JP2003330578A - デバイスドライバおよびデバイス - Google Patents
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract
イスを制御するデバイスドライバに関し、デバイスが強
制使用中止(disable)の状態に陥ることを回避
することを目的とする。 【解決手段】デバイスドライバ100は、バス(US
B)13に接続されたUSBデバイス20による消費電
力の通知に先立って、そのバス13が供給することがで
きる残電力を知得し、知得した残電力が、USBデバイ
ス20によって通知される予定の消費電力を賄うのに十
分であるか否かに応じて、USBデバイス20による消
費電力の通知を許可してバス13による電力供給を開始
させ、あるいは電力不足を回避するための回避処理を実
行する。
Description
デバイスを制御するデバイスドライバ、およびバスから
電力の供給を受けるデバイスに関する。
の本体には、周辺機器(デバイス)を接続するためのバ
スが設けられており、本体内には、そのバスに接続され
る周辺機器を制御するデバイスドライバが組み込まれて
いる。また、近年では、パーソナルコンピュータのイン
ターフェースとして、Universal Seria
l Bus(以下USBと称す)が標準的なものとなっ
てきている。
SBデバイスと称す)を接続することができ、そのよう
なUSBデバイスのうち低電力のUSBデバイスには、
USBから電力の供給を受ける方式が採用されたもの
(バスパワー・デバイス)も存在する。
ソナルコンピュータに接続されるデバイスのうちUSB
デバイスが占める割合が増加してきており、1台のパー
ソナルコンピュータに接続されるUSBデバイスの数も
増加してきている。このため、USBデバイスの合計消
費電力が、パーソナルコンピュータに設けられたUSB
の許容供給電力を越えてしまう場合がある。USBで
は、このような場合にパーソナルコンピュータに異常な
負荷が掛かることなどを回避するために、予めUSBデ
バイスからバス側に消費電力を通知させ、その消費電力
がUSBの許容供給電力で賄いきれない場合にはそのU
SBデバイスを強制使用中止(disable)の状態
にさせるという方式を採用している。
帯電話等といったような、バッテリを有したデバイスに
もUSBデバイスが採用されてきており、そのようなバ
ッテリを有したUSBデバイスは、電子回路などの動作
用の電力のみならずバッテリ充電用の電力もUSBから
供給を受ける。このような、動作時の消費電力が大きく
異なる複数の機能を持ったUSBデバイスは、通常は、
最も多く電力を消費する機能における消費電力をバス側
に知らせるので、電子回路などの動作だけが必要な場合
であっても必要以上の電力をホストに要求してしまい、
強制使用中止(disable)の状態に陥ってしまう
ことがある。
側に知らせるタイプのUSBデバイスも存在するが、消
費電力が大きい機能に切り換えた際に強制使用中止(d
isable)の状態に陥ってしまう場合がある。
e)の状態に一旦陥ってしまうと、USBデバイスの再
接続などを行わない限り、その後はそのUSBデバイス
を全く利用することができなくなるので、ユーザはUS
Bデバイスの運用に当たって、強制使用中止(disa
ble)の状態に陥ることがないように慎重に運用する
ことが必要となり、煩雑である。
デバイスの接続と電力供給とが可能な任意のバスについ
て生じる問題である。
制使用中止(disable)の状態に陥ることを容易
に回避することができるデバイスドライバおよびデバイ
スを提供することを目的とする。
明のデバイスドライバは、複数デバイスの接続と、接続
されたデバイスに対する電力供給とが可能なバスに接続
され、そのバスに消費電力を通知して電力供給を受ける
受給型デバイスを制御するデバイスドライバであって、
上記バスに接続された受給型デバイスによる消費電力の
通知に先立って、そのバスが供給することができる残電
力を知得する残電力知得部と、残電力知得部によって知
得された残電力が、受給型デバイスによって通知される
予定の消費電力を賄うのに十分であるか否かに応じて、
受給型デバイスによる消費電力の通知を許可してバスに
よる電力供給を開始させ、あるいは電力不足を回避する
ための回避処理を実行する給電制御部とを備えたことを
特徴とする。
は、受給型デバイス内に記憶されているものであっても
よく、あるいはデバイスドライバ自体に予め組み込まれ
ているものであってもよい。
給電制御部は、「上記回避処理として、受給型デバイス
による消費電力の通知に先立って所定の表示装置に警告
文を表示させ、所定の開始操作を待って、消費電力の通
知を許可してバスによる電力供給を開始させるもの」で
あってもよく、あるいは「上記回避処理として、受給型
デバイスからバスに上記残電力で賄える消費電力を通知
させるとともに、その受給型デバイスをその通知させた
消費電力内で動作させるもの」であってもよい。
の場合には、受給型デバイスのユーザは、残電力が不足
することを警告文によって認識することができ、不要な
他のデバイスをバスから外すことなどにより電力を確保
してから開始操作を行うことにより強制使用中止(di
sable)の状態を回避することができる。
る回避処理の場合には、強制使用中止(disabl
e)の状態が自動的に回避されることとなる。
記残電力知得部は、受給型デバイスがバスに接続された
際に残電力を知得するものである」という形態であって
もよく、あるいは「上記受給型デバイスが、互いに消費
電力が異なる複数の動作モードを有し、動作モードの変
更に伴って新たに消費電力をバスに通知するものであ
り、上記残電力知得部は、受給型デバイスの動作モード
が変更される際に残電力を知得するものである」という
形態であってもよい。
て、「上記受給型デバイスが、互いに消費電力が異なる
複数の動作モードを有するものであり、上記給電制御部
は、残電力知得部によって知得された残電力が、上記複
数の動作モードそれぞれの消費電力のうち最大の消費電
力を賄うのに十分である場合に、受給型デバイスからバ
スにその最大の消費電力を通知させるものである」とい
うことが好適である。このような形態のデバイスドライ
バによれば、残電力が十分に大きい時点で受給型デバイ
ス用の電力が予め確保されるので、以後、どのような動
作モードが選択されても強制使用中止(disabl
e)の状態は回避される。
記受給型デバイスが、バスに通知する予定の消費電力を
複数個記憶するものであり、上記給電制御部は、受給型
デバイスに記憶されている複数個の消費電力のうちの1
つの消費電力を選択することにより、その選択された消
費電力を受給型デバイスからバスへと通知させるもので
ある」という形態であってもよいが、「上記受給型デバ
イスが、バスに通知する予定の消費電力を書き換え自在
に記憶するものであり、上記給電制御部は、受給型デバ
イスに記憶されている消費電力を書き換えることによ
り、その書き換えられた消費電力を受給型デバイスから
バスへと通知させるものである」という形態が好適であ
る。このような形態のデバイスドライバによれば、受給
型デバイスに用意するべきメモリ素子を少なく抑えるこ
とができ、受給型デバイスのコストを抑えることができ
る。上記目的を達成する本発明のデバイスは、バスに接
続され、そのバスに消費電力を通知してそのバスから電
力供給を受けるデバイスであって、上記消費電力がバス
の供給能力に対して過大である場合に、このデバイス
を、その消費電力よりも少ない消費電力で動作する動作
状態に移行させる電力制御部と、上記動作状態に移行し
た場合に、その動作状態における消費電力をバスに通知
する電力通知部とを備えたことを特徴とする。
スの供給能力を超えた場合に動作状態が移行して消費電
力が抑えられるので、強制使用中止(disable)
の状態は回避される。
説明する。
施形態が適用されるコンピュータシステムを示す図であ
る。
Bデバイス20とを有するコンピュータシステム1が示
されており、このコンピュータシステム1は、図示が省
略されたディスプレイなども有している。
ローラ11と、そのホストコントローラ11に制御され
る3組のバスライン12とを備えたUSB13が設けら
れており、バスライン12は、コネクタとケーブルで構
成されている。USBデバイス20は、このUSB13
のバスライン12の1つにUSB_I/F21を介して
接続されている。このUSBデバイス20は、本発明に
いう受給型デバイスの一例であって、USB13から電
力の供給を受ける。3組のバスライン12を枝分かれさ
せることにより、USB13には最大で127個のデバ
イスを接続することができ、USB13は、所定の上限
電力内であれば、複数の受給型デバイスに電力を供給す
ることもできる。
システム1全体の基本的な管理を行うOS(Opera
ting System)14と、コンピュータシステ
ム1を所定の役目の装置として動作させるアプリケーシ
ョン15と、USBデバイス20を制御する、そのUS
Bデバイス20用のデバイスドライバ100がインスト
ールされている。ここで、このデバイスドライバ100
は、CD−ROM200に記憶されていたものであり、
そのCD−ROM200が、コンピュータシステム1に
備えられた、図示が省略されたCDドライブに装填され
てコンピュータ本体10に読み込まれることによってイ
ンストールされたものである。このデバイスドライバ1
00は、本発明のデバイスドライバの一実施形態であ
る。
である。
された状態でのデバイスドライバ100の構成が示され
ているが、コンピュータ本体10にインストールされた
状態でのデバイスドライバ100も同様な構成を有して
おり、デバイスドライバ100には、残電力知得部11
0と給電制御部120が備えられている。
13が供給することができる電力の残りを知得するもの
であり、給電制御部120は、USBデバイス20に対
する電力供給を制御するものである。
ドが存在し、コンフィグレーション・デスクリプタ22
と称されるメモリ素子がN個備えられており、これらの
コンフィグレーション・デスクリプタ22それぞれに
は、N種類の動作モードそれぞれにおける動作環境(コ
ンフィグレーション)が記憶されている。コンフィグレ
ーション・デスクリプタ22の記憶内容の詳細について
は後述する。また、USBデバイス20には、上述した
N種類の動作モードの切替えや、動作モードに応じたコ
ンフィグレーション・デスクリプタ22の選択等を担う
動作制御ブロック23と、選択されたコンフィグレーシ
ョン・デスクリプタ22に記憶されている動作環境に従
う電力制御を担う電力制御ブロック24も備えられてい
る。動作制御ブロック23は、本発明のにいう電力通知
部の一例に相当し、電力制御ブロック24は、本発明に
いう電力制御部の一例に相当する。
プタ22の記憶内容を示す図である。
スクリプタの記憶内容がコンフィグテーブル300にま
とめられて示されており、コンフィグレーション・デス
クリプタには、0番から8番までの9つのフィールドが
記憶されている。また、このコンフィグテーブル300
には、それら9つのフィールドそれぞれについて、フィ
ールド名301、サイズ302、フィールドの値30
3、およびフィールドの記憶内容304が示されてい
る。これら9つのフィールドのうち8番のフィールド3
10にはMaxPowerというフィールド名が与えら
れており、該当する動作モードにおける最大の消費電力
が記憶されている。
スト)体系が備えられており、デバイスドライバ100
は、この命令体系を用いてUSBデバイス20を制御す
る。
にかかわらず共通に規定された13個のスタンダード・
リクエストと、USBデバイスをいくつかのクラスに分
類した各クラス内で共通に規定された1個のクラス・リ
クエストと、USBデバイスのメーカが自由に定義する
ことができる1個のベンダー・リクエストが用いられ
る。
・リクエストを表す図である。
のスタンダード・リクエストがリクエストテーブル32
0にまとめられて示されており、このリクエストテーブ
ル320には、13個のスタンダード・リクエストそれ
ぞれについて、リクエストナンバー321と、リクエス
ト名322と、リクエストの内容323が示されてい
る。
ンダード・リクエストのうち、6番のリクエスト330
と、9番のリクエスト340が用いられる。6番のリク
エスト330は、GET_DESCRIPTORという
リクエスト名を有しており、コンフィグレーション・デ
スクリプタに記憶されている内容を取得する命令であ
る。また、9番のリクエスト340は、SET_CON
FIGURATIONというリクエスト名を有してお
り、コンフィグレーション・デスクリプタを指定するこ
とによりUSBデバイスの動作環境(コンフィグレーシ
ョン)を設定する命令である。
施形態における制御動作手順について説明する。なお、
以下の説明では、図1に示す構成要素を適宜に参照す
る。
順の前段を示す図であり、図6は、第1実施形態におけ
る制御動作手順の後段を示す図である。
イス20の制御は、コンピュータ本体10の電源がオン
状態になったとき、あるいはUSBデバイス20がUS
B13に接続(Plug IN)されたときに開始さ
れ、先ず、USBデバイス20からホストコントローラ
11に、バスライン12を介して所定の信号が通知され
(ステップS101)、その信号を端緒としてOS14
などによって、USBデバイス20を認識するための前
処理(ステップS102)が実行される。
バ100が、図4に示すGET_DESCROPTOR
というリクエスト330をUSBデバイス20に投げて
(ステップS103)、このUSBデバイス20から、
USBデバイス20内に備えられたコンフィグレーショ
ン・デスクリプタ22の数と、各コンフィグレーション
・デスクリプタ22に記憶されているMaxPower
値とを取得する(ステップS104)。このように取得
されたMaxPower値は、デバイスドライバ100
によってコンピュータ本体10内に保管される。
に示す後段の手順は、USBデバイス20の認識後に初
めて、USBデバイス20が有する複数の動作モードか
ら1つの動作モードが指定されて開始された場合や、1
つの動作モードから別の動作モードに切り替えられた場
合に開始される。なお、これらの場合を包括して、以下
では単に「動作モードの切替え」と称する。
うちのいずれかの要求によって発生する。1つは、US
Bデバイス20からの切替え要求(ステップS201)
であり、もう一つはアプリケーション15からの切替え
要求(ステップS202)である。
USBデバイス20内の動作制御ブロック23から、U
SB_I/F21、バスライン12、USBホストコン
トローラを順に経由して、デバイスドライバ100に通
知される。
要求は、コンピュータ本体10内のアプリケーション1
5から、OS14を通じてデバイスドライバ100に通
知される。
100の残電力知得部110(図2参照)は、ホストコ
ントローラ11からOS14を介して、供給可能な残り
の電力値(許容供給電力値)を知得する(ステップS2
03)。その後、デバイスドライバ100の給電制御部
120(図2参照)は、図5に示す手順で事前に取得さ
れて保管されたMaxPower値のうち、切替え後の
動作モードに対応するMaxPower値と、残電力知
得部110によって知得された許容供給電力値とに基づ
いて、切替え後の動作モードで必要な消費電力が許容供
給電力値で賄えるか否かを判定する。即ち、動作モード
の切替に伴うMaxPower値の増加分が許容供給電
力値を越えているか否かを判定する。
容供給電力値を越えていないと判定された場合(動作モ
ードの切替に伴ってMaxPower値が減少する場合
を含む)には、デバイスドライバ100は、図4に示す
SET_CONFIGURATIONというリクエスト
340をUSBデバイス20に投げて(ステップS20
4)、新たな動作モードの動作環境(コンフィグレーシ
ョン)にUSBデバイス20を移行させる。動作環境が
移行したUSBデバイス20は、新たな動作環境での消
費電力をホストコントローラ11を介してOS14に通
知し、USB13から動作電力の供給を受ける。また、
デバイスドライバ100は、OS14を介してアプリケ
ーション15に、動作モードの移行(切替え)が完了し
たことを通知する(ステップS205)。
Power値の増加分が許容供給電力値を越えていると
判定された場合には、動作モードの移行をする/しない
を、デバイスドライバ100がOS14およびアプリケ
ーション15を介してユーザに問い合せ(ステップS2
06)、Yes(移行する)/No(移行しない)を表
す返答通知を受ける(ステップS207)。このとき、
問い合せを受けたユーザは、USB13に接続されてい
る余分なUSBデバイスを外すことなどによって電力を
確保した上でYes(移行する)を表す返答通知を返す
か、あるいは、新たな動作モードへの切替えをあきらめ
てNo(移行しない)を表す返答通知を返す。
を表す返答通知を受けた場合には、新たな動作モードへ
の切替えを禁止し、Yes(移行する)を表す返答通知
を受けた場合には、SET_CONFIGURATIO
Nというリクエスト340をUSBデバイス20に投げ
て(ステップS208)、新たな動作モードの動作環境
(コンフィグレーション)にUSBデバイス20を移行
させる。そして、上記同様に、USBデバイス20は消
費電力の通知を行って電力の供給を受け、デバイスドラ
イバ100は、OS14を介してアプリケーション15
に、動作モードの移行(切替え)が完了したことを通知
する(ステップS209)。
スが強制使用中止(disable)の状態に陥る前
に、動作モードの移行をする/しないの問い合せがユー
ザに提示されるので、ユーザが適宜に対処することによ
り強制使用中止(disable)の状態を容易に回避
することができる。
施形態について説明する。
ンフィグレーション・デスクリプタ22のうち、例えば
第N番目のコンフィグレーション・デスクリプタが、M
axPower値が書き換え可能なものであるという点
を除いて、図1に示すコンピュータシステム1と同等な
コンピュータシステムを前提とする。また、この第2実
施形態は、図2に示す構成と同様の構成を有している。
関する図として流用して説明する。
順を示す図である。
0によるUSBデバイス20の制御は、コンピュータ本
体10の電源がオン状態になったとき、あるいはUSB
デバイス20がUSB13に接続(Plug IN)さ
れたときに開始され、先ず、USBデバイス20からホ
ストコントローラ11に、バスライン12を介して所定
の信号が通知され(ステップS301)、その信号を端
緒としてOS14などによって、USBデバイス20を
認識するための前処理(ステップS302)が実行され
る。
は、デバイスドライバ100の残電力知得部110(図
2参照)によって、OS14から許容供給電力値が取得
され、その許容供給電力値が、デバイスドライバ100
の給電制御部120(図2参照)によって、OS14、
ホストコントローラ11、バスライン12、USB_I
/F21を順次に経由して、第N番目のコンフィグレー
ション・デスクリプタ22へと伝達されて、その第N番
目のコンフィグレーション・デスクリプタにMaxPo
wer値として設定される(ステップS304)。この
ようなMaxPower値の設定は、例えば、上述した
ベンダー・リクエストを定義することによって実現する
ことができる。
御部120は、SET_CONFIGURATIONリ
クエストを用いて、USBデバイス20の動作環境を、
第N番目のコンフィグレーション・デスクリプタ22に
記憶されている動作環境に切り替える(ステップS30
5)。
4は、切り替えられた動作環境に設定されているMax
Power値を越えることの無い様に電力制御を行う。
例えば、USBデバイス20が、USB13から充電電
力を供給される充電池を備えたものであり、許容供給電
力値が通常の充電電力を下回っているといった場合に
は、電力制御ブロック24は、設定されているMaxP
ower値(即ち許容供給電力値)内でゆっくりと充電
を行うといった電力制御を行うこととなる。
用中止(disable)の状態が自動的に回避され
る。
304で許容供給電力値に余裕があって、USBデバイ
ス20が消費する最大の消費電力値を上回っている場合
には、その最大の消費電力値がMaxPower値とし
て設定される。この最大の消費電力値は、デバイスドラ
イバ100内に予め用意されている値である。
wer値として設定されることにより、過大な電力の割
り当てが回避されるとともに、以後、どの様な動作モー
ドに切り替わっても強制使用中止(disable)の
状態が回避されることとなる。
施形態について説明する。
ュータシステムを示す図である。
は、図1に示すN個のコンフィグレーション・デスクリ
プタ22を有するUSBデバイス20に替えて、Max
Power値が書き換え可能な1つのコンフィグレーシ
ョン・デスクリプタ26を有するUSBデバイス25を
備えている点と、コンピュータ本体10に第3実施形態
のデバイスドライバ150が組み込まれている点を除い
て、図1に示すコンピュータシステム1と同様である。
また、第3実施形態のデバイスドライバ150の構成
は、図2に示すデバイスドライバ100構成と同様であ
る。
関する図として流用して説明する。
順を示す図である。
0によるUSBデバイス20の制御は、コンピュータ本
体10の電源がオン状態になったとき、あるいはUSB
デバイス20がUSB13に接続(Plug IN)さ
れたときに開始され、先ず、USBデバイス20からホ
ストコントローラ11に、バスライン12を介して所定
の信号が通知され(ステップS401)、その信号を端
緒としてOS14などによって、USBデバイス20を
認識するための前処理(ステップS402)が実行され
る。
も第2実施形態と同様に、デバイスドライバ150の残
電力知得部110(図2参照)によって、OS14から
許容供給電力値が取得され、デバイスドライバ150の
給電制御部120(図2参照)によって、OS14、ホ
ストコントローラ11、バスライン12、USB_I/
F21を介して、コンフィグレーション・デスクリプタ
26のMaxPower値が、第2実施形態のステップ
S304における設定値と同様の値に設定される(ステ
ップS403)。
イバ150から、OS14およびホストコントローラ1
1を経由してUSBのバス・リセットが発せられて(ス
テップS404)、上記同様の前処理(ステップS40
5)が実行され、USBデバイス25が再度認識され
る。その後、デバイスドライバ150の給電制御部12
0が、SET_CONFIGURATIONリクエスト
を用いて、USBデバイス25の動作環境を、コンフィ
グレーション・デスクリプタ26に記憶されている動作
環境に設定する(ステップS406)。
施形態における給電制御と同等な給電制御を、1つのコ
ンフィグレーション・デスクリプタ26だけで実現する
ことができ、USBデバイス25のコストを抑えること
ができる。
03〜ステップS406の手順で、上記第1実施形態に
おけるステップS204やステップS208を置き換え
るといった応用によって、第1実施形態における給電制
御と同等な給電制御を1つのコンフィグレーション・デ
スクリプタ26だけで実現することもできる。
されたデバイスに対する電力供給とが可能なバスに接続
され、該バスに消費電力を通知して電力供給を受ける受
給型デバイスを制御するデバイスドライバであって、前
記バスに接続された受給型デバイスによる消費電力の通
知に先立って、該バスが供給することができる残電力を
知得する残電力知得部と、前記残電力知得部によって知
得された残電力が、前記受給型デバイスによって通知さ
れる予定の消費電力を賄うのに十分であるか否かに応じ
て、該受給型デバイスによる該消費電力の通知を許可し
て前記バスによる電力供給を開始させ、あるいは電力不
足を回避するための回避処理を実行する給電制御部とを
備えたことを特徴とするデバイスドライバ。
処理として、前記受給型デバイスによる消費電力の通知
に先立って所定の表示装置に警告文を表示させ、所定の
開始操作を待って、該消費電力の通知を許可して前記バ
スによる電力供給を開始させるものであることを特徴と
する付記1記載のデバイスドライバ。
処理として、前記受給型デバイスから前記バスに前記残
電力で賄える消費電力を通知させるとともに、該受給型
デバイスをその通知させた消費電力内で動作させるもの
であることを特徴とする付記1記載のデバイスドライ
バ。
給型デバイスが前記バスに接続された際に残電力を知得
するものであることを特徴とする付記1記載のデバイス
ドライバ。
に消費電力が異なる複数の動作モードを有し、動作モー
ドの変更に伴って新たに消費電力を前記バスに通知する
ものであり、前記残電力知得部は、前記受給型デバイス
の動作モードが変更される際に残電力を知得するもので
あることを特徴とする付記1記載のデバイスドライバ。
に消費電力が異なる複数の動作モードを有するものであ
り、前記給電制御部は、前記残電力知得部によって知得
された残電力が、前記複数の動作モードそれぞれの消費
電力のうち最大の消費電力を賄うのに十分である場合
に、前記受給型デバイスから前記バスにその最大の消費
電力を通知させるものであることを特徴とする付記1記
載のデバイスドライバ。
バスに通知する予定の消費電力を複数個記憶するもので
あり、前記給電制御部は、前記受給型デバイスに記憶さ
れている複数個の消費電力のうちの1つの消費電力を選
択することにより、その選択された消費電力を該受給型
デバイスから前記バスへと通知させるものであることを
特徴とする付記3または6記載のデバイスドライバ。
バスに通知する予定の消費電力を書き換え自在に記憶す
るものであり、前記給電制御部は、前記受給型デバイス
に記憶されている消費電力を書き換えることにより、そ
の書き換えられた消費電力を該受給型デバイスから前記
バスへと通知させるものであることを特徴とする付記3
または6記載のデバイスドライバ。
費電力を通知して該バスから電力供給を受けるデバイス
であって、前記消費電力が前記バスの供給能力に対して
過大である場合に、このデバイスを、該消費電力よりも
少ない消費電力で動作する動作状態に移行させる電力制
御部と、前記動作状態に移行した場合に、該動作状態に
おける消費電力を前記バスに通知する電力通知部とを備
えたことを特徴とするデバイス。
ドライバやデバイスによれば、強制使用中止(disa
ble)の状態が容易に回避され、デバイスが常に動作
し続けることが可能となる。
されるコンピュータシステムを示す図である。
憶内容を示す図である。
を表す図である。
す図である。
す図である。
ある。
ムを示す図である。
ある。
(メモリ) 23 動作制御ブロック 24 電力制御ブロック 100,150 デバイスドライバ 110 残電力知得部 120 給電制御部 200 CD−ROM 300 コンフィグテーブル 320 リクエストテーブル
Claims (5)
- 【請求項1】 複数デバイスの接続と、接続されたデバ
イスに対する電力供給とが可能なバスに接続され、該バ
スに消費電力を通知して電力供給を受ける受給型デバイ
スを制御するデバイスドライバであって、 前記バスに接続された受給型デバイスによる消費電力の
通知に先立って、該バスが供給することができる残電力
を知得する残電力知得部と、 前記残電力知得部によって知得された残電力が、前記受
給型デバイスによって通知される予定の消費電力を賄う
のに十分であるか否かに応じて、該受給型デバイスによ
る該消費電力の通知を許可して前記バスによる電力供給
を開始させ、あるいは電力不足を回避するための回避処
理を実行する給電制御部とを備えたことを特徴とするデ
バイスドライバ。 - 【請求項2】 前記給電制御部が、前記回避処理とし
て、前記受給型デバイスによる消費電力の通知に先立っ
て所定の表示装置に警告文を表示させ、所定の開始操作
を待って、該消費電力の通知を許可して前記バスによる
電力供給を開始させるものであることを特徴とする請求
項1記載のデバイスドライバ。 - 【請求項3】 前記給電制御部が、前記回避処理とし
て、前記受給型デバイスから前記バスに前記残電力で賄
える消費電力を通知させるとともに、該受給型デバイス
をその通知させた消費電力内で動作させるものであるこ
とを特徴とする請求項1記載のデバイスドライバ。 - 【請求項4】 前記受給型デバイスが、前記バスに通知
する予定の消費電力を書き換え自在に記憶するものであ
り、 前記給電制御部は、前記受給型デバイスに記憶されてい
る消費電力を書き換えることにより、その書き換えられ
た消費電力を該受給型デバイスから前記バスへと通知さ
せるものであることを特徴とする請求項3記載のデバイ
スドライバ。 - 【請求項5】 バスに接続され、該バスに消費電力を通
知して該バスから電力供給を受けるデバイスであって、 前記消費電力が前記バスの供給能力に対して過大である
場合に、このデバイスを、該消費電力よりも少ない消費
電力で動作する動作状態に移行させる電力制御部と、前
記動作状態に移行した場合に、該動作状態における消費
電力を前記バスに通知する電力通知部とを備えたことを
特徴とするデバイス。
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