JP2003331529A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

Info

Publication number
JP2003331529A
JP2003331529A JP2003090555A JP2003090555A JP2003331529A JP 2003331529 A JP2003331529 A JP 2003331529A JP 2003090555 A JP2003090555 A JP 2003090555A JP 2003090555 A JP2003090555 A JP 2003090555A JP 2003331529 A JP2003331529 A JP 2003331529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
disc
area
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003090555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3804959B2 (ja
Inventor
Naoto Takahashi
直人 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003090555A priority Critical patent/JP3804959B2/ja
Publication of JP2003331529A publication Critical patent/JP2003331529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3804959B2 publication Critical patent/JP3804959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD−RWディスク等のデータの上書きが可
能なディスクのディスクフォーマットの時間を短縮す
る。 【解決手段】 ドライブコントローラ7は、データの上
書きが可能なCD−RWディスク1に対して複数のパケ
ットからなるトラックを記録,再生,及び消去し、CD
−RWディスク1のフォーマット処理時、ディスク上の
ユーザデータ部に対するデータの記録を省略し、トラッ
ク情報記録領域(TOC),プログラムメモリ領域(P
MA)のみを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報の記録再生
が可能で且つフォーマット処理を必要とする,CD−R
ディスク,CD−RWディスク,その他の記録メディア
に対する情報の記録,再生,及び消去を行なう情報記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク上でトラック内のデー
タ未記録のパケットを管理し、そのデータ未記録のパケ
ットを素早く探し出せるようにし、光ディスクに対して
直接パケットの記録や再生させる時の時間短縮を図った
光ディスク記録装置(例えば、特開平09−28888
3号公報参照)があった。
【0003】情報(データ)を記録することが可能なコ
ンパクトディスク(CompactDisc:CD)に
は、CD−Rディスク(Compact Disc R
ecordable:同じ領域に対して1回のみデータ
の記録が可能なディスク)と、CD−RWディスク(C
ompact Disc Rewritable:同じ
領域に対してデータの上書きが可能なディスク)があ
る。
【0004】上記CD−Rディスク,CD−RWディス
クの特徴として、ディスク上にATIP(Absolu
te Time In Pre−groove)があ
る。ATIPとは、CD−Rディスク,CD−RWディ
スク上にある溝(「グルーブ(groove)」と呼
ぶ)のことであり、その溝には細かい振動(「ワブル
(wobble)」と呼ぶ)により、時間情報やディス
ク情報等がATIPフォーマットで記録されている。
【0005】CD−Rディスク,CD−RWディスクに
対してデータの記録/再生を行なうときは、時間情報に
より読み書きする位置を探したり、ディスク情報により
データを記録する時のレーザ光の強さを知ることができ
る。
【0006】また、CD−Rディスク,CD−RWディ
スクで再生できる最小単位にブロックと呼ばれる単位が
あり、1ブロックには2048〜2352バイト(by
te)のデータが含まれる。
【0007】また、記録できる最小単位にパケットと呼
ばれる単位があり、1つ以上の再生可能なユーザデータ
ブロックと、その前の5つのリンク用ブロック(1つの
リンクブロック(Link Block)と4つのラン
インブロック(Run−inBlock)とからなる)
と、後ろの2つのリンク用ブロック(ランアウトブロッ
ク(Run−out Block)と呼ぶ)から成る。
【0008】このパケット内のユーザデータブロック数
をパケット長と呼ぶ。CD−Rディスク,CD−RWデ
ィスクに対してデータを記録する手段として、トラック
アットワンス方式やパケットライト方式と呼ばれる記録
方式がある。
【0009】トラックアットワンス方式とは、トラック
(最大99個まで記録が可能な記録単位)を1パケット
で一気に記録していく方式である。トラックの開始アド
レスや終了アドレスなどの情報は、メディア上の別領域
にPMA(Program Memory Area)
やTOC(Table Of Contents)とし
て記録される。
【0010】1つのトラックの前には150ブロック、
または225ブロックから成るプレギャップがあり、そ
のプレギャップ内のユーザデータフィールドには、トラ
ック内の固定長パケットのパケット長等、そのトラック
の属性に関する情報が記録されている。
【0011】パケットライト方式とは、上記トラックを
複数のパケットに分割し、そのパケットごとに記録して
いく方式である。
【0012】記録方式として、固定長パケットライト方
式と、可変長パケットライト方式の2種類があり、トラ
ック内でパケット長が固定である方式を固定長パケット
ライト方式と呼び、トラック内でそれぞれのパケットの
パケット長がさまざまである方式を可変長パケットライ
ト方式と呼ぶ。
【0013】この固定長パケットを利用したファイルシ
ステムとして、UDF(Universal Disk
Format)がある。UDFとは、ハードディスク
ドライブ(HDD)やフロッピディスクドライブ(FD
D)のように、CD−RWディスク上で、ファイル単位
での記録/再生/消去が容易に行なえるファイルシステ
ムである。
【0014】再生はブロック単位で、記録はパケット単
位でランダムに記録/再生/消去が可能であることか
ら、ランダムUDFとも呼ばれる。UDFでは、このよ
うにCD−RWディスクに対してランダムにアクセスで
きるようにするために、一度ディスクに対してフォーマ
ット処理を行なう必要がある。
【0015】そのフォーマット処理とは、CD−RWデ
ィスクの全面,あるいは指定領域に対して固定長パケッ
トを記録して埋め尽くす動作のことである。このフォー
マット処理を行なうことにより、CD−RWディスクに
対してデータをランダムに記録/再生/消去することが
できるようになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
フォーマット処理は、CD−RWディスクの全面あるい
は指定領域をパケットで埋め尽くすため、処理時間が非
常に長くなるという問題があった。
【0017】例えば、CD−RWディスクの記録容量は
時間表示で74分(650MByte)あるため、TO
C情報なども含めると、2倍速で記録を行なっても約4
0分のフォーマット処理時間がかかることになる。
【0018】UDFでは、CD−RWディスクを1度フ
ォーマット処理してしまえば、その後はランダムにデー
タの記録/再生/消去を行なうことができるが、ブラン
クディスクを使用する際には、ユーザは約40分待たな
ければならないことになる。
【0019】ところが、TOC情報やPMA情報によっ
てトラックの開始アドレス及び、終了アドレスを知るこ
とができ、またプレギャップ情報によって固定長パケッ
トのパケット長を知ることができるため、ディスクの全
面、あるいは指定領域を固定長パケットで埋め尽くさな
くても、ディスクに対してランダムにアクセスすること
が可能である。
【0020】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、パケット単位でデータの上書きが可能なCD−
RWディスク等の記録メディアに対するフォーマットの
時間を短縮することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、データの上書きが可能な記録メディアに
対して複数のパケットからなるトラックを記録,再生,
及び消去する手段を備えた情報記録再生装置において、
上記記録メディアのフォーマット処理時、上記記録メデ
ィア上のユーザデータ部に対するデータの記録を省略す
る簡易フォーマット手段と、上記記録メディアに対して
データの記録及び再生を行なっていない時、上記記録メ
ディア上のフォーマット領域内に存在する全てのブラン
ク部に対して所定のデータを記録する手段を設けたもの
である。
【0022】また、上記簡易フォーマット手段を、上記
記録メディアのフォーマット処理時、上記記録メディア
上のユーザデータ部に対するデータの記録を省略し、ト
ラック情報記録領域,プログラムメモリ領域のみを記録
する手段にするとよい。さらに、上記記録メディア上に
形成されたATIPからアドレスを検出し、その検出さ
れたアドレスに基づいてデータを記録するとよい。
【0023】さらにまた、上記記録メディアに対するデ
ータの記録時、上記記録メディア上のフォーマット領域
内に対する最終記録アドレスを記憶する手段と、上記記
録メディアに対してデータの記録及び再生を行なってい
ない時、上記手段に記憶された最終記録アドレスより内
側にあるブランク部に対してのみ所定のデータを記録す
る手段を設けるとよい。
【0024】この発明の請求項1の情報記録再生装置に
よれば、パケット単位でデータを記録する記録メディア
のフォーマット処理時には、記録メディアの全面あるい
は指定領域を固定長パケットで埋め尽くす処理を省き、
記録メディアに対してデータの記録及び再生を行なって
いない時、記録メディア上のフォーマット領域内に存在
する全てのブランク部に対して所定のデータを記録する
簡易フォーマット処理を施すため、この簡易フォーマッ
ト処理が為された記録メディアを一般のCD−ROMド
ライブ等のドライブで再生することが可能になる。
【0025】この発明の請求項2の情報記録再生装置に
よれば、上記の簡易フォーマット処理の際に、トラック
情報記録領域,プログラムメモリ領域のみを記録するの
で、フォーマット時間を大幅に短縮することができる。
この発明の請求項3の情報記録再生装置によれば、上記
記録メディア上に形成されたATIPからアドレスを検
出し、その検出されたアドレスに基づいてデータを記録
することができる。
【0026】この発明の請求項4の情報記録再生装置に
よれば、上記のような簡易フォーマットの処理時、フォ
ーマット領域内の全てのブランク部に対してでなく、フ
ォーマット領域内に対する最終記録アドレスよりも内側
にあるブランク部に対してのみ所定の内容のデータを記
録する処理を行なうので、さらにフォーマット処理を早
く終了することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態のCD−RWドライブの構成を示す図である。
このCD−RWドライブは、データの上書きが可能な記
録メディアであるCD−RWディスク1を任意の回転速
度で回転させるモータ2と、モータ2の制御を行なう回
転制御部3を備えている。
【0028】また、CD−RWディスク1にレーザ光L
を照射するピックアップ4と、ピックアップ4のレーザ
光Lを駆動するレーザ駆動回路9と、ピックアップ4を
半径方向に移動させたりする制御を行なうアクチュエー
タ制御部5と、ピックアップ4からの信号を制御する信
号制御部6を備えている。
【0029】さらに、ホストコンピュータ11との各種
データ,コマンドの信号のやりとりを行なう外部インタ
フェース10,及びホストコンピュータ11から送られ
てくるデータ等の一時保管場所(一時記憶領域)である
バッファ8と、このCD−RWドライブ全体の制御を司
ると共にこの発明に係わる各種の処理を実行するドライ
ブコントローラ7も備えている。このドライブコントロ
ーラ7は、CPU,ROM,及びRAM等からなるマイ
クロコンピュータによって実現される。
【0030】すなわち、上記ドライブコントローラ7等
が、データの上書きが可能な記録メディアに対して複数
のパケットからなるトラックを記録,再生,及び消去す
る手段と、記録メディアのフォーマット処理時、記録メ
ディア上のユーザデータ部に対するデータの記録を省略
する簡易フォーマット手段の機能を果たす。また、記録
メディアに対してデータの記録及び再生を行なっていな
い時、記録メディア上のフォーマット領域内に存在する
全てのブランク部に対して所定のデータを記録する手段
の機能も果たす。
【0031】さらに、記録メディアのフォーマット処理
時、記録メディア上のユーザデータ部に対するデータの
記録を省略すると共に、トラック情報記録領域(TOC
領域),プログラムメモリ領域(PMA領域)のみを記
録する手段の機能を果たす。また、記録メディア上に形
成されたATIPからアドレスを検出し、その検出され
たアドレスに基づいてデータを記録する機能も果たす。
【0032】さらにまた、上記バッファ8が記録メディ
アに対するデータの記録時、記録メディア上のフォーマ
ット領域内に対する最終記録アドレスを記憶する手段に
相当し、上記ドライブコントローラ7等が、記録メディ
アに対してデータの記録及び再生を行なっていない時、
上記手段に記憶された最終記録アドレスより内側にある
ブランク部に対してのみ所定のデータを記録する手段の
機能を果たす。
【0033】図2は、CD−RWディスク1のデータ記
録領域のフォーマットを示す図である。CD−RWディ
スク1は、内周から、パワーキャリブレーション領域
(Power Calibration Area:P
CA)20,プログラムメモリ領域(Program
Memory Area:PMA)21,リードイン領
域(Lead−in Area)22,プログラムエリ
ア(プログラム領域)23から構成される。
【0034】PCA20は、CD−RWディスク1にデ
ータを記録するときの記録パワーキャリブレーションを
行なう領域である。その領域にはテストエリア,カウン
トエリアがそれぞれ100個ずつあり、このCD−RW
ドライブは、そのCD−RWディスク1に対して初めて
データ(情報)を記録する時、PCA(当該領域)でレ
ーザパワーキャリブレーション(OPC)を行ない、C
D−RWディスク1に対してデータ記録時の適切な記録
パワー値を設定する。
【0035】PMA21は、トラック情報を記録する領
域である。リードイン領域22は、セッション30の初
めを示す領域であり、セッション30内のトラック情報
(TOC)を記録する領域である。セッション30は、
1つもしくは複数のトラック(図ではトラック1と2を
示す)とリードアウト領域(Lead−out Are
a)25からなる1つの単位である。
【0036】プログラム領域23は、ユーザデータを記
録する領域であり、トラック24単位でデータを記録
し、そのトラック24の先頭アドレス,終了アドレス,
及びデータモード等の情報が、PMA21やリードイン
領域22内にあるTOCと呼ばれる内容で記録される。
そのTOCには、セッション30に含まれるトラック2
4の情報を記録する。
【0037】トラック24は、ユーザがファイル,音楽
等のデータを記録する領域である。リードアウト領域2
5は、セッション30の終わりを示す領域である。
【0038】図3は、CD−RWディスク1上にあるA
TIPのフォーマットを示す図である。ATIPとは、
未使用のCD−RWディスクにある溝(グルーブ)のこ
とであり、その溝には細かい振動(ワブル)により時間
情報や、ディスク情報が記録されている。図中「Min
utes」「Seconds」は60進数で、「Fra
me」は75進数でそれぞれ表現される。
【0039】図4は、トラックアットワンス方式で情報
を記録したトラックフォーマットを示す図である。トラ
ック40は1パケットで構成される。トラックアットワ
ンス方式を用いた場合には、このユーザデータブロック
41は最少でも300ブロック以上なくてはならないと
規定されている。
【0040】プレギャップ(PreGap)領域42
は、150ブロック又は225ブロックからなり、トラ
ック40の先頭に位置し、プレギャップ領域内のユーザ
データフィールドには、そのトラックの属性に関する情
報が記録されている。リンクブロック43は、1ブロッ
クからなり、トラックとトラックのつなぎめを意味する
ブロックである。
【0041】ランインブロック(Run−in Blo
ck)44は、4ブロックからなり、トラック40の先
頭を意味するブロックである。ユーザデータブロック4
1は、ユーザ(ホストコンピュータ11)から転送され
たデータを記録する領域である。ランアウトブロック
(Run−out Block)45は、2ブロックか
らなり、トラック40の最後を意味するブロックであ
る。
【0042】図5は、パケットライト方式で情報を記録
したトラックフォーマットを示す図である。パケットラ
イト方式で記録したトラック50は、プレギャップ領域
51とユーザデータ部52からなり、そのユーザデータ
部52は複数のパケット53から構成されている。
【0043】プレギャップ領域51は、図4で示した内
容と同じであるので、その説明を省略する。パケット5
3は、トラック50の中に存在するセクタの固まりであ
り、最小単位は1セクタである。パケットライト方式で
は、このパケット53を1回で記録する。
【0044】リンクブロック(Link Block)
54は、1ブロックからなり、パケットとパケットのつ
なぎめを意味するブロックである。ランインブロック
(Run−in Block)55は、4ブロックから
なり、パケット53の先頭を意味するブロックである。
【0045】ユーザデータブロック56は、ユーザ(ホ
ストコンピュータ11)から転送されたデータを記録す
る領域である。ランアウトブロック(Run−out
Block)57は、2ブロックからなり、パケット5
3の最後を意味するブロックである。
【0046】CD−RWドライブは、このパケット53
を1回のライト処理で記録する。トラックアットワンス
方式に比べ、パケットライト方式ではユーザデータブロ
ック56は最少で1ブロックから記録できる。
【0047】また、ファイルシステムを使うことによ
り、ハードディスクやフロッピディスクのような扱いが
できる。これがパケットライト方式の利点である。さら
にパケットライト方式には、記録方式として固定長パケ
ットと可変長パケットの2種類があるが、公知技術なの
でその詳細な説明は省略する。
【0048】図6は、このCD−RWドライブにおける
CD−RWディスク1の簡易フォーマット処理を示すフ
ローチャートである。ドライブコントローラ7は、ホス
トコンピュータ11からフォーマット処理の命令を受け
付けたら、CD−RWディスク1が挿入されているかを
確認し、ディスク有りか否かを判断して(S1)、CD
−RWディスク1が挿入されていたら、ディスク有りと
判断し、CD−RWディスク1上の記録領域のプレギャ
ップ領域の記録を行なう(S2)。
【0049】その後、プレギャップ領域の記録が正常に
終了したか否かを判断し(S3)、プレギャップ領域の
記録が正常に終了したら、次にPMA領域の記録を行な
う(S4)。
【0050】その後、PMA領域の記録が正常に終了し
たか否かを判断し(S5)、PMA領域の記録が正常に
終了したら、次にTOC領域の記録を行なう(S6)。
そして、TOC領域の記録が正常に終了したか否かを判
断し(S7)、TOC領域の記録が正常に終了したら、
当該CD−RWディスク1に対する簡易フォーマット処
理が正常に終了したとして、処理を終了する。
【0051】一方、ディスク有りか否かの判断(S1)
において、CD−RWディスク1が挿入されておらず、
ディスク無しと判断したとき、またはプレギャップ領域
の記録が正常に終了したか否かの判断(S3)におい
て、プレギャップ領域の記録で異常終了(エラー)にな
ったとき、あるいはまたPMA領域の記録が正常に終了
したか否かの判断(S5)において、PMA領域の記録
で異常終了(エラー)になったときには、それぞれエラ
ーコードを設定して(S8)、この処理をエラー終了す
る。
【0052】このようにして、CD−RWディスク1の
フォーマット処理時には、ディスクの全面あるいは指定
領域を固定長パケットで埋め尽くす処理を省き、ディス
ク上のTOC領域,PMA領域,プレギャップ領域のみ
しか記録しないでフォーマットを完了させるので、フォ
ーマット時間を大幅に短縮することができる。
【0053】図7は、このCD−RWドライブにおける
簡易フォーマット処理が施されたCD−RW1に対する
情報記録処理を示すフローチャートである。通常、CD
−RWドライブにおけるフォーマット時はトラック領域
にもデータを記録するので、記録アドレスは、記録され
ているサブコード(Sub Code)によって検出す
ることができる。
【0054】しかし、この実施形態のCD−RWドライ
ブにおいてはサブコードを記録していないので、ブラン
クディスクと同様にATIPによりアドレス検出を行な
ってデータの記録を行なう。
【0055】ドライブコントローラ7は、ホストコンピ
ュータ11からデータの記録処理命令を受け付けたら、
CD−RWディスク1上のATIPを再生し(S1
1)、実際にデータを記録するディスク上の記録位置へ
シークし(S12)、データをCD−RWディスク1上
のシーク先に記録する(S13)。
【0056】その後、CD−RWディスク1に対するデ
ータ記録が正常に終了したか否かを判断し(S14)、
データを正常にCD−RWディスク1に記録することが
できたなら、データの記録処理は正常に終了したと判断
し、処理を終了する。
【0057】一方、データの記録処理は正常に終了した
か否かの判断(S14)において、データの記録が正常
に行なえずに異常終了したときには、正常に終了しなか
ったと判断し、エラーコードを設定して(S15)、こ
の処理をエラー終了する。
【0058】ところで、上述の簡易フォーマット処理で
フォーマットを施したCD−RWディスク1は、そのま
までは一般のCD−ROMドライブではデータの再生を
行なうことができない。
【0059】なぜなら、一般のCD−ROMドライブで
は、CD−RWディスク1上のATIPを再生すること
ができないため、データとデータの間に存在するブラン
ク部の位置を認識することができず、ブランク部で再生
位置を見失ってしまって全てのデータを再生させること
ができなくなってしまうからである。
【0060】CD−ROMドライブで当該CD−RWデ
ィスク1を再生できるようにするには、ディスク上のフ
ォーマットされた領域内にブランク部が存在し無いよう
にすれば良い。
【0061】そこで、このCD−RWドライブが、ユー
ザ(ホストコンピュータ11)によって使用されていな
い時に、上述の簡易フォーマット処理が施されたCD−
RWディスク1のブランク部に対してデータを記録する
ことによって、未記録部を無くし、他のCD−ROMド
ライブ装置においても本CD−RWディスク1を再生で
きるようにするものである。
【0062】図8は、このCD−RWドライブにおける
CD−RWディスク1のブランク部記録処理を示すフロ
ーチャートである。ブランク部は、トラック50上に存
在するパケット53を最初から再生させることによって
検出される。
【0063】ドライブコントローラ7は、最初に記録を
実施するパケット番号n(nの初期値は“1”)の設定
をする(S21)。そのパケット番号nは、トラックの
先頭からパケット番号1,2,3…nとする。
【0064】ドライブコントローラ7は、ホストコンピ
ュータ11から所定時間アクセス無しか否かを判断し
て、ホストコンピュータ11からドライブに対して最後
にアクセスした状態から所定時間アクセスが無かったと
きには、アクセス無しと判断し(S22)、1番目のパ
ケットを再生し、ブランク部か否かを調べる処理を行な
う(S23)。
【0065】その後、1番目のパケットがブランク部で
あるか否かを判定し、ブランク部であると判定したとき
は(S24)、1番目のパケットに所定の内容のデータ
(例えば、“00h”で構成されるデータ)を記録する
(S25)。
【0066】1番目のパケット記録処理を終えたら、n
=最終パケット番号か否かを判断して(S26)、最終
パケット番号でなかったら、nを1つインクリメントし
(S27)、次のパケットについて上記S22〜S27
の処理を繰り返す。
【0067】そして、S26においてパケット番号nが
CD−RWディスク1上に存在する最終パケットの番号
になったときは、この処理を終了する。一方、S22に
おいてホストコンピュータ11からドライブに対して最
後にアクセスした状態から所定の時間内にアクセスがあ
ったときには、この処理は実行しないで終了する。
【0068】また、S24において当該パケットがブラ
ンク部でないと判定されたとき、または、S26におい
てパケット番号nがディスク上に存在する最終パケット
と一致しなかったときにはパケット番号nに“1”をプ
ラス(S27)してS22へ戻る。
【0069】このようにして、上述の簡易ディスクフォ
ーマット処理が為されたCD−RWディスク1上のブラ
ンク部を無くすので、一般のCD−ROMドライブで再
生することが可能になる。
【0070】次に、上述のCD−RWディスク1上のブ
ランク部に対して所定の内容のデータを記録する処理を
フォーマット領域内のブランク部の全てに行なうと、ブ
ランク部の量が多いほど記録時間がかかってしまう。
【0071】例えば、フォーマット領域内の内側にしか
データが記録されていなかった場合にも、その外側まで
所定の内容のデータを記録してしまうので、無駄な記録
処理のために時間がかかってしまう。
【0072】一方、CD−RWディスク1上に存在する
全パケット53に対してブランク部の記録処理を繰り返
すのは無駄である。なぜなら、UDFデータが記録され
ている最終アドレス以降は、Windows95(登録
商標)等のOSからアクセスされないからである。
【0073】したがって、一般のCD−ROM装置にお
いても、当該アドレス以降は再生されず、再生エラーは
発生しない。つまり、OSにとって必要なデータが記録
されている最終部以降はブランク部記録処理を実施する
必要がなく、かえって時間の無駄が発生する。
【0074】そこで、無駄な時間を省略するためには、
ユーザデータブロック56が記録されている最終アドレ
スをバッファ8上で管理し、この処理を実行するために
は、所定の内容のデータで埋めるアドレスと当該最終ア
ドレスを常に比較する必要がある。
【0075】図9は、このCD−RWドライブにおける
CD−RWディスク1に対する他のデータ記録処理を示
すフローチャートである。ドライブコントローラ7は、
ホストコンピュータ11からデータの記録処理命令を受
け付けたら、記録位置を設定し(S31)、CD−RW
ディスク1にデータを記録する(S32)。
【0076】その後、CD−RWディスク1に対するデ
ータ記録が正常に終了したか否かを判断し(S33)、
CD−RWディスク1にデータを正常に記録することが
できたなら、正常終了と判断して、当記録位置とバッフ
ァ8に記録されている値(この値は、パケット記録時に
バッファ8に記録する)を比較し、バッファ8に記録さ
れている値が当記録位置よりも小さいか否かを判断する
(S34)。
【0077】当記録位置がバッファ8に記憶されている
値以下であり、バッファ8に記録されている値が当記録
位置よりも小さくなかったとき、そのまま処理を終了す
る。また、当記録位置がバッファ8に記憶されている値
よりも大きいときは、当記録位置をバッファ8に記憶し
(S35)、この処理を終了する。
【0078】一方、S33において記録エラーとなり、
CD−RWディスク1に対するデータ記録が正常に終了
しなかったと判断したら、エラーコードを設定して(S
36)、この処理をエラー終了する。
【0079】図10は、このCD−RWドライブにおけ
るCD−RWディスク1に対する他のブランク部記録処
理を示すフローチャートである。ドライブコントローラ
7は、最初にパケット番号n(n=1,2,3…)の設
定をする(S41)。
【0080】その後、所定時間ホストコンピュータ11
からアクセス無しか否かを判断し(S42)、所定の時
間内にホストコンピュータ11からアクセスがあったと
きには、この処理は実行しないで処理を終了する。
【0081】一方、S42において所定の時間内にホス
トコンピュータ11からドライブに対してアクセスが無
かったとき、アクセス無しと判断し、n番目のパケット
を再生し、ブランク部か否かを調べる処理を行なう(S
43)。
【0082】そのn番目のパケット再生処理(S43)
に基づいて、n番目のパケットがブランク部か否かを判
定し(S44)、ブランク部ではないと判定したとき
は、パケット番号nに“1”をプラスして(S47)、
S42へ戻る。
【0083】また、S44においてn番目のパケット再
生処理(S43)に基づいて、n番目のパケットがブラ
ンク部と判定したときは、当該パケットに所定の内容の
データを記録する(S45)。
【0084】そして、パケット番号n≧バッファに記憶
している値(パケット番号)か否かを判断して(S4
6)、パケット番号nがバッファ8に記憶されている値
よりも小さな値であったときは、パケット番号nに
“1”をプラスして(S47)、S42へ戻る。あるい
は、パケット番号nがバッファ8に記憶されている値以
上の値であったときは、この処理を終了する。
【0085】このようにして、上記のディスクフォーマ
ットの処理時、フォーマット領域内の全てのブランク部
に対してでなく、フォーマット領域内に対する最終記録
アドレスよりも内側にあるブランク部に対してのみ所定
の内容のデータを記録する処理を行なうので、ブランク
部記録処理を必要なパケットのみに行なうことができ、
さらにフォーマット処理を早く終了することができる。
【0086】なお、上述の実施例では、CD−RWドラ
イブにおけるこの発明に係る簡易フォーマット処理,ブ
ランク部記録処理について説明したが、記録メディアと
しては、CD−RWディスクに限らず、情報の記録再生
が可能であり、情報の再記録が可能であり、且つフォー
マット処理を必要とするその他の記録メディアに対する
情報記録再生装置全般に適用することができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る情報記録再生装置によれば、CD−RWディスク等の
ディスクのディスクフォーマット時に、必要最低限の記
録処理で済むので、フォーマットの処理時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のCD−RWドライブの
構成を示す図である。
【図2】CD−RWディスク1のデータ記録領域のフォ
ーマットを示す図である。
【図3】CD−RWディスク1上にあるATIPのフォ
ーマットを示す図である。
【図4】トラックアットワンス方式で情報を記録したト
ラックフォーマットを示す図である。
【図5】パケットライト方式で情報を記録したトラック
フォーマットを示す図である。
【図6】図1に示したCD−RWドライブにおけるCD
−RWディスク1の簡易フォーマット処理を示すフロー
チャートである。
【図7】図1に示したCD−RWドライブにおける簡易
フォーマット処理が施されたCD−RW1に対する情報
記録処理を示すフローチャートである。
【図8】図1に示したCD−RWドライブにおけるCD
−RWディスク1のブランク部記録処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】図1に示したCD−RWドライブにおけるCD
−RWディスク1に対する他のデータ記録処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】図1に示したCD−RWドライブにおけるC
D−RWディスク1に対する他のブランク部記録処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:CD−RWディスク 2:モータ 3:回転制御部 4:ピックアップ 5:アクチュエータ制御部 6:信号制御部 7:ドライブコントローラ 8:バッファ 9:レーザ駆動回路 10:外部インタフェース 11:ホストコンピュータ 20:PCA 21:PMA 22:リードイン領域 23:プログラム領域 24:トラック 25:リードアウト領域 30:セッション 40,50:トラック 41,56:ユーザデータブロック 42,51:プレギャップ領域 43,54:リンクブロック 44,55:ランインブロック 45,57:ランアウトブロック 52:ユーザデータ部 53:パケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの上書きが可能な記録メディアに
    対して複数のパケットからなるトラックを記録,再生,
    及び消去する手段を備えた情報記録再生装置において、 前記記録メディアのフォーマット処理時、前記記録メデ
    ィア上のユーザデータ部に対するデータの記録を省略す
    る簡易フォーマット手段と、 前記記録メディアに対してデータの記録及び再生を行な
    っていない時、前記記録メディア上のフォーマット領域
    内に存在する全てのブランク部に対して所定のデータを
    記録する手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 前記簡易フォーマット手段が前記記録メ
    ディアのフォーマット処理時、前記記録メディア上のユ
    ーザデータ部に対するデータの記録を省略し、トラック
    情報記録領域,プログラムメモリ領域のみを記録する手
    段である請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録メディア上に形成されたATI
    Pからアドレスを検出し、該検出されたアドレスに基づ
    いてデータを記録する請求項1又は2記載の情報記録再
    生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記記録メディアに対するデータの記録時、前記記録メ
    ディア上のフォーマット領域内に対する最終記録アドレ
    スを記憶する手段と、前記記録メディアに対してデータ
    の記録及び再生を行なっていない時、前記手段に記憶さ
    れた最終記録アドレスより内側にあるブランク部に対し
    てのみ所定のデータを記録する手段を設けたことを特徴
    とする情報記録再生装置。
JP2003090555A 1998-09-03 2003-03-28 情報記録再生装置 Expired - Lifetime JP3804959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003090555A JP3804959B2 (ja) 1998-09-03 2003-03-28 情報記録再生装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25014698 1998-09-03
JP10-250146 1998-09-03
JP2003090555A JP3804959B2 (ja) 1998-09-03 2003-03-28 情報記録再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31504998A Division JP3580711B2 (ja) 1998-09-03 1998-11-05 情報記録再生装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005371174A Division JP2006127754A (ja) 1998-09-03 2005-12-23 情報記録再生装置と情報記録再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003331529A true JP2003331529A (ja) 2003-11-21
JP3804959B2 JP3804959B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=29713580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003090555A Expired - Lifetime JP3804959B2 (ja) 1998-09-03 2003-03-28 情報記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3804959B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3804959B2 (ja) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3580711B2 (ja) 情報記録再生装置
JP3474110B2 (ja) 光ディスク記録再生装置と光ディスク記録再生方法とコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001110168A (ja) 情報記録再生装置と情報記録再生方法と情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH08329468A (ja) 光情報記録再生方法
JPH1166751A (ja) 情報記録再生装置
JP3284984B2 (ja) 光ディスクの情報記録装置
JP2004022069A (ja) 情報記録装置と情報記録方法とプログラムと記録媒体と情報記録システム
JPH02187979A (ja) ディスク記録再生装置
JP2000315358A (ja) 連続的にデータを貯蔵する光記録媒体とその欠陥領域処理方法
JP3292181B2 (ja) Cd−rwディスクの消去方法およびcd−rw記録装置
WO2005112029A1 (ja) 記録方法、情報記録装置、情報再生装置、プログラム、記録媒体及びコンピュータプログラム製品
JP2001297439A (ja) 情報記録再生装置
JP3752108B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3804959B2 (ja) 情報記録再生装置
JPH10302397A (ja) 光ディスク記録装置
JP4651603B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2003272157A (ja) 光ディスク装置の制御方法
KR100510498B1 (ko) 결함 디스크의 데이터 기록 방법 및 그 장치
JP3869638B2 (ja) ディスク記録装置およびディスク
JP4270163B2 (ja) 記録再生方法及びディスク記録再生装置
JP3384732B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2840489B2 (ja) 情報記録再生装置
JPH10269751A (ja) 情報記録再生装置
JP3895901B2 (ja) ディスク記録装置
JP4002773B2 (ja) 光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060508

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140519

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term