシーケンス
図である。
【符号の説明】
31 呼制御部 32 蓄積データ制御部(パケット交換網制御部、蓄積
データ処理部) 33 H.323プロトコル制御部(パケット交換網制
御部) 34 CODEC(パケット交換網制御部、データ圧縮
手段) 35 交換回線制御部(回線交換網制御部) 36 LAN制御部(パケット交換網制御部) 37 LAN回線ドライバ(パケット交換網制御部、回
線接続部) 38 LAN回線ボード(パケット交換網制御部、回線
接続部) 39 局線ドライバ(回線交換網制御部) 40 局線ボード(回線交換網制御部) GW1,GW2 インターネットテレフォニー・ゲート
ウェイ(ゲートウェイ装置)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 (72)発明者 福山 訓行 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 白川 貴浩 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 大津 和之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 外村 賢一 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 5K030 HA01 HA08 HC02 HC14 HD03 JT01 LA12 5K033 BA14 CB08 DA06 DB14 DB18 EC03 5K051 AA01 BB02 CC02 DD02 DD13 EE01 EE02 EE04 EE07 FF01 FF06 FF07 FF16 GG03 GG06 HH17 HH27 JJ02 JJ03 JJ05 JJ14 KK01 5K101 KK20 LL02 LL05 MM01 MM04 MM05 NN21 QQ07 QQ11 RR27 SS07 SS08 TT02 UU19 UU20 9A001 BB02 BB03 BB04 CC03 CC06 CC07 CZ08 DD10 EE04 HH15 HH34 JJ18 JJ25 KK42 KK56 KZ43 LL09

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パケット交換網、回線交換網、及びゲート
    ウェイ装置を含み、前記ゲートウェイ装置が少なくとも
    1つの回線により前記パケット交換網及び前記回線交換
    網に接続されている複合交換網において、前記ゲートウ
    ェイ装置又は回線交換機に入力されるパラメータに応じ
    て前記ゲートウェイ装置が複数のデータ通信方法の中か
    ら一つを選択することを特徴とする複合交換網における
    通信制御方法。
  2. 【請求項2】前記パラメータが、前記ゲートウェイ装置
    又は前記回線交換機に接続された電話機相当端末に入力
    されるダイアル番号である請求項1記載の複合交換網に
    おける通信制御方法。
  3. 【請求項3】前記複数のデータ通信方法として、通信に
    使用される複数の回線が用意され、前記ゲートウェイ装
    置が複数の回線の中から一つを選択する請求項2記載の
    複合交換網における通信制御方法。
  4. 【請求項4】前記複数のデータ通信方法として、圧縮率
    の異なる複数のデータ圧縮手段が用意され、前記ゲート
    ウェイ装置が複数のデータ圧縮手段の中から一つを選択
    する請求項2記載の複合交換網における通信制御方法。
  5. 【請求項5】前記複数のデータ通信方法として、ストア
    アンドフォワード型とリアルタイム型の2つのデータ送
    信形式が用意され、前記ゲートウェイ装置が2つのデー
    タ送信形式の中から一つを選択する請求項2記載の複合
    交換網における通信制御方法。
  6. 【請求項6】前記パラメータが、発信側のゲートウェイ
    装置又は回線交換機に接続された電話機相当端末に入力
    されるユーザ情報である請求項1記載の複合交換網にお
    ける通信制御方法。
  7. 【請求項7】前記複数のデータ通信方法として、通信に
    使用される複数の回線が用意され、前記ゲートウェイ装
    置が複数の回線の中から一つを選択する請求項6記載の
    複合交換網における通信制御方法。
  8. 【請求項8】前記複数のデータ通信方法として、圧縮率
    の異なる複数のデータ圧縮手段が用意され、前記ゲート
    ウェイ装置が複数のデータ圧縮手段の中から一つを選択
    する請求項6記載の複合交換網における通信制御方法。
  9. 【請求項9】前記複数のデータ通信方法として、ストア
    アンドフォワード型とリアルタイム型の2つのデータ送
    信形式が用意され、前記ゲートウェイ装置が2つのデー
    タ送信形式の中から一つを選択する請求項6記載の複合
    交換網における通信制御方法。
  10. 【請求項10】前記パラメータが、着信側のゲートウェ
    イ装置又は回線交換機に接続された電話機相当端末に入
    力されるユーザ情報である請求項1記載の複合交換網に
    おける通信制御方法。
  11. 【請求項11】前記複数のデータ通信方法として、通信
    に使用される複数の回線が用意され、前記ゲートウェイ
    装置が複数の回線の中から一つを選択する請求項10記
    載の複合交換網における通信制御方法。
  12. 【請求項12】前記複数のデータ通信方法として、圧縮
    率の異なる複数のデータ圧縮手段が用意され、前記ゲー
    トウェイ装置が複数のデータ圧縮手段の中から一つを選
    択する請求項10記載の複合交換網における通信制御方
    法。
  13. 【請求項13】前記複数のデータ通信方法として、スト
    アアンドフォワード型とリアルタイム型の2つのデータ
    送信形式が用意され、前記ゲートウェイ装置が2つのデ
    ータ送信形式の中から一つを選択する請求項10記載の
    複合交換網における通信制御方法。
  14. 【請求項14】前記パラメータが、前記ゲートウェイ装
    置で測定されるパケット交換網のトラフィックである請
    求項1記載の複合交換網における通信制御方法。
  15. 【請求項15】前記複数のデータ通信方法として、通信
    に使用される複数の回線が用意され、前記ゲートウェイ
    装置が複数の回線の中から一つを選択する請求項14記
    載の複合交換網における通信制御方法。
  16. 【請求項16】前記複数のデータ通信方法として、圧縮
    率の異なる複数のデータ圧縮手段が用意され、前記ゲー
    トウェイ装置が複数のデータ圧縮手段の中から一つを選
    択する請求項14記載の複合交換網における通信制御方
    法。
  17. 【請求項17】前記複数のデータ通信方法として、スト
    アアンドフォワード型とリアルタイム型の2つのデータ
    送信形式が用意され、前記ゲートウェイ装置が2つのデ
    ータ送信形式の中から一つを選択する請求項14記載の
    複合交換網における通信制御方法。
  18. 【請求項18】前記パラメータが、通話時に送信される
    送信内容である請求項1記載の複合交換網における通信
    制御方法。
  19. 【請求項19】前記複数のデータ通信方法として、通信
    に使用される複数の回線が用意され、前記ゲートウェイ
    装置が複数の回線の中から一つを選択する請求項18記
    載の複合交換網における通信制御方法。
  20. 【請求項20】前記複数のデータ通信方法として、圧縮
    率の異なる複数のデータ圧縮手段が用意され、前記ゲー
    トウェイ装置が複数のデータ圧縮手段の中から一つを選
    択する請求項18記載の複合交換網における通信制御方
    法。
  21. 【請求項21】パケット交換網及び回線交換網に接続さ
    れ、回線交換機と共に複合回線網を構成するゲートウェ
    イ装置であって、 前記パケット交換網に接続されるパケット交換網制御部
    と、前記回線交換網に接続される回線交換網制御部と、
    前記パケット交換網制御部及び前記回線交換網制御部と
    連携して通話の呼を制御すると共に前記パケット交換網
    のトラフィックを監視する呼制御部とを備え、 前記パケット交換網制御部は、複数の回線に接続可能な
    複数の回線接続部を含み、 前記ゲートウェイ装置に入力されるパラメータに応じ
    て、前記複数の回線の中から一つが使用回線として選択
    されることを特徴とするゲートウェイ装置。
  22. 【請求項22】パケット交換網及び回線交換網に接続さ
    れ、回線交換機と共に複合回線網を構成するゲートウェ
    イ装置であって、 前記パケット交換網に接続されるパケット交換網制御部
    と、前記回線交換網に接続される回線交換網制御部と、
    前記パケット交換網制御部及び前記回線交換網制御部と
    連携して通話の呼を制御すると共に前記パケット交換網
    のトラフィックを監視する呼制御部とを備え、 前記パケット交換網制御部は、圧縮率の異なる複数のデ
    ータ圧縮手段を含み、 前記ゲートウェイ装置に入力されるパラメータに応じ
    て、前記複数のデータ圧縮手段の中から一つが使用デー
    タ圧縮手段として選択されることを特徴とするゲートウ
    ェイ装置。
  23. 【請求項23】パケット交換網及び回線交換網に接続さ
    れ、回線交換機と共に複合回線網を構成するゲートウェ
    イ装置であって、 前記パケット交換網に接続されるパケット交換網制御部
    と、前記回線交換網に接続される回線交換網制御部と、
    前記パケット交換網制御部及び前記回線交換網制御部と
    連携して通話の呼を制御すると共に前記パケット交換網
    のトラフィックを監視する呼制御部とを備え、 前記パケット交換網制御部は、ストアアンドフォワード
    型のデータ送信を可能にする蓄積データ処理部と、リア
    ルタイム型のデータ送信を可能にするデータ圧縮手段と
    を含み、 前記ゲートウェイ装置に入力されるパラメータに応じ
    て、前記ストアアンドフォワード型のデータ送信又はリ
    アルタイム型のデータ送信が選択されることを特徴とす
    るゲートウェイ装置。
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