JP2003329850A - 光ファイバ収納具および光ファイバ収納方法 - Google Patents

光ファイバ収納具および光ファイバ収納方法

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JP2003329850A
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winding shaft
extra length
winding
shaft
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Tomohiko Ueda
知彦 上田
Toshifumi Hosoya
俊史 細谷
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/32Optical fibres or optical cables

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 円形状の本体2の底面部8に固定された
第1巻き取り軸3は第1歯車18と固定しており、第2
巻き取り軸4は第2歯車19と固定しており、これら第
1、第2歯車を連動させる連動部材20とに構成された
光ファイバ収納具である。本体2にはコの字状の規制部
11および光ファイバ9の余長部分10が流入してくる
流入部13とが形成されており、第1巻き取り部材4に
は、溝部15は形成されている。巻き取り方法は、最初
に、余長部分10を規制部11に接触させながら、溝部
15に引っかけておき第2巻き取り軸4を回転させて、
余長部分10を位置決め部15に引っかけながら巻き取
っていく。規制部11から溝部15に延びる光ファイバ
と第2巻き取り軸4との交差は、高さ関係がL>Hのた
め、衝突することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバの余
長部分を巻き取って収容するための光ファイイバ収納具
および光ファイバ収納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1本或いは複数本の光ファイバを用い
て、光部品間を接続する場合に、光ファイバの長さに余
裕を持たせて接続することがある。この場合において、
2つの光部品の接続に必要な長さ以外の光ファイバ(光
ファイバの余長部分ともいう)は、その状態で放置して
おくと、他の部品に引っ掛かったり、光ファイバどうし
が絡み合ってしまうことがある。そこで、光ファイバの
余長部分を上手にまとめておくことが必要となる。
【0003】日本特許登録第2821029号公報に
は、紐類の巻き込み器の技術が開示されている。この公
報には、図9、図10に示すように、第1制限板100
と第2制限板101とから構成され、第1制限板100
には、回転用突起部102、連結部103、巻軸片10
4、結合軸片105、爪106を有している。第2制限
板101には、円形突起部107、環状枠体108、吊
下げ片109、誘導面110、111が備えられてい
る。紐等は、挿入溝113に挿入されて、第1制限板1
00を矢印112方向に回転させることにより、第1制
限板100と第2制限板101とにより形成された空間
に巻き取られて収容される構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の光ファイバにお
いては、光ファイバの特性が飛躍的に向上しており、例
えば、スクリーニング歪み(εP)と疲労係数(n)の
関係が1.25×(6.3×1081/n≦εP≦4.0
を満足する特性を有する光ファイバを光部品間に接続し
て使用することがある。また、例えば、曲げ直径10m
mでの波長1.55μmにおける曲げ損失が1.0dB
/ターン以下の特性を有する光ファイバを使用すること
もある。これらの特性を有する光ファイバ使用して、そ
の余長部分を巻き取って収納する場合には、ファイバ曲
げ直径が15mm程度のかなり小さい光ファイバ収納具
を用いて収納しても、光ファイバの特性は殆ど劣化する
ことがない。
【0005】上述した公報に開示された紐類の巻き込み
器は、複雑な部品構造となっており、例えば、直径15
mm程度に小型化させて、光ファイバの余長部分を巻き
込むには、製造に際し困難が伴う。また、上述の紐類の
巻き込み器では、紐類の巻き込み方向が一方向に限定さ
れており、光ファイバの余長部分を誤って逆方向で巻き
込んだ場合には、誘導面に引っ掛かって、破断する可能
性がある。
【0006】本発明の目的は、光ファイバの余長の収納
作業が容易にでき、小型且つ構造が簡易な光ファイバ収
納具を提供することでる。更に、本発明の目的は、光フ
ァイバ収納具を予め定めた位置に配置した状態で、光フ
ァイバの余長部分を余すことなく収容することができる
光ファイバ収納具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明に係る光ファイバ収納具は、光ファイバ
の余長部分を収納するための光ファイバ収納具におい
て、 余長部分を巻き取るための流入部と、余長部分の
高さを規制するための規制部とが形成された本体部材
と、本体部材の底面部に固定している第1巻き取り軸
と、前記第1巻き取り軸のまわりを回転可能、かつ、自
転可能となるように回転回転手段を有する第2巻き取り
軸と、を備え、前記第2巻き取り軸の先端には前記余長
部分を位置決めするための位置決め部が形成されてお
り、前記底面部から前記第2巻き取り軸の先端までの高
さが、前記底面部から前記規制部までの高さよりも高く
構成したことである。
【0008】また、本発明に係る光ファイバ収納方法
は、光ファイバの余長部分を収納するための光ファイバ
収納方法において、固定している一方の巻き取り軸と、
前記一方の巻き取り軸のまわりを回転可能、かつ、自転
可能な他方の巻き取り軸とを用い、この2つの巻き取り
軸を結ぶ方向に前記余長部分を配置しておき、光ファイ
バの余長部分を他方の巻き取り軸に位置決めさせなが
ら、前記他方の巻き取り軸を自転させて、前記余長部分
を前記一方の巻き取り軸に送り込み、同時に、前記他方
の巻き取り軸を、前記一方の巻き取り軸のまわりを回ら
せて前記一方の巻き取り軸に前記余長部分を巻き付けて
いき、前記2つの巻き取り軸を結んでない方向の光ファ
イバの上を通過して、前記2つの巻き取り軸により前記
余長部分を巻き込んでいくことである。
【0009】本発明に係る光ファイバ収納具および光フ
ァイバ収納方法を用いることで、光ファイバ収納具を予
め所定位置に配置した状態で光ファイバの余長部分を収
容することができる。例えば、光部品が多く搭載された
光通信機器においては、光ファイバ収納具を配置できる
場所が限定されてしまうことがある。本発明に係る光フ
ァイバ収納具を用いれば、その限定されたところに光フ
ァイバ収納具を配置して、光ファイバの余長部分を収納
していくことができる。
【0010】更に、本発明に係る光ファイバ収納具で
は、歯車機構を用いて、第1巻き取り軸に固定された歯
車と、第2巻き取り軸に対し相対回転可能な歯車とによ
り構成してもよい。
【0011】更に、本発明に係る光ファイバ収納具で
は、第1巻き取り軸には溝が形成されており、この溝
は、規制部の高さと第2巻き取り軸の高さとの間に形成
してもよい。
【0012】更に、本発明に係る光ファイバ収納具で
は、本体部材の規制部と、流入部を形成している部材の
縁部は、曲面形状に形成してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る光ファイバ収納具お
よび光ファイバ収納方法の実施形態の一例を、図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明に係る光ファイバ収納具の分
解斜視図である。光ファイバ収納具1は、円形状の本体
2と、第1、第2巻き取り軸3、4と、回転機構5によ
り主に構成されている。本体2は、上部の円筒部6と、
この円筒部6から下方に連続した半円筒部7と、半円筒
部7の下方向の端部と固定している半円形状の底面部8
が設けられている。更に、本体2には、光ファイバ9の
余長部分10の第1、第2巻き取り軸3、4に対する角
度を規制するための、コの字状のファイバ規制部11
と、余長部分10が本体2内に入り込むための流入部1
3とが形成されている。
【0015】半円形状の底面部2を半径方向からみて中
心点となるところで、底面部8に第1巻き取り軸3が固
定して取り付けられている。この第1巻き取り軸3は、
底面部8から円柱形状で延びており、この円柱形状の第
1巻き取り軸3の軸方向の長さの中間よりも下方向に溝
部15が形成されている。この溝部15は、光ファイバ
9の余長部分10を保持規制するところであり、溝部1
5の位置は、ファイバ規制部11と、後述する位置決め
部17を結ぶ線に略一致するように設定されている。
【0016】第2巻き取り軸4は円柱形状に形成されて
おり、この円柱形状の下方端部では、円柱形状の直径よ
りも大きくした余長部分の位置決め部17が形成されて
いる。第2巻き取り軸4の軸方向の長さは、第1巻き取
り軸3の軸方向の長さよりも短くなっており、底面部8
から間隔をあけた状態となっている。第2巻き取り軸4
の位置決め部17から底面部8のまでの間隔Lは、本体
2の第1規制部11の高さHよりも大きく設定されてい
る。この間隔L>高さHという関係は、後述で詳細に説
明するが、第1規制部11にて保持規制された光ファイ
バ9と、余長部分10を巻き取っている第2巻き取り軸
4の位置決め部17とが交差しないように、高さに差を
つけて、両方の衝突を防止することにある。
【0017】回転機構5は、第1歯車18と第2歯車1
9と、この第1、第2歯車18、19を連動するための
連動部材20により構成される。第1歯車18の内周部
21は、円筒形状であり、この内周部21に第1巻き取
り軸3の上部分14が挿入されて固定される。そのた
め、本体2と第1巻き取り軸3と第1歯車18とが互い
に固定した状態をなっており、第1歯車18は回転しな
い構成となっている。第1歯車18と噛みあっている第
2歯車19は、その内周部22が円筒形状であり、この
内周部22に第2巻き取り軸4の上部分16は挿入固定
されている。
【0018】第1歯車18、第2歯車19の上面には、
連動部材20が設けられ、この連動部材20には、第
1、第2歯車18、19の内周部21、22と面したと
ころに2つの円形の第1、第2窪み部23、24が形成
されている。第1巻き取り部材3の上部分14が第1歯
車18の内周部21と挿入固定された状態では、上部分
14は内周部21から突出した状態となっている。この
突出した上部分14は連動部材20の第1窪み部23内
に収容され、この窪み部23と上部分14とは相対回転
可能となっている。
【0019】第2巻き取り軸4の上部分16は、第2歯
車19の内周部22に挿入固定された状態では、内周部
22から突出している。この突出した上部分16は連動
部材20の第2窪み部24内に収容されており、第2窪
み部24と上部分16とは相対回転可能となっている。
したがって、回転機構5の連動部材20を図の矢印Aで
示す方向に動かすと、第2歯車19は、固定された第1
歯車18の回りを矢印A方向に回り、かつ、第2歯車1
9自身が、図の矢印Bで示す方向に自転することができ
る。
【0020】このような構成の光ファイバ収納具1を用
いて、光ファイバ9の余長部分10を収納する(巻き取
っていく)方法を説明する。最初に、光ファイバ収納具
1を持ち上げて、本体2の第1規制部11内に光ファイ
バ9の余長部分10を配置しておく。この時、第2巻き
取り軸4は、本体2の底面部8上から外れたところに配
置しておく。その後、余長部分10を、図2に示すよう
に、第1規制部11に接触させると共に、第1巻き取り
軸3の溝部15に引っかけて、余長部分が傾斜するよう
にする。
【0021】第1巻き取り軸3の溝部15から流入部1
3方向の余長部分10は、ファイバ規制部11と溝部1
5とを結ぶ傾斜線よりも若干高くなるようにしておく。
こうしておくことで、第2巻き取り軸4が回転していっ
て、第2巻き取り軸4と余長部分10とが接触した時
に、第2巻き取り軸4の位置決め部17の上に引っ掛け
ることができる。
【0022】図3は、光ファイバ9の余長部分10が光
ファイバ収納具に傾斜をかけて配置されたところを模式
的に示したものである。この図に示した、第1、第2巻
き取り軸3,4および余長部分10との配置関係は、図
2に示した配置関係と略同一な状態である。この状態か
ら、第2巻き取り軸4が図で示す矢印C方向に動かして
いくと、余長部分10と接触して、第2巻き取り軸4に
余長部分10が引っかかる。
【0023】さらに、矢印C方向に第2巻き取り軸4を
回転させると、図4で示すように、巻き取り軸4に引っ
かかっている余長部分10は、第2巻き取り軸4の自転
により、第1巻き取り軸方向に送り込まれていき、送り
込まれた余長部分は、第1巻き取り軸3の外周面に巻き
付いていく。そのため、本体2の流入部13から余長部
分10が本体2内に流入してくることとなる。この際、
第2巻き取り軸4が自転しないと、初期は第1巻き取り
軸3上に巻き付けることは可能だが、徐々にファイバ張
力と摩擦力により回転不能となってしまう。一方、第1
巻き取り軸3からファイバ規制部11(図1参照)方向
の光ファイバ10‘は、第2巻き取り軸4の自転によ
り、送り込まれることがないため、ファイバ規制部11
側の光ファイバ9(或いは余長部分10)が本体2内に
流れ込むことはない。
【0024】即ち、規制部11側の光ファイバ9は、余
長部分9がない状態にしておき、流入部13側から余長
部分10のみを本体2内に流れ込ませることができる。
更に、第2巻き取り部材4を回転させながら、第1巻き
取り軸の外周面に余長部分10を巻き付けていくと、図
5に示すように、規制部11側の光ファイバ10‘と第
2巻き取り軸4とが平面上では交差する。図6は、規制
部11側の光ファイバ10’と第2巻き取り軸4とが交
差した状態を斜視図で示している。
【0025】交差する位置において、規制部11と第1
巻き取り軸3の溝部15により傾斜された光ファイバ1
0‘の底面部8からの高さはH‘である。一方、第2巻
き取り軸4の位置決め部17から底面部8までの距離は
Lであり、この光ファイバ収納具1は、L>H’の関係
となるように予め設計されている。そのため、この交差
部において、第2巻き取り軸4は、規制部11側の光フ
ァイバ10‘の上の空間部を通過することができるた
め、光ファイバ10’を引っかけることがない。
【0026】交差部を通過した第2巻き取り軸4は、自
転しながら第1巻き取り軸3の回りを回っていき、第1
巻き取り軸3に余長部分10が送り込こんでいき、この
第1巻き取り部3に巻き付けられる余長部分10は2週
目に入っていく。更に、第2巻き取り軸4が第1巻き取
り軸の回りを回転していくと、図7に示すように、流入
部13から本体2内に流れ込んでいる余長部分10と接
触することとなる。ここで、第2巻き取り軸4は、流入
部13から流れ込んでいる余長部分10を引っかけるこ
とができ、第2巻き取り軸4に引っ掛かっている余長部
分10は、2本となる。
【0027】その後は、図8に示すように、第2巻き取
り軸4の自転により、引っ掛かっている2本の余長部分
10A、10Bを送り出している。これら2本の余長部
分10A、10Bのうち、1本目の余長部分10Aは第
1巻き取り軸3に巻き取るために送り出されている、ま
た、2本目の余長部分10Bは、第2巻き取り軸4から
第1巻き取り軸3に引っかかる要に送り出され、更に、
この第1巻き取り軸3を通過して、第2巻き取り部4の
1本目の余長部分10Aとなるために送り出されてい
る。
【0028】第2に巻き取り軸4に2本の余長部分10
A、10Bを引っかけながら、第1巻き取り軸3の回り
を回るところから、余長部分10が本体2に流れ込む
量、即ち、余長部分10の巻き取り量が急に多くなる。
第2巻き取り軸4が、図9に示すように、規制部11側
の光ファイバ11‘の上を通過していき、図10で示す
ような、光ファイバ9の余長部分10が完全に巻き取っ
たところで、巻き取りが終了する。この巻き取りの間
は、光ファイバ収納具1の位置は、巻き取り開始から終
了するまで、ずれることがない。
【0029】本実施形態の光ファイバ収納具1では、第
2巻き取り軸4の自転を利用して、光ファイバ9の余長
部分10を第1巻き取り軸3に送りこんでいるため、第
2巻き取り軸4の外周面は、余長部分と滑りが発生しに
くい材料を用いている。本実施の形態の場合には、第2
巻き取り軸4の外周部はゴム材料により覆わせている
が、余長部分10と滑りが生じにくい材料であれば、ゴ
ム材料には限定されない。更に、本実施形態の光ファイ
バ収納1においては、光ファイバ9、9‘および余長部
分10、10A、10Bと接触するところおよび、接触
するおそれがあるところは、全て曲面加工が施されてい
る。コの字状の規制部11や、流入部13や半円部7の
端部、溝部15は全て曲面加工してある。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
光ファイバ収納具および光ファイバ収納方法をもちいる
ことで、本発明の目的は、光ファイバの余長の収納作業
が容易にでき、小型且つ構造が簡易な光ファイバ収納具
を提供することができる。更に、光ファイバ収納具を予
め定めた位置に配置した状態で、光ファイバの余長部分
を余すことなく収容することができる光ファイバ収納具
も提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る光ファイバ収納具の分解
斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係る光ファイバ収納具の断面
斜視図である。
【図3】図3は、本発明の光ファイバ収納方法を示す模
式図であり、余長部分を巻き取る前の状態である。
【図4】図4は、本発明の光ファイバ収納方法を示す模
式図であり、余長部分を巻き取り始めたところである。
【図5】図5は、本発明の光ファイバ収納方法を示す模
式図であり、光ファイバと巻き取り軸とが交差したとこ
ろである。
【図6】図6は、本発明に係る光ファイバ収納具の断面
斜視図であり、光ファイバと第2巻き取り軸とが交差し
たところである。
【図7】図7は、本発明の光ファイバ収納方法を示す模
式図であり、2本目の余長部分と接触したところであ
る。
【図8】図8は、本発明の光ファイバ収納方法を示す模
式図であり、2本の余長部分を第2巻き取り軸に引っか
けたところである。
【図9】図9は、本発明の光ファイバ収納方法を示す模
式図であり、2本の光ファイバを巻き取り軸4に引っか
けて巻き取っているところである。
【図10】図10は、本発明の光ファイバ収納方法を示
す模式図であり、余長部分の巻き取りが終了したところ
である。
【図11】図11は、従来の紐類の巻き込み器を上面図
である。
【図12】図12は、従来の紐類の巻き込み器を断面図
である。
【符号の説明】
1 光ファイバ収納具 2 本体 3 第1巻き取り軸 4 第2巻き取り軸 5 回転機構 8 底面部 9 光ファイバ 10 余長部分 11 規制部 15 溝部 17 位置決め部 18 第1歯車 19 第2歯車 20 連動部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの余長部分を収納するための
    光ファイバ収納具において、 余長部分を巻き取るための流入部と、余長部分の高さを
    規制するための規制部とが形成された本体部材と、 本体部材の底面部に固定している第1巻き取り軸と、 前記第1巻き取り軸のまわりを回転可能、かつ、自転可
    能となるように回転手段を有する第2巻き取り軸と、を
    備え、 前記第2巻き取り軸の先端には前記余長部分を位置決め
    するための位置決め部が形成されており、 前記底面部から前記第2巻き取り軸の先端までの高さ
    が、前記底面部から前記規制部までの高さよりも高く構
    成したことを特徴とする光ファイバ収納具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバ収納具にお
    いて、前記回転手段が歯車機構であり、前記第1巻き取
    り軸に固定された歯車と、前記第2巻き取り軸に対し相
    対回転可能な歯車とにより構成したことを特徴とする光
    ファイバ収納具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の光ファイバ収
    納具において、前記第1巻き取り軸には溝が形成されて
    おり、この溝は、前記規制部の高さと前記第2巻き取り
    軸の高さとの間に形成されたことを特徴とする光ファイ
    バ収納具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の光ファイバ収納具
    において、前記本体部材の前記規制部と、前記流入部を
    形成している部材の縁部は、曲面形状となっていること
    を特徴とする光ファイバ収納具。
  5. 【請求項5】 光ファイバの余長部分を収納するための
    光ファイバ収納方法において、 固定している一方の巻き取り軸と、前記一方の巻き取り
    軸のまわりを回転可能、かつ、自転可能な他方の巻き取
    り軸とを用い、この2つの巻き取り軸を結ぶ方向に前記
    余長部分を配置しておき、 光ファイバの余長部分を他方の巻き取り軸に位置決めさ
    せながら、前記他方の巻き取り軸を自転させて、前記余
    長部分を前記一方の巻き取り軸に送り込み、同時に、前
    記他方の巻き取り軸を、前記一方の巻き取り軸のまわり
    を回らせて前記一方の巻き取り軸に前記余長部分を巻き
    付けていき、前記2つの巻き取り軸を結んでない方向の
    光ファイバの上を通過して、前記2つの巻き取り軸によ
    り前記余長部分を巻き込んでいくことを特徴とする光フ
    ァイバ収納方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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