JP2003330401A - 非接触icメディアを内蔵した表示板及び表示板情報表示方法。 - Google Patents

非接触icメディアを内蔵した表示板及び表示板情報表示方法。

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JP2003330401A
JP2003330401A JP2002141018A JP2002141018A JP2003330401A JP 2003330401 A JP2003330401 A JP 2003330401A JP 2002141018 A JP2002141018 A JP 2002141018A JP 2002141018 A JP2002141018 A JP 2002141018A JP 2003330401 A JP2003330401 A JP 2003330401A
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JP2002141018A
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English (en)
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Takeo Sakamoto
健夫 坂本
Ko Nanbu
耕 南部
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QUBIT CO Inc
SHINJUKU DIGITAL MEDIA MIX KYO
SHINJUKU DIGITAL MEDIA MIX KYODO KUMIAI
Original Assignee
QUBIT CO Inc
SHINJUKU DIGITAL MEDIA MIX KYO
SHINJUKU DIGITAL MEDIA MIX KYODO KUMIAI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の表示板は、あらゆる表示情報を限られ
た表示スペースで、文字・写真・絵画・図程度の手段を
用いてしか表現できなかった。 【解決手段】 表示板は、表示情報を補足するための付
加情報を、デジタル情報として記憶した非接触ICメデ
ィアを情報源として備える。利用者が、アンテナから非
接触ICメディアに記憶された情報を読み取るリーダ/
ライタユニットを備えた電子機器を、前記表示板の非接
触ICメディアに近づけることで、該非接触ICメディ
アは記憶された付加情報を発信し(S01)、前記電子
機器は発信された付加情報を受信する(S03、S0
5)。電子機器は、受信した付加情報を記憶し(S0
7)、該電子機器に文字・写真・映像・音声等で可聴表
示又は可視表示させる(S09)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示内容に関する
付加情報を記憶した非接触ICメディアを備えた表示板
及び表示板情報表示方法に係り、特に、展示物の説明
板、街角に設置されている地図、掲示板等に記載され
た、写真・絵画・図・文字程度の表示情報を、補完する
詳細な付加情報(文字・音声・写真・図・映像・アニメ
ーション等)を記憶した非接触ICメディアを備えた表
示板及び表示板情報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字・写真・絵画・図等を用い
て、あらゆる表示情報を提供する展示物の説明板・街角
に設置されている地図・掲示板等の表示板がある。表示
板に記載された表示情報を、表示板設置場所以外でも見
られるように、表示情報を紙に印刷し、配布する方法が
取られている。
【0003】また、CPUとメモリーとを内部に備えた
非接触ICメディア(コンタクトレスICメディア)を
用い、非接触ICメディアとリーダ/ライタユニットと
の間で、非接触によりデータの送受信を行い、非接触I
Cメディアのメモリーにデータを書き込み、又はメモリ
ーからデータを読み取り、各種処理を可能とする技術が
開発されている。非接触ICメディア及びリーダ/ライ
タユニットに関する参考文献として、以下の物が挙げら
れる。特願2001−84699、特願2001−84
746、特願2001−205296、特願2002−
33796、特願2002−56039。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示板は、あら
ゆる表示情報を限られた表示スペースで、文字・写真・
絵画・図等程度の手段を用いてしか表現できないという
課題があった。また、表示板が設置された場所以外で
は、利用者は表示板をみることができず、表示情報を印
刷物として配布する方法では、印刷や紙に費用がかかる
という課題があった。
【0005】そこで、本発明は、以上の点に鑑み、展示
物の説明板・街角に設置されている地図・掲示板等のあ
らゆる表示情報を補足するため、さらに詳細なデジタル
情報(文字・音声・写真・図・映像・アニメーション
等)を加える事により、詳細な情報を提供することを目
的とする。また、本発明は、文字・音声・写真・図・映
像・アニメーション等で情報を伝達することで、今まで
以上に誰でも分かり易く、詳細に補完し、より深い理解
を得られることを目的とする。さらに本発明は、視覚又
は聴覚に障害のある者・高年齢者等でもデジタル情報
(文字・音声・写真・図・映像・アニメーション等)で
バリアフリーに利用できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の解決手段
によると、非接触ICメディアを備えた表示板であっ
て、前記表示板は、展示物の説明板・街角に設置されて
いる地図・掲示板等の表示板の情報を補足するための付
加情報を記憶した非接触ICメディアを備え、アンテナ
から非接触ICメディアに記憶された情報を読み取るリ
ーダ/ライタユニットを備えた電子機器が、前記表示板
の記非接触ICメディアに近づけられることで、該非接
触ICメディアは記憶された付加情報を発信し、前記電
子機器は該付加情報を受信して可聴表示又は可視表示さ
せるようにした前記表示板が提供される。
【0007】また、本発明の第2の解決手段によると、
非接触ICメディアを備えた表示板を用いて付加情報を
得るための表示板情報表示方法であって、前記表示板の
情報を補足するための付加情報を記憶した非接触ICメ
ディアに対して、アンテナから非接触ICメディアに記
憶された情報を読み取るリーダ/ライタユニットを備え
た電子機器が、前記表示板の記非接触ICメディアに近
づけられることで、該付加情報を読み取り、前記電子機
器に、読み取られた付加情報を可聴表示及び/又は可視
表示させるようにした表示板情報表示方法が提供され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】1.第1の実施の形態 (動作概要)本実施の形態では、例えば、非接触ICメ
ディアからデジタル情報を取得し、リーダ/ライタユニ
ットを装着した電子機器に表示することができる。利用
者が、リーダ/ライタユニットを装着した電子機器のア
ンテナ部を表示板の非接触ICメディアに近づける事に
より、そこに記憶されている付加情報がリーダ/ライタ
ユニットを装着した電子機器に文字・写真・映像・音声
等で表示される。
【0009】(ハード機器)図1は、電子機器の構成図
である。電子機器1は、PC、PDA、携帯電話等のC
PUとメモリーを備える機種である。内部メモリーは3
2MB以上あるとよい。OSは問わない。例えば、電子
機器1は、リーダ/ライタユニット3を接続するための
コネクタ11を備える。電子機器1は、リーダ/ライタ
ユニット3のコネクタと接続可能な機種であってもよ
い。さらに、電子機器1は表示部13、スピーカー1
5、イヤホン端子17を備える。また、リーダ/ライタ
ユニット3は、アンテナ部31を備える。
【0010】図2は、リーダ/ライタユニット3の構成
図である。リーダ/ライタユニット3は、非接触ICメ
ディアに記憶されている情報を読み書きする装置であ
る。また、アンテナ部31は、非接触ICメディアと電
波のやり取りをする部分である。リーダ/ライタユニッ
ト3は、電子機器1にコネクタで接続できるようになっ
ていてもよいし、或いは電子機器1に内蔵されていても
よい。さらに、リーダ/ライタユニット3の形状は、適
宜の形を用いることができる。図2(a)のような通常
のタイプの他にも、例えば、図2(b)のように非接触
ICメディアに近づけやすくするためにペン先状になっ
ていてもよいし、図2(c)のように延長ケーブル33
と接続コネクタ35を備えてもよい。
【0011】(表示板の構成)図3は、非接触ICメデ
ィアを備えた表示板の構成図の一例である。この例で
は、表示板には非接触ICメディアが製造時に組込まれ
ている。非接触ICメディアは1つの表示板に複数組み
込まれていてもよい。また、付加情報の書き込みは、製
造前・製造後、適宜の時におこなってよい。さらに、付
加情報は後に書き換えが可能である。
【0012】非接触ICメディアを備えた表示板は、例
えば、以下のように製造して提供されることができる。 ・非接触ICメディアを糊や圧力などで貼り付けた表示
板。 ・製造工程で非接触ICメディアをはさみ込む方法で内
蔵させた紙・プラスチック等を一部、或いは全部に用い
た表示板。 ・既存の表示板上に糊や圧力などで非接触ICメディア
を貼り付けた表示板。 ・非接触ICメディアを付近に設置した表示板。 なお、表示板の材質は紙やプラスチックに限らず、シー
ト、木、ガラス等、適宜の材質を用いることができる。
【0013】(ファイル構成)図4は、付加情報の第1
の実施の形態におけるファイル構成図である。このファ
イル構成は、非接触ICメディア及び電子機器のメモリ
ーで共通の形式とすることができる。本実施の形態にお
けるファイル構成では、図4(a)に示すような付加情
報のみの場合のほかに、図4(b)のように、付加情報
が何に関する情報かわかるように、タイトルがついてい
てもよい。非接触ICメディアには、文字ファイル・画
像ファイル・音声ファイル等のうちのいずれか又は複数
が記憶されている。電子機器は、非接触ICメディアか
ら取得したこれらのファイルをメモリーに記憶する。
【0014】(フローチャート)図4は、付加情報を表
示するためのフローチャートである。本実施の形態で
は、主に電子機器に取り付けられた非接触ICメディア
のリーダ/ライタユニットを表示板の非接触ICメディ
ア部に近づけることにより、リーダ/ライタユニット
は、非接触ICメディアに書き込まれた情報を受信し、
電子機器の表示部に当該の情報を可視表示、或いはスピ
ーカー・イヤホン等により可聴表示して利用者に情報を
伝達する。各ステップ処理は、電子機器内のCPUが実
行する。
【0015】まず、利用者が、電子機器に付けた非接触
ICメディアのリーダ/ライタユニットのアンテナ部
を、表示板の非接触ICメディアにポイントすると、電
子機器はリーダ/ライタユニットから電波を発信する
(S01)。なお、電子機器は、アンテナ部をポイント
することにより自動的にプログラムが起動するよう設計
することができる。また、表示板に組み込まれている非
接触ICメディアは、リーダ/ライタユニットのアンテ
ナ部から発信された電波によりICが自動的に起動する
ようにしてもよい。次に、非接触ICメディアは、内部
に書き込まれた付加情報を外部に向けて発信する。さら
に、表示板の非接触ICメディアから発信された付加情
報は、電子機器のリーダ/ライタユニットのアンテナ部
で受信される(S03)。受信されなかった場合は、ス
テップS01に戻る。次に、電子機器は、受信した付加
情報を内部メモリー、或いは外部メモリーに記憶する
(S07)。電子機器は、受信した付加情報を電子機器
の表示部に可視表示、或いはスピーカー・イヤホン等か
ら音声で可聴表示して利用者に情報を伝達する(S0
9)。なお、ステップS07の記憶処理は省略すること
もできる。
【0016】(付加情報)本実施の形態では、展示物の
説明板・街角に設置されている地図・掲示板等のあらゆ
る表示情報を補足するための詳細な付加情報を、誰でも
簡単に得る事が出来るようにして、今まで以上に誰にで
も分かり易く、詳細に補完し、より深い理解を得られる
表示板を提供する。表示方法としては、例えば、文字・
音声・写真・図・映像・アニメーション等の適宜の可聴
・可視表示手段による。
【0017】・主な付加情報を、以下に例示する。 (1)近接町内案内、自治体の施設案内、駅までの道案
内、商店街の案内等のナビゲーション情報。 (2)自治体・町内からの住民への情報。 (3)博物館・資料館・動植物園等内での展示物・動植
物等の詳細情報。 (4)国宝、重要文化財等の展示品の詳細情報。 (5)史跡、文化財、著名人の住居跡等の詳細情報。 (6)デパート内での案内情報。 (7)遊園地内でのアトラクション情報。
【0018】実際の付加情報としての例を以下に示す。 例1.動物園での表示板 「和名:レッサーパンダ 英語名:red panda又はlesser pan
da 学名:Ailurus fulgens 分類:脊椎動物門 ほ乳網 獣亜網 食肉目(ネコ目)
レッサーパンダ科(なお、古い図鑑などでは「アライグ
マ科」に分類されていた例もあります。) 生態:中国四川省、ミャンマー西部、ネパール等の高山
の森林地帯に生息します。タケノコや笹等を主食にして
いますが、時には果実、鳥の卵、小動物を食べる雑食性
ともなります。体長は50〜60cm、しっぽの長さは
30〜50cmで、体重は3〜5kgです。野生では2
000頭程が確認されています。テレビでアニメーショ
ンの主人公として放映されてから、日本でもペットとし
て家庭で飼われていましたが、夜行性で飼育が面倒なた
め捨てられて野生化してしまい、農作物を荒らしたり民
家のゴミを漁ったりしているのがたびたび目撃されるよ
うになっています。」 また、電子機器は、このような情報をナレーターの朗読
した音声でスピーカーから流しながら、実写の動画映像
を表示部に表示してもよい。
【0019】例2.展示物の説明 歴史的展示物であれば、その展示物の時代背景・関係者
・現代への影響・重要度等を、年表・系図・肖像・現存
する関係資料等を文字・音声・写真・図・映像・アニメ
ーション等の適宜の手段で可聴・可視表示する。
【0020】2.第2の実施の形態 本実施の形態では、第1の実施の形態に加え、非接触I
Cメディアから受信した付加情報に、識別子をつけて電
子機器に記憶し、後に入力部から入力した識別子に従っ
て、所望の付加情報を表示することができる。このよう
に、既に受信した情報を読み出せるようにすることで、
表示板に関する情報を持ち歩くことができ、必要なとき
に表示できる。ハード機器及び表示板の構成については
第1の実施の形態と同様である。以下に、第2の実施の
形態を説明する。
【0021】(動作概要)本実施の形態では、例えば、
非接触ICメディアから付加情報を取得し、リーダ/ラ
イタユニットを装着した電子機器に表示することができ
る。また、電子機器は、非接触ICメディアから取得し
た情報に識別子をつけて記憶する。さらに、記憶されて
いる識別子とタイトルの一覧を表示し、利用者が識別子
を入力した場合は、その識別子に従って所望の付加情報
を電子機器に表示させる。
【0022】(ファイル構成)図6は、付加情報の、第
2の実施の形態におけるファイル構成図である。本実施
の形態では、非接触ICメディアに図6(a)のような
ファイルが記憶されている。タイトルとは、付加情報が
何に関する情報かを簡潔に表したものである。付加情報
は、表示板の内容を補完する文字ファイル・画像ファイ
ル・音声ファイル等の形で記憶されており、この内のい
ずれか又は複数が非接触ICメディアに記憶されてい
る。図6(b)は、電子機器に記憶されるファイル構成
図である。電子機器は、非接触ICメディアから受信し
たデータに、任意の識別子をつけ、メモリーに記憶す
る。識別子には、数字や文字、記号等の適宜のものを用
いることができる。
【0023】(フローチャート)図7は、識別子をつけ
る場合のフローチャートである。利用者による識別子の
入力、アンテナ部のポイント以外の各ステップ処理は、
電子機器内のCPUが実行する。まず、電子機器は、既
にメモリーに記憶されている情報の識別子とタイトルの
一覧を表示部に表示する(S01)。記憶されている情
報がない場合には、その旨を表示部に表示してもよい。
利用者から識別子の入力等による表示情報の選択指示が
あった場合(S03)、ステップS19の処理に移る。
一方、利用者からこのような選択指示が一定時間ない場
合又はデータ読み込みの入力があった場合は、データ読
み込みのための処理を開始する。本実施の形態では、一
例として、リーダ/ライタユニットのアンテナ部がポイ
ントされると、電子機器は、リーダ/ライタユニットの
アンテナ部から自動的に電波を発信するようになってい
る(S05)。アンテナ部のポイントがされない場合
は、ステップS03に戻る。なお、アンテナ部のポイン
トにより、本プログラムが自動起動するようにしてもよ
い。また、表示板に組み込まれている非接触ICメディ
アは、リーダ/ライタユニットのアンテナ部から発信さ
れた電波によりICが自動的に起動するようにしてもよ
い。次に、非接触ICメディアは、内部に書き込まれた
データを外部向けて発信する(S09)。
【0024】さらに、表示板の非接触ICメディアから
発信されたデータは、電子機器のリーダ/ライタユニッ
トのアンテナ部で受信される(S11)。なお、データ
が受信されない場合は、エラーメッセージを表示し(S
17)、ステップS03に戻る。エラーメッセージは表
示部に表示してもよいし、スピーカーからエラーを知ら
せる音を出す等、適宜の方法を取ることができる。次
に、電子機器は、受信したデータに識別子をつけて、内
部メモリー、或いは外部メモリーに記憶する(S1
3)。識別子は、数字を用いてもよいし、文字や記号等
を用いてもよい。さらに電子機器は、付加情報の各ファ
イルにつけられた拡張子や識別子等によって文字・画像
・音声等のいかなるファイルかを判断し、あらかじめ設
定されたレイアウトに従ってそれぞれの付加情報を表示
部に可視表示、或いはスピーカ・イヤホン等から音声で
可聴表示して利用者に情報を伝達する(S15)。
【0025】また、ステップS03で、利用者が識別子
の入力等による表示情報の選択指示をした場合、入力し
た識別子に対応する付加情報を読み込む(S19)。識
別子の入力は、電子機器の入力部を用いてもよい。例え
ば、キーボードやタッチパネル、タッチペン、プッシュ
ボタン等である。電子機器は、付加情報の各ファイルに
つけられた拡張子や識別子によっていかなるファイルか
を判断し、あらかじめ設定されたレイアウトに従ってそ
れぞれの付加情報を表示部に可視表示、或いはスピーカ
・イヤホン等から音声で可聴表示して利用者に情報を伝
達する(S21)。
【0026】3.第3の実施の形態 第2の実施の形態に、さらに付加情報を表示するための
レイアウトやタイミングを個々に設定できるようさせる
ことができる。即ち、非接触ICメディアに文字・画像
・音声等のファイルと共に付加情報表示プログラムを記
憶させ、電子機器は、該プログラムを実行することによ
り、それぞれの情報を設定した通りに表現し、利用者に
提供することができる。
【0027】付加情報表示プログラムは、個々の情報を
表示するレイアウトや、音声情報や画像情報をどのタイ
ミングで表示をスタートさせるか等が設定されているも
のである。情報ファイルの種類や量に応じて、付加情報
の表示方法を変えることにより、情報の提供を効果的に
行うことができる。ハード機器及び表示板の構成につい
ては第2の実施の形態と同様である。以下に、第3の実
施の形態を説明する。
【0028】(ファイル構成)図8は、付加情報の、第
3の実施の形態におけるファイル構成図である。本実施
の形態では、非接触ICメディアに図7(c)のような
ファイルが記憶されている。タイトルと付加情報の各フ
ァイルと共に、付加情報表示プログラムが記憶されてい
る。付加情報表示プログラムは、付加情報に含まれる文
字ファイル、画像ファイル、音声ファイルなどの個々の
情報を表示するレイアウトや、音声情報や画像情報をど
のタイミングで表示をスタートさせるか等が設定されて
いるものである。図7(b)は、電子機器に記憶される
ファイル構成図である。電子機器は、非接触ICメディ
アから受信したデータに、任意の識別子をつけ、メモリ
ーに記憶する。識別子には、数字や文字、記号等の適宜
のものを用いることができる。
【0029】(フローチャートの変更点)本実施の形態
では、図7において、付加情報の表示に関するステップ
S15とS21が変更となり、他の各ステップは同様の
処理動作を実行する。電子機器は、付加情報を表示する
ために、メモリーから付加情報表示プログラムを読み込
み、実行する。さらに電子機器は、付加情報表示プログ
ラムに従って、付加情報を表示部に可視表示、或いはス
ピーカ・イヤホン等から音声で可聴表示して利用者に情
報を伝達する(S15、S21)。なお、付加情報表示
プログラムは、各識別子又はタイトルの付加情報に共通
にひとつ設けられていてもよい。
【0030】(非接触情報提供システム)本実施の形態
を店頭にある看板や、又は広告として設置された看板に
応用することにより、街中で、ホームページと同等のデ
ジタル情報を容易に取得できる非接触情報提供システム
を実現することができる。即ち、利用者が店頭にある非
接触ICメディアを備えた看板を見たときに、電子機器
のリーダ/ライタユニットを非接触ICメディアにポイ
ントすることにより、その場で看板には載っていない、
お店に関する詳細なデジタル情報を提供することができ
る。例えば、レストランの店頭にある看板やメニューに
取り付けた非接触ICメディアからお店に関する情報や
クーポン券を提供したり、証券会社の店頭で株価情報を
提供したり、不動産店で物件情報を提供したりすること
ができる。一般にデジタル情報を提供する手段として
は、インターネットが広く知られているが、従来は、店
の名前を覚えるなどして、パソコンなどの電子機器を用
いてインターネットに接続し、キーワード検索するか、
URLを入力することによって、デジタル情報が得られ
た。本システムでは、看板を見たときにその場で、瞬時
に、かつ非接触なため容易にデジタル情報を提供するこ
とができる。この非接触情報提供システムは、宣伝効果
と、詳細な情報提供手段とをあわせ持つ特徴を有する看
板を提供することができる。
【0031】(付記)本発明の表示板情報表示方法、又
は表示板情報表示装置・システムは、その各手順をコン
ピュータに実行させるための表示板情報表示処理プログ
ラム、表示板情報表示処理プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体、表示板情報表示処理プ
ログラムを含みコンピュータの内部メモリーにロード可
能なプログラム製品、そのプログラムを含むサーバ等の
コンピュータ等により提供されることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によると、展示物の説明板・街角
に設置されている地図・掲示板等のあらゆる表示情報を
補足するための詳細な付加情報を、提供することができ
る。また、付加情報を文字・音声・写真・図・映像・ア
ニメーション等で伝達することで、今まで以上に誰でも
分かり易く、詳細に補完し、より深い理解を得られるこ
とができる。
【0033】さらに本発明は、視覚や聴覚に障害を持つ
者・高年齢者等でもデジタル情報(文字・音声・写真・
図・映像・アニメーション等)でバリアフリーに利用で
きる。本発明によると、以下のように、特有の効果を奏
する。 1)写真・文字・音声・動画等によって、表示板に書か
れた対象物の詳細な情報を提供できる。 2)表示板が掲げられた対象物の動き・生態等を動画や
音声で提供できる。 3)簡単に表示板が作成でき、作成した場合に、付加情
報を写真・文字・音声・動画等に加工して自由に記憶さ
せることができる。 4)付加情報を電子機器に受信するため、情報を持ち歩
くことができる。 5)パンフレット等を印刷する必要がないため、印刷や
紙にかかっていた費用を削減することができる。 6)音声や動画等を用いることにより、視覚や聴覚に障
害を持つ者や高齢者等もバリアフリーで利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子機器の構成図。
【図2】リーダ/ライタユニットの構成図。
【図3】表示板の構成図。
【図4】付加情報の第1の実施の形態におけるファイル
構成図。
【図5】付加情報を表示するためのフローチャート。
【図6】付加情報の第2の実施の形態におけるファイル
構成図。
【図7】識別子をつける場合のフローチャート。
【図8】付加情報の第3の実施の形態におけるファイル
構成図。
【符号の説明】
1. 電子機器 11.コネクタ 13.表示部 15.スピーカー 17.イヤホン端子 3. リーダ/ライタユニット 31.アンテナ部 33.延長ケーブル 35.接続コネクタ 4. 表示板 41.非接触ICメディア 42.表示情報(写真・絵画・図・文字等)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/07 B42D 15/10 521 G09F 3/10 G06K 19/00 H // B42D 15/10 521 Q (72)発明者 南部 耕 東京都新宿区新宿2丁目1番9号 THビ ル 株式会社キュービット内 Fターム(参考) 2C005 MA09 NA08 NA09 5B035 BA03 BB09 BB11 BC00 CA01 CA06 CA23 CA29 5B058 CA15 CA24 KA01 KA02 KA06 YA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接触ICメディアを備えた表示板であっ
    て、 前記表示板は、展示物の説明板・街角に設置されている
    地図・掲示板等の表示板の情報を補足するための付加情
    報を記憶した非接触ICメディアを備え、 アンテナから非接触ICメディアに記憶された情報を読
    み取るリーダ/ライタユニットを備えた電子機器が、前
    記表示板の記非接触ICメディアに近づけられること
    で、該非接触ICメディアは記憶された付加情報を発信
    し、前記電子機器は該付加情報を受信して可聴表示及び
    /又は可視表示させるようにした表示板。
  2. 【請求項2】前記付加情報は、文字・音声・写真・図・
    映像・アニメーション等の可聴及び/又は可視デジタル
    情報であることを特徴とする請求項1に記載の表示板。
  3. 【請求項3】前記非接触ICメディア及び/又は前記電
    子機器内のメモリーは、前記付加情報に対応したタイト
    ル及び/又は識別子が、さらに記憶されることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の表示板。
  4. 【請求項4】前記非接触ICメディア及び/又は前記電
    子機器内のメモリーは、前記付加情報の表示方法を示す
    付加情報表示プログラムがさらに記憶されることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示板。
  5. 【請求項5】非接触ICメディアを接着剤若しくは圧力
    により貼り付けること又は製造工程中で漉き込む、若し
    くは挟みこむことにより、該非接触ICメディアを内蔵
    した、或いは表示板の付近に非接触ICメディアを設置
    したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の表示板。
  6. 【請求項6】非接触ICメディアを備えた表示板を用い
    て付加情報を得るための表示板情報表示方法であって、 前記表示板の情報を補足するための付加情報を記憶した
    非接触ICメディアに対して、アンテナから非接触IC
    メディアに記憶された情報を読み取るリーダ/ライタユ
    ニットを備えた電子機器が、前記表示板の記非接触IC
    メディアに近づけられることで、該付加情報を読み取
    り、 前記電子機器に、読み取られた付加情報を可聴表示及び
    /又は可視表示させるようにした表示板情報表示方法。
  7. 【請求項7】前記電子機器は、非接触ICメディアから
    受信した付加情報を、識別情報及び/又はタイトルと対
    応して記憶部に1つ又は複数記憶し、所望のときに入力
    部より入力された識別情報又はタイトルにより、記憶部
    から必要な付加情報を読み出し、該付加情報を可聴及び
    /又は可視表示することを特徴とする請求項6に記載の
    表示板情報表示方法。
  8. 【請求項8】前記非接触ICメディア及び/又は前記電
    子機器内のメモリーは、前記付加情報の表示方法を示す
    付加情報表示プログラムをさらに記憶し、前記電子機器
    は該付加情報表示プログラムを読み出し、それを実行す
    ることにより付加情報を可視及び/又は可聴表示するこ
    とを特徴とする請求項6又は7に記載の表示板情報表示
    方法。
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