JP2003331018A - チケットハンドリングシステム - Google Patents

チケットハンドリングシステム

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JP2003331018A
JP2003331018A JP2002137999A JP2002137999A JP2003331018A JP 2003331018 A JP2003331018 A JP 2003331018A JP 2002137999 A JP2002137999 A JP 2002137999A JP 2002137999 A JP2002137999 A JP 2002137999A JP 2003331018 A JP2003331018 A JP 2003331018A
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ticket
service
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center
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JP2002137999A
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English (en)
Inventor
Toshiki Katayama
俊樹 片山
Hiroyoshi Moriuchi
裕喜 森内
Taichi Tsutsumi
太一 堤
Hirofumi Konishi
宏文 小西
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者がチケットを持参することなく、チケッ
トの払戻や変更を行うことができるようにして、利用者
の負担を軽減して、不便を感じることがないようにする
とともに、サービス提供業者及びサービス販売代理業者
が払い戻しや変更に対処するための業務を軽減し、コス
トを低くすることができるようにする。 【解決手段】チケットハンドリングセンター30は、利
用者40からの要求に応じてチケットの解約処理又は変
更処理を実行し、差額が発生した場合に振替データを金
融機関60の口座振替システム61に送信し、チケット
バンクセンター20は、サービス提供ホストシステム1
1にチケットを電子的な状態で返却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チケットハンドリ
ングシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飛行機、電車、船舶等の交通機関
としての乗物に搭乗するための搭乗券のようなサービス
を利用するためのチケットを利用者に販売するためのシ
ステムとして、利用者が予約したり申し込んだりしたサ
ービスを利用するためのチケットを自動的に発券すると
ともに、発券情報を管理することができるチケットハン
ドリングシステムが提供されている。
【0003】この場合、例えば、飛行機に搭乗するため
のチケットを申し込む利用者は、サービス販売代理業者
としての旅行代理店等の営業支店の窓口に出向くか、ま
たは、該営業支店に電話をかけて、所望の航空便のチケ
ットを申し込む。すると、前記営業支店の担当者は、サ
ービス提供事業者としての航空会社のチケットセンター
に電話やオンラインによって、前記チケットを申し込
む。そして、前記チケットセンターにおいて飛行機の行
き先、便名等の情報が入力されると、チケットハハンド
リングシステムが前記情報を処理し、飛行機に搭乗する
ための所定のチケットが発券機によって発券される。
【0004】続いて、前記チケットは、前記営業支店に
送付され、該営業支店の窓口において前記利用者に引き
渡される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のチケットハンドリングシステムにおいては、チケッ
トの払戻や変更を行う場合、チケットが一種の有価証券
として取り扱われるようになっているので、利用者はチ
ケットをサービス販売代理業者としての旅行代理店等の
営業支店の窓口やサービス提供事業者としての航空会社
のチケットセンターに持参する必要があった。そのた
め、チケットの払戻や変更を行おうとする利用者は、場
所的又は時間的制約を受けることになり、不便を感じて
しまう。
【0006】一方、前記サービス販売代理業者やサービ
ス提供事業者も、チケットの払戻や変更に人手がかか
り、業務効率が低下してしまう。特に、払戻や変更が集
中した場合には、大量の人員によって処理する必要があ
り、業務負担が大きくなってしまう。例えば、前記チケ
ットが航空便のチケットである場合、悪天候、機体の故
障等の理由によって航空便がキャンセルされたり、他の
航空便に変更されたりした場合、大量のチケットの払戻
や変更が短期間に集中してしまう。このような場合、大
量のチケットの払戻や変更の業務を迅速に処理するため
に、大量の人員を投入する必要があるので、サービス販
売代理業者としての旅行代理店やサービス提供事業者と
しての航空会社の業務負担が極めて大きくなってしま
う。
【0007】さらに、チケットの払戻の場合、チケット
の代金からキャンセル料を差し引いた差額を利用者に払
い戻す必要があり、また、チケットの変更の場合にも、
変更されたチケットとの差額を利用者に払い戻したりす
る必要がある。そのため、現金の入出金処理を行う必要
があり、サービス販売代理業者やサービス提供事業者の
業務負担が大きくなってしまう。
【0008】本発明は、前記従来のチケットハンドリン
グシステムの問題点を解決して、利用者がチケットを持
参することなく、チケットの払戻や変更を行うことがで
きるようにして、利用者の負担を軽減して、不便を感じ
ることがないようにするとともに、サービス提供事業者
及びサービス販売代理業者が払戻や変更に対処するため
の業務を軽減し、コストを低くすることができるチケッ
トハンドリングシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のチ
ケットハンドリングシステムにおいては、チケットに関
する情報を作成するサービス提供事業者のサービス提供
ホストシステムと、前記チケットの発券情報を保管する
発券保管サーバ及び情報送信手段を備え、前記サービス
提供ホストシステムにネットワークを介して接続された
チケットバンクセンターと、前記チケットに関する情報
に基づいて決済データを作成して管理する決済管理サー
バを備え、前記チケットバンクセンターに接続されたチ
ケットハンドリングセンターとを有し、該チケットハン
ドリングセンターは、利用者からの要求に応じてチケッ
トの解約処理又は変更処理を実行し、差額が発生した場
合に振替データを金融機関の口座振替システムに送信
し、前記チケットバンクセンターは、前記サービス提供
ホストシステムに前記チケットを電子的な状態で返却す
る。
【0010】本発明の他のチケットハンドリングシステ
ムにおいては、さらに、前記利用者からの要求が、一の
サービス提供事業者のチケットから他のサービス提供事
業者のチケットへの変更である場合、前記チケットハン
ドリングセンターはチケットの電子裏書処理を実行し、
前記チケットバンクセンターは、前記一のサービス提供
事業者のサービス提供ホストシステムに前記チケットを
電子的な状態で返却し、前記他のサービス提供事業者の
サービス提供ホストシステムは、チケットに関する情報
を作成して送信する。
【0011】本発明の更に他のチケットハンドリングシ
ステムにおいては、さらに、前記チケットハンドリング
センターは、前記チケットの電子裏書処理を実行し、差
額が発生した場合に振替データを前記金融機関の口座振
替システムに送信する。
【0012】本発明の更に他のチケットハンドリングシ
ステムにおいては、チケットに関する情報を作成するサ
ービス提供事業者のサービス提供ホストシステムと、前
記チケットの発券情報を保管する発券保管サーバ及び情
報送信手段を備え、前記サービス提供ホストシステムに
ネットワークを介して接続されたチケットバンクセンタ
ーと、前記チケットに関する情報に基づいて決済データ
を作成して管理する決済管理サーバを備え、前記チケッ
トバンクセンターに接続されたチケットハンドリングセ
ンターとを有し、該チケットハンドリングセンターは、
前記サービス提供事業者からの要求に応じてチケットの
自動払戻処理を実行し、チケット代金の振替データを金
融機関の口座振替システムに送信し、前記チケットバン
クセンターは、前記サービス提供ホストシステムに前記
チケットを電子的な状態で返却する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施の形態における
チケットハンドリングシステムの構成を示す図である。
【0015】図において、10はサービス提供事業者で
あり、11は該サービス提供事業者10が業務の遂行に
使用するコンピュータシステムとしてのサービス提供ホ
ストシステムである。本実施の形態においては、前記サ
ービス提供事業者10は、例えば、劇場、映画館、テー
マパーク、競技場、展示場、遊園地、駅、飛行場等の施
設、飛行機、電車、バス、船舶等の交通機関としての乗
物、ホテル、旅館等の宿泊施設、飲物、食事等を提供す
る飲食店、ゴルフ場、スキー場等のスポーツ施設等を運
営する者であり、各種サービスを提供する者であれば、
個人、法人、営利企業、公益団体等いかなるものであっ
てもよい。
【0016】ここで、前記サービス提供事業者10は、
複数存在し、それぞれの業務の遂行に使用するために、
専用に構築されたサービス提供ホストシステム11を備
える。なお、前記サービス提供事業者10は、それぞ
れ、同種の業務を遂行する者であってもよいし、相違す
る業務を遂行する者であってもよい。例えば、前記サー
ビス提供事業者10のすべてが航空会社であってもよい
し、前記サービス提供事業者10のいくつかが航空会社
であり、いくつかが鉄道会社であってもよい。そして、
前記サービス提供ホストシステム11は、CPU、MP
U等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶
手段、入出力インターフェイス等を備えるコンピュータ
としてのサーバ、ホスト等の上位装置、該上位装置にネ
ットワークを介して接続され、CPU、MPU等の演算
手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キー
ボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレ
イ等の表示手段、プリンタ、入出力インターフェイス等
を備えるコンピュータとしての業務端末等を有する。
【0017】本実施の形態において、前記サービス提供
ホストシステム11は、前記サービス提供事業者10に
よって提供されるサービスを利用するためのチケットの
予約、申込等を受け付け、前記チケットを発券するため
のデータ等のチケットに関する情報を作成する。なお、
前記チケットが、飛行機、電車、バス、船舶等の乗物の
座席指定搭乗券、劇場、映画館等の施設の入場券、ホテ
ル、旅館等の宿泊施設の利用券等のように、空席、空室
等の数に限りのあるサービス、すなわち、提供すること
ができる数量に限りのあるサービスを利用するためのチ
ケットである場合、前記サービス提供ホストシステム1
1は空席の数のように現時点において提供可能なサービ
スの数量、すなわち、前記サービスの在庫状態をチェッ
クし、該在庫状態に応じて、チケットを発券するための
データを作成する。
【0018】なお、15はそれぞれのサービス提供事業
者10の窓口業務を行うサービス提供事業者窓口であ
り、チケットを発券、チケットの払戻等の業務を行う。
そして、前記サービス提供事業者窓口15は、CPU、
MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の
記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、
液晶ディスプレイ等の表示手段、プリンタ、入出力イン
ターフェイス等を備えるコンピュータとしての窓口装置
16を有する。なお、該窓口装置16は、チケットを発
券する発券機を備えることが望ましい。
【0019】また、40は、前記サービスを利用する利
用者であり、一般的には個人であるが、法人、営利企
業、公益団体等いかなるものであってもよい。なお、前
記利用者40は、据置電話、携帯電話、ファクシミリ装
置、パーソナルコンピュータ、インターネット接続端末
等の情報送受信装置41を有し、前記チケットの発券状
況等の情報を取得したり、必要な情報を発信したりする
ことができる。また、図において、前記利用者40は、
一人だけしか図示されていないが、複数人であってもよ
い。
【0020】そして、50は、旅行代理店、チケット取
次販売店等のサービス販売代理業者であり、前記サービ
ス提供事業者10のそれぞれとあらかじめ契約を締結
し、前記サービス提供事業者10によって提供されるサ
ービスを利用するためのチケットを発券して、前記利用
者40に引き渡す業務を遂行する。なお、前記サービス
販売代理業者50は、前記チケットの予約、申込等を受
け付けて、前記サービス提供事業者10に取り次ぐ業務
を遂行することもできる。また、図において、前記サー
ビス販売代理業者50は、一つだけしか図示されていな
いが、複数であってもよい。
【0021】本実施の形態において、前記サービス販売
代理業者50は、業務の遂行に使用するために構築され
たサービス販売代理システム51を備える。該サービス
販売代理システム51は、CPU、MPU等の演算手
段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、入出力
インターフェイス等を備えるコンピュータとしてのサー
バ、ホスト等の上位装置、該上位装置にネットワークを
介して接続され、CPU、MPU等の演算手段、半導体
メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウ
ス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手
段、プリンタ、入出力インターフェイス等を備えるコン
ピュータとしての業務端末等を有する。なお、前記サー
ビス販売代理システム51は、チケットを発券する発券
機を備えることが望ましい。
【0022】そして、図において20は、チケットを発
券するためのチケットバンクセンターであり、チケット
の発券情報を保管する発券保管サーバ21を備えるチケ
ットバンクセンターシステムを有する。また、30はチ
ケットハンドリングセンターであり、チケットに関する
情報に基づいて決済データを作成して管理する決済管理
サーバ31、及び、業務アプリケーションサーバ32を
備えるチケットハンドリングセンターシステムを有す
る。なお、前記チケットバンクセンターシステムとチケ
ットハンドリングセンターシステムとは互いに通信可能
に接続されている。
【0023】ここで、前記発券保管サーバ21、決済管
理サーバ31及び業務アプリケーションサーバ32は、
それぞれ、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモ
リ、磁気ディスク等の記憶手段、入出力インターフェイ
ス等を備えるコンピュータとしてのサーバであり、相互
に通信可能に接続されている。なお、前記発券管理サー
バ21、決済管理サーバ31及び業務アプリケーション
サーバ32は、それぞれ独立して構成されていてもよい
し、一体的に構成されていてもよい。例えば、前記発券
保管サーバ21、決済管理サーバ31及び業務アプリケ
−ションサーバ32は、それぞれ、大型の汎(はん)用
コンピュータに構築された複数のシステムの一部であっ
てもよいし、また、それぞれが複数のサーバを有機的に
結合した分散型サーバであってもよい。さらに、前記チ
ケットバンクセンター20とチケットハンドリングセン
ター30とは一体的に構成されていてもよい。
【0024】また、前記チケットバンクセンター20及
びチケットハンドリングセンター30を運営する者は、
個人、法人、営利企業、公益団体等いかなるものであっ
てもよく、前記サービス提供事業者10及びサービス販
売代理業者50のそれぞれとあらかじめ契約を締結して
いる。なお、前記チケットバンクセンター20及びチケ
ットハンドリングセンター30を運営する者は、前記サ
ービス提供事業者10又はサービス販売代理業者50と
同一の者であってもよい。
【0025】そして、60は、銀行、信用金庫等の金融
機関であり、前記利用者40の口座が開設されている。
なお、サービス提供事業者10及びサービス販売代理業
者50の口座も開設されていることが望ましい。そし
て、前記金融機関60は口座振替システム61を備え
る。該口座振替システム61は、CPU、MPU等の演
算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、入
出力インターフェイス等を備えるコンピュータとしての
サーバ、ホスト等の上位装置、該上位装置にネットワー
クを介して接続され、CPU、MPU等の演算手段、半
導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、
マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表
示手段、プリンタ、入出力インターフェイス等を備える
コンピュータとしての業務端末等を有する。これによ
り、金融機関60に開設されている口座への振替が行わ
れる。また、図において、前記金融機関60は、一つだ
けしか図示されていないが、複数であってもよい。
【0026】本実施の形態において、前記チケットバン
クセンターシステムは、ネットワーク35を介して、そ
れぞれのサービス提供ホストシステム11に通信可能に
接続され、該サービス提供ホストシステム11が作成し
たチケットを発券するためのデータを受信するようにな
っている。ここで、前記ネットワーク35は、無線又は
有線の専用通信回線網又は公衆通信回線網、インターネ
ット、LAN(Local Area Networ
k)、WAN(Wide Area Network)
等いかなるものであってもよい。なお、前記ネットワー
ク35は、専用ネットワークであることが望ましいが、
公衆通信回線網を利用したVPN(Virtual P
rivate Network)であってもよい。
【0027】そして、前記発券保管サーバ21は、サー
ビス提供ホストシステム11から受信したチケットを発
券するためのデータの中で、保管が指定された発券デー
タを保管して管理する。なお、前記チケットを発券する
ためのデータ及びチケットに関する情報は、サービス提
供ホストシステム11毎に相違するプロトコルによって
送信される。そのため、前記チケットバンクセンター2
0は、サービス提供ホストシステム11毎のプロトコル
に従い、前記チケットを発券するためのデータ及びチケ
ットに関する情報を受信することができる図示されない
情報受信手段を有している。
【0028】また、チケットハンドリングセンター30
のチケットハンドリングセンターシステムは、チケット
バンクセンター20の情報受信手段を介して、前記チケ
ットに関する情報を受信する。ここで、チケットハンド
リングセンター30の決済管理サーバ31は、前記チケ
ットに関する情報を収集し、金融機関60に送信するた
めの決済データを作成して管理する。また、業務アプリ
ケーションサーバ32は、前記発券保管サーバ21に保
管されている発券データに対する解約や変更を処理す
る。
【0029】なお、前記チケットハンドリングセンター
システムは、ネットワーク36を介して、情報送受信装
置41、サービス販売代理システム51及び窓口装置1
6に通信可能に接続されている。ここで、前記ネットワ
ーク36は、ネットワーク35と同様に、無線又は有線
の専用通信回線網又は公衆通信回線網、インターネッ
ト、LAN、WAN、VPN等いかなるものであっても
よいが、有線又は無線の電話回線網であってもよい。な
お、それぞれの窓口装置16は、対応するサービス提供
ホストシステム11にも接続されていることが望まし
い。
【0030】さらに、前記チケットハンドリングセンタ
ーシステムは、ネットワーク37を介して、口座振替シ
ステム61に通信可能に接続されている。ここで、前記
ネットワーク37は、ネットワーク35及び36と同様
に、無線又は有線の専用通信回線網又は公衆通信回線
網、インターネット、LAN、WAN、VPN等いかな
るものであってもよい。
【0031】次に、前記構成のチケットハンドリングシ
ステムの動作について説明する。
【0032】図2は本発明の第1の実施の形態における
チケットハンドリングシステムの動作を示す図である。
【0033】本実施の形態においては、チケットハンド
リングセンター30は、利用者40からの要求に応じて
チケットの解約処理又は変更処理を実行し、差額が発生
した場合に振替データを金融機関60の口座振替システ
ム61に送信し、チケットバンクセンター20は、サー
ビス提供ホストシステム11にチケットを電子的な状態
で返却するようになっている。
【0034】まず、各サービス提供事業者10のサービ
ス提供ホストシステム11は、チケットを発券するため
のデータとしての発券データをチケットバンクセンター
20に送信する。なお、前記サービス提供事業者10
は、事前にチケットの予約、申込等を利用者40から受
け付けて、サービス提供ホストシステム11に入力して
おく。本実施の形態において、チケットの予約、申込等
を受け付けて、サービス提供ホストシステム11に入力
する方法は、通常の方法であり、その説明は省略する。
また、前記サービス提供ホストシステム11は、前記チ
ケットの予約、申込等が入力されると、該チケットを発
券するためのデータ、すなわち、発券データを作成す
る。ここで、前記チケットが提供することができる数量
に限りのあるサービスを利用するためのチケットである
場合、前記サービス提供ホストシステム11は、前記サ
ービスの在庫状態をチェックし、該在庫状態に応じて、
発券データを作成するようになっているが、該発券デー
タを作成する方法は、通常の方法であり、その説明は省
略する。
【0035】そして、前記チケットバンクセンター20
において、発券データをサービス提供ホストシステム1
1から受信すると、発券保管サーバ21は、保管が指定
された発券データを保管して管理する。
【0036】本実施の形態において、利用者40は、例
えば、飛行機の搭乗券等のチケットを、解約したり変更
したりすることができる。なお、前記利用者40は、チ
ケットの代金を支払い、該チケットを購入済みではある
が、前記チケットは現時点において発券されていないも
のとする。すなわち、前記チケットは、サービス提供事
業者10において発券済扱いとなっており、該サービス
提供事業者10のサービス提供ホストシステム11によ
って電子的に発券され、発券データが発券保管サーバ2
1に保管されている状態であるとする。
【0037】この場合、前記利用者40は、情報送受信
装置41を操作してサービス販売代理業者50に前記チ
ケットの解約又は変更を申し込む。例えば、サービス販
売代理業者50の営業店支店に電話をかけて、前記チケ
ットを特定するためのチケット番号等の情報を伝達し
て、チケットの解約したい旨、又は、ファーストクラス
からエコノミークラスに変更するなどのように、チケッ
トを変更したい旨を連絡する。すると、前記サービス販
売代理業者50は、サービス販売代理システム51の業
務端末を操作して、図2において矢印で示されるよう
に、チケットハンドリングセンター30にアクセスし、
前記チケットの解約処理又は変更処理の要求を送信す
る。
【0038】次に、チケットハンドリングセンター30
は、前記要求を受信すると、前記発券保管サーバ21に
電子的に保管されているチケットの解約処理又は変更処
理を実行する。そして、該解約処理又は変更処理の結
果、サービス提供事業者10に原券を返却する必要が生
じた場合、図2において矢印で示されるように、チケ
ットバンクセンター20からサービス提供ホストシステ
ム11に前記チケットを自動的に電子的な状態のままで
返却する。
【0039】また、前記解約処理又は変更処理の結果、
前記利用者40に前記チケットの代金又は変更に伴う差
額を払い戻す必要が生じた場合、図2において矢印で
示されるように、チケットハンドリングセンター30の
決済管理サーバ31から、金融機関60の口座振替シス
テム61に対して自動的に振替データが送信される。こ
れにより、金融機関60に開設された利用者40の口座
に前記チケットの代金又は変更に伴う差額の振替が行わ
れる。
【0040】このように、本実施の形態においては、サ
ービス利用者40は、チケットがサービス提供事業者1
0において発券済扱いの場合であっても、チケットをサ
ービス販売代理業者50に持参する必要がなく、電話等
で解約や変更を行うことができる。
【0041】また、サービス販売代理業者50やサービ
ス提供事業者10は、発券済扱いのチケットの解約や変
更に伴って発生する無効処理、審査業務、精算業務等を
大幅に削減することができ、業務を効率化し、コストを
低くすることができる。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
もの及び同じ動作については、その説明を省略する。
【0043】図3は本発明の第2の実施の形態における
チケットハンドリングシステムの動作を示す図である。
【0044】本実施の形態において、利用者40は、購
入済みのチケットを異なるサービス提供事業者10のチ
ケットに変更することができるようになっている。例え
ば、前記チケットが、飛行機の搭乗券である場合、ある
航空会社の運行する航空便のチケットを他の航空会社の
運行する航空便のチケットに変更することができる。
【0045】すなわち、本実施の形態におけるチケット
ハンドリングシステムは、「従来の技術」において説明
したようなチケットハンドリングシステムにおいて、い
わゆる、チケットの裏書処理と呼ばれている処理を、電
子的に実行する電子裏書サービスを提供するようになっ
ている。この場合、変更前のチケットの代金と変更後の
チケットの代金は等しいものとする。例えば、前記チケ
ットが、飛行機の搭乗券である場合、同一路線の航空便
のチケットを、ある航空会社の運行する航空便のチケッ
トから他の航空会社の運行する航空便のチケットに変更
する場合に相当する。
【0046】また、前記第1の実施の形態と同様に、前
記利用者40は、チケットの代金を支払い、該チケット
を購入済みではあるが、前記チケットは現時点において
発券されていないものとする。すなわち、前記チケット
は、サービス提供事業者10において発券済扱いとなっ
ており、該サービス提供事業者10のサービス提供ホス
トシステム11によって電子的に発券され、発券データ
が発券保管サーバ21に保管されている状態であるとす
る。
【0047】この場合、前記利用者40は、情報送受信
装置41を操作してサービス提供事業者窓口15に前記
チケットの変更を申し込む。例えば、サービス提供事業
者窓口15に電話をかけて、前記チケットを特定するた
めのチケット番号等の情報を伝達して、チケットを、あ
る航空会社Aの運行する航空便のチケットから他の航空
会社Bの運行する航空便のチケットに変更するなどのよ
うに、チケットを変更したい旨を連絡する。この場合、
図3において矢印で示されるように、変更する先の航
空便を運航するサービス提供事業者10である航空会社
Bに対応するサービス提供事業者窓口15にチケットの
変更を申し込むようになっている。
【0048】すると、前記サービス提供事業者窓口15
においては、窓口装置16を操作して、図3において矢
印で示されるように、変更する元の航空便を運航する
サービス提供事業者10である航空会社Aに対応するサ
ービス提供事業者窓口15の窓口装置16にアクセス
し、前記チケットを航空会社Aのものから航空会社Bの
ものに変更する電子裏書処理の要求を送信する。また、
該要求は、チケットハンドリングセンター30に送信さ
れるとともに、それぞれのサービス提供事業者窓口15
における窓口装置16から、航空会社A及び航空会社B
のサービス提供ホストシステム11にも送信される。
【0049】次に、チケットハンドリングセンター30
は、前記要求を受信すると、前記発券保管サーバ21に
電子的に保管されているチケットの電子裏書処理を実行
する。そして、該電子裏書処理の結果、航空会社Aに原
券を返却する必要が生じるので、図3において矢印で
示されるように、チケットバンクセンター20から航空
会社Aのサービス提供ホストシステム11に前記チケッ
トを自動的に電子的な状態のままで返却する。この場
合、航空会社Aのサービス提供ホストシステム11に前
記チケットを電子的な状態のままで返却したことのログ
がチケットバンクセンター20に記録される。なお、該
ログには返却されたチケットの代金に関するデータも含
まれている。また、前記ログは航空会社Bのサービス提
供ホストシステム11にも送信される。
【0050】続いて、前記要求を受信した航空会社Bの
サービス提供ホストシステム11は、受信したログに基
づいて、図3において矢印で示されるように、チケッ
トを発券するためのデータ及びチケットに関する情報を
チケットバンクセンター20に送信する。これにより、
前記他のサービス提供事業者10のサービス提供ホスト
システム11によって電子的に発券され、発券データが
発券保管サーバ21に保管される。この場合、電子裏書
処理を実行しことによって、航空会社Bのサービス提供
ホストシステム11からチケットが発券されたことのロ
グがチケットバンクセンター20に記録される。なお、
該ログには発券されたチケットの代金に関するデータも
含まれている。
【0051】また、前記電子裏書処理の結果、航空会社
Aと航空会社Bとの間でチケットの代金を精算する必要
が生じる。そこで、チケットハンドリングセンター30
は、チケットバンクセンター20に記録されたログに基
づいて、所定の期間が経過する度に、該期間内に実行さ
れた電子裏書処理によって発生した航空会社Aと航空会
社Bとの間で精算すべきチケットの代金を計算し、その
差額を航空会社A又は航空会社Bに払い戻すための処理
を実行する。そして、決済管理サーバ31から、金融機
関60の口座振替システム61に対して自動的に振替デ
ータが送信される。これにより、金融機関60に開設さ
れた航空会社Aの口座と航空会社Bの口座との間で所定
の期間内に行われたすべてのチケットの変更に伴う差額
の振替が行われる。
【0052】このように、本実施の形態においては、サ
ービス利用者40は、チケットがサービス提供事業者1
0において発券済扱いの場合でも、チケットをサービス
提供事業者窓口15やサービス販売代理業者50に持参
する必要がなく、他のサービス提供事業者10のチケッ
トに変更することができる。
【0053】また、サービス提供事業者10やサービス
販売代理業者50は、発券済扱いのチケットの裏書処理
に伴って発生する無効処理、審査業務等を大幅に削減す
ることができ、業務を効率化し、コストを低くすること
ができる。
【0054】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0055】図4は本発明の第3の実施の形態における
チケットハンドリングシステムの動作を示す図である。
【0056】本実施の形態において、利用者40は、購
入済みのチケットを異なるサービス提供事業者10のチ
ケットに変更することができるようになっている。例え
ば、前記チケットが、飛行機の搭乗券である場合、ある
航空会社の運行する航空便のチケットを、他の航空会社
の運行する航空便の代金の低い、すなわち、低額なチケ
ットに変更することができる。すなわち、本実施の形態
におけるチケットハンドリングシステムは、前記第2の
実施の形態と同様に、電子的に実行する電子裏書サービ
スを提供するようになっているが、この場合、変更前の
チケットの代金より変更後のチケットの代金が低く、変
更に伴って差額が発生するものとする。ここでは、前記
チケットを、あるサービス提供事業者10のチケットか
ら他のサービス提供事業者10の低額なチケットに変更
する場合であり、変更に伴って差額が発生して、該差額
を利用者40の口座に振り替える場合について説明す
る。
【0057】また、前記第1及び第2の実施の形態と同
様に、前記利用者40は、チケットの代金を支払い、該
チケットを購入済みではあるが、前記チケットは現時点
において発券されていないものとする。すなわち、前記
チケットは、サービス提供事業者10において発券済扱
いとなっており、該サービス提供事業者10のサービス
提供ホストシステム11によって電子的に発券され、発
券データが発券保管サーバ21に保管されている状態で
あるとする。
【0058】この場合、前記利用者40は、情報送受信
装置41を操作してサービス提供事業者窓口15に前記
チケットの変更を申し込む。例えば、サービス提供事業
者窓口15に電話をかけて、前記チケットを特定するた
めのチケット番号等の情報を伝達して、チケットを、あ
る航空会社Aの運行する航空便のチケットから他の航空
会社Bの運行する航空便のチケットに変更するなどのよ
うに、チケットを変更したい旨を連絡する。この場合、
図4において矢印で示されるように、変更する先の航
空便を運航するサービス提供事業者10である航空会社
Bに対応するサービス提供事業者窓口15にチケットの
変更を申し込むようになっている。
【0059】すると、前記サービス提供事業者窓口15
においては、窓口装置16を操作して、図4において矢
印で示されるように、変更する元の航空便を運航する
サービス提供事業者10である航空会社Aに対応するサ
ービス提供事業者窓口15の窓口装置16にアクセス
し、前記チケットを航空会社Aのものから航空会社Bの
ものに変更する電子裏書処理の要求を送信する。また、
該要求は、チケットハンドリングセンター30に送信さ
れるとともに、それぞれのサービス提供事業者窓口15
における窓口装置16から、航空会社A及び航空会社B
のサービス提供ホストシステム11にも送信される。
【0060】次に、チケットハンドリングセンター30
は、前記要求を受信すると、前記発券保管サーバ21に
電子的に保管されているチケットの電子裏書処理を実行
する。そして、該電子裏書処理の結果、航空会社Aに原
券を返却する必要が生じるので、図4において矢印で
示されるように、チケットバンクセンター20から航空
会社Aのサービス提供ホストシステム11に前記チケッ
トを自動的に電子的な状態のままで返却する。この場
合、航空会社Aのサービス提供ホストシステム11に前
記チケットを電子的な状態のままで返却したことのログ
がチケットバンクセンター20に記録される。なお、該
ログには返却されたチケットの代金に関するデータも含
まれている。また、前記ログは航空会社Bのサービス提
供ホストシステム11にも送信される。
【0061】続いて、前記要求を受信した航空会社Bの
サービス提供ホストシステム11は、受信したログに基
づいて、図4において矢印で示されるように、チケッ
トを発券するためのデータ及びチケットに関する情報を
チケットバンクセンター20に送信する。これにより、
前記他のサービス提供事業者10のサービス提供ホスト
システム11によって電子的に発券され、発券データが
発券保管サーバ21に保管される。この場合、電子裏書
処理を実行しことによって、航空会社Bのサービス提供
ホストシステム11からチケットが発券されたことのロ
グがチケットバンクセンター20に記録される。なお、
該ログには発券されたチケットの代金に関するデータも
含まれている。
【0062】また、前記電子裏書処理の結果、前記利用
者40に前記チケットの変更に伴う差額を払い戻す必要
が生じるので、図4において矢印で示されるように、
チケットハンドリングセンター30の決済管理サーバ3
1から、金融機関60の口座振替システム61に対して
自動的に振替データが送信される。これにより、金融機
関60に開設された利用者40の口座に前記チケットの
変更に伴う差額の振替が行われる。
【0063】なお、前記電子裏書処理の結果として生じ
る、航空会社Aと航空会社Bとの間でチケットの代金を
精算については、前記第2の実施の形態と同様にして処
理される。すなわち、金融機関60に開設された航空会
社Aの口座と航空会社Bの口座との間で所定の期間内に
行われたすべてのチケットの変更に伴う差額の振替が行
われる。
【0064】また、本実施の形態は、変更前のチケット
の代金より変更後のチケットの代金が高く、変更に伴っ
て差額を利用者40が支払う必要がある場合にも適用す
ることができる。この場合、前記チケットの変更に伴う
差額を、金融機関60に開設された利用者40の口座か
ら、前記他のサービス提供事業者10の口座に振り替え
るようにする。
【0065】このように、本実施の形態においては、サ
ービス利用者40は、チケットがサービス提供事業者1
0において発券済扱いの場合でも、チケットをサービス
提供事業者窓口15やサービス販売代理業者50に持参
する必要がなく、他のサービス提供事業者10の低額な
チケットに変更することができる。
【0066】また、サービス提供事業者10やサービス
販売代理業者50は、発券済扱いのチケットの裏書処理
に伴って発生する無効処理、審査業務、精算業務等を大
幅に削減することができ、業務を効率化し、コストを低
くすることができる。
【0067】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を
有するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0068】図5は本発明の第4の実施の形態における
チケットハンドリングシステムの動作を示す図である。
【0069】本実施の形態において、チケットハンドリ
ングセンター30は、サービス提供事業者10からの要
求に応じてチケットの自動払戻処理を実行し、チケット
代金の振替データを金融機関60の口座振替システム6
1に送信し、チケットバンクセンター20は、サービス
提供ホストシステム11にチケットを電子的な状態で返
却するようになっている。
【0070】すなわち、不可抗力等の理由によって、サ
ービス提供事業者10がサービスを提供することができ
なくなり、該サービスを利用するためのチケットに対す
る払戻を行うことができるようになっている。例えば、
前記チケットが、飛行機の搭乗券である場合、悪天候、
機体の故障等の理由によって飛行が中止されてしまうこ
とがある。このような場合、本実施の形態におけるチケ
ットハンドリングシステムは、「従来の技術」において
説明したようなチケットハンドリングシステムにおい
て、チケットを購入した利用者40からチケットを回収
するとともに、回収したチケットの代金を払い戻す払戻
処理を、電子的に実行する自動払戻サービスを提供す
る。
【0071】なお、前記第1〜第3の実施の形態と同様
に、前記利用者40は、チケットの代金を支払い、該チ
ケットを購入済みではあるが、前記チケットは現時点に
おいて発券されていないものとする。すなわち、前記チ
ケットは、サービス提供事業者10において発券済扱い
となっており、該サービス提供事業者10のサービス提
供ホストシステム11によって電子的に発券され、発券
データが発券保管サーバ21に保管されている状態であ
るとする。
【0072】この場合、サービス提供事業者10は、サ
ービス提供ホストシステム11の業務端末を操作して、
図5において矢印で示されるように、チケットハンド
リングセンター30にアクセスし、提供することができ
なくなったサービスを利用するためのすべてのチケット
に対する払戻を行う自動払戻処理の要求を送信する。
【0073】次に、チケットハンドリングセンター30
は、前記要求を受信すると、前記発券保管サーバ21に
電子的に保管されているチケットの自動払戻処理を実行
する。そして、該自動払戻処理の結果、サービス提供事
業者10に原券を返却する必要が生じるので、図5にお
いて矢印で示されるように、チケットバンクセンター
20からサービス提供ホストシステム11に前記チケッ
トを自動的に電子的な状態のままで返却する。
【0074】また、前記自動払戻処理の結果、前記利用
者40に前記チケットの代金を払い戻す必要が生じるの
で、図5において矢印で示されるように、チケットハ
ンドリングセンター30の決済管理サーバ31から、金
融機関60の口座振替システム61に対して自動的に振
替データが送信される。これにより、金融機関60に開
設された利用者40の口座に前記チケットの代金の振替
が行われる。
【0075】一方、チケットハンドリングセンター30
は、前記利用者40の情報送受信装置41に自動払戻処
理の結果を送信して、チケットに対する払戻が行われた
旨を通知する。この場合、チケットを払い戻すことにな
った理由、利用者40の口座に対して代金の振替が行わ
れたこと等を通知することが望ましい。また、前記自動
払戻処理の結果は、サービス提供事業者10及びサービ
ス販売代理業者50にも送信されることが望ましい。
【0076】なお、事後的に前記利用者40又はサービ
ス販売代理業者50が口座を指定することによって、自
動払戻サービスを受けることができるようにしてもよ
い。
【0077】このように、本実施の形態においては、提
供することができなくなったサービスを利用するための
すべてのチケットに対する払戻が自動的に行われるの
で、短期間で大量の払戻業務が発生した場合でも、サー
ビス提供事業者10は、人手をかけることなく、迅速に
払戻を行うことができる。そのため、サービス提供事業
者10は、発券済扱いのチケットの払戻処理に伴って発
生する無効処理、審査業務、精算業務等を大幅に削減す
ることができ、業務を効率化し、コストを低くすること
ができる。
【0078】また、サービス利用者40は、払戻窓口に
出向く手間や払戻窓口での待ち時間が不要なので、不便
を感じることがない。
【0079】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0080】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、利用者の負担を軽減して、不便を感じることがな
いようにするとともに、サービス提供事業者及びサービ
ス販売代理業者の業務を軽減し、コストを低くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるチケットハ
ンドリングシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるチケットハ
ンドリングシステムの動作を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるチケットハ
ンドリングシステムの動作を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるチケットハ
ンドリングシステムの動作を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態におけるチケットハ
ンドリングシステムの動作を示す図である。
【符号の説明】
10 サービス提供事業者 11 サービス提供ホストシステム 20 チケットバンクセンター 21 発券保管サーバ 30 チケットハンドリングセンター 31 決済管理サーバ 35 ネットワーク 40 利用者 60 金融機関 61 口座振替システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 太一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 小西 宏文 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)チケットに関する情報を作成する
    サービス提供事業者のサービス提供ホストシステムと、
    (b)前記チケットの発券情報を保管する発券保管サー
    バ及び情報送信手段を備え、前記サービス提供ホストシ
    ステムにネットワークを介して接続されたチケットバン
    クセンターと、(c)前記チケットに関する情報に基づ
    いて決済データを作成して管理する決済管理サーバを備
    え、前記チケットバンクセンターに接続されたチケット
    ハンドリングセンターとを有し、(d)該チケットハン
    ドリングセンターは、利用者からの要求に応じてチケッ
    トの解約処理又は変更処理を実行し、差額が発生した場
    合に振替データを金融機関の口座振替システムに送信
    し、(e)前記チケットバンクセンターは、前記サービ
    ス提供ホストシステムに前記チケットを電子的な状態で
    返却することを特徴とするチケットハンドリングシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記利用者からの要求が、一のサービス
    提供事業者のチケットから他のサービス提供事業者のチ
    ケットへの変更である場合、前記チケットハンドリング
    センターはチケットの電子裏書処理を実行し、前記チケ
    ットバンクセンターは、前記一のサービス提供事業者の
    サービス提供ホストシステムに前記チケットを電子的な
    状態で返却し、前記他のサービス提供事業者のサービス
    提供ホストシステムは、チケットに関する情報を作成し
    て送信する請求項1に記載のチケットハンドリングシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記チケットハンドリングセンターは、
    前記チケットの電子裏書処理を実行し、差額が発生した
    場合に振替データを前記金融機関の口座振替システムに
    送信する請求項2に記載のチケットハンドリングシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 (a)チケットに関する情報を作成する
    サービス提供事業者のサービス提供ホストシステムと、
    (b)前記チケットの発券情報を保管する発券保管サー
    バ及び情報送信手段を備え、前記サービス提供ホストシ
    ステムにネットワークを介して接続されたチケットバン
    クセンターと、(c)前記チケットに関する情報に基づ
    いて決済データを作成して管理する決済管理サーバを備
    え、前記チケットバンクセンターに接続されたチケット
    ハンドリングセンターとを有し、(d)該チケットハン
    ドリングセンターは、前記サービス提供事業者からの要
    求に応じてチケットの自動払戻処理を実行し、チケット
    代金の振替データを金融機関の口座振替システムに送信
    し、(e)前記チケットバンクセンターは、前記サービ
    ス提供ホストシステムに前記チケットを電子的な状態で
    返却することを特徴とするチケットハンドリングシステ
    ム。
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