JP2003332625A - Led点灯回路 - Google Patents
Led点灯回路Info
- Publication number
- JP2003332625A JP2003332625A JP2002135309A JP2002135309A JP2003332625A JP 2003332625 A JP2003332625 A JP 2003332625A JP 2002135309 A JP2002135309 A JP 2002135309A JP 2002135309 A JP2002135309 A JP 2002135309A JP 2003332625 A JP2003332625 A JP 2003332625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- led
- diode
- circuit
- capacitor
- lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Led Devices (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 交流電圧によってLEDを点灯させる際の電
力損失を大幅に減少させる。 【解決手段】 LEDに直列にコンデンサを接続し、L
EDのアノードにダイオードのカソードが、LEDのカ
ソードにダイオードのアノードが接続されるように、L
EDとダイオードを並列に接続する。コンデンサとLE
Dとダイオードの並列回路を直列に接続し、これを交流
電源に接続してLEDを点灯させる。コンデンサによる
損失は実質的にゼロであり、ダイオードによる損失分の
みに抑えられる。
力損失を大幅に減少させる。 【解決手段】 LEDに直列にコンデンサを接続し、L
EDのアノードにダイオードのカソードが、LEDのカ
ソードにダイオードのアノードが接続されるように、L
EDとダイオードを並列に接続する。コンデンサとLE
Dとダイオードの並列回路を直列に接続し、これを交流
電源に接続してLEDを点灯させる。コンデンサによる
損失は実質的にゼロであり、ダイオードによる損失分の
みに抑えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード
(LED:light emitting diode)の点灯回路に係るも
ので、交流電源によって点灯させる回路に関するもので
ある。
(LED:light emitting diode)の点灯回路に係るも
ので、交流電源によって点灯させる回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】LEDを商用交流電源を利用して点灯す
る場合、LEDの耐電圧以上の交流電圧を用いてLED
を点灯させることになる。その点灯方法として、図2に
示した回路が知られている。これは、抵抗Rによって順
方向電圧を降下させ、ダイオードDによってLEDの逆
方向耐電圧破壊を防止し該LEDを点灯させるものであ
る。
る場合、LEDの耐電圧以上の交流電圧を用いてLED
を点灯させることになる。その点灯方法として、図2に
示した回路が知られている。これは、抵抗Rによって順
方向電圧を降下させ、ダイオードDによってLEDの逆
方向耐電圧破壊を防止し該LEDを点灯させるものであ
る。
【0003】しかし、この回路では、電源電圧が高い場
合には抵抗Rによる消費電力が大きくなり、発熱が多く
なるという問題が生じる。例えば、 電源電圧V=100V LED電流I=10mA ダイオードの順方向降下電圧VFD=0.7V LEDの順方向降下電圧VFLED=2.0V の場合、抵抗Rによる電力損失PRは、 PR=(100―0.7―2.0)V×10mA =973mW となり、実質的に点灯に必要なLED電力2V×10mA/2
=10mWに対して、何と約97倍の損失が生じることにな
る。
合には抵抗Rによる消費電力が大きくなり、発熱が多く
なるという問題が生じる。例えば、 電源電圧V=100V LED電流I=10mA ダイオードの順方向降下電圧VFD=0.7V LEDの順方向降下電圧VFLED=2.0V の場合、抵抗Rによる電力損失PRは、 PR=(100―0.7―2.0)V×10mA =973mW となり、実質的に点灯に必要なLED電力2V×10mA/2
=10mWに対して、何と約97倍の損失が生じることにな
る。
【0004】
【発明は解決しようとする課題】LED点灯のために他
の回路を利用する場合もあるが、いずれにせよ抵抗を用
いてLEDの耐電圧以下に電圧を下げる必要があるの
で、電力損失が多くなることを免れない。本発明は、電
力損失を大幅に減少させ、従来に比較して実質的に損失
をゼロにできるLED点灯回路を提供するものである。
の回路を利用する場合もあるが、いずれにせよ抵抗を用
いてLEDの耐電圧以下に電圧を下げる必要があるの
で、電力損失が多くなることを免れない。本発明は、電
力損失を大幅に減少させ、従来に比較して実質的に損失
をゼロにできるLED点灯回路を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するために手段】本発明は、抵抗に代えて
コンデンサを用いることによって、上記の課題を解決す
るものである。すなわち、交流電源によってLEDを点
灯するLED点灯回路において、LEDのアノードがダ
イオードのカソードに、LEDのカソードがダイオード
のアノードに接続されるように、LEDに並列にダイオ
ードが接続されるとともに、このLEDとダイオードの
並列回路と交流電源間に直列にコンデンサを接続したこ
とに特徴を有するものである。
コンデンサを用いることによって、上記の課題を解決す
るものである。すなわち、交流電源によってLEDを点
灯するLED点灯回路において、LEDのアノードがダ
イオードのカソードに、LEDのカソードがダイオード
のアノードに接続されるように、LEDに並列にダイオ
ードが接続されるとともに、このLEDとダイオードの
並列回路と交流電源間に直列にコンデンサを接続したこ
とに特徴を有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によるLED点灯回路に
は、LEDの他に次の要素を含む。 1)LEDと直列に接続されたコンデンサ:リアクタン
スが交流回路において抵抗として作用する。 2)ダイオード:LEDに該LEDの逆方向耐電圧以上
の電圧が印加される事を防止すると共に逆方向電流を逃
がす作用を行う。
は、LEDの他に次の要素を含む。 1)LEDと直列に接続されたコンデンサ:リアクタン
スが交流回路において抵抗として作用する。 2)ダイオード:LEDに該LEDの逆方向耐電圧以上
の電圧が印加される事を防止すると共に逆方向電流を逃
がす作用を行う。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の実施例を示す回路図
で、LEDに直列にコンデンサCが接続され、LEDに
並列にダイオードDが接続されている。ダイオードDの
カソードはLEDのアノードと、ダイオードDのアノー
ドはLEDのカソードと、それぞれ接続されている。
いて説明する。図1は、本発明の実施例を示す回路図
で、LEDに直列にコンデンサCが接続され、LEDに
並列にダイオードDが接続されている。ダイオードDの
カソードはLEDのアノードと、ダイオードDのアノー
ドはLEDのカソードと、それぞれ接続されている。
【0008】上記の回路に交流電源Vが接続されて、L
EDが点灯される。交流電源に対してコンデンサCでの
電力消費はほとんどなく、ダイオードDにおける損失は
0.7V×10mA/2 =3.5mAであり、従来の回路における
973mWに対して1/278となる。ただし、この計算ではコ
ンデンサのリアクタンスXLに対してLEDとダイオード
Dの抵抗の和RDLが、XL>>RDLの関係にあるため、ベク
トル計算をしていないので若干の誤差を含んでいる。
EDが点灯される。交流電源に対してコンデンサCでの
電力消費はほとんどなく、ダイオードDにおける損失は
0.7V×10mA/2 =3.5mAであり、従来の回路における
973mWに対して1/278となる。ただし、この計算ではコ
ンデンサのリアクタンスXLに対してLEDとダイオード
Dの抵抗の和RDLが、XL>>RDLの関係にあるため、ベク
トル計算をしていないので若干の誤差を含んでいる。
【0009】前記の従来回路に用いるダイオードの逆耐
電圧は印加電圧の波高値(商用電源では141V)以上なけ
ればならないが、本発明による回路では、LEDの順方
向降下電圧の約2V以上あればよく、約1/70でよくな
るので小型、低コスト化が可能になる。
電圧は印加電圧の波高値(商用電源では141V)以上なけ
ればならないが、本発明による回路では、LEDの順方
向降下電圧の約2V以上あればよく、約1/70でよくな
るので小型、低コスト化が可能になる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、交流電圧によってLE
Dを点灯する際の電力損失を大幅に減少させることがで
き、実質的にゼロに近付けることが可能となる。また、
逆流防止用のダイオードも小型で済むので、回路の小型
化、低価格化の面でも有利となる。
Dを点灯する際の電力損失を大幅に減少させることがで
き、実質的にゼロに近付けることが可能となる。また、
逆流防止用のダイオードも小型で済むので、回路の小型
化、低価格化の面でも有利となる。
【図1】 本発明の実施例を示す回路図
【図2】 従来のLED点灯回路を示す回路図
LED:LED(発光ダイオード)
C:コンデンサ
D:ダイオード
V:交流電源
Claims (3)
- 【請求項1】 交流電源によってLEDを点灯するLE
D点灯回路において、LEDに並列に、かつ逆極性とな
るように、ダイオードが接続されるとともに、LEDと
ダイオードの並列回路に直列にコンデンサを接続したこ
とを特徴とするLED点灯回路。 - 【請求項2】 交流電源によってLEDを点灯するLE
D点灯回路において、LEDのアノードがダイオードの
カソードに、LEDのカソードがダイオードのアノード
に接続されるように、LEDに並列にダイオードが接続
されるとともに、LEDとダイオードの並列回路に直列
にコンデンサを接続したことを特徴とするLED点灯回
路。 - 【請求項3】 交流電源によってLEDを点灯するLE
D点灯回路において、LEDのアノードがダイオードの
カソードに、LEDのカソードがダイオードのアノード
に接続されるように、LEDに並列にダイオードが接続
されるとともに、LEDとダイオードの並列回路に直列
にコンデンサを接続し、その直列回路に交流電圧を印加
することを特徴とするLED点灯回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002135309A JP2003332625A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | Led点灯回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002135309A JP2003332625A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | Led点灯回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003332625A true JP2003332625A (ja) | 2003-11-21 |
Family
ID=29697665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002135309A Pending JP2003332625A (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | Led点灯回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003332625A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008064587A1 (en) * | 2006-12-01 | 2008-06-05 | Hong Kong Applied Science And Technology Research Instituite Co. Ltd | Light emitting diode device |
US7420332B2 (en) | 2005-02-25 | 2008-09-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | LED lighting device |
JP2010182656A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Kumho Electric Inc | 蛍光ランプ形状のledランプ |
JP2011013659A (ja) * | 2009-06-05 | 2011-01-20 | Bunshi Japan:Kk | 観察装置 |
CN102457059A (zh) * | 2010-10-22 | 2012-05-16 | 英飞特电子(杭州)有限公司 | 一种多路直流供电电路 |
JP2012178559A (ja) * | 2011-02-11 | 2012-09-13 | Tai-Her Yang | Led装置 |
WO2014046254A1 (ja) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | 本田 浩一 | Led素子を備えた照明装置 |
JP2015060786A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 本田 浩一 | Led素子を備えた照明装置 |
-
2002
- 2002-05-10 JP JP2002135309A patent/JP2003332625A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7420332B2 (en) | 2005-02-25 | 2008-09-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | LED lighting device |
WO2008064587A1 (en) * | 2006-12-01 | 2008-06-05 | Hong Kong Applied Science And Technology Research Instituite Co. Ltd | Light emitting diode device |
JP2010182656A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Kumho Electric Inc | 蛍光ランプ形状のledランプ |
JP2011013659A (ja) * | 2009-06-05 | 2011-01-20 | Bunshi Japan:Kk | 観察装置 |
CN102457059A (zh) * | 2010-10-22 | 2012-05-16 | 英飞特电子(杭州)有限公司 | 一种多路直流供电电路 |
JP2012178559A (ja) * | 2011-02-11 | 2012-09-13 | Tai-Her Yang | Led装置 |
WO2014046254A1 (ja) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | 本田 浩一 | Led素子を備えた照明装置 |
US9271363B2 (en) | 2012-09-20 | 2016-02-23 | Hirokazu Honda | Lighting device having LED elements |
JP2015060786A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 本田 浩一 | Led素子を備えた照明装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5559264B2 (ja) | 高効率acled駆動回路 | |
US9380657B2 (en) | LED lighting device | |
JP4909369B2 (ja) | 蛍光ランプ形状のledランプ | |
JP2007123252A (ja) | Led照明装置 | |
US20070115661A1 (en) | Led lighting device | |
US8836230B2 (en) | Power factor correction circuit of an electronic ballast | |
JP2012160444A (ja) | 発光ダイオードチューブおよびそれを使用した発光ダイオードランプ | |
WO2010067274A1 (en) | Led light source and lamp comprising such a led light source | |
JP2007122981A (ja) | 点灯装置及び照明装置 | |
JP2010140827A (ja) | 点灯装置及びそれを用いた照明器具 | |
JP2013534038A (ja) | 照明ユニットのための減光可能ドライバのための能動的ダンピング | |
JP2003332625A (ja) | Led点灯回路 | |
JP2006351473A (ja) | 光源点灯用回路、及び光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯 | |
Jha et al. | High power factor and low total harmonics distortion using critical conduction mode boost converter–fed light‐emitting diode driver | |
US20160205738A1 (en) | Led tube adapted for use with electronic ballast or ac mains and controlling method thereof | |
US20100283406A1 (en) | Bi-direction constant current device | |
JP6353992B1 (ja) | グロー低減が改善されたled光源 | |
KR20160094020A (ko) | 발광 다이오드 조명 장치의 제어 회로 및 제어 방법 | |
JP6728299B2 (ja) | 3段階切り替え式全方向性ledランプ駆動回路 | |
KR20140049841A (ko) | Led 조명등용 전원 공급 장치 및 그 방법과 그를 이용한 led 조명 장치 | |
US8587207B2 (en) | Electronic ballast | |
JP2010003810A (ja) | 発光ダイオード駆動回路 | |
Chang et al. | Design of high efficiency illumination for LED lighting | |
US9107255B2 (en) | Light-emitting diode light tube driving circuit | |
CN220067738U (zh) | Led驱动电路 |