JP2003331382A - 車両案内用タグを用いた車両案内システム - Google Patents

車両案内用タグを用いた車両案内システム

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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、車両を好適に案内することが
できる車両案内用タグを用いた車両案内システムを提供
すること。 【解決手段】 車両案内システムでは、道路側の構成と
して、道路上に走行目標ラインが設定され、その走行目
標ラインに沿って、所定間隔毎に、タグ1が埋め込まれ
ている。このタグ1とは、車両を走行目標ラインに沿っ
て案内するために、車両の要求に応じて、車両に対して
案内情報を送信する固定機である。一方、車両側には、
前記タグ1との通信を行なうため及び車両を案内する制
御を行なうために、車両の前後に複数のアンテナが設け
られている。つまり、車両の前方に、3つのアンテナか
らなる前方車載アンテナ3、車両の後方に、同様な3つ
のアンテナからなる後方車載アンテナ5が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば道路や駐車
場において、車両を所定方向に案内することができる車
両案内用タグを用いた車両案内システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、知的輸送システム(ITS:In
telligent Transport Syste
m)の分野において、全自動運転システム(AHS:A
utomated Highway System)が
研究されている。このAHSでは、道路の情報インフラ
と自動車に搭載した通信機との間で通信を行う路車間通
信と、車同士で通信を行う車車間通信が用いられる。 【0003】前記AHSでは、図18に示す様に、車両
の走行を制御するために、走行目標ラインを設定し、そ
れに沿って磁気ネイルと呼ばれる磁性体が、道路に一定
間隔で設置される(特開平7−334789号公報参
照)。この磁気ネイルは、情報を送信せず、単に磁場を
道路上に形成するだけである。 【0004】そして、前記磁気ネイルを用いる場合に
は、車両の前後に、磁気ネイルが発生する磁場を検知す
る磁気センサを複数備え、車両が磁気ネイルから離脱し
ない様に、車両の走行を自動的に制御する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記磁気ネ
イルが、車両を案内するために十分な磁場を発生するた
めには、ある程度の大きさが必要であるので、磁気ネイ
ルの大きさをあまり小さくできなかった。 【0006】その結果、大きな寸法の磁気ネイルを敷設
するために、道路を深く掘る作業が必要となるので、作
業能率が悪く、また、敷設費用が高くなってしまう。こ
の対策として、磁気ネイルを小さくするためには、保磁
力の高い磁性体材料を使用する必要があるが、保磁力の
高い材料は一般に高価であるため、材料費用が高くなる
という別な問題が生ずる。 【0007】また、磁場を検出するだけのために、車両
に複数の磁気センサを設けることは、車両のコストアッ
プにもつながり、必ずしも好ましくない。一方、上述し
た磁気ネイルを用いる技術とは別に、路車間通信におい
ては、路上ビーコンと呼ばれるデータ送信機を設置し、
道路情報を車両に伝達する技術がある。 【0008】この路上ビーコンは、数100m程度の通
信エリアを持ち、比較的広い範囲に道路情報(広域情
報)を送ることができるが、車両を正確に案内可能な様
に、道路の数m範囲の状況を車両に伝達するシステムは
開発されていないのが現状である。 【0009】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、簡易な構成で、車両を好適に案内する
ことができる車両案内用タグを用いた車両案内システム
を提供するものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は、通信により車
両を案内するために、地面に配置される車両案内用タグ
を用いた車両案内システムであって、走行目標ラインに
沿って配列された前記車両案内用タグを備えるととも
に、前記車両側には、前記車両案内用タグとの間で情報
の送受信可能な通信手段と、該通信手段により、前記車
両案内用タグに対して、前記情報を前記車両に送信させ
るための命令を送信する命令手段と、該命令に応じて、
前記車両案内用タグから前記車両に送信された前記情報
に基づいて、前記車両の走行制御を行なう走行制御手段
と、を備え、更に、前記通信手段は、中央及びその両側
に第1〜第3アンテナを有し、隣接するアンテナにより
形成される通信エリア同士が重複するように設定し、前
記両側の第1及び第3アンテナは同一タイミングで送信
信号を出力し、前記中央の第2アンテナは、前記第1及
び第3アンテナが送信信号を出力しないタイミングで送
信信号を出力すると共に、前記走行制御手段は、前記第
2アンテナのみで前記車両案内用タグからの送信信号を
受信した場合には、現走行制御を維持し、前記第1又は
第3アンテナで前記車両案内用タグからの送信信号を受
信した場合には、前記車両をそれぞれ左又は右に向ける
制御を行なうことを特徴とする車両案内用タグを用いた
車両案内システムを要旨とする。 【0011】本発明では、車両側の通信手段により、車
両案内用タグとの間で情報の送受信が可能である。そし
て、命令手段によって、車両案内用タグに対して情報を
出力させるための命令を送信すると、その命令に応じて
車両案内用タグから情報が送信されるので、その情報に
基づいて、走行手段によって車両の走行制御を行なうこ
とができる。 【0012】また、本発明では中央及びその両側の第1
〜第3アンテナを有するとともに、両側の第1及び第2
アンテナは同一タイミングで送信信号を出力し、中央の
第2アンテナは、第1及び第3アンテナが送信信号を出
力しないタイミングで送信信号を出力するので、例えば
1つの周波数で電波干渉なしに、複数のアンテナを用い
て1つの車両案内用タグに対する通信を行なうことがで
きる。 【0013】更には、隣接するアンテナにより形成され
る通信エリア同士が重複する様に設定し、中央の第2ア
ンテナのみで車両案内用タグからの送信信号を受信した
場合には、現走行制御を維持し、第1又は第3アンテナ
で車両案内用タグからの送信信号を受信した場合には、
車両をそれぞれ左又は右に向ける制御を行なうので、車
両を所定の方向に正確に案内することができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の車両案内用タグを
用いた車両案内システムの実施の形態の例(実施例)を
説明する。 【0015】[実施例1]本発明の一実施例として、車
両案内用タグ(以下単にタグ(Tag)とも記す)、該
タグの使用方法、及び該タグを用いた車両案内システム
について説明する。 【0016】a)まず、本実施例の車両案内システムを
説明する。図2に示す様に、本実施例の車両案内システ
ムでは、道路側の構成として、道路上に走行目標ライン
が設定され、その走行目標ラインに沿って、所定間隔
(例えば10m)毎に、タグ1が埋め込まれている。こ
のタグ1とは、後に詳述する様に、車両を走行目標ライ
ンに沿って案内するために、車両に対して案内情報を送
信する固定機である。 【0017】一方、車両側には、前記タグ1との通信を
行なうため及び車両を案内する制御を行なうために、車
両の前後に複数のアンテナが設けられている。つまり、
車両の前方に、3つのアンテナからなる前方車載アンテ
ナ3、車両の後方に、同様な3つのアンテナからなる後
方車載アンテナ5が設けられている。 【0018】この前後の車載アンテナ3,5は、車両側
にて通信を行なう路車間通信機(車載通信機)8に接続
され、車載通信機8は、走行目標ラインに沿って車両を
走行させる制御を行なうために、マイクロコンピュター
を備えた走行制御装置7に接続されている。 【0019】b)次に、タグ1について説明する。図3
(a)に示す様に、タグ1は、回路基板(プリント基
板)11が、スペーサ13を介して2枚の強化ガラス板
15a,15b(15と総称する)に挟まれ、シール剤
17にて封着された基本構造を有しており、この基本構
造体20が、保護部材であるマウンティングガード19
内に収容されている。 【0020】前記回路基板11は、ガラスエポキシ材、
BTレジン材等の高周波特性に優れた材料から構成され
ている。そのため、損失が少なく、利得を稼ぐことがで
きる。尚、前記シール剤17と強化ガラス板15のガラ
ス材とは、耐水性、強度等を考えて最初に選定し、シー
ル剤17とガラス材の誘電率と損失を加味して、高周波
回路設計を行なう(通常、シール剤17やガラス材を用
いると誘電率は大きい方にすれ、通信周波数は低い方に
ずれる)。 【0021】この回路基板11は、図3(a)の上方
(道路表面側)より、平面アンテナであるパッチアンテ
ナ21が設けられた上側層23と、中間の接地層25
と、デジタル回路27が設けられた下側層29とから構
成され、各層23,25,27を貫いてスルーホール3
0が形成されている。 【0022】図4に示す様に、上側層23の表面(上側
面)のパッチアンテナ21は、回路基板11をエッチン
グしてパッチアンテナ形状としたものであり、このパッ
チアンテナ21の表面は、錆を防ぐために、ニッケル等
でメッキされている。中間の接地層25は、銅薄膜が上
側層23の下面(又は下側層29の上面)全体に形成さ
れ、それが、下側層29(又は上側層23)に挟まれた
構造である。 【0023】下側層29の表面(下側面)のデジタル回
路27は、厚さ数mm以下の平板形電池31と、制御部
である制御素子33と、通信部である通信素子35、及
びその他周辺回路37から構成されている。また、前記
マウンティングガード19は、図3(b)に示す様に、
上方が大きく開口した箱状のものであり、上述した基本
構造体20を収容した状態において、上側には車両と通
信するための空間41を有する。尚、空間41の四方に
は、水が溜らない様に、水抜き穴43が設けてある。 【0024】このマウンティングガード19の側方に
は、前記基本構造体20を入れるための開口部45が設
けてあり、この開口部45からマウンティングガード1
9の内部に基本構造体20を挿入することにより、タグ
11が完成する。前記マウンティングガード19は、そ
の上を車両が走行しても破損しない様に、頑丈な金属材
料(例えばステンレス材)から構成されている。また、
材質を金属にすることにより、図5に示す様に、通信エ
リアが広がり過ぎない様することができ、これにより、
隣接するタグ11との混信を防止することができる。 【0025】b)次に、本実施例のタグ1の製造方法に
ついて説明する。図6(a)に示す様に、(道路に設置
した際に上方となる)一方の強化ガラス板15aの周囲
に、強化ガラス材からなる四角枠形状のスペーサ13を
接着する。 【0026】次に、図6(b)に示す様に、パッチアン
テナ21等の各部品を実装した回路基板11を、パッチ
アンテナ21側を下にして、強化ガラス板15a上に載
置する。次に、図6(c)に示す様に、他方の強化ガラ
ス板15bを回路基板11の上からかぶせて、スペーサ
13に接着する。このとき、パッチアンテナ21の表面
(アンテナ面)は、その全面にて強化ガラス15aに密
着させるようにする。これは、アンテナ面の周囲がなる
べくガラスに密着する方が、高周波特性が安定するから
である。 【0027】次に、図6(d)に示す様に、樹脂注入口
(図示せず)からシリコーン材からなるシール剤17を
注入し、その後、シール剤17から泡をとるための脱気
処理を行なう。次に、図6(e)に示す様に、シール剤
17を硬化させ、直方体形状の基本構造体20を形成す
る。この場合、シール剤17の硬化法は、熱硬化でも光
硬化でもよいが、ガラスは光硬化がやり易いので、光硬
化の方が好適である。 【0028】次に、図6(f)に示す様に、マウンティ
ングガード19に、その側方の開口部45から、アンテ
ナ面を上にして基本構造体20を挿入し、タグ11を完
成する。 【0029】c)次に、本実施例のタグ11の使用方
法、即ち、車両案内システムにおいて、タグ11を用い
て車両を案内する方法について説明する。 【0030】まず、車両案内システムの基本的な構成
及び動作を説明する。車載通信機8は、車載アンテナ
3,5を用いて、路上に設置されたタグ1との通信を行
なう。尚、前後の車載アンテナ3,5は同様な機能を有
するので、以下では、主として前方の車載アンテナ3で
説明する。 【0031】例えば前方の車載アンテナ3においては、
図7に示す様に、そのアンテナA1,A2,A3により
形成される通信エリア(送受信エリア)は、隣接するア
ンテナにより形成されるエリア同士が相互に重複する様
に設定する。アンテナA1〜A3からは、図8に示すタ
イミングで、問い合わせ信号(送信信号)を定期的に出
力する。この問い合わせ信号は、送信命令と搬送波から
構成されている。具体的には、アンテナA1,A3は、
同一タイミングで送信信号を出力し、隣接するアンテナ
A2は、アンテナA1,A3が信号を出していないタイ
ミングで、交替で送信信号を出力する。 【0032】この様なタイミングで切り替えを行なうこ
とで、1つの周波数で電波干渉なしに、複数のアンテナ
を用いて1つのタグ1に対する通信を行なうことができ
る。一方、タグ1は、車両より送信された搬送波を、反
射変調して、応答信号を車両に返送する。 【0033】タグ1により反射変調された信号は、車載
アンテナ3,5で受信される。車両には、前後各々3つ
のアンテナA1〜A3が設けられているので、例えば図
7に示す様な場合には、タグ1の真上の受信アンテナ
(例えば中央のアンテナA2)が最も強い応答信号を受
信する。 【0034】走行制御装置7は、例えば車載アンテナ3
の受信強度を、車載通信機8を介してモニターし、車両
の走行位置と、進行方向(道路に対する角度)を検出す
る。そして、例えば直進走行においては、走行制御装置
7は、車両の中央のアンテナA2の領域E1でタグ1の
信号を受信するように、各種アクチュエータ(例えばス
テアリングを駆動するステアリング駆動モータやスロッ
トルバルブを駆動するスロットル駆動モータ)に制御信
号を出力して、車両の制御(例えばステアリング角の制
御、スロットル開度の制御)を行ない、直進走行を実現
する。 【0035】次に、直進走行時の制御を、図9のフロ
ーチャートに基づいて説明する。尚、以下の説明では、
車両側における受信の有無で説明しているが、それを受
信強度の大小に置き換えてもよい。図9のステップ10
0では、アンテナA1がタグ1からの送信信号を受信し
ている否かを判定し、ここで肯定判断されるとステップ
110に進み、一方否定判断されるとステップ180に
進む。 【0036】ステップ110では、アンテナA2が受信
している否かを判定し、ここで否定判断されるとステッ
プ120に進み、一方肯定判断されるとステップ150
に進む。ステップ120では、アンテナA3が受信して
いる否かを判定し、ここで肯定判断されると、両側のア
ンテナA1,A3で受信しているが、中央のアンテナA
2で受信していないので、異常であるとして、一旦本処
理を終了する。尚、異常の場合には、異常の報知等、異
常に対応した処理を行う。 【0037】一方、ここで否定判断されると、ステップ
130にて、アンテナA1のみが受信しているので、タ
グ1は領域E4(以下、領域は図7(b)参照)にある
と判断し、対応するフラグをセットする。続くステップ
140では、図7(b)の場合を考えると、タグ1が領
域E4にある場合には、車両が大きく右にずれているの
で、車両を左に戻す様に、ステアリング制御を行なっ
て、一旦本処理を終了する。 【0038】また、前記ステップ110で肯定判断され
て進むステップ150では、アンテナA3が受信してい
るか否かを判定する。ここで、肯定判断されると、全て
のアンテナA1〜A3で受信していることになるので、
異常であると判断して、一旦本処理を終了する。 【0039】一方、ここで否定判断されると、ステップ
160にて、アンテナA1及びアンテナA2のみ受信し
ているので、タグ1は領域E2にあると判断する。続く
ステップ160では、この場合、車両が僅かに右にずれ
ているので、車両を左に戻す様に、ステアリング制御を
行なって、一旦本処理を終了する。 【0040】更に、前記ステップ100で否定判断され
て進むステップ180では、アンテナA2が受信してい
るか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ
190に進み、一方否定判断されるとステップ240に
進む。ステップ190では、アンテナA3で受信してい
るか否かを判定し、ここで肯定判断されるとステップ2
20に進み、一方否定判断されるとステップ200に進
む。 【0041】ステップ200では、アンテナA2のみ受
信しているので、タグ1は領域E1にあると判断する。
続くステップ210では、この場合、車両が車線中央を
走行しているので、現在の走行制御状態を維持し、一旦
本処理を終了する。 【0042】一方、前記ステップ220では、アンテナ
A2及びアンテナA3のみ受信しているので、タグ1は
領域E3にあると判断する。続く230では、この場
合、車両が僅かに左にずれているので、車両を右に戻す
様に、ステアリング制御を行なって、一旦本処理を終了
する。 【0043】また、前記ステップ180で否定判断され
て進むステップ240では、アンテナA3が受信してい
るか否かを判定する。ここで、否定判断されると、全て
のアンテナA1〜A3が受信していないので、異常と判
断して、一旦本処理を終了する。 【0044】一方、ここで肯定判断されるとステップ2
50に進み、アンテナA3のみが受信しているので、タ
グ1は領域E5にあると判断する。続くステップ260
では、この場合、車両が大きく左にずれているので、車
両を右に戻す様に、ステアリング制御を行なって、一旦
本処理を終了する。 【0045】そして、上述した様に車線に追従して走行
する場合は、車線中央(即ち走行目標ラインに沿って)
を走行することを目標に、ステアリング角度を調節する
フィードバック制御を行なう。この様に、本実施例で
は、例えば道路や駐車場にて、その走行目標ラインに沿
って、タグ1が配置されているので、車両は、このタグ
1と信号の送受信することにより、走行制御に必要な情
報を得ることができる。よって、この情報に基づいて、
車両を所定の方向に正確に案内することができる。 【0046】特に本実施例の場合は、強化ガラス板15
a,15b間に回路基板11を挟み、パッチアンテナ2
1にて送受信する構成であるので、従来の磁気ネイルに
比較して、詳細な情報を車両に送信することができる。
また、アンテナとしてパッチアンテナ21を用い、しか
も電池31を内蔵しているので、磁気ネイルに比べて寸
法を小さくできる。そのため、道路を深く掘る必要なな
く、作業能率が良く、また、敷設費用を低減できる。 【0047】更に、従来の路上ビーコンと比べて、狭い
範囲に確実に情報を送信できるので、車両を所定方向に
精度良く案内するためには好適である。 【0048】[実施例2]次に、実施例2として、タグ
を用いた車線変更管理システムについて説明する。尚、
前記実施例1と同様な部分は、省略又は簡略化する。 【0049】この車線変更管理システムとは、車両が車
線を変更する場合に、車線変更管理アンテナの通信エリ
ア内にて、車両の車線変更を案内するシステムである。 【0050】a)まず、本実施例の基本構成について説
明する。図10に示す様に、本実施例の車線変更管理シ
ステムでは、3本の道路の車線に沿った走行目標ライン
に通常の車両案内用タグ(以下直進用タグと記す)51
が設けられるとともに、その直進用タグ51以外に、車
線変更用の走行目標ラインに沿って、車線変更用タグ5
3が配置されている。 【0051】ここでは、図11の上方より、第1レーン
には、No.11〜19、1A,1B,1Cの直進用タ
グ51が配置され、第2レーンには、No.21〜2
9、2A,2B,2Cの直進用タグ51が配置され、第
3レーンには、No.31〜39、3A,3B,3Cの
直進用タグ51が配置されている。また、第1レーンか
ら第2レーンへの車線変更用の2つの経路には、No.
121〜126の車線変更用タグ53と、No.131
〜136の車線変更用タグ53とが、各々配置されてい
る。尚、第2レーンから第3レーンへも、車線変更用の
2つの経路が設定され、同様に車線変更用タグ53が配
置されている。 【0052】また、車線変更を行う場所には、道路側
に、車線変更管理アンテナ55が配置されており、この
車線変更管理アンテナ55には道路側通信機56が接続
され、道路側通信機56には、車線変更を管理する車線
変更管理装置57が接続されている。 【0053】前記車線変更管理アンテナ55の通信エリ
アは、車線変更を行う場所をカバーしている。 【0054】b)次に、車線変更を行う場合の手順につ
いて説明する。ここでは、例えば図11に示す様に、第
1レーンを走行する車両Aが、第2レーンへの車線変更
を希望し、第2レーンを走行中の車両Bは、そのまま第
2レーンを走行する場合を例に挙げる。尚、車載通信機
8は、各タグ51,53との通信以外に、車線変更管理
アンテナ55を介して道路側通信機56との通信が可能
である。 【0055】図12では、タグ51,53と、車載通信
機8と、運転者側のインターフェースと、走行制御装置
7との関係を示すとともに、車載通信機7と(道路側通
信機5に接続された)車線変更管理装置57との関係を
示す。この図12に示す様に、まず、車両Aの運転者
が、車線を変更したい場合には、例えばスイッチ操作に
より、その車線変更依頼を自身の走行制御装置7に伝え
る。このとき、車両Aは、車線変更管理アンテナ55の
通信エリア外であるので、車両Aは、第1レーンにおい
て、直線走行制御を継続する。 【0056】次に、車両Aの車載通信機8が、車線変更
管理アンテナ55からの送信を受信することにより、車
両A(即ち走行制御装置7)は、自身が通信エリアに入
ったことを検知する。すると、車両Aの走行制御装置7
は、車載通信機8により、車線変更依頼を道路側通信機
56に送信する。それとともに、走行制御装置7は、運
転者に対して、例えばランプや音声等により、車線変更
制御の開始予告を行う。 【0057】一方、道路側通信機56では、前記車線変
更依頼を受信すると、車線変更管理装置57のデータや
他の車両Bからの送信データ等に基づいて、周辺車両動
向を検索する。このとき、車両Aは、車線変更可能領域
にあるので、走行しながら直進用タグ51と交信し、そ
の情報を読み取るとともに、該情報を道路側通信機56
に送信する。これにより、道路側の車線変更管理装置5
7は、車線変更を依頼している車両Aが、どの位置を走
行しているかを検知することができる。 【0058】また、車線変更管理装置57は、車線変更
を依頼している車両Aを基準に、隣接車線を走行する車
両Bの走行位置を、車両Aと車両Bの移動位置を計算し
て予測する。即ち、後方を走行している車両Bがどの時
点で車両Aを追い抜き、車両Aがいつ車線変更すると安
全かを予測する。 【0059】そして、車線変更管理装置57は、前記予
測結果から、車線変更を依頼した車両Aが、車線変更可
能か否かを判断する。例えば図11においては、車両A
がNo.13の直進用タグ51を通過するときに車線変
更を開始すれば、車両Bは十分な間隔を有して車両Aよ
り前方を走行できると判断する。 【0060】車線変更管理装置57は、車両Aが車線変
更可能であると判断すると、車線変更を依頼した車両A
が安全に車線変更できるタイミンングを計算し、車両A
に対して、車線変更位置(車線変更開始のタグ)、速
度、タイミングを送信する。具体的には、車両Aに対
し、No.13の直進用タグ51から車線変更を開始
し、No.121からNo.126の車線変更用タグ5
3の経路を使用して、速度vにて車線変更可能であるこ
とを送信する。 【0061】車両Aは、車載通信機7により、そのデー
タを受信すると、走行制御装置7により、どの位置でど
の様にステアリング、アクセル等を動かすかを決定す
る。また、運転者に対して、車線変更制御開始の報知を
行う。同時に、走行制御装置7は、車両Aの位置を、各
タグ51,53から読み取って確認する。尚、車両A
が、車線変更用タグ53から読み取ったデータは、道路
側通信機56にも送信するので、車線変更管理装置57
は、車線変更中の車両Aが、どの位置を走行中かを把握
することができる。 【0062】走行制御装置7は、車線変更に際して決定
した動作を行うために、各アクチュエータを作動させ、
前記実施例1と同様に、車線変更用タグ53に追従する
様に、車両の走行を制御して、車線変更動作を行なう。
具体的には、図11において、車両Aが、No.13の
直進用タグ51を通過すると、走行制御装置7は、初期
角度分ステアリングを右(第2レーン方向)にきる。こ
れにより、車両AはNo.121の車線変更用タグ53
上を通過する。このとき、前方車載アンテナ3のどのア
ンテナA1〜A3が、No.121の車線変更用タグ5
3の情報を受信したかをモニタし、次のNo.122の
車線変更用タグ53の情報が、前記図7で示す様に、車
両の中央のアンテナA2で受信できる様に、ステアリン
グの角度を決定する。 【0063】尚、ここで、急激なステアリングの変化
は、搭乗者に不安を与える恐れがあるため、ステアリン
グ変化量の最大値が、車両の速度に応じて設定されてい
る。つまり、車両Aを右に車線変更する場合は、車線変
更用タグ53の信号は、前方車載アンテナ3の3つのア
ンテナA1〜A3により、その領域E5から受信が開始
されることになる。従って、車線変更用タグ53の信号
を受信した場合には、ステアリング制御により、領域E
5,E3,E1の順に受信するように、車両の方向を制
御し、最終的には、領域E1からのみ信号を受信できる
様に走行を制御する。これによって、自動的に車線変更
を行なうことができる。 【0064】前記車両の走行制御は、各タグ51,53
の通過予測位置と、実際の通過予測位置とを比較し、予
測位置のずれができるだけ小さくなる様に、精密なフィ
ードバック制御を行う。上述した制御により、車両A
が、No.121〜126の車線変更用タグ53を経由
して、第2レーンに車線変更を完了すると、車両Aは、
第2レーンのNo.29の直進用タグ51(車線変更完
了のタグ)の情報を受信する。 【0065】車載通信機7がその情報を受信すると、車
線変更が完了したことを、運転者に報知する。それとと
もに、走行制御装置8は、第2レーンにおける直進走行
制御を開始し、その旨を運転者に報知する。同時に、車
線変更の完了を、道路側通信機56に送信する。 【0066】車線変更管理装置57は、その情報を得る
と、車線変更依頼を解除する。これにより、簡単に且つ
安全に車線変更を行なうことができる。 【0067】c)次に、道路側通信機56と車両側通信
機8と通信に使用する通信フレームについて説明する。 【0068】ここでは、複数の車両との通信を行うため
に、図13に示す様に、半二重通信の通信フレームを用
いる。つまり、道路側通信機56と車載通信機8との通
信に用いられる通信フレームは、フレームコントロール
メッセージスロット(FCMS)と、メッセージデータ
スロット(MDS)と、アクティベーションスロット
(ACTS)と、識別符号スロット(WCNS;図示せ
ず)の4種類で構成されている。 【0069】FCMSは、車線変更管理アンテナ55か
ら、フレーム制御情報を、複数の車両に送信するために
用いられるスロット(FCMC)を備え、1フレームに
1つあり、フレームの先頭に位置する。MDSは、デー
タの送受信に使用されるスロット(MDC)とアタック
チャンネル(ACKC)で構成される。MDSの個数
は、通信エリアの大きさや通信速度に応じ、適宜(複数
個)設けられる。広い通信エリアになるほど多くの車両
が通信エリア内に存在するようになるため、MDSの個
数は増える。 【0070】ACTSは、車線変更管理アンテナ55が
車載通信機8をリンク(車載通信機8との通信結合を確
保)するために用いるスイットで、複数のチャンネルが
設定され、このチャンネルに車載通信機8のIDが含ま
れる信号が送られる。車線変更管理アンテナ55と通信
を行いたい車載通信機8は、車線変更管理アンテナ55
の通信エリアに入ると、このチャンネルに車載通信機8
のIDを送り、車線変更管理アンテナ55に車載通信機
8の存在を伝える。 【0071】つまり、上述した構成を用いることで、道
路側通信機56は、車線変更管理アンテナ55を介し
て、複数の車両との通信ができる。この様に、本実施例
では、車線変更を行う場所には、車線変更を行う走行目
標ラインに沿って車線変更用タグ53を配置するととも
に、車線変更を管理する道路側のシステムとして、車線
変更管理アンテナ55,道路側通信機56、車線管理制
御装置57を備えている。 【0072】従って、車両が車線変更を希望する場合に
は、車線変更管理アンテナ55の通信エリア内にて、車
載通信機8と道路側通信機56との間にて走行位置等の
必要な情報を送受信し、車線変更管理装置57から適切
な指令を受けることにより、車両は安全に且つ確実に車
線変更を行うことができる。 【0073】尚、前記方法以外に、車線変更管理アンテ
ナ55の管理下にある例えば直進用タグ51が、車両の
送信要求に対して、車線変更管理アンテナ55の通信エ
リア内であること、即ち、車線変更が可能な場所である
ことを送信してもよい。 【0074】[実施例3]次に、実施例3として、タグ
を道路に設置する際に使用するタグの設置部品、及びタ
グの設置部品を用いたタグの設置装置について説明す
る。尚、前記実施例1と同様な部分は、省略又は簡略化
する。a)まず、タグ設置部品について説明する。 【0075】図14に示す様に、タグ61を道路に設置
するためのタグ設置部品63は、メタルフィルムベース
(又は樹脂ベース)65に、タグ61が多数配列され
て、ローラ67に巻かれている。このタグ設置部品63
は、図15に示す様に、その幅方向の両側に、タグ設置
部品63をローラ67から引き出す際の案内用として、
ガイド穴71が各々一列に設けられている。また、タグ
設置部品63の中央には、タグ61が、細径の複数の支
持部73を介して、メタルフィルムベース65に分離可
能に接続されている。 【0076】従って、タグ61の設置時には、タグ61
をメタルフィルムベース65の垂直方向から押圧するこ
とにより、タグ61をメタルフィルムベース65から分
離することができる。 【0077】b)次に、タグ設置装置について説明す
る。 【0078】図16に示す様に、このタグ設置装置71
は、トラック等の車両73に搭載されている。具体的に
は、車両73の前方より、道路にタグ設置用のくぼみ7
5を開けるくぼみ形成機77と、形成されたくぼみ75
にタグ61を固定するために、CCDカメラ79による
位置合わせ機構を有する、シール剤80を注入充填する
シール剤充填機81と、前記タグ設置部品63を巻き付
けたローラ67と、くぼみ75に置かれたタグ61を押
圧する押圧ローラ83を備えている。 【0079】このタグ設置装置71では、車両がゆっく
り走行するにつれて、くぼみ形成機77にてくぼみ75
を形成し、そのくぼみ75にシール剤充填機81により
シール剤80を充填する。次に、シール剤80を充填し
たくぼみ75に、繰り出し機76により、タグ設置部品
63をローラ67から繰り出しながら、タグ61をくぼ
み75内に配置し、押圧ローラ83により、くぼみ75
内のタグ61を押圧して、高さを揃える。その後、シー
ル剤80が硬化したら、メタルフィルムベース65を剥
し、タグ61の設置を完了する。 【0080】c)次に、タグ61に対するデータの書き
込み等の作業を説明する。図17に示す様に、車両の前
方に、書き込み用のアンテナ91を設ける。書き込み用
のアンテナ91は、車両を走行させながら、道路に設置
されたタグ61に、順次情報を書き込む。尚、タグ61
に、例えば座標情報を書き込む場合には、車両に搭載さ
れたGPS装置93を用いることができる。 【0081】車両の後方には、タグ61に書き込まれた
座標情報が正確かどうかを確認するために、プログラミ
ング確認用のアンテナ95を設ける。ここでは、書き込
み用のアンテナ91によって書き込まれたデータが、プ
ログラミング確認用のアンテナ95によって読み出され
たデータと同じかどうかを、電子制御装置97により確
認する。もし、誤りがあれば、再度書き込みを行う。 【0082】この構成により、前記直進用タグ51や車
線変更用タグ53が、正常に機能するか否かを確認する
ことができる。尚、本発明は前記実施例になんら限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の態様で実施しうることはいうまでもない。 【0083】例えばAHSの様に、高速道路や自動車専
用道路に限定するものではない。例えば、一般家庭の駐
車場(車庫)に車両を誘導する場合(車庫入れ)には、
タグを道路から車庫まで敷設し、車両がタグ位置を検出
することにより、正確に車庫入れすることができる。 【0084】また、一般の駐車場において、空きスペー
スまでの案内(自動誘導)も、空きスペースまでの経路
に配置したタグを利用して行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の車両案内用タグの構成を例示するブロ
ック図である。 【図2】実施例1の車両案内システムを示す説明図であ
る。 【図3】実施例1の車両案内タグを示し、(a)は車両
案内用タグの(b)におけるA−A断面図、(b)は車
両案内用タグの斜視図である。 【図4】実施例1の回路基板を示し、(a)は上面図、
(b)は側面の断面図、(c)は下面図である。 【図5】実施例1の車両案内用タグの通信エリアを示す
説明図である。 【図6】実施例1の車両案内用タグの製造手順を示す説
明図である。 【図7】実施例1の車載アンテナを示し、(a)は3つ
のアンテナの配置を示す説明図、(b)は3つのアンテ
ナの通信エリアを示す説明図である。 【図8】実施例1の車載アンテナから送信される送信信
号を示す説明図である。 【図9】実施例1の車両案内システムによる車両案内の
制御処理を示すフローチャートである。 【図10】実施例2の車線変更管理システムの構成を示
す説明図である。 【図11】実施例2の車線変更管理システムにより管理
される車線変更の様子を示す説明図である。 【図12】実施例2の車線変更管理システムにより管理
される車線変更の手順を示す説明図である。 【図13】実施例2の車線変更管理システムに用いられ
る通信フレームを示す説明図である。 【図14】実施例3のタグ設置部品の巻いた状態を示す
説明図である。 【図15】実施例3のタグ設置部品を示す平面図であ
る。 【図16】実施例3のタグ設置装置を示す説明図であ
る。 【図17】実施例3のタグに対するデータの書き込み等
の作業を示す説明図である。 【図18】従来技術の説明図である。 【符号の説明】 1,61…車両案内用タグ 3…前方車載アンテナ 5…後方車載アンテナ 7…走行制御装置 8…車載通信機 11…回路基板(プリント基板) 13…スペーサ 15,15a,15b…強化ガラス板 17,80…シール剤 19…マウンティングケース 20…基本構造体 21…パッチアンテナ 27…デジタル回路 31…電池 33…制御素子 35…通信素子 51…直進用タグ 53…車線変更用タグ 55…車線変更管理アンテナ 56…道路側通信機 57…車線変更管理装置 63…タグ設置部品 71…タグ設置装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 CC12 CC24 FF05 LL02 LL17 5H301 AA01 AA09 BB05 CC03 CC06 DD11 DD17 EE04 EE12 FF02 HH01 5J070 AC01 AD05 AE07 AF03 AK13 BC05 BC06 BC25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 通信により車両を案内するために、地面
    に配置される車両案内用タグを用いた車両案内システム
    であって、 走行目標ラインに沿って配列された前記車両案内用タグ
    を備えるとともに、 前記車両側には、 前記車両案内用タグとの間で情報の送受信可能な通信手
    段と、 該通信手段により、前記車両案内用タグに対して、前記
    情報を前記車両に送信させるための命令を送信する命令
    手段と、 該命令に応じて、前記車両案内用タグから前記車両に送
    信された前記情報に基づいて、前記車両の走行制御を行
    なう走行制御手段と、 を備え、 更に、前記通信手段は、中央及びその両側に第1〜第3
    アンテナを有し、隣接するアンテナにより形成される通
    信エリア同士が重複するように設定し、前記両側の第1
    及び第3アンテナは同一タイミングで送信信号を出力
    し、前記中央の第2アンテナは、前記第1及び第3アン
    テナが送信信号を出力しないタイミングで送信信号を出
    力すると共に、 前記走行制御手段は、前記第2アンテナのみで前記車両
    案内用タグからの送信信号を受信した場合には、現走行
    制御を維持し、前記第1又は第3アンテナで前記車両案
    内用タグからの送信信号を受信した場合には、前記車両
    をそれぞれ左又は右に向ける制御を行なうことを特徴と
    する車両案内用タグを用いた車両案内システム。
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