JP2003332379A - 半導体装置、及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置、及びその製造方法

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JP2003332379A JP2002141529A JP2002141529A JP2003332379A JP 2003332379 A JP2003332379 A JP 2003332379A JP 2002141529 A JP2002141529 A JP 2002141529A JP 2002141529 A JP2002141529 A JP 2002141529A JP 2003332379 A JP2003332379 A JP 2003332379A
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semiconductor device
tape
inner lead
semiconductor
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Kazuaki Yoshiike
一明 吉池
Shuichi Yamanaka
秀一 山中
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高信頼性で歩留りが高く、且つ高集積化・小
型化された半導体素子が実装可能な半導体装置、及びそ
の製造方法を提供すること。 【解決手段】 ベースフィルム18と、ベースフィルム
18裏面から実装され、バンプ14を有する半導体素子
12と、ベースフィルム18表面に半導体素子12の周
縁部に位置して形成され且つベースフィルム18裏面か
ら半導体素子12のバンプ14と電気的に接続される複
数のインナーリード20と、を具備し、ベースフィルム
18には、インナーリード20と半導体素子12のバン
プ14との接続用開口26が設けられ、接続用開口26
はインナーリード20の先端を除く位置に設けられてお
り、インナーリード20は、その先端がベースフィルム
18に固定されて、半導体素子12のバンプ14とベー
スフィルム18裏面から接続用開口26を通じて電気的
に接続されている半導体装置、及びその製造方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TCP(Tape
Carrier Package/テープ・キャリア
・パッケージ)として利用される半導体装置、及びその
製造方法に関する。
【0002】従来、半導体素子を実装する形態として、
TCPがある。このTCPは、図15及び図16に示す
ように、外部と電気的に接続するためのバンプ(電極)
114がボンデイングパッド(図示せず)上に形成され
た四角い半導体素子112が、TCPテープキャリア1
16裏面から実装される形態をとる。TCPテープキャ
リア116は、ポリイミドなどからなるベースフィルム
(テープ状部材)118と、ベースフィルム118表面
に形成され、半導体素子112とバンプ114を介して
電気的に接続されるインナーリード120と、インナー
リード120を保護するよう形成されるレジスト122
とを含んで構成される。ベースフィルム118には、半
導体素子112をベースフィルム118に実装する際に
半導体素子112表面を確認して位置合わせするための
デバイスホール124が設けられている。インナーリー
ド120は、その先端がデバイスホール124内に突出
した状態で形成されており、インナーリード120の先
端は、半導体素子112のバンプ114とのボンデイン
グ前には固定されていない構造になっている。このた
め、ボンデング時の加熱や、外的衝撃などにより、イン
ナーリード120の先端が変形するといった不具合が多
く生じる場合があり、半導体素子112のバンプ114
との正確な位置精度が保てず、歩留りが低下したり、接
続不良を起こすといった問題があった。
【0003】このような問題を鑑み、特開平11−40
605号公報には、インナーリードの先端をポリイミド
フィルムに固定させ、その変形を防止することが提案さ
れている。しかしながら、この提案では、インナーリー
ドは、入力側・出力側双方からデバイスホールを横切る
ように形成させて、その先端を固定させており、インナ
ーリードを密に形成できなかったり、インナーリードの
数を多くできないといった問題がある。この問題は、昨
今の半導体素子の高集積化、小型化の要求を満たすため
には、重要であり、改善が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来に
おける諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課
題とする。即ち、本発明の目的は、高信頼性で歩留りが
高く、且つ高集積化・小型化された半導体素子が実装可
能な半導体装置、及びその製造方法を提供することであ
る。
【0005】上記課題は、以下の手段により解決され
る。即ち、本発明の半導体装置は、テープ状基材と、前
記テープ状基材裏面から実装され、電極を有する半導体
素子と、前記テープ状基材表面に前記半導体素子の周縁
部に位置して形成され、且つテープ状基材裏面から前記
半導体素子の前記電極と電気的に接続されるインナーリ
ードと、を具備する半導体装置であって、前記テープ状
基材には、前記インナーリードと前記半導体素子の前記
電極との接続用開口が設けられ、前記接続用開口は前記
インナーリードの先端を除く位置に設けられており、前
記インナーリードは、その先端が前記テープ状基材に固
定されて、前記半導体素子の前記電極と前記テープ状基
材裏面から前記接続用開口を通じて電気的に接続されて
いることを特徴とする。
【0006】本発明の半導体装置において、前記インナ
ーリードは、前記半導体素子の対向する辺周縁部に位置
して前記テープ状基材表面に形成されていることが好適
である。
【0007】また、前記テープ状基材に、前記接続用開
口が前記インナーリードに略直交して連続的に設けられ
ていてもよいし、前記接続用開口が前記インナーリード
毎に設けられていてもよい。前記接続用開口が前記イン
ナーリード毎に設けられている場合、前記インナーリー
ドと前記半導体素子の前記電極とは、導電性接着剤によ
り接続させる形態でもよい。
【0008】また、前記テープ状基材に、前記半導体素
子の中央部に位置してデバイスホールが設けられ、且つ
前記デバイスホールの周辺に前記接続用開口が設けられ
る形態でもよく、デバイスホールが存在しない形態でも
よい。
【0009】本発明の半導体装置の製造方法は、前記テ
ープ状基材裏面から実装され、電極を有する半導体素子
と、前記テープ状基材表面に前記半導体素子の周縁部に
位置して形成され、且つテープ状基材裏面から前記半導
体素子の前記電極と電気的に接続されるインナーリード
と、を具備する半導体装置であって、前記テープ状基材
には、前記インナーリードと前記半導体素子の前記電極
との接続用開口が設けられ、前記接続用開口は前記イン
ナーリードの先端を除く位置に設けられており、前記イ
ンナーリードは、その先端が前記テープ状基材に固定さ
れて、前記半導体素子の前記電極と前記テープ状基材裏
面から前記接続用開口を通じて電気的に接続されている
ことを特徴とする。
【0010】本発明の半導体装置では、インナーリード
は、実装される半導体素子の周縁部に位置させてテープ
状基材表面に形成されており、実装される半導体素子の
種類に応じて、その数を増やし、ピッチを密に形成する
ことができる。そして、インナーリードは、その先端が
テープ状基材に固定されつつ、前記半導体素子の前記電
極とテープ状基材に設けられた接続用開口を通じて接続
される。このため、ボンデング時の加熱や、外的衝撃な
どにより、インナーリードの先端が変形するといった不
具合が防止され、高信頼性で歩留りを高くしつつ、高集
積化・小型化された半導体素子が実装可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、実質的に同様の機能を有す
るものには、全図面通して同じ符号を付して説明し、場
合によってはその説明を省略することがある。
【0012】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
の形態に係る半導体装置を示す平面図である。図2は、
第1の実施の形態に係る半導体装置を示し、(a)は拡
大平面図であり、(b)は拡大断面図である。図3は、
第1の実施の形態に係る半導体装置のTCPテープキャ
リアを示し、(a)は拡大平面図であり、(b)は拡大
断面図である。
【0013】図1〜3に示すように、第1の実施の形態
に係る半導体装置10は、外部と電気的に接続するため
のバンプ(電極)14がボンデイングパッド(図示せ
ず)上に形成された四角い半導体素子12が、TCPテ
ープキャリア16の裏面(第一の面)から実装される形
態をとる。TCPテープキャリア16は、ポリイミドな
どからなるベースフィルム(テープ状部材)18と、ベ
ースフィルム18の表面(第二の面)に形成され、半導
体素子12とバンプ14を介して電気的に接続されるイ
ンナーリード20と、インナーリード20を保護するよ
う形成されるレジスト22とを含んで構成される。
【0014】インナーリード20は、半導体素子12に
おける対向する各辺の周縁部に各々位置するよう形成さ
れている。インナーリード20は、半導体素子12の各
辺に略直交して形成されている。
【0015】ベースフィルム18には、半導体素子12
をベースフィルム18に実装する際に半導体素子12表
面を確認して位置合わせするためのデバイスホール2
4、及びインナーリード20と半導体素子12とをバン
プ14を介して電気的に接続される接続用開口26が設
けられている。デバイスホール24は、半導体素子12
の中央部に位置するよう設けられている。一方、接続用
開口26は、半導体素子12の各辺周縁部に位置すよう
形成されている各々のインナーリード20に略直交して
且つ連続的に、デバイスホール24周辺に4つ設けられ
ている。但し、接続用開口26及びデバイスホール24
は、インナーリード20の先端を除く位置に設けられて
おり、インナーリード20の先端はベースフィルム18
に固定されている。
【0016】半導体素子12は、そのバンプ14を介し
てインナーリード20とベースフィルム18裏面から接
続用開口26を通じて電気的に接続されて、TCPテー
プキャリア16に実装されている。
【0017】第1の実施の形態に係る半導体装置10
は、例えば、図4〜5に示すようにして製造することが
できる。まず、ベースフィルム18を用意し(図4
(a))、このベースフィルム18にインナーリード2
0、レジスト22を順次形成する(図4(b))。イン
ナーリード20は、フォトリソグラフィー法などにより
パターン化された銅などの薄膜を、接着剤によりベース
フィルム18に接着させて設けることもできるし、スパ
ッタ法やCVD法などにより、パターン化した銅などの
薄膜を、ベースフィルム18に直接設けることもでき
る。
【0018】次に、ベースフィルム18に、実装される
半導体素子12の中央部に位置するようにデバイスホー
ル24を形成し、そして、デバイスホール24周辺に且
つ半導体素子12の各辺周縁部に位置するよう形成され
ている各々のインナーリード20に略直交して連続的に
接続用開口26を4つ設ける(図4(b))。但し、上
述のように、接続用開口26及びデバイスホール24
は、インナーリード20の先端を除く位置に設けられ
る。これら接続用開口26及びデバイスホール24は、
金型などを用いることで容易に形成することができる。
このようにしてTCPテープキャリア16を作製する。
【0019】なお、接続用開口26及びデバイスホール
24の形成は、インナーリード20形成前でも後でもい
ずれでもよい。
【0020】次に、以下に示すようにインナーリードボ
ンド工程(ILB工程)が行われ、TCPテープキャリ
ア16に半導体素子12が実装される。具体的には、ボ
ンデイングステージ28上に半導体素子12を配置する
(図5(a))。ボンデイングステージ上に配置された
半導体素子12をボンデングする位置まで移動させ、半
導体素子認識用カメラにて、デバイスホール24から半
導体素子12表面を確認しつつ、各インナーリード20
とバンプ14が重なるように最終位置合わせを行う(図
5(b))。その後、ボンデイングステージ28を上昇
させると共に、ボンデイングツール30を下降させ、イ
ンナーリード20とバンプ14を熱圧着させる(図5
(c))。そして、ボンデイングステージ28を下降さ
せると共に、ボンデイングツール30を上昇させ(図5
(d))、TCPテープキャリア16に半導体素子12
が実装される(図5(e))。
【0021】第1の実施の形態に係る半導体装置10で
は、インナーリード20は、半導体素子12における対
向する各辺の周縁部、即ち、四辺の周縁部に各々位置す
るよう形成されており、実装される半導体素子の種類に
応じて、その数を増やし、ピッチを密に形成することが
できる。そして、ベースフィルム18には、デバイスホ
ール24と共に、その周辺にインナーリード20に対応
して4つの接続用開口26が、インナーリード20先端
の除く位置に形成されており、インナーリード20はそ
の先端がベースフィルム18に固定されつつ、半導体素
子のバンプ14と接続用開口26を通じて接続される。
このため、ボンデング時の加熱や、外的衝撃などによ
り、インナーリード20の先端が変形するといった不具
合が防止され、高信頼性で歩留りを高くしつつ、高集積
化・小型化された半導体素子が実装可能である。
【0022】また、半導体素子12は、ベースフィルム
18を介してインナーリード20と接続して実装されて
いるので、半導体素子12のエッジ部とインナーリード
20とが接触せず、エッジショートが防止される。
【0023】(第2の実施の形態)図6は、第2の実施
の形態に係る半導体装置を示し、(a)は拡大平面図で
あり、(b)は拡大断面図である。図7は、第2の実施
の形態に係る半導体装置のTCPテープキャリアを示
し、(a)は拡大平面図であり、(b)は拡大断面図で
ある。
【0024】図6〜7に示すように、第2の実施の形態
に係る半導体装置10は、接続用開口26を、インナー
リード20毎に設けた以外は、第1の実施の形態に係る
半導体装置10と同様の形態である。
【0025】第2の実施の形態に係る半導体装置10で
は、接続用開口26をインナーリード20毎に設けたこ
とで、インナーリード20と半導体素子12のバンプ1
4とのボンデイング(接続)際に、ボンデイング条件や
装置の異常などによりバンプ14の潰れすぎたりしたと
き、潰れすぎたバンプ14が接続用開口26内壁に堰き
止められ、隣接するバンプ14同士、インナーリード2
0同士、バンプ14及びインナーリード20の接触によ
る不良が防止される。
【0026】また、インナーリード20と半導体素子1
2のバンプ14とのボンデイング(接続)際に、バンプ
14とインナーリード20の位置合わせに不具合が生
じ、ボンデイングの位置ズレを起こしたとき、各々の接
続用開口26に入り込むようにバンプ14が変形してボ
ンデイングされ、隣接するバンプ14同士、インナーリ
ード20同士、バンプ14及びインナーリード20の接
触による不良が防止される。
【0027】(第3の実施の形態)図8は、第3の実施
の形態に係る半導体装置を示す平面図である。図9は、
第3の実施の形態に係る半導体装置を示し、(a)は拡
大平面図であり、(b)は拡大断面図である。図10
は、第3の実施の形態に係る半導体装置のTCPテープ
キャリアを示し、(a)は拡大平面図であり、(b)は
拡大断面図である。
【0028】図8〜10に示すように、第3の実施の形
態に係る半導体装置10は、デバイスホール24を設け
なかった以外は、第1の実施の形態に係る半導体装置1
0と同様の形態である。
【0029】第3の実施の形態に係る半導体装置10で
は、上述のようにボンデング時の加熱や、外的衝撃など
により、インナーリード20の先端が変形するといった
不具合が防止できる。
【0030】(第4の実施の形態)図11は、第4の実
施の形態に係る半導体装置を示し、(a)は拡大平面図
であり、(b)は拡大断面図である。図12は、第4の
実施の形態に係る半導体装置の半導体素子を示し、
(a)は拡大平面図であり、(b)は拡大断面図であ
る。図13は、第4の実施の形態に係る半導体装置のT
CPテープキャリアを示し、(a)は拡大平面図であ
り、(b)は拡大断面図である。
【0031】図11〜13に示すように、第4の実施の
形態に係る半導体装置10は、半導体素子12に予めバ
ンプ14を形成せずボンデイングパッド(電極)32の
みを有する四角い半導体素子12が、TCPテープキャ
リア16裏面から実装される形態をとる。そして、半導
体素子12のボンデイングパッド32と、インナーリー
ド20とが導電性接着剤34により接続用開口26を通
じて電気的に接続されている。これら以外は、第2の実
施の形態に係る半導体装置10と同様である。但し、接
続用開口26の大きさは、半導体素子12のボンデイン
グパッド32の大きさと同一もしくはそれ以下に設定さ
れる。
【0032】第4の実施の形態に係る半導体装置10に
おいて、半導体素子12は、例えば、図14に示すよう
にTCPテープキャリア16に実装される。具体的に
は、ステージ36上に半導体素子12を配置する(図1
4(a))。ステージ上に配置された半導体素子12を
所定の位置まで移動させ、半導体素子認識用カメラに
て、デバイスホールから半導体素子12表面を確認しつ
つ、各インナーリード20とボンデイングパッド32が
重なるように最終位置合わせを行う(図14(b))。
その後、ステージ36を上昇させると共に、ツール38
を下降させ、半導体素子12とTCPテープキャリア1
6とを当接させる(図14(c))。そして、各接続用
開口26に導電性接着剤34を注入し、インナーリード
20とボンデイングパッド32とを電気的に接続させ、
そして、ステージ36を下降させると共に、ツール38
を上昇させ(図14(d))、TCPテープキャリア1
6に半導体素子12が実装される(図14(e))。
【0033】第4の実施の形態に係る半導体装置10で
は、導電性接着剤により、半導体素子12のボンデイン
グパッド32とインナーリード20とを電気的に接続す
るので、実装する半導体素子12に予めバンプを形成す
る必要がなく、すでに他の半導体装置用で市場に出荷さ
れているものでも、ウエハプロセスを変更せずに実装可
能である。
【0034】上記実施の形態では、インナーリード20
を半導体素子12の四辺周縁部全てに形成された形態を
説明したが、半導体素子12の対向する二辺周縁部のみ
に形成された形態でもよい。また、インナーリード20
の数やピッチは、実装される半導体素子12の種類に応
じて設定されることは言うまでもないが、上述のよう
に、本発明では、高集積化・小型化された半導体素子が
実装可能である。
【0035】なお、上記何れの実施の形態に係る本発明
の半導体装置及び製造方法においても、限定的に解釈さ
れるものではなく、本発明の構成要件を満足する範囲内
で実現可能であることは、言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上、本発明によれば、高信頼性で歩留
りが高く、且つ高集積化・小型化された半導体素子が実
装可能な半導体装置、及びその製造方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る半導体装置を示す平
面図である。
【図2】 第1の実施の形態に係る半導体装置を示し、
(a)は拡大平面図であり、(b)は拡大断面図であ
る。
【図3】 第1の実施の形態に係る半導体装置のTCP
テープキャリアを示し、(a)は拡大平面図であり、
(b)は拡大断面図である。
【図4】 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方
法を説明するための工程図である。
【図5】 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方
法を説明するための工程図である。
【図6】 第2の実施の形態に係る半導体装置を示し、
(a)は拡大平面図であり、(b)は拡大断面図であ
る。
【図7】 第2の実施の形態に係る半導体装置のTCP
テープキャリアを示し、(a)は拡大平面図であり、
(b)は拡大断面図である。
【図8】 第3の実施の形態に係る半導体装置を示す平
面図である。
【図9】 第3の実施の形態に係る半導体装置を示し、
(a)は拡大平面図であり、(b)は拡大断面図であ
る。
【図10】 第3の実施の形態に係る半導体装置のTC
Pテープキャリアを示し、(a)は拡大平面図であり、
(b)は拡大断面図である。
【図11】 第4の実施の形態に係る半導体装置を示
し、(a)は拡大平面図であり、(b)は拡大断面図で
ある。
【図12】 第4の実施の形態に係る半導体装置の半導
体素子を示し、(a)は拡大平面図であり、(b)は拡
大断面図である。
【図13】 第4の実施の形態に係る半導体装置のTC
Pテープキャリアを示し、(a)は拡大平面図であり、
(b)は拡大断面図である。
【図14】 第4の実施の形態に係る半導体装置の製造
方法を説明するための工程図である。
【図15】 従来の半導体装置を示す平面図である。
【図16】 従来の半導体装置を示し、(a)は拡大平
面図であり、(b)は拡大断面図である。
【符号の説明】
10 半導体装置 12 半導体素子 14 バンプ 16 テープキャリア 18 ベースフィルム 20 インナーリード 22 レジスト 24 デバイスホール 26 接続用開口 28 ボンデイングステージ 30 ボンデイングツール 32 ボンデイングパッド 34 導電性接着剤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状基材と、 前記テープ状基材の第一の面から実装され、電極を有す
    る半導体素子と、 前記テープ状基材の第二の面に前記半導体素子の周縁部
    に位置して形成され、且つテープ状基材の第一の面から
    前記半導体素子の前記電極と電気的に接続される複数の
    インナーリードと、 を具備する半導体装置であって、 前記テープ状基材には、前記インナーリードと前記半導
    体素子の前記電極との接続用開口が設けられ、前記接続
    用開口は前記インナーリードの先端を除く位置に設けら
    れており、 前記インナーリードは、その先端が前記テープ状基材に
    固定されて、前記半導体素子の前記電極と前記テープ状
    基材の第一の面から前記接続用開口を通じて電気的に接
    続されている、 ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記インナーリードは、前記半導体素子
    の対向する辺周縁部に位置して前記テープ状基材の第ニ
    の面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記テープ状基材には、前記接続用開口
    が前記インナーリードに略直交して連続的に設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記テープ状基材には、前記接続用開口
    が前記インナーリード毎に設けられていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記インナーリードと前記半導体素子の
    前記電極とが、導電性接着剤により接続されていること
    を特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記テープ状基材には、前記半導体素子
    の中央部に位置してデバイスホールが設けられ、且つ前
    記デバイスホールの周辺に前記接続用開口が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記テープ状基材には、デバイスホール
    が存在しないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の半導体
    装置を製造する半導体装置の製造方法であって、 前記テープ状基材の第二の面にインナーリードを形成す
    る工程と、 前記テープ状基材に、前記インナーリードと前記半導体
    素子の前記電極との接続用開口を、前記インナーリード
    の先端を除く位置に設ける工程と、 前記インナーリードと前記半導体素子の前記電極とを、
    前記接続用開口を通じて接続する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 【0001】
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