JP2003329531A - 圧力ゲージおよび圧力計測システム - Google Patents

圧力ゲージおよび圧力計測システム

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JP2003329531A
JP2003329531A JP2003070868A JP2003070868A JP2003329531A JP 2003329531 A JP2003329531 A JP 2003329531A JP 2003070868 A JP2003070868 A JP 2003070868A JP 2003070868 A JP2003070868 A JP 2003070868A JP 2003329531 A JP2003329531 A JP 2003329531A
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Japan
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pressure
unit
pressure gauge
value
measurement
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JP2003070868A
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English (en)
Inventor
Miyoshi Suzuki
美義 鈴木
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L17/00Devices or apparatus for measuring tyre pressure or the pressure in other inflated bodies

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測値の転記操作を解消できる圧力ゲージお
よび圧力計測システムを提供すること。 【解決手段】 圧力ゲージ1に、外部から導入される圧
力を受けてこの圧力に応じた信号を出力する圧力センサ
61と、圧力センサからの信号を処理して計測値を演算
する演算部71と、演算部で演算された計測値を外部に
送信する送信部72と、前記演算部および送信部に対し
て操作を行うための操作部52とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧力ゲージおよび圧
力計測システムに関し、例えば車両のタイヤ圧力計測に
利用可能なハンドツール式の圧力ゲージおよびこの圧力
ゲージを含む圧力計測システムに関する。
【0002】
【背景技術】従来、流体の圧力を測定する圧力ゲージが
多くの用途に用いられている。例えば、プラントや機器
に組み込まれる圧力ゲージの用途がある。また、ハンド
ツールとしての圧力ゲージの用途がある。ハンドツール
式の圧力ゲージとしては、車両のタイヤに充填される空
気圧を測定するタイヤ圧力ゲージが利用されている。
【0003】タイヤ圧力ゲージは、例えば圧力ゲージの
圧力導入部にチューブを接続し、その先端にタイヤのバ
ルブと接続可能なカプラを取付けた構成とされる。圧力
ゲージの検出要素としては、ダイアフラム式やブルドン
管式等の従来型機械式のほか、圧電素子等を用いた電気
的な検出を行うものが利用される。また、表示要素とし
ては、針式メータのほかデジタル表示式等が採用されて
いる。このようなタイヤ圧力ゲージは、車両のオーナー
や運転者自身によるタイヤの保守点検や調整に用いられ
ている。また、車両のディーラや保守サービス工場、ガ
ソリンスタンドやタイヤショップ等では、業務としてタ
イヤを取り扱うために頻繁に用いられている。タイヤ圧
力ゲージに関連する技術として下記のものが知られてい
る。
【0004】
【特許文献1】英国特許出願公開第2344232号明
細書
【特許文献2】欧州特許出願公開第1116608号明
細書
【特許文献3】国際公開第98/34799号パンフレ
ット
【特許文献4】米国特許第5136285号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両のサー
ビス業務でタイヤ圧力を計測する場合、所期の保守作業
への参照に加えて、車両のオーナーや運転者への報告が
要求されることがある。このために、タイヤ圧力ゲージ
による計測結果を記録する必要がある。
【0006】一般的には、タイヤ圧力ゲージに表示され
た計測値を記録シートに転記し、これを一台の車両に設
置された複数のタイヤに対して順次繰り返すことで対応
している。オーナーや運転者への報告にはコンピュータ
によるデータ管理も導入されているが、タイヤ圧力ゲー
ジを用いた計測作業の後、フロントに戻って手操作で入
力する方式が一般的である。つまり、タイヤ圧力ゲージ
の計測値を記録シートに転記する等の処置は必須であ
り、転記と計測とを繰り返すため作業が煩雑であるとと
もに、転記ミス等の可能性が避けられないという問題が
あった。
【0007】本発明の目的は、計測値の転記操作を解消
できる圧力ゲージおよび圧力計測システムを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力ゲージは、
外部から導入される圧力を受けて当該圧力に応じた信号
を出力する圧力センサと、前記圧力センサからの信号を
処理して計測値を演算する演算部と、前記演算部で演算
された計測値を外部に送信する送信部と、前記演算部お
よび送信部に対して操作を行うための操作部とを有する
ことを特徴とする。
【0009】この構成では、圧力センサおよび演算部で
計測値が得られるとともに、この計測値は送信部から外
部に転送され、適宜なデータ処理装置等により集計や印
刷等することができる。従って、従来の手作業による記
録シート等への転記を解消することができる。
【0010】圧力センサとしては、既存の半導体式圧力
センサ素子等を利用できるとともに、機械式圧力計だが
電気的な信号出力手段を有するもの等も利用できる。演
算部は既存の組込用マイクロコンピュータ等により実現
することができる。演算部を実現するマイクロコンピュ
ータ等は、圧力センサ、送信部および操作部を含む圧力
ゲージ全体の動作制御を行うものとしてもよい。
【0011】送信部としては、既存のデータ通信用の構
成を適宜利用すればよく、有線か無線かあるいはデータ
形式等は任意である。操作部としては、既存の各種スイ
ッチ類が適宜利用可能である。屋外あるいは塵埃の多い
環境下での利用を考慮すると、いわゆるメンブレンスイ
ッチ等の防塵防水性の高いものが望ましい。
【0012】本発明の圧力ゲージにおいて、前記演算部
は前記操作部からのキャンセル操作に基づいて前記送信
部から直前の送信データをキャンセルするキャンセルコ
ードを出力可であることが望ましい。この構成では、計
測作業で誤った計測値が生じても、簡単にキャンセルを
行うことができ、誤計測値がそのまま利用される等の問
題を未然に回避することができる。例えば、タイヤ等の
計測対象への接続不良や計測値が安定するまでに送信操
作を行う等の操作不良などがあると、正常な計測値が得
られない可能性がある。このような誤った計測値を送信
してしまった場合にデータ処理装置まで出向いてキャン
セルすることができるが、作業性が大幅に劣る。しか
し、キャンセルコードの送信で前回の送信データをキャ
ンセルできれば、作業およびその後のデータ処理を円滑
化できる。
【0013】本発明の圧力ゲージにおいて、前記送信部
は外部の受信器に対して無線通信を行うものであること
が望ましい。この構成では、無線通信とすることで、デ
ータ送信用のケーブルを用いる必要がなく、タイヤ等の
計測対象周辺での作業性を向上することができる。
【0014】前述の構成において、前記送信部は送信識
別子(送信ID)の設定変更が可能であることが望まし
い。この構成では、同じ無線通信領域に複数の圧力ゲー
ジがあっても各々を送信IDで識別することができる。こ
のため、同じ計測作業ピット内で多数の圧力ゲージによ
る計測作業を並行して行う業務などにも広く適用するこ
とができる。
【0015】本発明の圧力ゲージにおいて、前記計測値
および各部の状態を表示する表示部を有することが望ま
しい。この構成では、計測値を送信するだけでなく、計
測現場でも視認することができ、計測状況の把握や異常
判別が容易であるとともに、従来の圧力ゲージと同様、
例えばタイヤの空気圧補充といった現場処理に利用する
ことができる。
【0016】本発明の圧力ゲージにおいて、予め設定さ
れた任意の圧力単位となるように、前記計測値をリアル
タイムで変換して表示できる機能を有することが望まし
い。この構成では、PSI、Bar、KPaなど異なる単位で作
業する地域・環境に広く対応できる。
【0017】ここで、前記表示される圧力単位は、同時
に複数の単位で表示可能であってもよい。この構成で
は、作業の関係などで複数の単位での読み取りが必要な
場合であっても複数の単位を相互に切換える切換動作を
省略することができる。したがって、異なる単位系で表
示することを要する別々の測定対象物を順に測定する際
の作業効率を向上させることができる。
【0018】表示部としては、液晶表示(LCD)パネル
等の既存の表示素子が適宜利用できる。表示素子におい
ては所定文字のセグメント表示式、自由な文字や図形が
表示できるドットマトリックス表示式などが適宜選択で
きる。
【0019】本発明の圧力ゲージにおいて、外部の圧力
を導入する着脱可能なモジュールを有することが望まし
い。この構成では、作業環境や状況に応じてモジュール
を選択することで計測操作を円滑にできる。例えば、同
じ姿勢のバルブに対して順次接続する場合であれば所定
形状のパイプ式が操作容易である。
【0020】一方、タイヤのようにバルブの向きがどち
ら向きになるか不定の場合、可撓性のパイプを用いるこ
とでバルブの向きに関わりなく圧力ゲージ本体の姿勢を
一定にすることができ、操作性を良好にすることができ
る。また、チューブは利用に伴って損耗等が避けられな
いが、着脱式であれば交換が容易になる。
【0021】本発明の圧力ゲージにおいて、圧力センサ
は基板に固定されて基板毎交換可能であることが望まし
い。本発明に利用される圧力センサは損耗などが生じた
場合、適宜交換が必要となる。しかし、基板毎の交換と
すれば、圧力センサに対するリード配線の接続といった
細かな作業を交換時に行う必要がなくなり、既存のコネ
クタ等による簡単な操作で圧力センサの交換が行える。
【0022】本発明の圧力ゲージにおいて、演算部は多
点補正を行うソフトウェア式の演算ルーチンを有するこ
とが望ましい。この構成では、多点補正により圧力セン
サの精度補償を確実に行えるとともに、演算ルーチンを
ソフトウェア式とすることで校正操作を簡略化できる。
また、ハードウェア的な補正手段を準備する必要がなく
なり、校正作業自体を任意の時点および場所で簡単に実
施できる。このため、圧力センサの交換等のつど圧力セ
ンサ個々の特性に応じた校正を確実に実施することがで
き、常に高精度な計測を行うことができる。
【0023】前述の構成において、演算部は前記演算を
行うための校正ルーチンを有することが望ましい。この
構成では、外部の校正装置等が不要となり、圧力ゲージ
自体で実施できる。このため、センサ交換時等のつど簡
単に校正を行うことができ、常に高精度な計測を行うこ
とができる。
【0024】本発明の圧力ゲージにおいて、前記演算部
は現在の計測値をホールドするホールド機能を有するこ
とが望ましい。この構成では、逐次変動する計測値をホ
ールドすることができるため、表示を目視確認する場合
等でも読み取りが容易にできる。また、送信に先立って
表示を確認すれば、計測値を得る作業におけるデータ異
常を容易に発見することができる。
【0025】ここで、前記ホールド機能は、一回の測定
サイクルにおいて一定時間以上安定していた計測値をホ
ールドする安定値自動ホールド機能であってもよく、一
回の測定サイクルにおける計測値の最大値を自動ホール
ドするピーク値自動ホールド機能であってもよい。一定
時間以上安定しているとは、前記一定時間にわたって計
測値の変動幅が所定の範囲幅内に納まっている場合など
をさす。これらの自動ホールド機能とする場合、前記圧
力センサに圧を受けた状態で前記操作部にデータ送信操
作があれば前記送信部に現在値を送信させ、圧が解除さ
れた状態で同操作があれば前記送信部に前回のホールド
値を送信させる等の処理が可能となり、これにより更に
効率的な操作が可能となる。
【0026】さらに、前記ホールド機能はオペレータの
マニュアル操作により任意時点の計測値をホールドする
マニュアルホールド機能を有してもよい。この構成で
は、前記2つの自動ホールド機能により、変動しやすい
計測対象に対しても、圧を受けたままの状態で送信操作
を行うことで任意の状態での計測が可能であるととも
に、圧の解除後に送信操作を行うことで自動ホールド機
能を利用して安定した計測を行うことができる。また、
前記マニュアルホールド機能により、前記2つの自動ホ
ールド機能で対応できない計測が可能となる。このた
め、多様な計測形態に柔軟に対応することができる。
【0027】前述の構成において、前記演算部は前記操
作部にホールド値解除操作があった場合および/または
圧力センサに次の圧が導入された場合に保持中のホール
ド値を解除することが望ましい。この構成では、解除操
作により自由にホールド値を解除できるとともに、連続
計測する場合には自動ホールド解除で操作性を良好にで
きる。
【0028】本発明の圧力計測システムは、外部から導
入される圧力を受けて当該圧力に応じた信号を出力する
圧力センサと、前記圧力センサからの信号を処理して計
測値を演算する演算部と、前記演算部で演算された計測
値を外部に送信する送信部と、前記演算部および送信部
に対して操作を行うための操作部とを有する圧力ゲージ
を備えるとともに、前記送信部からの計測値を受信する
受信部と、前記受信した計測値に対して所定のデータ処
理を行う処理部とを有するデータ処理装置を備えている
ことを特徴とする。
【0029】この構成では、圧力ゲージで計測対象の圧
力を計測することで、計測データが圧力ゲージからデー
タ処理装置へと送信され、データ処理装置において記
録、集計、印刷その他の処理を行うことができる。つま
り、圧力センサおよび演算部で計測値が得られるととも
に、この計測値は送信部から受信部に転送され、処理部
において必要なデータ処理が行われる。従って、従来の
手作業による記録シート等への転記を解消することがで
きる。
【0030】圧力センサ、演算部、送信部、操作部とし
ては、先に圧力ゲージに関して説明したものと同様であ
る。受信部は前記送信部に対応したものであればよい。
処理部としては、記録、集計、印刷などの必要な処理を
行うべく、既存のコンピュータシステム等を利用して適
宜構成すればよい。
【0031】本発明の圧力計測システムにおいて、前記
演算部は前記操作部からのキャンセル操作に基づいて所
定のキャンセルコードを出力可、前記受信部は前記送信
部からのキャンセルコードを受けた際に直前の送信デー
タをキャンセルすることが好ましい。この構成では、計
測作業で誤った計測値が生じても、簡単にキャンセルを
行うことができ、誤計測値がそのまま利用される等の問
題を未然に回避することができる。例えば、タイヤ等の
計測対象への接続不良や計測値が安定するまでに送信操
作を行う等の操作不良などがあると、正常な計測値が得
られない可能性がある。このような誤った計測値を送信
してしまった場合にデータ処理装置まで出向いてキャン
セルすることができるが、作業性が大幅に劣る。しか
し、キャンセルコードの送信で前回の送信データをキャ
ンセルできれば、作業およびその後のデータ処理を円滑
化できる。
【0032】本発明の圧力計測システムにおいて、前記
送信部と受信部とは互いに無線通信で結ばれることが好
ましい。この構成では、無線通信とすることで、データ
送信用のケーブルを用いる必要がなく、タイヤ等の計測
対象周辺での作業性を向上することができる。
【0033】前述の構成において、前記受信部は複数の
前記送信部との間に複数の通信回線を接続可能、各送信
部を識別するために送信IDを利用することが望ましい。
この構成では、同じ無線通信領域に複数の圧力ゲージが
あっても各々を送信IDで識別することができる。このた
め、同じ計測作業ピット内で多数の圧力ゲージによる計
測作業を並行して行う業務などにも広く適用することが
できる。
【0034】
【発明の実施の形態】図を参照して以下に本発明の一実
施形態を説明する。 [本実施形態の構成]図1には本実施形態に係る圧力計測
システムSの全体構成が示されている。圧力計測システ
ムSは、それぞれ自動車2のタイヤ21に接続される複
数の圧力ゲージ1と、各圧力ゲージ1と通信を行うデー
タ処理装置3とを有する。
【0035】各圧力ゲージ1は自動車2の各タイヤ21
に順次接続され、各タイヤ21の圧力を計測するととも
に、計測したタイヤ21の圧力データに個別の送信ID
を加えて無線通信によりデータ処理装置3へ送信するも
のである。データ処理装置3は、受信した送信IDを基
に受信したデータがどの圧力ゲージ1から送信されたも
のかを判断し、圧力ゲージ1から受信したデータを車両
や顧客のデータベースの一部として利用するものであ
る。
【0036】図2には本実施形態に係る圧力ゲージ1の
正面外観が示されている。圧力ゲージ1はチューブ4と
本体部5とを有する。チューブ4の一端はタイヤ21に
接続され、他端はチューブ4のネジ式カプラ41と本体
部5のネジ式カプラ51とにより本体部5に着脱可能に
接続されている。これによりタイヤ21の圧力はチュー
ブ4を介して本体部5へ導入される。チューブ4は同じ
形状のネジ式カプラを用いた軟質チューブや硬質チュー
ブ等様々な種類のチューブと交換可能である。
【0037】本体部5は、ABS(acrylonitrile buta
diene styrene)樹脂成型品であり、上下2つの部分を
組み合わせて構成される本体ケース50により覆われて
いる。本体部5の前面中央には、操作ボタン52と16
文字モノクロLCD53とが設けられている。操作ボタ
ン52は、圧力の計測、複数の機能の設定、計測データ
の送信等の操作に用いる。LCD53は計測値や前記機
能の設定状態等を表示する。本体部5の下側は、握りや
すいように本体部5の上側より細くなった円筒状のグリ
ップ部10となっている。
【0038】図3には本実施形態に係る圧力ゲージ本体
部の内部構造が示されている。本体部5の内部には、セ
ンサ基板6、本体基板7、4本の乾電池81(市販のも
の。例えばUM3型)を収納する電池ケース80が設け
られている。センサ基板6はカプラ51に対して垂直に
設けられ、センサ基板6には、カプラ51と連通する圧
力センサ61が固定されている。
【0039】圧力センサ61は、ゲージ圧センサであ
り、故障時にセンサ基板6ごと交換可能である。圧力セ
ンサ61は、チューブ4を介して導入されたタイヤ21
の圧力を受け、その圧力に応じたアナログ電気信号を出
力する。カプラ51は圧力センサ61とチューブ511
で結合されており、カプラ51自体は上下2体の本体ケ
ース50に挟み込まれて固定される。本体基板7は、基
板上のコネクタをセンサ基板6の有するソケットにはめ
込むことで、センサ基板6と垂直に接続している。
【0040】操作ボタン52とLCD53とが有するコ
ネクタが本体基板7の有するコネクタに垂直に接続され
ることで、本体基板7は操作ボタン52とLCD53と
個別に接続している。本体ケース50の背面には、本体
基板7に対応する位置に取外し可能な背面カバー55が
設けられている。電池ケース80は、グリップ部10の
内部に設けられ、通常は外部から見えないようになって
いる。電池ケース80は、グリップ部54に設けられた
取外し可能な電池カバー541を取り外すと、電源とし
ての4本の単三電池81を挿入することができる。
【0041】図4には本実施形態に係る圧力ゲージのシ
ステム構造が示されている。上述の通り、センサ基板6
には本体基板7が接続されている。本体基板7には、マ
イクロコンピュータ71、無線送信機72、キャリブレ
ーションスイッチ73が設けられている。
【0042】マイクロコンピュータ71は、A/Dコン
バータ74、デジタルI/O(入出力インターフェー
ス)75、MPU(マイクロプロセッサ・ユニット)7
6、ワークメモリ77、プログラマブルメモリ78を一
体化したものである。A/Dコンバータ74は、圧力セ
ンサ61からのアナログ信号をデジタル信号に変換(A
/D変換)し、デジタルI/O75に送る。デジタルI
/O75は、A/Dコンバータ74、操作ボタン52、
LCD53、無線送信機72、MPU76、キャリブレ
ーションスイッチ73と個別に接続している。MPU7
6はデジタルI/O75に加えて、ワークメモリ77、
プログラマブルメモリ78と接続している。
【0043】マイクロコンピュータ71は以下の機能を
有している。 (1)A/Dコンバータ74で変換された圧力センサ61
の信号を処理して計測値を演算する機能。 (2)後述する所定規則で計測値をホールドするホールド
機能を有する機能。 (3)後述する所定規則でホールド機能によるホールド値
を解除する機能。 (4)上記計測値又はホールド値をLCD53に表示する
機能。 (5)上記計測値又はホールド値の単位をリアルタイムで
変換する機能。 (6)操作ボタン52の操作により0〜99までの送信I
Dを設定、変更し、プログラマブルメモリ78に記録す
る機能。 (7)操作ボタン52でのデータ送信操作に基づき、無線
送信機72より計測値又はホールド値を送信させる機
能。 (8)操作ボタン52でのキャンセル操作に基づいて、無
線送信機72より直前の送信データをキャンセルするキ
ャンセルコードを出力する機能。 (9)多点補正を伴うソフトウェア式の演算を行う機能。 (10)演算処理の校正処理を行う機能。
【0044】これらの機能は、マイクロコンピュータ7
1がプログラマブルメモリ78に記録されたプログラム
を実行することで実現されるものである。以下、上記
(1)〜(8)の機能をまとめて通常操作ルーチンと呼ぶ。ま
た、上記(9)の機能を多点補正ルーチンと、上記(10)の
機能を校正ルーチンと呼ぶ。
【0045】プログラマブルメモリ78は具体的にはEE
PROM(electrically erasable programmable read-only
memory)であり、送信IDや多点補正データ等を記録
している。背面カバー55を取り外したときに露出す
る、本体基板7の面のうち本体部5の背面側の面に固定
されているソケットからプログラムの書換えが可能であ
る。
【0046】無線送信機72は、デジタルI/O75と
本体部5に設けられたアンテナ9とに接続されている。
無線送信機72はデータ処理装置3との無線通信が可能
であり、マイクロコンピュータ71とデータ処理装置3
との通信の仲立ちをする。キャリブレーションスイッチ
73は、校正ルーチンに入るためのスイッチであり、本
体基板7の面のうち、本体部5の背面側の面に設けら
れ、通常は外部から見えず、背面カバー55を取り外し
たときに露出する。
【0047】図5には本実施形態に係る圧力ゲージの操
作部及び表示部の外観が示されている。操作部としての
操作ボタン52は横一列に並ぶ3つのボタンからなり、
それらは左からPOWER/CLEARボタン521(P/Cボタン5
21)、DATA/ENTERボタン522(D/Eボタン52
2)、UNIT/SELECTボタン523(U/Sボタン523)で
ある。これらは圧力ゲージ1の操作に用いられ、いずれ
もメンブレン式防塵型である。表示部としての16文字
モノクロLCD53は、操作ボタン52の上側に設けら
れ、計測値、各機能設定画面等を表示する。
【0048】データ処理装置3は、受信部としての無線
受信機であるPCMCIA規格カードと、データ処理部として
のノートパソコンよりなる(いずれも図示せず)。無線
受信機は、ノートパソコンに着脱可能であり、無線送信
機72との通信が可能である。ノートパソコンは、予め
顧客名、車両番号、圧力ゲージ1のIDを入力してお
き、無線受信機で受信した計測データをIDコードごと
に振り分け、車両番号(登録番号)、ユーザ名ごとのデ
ータベースに記録する。また、キャンセルコードを受信
した際は、該当するIDコードの直近データを消去す
る。記録されたデータは顧客データベース、車両データ
ベースとして検索可能となっている。
【0049】図6には本実施形態に係る通常操作ルーチ
ンのフローチャートが示されている。作業者が圧力ゲー
ジ1の電源をオンすると(処理S61)、圧力ゲージ1
の操作モードは圧力の測定を行い測定データを送信する
ノーマルモードとなる(処理S62)。ノーマルモード
では、タイヤ21の圧力印加後、計測値が例えば500ms
以上安定するとその値が自動的にホールドされるように
なっている(オートホールド機能)(図7参照)。ま
た、ホールド後計測値がゼロになり、再度圧力が印加さ
れると自動的にホールドが解除されるようになっている
(オートホールド解除機能)。
【0050】ノーマルモードにおいて後述する操作を行
うと、送信IDの設定を行うID設定モードまたは電源
がオフの状態であるスリープモードとなるようになって
いる(処理S63、処理S64)。
【0051】ID設定モードとなると、まず、図8に示
されるように、表示されたID番号を登録するID設定
了解画面53Aが表示され、続いてID番号を増加させ
るID増加画面53Bと、ID番号を減少させるID減
少画面53Cとがこの順番に表示される(処理S63、
処理S631、処理S632)。ID減少画面53Cの
次はID設定了解画面53Aが表示される(処理S63
3)。ID設定了解画面53AでID番号が設定される
と、圧力ゲージ1の操作モードはノーマルモードとなる
ように構成されている(処理S65)。スリープモード
において再び電源投入動作を行うと再びノーマルモード
となる(処理S66)。
【0052】なお、ノーマルモードにおいて、オペレー
タのマニュアル操作により電源オフすることが可能であ
る(マニュアルスリープ機能)。加えて、所定時間(例
えば5分間)操作がなされないと圧力ゲージ1は自動的
にスリープモードとなるように構成されている(オート
スリープ機能)。マニュアルスリープ機能においては、
誤操作で不用意に電源を切らないように、P/Cボタン5
21を所定時間(例えば2秒)押し続けることで電源オ
フの操作ができるようになっている。
【0053】通常操作時の各モードにおいて、P/Cボタ
ン521、D/Eボタン522、U/Sボタン523は以下の
ように構成されている。ノーマルモードにおいて、測定
値(ホールド値)が表示された状態でD/Eボタン522
を1回押すと、LCD53に矢印「←」が表示され、そ
の後D/Eボタン522を離すと測定値(ホールド値)が
送信される。ノーマルモードにおいて、D/Eボタン52
2を2−4秒間押し続け、その後D/Eボタンを離すと測
定値の代わりに「キャンセル」の文字が表示される。そ
して、D/Eボタン522が押されると直近送信値のキャ
ンセルコード(ID番号付)が送信される。ノーマルモー
ドにおいて、D/Eボタン522を4秒以上押し続けると
ID設定モードとなる。
【0054】ノーマルモードにおいて、P/Cボタン52
1を1回押すと計測値(ホールド値)がクリアされ、新
たな計測値を表示する。ノーマルモードにおいて、P/C
ボタン521を2秒以上押し続けると電源がオフになる
(スリープモードになる)。ノーマルモードにおいて、
U/Sボタン523を1回押すごとに表示計測値の単位がB
ar/PSI、またはKPa/PSIの間で切り換わる。ここでBar/P
SIで切換えるか、またはKPa/PSIで切換えるかは後述す
る機能設定変更により行う。
【0055】ID設定モードにおいて、U/Sボタン52
3を1回押すごとに、LCD53の画面がID増加画面
53B、ID減少画面53C、ID設定了解画面53A
の順で切り換わる。ID増加画面53B、ID減少画面
53C、ID設定了解画面53Aのいずれの画面でも、
P/Cボタン521を1回押すとノーマルモードに戻る。
ただし、この操作ではIDは変更されない。
【0056】ID増加画面53Bにおいて、D/Eボタン
522を1回押すとIDが1増加し、押し続けるとID
が連続して増加する。ID減少画面53Cにおいて、D/
Eボタン522を1回押すとIDが1減少し、押し続け
るとIDが連続して減少する。ID設定了解画面53A
において、D/Eボタン522を1回押すとその時点で表
示されているIDが新しいIDとして設定され、圧力ゲ
ージ1はノーマルモードに戻る。なお、内部処理自体は
KPaのデータで行っており、外部表示時、外部送信時に
ソフトで変換されるものである。表示単位は任意の時点
で変換可能であり、表示の直前や送信の直前であっても
よい。
【0057】図9には本実施形態に係る校正ルーチンの
フローチャートが示されている。作業者が背面カバー5
5を取り外した後キャリブレーションスイッチ73を押
しながら電源をオンすると(処理S91)、圧力ゲージ
1の操作モードはキャリブレーション値の初期化や追加
及び機能設定の変更を行うキャリブレーションモードと
なる(処理S92)。キャリブレーションモードでは図
9に示すように、P/Cボタン521を押すことによって
開始されるキャリブレーション値の初期化(処理S9
3、S94)、D/Eボタン522を押すことによって開始
されるキャリブレーション値の追加(処理S95、S9
51〜S953、S98)、U/Sボタン523を押すこ
とによって開始される機能設定の変更(処理S9A、S
9B)が行えるようになっている。
【0058】キャリブレーションモードとなると、LC
D53に、左からキャリブレーションモードシンボル
「C」、ゾーン番号、現在圧力値(単位KPa)を表示する
現在値表示画面53D(図10)が表示されるようにな
っている。現在値表示画面53Dでの表示内容の確認
後、操作モードは、キャリブレーション値を初期化する
初期化モードまたはキャリブレーション値を入力するキ
ャリブレーション値設定モードまたは圧力ゲージ1がオ
フとなるスリープモードまたは各種機能の設定変更を行
う機能設定変更モードとなる(処理S93、S95、S
99、S9A)。
【0059】初期化モードとなると、キャリブレーショ
ン値の初期化を行うキャリブレーション値初期化画面5
3E(図11)が表示され、キャリブレーション値の初
期化が終了するとキャリブレーションモードに戻るよう
になっている(処理S94)。また、キャリブレーショ
ン値設定モードを選択した際、プログラマブルメモリ7
8に空きがないときはその旨のエラーメッセージを表示
するエラーメッセージ表示画面53F(図12)が表示
された後、初期化モードに移るようになっている(処理
S96、S97)。そして、初期化モードでキャリブレ
ーション値の初期化を行った上、現在値表示画面53D
を介してキャリブレーション値設定モードに移る(処理
S94,S95)。
【0060】キャリブレーション値設定モードとなる
と、まず、図13に示すように、表示されたキャリブレ
ーション値を登録するキャリブレーション値設定了解画
面53Gが表示され、続いてキャリブレーション値を増
加させるキャリブレーション値増加画面53Hと、キャ
リブレーション値を減少させるキャリブレーション値減
少画面53Iとがこの順番に表示されるようになってい
る(処理S95、S951、S952)。キャリブレー
ション値減少画面53Iの次はキャリブレーション値設
定了解画面53Gが表示される(処理S953)。
【0061】キャリブレーション値設定了解画面53G
には左からキャリブレーションモードシンボル「C」、
ゾーン番号、現在圧力値及び設定圧力値(単位KPa)、
及び「OK?」の文字が表示されるようになっている。
キャリブレーション値増加画面53Hには左からキャリ
ブレーションモードシンボル「C」、ゾーン番号、現在
圧力値及び設定圧力値(単位KPa)、及び「(+)」の
記号が表示されるようになっている。キャリブレーショ
ン値減少画面53Iには左からキャリブレーションモー
ドシンボル「C」、ゾーン番号、現在圧力値及び設定圧
力値(単位KPa)、及び「(−)」の記号が表示される
ようになっている。
【0062】キャリブレーション値設定了解画面53G
で新しいキャリブレーション値が設定されると、操作モ
ードは現在値表示画面53Dに戻るように構成されてい
る(処理S98)。機能設定変更モードとなると、機能
設定を行う機能設定変更画面53J(図14)が表示さ
れ、デフォルト単位(PSIまたはBar/KPa)の選択、国際
標準化機構(ISO)単位として表示する単位(Barまたは
KPa)の選択、自動ホールド機能の選択、スリープ機能
の選択ができるようになっている。機能設定が終了する
と現在値表示画面53Dに戻るように構成されている
(処理9B)。
【0063】自動ホールド機能として、一回の測定サイ
クルにおいて一定時間以上安定していた計測値を自動ホ
ールドする安定値自動ホールド機能、または、一回の測
定サイクルにおける計測値の最大値を自動ホールドする
ピーク値自動ホールド機能を選択可能である。スリープ
機能として、所定時間無操作の場合に自動的に電源オフ
するオートスリープ機能とオペレータのマニュアル操作
により電源オフするマニュアルスリープ機能とを有効と
する場合と、マニュアルスリープ機能のみを有効とする
場合とを選択可能である。マニュアルスリープ機能にお
いては、誤操作で不用意に電源を切らないように、P/C
ボタン521を所定時間(例えば2秒)押し続けること
で電源オフの操作ができるようにすることが望ましい。
また、運搬中等に誤って電源オン状態になることを避け
るために、電源オンもボタンを所定時間押し続けるよう
にしてもよい。
【0064】演算ルーチン校正時の各モードにおいて、
P/Cボタン521、D/Eボタン522、U/Sボタン523
は以下のように構成されている。現在値表示画面53D
においてP/Cボタン521を押すとキャリブレーション
値初期化画面53Eに切り換わる。キャリブレーション
値初期化画面53EにおいてD/Eボタン522を押すと
プログラマブルメモリ78に記録されているキャリブレ
ーション値がクリアされ、現在値表示画面53Dが表示
される。
【0065】現在値表示画面53DにおいてP/Cボタン
521を2秒以上押し続けるとゲージはオフとなる(ス
リープモード)。現在値表示画面53Dにおいて、D/E
ボタン522を押すとプログラマブルメモリ78の空き
を確認する。もし空きがあればキャリブレーション値設
定了解画面53Gが表示され、空きがなければエラーメ
ッセージ表示画面53Fが表示される。エラーメッセー
ジ表示画面53Fが表示されているときにP/Cボタン5
21を押すとキャリブレーション値初期化画面53Eと
なる。
【0066】キャリブレーション値設定了解画面53G
において、U/Sボタン523を1回押すごとに、LCD
53の画面がキャリブレーション値増加画面53H、キ
ャリブレーション値減少画面53I、キャリブレーショ
ン値設定了解画面53Gの順で切り換わる。キャリブレ
ーション値増加画面53H、キャリブレーション値減少
画面53I、キャリブレーション値了解画面53Gのい
ずれの画面でも、P/Cボタン521を1回押すとキャリ
ブレーション値を変更せずに現在値表示画面53Dに戻
る。キャリブレーション値増加画面53Hのとき、D/E
ボタン522を1回押すとキャリブレーション値が1増
加し、押し続けるとキャリブレーション値が連続して増
加する。キャリブレーション値減少画面53Iのとき、
D/Eボタン522を1回押すとキャリブレーション値が
1減少し、押し続けるとキャリブレーション値が連続し
て減少する。キャリブレーション値了解画面53Gのと
き、D/Eボタン522を1回押すとその時点で表示され
ているキャリブレーション値が新しいキャリブレーショ
ン値として追加設定され、現在値表示画面53Dとな
る。
【0067】現在表示画面53DにおいてU/Sボタン5
23を押すと機能設定変更画面53Jに切り換わる。機
能設定変更画面53JにおいてP/Cボタン521を押す
と、設定を変更せずに現在値表示画面53Dに戻る。機
能設定変更画面53JにおいてU/Sボタン523を1回
押すごとに、設定項目が切り換わる。即ち、機能設定変
更画面53Jに表示されるカーソルの位置が、デフォル
ト単位、表示するISO単位、ホールド機能、スリープ機
能の各選択メニュー、及び設定を登録するための設定登
録メニューの間で切り換わる。機能設定変更画面53J
の上記各選択メニューにカーソルが表示されている場合
にD/Eボタン522を1回押すごとに、各選択メニュー
内の選択肢が切り換わる。機能設定変更画面53Jの上
記設定登録メニューにカーソルが表示されている場合に
D/Eボタン522を押すと、その際に表示されている各
選択メニューの内容が登録され、現在値表示画面53D
に戻る。
【0068】本実施形態における多点補正ルーチンは以
下のように実行されるものである。 (1)計測範囲の最大圧力値・最小圧力値のデフォルト値
及びそれに対応する電圧値のデフォルト値をプログラマ
ブルメモリ78に記録する。これらデフォルト値は、圧
力センサ61の計測範囲の最小値(例えば0KPa)とその
最小値に応じた圧力センサ61の最小電圧値(例えば+
0.2V)、及び同計測範囲の最大値(例えば1067KPa)と
その最大値に応じた圧力センサ61の最大電圧値(例え
ば+5V)を有する。 (2)上記デフォルト値を記録した状態で圧力をかけずに
電源が投入されると、その際のセンサ出力電圧値が圧力
値0に対応される。 (3)最小電圧値-最大電圧値の間の電圧に対応する圧力値
を以下の式に入力する。
【0069】
【数1】
【0070】ここで、P(V)は表示計測値、Vは入力電圧
値(A/D出力)、Viは各補正点における電圧入力値、Piは
各補正点における補正値である(図15参照)。各項の
値は補正パラメータテーブル(図16)において管理さ
れる。入力可能な補正点の数はプログラマブルメモリ7
8の容量に依存する。実用上は3〜5個の補正点で十分で
あると思われる。
【0071】[本実施形態における測定操作]本実施形態
に係る圧力ゲージは上記構成に基づき通常操作時には以
下のように操作する。 (1)圧力ゲージ1の電池ケース80に電源として4本の
乾電池81を入れる。 (2)P/Cボタン521を1回押して電源を入れる。電源を
入れると圧力ゲージ1はノーマルモードになる。 (3)ノーマルモードにおいて、U/Sボタン523を押して
表示計測値の単位をBar、PSI、KPaのいずれかに合わせ
る。 (4)ノーマルモードにおいて、D/Eボタン522を4秒以
上押し続け、操作モードをID設定モードとする。
【0072】(5)ID設定モードのID設定了解画面5
3Aにおいて現在のID番号を確認する。 (6-1)現在のID番号を変更しない場合は、P/Cボタン5
21を1回押し、ノーマルモードに戻る。 (6-2)現在のID番号を増加させる場合は、U/Sボタン5
23を1回押してID増加画面53Bとし、さらにD/E
ボタン522を押してID番号を増加させる。 (6-3)現在のID番号を減少させる場合は、U/Sボタン5
23を2回押してID減少画面53Cとし、さらにD/E
ボタン522を押してID番号を減少させる。 (7)ID番号を増加または減少させたら、U/Sボタン52
3を押してID設定了解画面53Aに切り替える。 (8)ID設定了解画面53AにおいてD/Eボタン522を
1回押し、その時点で表示されているID番号を新しい
ID番号として登録する(ノーマルモードに戻る)。
【0073】(9)チューブ4の先端をタイヤ21に接続
する。 (10)LCD53を見ながら、タイヤ21の圧力を計測す
る。 (11)ノーマルモードにおいて、測定値(ホールド値)が
表示された状態でD/Eボタン522を1回押した後、D/E
ボタン522を離し、測定値(ホールド値)を送信す
る。 (12)上記(9)〜(11)を繰り返す。 (13)P/Cボタン521を2秒以上押し続け、電源をオフ
にする(スリープモード)。
【0074】[本実施形態における演算ルーチンの校正
操作]本実施形態に係る圧力ゲージは上記構成に基づき
演算ルーチンの校正時には以下のように操作する。 (1)背面カバー55を取り外した後、キャリブレーショ
ンスイッチ73を押しながらP/Cボタン521を押し電
源をオンする。そうすると圧力ゲージ1はキャリブレー
ションモードとなり、LCD53に現在値表示画面53
Dが表示される。 (2)現在値表示画面53Dにおいて、P/Cボタン521を
押すことによって始まるキャリブレーション値の初期化
(処理S93、S94)、D/Eボタン522を押すことに
よって始まるキャリブレーション値の追加(処理S9
5、S951〜S953、S98)、U/Sボタン523
を押すことによって始まる機能設定の変更(処理S9
A、S9B)を適宜行なうことで、キャリブレーション
値の追加・変更、機能設定の変更を行う。 (3)P/Cボタン521を2秒以上押して電源オフし、再度P
/Cボタン521を押して電源オンし、通常操作を行う。
【0075】[本実施形態に係る効果]上記のような本実
施形態によれば、次のような効果が得られる。 (1)圧力ゲージの計測値を外部に送信可能としたので転
記が不要となり作業性が向上する。 (2)キャンセルコードを出力可能としたので、避けられ
ない誤計測の対応が容易となりデータ処理の円滑化が図
られる。 (3)外部送信を無線通信としたので更に作業性が向上す
る。 (4)圧力ゲージの送信IDを設定可能としたので、複数
の測定器が同時に使用可能となる。 (5)表示部を設けたので、計測操作を円滑に行うことが
できる。
【0076】(6)チューブを着脱可能としたので、作業
環境に応じたチューブの選択が可能となり、計測操作が
円滑となる。加えてチューブ損耗時の交換が容易とな
る。 (7)圧力センサをセンサ基板ごと交換可能としたので、
圧力センサ故障時の交換が容易となる。 (8)多点補正を行うソフトウェア式の演算ルーチンを有
するので、高精度の校正が保証可能となり、かつ簡略化
可能となる。 (9)演算ルーチンの校正を行うための校正ルーチンを有
するので、圧力センサ交換時の校正が容易となる。した
がって常に高精度を保証可能である。 (10)ホールド機能を有するので任意の計測が可能とな
る。加えて自動ホールド機能を加えたため操作性が向上
する。更に圧力ゲージは、計測の際にコンプレッサによ
る加圧やデフレータによる減圧があってもオートホール
ド機能により計測可能である。
【0077】(11)自動ホールド解除機能を有するので、
操作性が向上する。 (12)圧力ゲージとデータ処理装置とで送信可能としたの
で転記が不要となり作業性が向上する。 (13)表示単位や動作モードなどのデフォルト設定につい
てカスタマイズメニューを設けたので、デフォルト設定
を自由に変更できる。これにより、同一のファームウェ
アで異なる設定要求への対応が可能となる。
【0078】[変形例]なお、本発明は前記実施形態に限
定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲
での変形、改良は本発明に含まれるものである。例え
ば、前記実施例では、計測器が圧力ゲージであったが、
タイヤ溝ゲージ等他の計測器としてもよく、またこれら
を組合せてもよい。データ処理装置の位置を固定して用
いていたが、これに限定されず、測定者が持ち歩く構成
としてもよい。この場合、タイヤ測定後すぐにデータを
確認し、測定現場でユーザと一緒にデータを確認でき
る。
【0079】データ処理装置のデータ処理部をノートパ
ソコンとしたが、デスクトップパソコンやPDA(pers
onal digital assistant)としてもよい。データ処理装
置の無線受信機をPCMCIA規格カードとしたが、無線受信
機を内蔵するような構成や、別の外部端子、例えばRS23
2Cポートを用いて外付けする構成としてもよい無線送信
部、無線受信部間の通信は、無線送信部から無線受信部
への一方向のみで行われていたが、無線受信部から無線
送信部へデータ受信確認信号を送信し、またはデータ処
理装置から圧力ゲージへ圧力データ送信の命令を出すよ
うな双方向の構成としてもよい。
【0080】測定物とチューブをつなげ、圧力ゲージ内
に圧力センサを設ける構成としたが、これに限定され
ず、圧力センサを圧力ゲージの外部に設け、圧力センサ
と圧力ゲージをケーブルでつなぐ構成としてもよい。表
示部として16文字モノクロLCDを用いたが、これに
限定されず、発光ダイオード(LED)やカラーLCD
等適宜使用可能である。操作部として3個の操作ボタン
を用いたが、これに限定されずより多く、又はより少な
い操作ボタンを用いてもよい。更にボタン操作によら
ず、パソコンのプログラム処理により外部制御するよう
な構成であってもよい。圧力ゲージとデータ処理装置と
が無線通信で結ばれていたが、これに限定されず、銅線
や光ファイバなど有線通信であってもよい。
【0081】A/Dコンバータ、デジタルI/O、MP
U、ワークメモリ、プログラマブルメモリがマイクロコ
ンピュータ内に一体とされていたが、これに限定されず
別々とされてもよい。前記実施例ではBarとPSIとの組合
せまたはKPaとPSIとの組合せを選択した上で選択された
組合せに含まれる単位を切替えて表示していたが、単に
2つの単位Bar、PSIを交互に表示したり、Bar/PSI/KPaの
三種類の表示等としてもよい。あるいは、Bar及びPSIの
ような2種並列表示としてもよい。前記実施例では内部
処理データをKPaとしたが、これに限らず、PSI、Bar等
その他の単位系でもよい。
【0082】前記実施例のマニュアルスリープ機能にお
いては、P/Cボタン521を所定時間押し続けることで
電源オフの操作ができるようになっていたが、運搬中等
に誤って電源オン状態になることを避けるために、電源
オンもボタンを所定時間押し続けるようにしてもよい。
前記実施例では計測値のホールド機能は安定値自動ホー
ルド機能及びピーク値自動ホールド機能であったが、オ
ペレータのマニュアル操作により任意時点の計測値をホ
ールドするマニュアルホールド機能としてもよい。マニ
ュアルホールド機能は既存の測定回路技術で適宜実現す
ればよい。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、計測値の転記操作を解
消できる圧力ゲージおよび圧力計測システムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る圧力計測システム構成図であ
る。
【図2】本実施形態に係る圧力ゲージの正面外観図であ
る。
【図3】本実施形態に係る圧力ゲージ本体部の幅方向の
中心線を通る縦断面図である。
【図4】本実施形態に係る圧力ゲージのシステムブロッ
ク図である。
【図5】本実施形態に係る圧力ゲージの操作部及び表示
部の外観図である。
【図6】本実施形態に係る通常操作ルーチンのフローチ
ャートである。
【図7】本実施形態に係るオートホールド機能を示す図
である。
【図8】本実施形態に係るID設定モードの表示画面で
ある。
【図9】本実施形態に係る校正ルーチンのフローチャー
トである。
【図10】本実施形態に係るキャリブレーションモード
の表示画面である。
【図11】本実施形態に係る初期化モードの表示画面で
ある。
【図12】本実施形態に係るエラーメッセージ表示画面
である。
【図13】本実施形態に係るキャリブレーション値設定
モードにおける表示画面である。
【図14】本実施形態に係る機能設定変更モードの表示
画面である。
【図15】本実施形態に係る多点補正の方法を示す図で
ある。
【図16】本実施形態に係る多点補正パラメータテーブ
ルである。
【符号の説明】
1 圧力ゲージ 3 データ処理装置 4 チューブ 6 圧力センサを固定する基板であるセンサ基板 52 操作部である操作ボタン 53 表示部であるLCD 61 圧力センサ 71 演算部であるマイクロコンピュータ 72 送信部である無線送信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08C 17/02 G08C 17/00 B Fターム(参考) 2F055 AA12 BB19 CC60 DD20 EE40 FF05 FF34 FF45 GG03 GG31 HH05 2F073 AA03 AA34 AB12 BB01 BC02 CC01 CC12 CC14 FG01 FG02 FH08 GG01 GG04 GG06 GG07 GG08 2F076 AA06 AA15 AA18 BA01 BD11 BE04 BE06 BE12 BE18

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から導入される圧力を受けて当該圧
    力に応じた信号を出力する圧力センサと、前記圧力セン
    サからの信号を処理して計測値を演算する演算部と、前
    記演算部で演算された計測値を外部に送信する送信部
    と、前記演算部および送信部に対して操作を行うための
    操作部とを有することを特徴とする圧力ゲージ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の圧力ゲージおいて、前
    記演算部は前記操作部からのキャンセル操作に基づいて
    前記送信部から直前の送信データをキャンセルするキャ
    ンセルコードを出力可能であることを特徴とする圧力ゲ
    ージ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の圧力ゲ
    ージおいて、前記送信部は外部の受信器に対して無線通
    信を行うものであることを特徴とする圧力ゲージ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の圧力ゲージおいて、前
    記送信部は送信識別子の設定変更が可能であることを特
    徴とする圧力ゲージ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の圧力ゲージおいて、前記計測値および各部の状態を
    表示する表示部を有することを特徴とする圧力ゲージ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の圧力ゲージおいて、予
    め設定された任意の圧力単位となるように、前記計測値
    をリアルタイムで変換して表示できることを特徴とする
    圧力ゲージ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の圧力ゲージおいて、前
    記表示される圧力単位は、同時に複数の単位で表示可能
    であることを特徴とする圧力ゲージ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の圧力ゲージおいて、外部の圧力を導入する着脱可能
    なチューブを有することを特徴とする圧力ゲージ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載の圧力ゲージおいて、圧力センサは基板に固定されて
    基板毎交換可能であることを特徴とする圧力ゲージ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の圧力ゲージおいて、演算部は多点補正を行うソフ
    トウェア式の演算ルーチンを有することを特徴とする圧
    力ゲージ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の圧力ゲージおい
    て、演算部は前記演算ルーチンの校正を行うための校正
    ルーチンを有することを特徴とする圧力ゲージ。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載の圧力ゲージおいて、前記演算部は現在の計測値
    をホールドするホールド機能を有することを特徴とする
    圧力ゲージ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の圧力ゲージおい
    て、前記ホールド機能は、一回の測定サイクルにおいて
    一定時間以上安定していた計測値をホールドする安定値
    自動ホールド機能であることを特徴とする圧力ゲージ。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の圧力ゲージおい
    て、前記ホールド機能は、一回の測定サイクルにおける
    計測値の最大値を自動ホールドするピーク値自動ホール
    ド機能であることを特徴とする圧力ゲージ。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の圧力ゲージおい
    て、前記ホールド機能はオペレータのマニュアル操作に
    より任意時点の計測値をホールドするマニュアルホール
    ド機能を有することを特徴とする圧力ゲージ。
  16. 【請求項16】 請求項12ないし請求項15のいずれ
    かに記載の圧力ゲージおいて、前記演算部は前記操作部
    にホールド値解除操作があった場合および/または圧力
    センサに次の圧が導入された場合に保持中のホールド値
    を解除することを特徴とする圧力ゲージ。
  17. 【請求項17】 外部から導入される圧力を受けて当該
    圧力に応じた信号を出力する圧力センサと、前記圧力セ
    ンサからの信号を処理して計測値を演算する演算部と、
    前記演算部で演算された計測値を外部に送信する送信部
    と、前記演算部および送信部に対して操作を行うための
    操作部とを有する圧力ゲージを備えるとともに、前記送
    信部からの計測値を受信する受信部と、前記受信した計
    測値に対して所定のデータ処理を行う処理部とを有する
    データ処理装置を備えていることを特徴とする圧力計測
    システム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の圧力計測システム
    において、前記演算部は前記操作部からのキャンセル操
    作に基づいて所定のキャンセルコードを出力可、前記受
    信部は前記送信部からのキャンセルコードを受けた際に
    直前の送信データをキャンセルすることを特徴とする圧
    力計測システム。
  19. 【請求項19】 請求項17または請求項18に記載の
    圧力計測システムにおいて、前記送信部と受信部とは互
    いに無線通信で結ばれることを特徴とする圧力計測シス
    テム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の圧力計測システム
    において、前記受信部は複数の前記送信部との間に複数
    の通信回線を接続可能、各送信部を識別するために送信
    識別子を利用することを特徴とする圧力計測システム。
JP2003070868A 2002-03-27 2003-03-14 圧力ゲージおよび圧力計測システム Pending JP2003329531A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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