JP2003332776A - 通信装置の冷却方法 - Google Patents

通信装置の冷却方法

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JP2003332776A
JP2003332776A JP2002137236A JP2002137236A JP2003332776A JP 2003332776 A JP2003332776 A JP 2003332776A JP 2002137236 A JP2002137236 A JP 2002137236A JP 2002137236 A JP2002137236 A JP 2002137236A JP 2003332776 A JP2003332776 A JP 2003332776A
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JP
Japan
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package
fan
communication device
cooling
high heat
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Application number
JP2002137236A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Hamada
和昌 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、通信装置全体を冷却する大規
模なファンユニットを設けなくても高発熱パッケージ等
の局所的な要冷却箇所の冷却が集中的に行え、冷却コス
トを低くできる通信装置の冷却方法を提供することにあ
る。 【解決手段】本発明は、高発熱パッケージ11を含む電
子回路パッケージ13がブックシェルフ実装形式で実装
された通信装置の冷却方法において、高発熱パッケージ
11の近傍に、ファンを搭載したファンパッケージ12
を実装して、ファンパッケージ12により高発熱パッケ
ージ11を集中的に冷却することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路パッケー
ジがブックシェルフ実装形式で実装された通信装置の冷
却方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の自然空冷におけるブックシ
ェルフ実装形式の通信装置の一例を示す正面図である。
図において、41は通信装置架、42は電子回路パッケ
ージ、43は自然対流による空気の流れ方向である。
【0003】通信装置架41には多数の電子回路パッケ
ージ42がブックシェルフ実装形式でユニットに実装さ
れて通信装置が構成される。電子回路パッケージの発熱
により前記通信装置架41内には流れ方向43に示すよ
うに自然対流により空気が下から上へ鉛直方向に流れて
電子回路パッケージ42が冷却される。
【0004】図5は従来の強制空冷におけるブックシェ
ルフ実装形式の通信装置の一例を示す正面図である。図
において、41は通信装置架、42は電子回路パッケー
ジ、44は高発熱パッケージ、45はファンユニット、
46は強制対流による空気の流れ方向である。
【0005】通信装置架41には1枚の高発熱パッケー
ジ44を含む多数の電子回路パッケージ42がブックシ
ェルフ実装形式でユニットに実装されて通信装置が構成
される。前記通信装置架41の上部にはファンユニット
45が設けられ、このファンユニット45のファンの動
作により空気が下から上へ鉛直方向46に流れて高発熱
パッケージ44及び電子回路パッケージ42が冷却され
る。
【0006】この様に、従来のブックシェルフ実装形式
で実装された通信装置では、少数枚の高発熱パッケージ
を実装する場合でも、大規模なファンユニットを設け
て、通信装置全体を冷却しなければならず、冷却コスト
が高くなる欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、高発熱パッケージ等の局所的な
要冷却箇所の近傍に実装したファンパッケージのファン
で、高発熱パッケージ等の局所的な要冷却箇所を集中的
に冷却することにより、通信装置全体を冷却する大規模
なファンユニットを設けなくても高発熱パッケージ等の
局所的な要冷却箇所の冷却が集中的に行え、冷却コスト
を低くできる通信装置の冷却方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、高発熱パッケージを含む電子回路パッケー
ジがブックシェルフ実装形式で実装された通信装置の冷
却方法において、前記高発熱パッケージの近傍に、ファ
ンを搭載したファンパッケージを実装して、前記ファン
パッケージにより前記高発熱パッケージを集中的に冷却
することを特徴とする。
【0009】また、装置信頼性を向上させるために前記
ファンパッケージには、ファンパッケージに搭載された
1個以上のファンの回転制御を行うと共にファン故障時
に警報を発報するファン制御部が設けられることを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態例に係る通信装
置を示す構成説明図である。図において、10はブック
シェルフ実装形式の通信装置架、11は高発熱パッケー
ジ、12はファンパッケージ、13は電子回路パッケー
ジ、14は自然対流による空気の流れ方向、15はファ
ンパッケージの強制対流による空気の流れ方向である。
【0012】すなわち、ブックシェルフ実装形式の通信
装置架10には1枚の高発熱パッケージ11およびファ
ンパッケージ12を含む多数の電子回路パッケージ13
がブックシェルフ実装形式で鉛直に実装されて通信装置
が構成される。前記通信装置架10内には流れ方向14
に示すように自然対流により空気が下から上へ鉛直方向
に流れて1枚の高発熱パッケージ11およびファンパッ
ケージ12を含む多数の電子回路パッケージ13が冷却
される。さらに、前記通信装置架10にはファンパッケ
ージ12が設けられ、このファンパッケージ12のファ
ンの動作により流れ方向15に示すように強制対流によ
り空気が1枚の高発熱パッケージ11に吹き付けられて
高発熱パッケージ11が局所的に冷却される。
【0013】このように、高発熱パッケージ11の近傍
例えば隣に、ファンを搭載したファンパッケージ12を
実装することにより、前記ファンパッケージ12により
高発熱パッケージ11を集中的に冷却することが可能と
なる。
【0014】図2は本発明の実施形態例に係るファンパ
ッケージを示す正面図である。図において、20はファ
ンパッケージ、21はファン、22はファン制御部であ
る。
【0015】すなわち、ファンパッケージ20は、ブッ
クシェルフ実装形式の通信装置架に実装可能な寸法を有
している。これにより、通信装置架の任意の場所に実装
することができる。冷却はファン21により行い、ファ
ン21の強制対流により隣接した高発熱パッケージの冷
却を行う。また、ファンパッケージ20には複数個のフ
ァン21が搭載されており、ファンパッケージ20のフ
ァン21が1個故障した場合でも、冷却対象の高発熱パ
ッケージの冷却能力が著しく低下しないよう、高信頼設
計がなされている。ファンパッケージ20に設けられる
ファン制御部22はファンパッケージ20のファン21
の回転制御を行うとともに、ファン21の故障時には警
報を発報する機能を有する。
【0016】図3は本発明の実施形態例に係る通信装置
の詳細を示す構成説明図である。図において、30はブ
ックシェルフ実装形式の通信装置架、31,32は背の
高い(突出した高さが高い)部品、33は背の低い(突
出した高さが低い)部品、34はファンパッケージ、3
5は自然対流による空気の流れ方向、36はファンパッ
ケージの強制対流による空気の流れ方向、37は背の高
い(突出した高さが高い)部品31,32および背の低
い(突出した高さが低い)部品33を搭載した電子回路
パッケージである。
【0017】すなわち、ブックシェルフ実装形式の通信
装置架30には背の高い(突出した高さが高い)部品3
1,32および背の低い(突出した高さが低い)部品3
3を搭載した電子回路パッケージ37、およびファンパ
ッケージ34を含む多数の電子回路パッケージ38がブ
ックシェルフ実装形式でユニットに実装されて通信装置
が構成される。前記通信装置架30内には流れ方向35
に示すように自然対流により空気が下から上へ鉛直方向
に流れて電子回路パッケージ37およびファンパッケー
ジ34を含む多数の電子回路パッケージ38が冷却され
る。部品高の凹凸があるパッケージでは部品高の低い部
品は部品高の高い部品により、対流を阻止され十分に冷
却できない場合がる。そこで、前記通信装置架30には
ファンパッケージ34が設けられ、このファンパッケー
ジ34のファンの動作により流れ方向36に示すように
強制対流により空気が電子回路パッケージ37の背の低
い(突出した高さが低い)部品33に吹き付けられ、背
の低い(突出した高さが低い)部品33を局所的に冷却
することが可能となる。
【0018】このように、通信装置架30の自然対流で
は、冷却のための空気が十分に当らない部品33である
が、該当パッケージ37の隣にファンパッケージ34を
実装することにより、該当部品33に対しても冷却のた
めの空気が十分に当るようになる。
【0019】この結果から明らかなように、従来の技術
では、背の高い部品に囲まれている背の低い部品を冷却
するために、通信装置架に大規模なファンユニットを設
け、冷却能力を高くしなければならなかったが、本発明
の実施形態例の適用により、ファンパッケージ34によ
り背の低い部品33を集中的に冷却することができるの
で、通信装置架30に大規模なファンユニットを設ける
必要がなく、冷却コストを低くすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
発熱パッケージ等の局所的な要冷却箇所の近傍に実装し
たファンパッケージのファンで、高発熱パッケージ等の
局所的な要冷却箇所を集中的に冷却することにより、通
信装置全体を冷却する大規模なファンユニットを設けな
くても高発熱パッケージ等の局所的な要冷却箇所の冷却
が集中的に行え、冷却コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る通信装置を示す構
成説明図である。
【図2】本発明の実施形態例に係るファンパッケージを
示す正面図である。
【図3】本発明の他の実施形態例に係る通信装置の一部
を示す構成説明図である。
【図4】従来のブックシェルフ実装形式の通信装置の一
例を示す正面図である。
【図5】従来のブックシェルフ実装形式の通信装置の他
の例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 ブックシェルフ実装形式の通信装置架 11 高発熱パッケージ 12 ファンパッケージ 13 電子回路パッケージ 14 自然対流による空気の流れ方向 15 ファンパッケージの強制対流による空気の流れ方

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高発熱パッケージを含む電子回路パッケ
    ージがブックシェルフ実装形式で実装された通信装置に
    おいて、 前記高発熱パッケージの近傍に、ファンを搭載したファ
    ンパッケージを実装して、前記ファンパッケージにより
    前記高発熱パッケージを集中的に冷却することを特徴と
    する通信装置の冷却方法。
  2. 【請求項2】 ファンパッケージとして、1個以上のフ
    ァンが搭載され、ファンの回転制御を行うと共にファン
    故障時に警報を発報するファン制御部が設けられている
    ファンパッケージを用いることを特徴とする請求項1記
    載の通信装置の冷却方法。
JP2002137236A 2002-05-13 2002-05-13 通信装置の冷却方法 Pending JP2003332776A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9007764B2 (en) 2011-12-28 2015-04-14 Fujitsu Limited Electronic device having cooling unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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